JP4833794B2 - 伸縮自在な棒状具 - Google Patents
伸縮自在な棒状具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4833794B2 JP4833794B2 JP2006291731A JP2006291731A JP4833794B2 JP 4833794 B2 JP4833794 B2 JP 4833794B2 JP 2006291731 A JP2006291731 A JP 2006291731A JP 2006291731 A JP2006291731 A JP 2006291731A JP 4833794 B2 JP4833794 B2 JP 4833794B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- check valve
- valve device
- rod
- cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
(1)特許文献1の棒状具は、棒状具を所定長さ位置で溝とリブの係合によって固定するため、棒状具の長さは段階的に変化するものであり、自由な長さで固定することはできない。また、棒状具の長さが固定されると、棒状具を一端側から軸方向にかけられた押圧力がそのまま棒状具の他端に伝わり、棒状具に与えられる衝撃や振動を緩和させる構成は備えていない。
(概要)
図1は、清掃具の柄を構成する棒状具1の第1参考形態を示し、棒状具1の一部を構成する第1柄部10と第2柄部20を、第1柄部10に設けたシリンダー部11に第2柄部20のピストン部22の先端部分を挿入して連結し、第2柄部20と第3柄部30とを、第2柄部20に設けたシリンダー部21に第3柄部30のピストン部32の先端部分を挿入して連結したものである。尚、第3柄部30は柄の先端部分を構成するものであって、清掃ヘッド2が取着又は固定されて、清掃ヘッド2には清掃部材3を着脱自在に取り付けることができる。
棒状具1の密封開閉手段40は、第1柄部のシリンダー部11から連通する中空部41Aが形成された中栓キャップ41と、中栓キャップ41の外周に螺着される可動キャップ45と、中栓キャップ41と可動キャップ45との隙間を密閉可能な弾性密閉部材41Bとからなる。
(1)棒状具1の密封開閉手段40における可動キャップ45と中栓キャップ41の螺着を緩めると、棒状具1の第1柄部、第2柄部、第3柄部の伸縮が自在となるので任意の長さに伸縮させる。
(a)可動キャップ45と中栓キャップ41との螺着を緩めることによって簡単かつ速やかに棒状具1を伸縮させることができる。
(概要:第1柄部と第2柄部)
第1実施形態の棒状具1は、図2に示すように、第1柄部10における第2柄部20とは反対の端部に第1密封開閉手段を配置し、第1密封開閉手段が密封作動状態にあるときには、シリンダー部11にピストン部22を挿入しようとすると、ピストン部22によって内部の空気が圧縮されるように密封され、第1柄部10と第2柄部20とを棒状具1を収縮させる方向への変位をシリンダー部11内の空気圧によって制限している。
棒状具1の第2柄部20は、図2〜図4に示すように、中空の棒状部の内部をシリンダー部21とし、第3柄部30の挿入端とは反対の端部に第2密封開閉手段を配置している。第2密封開閉手段が密封作動状態にあるときには、シリンダー部21にピストン部32を挿入しようとすると、ピストン部32によって内部の空気が圧縮されるように密封され、第2柄部20と第3柄部30とを棒状具1を収縮させる方向への変位をシリンダー部21内の空気圧によって制限している。
棒状具1の第1柄部は、第1逆止弁装置50の密封作動状態と非密封作動状態とを切り替える切り替え部を備える。第1逆止弁装置50の切り替え部は、棒状具1の外部からの押圧によって変位可能な押圧部と、該押圧部に連動して変位する第1突起部が設けられ、外部から押圧部を押すと第1突起部が変位し、第1突起部が第1逆止弁装置50の弁を開き、シリンダー部11の内部の空気を外に放出可能とし、第1逆止弁装置50を非密封作動状態に切り替える。そして、第1逆止弁装置50は、第2逆止弁装置60を非密封作動状態に切り替え可能な切り替え部として第2突起部が設けられ、第1逆止弁装置50と第2逆止弁装置60とが接触したときに、第1逆止弁装置50の第2突起部が第2逆止弁装置60に設けられた弁を開放して、シリンダー部21の内部の空気を外に放出可能とし、第2逆止弁装置60を非密封作動状態に切り替える。
第1逆止弁装置50の端面キャップ51に設けられ、シリンダー部11の内部に突出した突状筒部51Aは、第2柄部20が第1柄部10に対して最収縮位置に変位したときに、第2突起部として第2逆止弁装置60を開放する。即ち、第2柄部20が第1柄部10に対して最収縮位置に変位したときに、第1逆止弁装置50と第2逆止弁装置60とが接触し、第1逆止弁装置50に設けられた突状筒部51Aが第2逆止弁装置60のボール弁62を押圧することによって第2逆止弁装置60を非密封作動状態に切り替える。
(1)第1柄部10に対して第2柄部20を縮めるときは、第1柄部10の第1逆止弁装置50の押圧部である可動キャップ55を押圧して第1逆止弁装置50を開放する非密封作動状態に切り替える(図3)。第1逆止弁装置50のボール弁52が突起部56によって押され、台座53Dとの密着状態が解除されるから、シリンダー部11内の密封状態が解除されてピストン部22をシリンダー部11に押し込み可能となり、第1柄部10と第2柄部20との全長を縮め、棒状具1の収縮を可能にする。
