JP4833449B2 - 空気枕 - Google Patents
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- A47C7/36—Support for the head or the back
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- A47C7/383—Detachable or loose head- or neck-supports, e.g. horse-shoe shaped
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は空気枕に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、乗り物などの座席に座った際に頭部を安定させることを目的とした空気枕としては、例えば、実開平2-40263号公報に記載されたものが知られている。この従来例において、空気枕は、内部に空気を充填すると略U字形状に膨隆して使用者の頸部に装着することが可能となり、空気を抜いた状態で折り畳んで持ち運びができるために、旅行時の携帯品として多用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
一方、座席に座った姿勢においては、冷房によって肩が冷えやすいが、上述した従来の空気枕は、頸部に装着してあたまを安定させるだけの目的を持つものであるために、別途衣類などで肩を覆う必要がある。
【0004】
しかし、空気枕を装着した状態で、該空気枕は頸部背面側で座席に接触して肩の近傍まで張り出しているために、利用者の姿勢を変えるたびに張り出し部が動き、例えば、衣類を利用者の前方から掛けてもずり落ちやすくなってしまうという欠点がある。
【0005】
本発明は、以上の欠点を解消すべくなされたものであって、肩部を安定して覆うことのできる空気枕の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば上記目的は、
U字形状に膨張させて頸部に装着する空気枕本体1に、利用者の肩部を覆うケープ2が連結され、
座った姿勢をとる利用者の頸部に装着した空気枕本体によって、利用者の肩部の高さ位置にケープが保持可能に形成される空気枕を提供することにより達成される。
【0007】
本発明によれば、空気枕を頸部に装着するだけで、空気枕本体1に連結されたケープ2により利用者の肩を覆うことができ、しかも、妄りに肩から外れにくく、使い勝手が向上する。
【0008】
ケープ2は例えば空気枕本体1の枕カバーに予め縫いつけておくなど、空気枕本体1に一体に形成することもできるが、空気枕本体1に対して着脱可能とすることにより、不使用時にケープ2を別途折り畳んで保管することができるために、使い勝手が向上する。
【0009】
また、空気枕本体1に連結部3を形成しておくと、ケープ2を始め、種々のものを連結することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1に本発明の実施の形態を示す。この実施の形態において、空気枕は、U字形状の空気枕本体1と、ケープ2とからなる。
【0011】
空気枕本体1は、合成樹脂製のチューブ4を枕カバー5で覆って形成され、開口部1aが頸部後方に当接して装着される。このため、装着状態においては、使用者が座席の背もたれに頭部を預けるようにしたときに、使用者の頸部を支え、頭部を安定して保持することができる。
【0012】
チューブ4は、2枚のU字形状の合成樹脂製シート材を重ね合わせ、その周縁を溶着して形成される。図2(c)に示すように、チューブ4には、空気を挿入するためのノズル6が形成されるとともに、該ノズル6の開口はキャップ7により閉塞される。このノズル6は、後述する枕カバー5のポケット部1c近傍に配置されることで、枕カバー5に被覆された状態でチューブ4への空気の封入、抜去ができる。
【0013】
枕カバー5は、後述するケープ2の面ファスナ8を貼り付けることができる材質、例えば、パイル生地で形成され、張り出し部1bの背面側にチューブ4を取り出し、あるいは挿入するためのポケット部1cが設けられる。また、このポケット部1cは、空気を抜いた状態の空気枕本体1を折り畳んで、これを収納する収容部としても利用される。
【0014】
一方、ケープ2は、望ましくは、保温性があり、かつ、折り畳み時に嵩張らない薄い素材、例えば薄手のパイル地が使用される。このケープ2は、図3に示すように、上述した空気枕本体1に連結された際に背中上部から肩部、および胸部までを覆うことのできる大きさの馬蹄形状を有し、内側周縁部に、面ファスナ8、8が固定される。また、ケープ2の先端部2a、2aには紐9、9が縫いつけられ、該ケープ2を羽織った状態において紐9、9同士を締結することで、先端部2a、2a間を連結することができる。
【0015】
本発明の空気枕を利用するには、まず、空気枕本体1を膨らませた後、該空気枕本体1の枕カバー5の適宜箇所、例えば、図3に示すように中央部1d近傍の背面側に面ファスナ8を利用してケープ2を取り付ける。この状態で頸部に空気枕本体1を装着すると、ケープ2は使用者の背中側に垂れ下がる状態となり、次に、この垂れ下がったケープ2の両側端の紐9、9を胸部前方で結び合わせると、肩部がケープ2により覆われる。
【0016】
ケープ2が不要の時は、該ケープ2を空気枕本体1から取り外し、空気枕本体1を単体としても利用することができる。また、空気枕を使用しない場合には、空気枕本体1から空気を抜いて該空気枕本体1と、ケープ2とを折り畳んでおくことができる。
【0017】
なお、以上の実施の形態においては、ケープ2に面ファスナ8を固定し、枕カバー5にケープ2を連結可能に形成する場合を示したが、枕カバー5とケープ2とを予め縫い付けておくこともできる。また、図3においては、枕カバー5をケープ2側の面ファスナ8に貼着可能な材質により形成する場合を示しているが、図4(a)に示すように、枕カバー5に面ファスナ8(連結部3)を固定し、ケープ2を該面ファスナ8に貼着可能な素材により形成することもできる。
【0018】
さらに、枕カバー5側に連結部3を形成しておくと、上述したケープ2以外に種々のものを連結することができ、この場合、連結部3としては、面ファスナ以外にも、ボタン、スナップホック等が使用できる。
【0019】
なお、以上に示した実施の形態において、空気枕本体1はチューブ4に枕カバー5を被覆して形成されるが、チューブ4自体を空気枕本体1としてもよく、この場合にはチューブ4にケープ2等が連結可能な連結部3を直接形成すればよい。
【0020】
加えて、ケープ2は、左右の肩部を覆うことができるように馬蹄形状の1枚の布により形成されているが、例えば、図4(b)に示すように、2枚の布を左右別個に取り付けるように構成することもできる。
【0021】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、空気枕を頸部に取り付けることで、ケープが利用者の肩部を覆って、肩部の冷えを防止することができ、しかも、ケープが妄りに肩部から脱落することがないために、使い勝手が向上する。
【0022】
また、ケープを頸部、および肩部全体を覆う形状した場合には、毛布などでは覆いにくい首や肩の周辺までもしっかり覆うことができ、保温性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の空気枕の装着状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す図で、(a)は枕カバーの平面図、(b)は枕カバーの背面図、(c)はチューブの背面図である。
【図3】本発明の実施の形態を示す図で、ケープの平面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態を示す図で、(a)は空気枕本体の変形例の背面図、(b)はケープの変形例の平面図である。
【符号の説明】
1 空気枕本体
2 ケープ
3 連結部
Claims (4)
- U字形状に膨張させて頸部に装着する空気枕本体に、利用者の肩部を覆うケープが連結され、
座った姿勢をとる利用者の頸部に装着した空気枕本体によって、利用者の肩部の高さ位置にケープが保持可能に形成される空気枕。 - 前記ケープには、面ファスナが固定されるとともに、空気枕本体の表面が前記面ファスナが貼着可能な材料で形成される請求項1記載の空気枕。
- 前記空気枕本体は、パイル生地で形成された枕カバーによって表面に面ファスナが貼り付け可能に形成される請求項2記載の空気枕。
- 前記空気枕本体に代えてケープを面ファスナが貼着可能な素材により形成し、空気枕本体側に面ファスナを固定する請求項2または3記載の空気枕。
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