JP4834621B2 - 回転体の入出力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、出力側からの出力側回転部材の少なくとも一方向の回転は固定され、出力側から少なくとも一方向に出力側回転部材を回転できないようにする一方、入力側からの入力側回転部材の回転を許容し、且つ入力側回転部材の回転を出力側回転部材に伝達できるようにした回転体の入出力装置に関する。
従来の回転体の入出力装置は、図8乃至図10に示す構成となっている。この従来装置では、出力軸2から出力側回転部材4に回転力が伝達されると、出力側回転部材4はコイルスプリング式クラッチ6を介して非回転部材8に固定され、出力軸2の正逆方向の回転が阻止される。また、入力側回転部材10は、入力側から回転力が伝達されると、該回転力によってコイルスプリング式クラッチ6を外し、非回転部材8に対して回転自在な状態となるとともに、この入力側回転部材10の回転は、出力側回転部材4に伝達できる構成となっている。
ケーシング12の前壁部には軸穴が形成され、該軸穴には入力側回転部材10の管状部10aがベアリング14を介して回転自在に嵌合し、該軸穴の他方には非回転部材8が固定されている。前記入力側回転部材10の管状部10aに結合する入力側回転部材10の盤状部10bの外周部には、弧状の係合片10cが形成されている。前記非回転部材8の外周面には、コイルスプリング式クラッチ6が嵌挿配置され、該コイルスプリング式クラッチ6は、コイルスプリング6aの両端にそれぞれ係止部6bが屈折形成された構成となっている。前記入力側回転部材10の盤状部10bの外周面には出力側回転部材4の弧状の周壁部4aが嵌合配置され、該周壁部4aの一部に形成された切り欠き部に前記入力側回転部材10の係合片10cが遊嵌配置されている。前記ケーシング12には、キャップ16がビスにより脱着可能に固定されている。
上記した構成において、出力軸2にはこれに連係するブラインドやスクリーン、棚などの昇降体の重量が図9中、反時計方向に回転力として作用している。この出力側の付勢力により、出力軸2が、図9中、反時計方向に回転しようとすると、これと連動する出力側回転部材4の係合部4bが、対向するコイルスプリング6aの係止部6bに圧接する。この圧接力によって、係止部6bに、図9中、反時計方向の回転力が作用し、コイルスプリング6aは、非回転部材8に対して締め付け状態となり、該コイルスプリング6aは、非回転部材8にロックされる。一方、出力軸2が、時計方向に出力側から回転すると、出力側回転部材4の係合部4bが対向するコイルスプリング6aの係止部6bに衝突し、コイルスプリング6aは非回転部材8に締め付け状態となって、非回転部材8にロックされる。このように、出力軸2の、出力側からの正逆方向の回転が非回転部材8にロックされる。
次に、入力側の回転操作により、ブラインドやスクリーン、棚等の昇降体を昇降させる動作について説明する。
ブラインドやスクリーン、棚等をその重量に抗して上昇させる場合には、入力側回転部材10のプーリ10dに巻き回された紐状部材18を操作する等してプーリ10dを回転させ、入力側回転部材10を、図9中、時計方向に回転させる。これにより、係合片10cの係合部10eが対向するコイルスプリング6aの係止部6bに衝突する。この衝突により、係止部6bに時計方向の回転力が作用すると、コイルスプリング6aは非回転部材8に対して締め付けが緩む状態となり、コイルスプリング6aは、非回転部材8に対してフリー回転可能な状態となる。この状態でコイルスプリング6aに、係止部6bを介して入力側回転部材10から時計方向に回転力が付与されると、入力側回転部材10の回転に伴って、コイルスプリング6aが非回転部材8に対して空回りする。
