JP4834685B2 - 入賞装置 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ遊技機の入賞装置に関する。
近年、パチンコ遊技機において、遊技盤面上の遊技領域の中央部に配置される液晶表示器等からなる図柄表示装置の画面や役物を大型化する傾向があり、図柄表示装置の画面や役物の大型化に伴い、入賞装置の小型化、すなわち、図柄表示装置の画面や役物の真下に配置される始動入賞口装置例えば電動チューリップ装置の小型化、さらには、始動入賞口装置の真下に配置されるアタッカー装置の小型化が求められるようになっている。なお、アタッカー装置は、周知のように、通常の遊技状態では遊技球の入賞を不可能にするよう閉塞状態を維持し、大当たりが発生したときは、遊技球の入賞を可能にするよう所定ラウンド数だけ開放状態となり、遊技者に多数の賞球の払出を可能にする装置である。
従来、アタッカー装置の小型化特に高さ寸法の短縮化を図ることを目的として、特許文献1に記載のアタッカー装置が提案されている。
この特許文献1に記載のアタッカー装置は、遊技盤面と略面一に配置される前面を有し、この前面に左右方向に長くかつ上下方向に短い開口部が形成された本体ハウジングと、本体ハウジングの開口部に配設され、開口部を開放及び閉塞する揺動扉と、本体ハウジングの床面上に配置され、遊技球の通過を検知する球検知部であって、開口部の開放時、開状態の揺動扉の裏面上に受止められ本体ハウジングの床面上に進入してきた遊技球の通過を検知する球検知部とを備えて構成される。
そして、特許文献1に記載のアタッカー装置は、球検知部を正面視右側に1個設け、球検知部は、前後方向に貫通した球通路部を通過する遊技球を検知するよう構成されるとともに、球検知部の前方に、揺動扉と平行に幅狭な傾斜面を配置し、開口部の開放時に、開状態の揺動扉の裏面で受止められた遊技球を傾斜面によって球通路部へ誘導するよう構成されている。
しかし、上記特許文献1に記載のアタッカー装置によると、揺動扉の裏面上から傾斜面上へ移動した遊技球が、傾斜面の後縁から垂直に立ち上がっている壁面に衝突し、この壁面で跳ね返されて揺動扉の裏面上に戻り、その後再び傾斜面上に移動する現象が発生しやすいと考えられる。特に、アタッカー装置の高さ寸法の短縮化を図るべく揺動扉の高さ寸法を短縮化した場合には、開状態の揺動扉が略水平状態になるまで揺動扉の開度を拡大させないと遊技球を開口部に導き入れることが難しくなるが、このように揺動扉の高さ寸法を短縮化させ、揺動扉の開度を拡大させた場合に、遊技球が揺動扉の裏面上まで戻る確率がより一層高くなると考えられる。
また、上記特許文献1に記載のアタッカー装置によると、傾斜面上の遊技球の移動方向と球通路部を通過する遊技球の移動方向とが直交しているため、傾斜面上から球通路部への遊技球の移動が円滑に行なわれ難いと考えられる。さらに、球通路部が1つのみであることから、この1つの球通路部に複数個の遊技球が集まり、遊技球が球通路部を円滑に通過できないおそれがある。
上記のような事態が発生すると、遊技球が揺動扉の裏面上で受止められた時点から当該遊技球が球検知部によって検知される時点までの時間が長くなり、その結果、アタッカー装置の動作開始から動作終了までの動作時間、換言すると、大当たり発生状態の継続時間が長くなり、遊技の円滑な進行に支障をきたすことになる。
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決し、高さ寸法の短縮化を図ることができるアタッカー装置等の入賞装置において、遊技球が開状態の揺動扉の裏面上で受止められた時点から当該遊技球が球検知部によって検知される時点までの時間の短縮化を図ることにより、アタッカー装置の動作開始から動作終了までの動作時間を短縮させ、パチンコ遊技機の遊技を円滑に進行させることができる入賞装置を提供することを目的とする。
