JP4833913B2 - ワイヤーハーネス組立装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ワイヤーハーネス組立装置に関し、特にワイヤーハーネスを組み立てる組立盤の角度を変えて作業高さを作業し易い位置にすることで、作業者が負荷無く作業をすることができ、組立盤の角度を変えてもワイヤーハーネスの組み立て用の部品を仮置きする部品トレーを設置面に対して所定角度に保持できるワイヤーハーネス組立装置に関する。
一般に、自動車などのワイヤーハーネスは、多数の電線を束ねて構成されており、ワイヤーハーネスにはチューブ、テープなどの外装部品が装着され、ワイヤーハーネスは全体として自動車などへの配索形態に対応する所要形態に成形される。
上記形態のワイヤーハーネスを製造するには、通常、各電線を所要の経路に沿って布線するための電線保持具が立設された組立盤(アセンブリ盤)を用いる。この組立盤の傾斜角度は、一定もしくは自動で数段階切り替え可能であり、必要に応じて角度を切り替えてワイヤーハーネスの組み立て作業を行うようにしている。(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−59356号公報
特許文献1に記載の組立盤は、作業角度が変更できるようになっている。外装部品を入れておき、ワイヤーハーネスの電線に対して外装部品を迅速に装着できるようにするために組立盤に近辺には、部品トレーが固定されている。しかし、組立盤の角度を変えると部品トレーが組立盤に隠れてしまうか、部品トレーが組立盤と共に傾斜してしまうことから、部品トレー内から外装部品がこぼれてしまい、ワイヤーハーネスの電線に対して外装部品を迅速にしかも確実に装着できず、ワイヤーハーネス組み立て作業性が低下してしまうおそれがある。
そこで、本発明は上記課題を解消するために、部品トレー内から外装部品がこぼれてしまうのを確実に防ぎ、ワイヤーハーネス組み立て時に作業者が背伸び作業やかがみ込み作業を行うことなく、負荷なく作業を行うことができるワイヤーハーネス組立装置を提供することを目的とする。
上記課題を解消するために、本発明のワイヤーハーネス組立装置は、ワイヤーハーネスを組み立てる組立盤と、
前記ワイヤーハーネスを組み立てるのに用いる部品を仮置きする部品トレーと、を有するワイヤーハーネス組立装置であって、
前記組立盤の上端部と下端部が進退し得るように回転可能に保持する回転機構部と、
前記組立盤の回転に際して前記部品トレーを設置面に対して所定角度に保持する角度保持機構部と、
を備えることを特徴とする。
本発明のワイヤーハーネス組立装置は、好ましくは前記組立盤を保持して固定する組立盤保持枠を備え、
前記回転機構部は、前記組立盤保持枠の中心に設けられた支軸を回転の中心として前記組立盤保持枠を回転可能に保持し、
さらに前記組立盤保持枠を支える作業台を備え、
前記回転機構部は、前記組立盤保持枠を、前記支軸を回転の中心として前記作業台に対して回転可能に保持しており、前記回転機構部は、前記組立盤保持枠を前記作業台に対して前記支軸を中心に回転させる駆動操作部を有することを特徴とする。
本発明のワイヤーハーネス組立装置は、好ましくは前記角度保持機構部は、
上端部が前記組立盤保持枠の前記支軸に連結され、下端部が前記部品トレーに連結された第1リンク部材と、
上端部が前記作業台側に連結され、下端部が前記部品トレーに連結された第2リンク部材と、を備え、
前記第1リンク部材と前記第2リンク部材は平行であり、
前記第1リンク部材の前記上端部と前記第2リンク部材の前記上端部との間隔と、前記第1リンク部材の前記下端部と前記第2リンク部材の前記下端部との間隔とは、同じであることを特徴とする。
本発明によれば、部品トレー内から外装部品がこぼれてしまうのを確実に防ぎ、ワイヤーハーネス組み立て時に作業者が背伸び作業やかがみ込み作業を行うことなく、負荷なく作業を行うことができる。
