JP4834370B2 - 相関受信処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーダ装置の受信装置などに使用される相関受信処理装置に関し、特にサイドローブを抑圧すると共にS/Nロスを低減する技術に関する。
例えば特許文献1には、レーダ装置において使用されるパルス圧縮方式を採用したレーダ信号処理装置が示されている。このレーダ信号処理装置は、チャープ信号(線形FM変調信号)を送信信号として相対的に移動する移動目標に向けて送信し、移動目標によって反射された反射信号を受信信号として受信後、その受信信号から目標の移動に起因するドップラシフト成分を抽出し、抽出されたドップラシフト成分に基づきこの移動目標を検出する。
パルス圧縮方式は、長パルス内を変調したチャープ信号として送信されたパルス内変調信号を受信した後に、このパルス内変調信号に適合するパルス圧縮フィルタを介して短パルス信号を得るものであり、パルス内送信エネルギーの増加による探知距離の延伸、高い距離分解能の実現、干渉・妨害波抑圧に有効などの利点があるため、多くのレーダに適用されている。
このような従来のレーダ装置(チャープレーダ装置)の性能は、一般に、パルス圧縮処理後の波形(出力波形)、具体的には主ローブのパルス幅(主ローブ幅)とサイドローブのレベル(サイドローブレベル)の2点と、主ローブのピーク値におけるS/Nロスとによって評価される。
特開平4−357485号公報
また、パルス圧縮処理については、特願2004−289072号に記載されたパルス圧縮処理装置がある。このパルス圧縮処理装置は、パルス内周波数変調が施された送信信号としてのチャープ信号を受信信号として相関受信してパルス圧縮を行なっており、最適フィルタを用いて、サイドローブを抑圧するとともにS/Nロスを最小化している。このパルス圧縮処理装置にあっては、最適フィルタの導出において、送信信号の波形については、チャープ信号に限られていた。
しかし、連続する受信信号系列において、バースト状に受信すべき信号が発生する場合もある。例えば、追尾レーダ等において、目標のアンテナが正面を向いた場合の反射信号の検出、ヘリコプターのロータが正面を向いた場合の反射信号の検出、又は回転アンテナを有するレーダにおいて、目標の方向をアンテナが向いた時に受信される反射信号の検出などの場合である。
これらの場合に、従来では、FFT等の不適なフィルタで反射信号の検出が行なわれていた。このため、サイドローブが高く、しかもS/Nロスが大きくなるという課題を有していた。
本発明は上記要請に応えるためになされたものであり、その課題は、処理におけるサイドローブの抑圧を高い性能で実現すると共にS/Nロスを最小化できる相関受信処理装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の主たる側面は、一定時間内に繰り返される複数のパルス信号であって且つパルス信号毎に振幅変調又は位相変調又は振幅・位相変調された信号を受信する受信装置に設けられ、上記パルス信号毎にサンプリングされた信号を受信信号として相関受信を行う相関受信処理装置において、上記受信信号を相関受信した波形の主ローブのピーク中央およびその両側に存在する複数のサンプル点を除くすべてのサンプル点のサンプル値を0にし、且つ上記主ローブのピーク中央のサンプル値におけるS/Nロスを最小にするような係数ベクトルを算出するフィルタ係数演算部と、上記フィルタ係数演算部で算出された係数ベクトルに従って上記受信信号を相関受信するフィルタを備え、前記フィルタ係数演算部は、 前記受信信号内でのサンプル順のI/Qサンプル値を要素
Figure 0004834370
とするベクトル
Figure 0004834370
に対して、
Figure 0004834370
但し、
Figure 0004834370
但し、i,jのいずれかは、1〜N のうち一部について加算を行なう。
(ここで、
tは転置行列、*は複素共役、αは任意の複素定数、
Figure 0004834370
は任意の設計パラメータ、
Figure 0004834370

Figure 0004834370
は高速フーリエ変換のポイント数を表す)
で算出される
Figure 0004834370
を係数ベクトルとして出力することを特徴とする。
本発明の上記側面によれば、パルス信号毎に振幅変調又は位相変調又は振幅・位相変調された信号を相関受信した波形の主ローブのピーク中央およびその両側に存在する複数のサンプル点を除くすべてのサンプル点のサンプル値を0にし、且つ主たるピーク中央のサンプル値におけるS/Nロスを最小にするような係数ベクトルを算出し、算出された係数ベクトルに従って受信信号をFIRフィルタから成るフィルタで相関受信するように構成したので、相関受信処理におけるサイドローブ抑圧を高い性能で実現すると共に分解性能を向上させ、且つ、S/Nロスを最小化できる相関受信処理装置を提供できる。
また、上記処理をフーリエ変換を介して周波数空間で行うことによって、長時間系列の信号を処理対象とすることが可能となるため、レーダ装置に好適な相関受信処理装置を提供できる。
以下、本発明の実施形態に係る相関受信処理装置を図面を参照しながら詳細に説明する。
まず、本発明の第1及び第2実施形態に係る相関受信処理装置が適用されるレーダ信号処理装置の概要を図1に示すブロック図を参照しながら説明する。
このレーダ信号処理装置は、送信信号発生器10、D/A変換器11、ローカル発振器12、送信側ミキサ13、送信信号増幅器14、サーキュレータ15、空中線16、受信信号増幅器17、受信側ミキサ18、A/D変換器19、パルス圧縮処理部20、相関処理部21および目標検出処理部22から構成されている。
送信信号発生器10は、パルス繰り返し周波数(Pulse Repetition Frequency、以下、「PRF」と略する)を有し、一定の時間間隔と形状をもつパルス信号としての送信信号を生成する。
D/A変換器11は、送信信号発生器10からのパルス信号をアナログ信号に変換して送信側ミキサ13に送る。
ローカル発信器12は、ローカル周波数を有するローカル信号(同期信号)を生成する。
送信側ミキサ13は、D/A変換器11からの信号とローカル発振器12からのローカル信号とを混合することにより高周波信号に変換し、送信信号増幅器14に送る。
送信信号増幅器14は、送信側ミキサ13からの高周波信号を所定のレベルまで増幅し、サーキュレータ15に送る。サーキュレータ15は、送信信号増幅器14からの高周波信号を空中線16に出力するか、空中線16からの受信信号を受信信号増幅器17に出力するかを切り替える。
空中線16は、例えばアレイアンテナ等から構成されており、送信信号増幅器14からサーキュレータ15を介して送られてくる高周波信号を目標に向けて送信するとともに、目標からの反射波を受信し、受信信号としてサーキュレータ15へ送る。
受信信号増幅器17は、空中線16からサーキュレータ15を介して送られてくる受信信号を低雑音増幅し、受信側ミキサ18に送る。
受信側ミキサ18は、受信信号増幅器17からの受信信号とローカル発振器12からのローカル信号とを混合することにより受信信号を中間周波信号(IF信号)に変換し、A/D変換器19に送る。
A/D変換器19は、受信側ミキサ18からのIF信号を直交デジタル信号(I/Q信号)に変換し、パルス圧縮処理部20に送る。パルス圧縮処理部20でパルス圧縮された信号は、相関処理部21に送られる。
相関処理部21は、パルス圧縮処理部20からのパルス圧縮された信号を相関処理することにより、信号のS/Nを改善する。目標検出処理部22は、相関処理部21からの信号から目標成分を抽出することにより、目標を抽出する。
(第1実施形態)
次に、本発明の第1実施形態に係る相関受信処理装置(図1の相関処理部21に対応する)の詳細を説明する。
図3は相関処理部21の詳細な構成を示すブロック図である。この相関処理部21は、フィルタ係数演算部30と相関処理フィルタ40(本発明のフィルタに対応)とから構成されている。
フィルタ係数演算部30は、相関処理フィルタ40に与える第1係数ベクトル
Figure 0004834370
を算出する。フィルタ係数演算部30は、S/Nロス最小演算部31とゼロサイドローブ演算部32とから構成されている。
S/Nロス最小演算部31は、S/Nロスを理論的に最小にする係数データを第2係数ベクトル
Figure 0004834370
として生成する。このS/Nロス最小演算部31の出力は、ゼロサイドローブ演算部32に送られる。
ゼロサイドローブ演算部32は、S/Nロス最小演算部31からの第2係数ベクトル
Figure 0004834370
