JP4834030B2 - リチウム二次電池用正極及びこれを用いたリチウム二次電池 - Google Patents

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Description

本発明は、リチウム二次電池用正極及びこれを用いたリチウム二次電池に関する。
リチウムイオンニ次電池は、小型軽量の充電可能な電池で、単位容積あるいは単位重量あたり蓄電容量が大きく、携帯電話、ノートパソコン、携帯情報端末(PDA)、ビデオカメラ、デジタルカメラなどに広く利用され、小型軽量で比較的電力消費の大きな各携帯型機器には必要不可欠なものとなっている。このような特徴からリチウムイオン二次電池は、省エネルギー化やエネルギー貯蔵としての蓄電池技術においてキーテクノロジーとなると考えられる。省エネルギーとしては、二酸化炭素排出の削減を目指した電気自動車(EV)やハイブリット自動車(HEV)等の車載用途への応用、エネルギー貯蔵としては風力発電、太陽光発電および夜間電力の有効利用のための定置型電源への応用が挙げられる。同用途の実用化においては、更なる高性能化・高容量化・低コスト化が望まれている。一方で、近年リチウムイオン二次電池の事故や回収が相次ぐなど安全性について重要視されており、同電池における信頼性を高めることも強く望まれている。
リチウムイオン二次電池の正極材料で最も普及しているのはコバルト酸リチウムであり、優れた性能を持つ材料であることから多くの民生機器に使用されている。しかし、レアメタルであるため、高価かつ価格変動が大きく、安全性が低い等の問題点も挙げられる。その他の材料としては、ニッケル酸リチウムやマンガン酸リチウム等が挙げられる。このうち、ニッケル酸リチウムは、高容量、高温サイクルに優れるが安全性が低いという問題を有する。また、マンガン酸リチウムは過充電性といった安全性に優れており、低コストであるが、容量が低く高温サイクルが劣るといった短所がある。さらに、ニッケル−マンガン−コバルト系材料が開発されており、これによりコスト面や安全性は改善され、実用化されているものの、コバルトを含むことによるコスト面の課題は依然として潜在し、また安全性も十分とは言い難い。
このような状況の中でオリビン型リチウム酸化物は環境負荷が低く、資源的に豊富で低コストな材料として注目されている。また高容量であり、充電時の熱安定性にも優れるため、過充電といった異常時においても安全性を向上させることができることから正極材料として期待されている。
しかしながら、これらの正極活物質は、通常電子伝導性が低いため、カーボンブラックやアセチレンブラックなどの導電性物質を加えて正極に用いられている(特許文献1〜4)。すなわち正極は、活物質と導電剤と結着剤を分散媒でスラリー状としたペーストを、コーターにより正極集電体に塗布した後、分散媒を揮発させて製造される。
このようなリチウム含有オリビン型リン酸塩を用いた塗料化において、従来用いられているカーボンブラックやアセチレンブラック等の導電性物質を多量に用いると、正極合剤の流動性を低下させ、短時間で粘度上昇が起こり、塗布できなくなるという問題があった。
この問題に対し導電剤量を減らすと、正極合剤層の電子伝導性が大きく低下し、内部インピーダンスが増加するため、電池性能が得られないという問題があった。一方、流動性を改善するために多量の溶媒を使用すると、乾燥工程において大量の溶媒が揮発するためヒビが入りやすく、集電体との密着性が低下する。また正極合剤層の厚みが薄くなり、電池のエネルギー密度の低下を引き起こすといった問題も生じる。
また正極は、通常、乾燥工程の後にプレス工程を経て製造されるが、従来の正極合剤はこのプレス工程において十分な充填・結着がなされず、剥離等の不具合が生じるおそれがあった。
これに関し、特許文献4では異なる比表面積を有する2種類の導電剤を使用することにより、正極合剤密度を向上させ、電池性能を向上させる試みがなされているが、この比表面積を有する導電剤を使用して、ペーストを調製した場合にも、上記のような流動性の低下、粘度上昇の問題は解決されていない。
特開2002−216770号公報 特開2002−117902号公報 特開2002−117907号公報 特開2006−128119号公報