入力側回転部材10が、図9中、時計方向に回転するとき、入力側回転部材10の係合片10cの側面10f即ち係合部10eは、コイルスプリング6aの係止部6bを介して、出力側回転部材4の周壁部4aの端面4c即ち係合部4bに当接する。これにより、入力側回転部材10の図9中、時計方向の回転は、出力側回転部材4に伝達され、出力軸2が時計方向に回転して、ブラインドやスクリーン、棚等が上昇する。入力側回転部材10を、図9中、反時計方向に回転させた場合も、上記と同様な原理で、入力側回転部材10の、非回転部材8に対する回転がフリーとなり、該入力側回転部材10の回転と連動して、出力側回転部材4が反時計方向に回転する。
上記従来装置では、出力側回転部材からの回転は固定され、即ち、出力側から出力側回転部材を回転させようとしてもこれを回転せしめることができない構成となっている。従来装置においては、入力側回転部材を回転せしめた場合において、コイルスプリング式クラッチは非回転部材に対して締め付け力が緩む方向に変位しているために、入力側回転部材の回転力が出力側回転部材に伝達される構成となっている。
しかしながら、この状態において、コイルスプリング式クラッチの非回転部材に対する締め付け力は緩んだ状態であるだけであり、コイルスプリング式クラッチと非回転部材とは一定の摩擦力をもって対向配置されていることになる。従って、入力側回転部材を回転せしめるに当たって、上記摩擦力の作用により、その回転負荷が大きく、入力操作がやりづらい欠点があった。
本発明の目的は、出力側回転部材の一方向の回転はこれを阻止し、入力側回転部材からの回転力はこれを出力側回転部材に伝達する構成とし、且つ、入力側回転部材の操作力を小さくし、その操作をやりやすくすることである。
上記目的を達成するため本発明は、非回転部材8と、前記非回転部材8に対して同軸に取り付けられ、噛み込み機構式一方向クラッチ機構を介して該非回転部材8に対して一方向にのみ回転自在な回転部材30と、端部に係止部6bが形成されたコイルスプリング6aが前記回転部材30の円周面に配置され、該回転部材30に対して前記コイルスプリング6aが締め付け状態及び締め付けが緩む状態となるコイルスプリング式クラッチ6と、前記非回転部材8に対して相対的に回転自在に取り付けられた入力側回転部材10と、前記入力側回転部材10の両回転方向のいずれにおいても前記係止部6bに当接して前記コイルスプリング6aが前記回転部材30に対して締め付けが緩む状態となる方向に係合するように前記入力側回転部材10に設けられた入力側係合部10eと、前記回転部材30に対して相対的に回転自在な出力側回転部材4と、前記出力側回転部材4の両回転方向の少なくとも一方向の回転において前記係止部6bに当接して前記コイルスプリング6aが前記回転部材30に対して締め付け状態となる方向に係合するように前記出力側回転部材4に設けられた出力側係合部4bと、前記入力側回転部材10の回転を前記出力側回転部材4に伝達する係合手段とを備えたことを特徴とする。
また本発明は、前記噛み込み機構式一方向クラッチ機構は、ニードル28若しくは球体とこれを噛み込み方向に案内するガイド溝32とから成り、前記ガイド溝32を前記回転部材30と前記非回転部材8側のいずれか一方に設けたことを特徴とする。
また本発明は、前記噛み込み機構式一方向クラッチ機構は、スプラグ38と、これを保持する保持具40と、前記スプラグ38を付勢するばね体42とから成ることを特徴とする。
また本発明は、前記噛み込み機構式一方向クラッチ機構は、爪部材48と、該爪部材48を付勢するスプリング50と、前記爪部材48を受け入れるノッチ46とから成り、前記爪部材48と該爪部材48を付勢するスプリング50とを前記回転部材30と非回転部材8側のいずれか一方側に設け、前記ノッチ46を前記回転部材30と非回転部材8側のいずれか他方側に設けたことを特徴とするものである。
本発明は、出力側回転部材の一方向の回転はこれを阻止し、入力側回転部材からの回転力はこれを出力側回転部材に伝達することができるとともに、入力側回転部材の操作力を小さくでき、その操作をやりやすくすることができる。
以下に本発明の実施の形態を添付した図面を参照して詳細に説明する。
なお、本発明の実施形態の説明に際し、従来装置と本発明に係る装置の同一の構成部分については同一の符号を付し、対応関係を明らかにしている。