以下、図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明のワイヤーハーネス組立装置の好ましい第1実施形態を示す側面図である。図2は、図1のワイヤーハーネス組立装置の組立盤(アセンブリ盤ともいう)を作業台に対して傾斜して保持している例を示す図である。
図1は、ワイヤーハーネス組立装置10の左側の側面を示している。ワイヤーハーネス組立装置10は、作業台11と、組立盤13と、組立盤保持枠12と、部品トレー41と、回転機構部50と、角度保持機構部80を有している。
このワイヤーハーネス組立装置10では、ワイヤーハーネスは、組立盤13の上において多数の電線を束ねることで構成され、チューブやテープなどの外装部品が電線に対して装着される。これにより、ワイヤーハーネスは、全体として自動車などへの配索形態に対応する所要形態に形成される。
図1に示す作業台11は設置面Fに配置されており、作業台11は、基台14と、左右の支柱15と、例えば4つの車輪16を有している。例えば、左右の支柱15は例えば角柱型の部材であり、左右の支柱15は図1の紙面垂直方向に関して手前側と向こう側に配置されている。すなわち、各支柱15Bの下端部は、平板状の基台14の上面に対して間隔をおいて垂直に立てて設けられている。作業台11の底部には複数の車輪16が設けられており、作業台11は、例えば地面などの設置面Fにおいて複数の車輪16を用いて移動可能になっている。
図1に示す組立盤13は平板状の部材であり、ワイヤーハーネスを作る際に電線を決められた位置に布線して保持するための電線保治具17などを有している。
組立盤保持枠12は、組立盤13を保持して固定するための保持フレームである。組立盤保持枠12は、上端部分19Tと、中間部分19Mと、下端部分19Cを有する。上端部分19Tは組立盤13の上端部13Bを保持し、中間部分19Mは組立盤13の中間部13Cを保持し、下端部分19Cは組立盤13の下端部13Dを保持している。
組立盤保持枠12の中間部分19Mは、作業台11の左右の支柱15の各上端部15Dの間に保持されており、組立盤保持枠12の中間部分19Mは、左右の支柱15の各上端部15Dに対して支軸18を用いてR方向に沿って回転可能に支持されている。すなわち、組立盤13の中間部13Cは、組立盤保持枠12の中間部分19Mと支軸18を用いてR方向に沿って回転可能に支持されている。
次に、図1と図2を参照して、回転機構部50について説明する。
回転機構部50は、組立盤13の上端部13Bと下端部13Dが作業者側に向かって進退し得るように組立盤保持枠12を回転可能に保持し、組立盤13を作業台11の支柱15に対して支軸18を中心として回転可能に任意の角度で保持することができる。
図2(A)と図2(B)は、それぞれ組立盤13が作業台11に対して任意の角度で傾斜して保持されている例を示しており、図2では回転機構部50を見やすくするために、図1に示す角度保持機構部80と部品トレー41の図示は省略している。
図1と図2に示す回転機構部50は、例えば基台11の左右側面の両方に配置されている。各回転機構部50は、左右同じ構造であり、中間プレート21と、駆動操作部の一例であるエアーシリンダ22とを有している。
中間プレート21は、組立盤保持枠12の左右側面にそれぞれ固定されている。中間プレート21の上端部は支軸18に位置しており、支軸18は中間プレート21の回転中心である。中間プレート21の下端部は組立盤13の下端部13Dに達している。
エアーシリンダ22は、組立盤保持枠12の左右側面にそれぞれ配置されている。各エアーシリンダ22のロッド24の先端部は、ジョイント23を介して中間プレート21のほぼ中間位置に回転できるように取り付けられている。また、エアーシリンダ22の取付部25は、基部14に対してピンを用いて連結されている。