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、導電剤の分散性、密着性に優れ、電池性能にも優れるリチウム二次電池用正極を提供することを目的とする。
本発明のリチウム二次電池用正極は、次式(I)で表される正極活物質と、導電剤と結着剤とを含有する正極であって、上記の課題を解決するために、前記導電剤が鱗片状又は繊維状の形状をもつ導電性炭素物質からなる群から選択された1種類または2種類以上であり、導電剤のレーザー回折・散乱法により測定された平均粒子径が3〜20μmであるものとする。
LixMPO (I)
上記(I)において、Mは、Co,Ni,Fe,Mn,Cu,Mg,Zn,Ti,Al,Si,BおよびMoからなる群から選択された金属原子少なくとも1種類を含む金属原子であり、0<X<2である。
また、平均粒子径はメジアン径(50%径D50)すなわち積算分布曲線の50%に相当する粒子径を意味するものとする。
上記において、正極活物質は主としてLixFePOであることが好ましい。
また、上記導電剤とともに、レーザー回折・散乱法により測定された平均粒子径が1μm以下の導電性炭素物質成分からなる群から選択された1種または2種以上の第2導電性成分をさらに含有するものとしてもよい。
本発明のリチウム二次電池は、上記いずれかのリチウム二次電池用正極を用いてなるものとする。
本発明のリチウム二次電池用正極は、多量の溶媒を使用しなくても塗料の流動性を高めることができ、また経時的な粘度上昇を抑制することができるので、安定した塗工が可能となる。
また、塗料固形分を上げることができるため、正極合剤層の厚みを上げることが容易になり、エネルギー密度の向上という点でも有利となる。
さらに、導電剤として片状又は繊維状の形状をもつ導電性炭素物質を用いた場合、あるいは、上記導電剤とともに、レーザー回折・散乱法により測定された平均粒子径が1μm以下の導電性炭素物質成分からなる群から選択された1種または2種以上の第2導電性成分をさらに用いた場合、正極プレス工程において充填率・結着性を向上させ、剥離等の不良を起こりにくくすることができる。
1.正極活物質
本発明で用いる正極活物質は、次式(I)で表されるものである;
LixMPO(I)
上記(I)において、Mは、Co,Ni,Fe,Mn,Cu,Mg,Zn,Ti,Al,Si,BおよびMoからなる群から選択された金属原子少なくとも1種類を含む金属原子であり、0<X<2である。中でもMがFeを含むものが好ましく、とりわけLiFePOが好ましい。オリビン型LiFePOは、理論容量が170mAh/gと高く、安価であり、電池製造コストが大幅に削減できる。また、人体や環境に対する毒性もほとんどなく、酸素脱離がしにくい、熱安定性が高いなど、正極材料として優れた性質を備えている。従って、正極活物質はLiFePO単独であるか、又は主としてLiFePOからなることが好ましい。
正極活物質の原料に関し、Li源としては、LiOH,LiCO,CHCOOLi,LiClなどのLi塩、Fe源としてはFeC,(CHCOO)Fe,FeCl,FeBrなどのFe塩、Mn源としてはMnClなどのMn塩、Ni源としてはNiClなどのNi塩、Co源としてはCoなどがある。Mが他の元素の場合についても各元素の金属塩を使用することができる。
P源としては、HPO,(NHHPO,NHPOなどを用いることができる。
正極活物質は、これらの原料を目標とするモル比で配合し、高温で焼成することにより得ることができる。
上記正極活物質の粒径は特に限定されないが、一次粒子の平均粒子径は通常10nm〜100μm程度であり、電子伝導性が良好であるという点からは30〜250nmが好ましく、60〜200nmであることがより好ましい。二次粒子の平均粒子径は、Brunauer-Emmett-Teller(以下、BETと称する)比表面積を10m/g以上とすることができ、LiFePOと導電剤炭素材料との接触面積を十分に大きくすることができることから、5μm以下であることが好ましい。
