JPH08135692A - トルクリミッタ付きクラッチ - Google Patents

トルクリミッタ付きクラッチ

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JPH08135692A
JPH08135692A JP6273185A JP27318594A JPH08135692A JP H08135692 A JPH08135692 A JP H08135692A JP 6273185 A JP6273185 A JP 6273185A JP 27318594 A JP27318594 A JP 27318594A JP H08135692 A JPH08135692 A JP H08135692A
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JP
Japan
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coil spring
clutch
torque
housing
outer diameter
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6273185A
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English (en)
Inventor
Shunei Goto
俊英 後藤
Akira Sugiyama
彰 杉山
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NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Publication date
Application filed by NTN Corp, NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 クラッチ機能とトルクリミッタ機能とを兼ね
備え、出力軸からの逆入力による操作が可能であり、し
かも構造が簡単なトルクリミッタ付きクラッチを提供す
る。 【構成】 この実施例のトルクリミッタ付きクラッチ
は、1方向ローラクラッチAと、1方向ローラクラッチ
Aの外輪1の外径に嵌合されたコイルバネ6と、外輪1
の外径にコイルバネ6を介して装着されたハウジング7
とを主要な構成要素とする。コイルバネ6の一端6aは
外径側に屈曲し、ハウジング7の一方の端部内径に設け
られた凹部7aに適合連結される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、回転トルクの伝達・遮
断を行なうクラッチ機能と、過大トルクの遮断を行なう
トルクリミッタ機能とを兼ね備えたトルクリミッタ付き
クラッチに関し、特に、電動シャッター、電動ドアー等
の自動開閉装置に好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】電動シャッターや電動ドアー等の自動開
閉装置では、通常、駆動モータの回転動力を歯車やウォ
ーム&ホイール機構等で減速して、シャッターやドアー
等の開閉を行なう出力軸に伝達する構成になっている。
クラッチはこのような駆動モータから出力軸に至るトル
ク伝達経路の途中に介在し、回転トルクを伝達・遮断す
る役割をなす。
【0003】図8に一例として示すのは、トルク伝達部
材としてローラ3を用いた1方向ローラクラッチであ
る。この1方向ローラクラッチは、外輪1のカム面1a
と軸2の外周面2aとの間に形成される1方向(同図で
は右回転方向)のくさび隙間にローラ3を係合・離脱さ
せることにより、外輪1と軸2との間で回転トルクの伝
達・遮断を行なうものである。ローラ3は保持器4に収
容され、保持器4に装着されたバネ部材5によってカム
面1aのくさび隙間側に常時押圧される。
【0004】例えば、外輪1が同図で左回転方向に回転
駆動されると(外輪1から回転トルクを入力する場
合)、ローラ3がカム面1aに対して右回転方向に相対
移動し、くさび隙間に係合する。そのため、外輪1から
の回転トルクがローラ3を介して軸2に伝達される(ク
ラッチON)。逆に、外輪1が右回転方向に回転駆動さ
れると、ローラ3がくさび隙間から離脱し、外輪1から
の回転トルクが遮断される(クラッチOFF)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、1方向
クラッチは、一般に、回転トルクを1方向に伝達又は遮
断可能な機能を有するものであり、過大トルクを遮断す
る機能は備えていない。したがって、過大トルクの発生
が懸念される装置では、トルクリミッタ等の過負荷防止
手段を別途配置する等の構成が必要とされるが、装置構
造の複雑化、大型化、コスト増につながる。
【0006】また、電動シャッター、電動ドアー等の自
動開閉装置では、停電時等の駆動モータ停止時に、手動
でシャッター等の開閉を行なう必要の生じる場合があ
る。このような場合、出力軸側からの逆入力になるが、
駆動モータとの間には歯車機構等が介在するため、出力
軸を1方向クラッチでロック方向される方向(図8にお
ける右回転方向)に手動で回転させるのは困難か、ある
いは、可能であっても過大トルクによって入力系の機器
や部材の損傷につながるおそれがある。あるいは、開閉
中に誤ってドアー等を手動で無理に強制操作してしまう
場合もあり、このような場合にも逆入力による過大トル
クが発生する可能性がある。
【0007】そこで、本発明は、クラッチ機能とトルク
リミッタ機能とを兼ね備え、出力軸からの逆入力による
操作が可能であり、しかも構造が簡単なトルクリミッタ
付きクラッチを提供することにより、上記のような問題
点を解消しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のトルクリミッタ
付きクラッチは、外側回転部材および内側回転部材とこ
れら回転部材間に配されたトルク伝達部材との係合・離
脱を介して入力回転トルクの伝達・遮断を行なうクラッ
チと、外側回転部材の外径に嵌合されたコイルバネと、
コイルバネを介して外側回転部材の外径に装着されたハ
ウジングとで構成され、コイルバネの巻きがトルク伝達
方向に対して緩む方向となるように、コイルバネの一端
がハウジングに連結されたものである。
【0009】また、コイルバネの巻きがトルク伝達方向
に対して締まる方向となるように、コイルバネの外径側
に湾曲した一端がハウジングの凹部に係合連結されたも
のである。
【0010】
【作用】過大トルクが入力されると、コイルバネの巻き
がトルク伝達方向に対して緩む方向になっているので、
過大トルクによってコイルバネが緩み(弾性的に拡径
し)、コイルバネの内径と外輪の外径との間で滑りが生
じる(請求項1)。
【0011】また、過大トルクが入力されると、コイル
バネの巻きがトルク伝達方向に対して締まる方向になっ
ているので、コイルバネは弾性的にさらに縮径しようと
するが、外径側に湾曲した一端が、過大トルクによって
内径側に弾性変位し、ハウジングの凹部から離脱するた
め、一端の外径とハウジングの内径との間で滑りが生じ
る(請求項2)。
【0012】以上により、過大トルクが遮断される。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0014】図1に示すように、この実施例のトルクリ
ミッタ付きクラッチは、1方向ローラクラッチAと、1
方向ローラクラッチAの外輪1の外径に嵌合されたコイ
ルバネ6と、外輪1の外径にコイルバネ6を介して装着
されたハウジング7とを主要な構成要素とする。この実
施例では、ハウジング7として入力ギヤを用い、ハウジ
ング7から回転トルクを入力する。また、外輪1は機械
加工によるものを用いている。
【0015】1方向ローラクラッチAの基本的な構成・
機能は図8に示すものと同じである。そのため、図8に
示すものと実質的に同一の部材および部分には同一の符
号を付して示してある。ただ、この実施例では、外輪1
の内径と軸2の外径との間に一対のラジアル滑り軸受8
を介在させてある。クラッチ部にミスアライメントがか
からない構造とし、クラッチ機能の安定化と耐久性の向
上を図るためである。ラジアル滑り軸受8に代えてラジ
アル転がり軸受を配置しても良い。尚、カム面1aの向
きは、図1(a)に示すb方向からみた場合、図8と一
致する。
【0016】コイルバネ6は、この実施例では、左巻き
のねじりコイルバネであり(図2参照)、その内径は外
輪1の外径に締代をもって嵌合され、その外径はハウジ
ング7の内径に装着される。また、コイルバネ6の一端
6aおよび他端6bはいずれも外径側に屈曲し、一端6
aはハウジング7の一方の端部内径に設けられた凹部7
aに適合連結され{図1(b)参照}、他端6bはハウ
ジング7の他方の端部内径に設けられた凹部7bに適合
装着される{図1(c)参照}。凹部7bの円周方向寸
法は凹部7aのそれよりもかなり大きい。尚、一端6a
と他端6bのハウジング7への連結又は装着はこのよう
な構成に限られず、例えば、一端6aと他端6bをハウ
ジング7に設けた穴に連結又は装着するようにしても良
い。また、この実施例では、コイルバネ6は断面角形の
ものであるが、断面丸形のものを用いても良い。
【0017】1方向ローラクラッチAとコイルバネ6と
のアッセンブリは、上述した態様でハウジング7に装着
された後、ハウジング7の肩部と、ハウジング7の一方
の端部内径に嵌着された止め輪9とによって軸方向の両
側に抜け止め規制される。
【0018】この実施例のトルクリミッタ付きクラッチ
はハウジング7から回転トルクを入力するが、図1
(b)において、ハウジング7の左回転時がトルク伝達
方向(クラッチON)、右回転時が空転方向(クラッチ
OFF)になる。コイルバネ6の巻きは、トルク伝達方
向に対して緩む方向になっている(コイルバネ6が左巻
きなので)。通常時、ハウジング7からの入力回転トル
ク(左回転)は、ハウジング7→コイルバネ6→外輪1
→ローラ3→軸2といったトルク伝達経路を介して軸2
に伝達される。ところが、ハウジング7に過大トルクが
入力されると、コイルバネ6の巻きがトルク伝達方向に
対して緩む方向になっているので、その一端6aがハウ
ジング7の凹部7aと係合し、過大トルクによってコイ
ルバネ6が緩み(弾性的に拡径し)、コイルバネ6の内
径と外輪1の外径との間で滑りが生じる。これにより、