に基づいて、さらに、サイドローブレベルをゼロに抑圧したゼロサイドローブ(サイドローブフリー)を実現するための係数データを第1係数ベクトル
Figure 0004834370
として生成し、相関処理フィルタ40に送る。
相関処理フィルタ40は、例えば図4に示すようなFIRフィルタ(Finite Impulse Response、有限インパルス応答)から構成されている。このFIRフィルタは、1スイープ分の遅延素子(D)、乗算器(×)および加算器(+)から成る周知の構造を有し、フィルタ係数演算部30から送られてくる第1係数ベクトル
Figure 0004834370
に従って、パルス圧縮処理部20から送られてくるI/Q信号(図の
Figure 0004834370
)を相関受信し、信号
Figure 0004834370
として出力する。
以下、フィルタ係数演算部30における第1係数ベクトル
Figure 0004834370
の生成方法を説明する。まず、サイドローブフリーの相関受信条件の導出について説明する。
[相関受信処理の原理]
レーダ信号処理装置の相関処理部21において、相関処理フィルタ40への入力信号(受信信号)は、図2(a)に示すように、振幅・位相変調された信号からなる。ここで、位相変調された信号は、符号列により変調された信号を用いてもよい。また、入力信号は、振幅変調された一定の周波数の信号であってもよい。また、入力信号は、位相変調された一定の振幅の信号であってもよい。また、入力信号は、位相変調された一定の振幅の信号であってもよい。なお、図2(b)は出力される波形のイメージを示すものである。
次に、振幅・位相変調された入力信号の時系列を
Figure 0004834370
とベクトル表記する。ここで、ベクトル成分
Figure 0004834370
は受信信号のサンプル順のI/Qサンプリングデータを表す。これは、レーダ受信パルスごとのサンプル値に相当する。即ち、入力信号は、各パルス毎の同一レンジの反射信号をそれぞれサンプル値とする系列となる。
これに対して相関処理フィルタ40におけるフィルタ係数ベクトル
Figure 0004834370
は、一般的にNタップのFIRフィルタ係数ベクトルとして、
Figure 0004834370
と表すことができる。ここで、
Figure 0004834370
は最適フィルタの係数ベクトルを表し、
Figure 0004834370
は重み関数行列
Figure 0004834370
(窓関数に相当する)を表す。ここで、「*」は複素共役を表し、「
Figure 0004834370
」は対角行列を表す。
このとき、相関処理フィルタ40からの出力信号の時系列は、
Figure 0004834370
と表すことができる。ここで、
Figure 0004834370
は、相関処理フィルタを構成するFIRフィルタの各遅延段(D)への入力信号を表す状態マトリクスである。また、「T」は転置行列を表す。
[周波数空間での処理の定式化]
近年、相関受信処理を式(2)に示すフィルタ係数を有するFIRフィルタを用いて実空間上で相関処理するよりも、フーリエ変換を介して周波数空間で処理する事が多くなっており、特に処理の効率上、式(1)で示す系列長Nよりも長い受信信号のサンプル系列に対して一括して周波数空間上で処理することが可能である。
このような事情を考慮して、本発明においては、相関処理フィルタ40への入出力信号を、フーリエ変換(及び逆フーリエ変換)を介して、次のような実空間(のベクトル:式(5))と周波数空間(のベクトル:式(7))との対応関係
Figure 0004834370
に基づき、周波数空間において取り扱う。ここで、
Figure 0004834370
は高速フーリエ変換(FFT)演算マトリクスを表し、その各成分は
Figure 0004834370
である。なお、
Figure 0004834370
であり、
Figure 0004834370
は高速フーリエ変換のポイント数を表す。また、
Figure 0004834370
とした。上述したように、FFTのポイント数
Figure 0004834370
は相関処理フィルタ40の出力時系列のサンプル数(2N―1)よりも大きいことが必要なので、式(7)〜(12)に示す各量(ベクトル及び行列)には、FFTのポイント数
Figure 0004834370
に合わせて0成分を付加している。
式(8)〜(12)を式(7)に代入すると、
Figure 0004834370
を得る。ここで、
Figure 0004834370
は逆高速フーリエ変換(IFFT)演算マトリックスであり、次の規格化条件
Figure 0004834370
を満たす。ここで、
Figure 0004834370
は単位行列である。
この前提の下、本発明の目的であるサイドローブフリーの出力ベクトル(期待出力)を
Figure 0004834370
で与える。ここで、
Figure 0004834370
である。これは、式(5)で与えられる通常の係数ベクトルによる出力時系列の内で、ピーク出力の近傍(サンプル点
Figure 0004834370
を中心に片側
Figure 0004834370
までの領域)に関しての出力(サンプル値)のみを許容し、それ以外のサンプル値を0に置き換えたものとなっている。つまり、本発明においては、サイドローブフリーの条件を満たすような出力ベクトルとして式(19)を設定する。この前提の下、式(18)の
Figure 0004834370
が求める係数ベクトルである。
次に、式(15)を参考にして、式(18)を満たす係数ベクトル
Figure 0004834370
の算出を行う。
式(18)の両辺に左からFFT演算マトリックス
Figure 0004834370
を乗じて、式(15)を利用すると、
Figure 0004834370
となる。この式の両辺に左から
Figure 0004834370
を乗じると、
Figure 0004834370
を得る。さらに、この式の両辺に左からIFFT演算マトリックス
Figure 0004834370
を乗じると、
Figure 0004834370
を得る。ここで、
Figure 0004834370
である。
以上の結果より、サイドローブフリーを与えるフィルタ係数ベクトル
Figure 0004834370
は式(22)においてサイドローブフリーの出力期待値ベクトル
Figure 0004834370
を規定すればそれに応じて決定できることが分かる。さらに、出力期待値ベクトル
Figure 0004834370
は係数ベクトル
Figure 0004834370
から導出されるため、結果として、係数ベクトル
Figure 0004834370
を決定すればそれに伴ってサイドローブフリーの係数ベクトル
Figure 0004834370
を式(22)より導くことができる。
このようにして、ゼロサイドローブ演算部32は、式(22)によって与えられる係数ベクトル
Figure 0004834370
を相関処理フィルタ40に送る。
[サイドローブフリー条件でのS/Nロスの導出]
上記ではサイドローブフリーとなる係数ベクトルの算出方法を示したが、一般には、このような方法ではノイズ環境下においてS/N劣化が著しいものと考えられる。そこで、次に、S/Nロスの最小化とサイドローブフリーの2つの条件を同時に満足する相関受信係数ベクトルの算出式を導出する。式(1)で表される相関処理フィルタへの入力信号
Figure 0004834370
の平均電力は、
Figure 0004834370
で与えられる。ここで、Nは、式(1)で与えられる入力信号のサンプル数を表す。
また、入力信号の各サンプル点(つまり、式(1)の各ベクトル成分)に加わる雑音は無相関とすると、その平均入力電力は、
Figure 0004834370
のように書ける。
このとき、フィルタによって相関受信された出力信号の電力ピーク値は、
Figure 0004834370
であり、その雑音平均出力は
Figure 0004834370
のように与えられる。
同様に、最適フィルタを使用した場合の相関受信された出力信号の電力ピーク値、及びその雑音平均出力は、それぞれ
Figure 0004834370
と算出される。
一般に、S/N損失を示す指数Lは、
Figure 0004834370
と定義されるので、この式に式(24)〜(29)を代入すると、
Figure 0004834370
を得る。なお、指数Lはその値が増大して1に近づくほどS/N損失が小さい事を示す指数である。
しかし、このままの形式では解析的に条件が導出できないため、恒等的に成り立つ次の関係式
Figure 0004834370
を用いることにする。ここで、
Figure 0004834370
であり、
Figure 0004834370
という入力状態マトリクスを新たに定義した。