本発明の入賞装置は、遊技盤面と略面一に配置される前面を有し、該前面に左右方向に長くかつ上下方向に短い開口部が形成された本体ハウジングと、
前記本体ハウジングの前記開口部に配設され、該開口部を開放及び閉塞する揺動扉と、
前記本体ハウジングに配置され、遊技球の通過を検知する球検知部であって、前記開口部の開放時、開状態の揺動扉の裏面上に受止められ前記本体ハウジングの床面上に進入してきた遊技球の通過を検知する球検知部と、
を備える入賞装置において、
前記球検知部が、長方形板状の磁気センサから形成され、
該磁気センサが、
長手方向の端側に、遊技球を通過可能に厚さ方向に貫通されて、遊技球の通過時に遊技球を検知可能な球通路部、を設けて構成されて、
前記開口部の後方側の正面視左側と正面視右側とにそれぞれ配置される左磁気センサと右磁気センサとからなり、
前記左磁気センサと前記右磁気センサとが、前記開口部の左右方向の中央側に前記本体ハウジングの床面上に進入してきた遊技球を後方側に通過可能に前記球通路部を配置させるように、横置きとして、平面視「ハ」字状に配置され、
前記左磁気センサと前記右磁気センサとにおける前記球通路部から離れた前記揺動扉に近い側の左右に、前記本体ハウジングの床面の上方に設けられて、前記揺動扉を経て前記本体ハウジングの床面上に進入してきた遊技球と衝突可能な左球受壁部と右球受壁部とが、配設され、
前記左球受壁部と前記右球受壁部とが、遊技球を前記開口部の左右方向の中央側における前記左磁気センサ若しくは前記右磁気センサの前記球通路部側に案内可能に、平面視「ハ」字状に配置されていることを特徴とする。
本発明の入賞装置において、開状態の揺動扉の裏面上に受止められた遊技球が本体ハウジングの床面上に進入し、平面視「ハ」字状球受壁部に衝突すると、遊技球は平面視「ハ」字状配置に基づく球受壁部の配置角度により、揺動扉の方向へ跳ね返され難くなり、本体ハウジングの床面上に残りやすくなる。このため、遊技球は球通路部まで早期に到達しやすくなり、遊技球が開状態の揺動扉の裏面上で受止められた時点から当該遊技球が左右の球検知部としての左磁気センサ又は右磁気センサによって検知される時点までの時間を短縮化し得る。
また、本発明の入賞装置において、揺動扉の高さ寸法の短縮化に伴い揺動扉の開度を90°近くまで拡大させた場合、入賞装置の正面視左斜め上方から開状態の揺動扉の裏面上に受止められた遊技球は、揺動扉の裏面上を右方向へ移動した後、本体ハウジングの床面上を右球検知部に向かって移動する現象が発生しやすくなり、また、入賞装置の正面視右斜め上方から開状態の揺動扉の裏面上に受止められた遊技球は、揺動扉の裏面上を左方向へ移動した後、本体ハウジングの床面上を左球検知部に向かって移動する現象が発生しやすくなる。このような現象に対し、本発明の入賞装置では、横置きで平面視「ハ」字状に配置された長方形板状の球検知部(左磁気センサ)及び右球検知部(右磁気センサ)の各球通路部が、それぞれ長方形板状の球検知部(磁気センサ)の厚さ方向に貫通して構成されているため、右球検知部に向かって移動してきた遊技球が右球検知部の球通路部に直接入る可能性が発生し、また、左球検知部に向かって移動してきた遊技球が左球検知部の球通路部に直接入る可能性が発生し、遊技球が開状態の揺動扉の裏面上で受止められた時点から当該遊技球が左球検知部又は右球検知部によって検知される時点までの時間を短縮化し得る。
また、本発明の入賞装置は、左右2つの球検知部(磁気センサ)を備えるため、球検知部を1つのみ備える入賞装置と比べ、遊技球が開状態の揺動扉の裏面上で受止められた時点から当該遊技球が球検知部によって検知される時点までの時間を短縮化し得る。
また、本発明の入賞装置は、入賞装置の正面視左斜め上方、真上方向及び右斜め上方から入賞装置に向かって遊技球が落下転動するよう遊技盤が構成されたパチンコ遊技機、入賞装置の正面視左斜め上方及び真上から入賞装置に向かって遊技球が落下転動するよう遊技盤が構成されたパチンコ遊技機、入賞装置の正面視右斜め上方及び真上から入賞装置に向かって遊技球が落下転動するよう遊技盤が構成されたパチンコ遊技機のいずれのパチンコ遊技機に対しても好適な入賞装置として使用可能となる。