ハウジング7からの過大トルクが遮断される。許容トル
ク値の設定は、コイルバネ6と外輪1との締代を管理す
ることにより、あるいは、コイルバネ6の線径、材質等
を管理することにより容易に行なうことができる。尚、
コイルバネ6の拡径時、一端6aが凹部7aに、他端6
bが凹部7bに係合することにより、コイルバネ6の所
定量の拡径が確保される。
【0019】一方、軸2から逆入力する場合は、図1
(b)において、軸2の右回転時がトルク伝達方向(ク
ラッチON)、左回転時が空転方向(クラッチOFF)
になる。この場合も、コイルバネ6の巻きは、トルク伝
達方向に対して緩む方向になる。軸2から右回転の過大
トルクを逆入力すると、上記と同様にして、外輪1の外
径とコイルバネ6の内径との間で滑りが生じ、これによ
り、軸2からの過大トルクが遮断される。このことは、
言い換えれば、許容トルク以上の回転トルクを軸2から
逆入力することにより、軸2をトルク伝達方向にも空転
させ得ることを意味する。電動シャッター等の自動開閉
装置では、停電時等の駆動モータ停止時に、手動でシャ
ッター等の開閉を強制操作する必要の生じる場合がある
が、この実施例のトルクリミッタ付きクラッチは、軸2
を空転方向のみならずトルク伝達方向にも空転させるこ
とが可能なので、このような要求にも充分対応すること
ができる。
【0020】図3に示す実施例では、コスト低減を図る
ため、プレス成形による外輪1を用いている。また、保
持器4を自己潤滑性を有する合成樹脂で形成するととも
に、これを外輪1の内径および軸2の外径に接触させる
ことにより、保持器4でラジアル荷重を支持できる構成
にしてある。クラッチ部にミスアライメントがかからな
い構造とし、クラッチ機能の安定化と耐久性の向上を図
ることができると同時に、ラジアル軸受を別途配置する
場合に比べ、軸方向寸法の縮小、コスト低減になる。そ
の他の基本的な構成・機能は上記実施例のものと同じで
ある。
【0021】図4および図5に示す実施例は、コイルバ
ネ6の一端6aを外径側に湾曲させ、これを、ハウジン
グ7の一方の端部内径に設けた凹部7aに係合連結した
ものである。この実施例のトルクリミッタ付きクラッチ
もハウジング7から回転トルクを入力するが、図4
(b)において{カム面1aの向きが、図1(b)、図
8と逆になっている。}、ハウジング7の右回転時がト
ルク伝達方向(クラッチON)、左回転時が空転方向
(クラッチOFF)であり、コイルバネ6の巻きがトル
ク伝達方向に対して締まる方向になっている。また、コ
イルバネ6の一端6aにおける湾曲の起点6a1は外径
側に傾斜状に立ち上がり、これに対応して、ハウジング
7の凹部7aの一方の側壁7a1が傾斜面になってい
る。一端6aにおける湾曲の起点6a1から端面6a2
に至る部分は、コイルバネ6の巻きの方向及び曲率に沿
っている。図4(c)に示すように、コイルバネ6の他
端6bは巻きの方向に沿い、また、ハウジング7の凹部
7aの他方の側壁7a2は略垂直面になっている。その
他の基本的な構成は図1に示すものと同様である。
【0022】通常時、ハウジング7からの入力回転トル
ク(右回転)は、ハウジング7→コイルバネ6→外輪1
→ローラ3→軸2といったトルク伝達経路を介して軸2
に伝達される。ハウジング7に過大トルクが入力される
と、コイルバネ6の巻きがトルク伝達方向に対して締ま
る方向になっているので、コイルバネ6は弾性的にさら
に縮径しようとするが、その一端6aが、起点6a1と
側壁7a1との傾斜接触によって案内されながら内径側
に弾性変位し、凹部7aから離脱するため、一端6aの
外径とハウジング7の内径との間で滑りが生じる。これ
により、ハウジング7からの過大トルクが遮断される。
【0023】一方、軸2から逆入力する場合は、図4
(b)において、軸2の左回転時がトルク伝達方向(ク
ラッチON)、右回転時が空転方向(クラッチOFF)
になる。この場合も、コイルバネ6の巻きは、トルク伝
達方向に対して締まる方向になる。軸2から左回転の過
大トルクを逆入力すると、上記と同様にして、一端6a
の外径とハウジング7の内径との間で滑りが生じ、これ
により、軸2からの過大トルクが遮断される。
【0024】図6に示す実施例は、コイルバネの他端6
bをフラット形状に加工し、これを、外輪1の外径に設
けたフラット面1bに係合固定したものである。
【0025】図7に示す実施例は、コイルバネの他端6
bを内径側への屈曲形状に加工し、これを、外輪1の他
方の端部に設けた穴1cに挿入固定したものである。
【0026】以上のように、本発明のトルクリミッタ付
きクラッチは、入力回転トルクを1方向に伝達又は遮断
する1方向クラッチ機能と、過大トルクを遮断するトル
クリミッタ機能を併せもつものである。しかも、コイル
バネ6を外輪1の外径に嵌合し、その一端6aをハウジ
ング7に連結した構造なので、構造が簡単であり、ま
た、一般仕様のクラッチをそのまま利用できるので、コ
スト的にきわめて有利である。さらに、逆入力時、出力
部材(ハウジング7から入力する場合は軸2、軸2から
入力する場合はハウジング7)を両方向に空転させるこ
とができるので、自動開閉装置において、出力系からの
手動により強制操作が必要な場合、あるいは、誤って強