上記リチウムリン酸化物はそのままでも使用し得るが、LiFePOなどの導電性の低い正極活物質は、粒子を炭素で表面被覆することにより電子伝導性を補うことができる。炭素の被覆量は、正極活物質100重量部に対して0.5重量部以上10重量部以下が好ましい。
2.結着剤および分散媒
結着剤は、リチウム二次電池で一般的に使用される結着剤であればいずれも使用可能であり、例としては、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリビニルピロリドン、又はこれらの混合物が挙げられる。中でもポリフッ化ビニリデンを好適に用いることができる。
分散媒もリチウム二次電池で一般的に使用される分散媒であればいずれも使用可能であり、例としては、N−メチルピロリドン、トルエン等が挙げられ、中でもN−メチルピロリドンを好適に用いることができる。
3.導電剤
本発明で用いる導電剤は、レーザー回折・散乱法により測定された平均粒子径が3〜20μmであるものとする。粒子径をこの範囲内とすることにより、多量の溶媒を使用しなくても塗料の流動性を高めることができ、また経時的な粘度上昇を抑制することができるので、安定した塗工が可能となり、電池性能も優れたものとなる。平均粒子径が3μm未満であると塗料の流動性が低下し、一方、20μmを越えると電池性能が低下する。平均粒子径は3〜10μmであることがより好ましい。
導電剤の形状は、球状(粒状)、鱗片状、繊維状等のいずれでもよいが、鱗片状、繊維状又はこれらの混合物を使用した場合、正極プレス工程において充填率・結着性が向上し、剥離等の不良が起こりにくくなり、好ましい。
また導電剤のBET比表面積は、8m/g以上、30m/g以下であることが好ましい。BET比表面積が8m/g未満であると、活物質との接触面積が少なくなり、インピーダンス増加が大きくなる。30m/gを越えると、得られる塗料の粘度上昇が大きくなり、コーティングが困難となる。
以上の条件を満たし得ることから、導電剤としては、グラファイト、カーボン繊維等の導電性炭素物質が好適に用いられる。
上記導電剤は1種類を単独で使用してもよく、2種類以上を併用することもできる。
上記導電剤の使用量は、正極活物質100重量部に対する総量で0.1〜15重量部が好ましい。
特に平均粒径が3〜10μmで、片状又は繊維状の炭素材料を、正極活物質100重量部に対し1〜2重量部添加することで、塗料の流動性の改善、粘度上昇の抑制、プレス工程における充填率・結着性の向上等の効果が顕著となる。
また、上記導電剤に、平均粒子径1μm以下の導電性炭素物質からなる群から選択された1種または2種以上の第2導電性成分を混合することも、正極プレス工程において充填率・結着性を向上させ、剥離等を起こりにくくすることができるという点で好ましい。第2導電性成分はBET比表面積が50m/g以上であることが好ましい。
そのような第2導電性成分としては、カーボンブラックやアセチレンブラック等の従来から導電剤として使用されている導電性炭素物質が使用できる。
2.リチウム二次電池
本発明のリチウム二次電池は、上記した本発明のリチウム二次電池用正極と負極と電解質層から構成される。
負極は、金属リチウムまたはリチウムイオンを挿入/脱離することができるものが好ましく、その材料構成は特に限定されず、合金系、ハードカーボン等、公知の材料を用いることができる。
具体的には、負極活物質と結着剤とを混合して得られた材料が集電体に塗布されてなるものを用いることができる。
負極活物質としては、公知の活物質を特に限定なく用いることができる。たとえば、天然黒鉛、人造黒鉛、難黒鉛化炭素、易黒鉛化炭素などの炭素材料、金属リチウムや合金、スズ化合物などの金属材料、リチウム遷移金属窒化物、結晶性金属酸化物、非晶質金属酸化物、導電性ポリマーなどを挙げることができる。
結着剤としては、有機または無機系結着剤を特に限定なく用いることができ、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)等の、正極で使用可能な結着剤の例として挙げたものが使用可能である。
負極の集電体としては、たとえば、銅、ニッケルなどを、網、パンチドメタル、フォームメタルや板状に加工した箔などを用いることができる。