ここで、前記本体ハウジングの床面上の平面視左右方向中央部に、前記本体ハウジングの床面上に進入した遊技球を前記球通路部へ誘導する球誘導壁部を設けるようにすると、遊技球が開状態の揺動扉の裏面上で受止められた時点から当該遊技球が左球誘導検知部又は右球誘導検知部によって検知される時点までの時間をより一層短縮化し得る。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る入賞装置としてのアタッカー装置が組み込まれたパチンコ遊技機の正面図、図2は、同アタッカー装置の正面側から見た内部の斜視図、図3は、図2図示アタッカー装置の背面側から見た斜視図、図4は、図2図示アタッカー装置の正面図、図5は、図2図示アタッカー装置の平面図、図6は、図2図示アタッカー装置の底面図、図7は、図2図示アタッカー装置の側面図、図8は、図2図示アタッカー装置の側面断面図をそれぞれ示す。
図1において、パチンコ遊技機は遊技盤面1を備え、遊技盤面1上に、遊技者がハンドル2を操作することによって発射された遊技球Bが転動しながら落下してゆく遊技領域3が形成されている。
遊技領域3には、2つの普通入賞口4A、4B、ゲート5、普通始動入賞口6A、電動チューリップ型始動入賞口6B、アタッカー装置100、アウト口8などが配設される。
遊技領域3の中央部に図柄表示装置9が配される。図柄表示装置9は、液晶表示器などで構成され、表示画面9aに、公知のデモ表示、始動入賞口6A、6Bへの入賞に基づく図柄変動表示、リーチ演出、大当たり演出などが行われる。
また、遊技盤面1には、普通図柄表示器10A及び特別図柄表示器10Bが配設される。
図2〜図8において、アタッカー装置100は遊技盤面1に固定される本体ハウジング11を備え、本体ハウジング11は、遊技盤面1上に配される平板状の前壁部12と、前壁部12の下部から後方へ延びる床部13とを有する。前壁部12の前面12aは、遊技盤面1と略面一になる。前壁部12には、左右方向に長くかつ上下方向に短い開口部12bが形成されている。
本体ハウジング11の開口部12bに、揺動扉14が配設される。揺動扉14は、その下端部を水平な回転軸として前後方向へ揺動し得るよう開口部12bに配設される。
揺動扉14は、床部13の床面13a上に配置された揺動扉駆動機構15により開閉駆動される。揺動扉駆動機構15は、ソレノイド16とリターンスプリング17とリンク機構18とを備え、ソレノイド16へ通電したとき、リターンスプリング17の弾性復帰力に抗し、リンク機構18を介して揺動扉14を閉状態から開状態へ変移させ、一方、ソレノイド16への通電を停止したとき、リターンスプリング17の弾性復帰力によりリンク機構18を介して揺動扉14を開状態から閉状態へ変移させる。
揺動扉14は、閉状態のとき、鉛直状態となり、本体ハウジング11の開口部12bを閉塞し、一方、開状態のとき、図8に示すように、所定角度(略90度でありかつ90度未満の角度)だけ前方へ回動して略水平状態となり、上方からの遊技球Bを受止め、開口部12bへ誘導する作用を発揮する。このような揺動扉14の開度は、アタッカー装置100の上下方向の寸法の縮小化のため、揺動扉14の高さ寸法を縮小化させることに伴うものである。すなわち、揺動扉14の高さ寸法が比較的長い場合には、揺動扉14の開度を比較的小さな値に設定しても、揺動扉14が開状態のときの揺動扉14の先端14aの前後方向位置と、開口部12bの前後方向位置との間の距離が、遊技球Bの外径よりも大きくなり、遊技球Bが開口部12bに進入可能になるが、揺動扉14の高さ寸法が短い場合には、揺動扉14の開度を大きく設定しないことには、揺動扉14が開状態のときの揺動扉14の先端14aの前後方向位置と、開口部12bの前後方向位置との間の距離が、遊技球Bの外径よりも大きくならず、遊技球Bを開口部12bに進入させることができなくなるため、上記のように、揺動扉14の開度は90度近い角度に設定される。
