JP3134901U - 下半身用掛布 - Google Patents

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Abstract

【課題】 身体への装着性能を高める。下半身の被覆面積の調整を可能にする。
【解決手段】 足首付近から膝付近までを被覆する下部シート1と、膝付近から腰部付近までを被覆する上部シート2とを備えている。下部シート1は、足首付近から膝付近までを包込んで筒形に保形するための保形用部材6が取付けられている。上部シート2は、首に掛けられる吊紐10と腰部付近に巻付けられる腰ベルト7とが取付けられている。下部シート1,上部シート2は、互いを連結,分離するための連結用部材3が取付けられている。
【選択図】図1

Description

本考案は、椅子等に腰掛けた人の下半身を被覆するための下半身用掛布に係る技術分野に属する。
最近、高精度の温度調整機能を備えた空調設備の普及により、快適な室内環境が提供されるようになってきている。然しながら、人によって体感温度が異なるため、室内で椅子に腰掛けて各種の作業を行う際に下半身を被覆する膝掛け等の補助的な防寒(冷防止)用具を使用することも依然として行われている。また、室内で椅子に腰掛けて各種の作業を行う際には、衣服の汚損を防止するために膝掛,前掛のような掛布が使用されている。特に、車椅子に腰掛けた身体障害者,高齢者が室内で各種の作業を行う場合や外出する場合には、自立的に防寒,衣服の汚損防止の行動をとることが困難であるため、下半身を被覆する掛布である下半身用掛布の常態的な使用が要求される。このため、取扱いの容易な下半身用掛布の提供が要望されている。
従来、取扱いを容易にすることを指向した下半身用掛布としては、例えば、実用新案登録第3115473号公報,特開2005−23433号公報に記載のものが知られている。
前述の従来の下半身用掛布は、下半身を覆うシートの上部に椅子等の肘掛け(アームレスト)に引掛けることのできるフックが取付けられてなるもので、シートを椅子等に確実に装着してずり落ちることがないようにするものである。
前述の従来の下半身用掛布では、椅子等に確実に装着されるものの身体(下半身)への装着が不確実であるため、椅子に腰掛けて各種の作業を行っている間に身体からずれやすく、身体との間に無用の隙間を形成しやすいという問題点がある。また、温度変化等の必要に応じて下半身の被覆面積を変更しようとしても、自由な調整ができないという問題点がある。
本考案は、このような問題点を考慮してなされたもので、身体への装着性能を高めるとともに、下半身の被覆面積の調整を可能にした下半身用掛布を提供することを課題とする。
前述の課題を解決するため、本考案に係る下半身用掛布は、実用新案登録請求の範囲の各請求項に記載の手段を採用する。
即ち、請求項1では、足首付近から膝付近までを被覆する下部シートと、膝付近から腰部付近までを被覆する上部シートとを備え、下部シートは足首付近から膝付近までを包込んで筒形に保形するための保形用部材が取付けられ、上部シートは首に掛けられる吊紐と腰部付近に巻付けられる腰ベルトとが取付けられ、下部シート,上部シートは互いを連結,分離するための連結用部材が取付けられている。
この手段では、吊紐,腰ベルトを備えることで、首と腰とへの2箇所で身体に直接的に装着され身体との間に無用の隙間を形成することがなくなる。また、連結用部材を備えることで、下部シート,上部シートが連結用部材を介して連結,分離される。
また、請求項2では、請求項1の下半身用掛布において、連結用部材は下部シートの筒形に保形された合わせ線を身体の前方にして下部シートの前方上部と上部シートの前方下部とを連結するものであることを特徴とする。
この手段では、連結用部材を身体の前方側に位置させることで、下部シートの筒形の保形と下部シート,上部シートの連結,離脱とが身体の前方で操作される。
即ち、請求項3では、請求項1または2の下半身用掛布において、下部シートは下縁に沿って収縮付勢された帯形の弾性部材が取付けられていることを特徴とする。
この手段では、下部シートの下縁に弾性部材が取付けられることで、筒形に保形された下部シートの下縁が絞込まれる。
また、請求項4では、請求項1〜3のいずれかの下半身用掛布において、吊紐は伸縮部材を介して上部シートに取付けられていることを特徴とする。
この手段では、吊紐と上部シートとの間に伸縮部材が介在されることで、上部シートに掛かる荷重,引張力等が伸縮部材で吸収されて首に掛からなくなる。
また、請求項5では、請求項1〜4のいずれかの下半身用掛布において、上部シートは上縁方向へ開口されたポケットが設けられ上縁からポケットの開口の縁までダーツが設けられていることを特徴とする。