式(31)は式(32)を用いることによって、新たに
Figure 0004834370
の2次形式として
Figure 0004834370
のように変形できる。ここで、式(36)に次式
Figure 0004834370
を代入すると、
Figure 0004834370
を得る。さらに、次の定義式
Figure 0004834370
を式(38)に代入すると
Figure 0004834370
を得る。さらに、次の定義式
Figure 0004834370
を用いると、式(42)は、
Figure 0004834370
と書き直すことができる。
式(45)によって表されるS/Nロスの指数Lは、次のSchwartzの不等式
Figure 0004834370
を用いて、
Figure 0004834370
のように評価することができる。
したがって、S/Nロスが最小となるための条件は、不等式(47)において等号が成立するとき、すなわち、
Figure 0004834370
が満たされるときであることがわかる。ここで、αは任意の複素定数である。この式に式(43),(44)を代入すると、
Figure 0004834370
となる。この式の両辺に右から行列
Figure 0004834370
を乗じて、さらに式(39)を適用すると、
Figure 0004834370
となる。さらに、この式の両辺に右から行列
Figure 0004834370
を乗じると、
Figure 0004834370
となる。
従って、S/Nロス最小を満足する条件として最終的に、
Figure 0004834370
を得る。これより、サイドローブフリーの係数ベクトルによるS/Nロス最小化を満足するためには、導出された式(52)の係数ベクトル
Figure 0004834370
を用いて、式(32)で与えられるサイドローブフリーの係数ベクトル
Figure 0004834370
への変換を行えばよいことがわかる。これにより、サイドローブフリーでS/Nロス最小の係数ベクトルを求めることが可能となる。
このように、S/Nロス最小演算部31は、式(52)で表される係数ベクトル
Figure 0004834370
を算出し、ゼロサイドローブ演算部32に送る。そして、ゼロサイドローブ演算部32は、S/Nロス最小演算部31からの係数ベクトル
Figure 0004834370
を式(32)で表されるサイドローブフリーの係数ベクトル
Figure 0004834370
に代入することによって、S/Nロスを最小とするサイドローブフリーの係数ベクトルを算出し、相関処理フィルタ40に送る。
(第2実施形態)
上述した第1実施形態においてはFIRフィルタ(相関処理フィルタ40)の係数ベクトルを実空間上のベクトル(つまり、
Figure 0004834370
)として扱っているが、本発明の第2実施形態に係る相関受信処理装置は、相関処理フィルタにおける処理をフーリエ変換を介して周波数空間で実施するようにしたことを特徴とする。
<実施例1>
図5(a)は本発明の第2実施形態に係る相関受信処理装置の構成の一つの例を示すブロック図である。この相関受信処理装置は、フィルタ係数演算部30aと相関処理フィルタ40aとから構成されている。なお、第1実施形態に係る相関受信処理装置と同一の構成部分にはそれらと同一の符号を付してある。
フィルタ係数演算部30aは、相関処理フィルタ40aに与える係数ベクトルを算出する。フィルタ係数演算部30aは、S/Nロス最小演算部31、ゼロサイドローブ演算部32および第1フーリエ変換処理部33から構成されている。
S/Nロス最小演算部31は、S/Nロスを理論的に最小にする係数データ(係数ベクトル)
Figure 0004834370
を生成する。このS/Nロス最小演算部31の出力は、ゼロサイドローブ演算部32に送られる。
ゼロサイドローブ演算部32は、S/Nロス最小演算部31からの係数データ(係数ベクトル)
Figure 0004834370
に基づいて、さらに、サイドローブをゼロに抑圧したゼロサイドローブ(サイドローブフリー)を実現するための係数データ
Figure 0004834370
を生成する。これらS/Nロス最小演算部31およびゼロサイドローブ演算部32における係数ベクトル
Figure 0004834370
の導出方法は、第1実施形態におけるそれと同じである。このゼロサイドローブ演算部32から出力される係数ベクトル