電解質層は正極層と負極層によって挟まれた層で、電解液または電解質塩を溶解したポリマーまたは高分子ゲル電解質を含んだ層である。電解液または高分子ゲル電解質を用いる場合には、セパレータを併用することが望ましい。セパレータは正極及び負極を電気的に絶縁し、電解液等を保持する役割を果たすものである。
電解液は通常のリチウム二次電池に用いられる電解液であればよく、有機電解液およびイオン液体等の一般的なものを含める。
電解質塩としては、例えば、LiPF、LiBF、LiClO、LiAsF、LiCl、LiBr、LiCFSO、LiN(CFSO、LiC(CFSO、LiI、LiAlCl、NaClO、NaBF、NaI等を挙げることができ、特に、LiPF、LiBF、LiClO、LiAsFなどの無機リチウム塩、LiN(SO2x+1)(SO2y+1)で表される有機リチウム塩を挙げることができる。ここで、xおよびyは0又は1〜4の整数を表し、また、x+yは2〜8である。
有機リチウム塩としては、具体的には、LiN(SOF)、LiN(SOCF)(SO)、LiN(SOCF)(SO)、LiN(SOCF)(SO)、LiN(SO、LiN(SO)(SO)、LiN(SO)(SO)等が挙げられる。
中でも、LiPF、LiBF、LiN(CFSO、LiN(SOF)、LiN(SOなどを電解質に使用すると、電気特性に優れるので好ましい。
上記電解質塩は1種類用いても2種類以上用いても良い。
電解質塩を溶解させる有機溶媒としては、通常のリチウム二次電池の非水電解液に用いられる有機溶媒であれば特に限定されず、例えば、カーボネート化合物、ラクトン化合物、エーテル化合物、スルホラン化合物、ジオキソラン化合物、ケトン化合物、ニトリル化合物、ハロゲン化炭化水素化合物等を挙げることができる。詳しくは、ジメチルカーボネート、メチルエチルカーボネート、ジエチルカーボネート、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート、エチレングリコールジメチルカーボネート、プロピレングリコールジメチルカーボネート、エチレングリコールジエチルカーボネート、ビニレンカーボネート等のカーボネート類、γ−ブチルラクトン等のラクトン類、ジメトキシエタン、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン、1,4−ジオキサンなどのエーテル類、スルホラン、3−メチルスルホラン等のスルホラン類、1,3−ジオキソラン等のジオキソラン類、4−メチル−2−ペンタノン等のケトン類、アセトニトリル、ピロピオニトリル、バレロニトリル、ベンソニトリル等のニトリル類、1,2−ジクロロエタン等のハロゲン化炭化水素類、その他のメチルフォルメート、ジメチルホルムアミド、ジエチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、イミダゾリウム塩、4級アンモニウム塩などのイオン性液体等を挙げることができる。さらに、これらの混合物であってもよい。
これらの有機溶媒のうち、特に、カーボネート類からなる群より選ばれた非水溶媒を一種類以上含有することが、電解質の溶解性、誘電率および粘度において優れているので好ましい。
高分子電解質または高分子ゲル電解質に用いる高分子化合物は、エーテル、エステル、シロキサン、アクリロニトリル、ビニリデンフロライド、ヘキサフルオロプロピレン、アクリレート、メタクリレート、スチレン、酢酸ビニル、塩化ビニル、オキセタンなどの重合体またはその共重合体構造を有する高分子またはその架橋体などが挙げられ、高分子は一種類でも二種類以上でもよい。高分子構造は特に限定されるものではないが、ポリエチレンオキサイドなどのエーテル構造を有する高分子が特に好ましい。
液系の電池は電解液、ゲル系の電池はポリマーを電解液に溶解したプレカーサー溶液、固体電解質電池は電解質塩を溶解した架橋前のポリマーを電池容器内に収容する。
セパレータについても、通常のリチウム二次電池に用いられるセパレータを特に限定なしに使用でき、その例としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリオレフィン、ポリテトラフルオロエチレン等よりなる多孔質樹脂、セラミック、不織布などが挙げられる。