床部13の床面13aの前端13bの高さ位置は、図8に示すように、開状態の揺動扉14の裏面14bの下端14cの高さ位置と略一致しており、揺動扉14の裏面14bで受止められた遊技球Bが円滑に床面13a上に進入可能とされている。また、床面13aの前部13cは、図8に示すように、後方へ向かって僅かに低くなる傾斜面によって構成されており、開状態の揺動扉14の裏面14bから床面13a上に進入した遊技球Bが揺動扉14側へ戻りにくいよう構成される。
床面13a上に、左右一対の球誘導検知部19A、19Bが平面視「ハ」字状に配置されている。正面視左側に配置される左球誘導検知部19A、及び、正面視右側に配置される右球誘導検知部19Bは、それぞれ、開口部12bの開放時に、開状態の揺動扉14の裏面14b上に受止められ床面13a上に進入してきた遊技球Bの通過を検知するものである。
左球誘導検知部19A及び右球誘導検知部19Bは、それぞれ、揺動扉14に近い側において、床面13a上に進入した遊技球Bが衝突可能な左球受壁部20A及び右球受壁部20Bを備える。この左球受壁部20A及び右球受壁部20Bは、それぞれ、床部13の床面13a上に立設した壁部により構成されて、平面視「ハ」字状に配置されて、それぞれ、後述する左球検知部22A及び右球検知部22Bを遊技球の衝突から保護する作用も発揮する。
また、左球誘導検知部19A及び右球誘導検知部19Bは、それぞれ、揺動扉14から遠い側において、左球受壁部20A及び右球受壁部20Bの厚さ方向に貫通した左球通路部21A及び右球通路部21Bを備える
さらに、左球誘導検知部19A及び右球誘導検知部19Bは、それぞれ、左球通路部21A及び右球通路部21Bを通過する遊技球Bを検知する左球検知部22A及び右球検知部22Bを備える。本実施形態の場合、左球検知部22A及び右球検知部22Bは、それぞれ長方形板状の磁気センサにより構成され、磁気センサの円筒状磁性体が、磁気センサの長手方向の端側に配置されて、左球通路部21A及び右球通路部21Bを構成している。そして、左右の球検知部としての左磁気センサ22A及び右磁気センサ22Bは、開口部12bの左右方向の中央側に、それぞれ、本体ハウジング11の床面13a上に進入してきた遊技球Bを後方側に通過可能に球通路部21A、21Bを配置させるように、横置きとして、平面視「ハ」字状に配置されている
床面13aにおいて、左球通路部21Aと右球通路部21Bとの間から前方に球誘導壁部23が設けられている。球誘導壁部23は、床面13a上に進入した遊技球Bを左球通路部21A又は右球通路部21Bへ誘導する作用を発揮する。
床部13において、左球通路部21A及び右球通路部21Bの後方には、それぞれ、U字状壁24a、24bを有する左球排出口部24A及び右球排出口部24Bが形成されている。左球排出口部24A及び右球排出口部24Bは、それぞれ、左球通路部21A及び右球通路部21Bを通過した遊技球Bをアタッカー装置100の下方へ誘導し排出する。
左球排出口部24Aと右排出口部24Bとの間には、始動入賞口6A、6Bに入賞した遊技球Bを下方へ誘導、排出する排出口部25が形成されている。
次に、上記のように構成されるアタッカー装置100の動作を説明する。
パチンコ遊技機が通常の遊技状態にあるとき、ソレノイド16は無通電状態に維持される。このため、リターンスプリング17の弾性復帰力により、リンク機構18を介して揺動扉14は閉状態に維持され、開口部12bは閉塞状態に維持され、アタッカー装置100に遊技球Bが入賞することは禁止される。