図1は、本発明に係る回転体の入出力装置の断面図を示している。本装置のケーシング12の前部壁には軸穴が形成され、該軸穴に管体20が一体的に固設されている。該管体20の内径部には中央の隔壁の前後に位置して異なる径の筒状部22,24が形成されている。
前記管体20の内径部には鍔部を有する入力側回転部材10の管状部10aが回転自在に嵌合し、該入力側回転部材10の管状部10aの外周面は、前記筒状部24に嵌合配置されたベアリング14によって、前記ケーシング12に回転自在に支持されている。前記入力側回転部材10の鍔部の一方の面には、リング状に凸起部10gが形成され、該凸起部10gが前記ベアリング14の内輪に圧接し、入力側回転部材10の管状部10aの鍔部の一方の面の外周部近傍は、僅かな隙間を存して、ケーシング12の管体20の端面に平行に対向している。前記入力側回転部材10の管状部10aの先端には、入力側回転部材10の盤状部10bの軸穴26が連結している。
管状部10aの端面に形成された凹凸部と盤状部10bの軸穴26の外周部に形成された凹凸部とが互いに回転しないように密嵌し、該嵌合によって、管状部10aと盤状部10bとは一体的に構成され、全体として入力側回転部材10を構成している。前記入力側回転部材10の盤状部10bの外周部には、軸方向に所定の幅を有して弧状の係合片10cが形成されている。前記入力側回転部材10の管状部10aの外周面は、インナースリーブから成る非回転部材8に回転自在に嵌合配置されている。前記非回転部材8の鍔8aは、前記ケーシング12の筒状部22に回転止め機構を介して嵌合している。前記非回転部材8の管状部の外周面には複数のニードル28を介してアウタースリーブから成る回転部材30が嵌合配置されている。
前記回転部材30の一方の端面は、前記ケーシング12の筒状部22の端面に当接し、該回転部材30の外周面にコイルスプリング6aが嵌挿配置されている。前記回転部材30の内径部には、前記ニードル28が前記非回転部材8の外周面に噛み込む(即ち圧着する)方向と、該外周面から離れる方向の2方向に案内する傾斜面を有する、ガイド溝32が円周方向に所定間隔を存して複数形成され、各ガイド溝32に、回転部材30の軸方向に平行な方向に配置されたニードル28がスライド自在に配置されている。前記入力側回転部材10の盤状部10bの外周面には、出力側回転部材4の弧状の周壁部4aがスライド自在に嵌合配置され、該周壁部4aの一部に形成された切り欠き部34に前記入力側回転部材10の係合片10cが遊嵌配置されている。
前記切り欠き部34の円周方向の長さは、図2に示すように、前記係合片10cの円周方向の長さより所定長さ、長く設定されている。これにより、出力側回転部材4の周壁部4aの両端の係合部4b,4bが前記コイルスプリング6aの両端の係止部6b,6bに外側から対向し、入力側回転部材10の係合片10cの両端の係合部10e,10eが、前記コイルスプリング6aの係止部6b,6bに、前記周壁部4aの両端の係合部4b,4bとは反対側から、即ち内側から対向している。前記出力側回転部材4と入力側回転部材10とは、前記切り欠き部34の長さと前記係合片10cの円周方向の長さとの差によって規定された範囲内で互いに相対回転自在に嵌合している。
前記出力側回転部材4の盤状部の中心には、筒部4dが形成され、該筒部4dの中空部は、入力側回転部材10の中心の中空部と同軸上で連通している。前記出力側回転部材4にはキャップ16が嵌合配置され、該キャップ16の鍔部が前記ケーシング12の前部壁にビスにより脱着可能に固定されている。前記コイルスプリング6aは回転部材30に対して締め付け状態及び締め付けが緩むとなるコイルスプリング式クラッチ6を構成し、図2において、出力側回転部材4が左右いずれかの方向に回転すると、その周壁部4aの係合部4b,4bのいずれか一方が、コイルスプリング6aの係止部6b,6bのいずれか一方に衝突し、該係止部6b,6bのいずれか一方を回転方向に圧接する。コイルスプリング6aはこの圧接力によって回転部材30を締め付ける状態となり、回転部材30に制止力が付与されている場合には、コイルスプリング6aは縮径方向に変位して回転部材30に固定される。
この固定により、コイルスプリング6aの係止部6bと係合する出力側回転部材4の回転力がコイルスプリング6aを介して回転部材30に伝達される。一方、入力側回転部材10が左右いずれかの方向に回転すると、係合片10cの係合部10e,10eのいずれか一方がコイルスプリング6aの係止部6b,6bのいずれか一方に衝突し、該係止部6bを回転方向に圧接する。コイルスプリング6aはこの圧接力によって、回転部材30に対して締め付けが緩む状態となり、コイルスプリング6aは、回転部材30に制止力が付与されている場合には、入力側回転部材10の回転力により、該入力側回転部材10の回転と連動して回転部材30の外周面を滑り回転し、入力側回転部材10の回転力が回転部材30に伝達されない。
ガイド溝32とニードル28の構造は、回転部材30と非回転部材8との間に介在した、噛み込み部材即ちニードル28により回転力の伝達非伝達を制御する、噛み込み機構式一方向クラッチ機構を構成している。該噛み込み機構式一方向クラッチ機構は、図2に示すように、非回転部材8の外周面に対して接線方向に傾斜したガイド溝32にニードル28が配置され、該ニードル28は、ガイド溝32に配置された屈折スプリング36により、非回転部材8の外周面に線状に弾接し、噛み込み部材を構成している。
図2中、回転部材30が反時計方向に回転すると、この回転にともなって、この回転力および屈折スプリング36のバネ力によって、ニードル28がガイド溝32の端面32b方向に強く押される。このようにニードル28が上記端面32b側に強く押されるとニードル28は、ガイド溝32の傾斜面32aと非回転部材8の外周とで形成されるくさび状の挟持部に完全に挟持される。このようにニードル28が挟持部に挟持されると、ニードル28の非回転部材8に対する押圧力が増大し、このニードル28が、回転部材30の回転をロックしてしまう。
一方、上記とは逆に、回転部材30を図2の時計方向に回転させると、この回転にともなって、ニードル28は回転部材30に対して相対的に反時計方向に押されることなる。ニードル28が反時計方向に押されると、ニードル28は屈折スプリング36をたわませながら、ガイド溝32のバネ孔側の方向に移動する。ガイド溝32は、バネ孔側でその大きさをニードル28の直径よりも大きくしているので、ニードル28は、上記挟持部より外れる。すなわち、ニードル28が非回転部材8方向に押し付けられて、回転部材30と非回転部材8との相対回転をロックすることがない。すなわち、回転部材30の回転をフリーな状態に保つ。
前記噛み込み機構式一方向クラッチ機構は、上記したニードル28とガイド溝32の構成に特に限定されるものではなく、公知の球体とガイド溝の一方クラッチの構成その他回転部材30の、非回転部材8に対する自由回転の動きが、コイルスプリング式の一方クラッチ機構に比しスムーズなものであればどのような構造のものであっても良い。また、ガイド溝を非回転部材8側に設けるようにしても良い。次に本発明の実施形態で利用可能な噛み込み機構式一方向クラッチ機構の他の実施形態を図4及び図5を参照して説明する。
図4は、スプラグ式の噛み込み機構式一方向クラッチ機構であり、スプラグ38が保持具40によって一定間隔で保持され、ばね体42により、スプラグ38が回転部材30の内径面と非回転部材8の外周面に接触するように付勢されている。ここで、回転部材30が図4中、時計方向に回転すると、回転部材30とスプラグ38との接触圧及びスプラグ38と非回転部材8との接触圧によってスプラグ38は起立方向に回転し、径寸法が大きくなる為、回転部材30とスプラグ38との接触圧及びスプラグ38と非回転部材8との接触圧が大きくなり、回転部材30は非回転部材8に対して回転方向にロックされる。又、回転部材30が図4中、反時計方向に回転すると、回転部材30とスプラグ38との接触圧及びスプラグ38と非回転部材8との接触圧によってスプラグ38は倒れる方向に回転し、径方向寸法が小さくなる為、回転部材30とスプラグ38との接触圧及びスプラグ38と非回転部材8との接触圧が小さくなり、回転部材30は非回転部材8に対して回転方向にフリー状態となり、回転伝達が遮断される。
図5は、ラチェット型の噛み込み機構式一方向クラッチ機構であり、内周にポケット44を有する回転部材30と、外周にノッチ46を有する非回転部材8と、前記ポケット44に収納され前記ノッチ46に嵌合してワンウェイクラッチをロック状態にし、回転部材30と非回転部材8との間でトルクを伝達させる爪部材48と、爪部材48を非回転部材8へ付勢するスプリング50とによって構成される。尚、爪部材48とスプリング50とを非回転部材8側に配置し、ノッチ46を回転部材30側に設けるようにしても良い。
以上の構成のラチェット型噛み込み機構式一方向クラッチ機構は、回転部材30が一方向に回転すると、爪部材48が非回転部材8の外周に対してフリーで摺動するので、回転部材30と非回転部材8とが相対的に空転する。次に回転部材30が他方向に回転しようとすると、爪部材48がノッチ46に嵌合し、ワンウェイクラッチがロックアップ状態となる。
前記出力側回転部材4の角穴には、ブラインド、スクリーンあるいは棚などの昇降装置に連係する出力軸2の角形部が互いに回転方向に連動するように結合している。また、前記ケーシング12は、前記昇降装置の機体側に固定され、入力側回転部材10にはプーリ10dとこれに巻き付けられた紐状部材18とから成る回転操作手段が取り付けられている。本実施形態では前記出力軸2には、ブラインド、スクリーンあるいは棚などの重量によって回転力が一方向に付与された状態となっている。
次に本実施形態の動作について説明する。
出力軸2がブラインドやスクリーン、棚等の重量による付勢力により、図2中、反時計方向に回転しようとすると、これと連動する出力側回転部材4が、入力側回転部材10の盤状部10bを中心として反時計方向に回転しようとし、係合部4bが対向するコイルスプリング6aの係止部6bを押圧する。この押圧により、係止部6bに、図2中、反時計方向に回転力が作用し、コイルスプリング6aは回転部材30に対して締め付け状態となり、コイルスプリング6aは、回転部材30にロックされる。
このロック状態で、回転部材30に、出力側回転部材4からの反時計方向の回転力が付与され、回転部材30が、反時計方向に回転しようとすると、ニードル28が非回転部材8の外周面に噛み込まれ、回転部材30は、非回転部材8にロックされる。これによって、出力軸2の、図2中、反時計方向の回転が阻止され、出力軸2のブラインドやスクリーン、棚等の重量による落下が阻止される。
次に、入力側の回転操作により、出力軸2を正逆方向に回転させて、ブラインドやスクリーン、棚等を昇降させる動作について説明する。
ブラインドやスクリーン、棚等をその重量に抗して上昇させる場合には、入力側回転部材10を紐状部材18を操作等して、図2中、時計方向に回転させる。紐状部材18を人力等により引っ張り操作等し、プーリ10dを回転させ、入力側回転部材10を時計方向に回転させると、入力側回転部材10の盤状部10bの係合部10eがコイルスプリング6aの係止部6bに衝突する。この衝突により、係止部6bに時計方向の回転力が作用すると、コイルスプリング6aは、回転部材30に対して締め付け状態が緩む状態となり、コイルスプリング6aは、回転部材30に対してフリー回転可能な状態となる。
この状態でコイルスプリング6aに、係止部6bを介して入力側回転部材10から時計方向の回転力が付与されると、入力側回転部材10の回転に伴って、コイルスプリング6aが回転部材30に対して空回りしようとする。このとき、コイルスプリング6aと回転部材30の外周面との摩擦力により、回転部材30に、図中、時計方向の回転力が生じるため、ニードル28が非回転部材8に対して、噛み込み方向とは反対方向に後退し、回転部材30は、非回転部材8に対してフリー回転可能な状態となる。