以下、実施例により本発明をさらに具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
[正極の作製]
(1)導電剤
正極を作成する導電剤としては表1に示したものを用いた。すなわち、導電剤1(実施例で用いる平均粒子径3〜20μmの導電性炭素)として、グラファイト(Timcal社製グラファイトKSシリーズ KS4,KS6,KS10,KS15、Timcal社製グラファイトSFGシリーズ SFG6,SFG10,SFG15)、カーボン繊維(昭和電工(株)製、VGCF−H)を用いた。また、導電剤2及び導電剤3(実施例及び比較例で用いる平均粒子径が1μm以下、BET比表面積が50m/g以上の導電性炭素)としては、カーボンブラックSuperP(Timcal社製)、ケッチェンブラック(登録商標)EC,EC600JD(ライオン(株)製)、アセチレンブラック(電気化学工業(株)製、デンカブラック(登録商標))を用いた。
各導電剤の平均粒子径、嵩密度、比表面積、形状を表1に示す。なお平均粒子径は、マイクロトラック粒度分析計(日機装(株)製)によりレーザー回折・散乱法により測定した。また、嵩密度は一定容積の容器に粉体を入れたものの質量を測定した結果に基づき算出し、比表面積は、自動比表面積/細孔分布測定装置(日本ベル(株)製)を用い、定容量式ガス吸着法により測定した。
Figure 0004834030
(2)正極塗料の調製
(実施例1)
正極活物質LiFePOを90g(被覆炭素含む)、導電剤1としてグラファイト(Timcal社製グラファイトKS4)4gをミキサーで乾式混合したのち、この粉体混合物をバインダーであるPVDF((株)クレハ製、KFバインダー#9130 NMP、13wt%溶液)54g(固形分として6g)に添加して遊星式ミキサーにて分散させた。さらにN−メチル−2−ピロリドン100gを加えて希釈し、固形分40wt%とし、正極塗料を得た。
(実施例2〜12,比較例1〜4)
導電剤として表2に示したものを使用した以外は実施例1と同様にして、それぞれ正極塗料を得た。導電剤の配合比(導電剤1/導電剤2/導電剤3、但し重量比)、塗料の組成比(正極活物質/導電剤/粘着剤、但し重量比(固形分比))を表2に示す。
Figure 0004834030
これらの塗料について、初期粘度及び3時間経過後の粘度を測定し、粘度変化率を求めた。結果を表3に示す。粘度は回転型粘度計(ブルックフィールド製)により測定した。
(3)正極の作成及び評価
上記により得られた塗料をアルミ箔(厚み20μm)上に塗布し、熱風乾燥させた。その後130℃で減圧乾燥後ロールプレス処理を行い、正極活物質8mg/cm(片面)の正極を得た。得られた正極につき、圧縮密着性試験及びテープ剥離試験を実施した。結果を表3に示す。
なお、圧縮密着性試験は、圧延用ロールプレス機を用いて所定定圧下で圧縮後、試験に供した電極中の剥離等のない外観良品数の割合を調べた。また、テープ剥離試験は、電極を180°折り曲げたのち、その折り目上にセロハン粘着テープを貼り付けて引き剥がし、集電箔及び正極層との付着性の優劣を以下の基準で評価した。
◎:折り目部に全く剥がれがない。
○:折り目部にわずかに剥がれがある。
△:折り目部の大部分に剥がれがある。
×:折り目部よりも大きい範囲で剥がれる。
[負極の作製]
負極活物質メソカーボンマイクロビーズ(MCMB)(大阪ガスケミカル(株)製、MCMB10−28)を90g、導電剤としてアセチレンブラック(電気化学工業(株)製、デンカブラック)2gをミキサーで乾式混合したのち、この粉体混合物をバインダーであるPVDF((株)クレハ製、KFバインダー#9130 NMP、13wt%溶液) 62g(固形分として8g)に添加して遊星式ミキサーにて分散させた。さらにN−メチル−2−ピロリドン45gを加えて希釈し固形分50wt%として負極塗料を得た。
得られた塗料を電解銅箔(厚み10μm)上に塗布し、熱風乾燥させた。その後130℃で減圧乾燥後ロールプレス処理を行い、負極活物質重量5mg/cm(片面)の負極を得た。
[リチウム二次電池の作成]