この手段では、ダーツ付きのポケットが設けられることで、捻れ変形等のしないポケットが膝付近から腰部付近までの間に確保される。
本考案に係る下半身用掛布は、吊紐,腰ベルトを備えることで、首と腰とへの2箇所で身体に直接的に装着され身体との間に無用の隙間を形成することがなくなるため、身体への装着性能が高められる効果がある。また、連結用部材を備えることで、下部シート,上部シートが連結用部材を介して連結,分離されるため、下半身の被覆面積の調整が可能になる効果がある。
さらに、請求項2として、連結用部材を身体の前方側に位置させることで、下部シートの筒形の保形と下部シート,上部シートの連結,離脱とが身体の前方で操作されるため、下部シートの筒形の保形と下部シート,上部シートの連結,離脱との操作が容易になる効果がある。
さらに、請求項3として、下部シートの下縁に弾性部材が取付けられることで、筒形に保形された下部シートの下縁が絞込まれるため、身体への装着性能がより高められるとともに、筒形に保形された下部シートの内部の保温性能が高くなる効果がある。
さらに、請求項4として、吊紐と上部シートとの間に伸縮部材が介在されることで、上部シートに掛かる荷重,引張力等が伸縮部材で吸収されて首に掛からなくなるため、首に無用の負荷が掛からなくなる効果がある。
さらに、請求項5として、ダーツ付きのポケットが設けられることで、捻れ変形等のしないポケットが膝付近から腰部付近までの間に確保されるため、ポケットを小物入れ,防寒用手袋等として多目的に使用しやすくなる効果がある。
以下、本考案に係る下半身用掛布を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図8は、本考案に係る下半身用掛布を実施するための最良の形態の第1例を示すものである。
第1例は、図1に示すように、毛布生地,キルティング生地等で長方形に形成された下部シート1,上部シート2を備えている。下部シート1,上部シート2の材質については、必要に応じて防水性,防火性等を有するものが選択される。
下部シート1は、使用者Mの足首付近から膝付近までを包込んで被覆することのできる面積を有している。上部シート2は、使用者Mの膝付近から腰部付近までを前方から側方まで被覆する面積を有している。
下部シート1,上部シート2には、互いを連結,分離するための連結用部材3が取付けられている。連結用部材3は、下部シート1,上部シート2に無用の突起構造を形成しない面状ファスナからなるもので、下部シート1の上縁付近と上部シート2の下縁付近とに縦長の帯形として複数箇所(4箇所)に取付けられ、接着位置の上下調整によって下部シート1の上部と上部シート2下部とを上下位置を調整して連結することができるようになっている。従って、使用者Mの体格や使用者Mの好み等によって、下部シート1,上部シート2の上下方向の連結長さを調整することができる。また、連結用部材3は、図5に示すように、下部シート1の筒形に保形された合わせ線を使用者Mの身体(足首付近から膝付近まで)の前方にして下部シート1の前方上部と上部シート2の前方下部とを連結する箇所に配置されている。従って、下部シート1の筒形の保形と下部シート1,上部シート2の連結,離脱とを身体の前方で操作することができるため、下部シート1の筒形の保形と下部シート1,上部シート2の連結,離脱との操作が容易である。
下部シート1の下縁には、弾性部材4が取付けられている。弾性部材4は、図2に示すように、下部シート1に無用の突起構造を形成しないゴム帯からなるもので、下部シート1の下縁に沿って形成された折返片袋5に収容され下縁の長さ方向を収縮させるように付勢されている。
下部シート1の側縁には、保形用部材6が取付けられている。保形用部材5は、下部シート1に無用の突起構造を形成しない面状ファスナからなるもので、下部シート1の側縁に縦長の帯形として間欠的に取付けられ、使用者Mの足首付近から膝付近までを包込んだ下部シート1を筒形に保形する。
上部シート2の両側縁の上部には、腰ベルト7が取付けられている。腰ベルト7は、使用者Mの腰部付近に巻付けられるもので、先端部に長さ調整機能をもった着脱可能なバックル8が設けられている。
上部シート2の上縁付近の中央部には、伸縮部材9が取付けられている。伸縮部材9は、伸縮性を有するゴム紐からなるもので、リング形に形成されて一部が上部シート2に固着され、使用者Mの首に掛けられる吊紐10の先端に設けられたフック11が着脱可能になっている。
上部シート2のほぼ中央部には、ポケット12が設けられている。ポケット12は、上部シート2に覆布を被せて逢着され上部シート2の上縁方向に開口部が設けられたもので、上部シート2の上縁から開口の縁まで上部シート2を折込んだダーツ13(図4参照)が設けられている。従って、ポケット12は、ダーツ13によって捻れ変形等が生じることがなく立体性が保持される。
第1例によると、使用者Mの足首付近から膝付近までを下部シート1で包込んで被覆し、使用者Mの膝付近から腰部付近までを上部シート2で前方から側方まで被覆することで、従来の下半身用掛布と同様の使用が行われる。
ただし、下部シート1の筒形の保形と下部シート1,上部シート2の連結,離脱とを身体の前方で操作することができるため、車椅子Cに腰掛けた身体障害者,高齢者が使用者Mである場合にも介護者が容易に操作することができる。
さらに、上部シート2が腰ベルト7で使用者Mの腰に支持され吊紐10で使用者Mの首に支持されているため、上部シート2が首と腰とへの2箇所で使用者Mの身体に直接的に装着されることになる。従って、使用者Mの身体との間に無用の隙間を形成することがなく、使用者Mの身体への装着性能が高められる。なお、腰ベルト7については、バックル8による長さ調整で使用者Mの腰付近への負荷を調整することができる。また、吊紐10については、吊紐10と上部シート1との間に伸縮部材9が介在され、上部シート1に掛かる荷重,引張力等が伸縮部材9で吸収されて首に掛からなくなるため、使用者Mの首に無用の負荷が掛からなくなる。従って、身体への装着性能が高められることにともなって、使用者Mが窮屈になるようなことはない。なお、腰ベルト7については、車椅子C等の背もたれ(バックレスト)に巻付けることも可能である。また、下部シート1の下縁に取付けられた弾性部材4が筒形に保形された下部シート1の下縁を絞込むため、使用者Mの身体への装着性能がより高められるとともに、筒形に保形された下部シート1の内部の保温性能が高くなる。
さらに、ダーツ13付きのポケット12が捻れ変形等せずに立体性を保持して使用者Mの膝付近から腰部付近までの間に確保されるため、ポケット12を小物入れ,防寒用手袋等として多目的に使用しやすくなる。
さらに、図7(B)に示すように、上部シート2から下部シート1を離脱させて使用することもできる。従って、温度環境等に対応して、使用者Mの下半身の被覆面積を調整することができる。
なお、図8に示すように、不使用時に下部シート1,上部シート2を折畳んで腰ベルト7,吊紐10で束ねるようにすると、収納袋14に簡単に収納することができる。
図9は、本考案に係る下半身用掛布を実施するための最良の形態の第2例を示すものである。
第2例では、第1例の面状ファスナからなる保形用部材5を下部シート1の側縁に横長の帯形として間欠的に取付けてある。
第2例によると、使用者Mの体格や使用者Mの好み等によって、下部シート1の包込みの度合いを調整することができる。
以上、図示した各例の外に、連結用部材3,保形用部材6をホック等とすることも可能である。
さらに、弾性部材4を下部シート1の下縁に部分的に設けることも可能である。
本考案に係る下半身用掛布を実施するための最良の形態の第1例の分解状態の正面図である。 図1のX−X線拡大断面図である。 図1のY−Y線拡大断面図である。 図1のZ−Z線拡大断面図である。 図1の要部の取扱い操作を示す図である。 図1の組付け状態図である。 車椅子での使用状態の正面図であり、(A),(B)に異なる使用状態が示されている。 図1の不使用時の収納例を示す正面図である。 本考案に係る下半身用掛布を実施するための最良の形態の第2例の要部の正面図である。
符号の説明
1 下部シート
2 上部シート
3 連結用部材
4 弾性部材
6 保形用部材
7 腰ベルト
9 伸縮部材
10 吊紐
12 ポケット
13 ダーツ
M 使用者

Claims (5)

  1. 足首付近から膝付近までを被覆する下部シートと、膝付近から腰部付近までを被覆する上部シートとを備え、下部シートは足首付近から膝付近までを包込んで筒形に保形するための保形用部材が取付けられ、上部シートは首に掛けられる吊紐と腰部付近に巻付けられる腰ベルトとが取付けられ、下部シート,上部シートは互いを連結,分離するための連結用部材が取付けられている下半身用掛布。
  2. 請求項1の下半身用掛布において、連結用部材は下部シートの筒形に保形された合わせ線を身体の前方にして下部シートの前方上部と上部シートの前方下部とを連結するものであることを特徴とする下半身用掛布。
  3. 請求項1または2の下半身用掛布において、下部シートは下縁に沿って収縮付勢された帯形の弾性材が取付けられていることを特徴とする下半身用掛布。
  4. 請求項1〜3のいずれかの下半身用掛布において、吊紐は伸縮部材を介して上部シートに取付けられていることを特徴とする下半身用掛布。
  5. 請求項1〜4のいずれかの下半身用掛布において、上部シートは上縁方向へ開口されたポケットが設けられ上縁からポケットの開口の縁までダーツが設けられていることを特徴とする下半身用掛布。
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