図3では、中間プレート21と、連結ピン29と、組立盤保持枠12の下端部分19Cの付近の構造例を示しており、左右のこの付近の構造は、左右対称形状である。図3(A)には、連結ピン29が突出した時であってレバー99を倒した状態を示している。図3(B)には、連結ピン29が後退した時であってレバー99を起こした状態を示している。中間プレート21の内面側には、部材28を用いて連結ピン29が取り付けられている。
図3(B)に示すように、連結ピン29はレバー99を操作することでピン177が進退する。図3(A)に示すように、ピン177が突出した状態の場合は、組立盤保持枠12の下端部分19Cの中央の穴にピン177が挿入され、図1に示す回転機構部50と組立盤保持枠12が連結する。図3(B)に示すように、ピン177が後退した場合は、回転機構部50と組立盤保持枠12は切り離され、組立盤保持枠12は360度回転可能になる。
また、図1に示す組立盤保持枠12は、その表裏に2枚の組立盤13を搭載可能となっており、2枚の組立盤13は切り替えて使用することができる。尚、裏面の組立盤13を使用する場合は、組立盤保持枠12の上端部分19Tが下方に配置される事になり、上端部分19Tの中央の穴にピン177が挿入され回転機構部50と組立盤保持枠12が連結される。
これにより、図2に示すエアーシリンダ22に対してエアーを供給して、ロッド24を伸長動作をさせることで、図2に示すように組立盤13の上端部13B(前端部)がR方向に沿って上がり、下端部13C(後端部)が下がる傾斜位置に操作して、その組立盤13の傾斜状態を保持することができる。
一例として、図2(A)では、組立盤13が作業台11と設置面Fに対して角度θ1で急傾斜して保持されている。図2(B)では、組立盤13が作業台11に対して緩い角度θ2で傾斜して保持されている。角度θ1は角度θ2よりも大きい。
図1に戻ると、部品トレー41は、例えば左右の角度保持機構部80の間において図1の紙面垂直方向に沿って配置されており、部品トレー41は、左右の角度保持機構部80を介して、組立盤13と組立盤保持枠12に対して保持されている。部品トレー41は、ワイヤーハーネスを組み立てる際に使用するチューブやテープなどの外装部品を、一時的に入れておく。
次に、図1と図5を参照して、角度保持機構部80について説明する。
図1に示す角度保持機構部80は、組立盤13のR方向に沿った回転動作に際して、部品トレー41をワイヤーハーネス組立装置10の設置面Fに対して常に所定角度に保持するために用いられる。
図1と図5の例では、角度保持機構部80は、組立盤13と組立盤保持枠12の左右側部にそれぞれ配置されており、第1リンクバー31と、第2リンクバー32と、第3リンクバー33と、リンクプレート34により構成されている。第1リンクバー31と第2リンクバー32は平行に配置されており、第1リンクバー31の上端部は支軸18に回転の中心として連結されており、第1リンクバー31の下端部はリンクプレート34に対してピン35を用いて連結されている。
第2リンクバー32の上端部は支柱15のピン36に回転の中心として連結されており、第2リンクバー32の下端部はリンクプレート34に対してピン37を用いて連結されている。支軸18とピン36の間隔と、ピン35,37の間隔とは、同じである。
支軸18とピン36が通る直線は、垂直方向Zに平行である。同様に、ピン35,37が通る直線は、垂直方向Zに平行である。第1リンクバー31と第2リンクバー32は同じ長さを有する。リンクプレート34は部品トレー41の側面部分であり、部品トレー41とは別途プレートを用意する必要がないので、部品点数が増えるのを防止できる。
第1リンクバー31と第2リンクバー32とリンクプレート34は、常に平行四辺形を形成するように取り付けられている。リンクバー33は、中間プレート21とリンクプレート34を繋いでおり、回転機構部50による組立盤13の回転動作にリンクして部品トレー41を動作させる。
