JP4833913B2 - ワイヤーハーネス組立装置 - Google Patents
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Description
前記ワイヤーハーネスを組み立てるのに用いる部品を仮置きする部品トレーと、を有するワイヤーハーネス組立装置であって、
前記組立盤の上端部と下端部が進退し得るように回転可能に保持する回転機構部と、
前記組立盤の回転に際して前記部品トレーを設置面に対して所定角度に保持する角度保持機構部と、
を備えることを特徴とする。
前記回転機構部は、前記組立盤保持枠の中心に設けられた支軸を回転の中心として前記組立盤保持枠を回転可能に保持し、
さらに前記組立盤保持枠を支える作業台を備え、
前記回転機構部は、前記組立盤保持枠を、前記支軸を回転の中心として前記作業台に対して回転可能に保持しており、前記回転機構部は、前記組立盤保持枠を前記作業台に対して前記支軸を中心に回転させる駆動操作部を有することを特徴とする。
上端部が前記組立盤保持枠の前記支軸に連結され、下端部が前記部品トレーに連結された第1リンク部材と、
上端部が前記作業台側に連結され、下端部が前記部品トレーに連結された第2リンク部材と、を備え、
前記第1リンク部材と前記第2リンク部材は平行であり、
前記第1リンク部材の前記上端部と前記第2リンク部材の前記上端部との間隔と、前記第1リンク部材の前記下端部と前記第2リンク部材の前記下端部との間隔とは、同じであることを特徴とする。
(第1実施形態)
図1は、本発明のワイヤーハーネス組立装置の好ましい第1実施形態を示す側面図である。図2は、図1のワイヤーハーネス組立装置の組立盤(アセンブリ盤ともいう)を作業台に対して傾斜して保持している例を示す図である。
このワイヤーハーネス組立装置10では、ワイヤーハーネスは、組立盤13の上において多数の電線を束ねることで構成され、チューブやテープなどの外装部品が電線に対して装着される。これにより、ワイヤーハーネスは、全体として自動車などへの配索形態に対応する所要形態に形成される。
組立盤保持枠12は、組立盤13を保持して固定するための保持フレームである。組立盤保持枠12は、上端部分19Tと、中間部分19Mと、下端部分19Cを有する。上端部分19Tは組立盤13の上端部13Bを保持し、中間部分19Mは組立盤13の中間部13Cを保持し、下端部分19Cは組立盤13の下端部13Dを保持している。
回転機構部50は、組立盤13の上端部13Bと下端部13Dが作業者側に向かって進退し得るように組立盤保持枠12を回転可能に保持し、組立盤13を作業台11の支柱15に対して支軸18を中心として回転可能に任意の角度で保持することができる。
図2(A)と図2(B)は、それぞれ組立盤13が作業台11に対して任意の角度で傾斜して保持されている例を示しており、図2では回転機構部50を見やすくするために、図1に示す角度保持機構部80と部品トレー41の図示は省略している。
中間プレート21は、組立盤保持枠12の左右側面にそれぞれ固定されている。中間プレート21の上端部は支軸18に位置しており、支軸18は中間プレート21の回転中心である。中間プレート21の下端部は組立盤13の下端部13Dに達している。
エアーシリンダ22は、組立盤保持枠12の左右側面にそれぞれ配置されている。各エアーシリンダ22のロッド24の先端部は、ジョイント23を介して中間プレート21のほぼ中間位置に回転できるように取り付けられている。また、エアーシリンダ22の取付部25は、基部14に対してピンを用いて連結されている。
一例として、図2(A)では、組立盤13が作業台11と設置面Fに対して角度θ1で急傾斜して保持されている。図2(B)では、組立盤13が作業台11に対して緩い角度θ2で傾斜して保持されている。角度θ1は角度θ2よりも大きい。
図1に示す角度保持機構部80は、組立盤13のR方向に沿った回転動作に際して、部品トレー41をワイヤーハーネス組立装置10の設置面Fに対して常に所定角度に保持するために用いられる。
支軸18とピン36が通る直線は、垂直方向Zに平行である。同様に、ピン35,37が通る直線は、垂直方向Zに平行である。第1リンクバー31と第2リンクバー32は同じ長さを有する。リンクプレート34は部品トレー41の側面部分であり、部品トレー41とは別途プレートを用意する必要がないので、部品点数が増えるのを防止できる。
図6は、エアー供給源200と、エアー供給口51と、複数のワイヤーハーネス組立装置10の接続例を示している。
ワイヤーハーネスを組み立てる作業者は、図1に示す組立盤13の下端部13Dに対向して手前側に配置される。
次に、本発明のワイヤーハーネス組立装置の好ましい第2実施形態について、図7を参照して説明する。