Figure 0004834370
は、第1フーリエ変換処理部33に送られる。
第1フーリエ変換処理部は、ゼロサイドローブ演算部32からの係数ベクトル
Figure 0004834370
に式(8)で表される高速フーリエ変換
Figure 0004834370
を施した後に、得られた周波数空間上の係数ベクトル
Figure 0004834370
を相関処理フィルタ40aに送る。
相関処理フィルタ40aは、第2フーリエ変換処理部41、乗算演算部42および逆フーリエ変換処理部43から構成されている。
第2フーリエ変換処理部41はパルス圧縮処理部20から送られてくるI/Q信号
Figure 0004834370
に式(8)で表される高速フーリエ変換
Figure 0004834370
を施した後に、得られた周波数空間上の入力信号
Figure 0004834370
を乗算演算部42に送る。
乗算演算部42は、フィルタ係数演算部30aから送られてくる周波数空間上の高速フーリエ変換された係数ベクトル
Figure 0004834370
に従って、第2フーリエ変換処理部41から送られてくる周波数空間上の高速フーリエ変換されたI/Q信号
Figure 0004834370
を周波数空間でパルス圧縮し、得られた周波数空間上の出力ベクトル
Figure 0004834370
を逆フーリエ変換処理部43に送る。
逆フーリエ変換処理部43は、乗算演算部42から送られてくる周波数領域のデータ(
Figure 0004834370
)に式(16)で表される逆高速フーリエ変換
Figure 0004834370
を施した後に、得られた時間領域のデータ
Figure 0004834370
を出力する。これにより、相関処理フィルタ40aからは、第1実施形態と同等の信号
Figure 0004834370
が出力される。
<実施例2>
図5(b)に示すように、第2実施形態に係るその他の実施例として、図5(a)における第1フーリエ変換処理部を取り除く代わりに、ゼロサイドローブ演算部32aにその役割(すなわち、実空間上の係数ベクトル
Figure 0004834370
に式(8)で表される高速フーリエ変換
Figure 0004834370
を施すことによって周波数空間上の係数ベクトル
Figure 0004834370
に変換すること)を担わせることもできる。すなわち、本実施例においては、式(32)の代わりに、式(32)の両辺に左からFFT演算マトリックス
Figure 0004834370
を乗じた
Figure 0004834370
を用いてゼロサイドローブ演算部32aが
Figure 0004834370
を直接算出し出力するものである。従って、ゼロサイドローブ演算部32aの出力を時系列係数データ
Figure 0004834370
ではなく、高速フーリエ変換を施した後の周波数軸上の係数データ
Figure 0004834370
として相関処理フィルタ40aに送ることが可能となり、以下の処理は上記実施例1と同様に遂行される。
<実施例3>
第3実施形態に係るその他の実施例として、フィルタ係数演算部は、以下のような処理を行うことにより、フィルタ係数ベクトル
Figure 0004834370
を算出して相関処理フィルタ40に出力するようにしてもよい。以下、この処理について説明する。
まず、相関処理フィルタ40への入力信号の系列ベクトルは、
Figure 0004834370
目的であるサイドローブ領域をゼロ出力に拘束した出力ベクトル(期待出力)は次式となる。
Figure 0004834370
Figure 0004834370
Figure 0004834370
Figure 0004834370

Figure 0004834370
Figure 0004834370
Figure 0004834370
Figure 0004834370
Figure 0004834370
Figure 0004834370
ただし、
Figure 0004834370
Figure 0004834370
ここで、従来の導出との差は、
Figure 0004834370
さらに、
Figure 0004834370
であり、数学的にはまったく同じものである。
したがって、未定係数である定数項を除いて同じフィルタ係数を導出するものであり、計算手順だけの差異にすぎないことが分かる。