これにより、設置面Fと作業台11に対する組立盤13と組立盤保持枠12の角度が変化しても、図5(A)と図5(B)に例示するように、部品トレー41は、角度保持機構部80を用いて設置面Fに対して平行な姿勢を常に保持することができる。従って、組立盤13の角度を変えても部品トレー41が組立盤に隠れてしまうことが無く、部品トレー41が組立盤13と共に傾斜してしまうことが無いことからから、部品トレー41内から外装部品がこぼれず、作業者はワイヤーハーネスの電線に対して外装部品を迅速にしかも確実に装着できず、ワイヤーハーネス組み立て作業性が向上する。
次に、エアー供給部100について、図1と図4と図6を参照して説明する。
図6は、エアー供給源200と、エアー供給口51と、複数のワイヤーハーネス組立装置10の接続例を示している。
図1に示すエアー供給部100は、図1に示す左右のエアーシリンダ22に対してエアーを供給する。図1に示すエアー供給部100のエアー供給口51は、作業台11の支柱15の上端部に取り付けられており、図6に示すように、このエアー供給口51にエアー供給源200からエアーを供給するようになっている。例えば操作ハンドル52を一方の方向に操作することにより、左右のエアーシリンダ22のポートに対してエアーを供給してエアーシリンダ22のロッド24の伸長動作を行う。また、操作ハンドル52を他方の方向に操作することにより、左右のエアーシリンダ22の別のポートに対してエアーを供給してエアーシリンダ22のロッド24の収縮動作を行う。
図6に示すように、エアー供給口51は逆止弁55を介してエアー配管53に接続されており、エアー供給源200からエアー供給口51を通じてエアーが供給されると、左右のエアーシリンダ22,22と同時にエアー配管53にも供給され、コンベアに繋がれた全てのワイヤーハーネス組立装置10の各左右のエアーシリンダ22,22に対してエアーを供給することができる。エアー配管53は、コンベアCVに沿って配置されており、このコンベアCVは、複数のワイヤーハーネス組立装置10をG方向に沿ってエンドレス状に移動する。
次に、上述したワイヤーハーネス組立装置10を用いたワイヤーハーネスの組立方法について説明する。
ワイヤーハーネスを組み立てる作業者は、図1に示す組立盤13の下端部13Dに対向して手前側に配置される。
まず、布線工程としては、図5(A)に示すように組立盤13を起こして、組立盤13の上端部13Bを上げて下端部13Dを下げて、組立盤13の上方から電線保治具17に電線を布線する。組立盤13の下方に電線保治具17の電線を布線する場合には、図1の操作ハンドル52を上げて、エアーシリンダ22のロッド24を前進動作させることにより、図5(B)に示すように組立盤13を寝かせて、組立盤13の上端部13Bを下げて下端部13Dを上げる。このように組立盤13を任意の角度に傾斜させるのは、組立盤13の下端部13Dを作業しやすい位置にするためである。
次に、仕上げ工程としては、ワイヤーハーネスに対して、外装部品としてテープ、コルゲートチューブ、プロテクタ、クランプなどの外装部品を取り付けて所要形態を整えるようにしている。この仕上げ工程でも、組立盤13は作業し易い角度に傾斜させながら作業を行う。
上述した本発明の第1実施形態では、組立盤13の角度を変えることにより、作業者はどんなサイズの組立盤13でも負荷無く作業することができる。すなわち、作業者は、例えばサイズの大きい組立盤13を使用する場合でも、組立盤13の角度を変えることで組立盤13の上端部13B側での電線の布線や外装部品の取付を、作業者の姿勢を変えることなく容易に行える。組立盤13の角度を変えることで組立盤13の下端部13D側での電線の布線や外装部品の取付を、作業者がかがみ込んだ姿勢で行う必要がなく作業が容易に行える。作業者は背伸び作業や前かがみ作業が発生せず、作業者の身長に合わせて作業し易い角度でワイヤーハーネス組立作業ができる。