図7に示すワイヤーハーネス組立装置10は、図1に示すワイヤーハーネス組立装置10に比べて、次の箇所が異なるが、それ以外は実質的に同じである。このため、図7に示すワイヤーハーネス組立装置10においては、図1に示すワイヤーハーネス組立装置10の対応する要素と実質的に同じである要素については、同じ符号を記してその説明を用いることにする。
次に、本発明のワイヤーハーネス組立装置の好ましい第3実施形態について、図8を参照して説明する。
図8に示すワイヤーハーネス組立装置10は、図1に示すワイヤーハーネス組立装置10に比べて、次の箇所が異なるが、それ以外は実質的に同じである。このため、図8に示すワイヤーハーネス組立装置10においては、図1に示すワイヤーハーネス組立装置10の対応する要素と実質的に同じである要素については、同じ符号を記してその説明を用いることにする。
モータ73は、基台14に固定されており、モータ73の出力軸には歯車71が取り付けられている。歯付きプレート72はほぼ扇型であり、歯付きプレート72の歯部74は歯車71にかみ合っている。歯付きプレート72の上端部は組立盤保持枠12に固定されている。
次に、本発明のワイヤーハーネス組立装置の好ましい第4実施形態について、図9を参照して説明する。
図1ないし図8に示した各実施形態のワイヤーハーネス組立装置10では、作業台11がコンベアに繋がれている。しかし、図9に示すワイヤーハーネス組立装置10は、図1に示すワイヤーハーネス組立装置10に比べて、次の箇所が異なるが、それ以外は実質的に同じである。このため、図9に示すワイヤーハーネス組立装置10においては、図1に示すワイヤーハーネス組立装置10の対応する要素と実質的に同じである要素については、同じ符号を記してその説明を用いることにする。
ワイヤーハーネス組立装置10の駆動操作部190は、モータ73と、モータ73により回転される歯車71と、組立盤保持枠12に固定されて歯車71にかみ合っている歯付きプレート72を有するので、組立盤13の角度をスムーズにかつ迅速に変えることができる。
上述した本発明の第1実施形態〜第4実施形態は、互いに組み合わせて構成することもできる。
組立盤13は組立保持枠12に組み込まれて保持されているが、組立保持枠を省略して、組立盤13は支柱15に対して直接支軸18を用いて回転可能に保持しても良い。左右支柱15を基台14の上面に対して配置するのではなく、1つの支柱を基台14の上面に対して配置して、この支柱の上部の左右位置に支軸18を設定しても良い。
11 作業台
12 組立盤保持枠
13 組立盤
13B 組立盤の上端部
13D 組立盤の下端部
14 基台
15 支柱
16 車輪
21 中間プレート
22 エアーシリンダ(駆動操作部)
23 ジョイント
24 ロッド
31 第1リンクバー(第1リンク部材)
32 第2リンクバー(第2リンク部材)
33 第3リンクバー(第3リンク部材)
34 リンクプレート
35,36,37 ピン
41 部品トレー
50,150 回転機構部
51 エアー供給口
52 操作ハンドル
53 エアー配管
61 電動シリンダ
71 歯車
72 歯付きプレート
73 モータ
80 角度保持機構部
190 駆動操作部
F 設置面
Claims (3)
- ワイヤーハーネスを組み立てる組立盤と、
前記ワイヤーハーネスを組み立てるのに用いる部品を仮置きする部品トレーと、を有するワイヤーハーネス組立装置であって、
前記組立盤の上端部と下端部が進退し得るように回転可能に保持する回転機構部と、
前記組立盤の回転に際して前記部品トレーを設置面に対して所定角度に保持する角度保持機構部と、
を備えることを特徴とするワイヤーハーネス組立装置。 - 前記組立盤を保持して固定する組立盤保持枠を備え、
前記回転機構部は、前記組立盤保持枠の中心に設けられた支軸を回転の中心として前記組立盤保持枠を回転可能に保持し、
さらに前記組立盤保持枠を支える作業台を備え、
前記回転機構部は、前記組立盤保持枠を、前記支軸を回転の中心として前記作業台に対して回転可能に保持しており、前記回転機構部は、前記組立盤保持枠を前記作業台に対して前記支軸を中心に回転させる駆動操作部を有することを特徴とする請求項1に記載のワイヤーハーネス組立装置。 - 前記角度保持機構部は、
上端部が前記組立盤保持枠の前記支軸に連結され、下端部が前記部品トレーに連結された第1リンク部材と、
上端部が前記作業台側に連結され、下端部が前記部品トレーに連結された第2リンク部材と、を備え、
前記第1リンク部材と前記第2リンク部材は平行であり、
前記第1リンク部材の前記上端部と前記第2リンク部材の前記上端部との間隔と、前記第1リンク部材の前記下端部と前記第2リンク部材の前記下端部との間隔とは、同じであることを特徴とする請求項2に記載のワイヤーハーネス組立装置。
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