この噛み込み機構式一方向クラッチ機構の回転力遮断作用により、入力側回転部材10は、コイルスプリング6aの摩擦力の影響を受けることなく非回転部材8に対してスムーズに時計方向に回転する。入力側回転部材10が、図2中、時計方向に回転するとき、入力側回転部材10の係合片10cは、その係合部10eがコイルスプリング6aの係止部6bに接触しながらその側面10f即ち上記係止部6bが、出力側回転部材4の周壁部4aの端面4c即ち係合部4bに当接する。これにより、入力側回転部材10の図2中、時計方向の回転は、出力側回転部材4に伝達され、出力軸2が時計方向に回転して、ブラインドやスクリーン、棚等が上昇する。上記周壁部4aの端面4c,4cと係合片10cの側面10f,10fとの当接構造は、入力側回転部材10の回転を出力側回転部材4に伝達する係合手段を構成している。
ブラインドやスクリーン、棚等を下降させる場合には、入力側回転部材10を紐状部材18を操作する等して、図2中、反時計方向に回転させる。紐状部材18を人力等により引っ張り操作する等し、プーリ10dを回転させ、入力側回転部材10を反時計方向に回転させると、入力側回転部材10の盤状部10bの係合部10eがコイルスプリング6aの係止部6bに衝突する。この衝突により、係止部6bに反時計方向の回転力が作用すると、コイルスプリング6aは、回転部材30に対して締め付け状態が緩む状態となり、コイルスプリング6aは、回転部材30に対してフリー回転可能な状態となる。
この状態でコイルスプリング6aに、係止部6bを介して入力側回転部材10から反時計方向の回転力が付与されると、入力側回転部材10の回転に伴って、コイルスプリング6aが回転部材30に対して空回りする。このとき、コイルスプリング6aと回転部材30の外周面との摩擦力により、回転部材30に、図中、反時計方向の回転力が生じると、ニードル28が非回転部材8に対して噛み込み、回転部材30は、非回転部材8にロックされる状態となる。そのため、入力側回転部材10は、コイルスプリング6aの回転部材30に対する空回りによる摩擦力の影響を受けながら反時計方向に回転する。
このコイルスプリング6aの摩擦力の影響は、ブラインドやスクリーン、棚等の重量による出力軸2の、図2中、反時計方向の回転力によって相殺される。従って、入力側回転部材10を軽い操作力でスムーズに回転させることができる。入力側回転部材10が、図2中、反時計方向に回転するとき、係合片10cがコイルスプリング6aの係止部6bに接触しながらその側面10fが、出力側回転部材4の周壁部4aの端面4cに、係止部6bを介して当接する。これにより、入力側回転部材10の図2中、反時計方向の回転は、出力側回転部材4に伝達され、出力軸2が反時計方向に回転して、ブラインドやスクリーン、棚等が下降する。
次に本発明の他の実施形態を図6及び図7を参照して説明する。
ケーシング12には、棚などの昇降体(図示省略)が連結し、該ケーシング12は該昇降体の重量及び自重により下方向に付勢されている。ケーシング12は、棚などの昇降装置の機体(図示省略)に昇降ガイドを介して直線方向に昇降自在に支持されている。前記昇降装置の機体にはラック52が立設され、該ラック52に、出力軸2に固着された歯車54が噛み合っている。他の構成は、第1の実施形態と同一であり、対応する部分に同一の符号を付してその説明を省略する。
上記した構成において、ケーシング12にかかる下向きの荷重により、出力軸2には、図7中、反時計方向に回転力が生じるが、出力軸2は、コイルスプリング式クラッチ6を介して非回転部材8側にロックされ、反時計方向に回転することがなく、ケーシング12は通常、静止状態に保持される。出力軸2を正逆回転させ、ケーシング12及びそれに連結する棚などの昇降体を昇降させる場合は、外部操作力によって、入力側回転部材10に設けたプーリやハンドルを操作し、入力側回転部材10を正逆回転させる。入力側回転部材10を正逆回転させると、出力側回転部材4が正逆回転し、これと連動して、出力軸2が正逆回転して、ケーシング12が昇降する。この動作は、上記第1の実施形態で説明した動作と同一なのでその説明を省略する。