しかも、部品トレー41は、角度保持機構部80を用いて設置面Fに対して平行な姿勢を常に保持することができる。組立盤13の角度を変えても部品トレー41が組立盤に隠れてしまうことが無く、部品トレー41が組立盤13と共に傾斜してしまうことが無いことからから、部品トレー41内から外装部品がこぼれない。従って、作業者はワイヤーハーネスの電線に対して外装部品を迅速にしかも確実に装着できず、ワイヤーハーネス組み立て作業性が向上する。
(第2実施形態)
次に、本発明のワイヤーハーネス組立装置の好ましい第2実施形態について、図7を参照して説明する。
図7に示すワイヤーハーネス組立装置10は、図1に示すワイヤーハーネス組立装置10に比べて、次の箇所が異なるが、それ以外は実質的に同じである。このため、図7に示すワイヤーハーネス組立装置10においては、図1に示すワイヤーハーネス組立装置10の対応する要素と実質的に同じである要素については、同じ符号を記してその説明を用いることにする。
図7に示すワイヤーハーネス組立装置10が異なるのは、図1に示す回転機構部50の駆動操作部としてのエアーシリンダ22の代わりに、駆動操作部として新たに電動シリンダ122を用いている点である。このため、図1に示すエアー供給口51や操作ハンドル52は省略されている。
この電動シリンダ122のロッド124の先端部は、ジョイント23を介して中間プレート21のほぼ中間位置に取り付けられている。電動シリンダ122の取付部125は、基部14に連結されている。この例では、回転機後部150は、電動シリンダ122と中間プレート21により構成されている。
これにより、エアーを供給する代わりに、制御部300から電動シリンダ122に対して駆動電力を供給することで組立盤13の角度を変えることにより、作業者はどんなサイズの組立盤13でも負荷無く作業することができる。すなわち、作業者は、例えばサイズの大きい組立盤13を使用する場合でも、組立盤13の角度を変えることで組立盤13の上端部13B側での電線の布線や外装部品の取付を、作業者の姿勢を変えることなく容易に行える。組立盤13の角度を変えることで組立盤13の下端部13D側での電線の布線や外装部品の取付を、作業者がかがみ込んだ姿勢で行う必要がなく作業が容易に行える。作業者は背伸び作業や前かがみ作業が発生せず、作業者の身長に合わせて作業し易い角度でワイヤーハーネス組立作業ができる。
しかも、部品トレー41は、角度保持機構部80を用いて設置面Fに対して平行な姿勢を常に保持することができる。組立盤13の角度を変えても部品トレー41が組立盤に隠れてしまうことが無く、部品トレー41が組立盤13と共に傾斜してしまうことが無いことからから、部品トレー41内から外装部品がこぼれない。従って、作業者はワイヤーハーネスの電線に対して外装部品を迅速にしかも確実に装着できず、ワイヤーハーネス組み立て作業性が向上する。
(第3実施形態)
次に、本発明のワイヤーハーネス組立装置の好ましい第3実施形態について、図8を参照して説明する。
図8に示すワイヤーハーネス組立装置10は、図1に示すワイヤーハーネス組立装置10に比べて、次の箇所が異なるが、それ以外は実質的に同じである。このため、図8に示すワイヤーハーネス組立装置10においては、図1に示すワイヤーハーネス組立装置10の対応する要素と実質的に同じである要素については、同じ符号を記してその説明を用いることにする。
図8に示すワイヤーハーネス組立装置10が異なるのは、図1に示す回転機構部50の駆動操作部としてのエアーシリンダ22の代わりに、駆動操作部190を用いている。このため、図1に示すエアー供給口51や操作ハンドル52は省略されている。駆動操作部190は、モータ73と、このモータ73により回転される歯車71と、組立盤13に固定されて歯車71にかみ合っている歯付きプレート72を有する。
モータ73は、基台14に固定されており、モータ73の出力軸には歯車71が取り付けられている。歯付きプレート72はほぼ扇型であり、歯付きプレート72の歯部74は歯車71にかみ合っている。歯付きプレート72の上端部は組立盤保持枠12に固定されている。
これにより、制御部350がモータ73を駆動することで、組立盤13の角度を変えることにより、作業者はどんなサイズの組立盤13でも負荷無く作業することができる。すなわち、作業者は、例えばサイズの大きい組立盤13を使用する場合でも、組立盤13の角度を変えることで組立盤13の上端部13B側での電線の布線や外装部品の取付を、作業者の姿勢を変えることなく容易に行える。組立盤13の角度を変えることで組立盤13の下端部13D側での電線の布線や外装部品の取付を、作業者がかがみ込んだ姿勢で行う必要がなく作業が容易に行える。作業者は背伸び作業や前かがみ作業が発生せず、作業者の身長に合わせて作業し易い角度でワイヤーハーネス組立作業ができる。
しかも、部品トレー41は、角度保持機構部80を用いて設置面Fに対して平行な姿勢を常に保持することができる。組立盤13の角度を変えても部品トレー41が組立盤に隠れてしまうことが無く、部品トレー41が組立盤13と共に傾斜してしまうことが無いことからから、部品トレー41内から外装部品がこぼれない。従って、作業者はワイヤーハーネスの電線に対して外装部品を迅速にしかも確実に装着できず、ワイヤーハーネス組み立て作業性が向上する。
(第4実施形態)
次に、本発明のワイヤーハーネス組立装置の好ましい第4実施形態について、図9を参照して説明する。
図1ないし図8に示した各実施形態のワイヤーハーネス組立装置10では、作業台11がコンベアに繋がれている。しかし、図9に示すワイヤーハーネス組立装置10は、図1に示すワイヤーハーネス組立装置10に比べて、次の箇所が異なるが、それ以外は実質的に同じである。このため、図9に示すワイヤーハーネス組立装置10においては、図1に示すワイヤーハーネス組立装置10の対応する要素と実質的に同じである要素については、同じ符号を記してその説明を用いることにする。
図9に示すワイヤーハーネス組立装置10が異なるのは、図1に示す4つの車輪16を使用せずに固定部材116を用いている。これにより、作業台11は、設置面Fに対して固定することができ、作業台11は固定式として組立盤13においてワイヤーハーネスを組み立てる。
これにより、本発明の第4実施形態では、第1実施形態と同様に、組立盤13の角度を変えることにより、作業者はどんなサイズの組立盤13でも負荷無く作業することができる。すなわち、作業者は、例えばサイズの大きい組立盤13を使用する場合でも、組立盤13の角度を変えることで組立盤13の上端部13B側での電線の布線や外装部品の取付を、作業者の姿勢を変えることなく容易に行える。組立盤13の角度を変えることで組立盤13の下端部13D側での電線の布線や外装部品の取付を、作業者がかがみ込んだ姿勢で行う必要がなく作業が容易に行える。作業者は背伸び作業や前かがみ作業が発生せず、作業者の身長に合わせて作業し易い角度でワイヤーハーネス組立作業ができる。
しかも、部品トレー41は、角度保持機構部80を用いて設置面Fに対して平行な姿勢を常に保持することができる。組立盤13の角度を変えても部品トレー41が組立盤に隠れてしまうことが無く、部品トレー41が組立盤13と共に傾斜してしまうことが無いことからから、部品トレー41内から外装部品がこぼれない。従って、作業者はワイヤーハーネスの電線に対して外装部品を迅速にしかも確実に装着できず、ワイヤーハーネス組み立て作業性が向上する。
本発明の実施形態のワイヤーハーネス組立装置10は、ワイヤーハーネスを組み立てる組立盤13と、ワイヤーハーネスを組み立てるのに用いる部品を仮置きする部品トレー41を有する。このワイヤーハーネス組立装置10は、組立盤13の上端部13Bと下端部13Dが作業者側に向かって進退し得るように回転可能に保持する回転機構部50と、組立盤13の回転に際して部品トレー41を設置面Fに対して所定角度に保持する角度保持機構部80を備える。
これにより、本発明のワイヤーハーネス組立装置10では、組立盤13の角度を変えることで、様々なサイズの組立盤13でのワイヤーハーネス組立作業をすることができる。よって、背伸び作業や前かがみ作業が発生せず、ワイヤーハーネス組立作業を作業者の身長に合わせて作業し易い角度で行うことができる。
しかも、部品トレー41は、組立盤13の角度を変更しても、設置面Fに対して常に所定の角度に保持されるので、部品トレー41の姿勢が変化せず部品トレー41内から外装部品が落下しない。このため、部品トレー41から部品を取り出してワイヤーハーネスの組立作業が容易に確実に行うことができる。しかも、作業者の身長に合わせて作業し易い角度で作業をすれば、部品トレーからの部品の取り出し作業もし易いので、ワイヤーハーネスの組立作業性が向上する。
本発明のワイヤーハーネス組立装置10は、組立盤13を保持して固定する組立盤保持枠12を備える。そして、回転機構部50は、組立盤保持枠12の中心に設けられた支軸18を回転の中心として組立盤保持枠12を回転可能に保持する。これにより、組立盤13は、組立保持枠12の中心位置の支軸18を用いてバランスを保ちながら容易に回転させることができる。組立盤13を回転させる際の駆動力が小さくてすむ。
ワイヤーハーネス組立装置10は、組立盤保持枠12を支える作業台11を備える。そして、回転機構部50は、組立盤保持枠12を、支軸18を回転の中心として作業台11に対して回転可能に保持しており、回転機構部50は、組立盤保持枠12を作業台11に対して支軸18を中心に回転させる駆動操作部22を有する。これにより、駆動操作部22の駆動力により、組立盤保持枠12を作業台11に対して支軸18を中心に容易に回転させることができる。
ワイヤーハーネス組立装置10の角度保持機構部80は、組立盤保持枠12と部品トレー41の間に配置されて平行四辺形のリンク機構部である。これにより、簡単な機構を採用しながら、部品トレー41は設置面Fに対して常に一定の姿勢で保持できるので、組立盤13が回転されても、部品トレー41内からは外装部品がこぼれることがない。
ワイヤーハーネス組立装置10の角度保持機構部80は、第1リンク部材31と、第2リンク部材32を有する。そして、第1リンク部材31の上端部が組立盤保持枠12の支軸18に連結され、下端部が部品トレー41に連結されている。第2リンク部材32の上端部が作業台11側に連結され、下端部が部品トレー41に連結されている。第1リンク部材31と第2リンク部材32は平行であり、第1リンク部材31の上端部と第2リンク部材32の上端部との間隔と、第1リンク部材31の下端部と第2リンク部材32の下端部との間隔とは、同じである。これにより、比較的コンパクトな平行四辺形型のリンク機構部を採用して、部品トレー41は設置面Fに対して常に一定の姿勢で保持できるので、組立盤13が回転されても、部品トレー41内からは外装部品がこぼれることがない。
ワイヤーハーネス組立装置10の駆動操作部22は、エアーシリンダまたは電動シリンダであるので、組立盤13の角度をスムーズにかつ迅速に変えることができる。
ワイヤーハーネス組立装置10の駆動操作部190は、モータ73と、モータ73により回転される歯車71と、組立盤保持枠12に固定されて歯車71にかみ合っている歯付きプレート72を有するので、組立盤13の角度をスムーズにかつ迅速に変えることができる。
ところで、本発明は、上記実施形態に限定されず種々の変形例を採用できる。
上述した本発明の第1実施形態〜第4実施形態は、互いに組み合わせて構成することもできる。
駆動部の一例としてエアーシリンダ22を示しているが、これに限らず他の種類の流体圧シリンダ、例えば油圧シリンダを用いても良い。