上記で得られた正極、負極間にセパレータとしてセルガード#2325(Celgard社製)を挟んで積層し、各正負極に正極端子と負極端子を超音波溶接した。この積層体をアルミラミネート包材に入れ、注液用の開口部を残しヒートシールした。正極面積18cm、負極面積19.8cmとした注液前電池を作製した。
次にエチレンカーボネートとジエチルカーボネートを混合した溶媒にLiPFを溶解させた電解液を注液し、開口部をヒートシールし、評価用電池を得た。
得られたリチウム二次電池の電池性能を評価した。結果を表3に示す。
1/5C放電容量は、以下の条件で測定した。電流密度0.22mA/cm(1/5C相当)で4.0VまでCC(定電流)充電を行い、続いて4.0VでCV(定電圧)充電に切り替え、1.5時間充電したのち、電流密度0.22mA/cm(1/5C相当)で2.0VまでCC放電したときの容量を、活物質重量で除した容量を1/5C放電容量とした。
5C放電保持率は、以下の条件で測定した。電流密度0.22mA/cm(1/5C相当)で4.0VまでCC(定電流)充電を行い、続いて4.0VでCV(定電圧)充電に切り替え、1.5時間充電したのち、電流密度5.4mA/cm(5C相当)で2.0VまでCC放電を行い、1/5C放電容量に対する放電容量比%を5C放電保持率とした。
1C充放電サイクルは、以下の条件で測定した。電流密度1.1mA/cm(1C相当)で4.0VまでCC(定電流)充電を行い、続いて4.0VでCV(定電圧)充電に切り替え、1.5時間充電したのち、電流密度1.1mA/cm(1C相当)で2.0VまでCC放電するサイクルを300サイクル行い、このときの初回1C放電容量に対する300サイクル後1C放電容量比を1C充放電サイクル保持率とした。
セルインピーダンスは、インピーダンスアナライザー(ZAHNER社製)を用いて、周波数1kHzでの抵抗値を測定した。
Figure 0004834030
表3に示されたように、実施例の塗料はいずれも粘度が低く流動性が高く、経時安定性にも優れていた。また、これから得られる電極は密着性に優れ、テープ剥離試験の結果に優れ、かつ電池性能にも優れていた。これに対し、導電剤2のみを用いた比較例1〜3は塗料の初期粘度も、経時増加率も高かった。また、これら比較例1〜3と、導電剤を使用しない比較例4はいずれも密着性が極めて低かった。
本発明のリチウム二次電池用正極は、モバイル機器電源のみならず、電動自転車、電動車椅子、ロボット、電動自動車、非常用電源および大容量定置電源として搭載される中型もしくは大型リチウム二次電池に有用である。

Claims (5)

  1. 次式(I)で表される正極活物質と、導電剤と、結着剤とを含有する正極であって、
    前記導電剤が鱗片状又は繊維状の形状をもつ導電性炭素物質からなる群から選択された1種類または2種類以上であり、
    前記導電剤のレーザー回折・散乱法により測定された平均粒子径が3〜20μmであることを特徴とするリチウム二次電池用正極。
    LixMPO (I)
    (上記(I)において、Mは、Co,Ni,Fe,Mn,Cu,Mg,Zn,Ti,Al,Si,BおよびMoからなる群から選択された金属原子少なくとも1種類を含む金属原子であり、0<X<2である。)
  2. 前記導電剤のレーザー回折・散乱法により測定された平均粒子径が3〜12.8μmであることを特徴とする、請求項1に記載のリチウム二次電池用正極。
  3. 前記正極活物質がLixFePOであることを特徴とする、請求項1又は2に記載のリチウム二次電池用正極。
  4. 前記導電剤とともに、レーザー回折・散乱法により測定された平均粒子径が1μm以下の導電性炭素物質成分からなる群から選択された1種または2種以上の第2導電性成分をさらに含有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のリチウム二次電池用正極。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のリチウム二次電池用正極を用いてなることを特徴とするリチウム二次電池。
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