上記実施形態では、ケーシング12を昇降自在な構成としたが、ケーシング12を第1の実施形態と同様に固定状態とし、ラック52を昇降自在に支承し、該ラック52側に棚などの昇降体を取り付け、歯車54の正逆回転により、ラック52が昇降する構成としても良い。
本発明に係る回転体の入出力装置の断面図である。 回転体の入出力装置のA−A線断面図である。 回転体の入出力装置の分解斜視図である。 噛み込み機構式一方向クラッチ機構の説明図である。 噛み込み機構式一方向クラッチ機構の説明図である。 本発明の他の実施形態を示す断面説明図である。 図6の側面説明図である。 従来技術の断面図である。 従来装置のB−B線断面図である。 従来技術の分解斜視図である。
符号の説明
2 出力軸
4 出力側回転部材
4a 周壁部
4b 係合部
4c 端面
4d 筒部
6 コイルスプリング式クラッチ
6a コイルスプリング
6b 係止部
8 非回転部材
8a 鍔
10 入力側回転部材
10a 管状部
10b 盤状部
10c 係合片
10d プーリ
10e 係合部
10f 側面
10g 凸起部
12 ケーシング
14 ベアリング14
16 キャップ
18 紐状部材
20 管体
22 筒状部
24 筒状部
26 軸穴
28 ニードル
30 回転部材
32 ガイド溝
32a 傾斜面
32b 端面
34 切り欠き部
36 屈折スプリング
38 スプラグ
40 保持具
42 ばね体
44 ポケット
46 ノッチ
48 爪部材
50 スプリング
52 ラック
54 歯車

Claims (4)

  1. 非回転部材8と、前記非回転部材8に対して同軸に取り付けられ、噛み込み機構式一方向クラッチ機構を介して該非回転部材8に対して一方向にのみ回転自在な回転部材30と、端部に係止部6bが形成されたコイルスプリング6aが前記回転部材30の円周面に配置され、該回転部材30に対して前記コイルスプリング6aが締め付け状態及び締め付けが緩む状態となるコイルスプリング式クラッチ6と、前記非回転部材8に対して相対的に回転自在に取り付けられた入力側回転部材10と、前記入力側回転部材10の両回転方向のいずれにおいても前記係止部6bに当接して前記コイルスプリング6aが前記回転部材30に対して締め付けが緩む状態となる方向に係合するように前記入力側回転部材10に設けられた入力側係合部10eと、前記回転部材30に対して相対的に回転自在な出力側回転部材4と、前記出力側回転部材4の両回転方向の少なくとも一方向の回転において前記係止部6bに当接して前記コイルスプリング6aが前記回転部材30に対して締め付け状態となる方向に係合するように前記出力側回転部材4に設けられた出力側係合部4bと、前記入力側回転部材10の回転を前記出力側回転部材4に伝達する係合手段とを備えたことを特徴とする回転体の入出力装置。
  2. 前記噛み込み機構式一方向クラッチ機構は、ニードル28若しくは球体とこれを噛み込み方向に案内するガイド溝32とから成り、前記ガイド溝32を前記回転部材30と前記非回転部材8側のいずれか一方に設けたことを特徴とする請求項1に記載の回転体の入出力装置。
  3. 前記噛み込み機構式一方向クラッチ機構は、スプラグ38と、これを保持する保持具40と、前記スプラグ38を付勢するばね体42とから成ることを特徴とする請求項1に記載の回転体の入出力装置。
  4. 前記噛み込み機構式一方向クラッチ機構は、爪部材48と、該爪部材48を付勢するスプリング50と、前記爪部材48を受け入れるノッチ46とから成り、前記爪部材48と該爪部材48を付勢するスプリング50とを前記回転部材30と非回転部材8側のいずれか一方側に設け、前記ノッチ46を前記回転部材30と非回転部材8側のいずれか他方側に設けたことを特徴とする請求項1に記載の回転体の入出力装置。
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