制操作をした場合への対応も充分可能である。
【0027】尚、以上の実施例では、トルク伝達材とし
てローラ3を用いたローラクラッチを用いているが、本
発明は、トルク伝達材としてボール又はスプラグを用い
るクラッチにも同様に適用可能である。また、内側回転
部材として内輪を用いたクラッチにも同様に適用可能で
ある。さらに、1方向クラッチに限らず、入力回転トル
クを2方向に伝達又は遮断する機能有する2方向クラッ
チにも適用可能である。この場合、左右一対のコイルバ
ネを使用し、これらの巻きの向きが相互に反対方向にな
るように、外輪およびハウジングに装着する(コイルバ
ネの装着は上記実施例に準じて行なうと良い)。
【0028】
【発明の効果】本発明は、以下に示す効果を有する。
【0029】(1)入力回転トルクを伝達又は遮断する
クラッチ機能と、過大トルクを遮断するトルクリミッタ
機能とを兼ね備えているので、トルクリミッタ等の過負
荷防止手段を別途配置する場合に比べ、スペース、重
量、コスト等の点で有利である。
【0030】(2)コイルバネをクラッチ外輪の外径に
嵌合し、その一端をハウジングに連結した構造なので、
構造が簡単であり、また、一般仕様のクラッチをそのま
ま利用できるので、コスト的にきわめて有利である。さ
らに、コイルバネの一端をハウジングに連結するので、
ハウジングに樹脂材を用いた場合でも、確実なトルク伝
達がなされる。
【0031】(3)許容トルク値の設定は、コイルバネ
と外輪との締代を管理することにより、あるいは、コイ
ルバネの線径、材質等を管理することにより容易に行な
うことができるので、用途、使用条件に応じた自在なト
ルク管理が可能である。
【0032】(4)逆入力時、出力部材を両方向に空転
させることができるので、自動開閉装置において、出力
系からの手動により強制操作が必要な場合、あるいは、
誤って強制操作をした場合への対応も充分可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す縦断面図(図a)、図a
におけるb方向矢視図(図b)、図aにおけるc方向矢
視図(図c)である。
【図2】図1におけるコイルバネの側面図(図a:図b
におけるa方向矢視)、正面図(図b:一部断面)、側
面図(図c:図bにおけるc方向矢視)である。
【図3】本発明の他の実施例を示す縦断面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す縦断面図(図a)、
図aにおけるb方向矢視図(図b)、図aにおけるc方
向矢視図(図c)である。
【図5】図4におけるコイルバネの側面図(図a:図b
におけるa方向矢視)、正面図(図b:一部断面)、側
面図(図c:図bにおけるc方向矢視)である。
【図6】本発明の他の実施例に係わるコイルバネの他端
周辺部を示す側面図である。
【図7】本発明の他の実施例に係わるコイルバネの他端
周辺部を示す側面図である。
【図8】1方向ローラクラッチの一般的構成を示す横断
面図である。
【符号の説明】
1 外輪 2 軸 3 ローラ 6 コイルバネ 6a 一端 7 ハウジング

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外側回転部材および内側回転部材とこれ
    ら回転部材間に配されたトルク伝達部材との係合・離脱
    を介して入力回転トルクの伝達・遮断を行なうクラッチ
    と、前記外側回転部材の外径に嵌合されたコイルバネ
    と、前記コイルバネを介して前記外側回転部材の外径に
    装着されたハウジングとで構成され、 前記コイルバネの巻きがトルク伝達方向に対して緩む方
    向となるように、前記コイルバネの一端が前記ハウジン
    グに連結されたことを特徴とするトルクリミッタ付きク
    ラッチ。
  2. 【請求項2】 外側回転部材および内側回転部材とこれ
    ら回転部材間に配されたトルク伝達部材との係合・離脱
    を介して入力回転トルクの伝達・遮断を行なうクラッチ
    と、前記外側回転部材の外径に嵌合されたコイルバネ
    と、前記コイルバネを介して前記外側回転部材の外径に
    装着されたハウジングとで構成され、 前記コイルバネの巻きがトルク伝達方向に対して締まる
    方向となるように、前記コイルバネの外径側に湾曲した
    一端が前記ハウジングの凹部に係合連結されたことを特
    徴とするトルクリミッタ付きクラッチ。
JP6273185A 1994-11-08 1994-11-08 トルクリミッタ付きクラッチ Withdrawn JPH08135692A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009024741A (ja) * 2007-07-18 2009-02-05 Tok Bearing Co Ltd 回転体の入出力装置
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Date Code Title Description
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020115