その後、始動入賞口6A又は6Bへの入賞が契機となり、制御側のメイン基板(図示せず。)において取得した乱数が大当たり乱数値であった場合、大当たりが発生する。大当たりが発生すると、メイン基板からの指令信号に基づきソレノイド16への通電が所定回数だけ間欠的に行われる。ソレノイド16への通電中、ソレノイド16は作動状態となり、リンク機構18を介して揺動扉14は開状態に維持され、本体ハウジング11の開口部12bは開放状態に維持される。
揺動扉14が開状態にあるとき、遊技領域3に発射された遊技球Bは、揺動扉14の真上方向、左斜め上方又は右斜め上方から開状態の揺動扉14の裏面14b上で受止められ、本体ハウジング11の床面13a上に進入するようになる。
ここで、揺動扉14の左斜め上方から開状態の揺動扉14の裏面14b上で受止められる遊技球Bは、上記のように揺動扉14の開度が90度近くあることから、揺動扉14の裏面14b上を右方向へ移動しやすく、開口部12bの正面視右部から床面13a上へ進入し、床面13a上を平面視斜め右方向へ向かって移動する場合が多くなる。一方、揺動扉14の右斜め上方から開状態の揺動扉14の裏面14b上で受止められる遊技球Bは、揺動扉14の開度が90度近くあることから、揺動扉14の裏面4b上を左方向へ移動しやすく、開口部12bの正面視左部から床面13a上へ進入し、床面13a上を平面視斜め左方向へ向かって移動する場合が多くなる。
そして、開口部12bの正面視右部から進入し、床面13a上を平面視斜め右方向へ移動した遊技球Bは、右球誘導検知部19Bの右球受壁部20Bに衝突し、あるいは、右球誘導検知部19Bの右球通路部21Bを直接通過する。右球受壁部20Bに衝突した遊技球Bは、右球受壁部20Bの配置角度及び床面13aの傾斜角度などに基づき、右球受壁部20Bの壁面に略沿うようにして右球通路部21Bへ向かって移動し、あるいは、球誘導壁部23まで跳ね返り球誘導壁部23の壁面に略沿うようにして右球通路部21Bへ向かって移動し、右球通路部21Bを通過し、右球排出口部24Bを経て外部に排出される。また、右球通路部21Bを直接通過した遊技球Bは、右球排出口部24Bを経て外部に排出される。ここで、遊技球Bが右球通路部21Bを通過する際、右球検知部22Bにより遊技球Bが検知され、アタッカー装置100に遊技球Bが1個入賞したことがメイン基板に知らされる。
一方、開口部12bの正面視左部から進入し、床面13a上を平面視斜め左方向へ移動した遊技球Bは、左球誘導検知部19Aの左球受壁部20Aに衝突し、あるいは、左球誘導検知部19Aの左球通路部21Aを直接通過する。左球受壁部20Aに衝突した遊技球Bは、左球受壁部20Aの配置角度及び床面13aの傾斜角度などに基づき、左球受壁部20Aの壁面に略沿うようにして左球通路部21Aへ向かって移動し、あるいは、球誘導壁部23まで跳ね返り球誘導壁部23の壁面に略沿うようにして左球通路部21Aへ向かって移動し、左球通路部21Aを通過し、左球排出口部24Aを経て外部に排出される。また、左球通路部21Aを直接通過した遊技球Bは、左球排出口部24Aを経て外部に排出される。ここで、遊技球Bが左球通路部21Aを通過する際、左球検知部22Aにより遊技球Bが検知され、アタッカー装置100に遊技球Bが1個入賞したことがメイン基板に知らされる。
また、揺動扉14の真上方向から開状態の揺動扉14の裏面14b上に受止められた遊技球Bは、主として、開口部12bの右部又は左部から床面13a上へ進入し、左球受壁部20A又は右球受壁部20B、及び/又は球誘導壁部23に沿って移動し、左球通路部21A又は右球通路部21Bを通過し、左球排出口部24A又は右球排出口部24Bから外部へ排出される。ここで、遊技球Bが左球通路部21A又は右球通路部21Bを通過する際、左球検知部22A又は右球検知部22Bによって遊技球Bが検知され、アタッカー装置100に遊技球Bが1個入賞したことが知らされる。
以上説明したように、本実施形態に係るアタッカー装置100は、遊技盤面1と略面一に配置される前面12aを有し、前面12aに左右方向に長くかつ上下方向に短い開口部12bが形成された本体ハウジング11と、本体ハウジング11の開口部12bに配設され、開口部12bを開放及び閉塞する揺動扉14と、本体ハウジング11の床面13a上に配置され、遊技球Bの通過を検知する球誘導検知部19A、19Bであって、開口部12bの開放時、開状態の揺動扉14の裏面14b上に受止められ本体ハウジング11の床面13a上に進入してきた遊技球Bの通過を検知する球誘導検知部19A、19Bとを備えるアタッカー装置100であり、球誘導検知部19A、19Bは、正面視左側に配置される左球誘導検知部19Aと、正面視右側に配置される右球誘導検知部19Bとにより構成されるとともに、本体ハウジング11の床面13a上に平面視「ハ」字状に配置され、左球誘導検知部19A及び右球誘導検知部19Bは、それぞれ、揺動扉14に近い側において、本体ハウジング11の床面13a上に進入した遊技球Bが衝突可能な球受壁部20A、20Bを構成するとともに、揺動扉14から遠い側において、球受壁部20A、20Bの厚さ方向に貫通した球通路部21A、21Bを構成し、かつ、球通路部21A、21Bを通過する遊技球Bを検知する球検知部22A、22Bを構成する。
本実施形態のアタッカー装置100において、開状態の揺動扉14の裏面14b上に受止められた遊技球Bが本体ハウジング11の床面13a上に進入し、平面視「ハ」字状に配置された左球誘導検知部19A又は右球誘導検知部19Bの球受壁部20A又は20Bに衝突すると、遊技球Bは、左球誘導検知部19A及び右球誘導検知部19Bの平面視「ハ」字状配置に基づく球受壁部20A、20Bの配置角度により、揺動扉14の方向へ跳ね返され難くなり、本体ハウジング11の床面13a上に残りやすくなる。このため、遊技球Bは球通路部21A又は21Bまで早期に到達しやすくなり、遊技球Bが開状態の揺動扉14の裏面14b上で受止められた時点から当該遊技球Bが左球誘導検知部19A又は右球誘導検知部10Bによって検知される時点までの時間を短縮化し得る。
また、本実施形態のアタッカー装置100において、揺動扉14の高さ寸法の短縮化に伴い揺動扉14の開度を90°近くまで拡大させた場合、アタッカー装置100の正面視左斜め上方から開状態の揺動扉14の裏面14b上に受止められた遊技球Bは、揺動扉14の裏面14b上を右方向へ移動した後、本体ハウジング11の床面13a上を右球誘導検知部19Bに向かって移動する現象が発生しやすくなり、また、アタッカー装置100の正面視右斜め上方から開状態の揺動扉14の裏面14b上に受止められた遊技球Bは、揺動扉14の裏面14b上を左方向へ移動した後、本体ハウジング11の床面13a上を左球誘導検知部19Aに向かって移動する現象が発生しやすくなる。このような現象に対し、本実施形態のアタッカー装置100では、平面視「ハ」字状に配置された左球誘導検知部19A及び右球誘導検知部19Bの各球通路部21A、21Bはそれぞれ球受壁部20A、20Bの厚さ方向に貫通して構成されているため、右球誘導検知部19Bに向かって移動してきた遊技球Bが右球誘導検知部19Bの球通路部21Bに直接入る可能性が発生し、また、左球誘導検知部19Aに向かって移動してきた遊技球Bが左球誘導検知部19Aの球通路部21Aに直接入る可能性が発生し、遊技球Bが開状態の揺動扉14の裏面14b上で受止められた時点から当該遊技球Bが左球誘導検知部19A又は右球誘導検知部19Bによって検知される時点までの時間を短縮化し得る。
また、本実施形態のアタッカー装置100は、左球誘導検知部19A及び右球誘導検知部19Bからなる2つの球誘導検知部19A、19Bを備えるため、球誘導検知部を1つのみ備えるアタッカー装置と比べ、遊技球Bが開状態の揺動扉14の裏面14b上で受止められた時点から当該遊技球Bが球誘導検知部19A、19Bによって検知される時点までの時間を短縮化し得る。
また、本実施形態のアタッカー装置100は、アタッカー装置100の正面視左斜め上方、真上方向及び右斜め上方からアタッカー装置100に向かって遊技球Bが落下転動するよう遊技盤が構成されたパチンコ遊技機、アタッカー装置100の正面視左斜め上方及び真上からアタッカー装置100に向かって遊技球Bが落下転動するよう遊技盤が構成されたパチンコ遊技機、アタッカー装置100の正面視右斜め上方及び真上からアタッカー装置100に向かって遊技球Bが落下転動するよう遊技盤が構成されたパチンコ遊技機のいずれのパチンコ遊技機に対しても好適なアタッカー装置として使用可能となる。
また、本体ハウジング11の床面13a上の平面視左右方向中央部に、本体ハウジング11の床面13a上に進入した遊技球Bを球通路部21A、21Bへ誘導する球誘導壁部23を設けたため、遊技球Bが開状態の揺動扉14の裏面14b上で受止められた時点から当該遊技球Bが左球誘導検知部19A又は右球誘導検知部19Bによって検知される時点までの時間をより一層短縮化し得る。
本発明の一実施形態に係るアタッカー装置が組み込まれたパチンコ遊技機の正面図である。 同アタッカー装置の正面側から見た内部の斜視図である。 図2図示アタッカー装置の背面側から見た斜視図である。 図2図示アタッカー装置の正面図である。 図2図示アタッカー装置の平面図である。 図2図示アタッカー装置の底面図である。 図2図示アタッカー装置の側面図である。 図2図示アタッカー装置の側面断面図である。
符号の説明
1 遊技盤面
11 本体ハウジング
12a 前面
12b 開口部
13a 床面
14 揺動扉
19A 左球誘導検知部
19B 右球誘導検知部
20A、20B 球受壁部
21A、21B 球通路部
22A、22B 球検知部
23 球誘導壁部
100 アタッカー装置
B 遊技球

Claims (2)

  1. 遊技盤面と略面一に配置される前面を有し、該前面に左右方向に長くかつ上下方向に短い開口部が形成された本体ハウジングと、
    前記本体ハウジングの前記開口部に配設され、該開口部を開放及び閉塞する揺動扉と、
    前記本体ハウジングに配置され、遊技球の通過を検知する球検知部であって、前記開口部の開放時、開状態の揺動扉の裏面上に受止められ前記本体ハウジングの床面上に進入してきた遊技球の通過を検知する球検知部と、
    を備える入賞装置において、
    前記球検知部が、長方形板状の磁気センサから形成され、
    該磁気センサが、
    長手方向の端側に、遊技球を通過可能に厚さ方向に貫通されて、遊技球の通過時に遊技球を検知可能な球通路部、を設けて構成されて、
    前記開口部の後方側の正面視左側と正面視右側とにそれぞれ配置される左磁気センサと右磁気センサとからなり、
    前記左磁気センサと前記右磁気センサとが、前記開口部の左右方向の中央側に前記本体ハウジングの床面上に進入してきた遊技球を後方側に通過可能に前記球通路部を配置させるように、横置きとして、平面視「ハ」字状に配置され、
    前記左磁気センサと前記右磁気センサとにおける前記球通路部から離れた前記揺動扉に近い側の左右に、前記本体ハウジングの床面の上方に設けられて、前記揺動扉を経て前記本体ハウジングの床面上に進入してきた遊技球と衝突可能な左球受壁部と右球受壁部とが、配設され、
    前記左球受壁部と前記右球受壁部とが、遊技球を前記開口部の左右方向の中央側における前記左磁気センサ若しくは前記右磁気センサの前記球通路部側に案内可能に、平面視「ハ」字状に配置されていることを特徴とする入賞装置。
  2. 前記本体ハウジングの床面上の平面視左右方向中央部に、前記本体ハウジングの床面上に進入した遊技球を前記球通路部へ誘導する球誘導壁部が設けられることを特徴とする請求項1に記載の入賞装置。
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