また、実施例3のその他の実施例として、実空間上の係数ベクトル
Figure 0004834370
に式(8)で表される高速フーリエ変換
Figure 0004834370
を施すことによって周波数空間上の係数ベクトル
Figure 0004834370
に変換することもできる。
そして、周波数空間上の係数ベクトル
Figure 0004834370
を相関処理フィルタに送ることもできる。
なお、本発明は、PRFスタガなどによるパルス間の時間の変動、即ちサンプル間隔が不均一の時間間隔になっている場合でも、入力となる信号ベクトルを定義可能である限り適用可能である。即ち、相関処理すべき信号が定式化できる限り適用可能であって、レーダの信号処理に限られるものではなく、サンプルデータ系列中から一定のデータパターンを抽出する用途に広く用いることができる。
また、本発明は、S/Nロスを理論的に最小とするようなサイドローブ抑圧を実現する具体的な算出式を実現する装置にあるのであって、送信信号など入出力信号の条件によるものではない。
本発明は、レーダ装置において使用されるレーダ信号処理装置に適用可能である。
本発明の実施形態1に係る相関受信処理装置が適用されるレーダ信号処理装置の概要を示すブロック図である。 本発明の実施形態1および実施形態2に係る相関受信処理装置で使用される入出力信号の1例を説明するための図であり、図2(a)は受信信号を示し、図2(b)は相関処理された信号を示す。 本発明の実施形態1に係る相関受信処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る相関受信処理装置において相関処理フィルタとして使用されるFIRフィルタの構成を示す図である。 本発明の実施形態2に係る相関受信処理装置の構成を示すブロック図であり、図5(a)は実施例1を示し、図5(b)は実施例2を示す。
符号の説明
10 送信信号発生器
11 D/A変換器
12 ローカル発信器
13 送信側ミキサ
14 送信信号増幅器
15 サーキュレータ
16 空中線
17 受信信号増幅器
18 受信側ミキサ
19 A/D変換器
20 パルス圧縮処理部
21 相関処理部
30 フィルタ係数演算部
31 S/N最小演算部
32 ゼロサイドローブ演算部
33 第1フーリエ変換処理部
40 相関処理フィルタ
41 第2フーリエ変換処理部
42 乗算演算部
43 逆フーリエ変換処理部

Claims (4)

  1. 一定時間内に繰り返される複数のパルス信号であって且つパルス信号毎に振幅変調又は位相変調又は振幅・位相変調された信号を受信する受信装置に設けられ、前記パルス信号毎にサンプリングされた信号を受信信号として相関受信を行う相関受信処理装置であって、
    前記受信信号を相関受信した波形の主ローブのピーク中央およびその両側に存在する複数のサンプル点を除くすべてのサンプル点のサンプル値を0にし、且つ主ローブのピーク中央のサンプル値におけるS/Nロスを最小にするような係数ベクトルを算出するフィルタ係数演算部と、
    前記フィルタ係数演算部で算出された係数ベクトルに従って前記受信信号を相関受信するフィルタとを備え、
    前記フィルタ係数演算部は、
    前記受信信号内でのサンプル順のI/Qサンプル値を要素
    Figure 0004834370
    とするベクトル
    Figure 0004834370
    に対して、
    Figure 0004834370
    但し、
    Figure 0004834370
    但し、i,jのいずれかは、1〜Nのうち一部について加算を行なう。
    (ここで、
    tは転置行列、*は複素共役、αは任意の複素定数、
    Figure 0004834370
    は任意の設計パラメータ、
    Figure 0004834370

    Figure 0004834370
    は高速フーリエ変換のポイント数を表す)
    で算出される
    Figure 0004834370
    を係数ベクトルとして出力することを特徴とする相関受信処理装置。
  2. 一定時間内に繰り返される複数のパルス信号を受信する受信装置に設けられ、前記パルス信号毎にサンプリングされた信号を受信信号として相関受信を行う相関受信処理装置であって、