(a)逆止弁装置50、60は、シリンダー部11、21内への空気の取入れのみを可能とし、シリンダー部11、21内の空気の排出を遮断しているので、棒状具1を引っ張るだけで自由な長さに伸長可能で、速やかに長さ調整ができる。
棒状具1の第2実施形態を図9に示す。第2実施形態が第1実施形態と異なる点は、密封開閉手段である第1逆止弁装置50と第2逆止弁装置60としてボール弁でなくゴム等の弾性弁57、67を採用したことにある。尚、ここで、弾性弁57、67は実質的に同一であるので、ここでは弾性弁57について説明する。弾性弁57は、図9に示すように錐形(又は錐台形)で底面から先端に向かう凹部57Aを備え、先端には凹部の側から貫通可能なスリット57Bが形成されている。弾性弁57は、図10に示すように、先端をシリンダー部11の内方に向けて底面の外周部のフランジ57Cを第1柄部10の端部と第1柄部10の端部に取着される支持キャップ58との間に挟まれて固定されている。弾性弁57は、錐形の基部の外径を第1柄部10の端部の内径と概ね同一にし、支持キャップ58の内周に嵌合されるフランジ57Cの外周に切欠部57Dを備える。
棒状具1の第3実施形態を図13に示す。第3実施形態が第1実施形態と異なる点は、密閉開閉手段である第1逆止弁50と第2逆止弁装置60がボール弁でなく、ゴム等からなる板状弾性弁101を採用したことにある。弾性弁101は、図11に示す如く、シリンダー部11の端部に接着した端面キャップ51の内側に弁箱102を設け、弁箱102の内部に弾性弁101を納め、端面キャップ51の小孔51Bまわりに設けた弁座に弾性弁101を接離可能にし、弾性弁101と弁箱102の底面の間に介装した複数のプラスチック片からなる板ばね103の付勢力により、弾性弁101を端面キャップ51の弁座に押圧可能にし、弁箱102の底面に貫通孔102Aを設ける。シリンダー部11の内方に臨む弁箱102の底面には、突状部102Bが突設される。尚、第1実施形態と同様に、端面キャップ51の外周には可動キャップ55が被覆されている。
棒状具1の第4実施形態を図14に示す。第4実施形態が第3実施形態と異なる点は、密封開閉手段である第1逆止弁装置50、第2逆止弁装置60において、弾性弁101に代わるゴム等のポペット状弾性弁111を用い、弾性弁111と弁箱102の底面の間に板ばね103に代わるコイルばね112を介装したことにある。
2 清掃ヘッド
3 清掃部材
10 第1柄部
20 第2柄部
30 第3柄部
11、21 シリンダー部
22、32 ピストン部
40 密封開閉手段
41、42 中栓キャップ
45、55 可動キャップ
45A、55A 空気流通孔
50 第1逆止弁装置
51 端面キャップ
51A 突状筒部
51B、61B 小孔
52、62 ボール弁
53 台座部材
53A、63A 中空部
53B、63B 小径中空部
53C、63C 大径中空部
53D、63D 台座
54A、54B、64 弾性部材
55 可動キャップ
55C 空気流通孔
56 突状部
101、111 弾性弁
Claims (2)
- 第1柄部に対して軸方向に変位可能な第2柄部が連結された棒状具であって、
前記第1柄部に設けられたシリンダー部に前記第2柄部に設けられたピストン部が挿入され、
前記シリンダー部は、前記第1柄部と第2柄部とを棒状具を収縮させる方向に変位させるときに、前記ピストン部によって内部の空気が圧縮されるように密封され、
前記シリンダー部が密封された状態を開放可能な密封開閉手段を設けた伸縮自在な棒状具であり、更に、
前記第2柄部に対して軸方向に変位可能な第3柄部が連結され、
前記第2柄部に設けられたシリンダー部に前記第3柄部に設けられたピストン部が挿入され、
前記第2柄部に設けられたシリンダー部は、その内部の空気が密封された状態を開放可能な密封開閉手段を備え、
前記第2柄部が前記第1柄部に対して最収縮位置に変位したときに、前記第2柄部に設けられたシリンダー部に備えた密封開閉手段が開かれる伸縮自在な棒状具。 - 前記密封開閉手段が、前記シリンダー内への空気取入れ方向に開き、シリンダー外への空気放出方向に閉じる逆止弁と、前記逆止弁を空気放出方向にも開く非逆止状態に切り替える切り替え部とからなる請求項1に記載の伸縮自在な棒状具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006291731A JP4833794B2 (ja) | 2006-10-26 | 2006-10-26 | 伸縮自在な棒状具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006291731A JP4833794B2 (ja) | 2006-10-26 | 2006-10-26 | 伸縮自在な棒状具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008106885A JP2008106885A (ja) | 2008-05-08 |
JP4833794B2 true JP4833794B2 (ja) | 2011-12-07 |
Family
ID=39440397
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006291731A Expired - Fee Related JP4833794B2 (ja) | 2006-10-26 | 2006-10-26 | 伸縮自在な棒状具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4833794B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104235131A (zh) * | 2013-06-19 | 2014-12-24 | 巴秀宾 | 一种快速伸缩杆 |