部品トレー41は、平行四辺型の角度保持機構部80を用いる他に、他の形式の角度保持機構部を採用しても良い。例えば、部品トレーはウエイトを有しており、部品トレーはそのウエイトの重みにより、組立盤13に対して回転することで、部品トレーが設置面Fに対して常に平行になるようにしても良い。回転機構部50は、作業台11の左右のいずれか一方に配置しても良いし、作業台11の左右両側に配置しても良い。
組立盤13は組立保持枠12に組み込まれて保持されているが、組立保持枠を省略して、組立盤13は支柱15に対して直接支軸18を用いて回転可能に保持しても良い。左右支柱15を基台14の上面に対して配置するのではなく、1つの支柱を基台14の上面に対して配置して、この支柱の上部の左右位置に支軸18を設定しても良い。
本発明のワイヤーハーネス組立装置の好ましい第1実施形態を示す側面図である。 図1のワイヤーハーネス組立装置における角度保持機構部の図示を省略しており、ワイヤーハーネス組立装置の組立盤を作業台に対して傾斜して保持している例を示す図である。 中間プレート、連結ピン付近を示す図である。 エアー供給口付近を示す図である。 ワイヤーハーネス組立装置の組立盤を作業台に対して傾斜して保持している例を示す図である。 エアー供給系統の例を示す図である。 本発明のワイヤーハーネス組立装置の好ましい第2実施形態を示す側面図である。 本発明のワイヤーハーネス組立装置の好ましい第3実施形態を示す側面図である。 本発明のワイヤーハーネス組立装置の好ましい第4実施形態を示す側面図である。
符号の説明
10 ワイヤーハーネス組立装置
11 作業台
12 組立盤保持枠
13 組立盤
13B 組立盤の上端部
13D 組立盤の下端部
14 基台
15 支柱
16 車輪
21 中間プレート
22 エアーシリンダ(駆動操作部)
23 ジョイント
24 ロッド
31 第1リンクバー(第1リンク部材)
32 第2リンクバー(第2リンク部材)
33 第3リンクバー(第3リンク部材)
34 リンクプレート
35,36,37 ピン
41 部品トレー
50,150 回転機構部
51 エアー供給口
52 操作ハンドル
53 エアー配管
61 電動シリンダ
71 歯車
72 歯付きプレート
73 モータ
80 角度保持機構部
190 駆動操作部
F 設置面

Claims (3)

  1. ワイヤーハーネスを組み立てる組立盤と、
    前記ワイヤーハーネスを組み立てるのに用いる部品を仮置きする部品トレーと、を有するワイヤーハーネス組立装置であって、
    前記組立盤の上端部と下端部が進退し得るように回転可能に保持する回転機構部と、
    前記組立盤の回転に際して前記部品トレーを設置面に対して所定角度に保持する角度保持機構部と、
    を備えることを特徴とするワイヤーハーネス組立装置。
  2. 前記組立盤を保持して固定する組立盤保持枠を備え、
    前記回転機構部は、前記組立盤保持枠の中心に設けられた支軸を回転の中心として前記組立盤保持枠を回転可能に保持し、
    さらに前記組立盤保持枠を支える作業台を備え、
    前記回転機構部は、前記組立盤保持枠を、前記支軸を回転の中心として前記作業台に対して回転可能に保持しており、前記回転機構部は、前記組立盤保持枠を前記作業台に対して前記支軸を中心に回転させる駆動操作部を有することを特徴とする請求項1に記載のワイヤーハーネス組立装置。
  3. 前記角度保持機構部は、
    上端部が前記組立盤保持枠の前記支軸に連結され、下端部が前記部品トレーに連結された第1リンク部材と、
    上端部が前記作業台側に連結され、下端部が前記部品トレーに連結された第2リンク部材と、を備え、
    前記第1リンク部材と前記第2リンク部材は平行であり、
    前記第1リンク部材の前記上端部と前記第2リンク部材の前記上端部との間隔と、前記第1リンク部材の前記下端部と前記第2リンク部材の前記下端部との間隔とは、同じであることを特徴とする請求項2に記載のワイヤーハーネス組立装置。
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