    前記受信信号を相関受信した波形の主ローブのピーク中央およびその両側に存在する複数のサンプル点を除くすべてのサンプル点のサンプル値を0にし、且つ主ローブのピーク中央のサンプル値におけるS/Nロスを最小にするような係数ベクトルを算出するフィルタ係数演算部と、
    前記フィルタ係数演算部で算出された係数ベクトルに従って前記受信信号を相関受信するフィルタとを備え、
    前記フィルタ係数演算部は、前記係数ベクトルをフーリエ変換する第1フーリエ変換部を備え、
    前記フィルタは、
    前記受信信号をフーリエ変換する第2フーリエ変換部と、
    前記第1フーリエ変換部からのフーリエ変換された係数ベクトルと前記第2フーリエ変換部からのフーリエ変換された受信信号とを周波数空間で演算して間接的に相関受信する間接演算部と、
    前記間接演算部からの相関受信された受信信号を逆フーリエ変換する逆フーリエ変換部とを備え、
    前記フィルタ係数演算部は、
    前記受信信号内でのサンプル順のI/Qサンプル値を要素
    Figure 0004834370
    とするベクトル
    Figure 0004834370
    に対して、
    Figure 0004834370
    但し、
    Figure 0004834370
    但し、i,jのいずれかは、1〜N のうち一部について加算を行なう。
    (ここで、
    tは転置行列、*は複素共役、αは任意の複素定数、
    Figure 0004834370
    は任意の設計パラメータ、
    Figure 0004834370

    Figure 0004834370
    は高速フーリエ変換のポイント数を表す)
    で算出される
    Figure 0004834370
    を係数ベクトルとして出力することを特徴とする相関受信処理装置。
  3. 一定時間内に繰り返される複数のパルス信号を受信する受信装置に設けられ、前記パルス信号毎にサンプリングされた信号を受信信号として相関受信を行う相関受信処理装置であって、
    前記受信信号を相関受信した波形の主ローブのピーク中央およびその両側に存在する複数のサンプル点を除くすべてのサンプル点のサンプル値を0にし、且つ主ローブのピーク中央のサンプル値におけるS/Nロスを最小にするような係数ベクトルを算出するフィルタ係数演算部と、
    前記フィルタ係数演算部で算出された係数ベクトルに従って前記受信信号を相関受信するフィルタとを備え、
    前記フィルタ係数演算部は、前記係数ベクトルをフーリエ変換し、フーリエ変換された係数ベクトルを出力し、
    前記フィルタは、
    前記受信信号をフーリエ変換するフーリエ変換部と、
    前記フィルタ係数演算部からのフーリエ変換された係数ベクトルと前記フーリエ変換部からのフーリエ変換された受信信号とを周波数空間で演算して間接的に相関受信する間接演算部と、
    前記間接演算部からの相関受信された受信信号を逆フーリエ変換する逆フーリエ変換部とを備え、
    前記フィルタ係数演算部は、
    前記受信信号内でのサンプル順のI/Qサンプル値を要素
    Figure 0004834370
    Figure 0004834370
    に対して、
    Figure 0004834370
    但し、
    Figure 0004834370
    但し、i,jのいずれかは、1〜N のうち一部について加算を行なう。
    (ここで、
    tは転置行列、*は複素共役、αは任意の複素定数、
    Figure 0004834370
    は任意の設計パラメータ、
    Figure 0004834370

    Figure 0004834370
    は高速フーリエ変換のポイント数を表す)
    で算出される
    Figure 0004834370
    (ここで、Qは高速フーリエ変換行列)
    を係数ベクトルとして出力することを特徴とする相関受信処理装置。
  4. サンプル間隔が不均一の時間間隔になっていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の相関受信処理装置。
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