JPWO2017203697A1 (ja) * | 2016-05-27 | 2018-11-15 | 株式会社キザキ | 弾性伸縮杖 |
JP7157997B2 (ja) * | 2018-04-09 | 2022-10-21 | 吉田電材工業株式会社 | 伸縮棒 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE1812282C3 (de) * | 1968-12-03 | 1981-07-30 | Fritz Bauer + Söhne oHG, 8503 Altdorf | Hubvorrichtung zum stufenlosen Höhenverstellen von Tischplatten, Stuhlsitzen u.dgl. |
JP2002058514A (ja) * | 2000-08-17 | 2002-02-26 | Ks Design:Kk | ステッキ |
JP2002242975A (ja) * | 2001-02-19 | 2002-08-28 | Tokico Fukushima Ltd | ガススプリング装置 |
JP2006239153A (ja) * | 2005-03-03 | 2006-09-14 | Kizaki:Kk | 歩行補助用ポール |
-
2006
- 2006-10-26 JP JP2006291731A patent/JP4833794B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008106885A (ja) | 2008-05-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10383650B2 (en) | Surgical instrument handle with adjustable actuator position | |
US7147216B2 (en) | Damper, especially for movable furniture parts | |
JP5343256B2 (ja) | 歩行補助具 | |
JP2006145036A (ja) | 可撓性の止め具緩衝器 | |
KR20070026364A (ko) | 댐핑 장치 | |
JP4800350B2 (ja) | ピストンシリンダユニット | |
JP4833794B2 (ja) | 伸縮自在な棒状具 | |
JP5156327B2 (ja) | ダストカバー | |
JP4017598B2 (ja) | 緩衝装置付きトレッキング用杖 | |
JP2010506764A (ja) | キャップレス筆記具 | |
JP6591635B2 (ja) | 時計用プッシュボタン装置 | |
GB2036247A (en) | A spring device with lost-motion transmission | |
JP4518915B2 (ja) | クリップ部材を有する筆記具 | |
JP4438638B2 (ja) | 打撃工具 | |
JPH09267786A (ja) | 自転車用フロントフォークの構造 | |
US5663934A (en) | Watertight push button device, particularly for controlling a timepiece | |
JP4925244B2 (ja) | 化粧料容器 | |
FR2683272A1 (fr) | Entrainement lineaire avec amortissement de fin de course. | |
JP4584780B2 (ja) | 形態保持構造 | |
US6071299A (en) | Medical instrument | |
JP4555166B2 (ja) | 形態保持構造 | |
TWI568946B (zh) | 緩衝裝置 | |
JP4048015B2 (ja) | 空気ばね装置 | |
KR100730778B1 (ko) | 쇽 업소버 및 이의 제어방법 | |
CN210932208U (zh) | 一种可调节柔性的耳挖 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090924 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101222 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110105 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110920 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110922 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 4833794 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140930 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |