JP3117141U - 多目的被服 - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者の意向に応じて、全身用、上半身用又は下半身用として適宜使い分けることが可能な防寒目的の多目的被服を提供する。
【解決手段】多目的被服1は、使用者の上半身を被う半纏状に形成した防寒仕様の上衣2と、この上衣2の下端部全体に対してスライドファスナ20を介して上端部全体を着脱可能に連結する前記上衣2と同素材により形成した折り畳み可能で展開状態で矩形状を呈する防寒仕様の下衣11とを有し、上衣2、下衣11の連結状態ではどてらとして、分離状態の上衣2を主に上半身を被う半纏として、分離状態の下衣11を主に使用者の膝部分を被う膝掛け等の下半身用包囲具として各々利用可能とする構成としたものである。
【選択図】図1

Description

本考案は、多目的被服に関し、詳しくは、使用者の全身用、上半身用、下半身用として使い分けることが可能な防寒目的の多目的被服に関するものである。
従来、防寒目的の被服とて、使用者の全身を被うどてら(カイマキ)、主に上半身を被う半纏、主に下半身を被う膝掛け等が各々個別に作成され、個別に使用されており、これら各機能を兼用するような多目的被服は見当たらないのが現状である。
特許文献1には、防寒性を有する上衣部と、リャック部とをファスナ等の着脱手段を用いて着脱可能に連結し、上衣部とリャック部との連結状態では寝袋を形成可能とした多機能上衣が提案されている。
しかし、この特許文献1の多機能上衣の場合、上衣部により上半身の防寒を寝袋により就寝時の防寒を図ることができるものの、どてらのような全身の防寒を図る機能や、膝掛け等のような下半身の防寒を図る機能を備えるものではない。
特開2001−279506号公報
解決しようとする問題点は、使用者の意向に応じて、全身用、上半身用又は下半身用として適宜使い分けることが可能な防寒目的の多目的被服が存在しない点である。
本考案の多目的被服は、使用者の上半身を被う上衣と、この上衣の下端部全体に対して着脱具を介して上端部全体を着脱可能に連結する前記上衣と同素材により形成した下衣と、を有し、前記上衣、下衣の連結状態では全身用包囲具として、分離状態の上衣を主に上半身を被う上半身用包囲具として、分離状態の下衣を主に下半身を被う下半身用包囲具として各々利用可能としたことを最も主要な特徴とする。
本考案によれば、以下の効果を奏する。
請求項1及び2記載の考案によれば、使用者の上半身を被う上衣と、前記上衣と同素材により形成した下衣とを、着脱具を介して着脱可能に連結する構成としているので、上衣、下衣の連結状態では全身用包囲具、例えばどてらとして、分離状態の上衣を主に上半身を被う上半身用包囲具、例えば半纏として、分離状態の下衣を主に下半身を被う下半身用包囲具として各々機能させることができ、各々の場合に優れた防寒機能を発揮させることができる多目的被服を提供することができる。
請求項3記載の考案によれば、着脱具としてスライドファスナ、面ファスナ又はホックを採用した構成で、上衣、下衣の連結状態では全身用包囲具、例えばどてらとして、分離状態の上衣を主に上半身を被う上半身用包囲具、例えば半纏として、分離状態の下衣を主に下半身を被う下半身用包囲具である膝掛け、腰巻き等として各々機能させることができ、各々の場合に優れた防寒機能を発揮させることができる多目的被服を提供することができる。
本考案は、使用者の意向に応じて、全身用、上半身用又は下半身用として適宜使い分けることが可能な防寒目的の多目的被服を提供するという目的を、使用者の上半身を被う半纏状に形成した防寒仕様の上衣と、この上衣の下端部全体に対してスライドファスナ、面ファスナ又はホック等の着脱具を介して上端部全体を着脱可能に連結する前記上衣と同素材により形成した折り畳み可能で展開状態で矩形状を呈する防寒仕様の下衣と、を有し、前記上衣、下衣の連結状態ではどてらとして、分離状態の上衣を主に上半身を被う半纏として、分離状態の下衣を主に使用者の膝部分を被う膝掛け又は使用者の腰から下部を被う腰巻き等の下半身用包囲具として各々利用可能とする構成により実現した。
以下に、本考案の実施例を詳細に説明する。
図1乃至図3は、本実施例に係る多目的被服1を示すものである。
本実施例に係る多目的被服1は、防寒仕様の半纏状に形成した上衣2と、この上衣2の下端部2aに対して例えば着脱具であるスライドファスナ20を介して上端部11a全体を着脱可能に連結する前記上衣2と同素材により形成した折り畳み可能であり、展開状態では矩形状となる防寒仕様の下衣11とを有し、上衣2の上端から下衣11の下端までの寸法Lを例えば200乃至220cm程度としている。また、上衣2の上端からスライドファスナ20の取り付け位置までの寸法L1を90cm程度としている。
前記上衣2は、主に上半身を被う半纏として使用するものであり、使用者Mの首回りから胴体の腰部分までを被う上衣本体3に両袖部4、4を付けて周知の半纏形状に形成している。
また、上衣本体3及び両袖部4、4は防寒仕様、例えば綿入れ仕様、キルティング仕様により厚手の形態としている。上衣本体3の首回りには、例えば緑色等の生地を用いた首襟部5(クロス斜線を付して示す)を縫製している。更に、両袖部4、4の裾部分には例えば緑色等の生地を用いた袖口部6(クロス斜線を付して示す)を縫製している。
前記上衣本体3を形成する表生地、裏生地は、木綿材、合成繊維綿材等任意の生地を使用することができる。
特に表生地は、図示していないが所望の色や模様付きの生地を用いることができる。
更に、前記首襟部5、袖口部6として使用する生地も上述した場合の他、図示していないが所望の色や模様付きの生地を用いることができる。
本実施例に係る多目的被服1は、前記上衣2の下端部2aの内側位置と、前記下衣11の上端部11aとにわたって、着脱具であるスライドファスナ20を縫着している。
すなわち、前記上衣2の下端部2aの内側には、図4に示すように、この下端部2aの縁部全体にわたるように上ファスナテープ21aを縫着し、下衣11の上端部11aには、この上端部11aの縁部全体にわたるように下ファスナテープ21bを縫着し、スライダ22を上ファスナテープ21a、下ファスナテープ21bに嵌合し、スライダ摘まみ23を操作することで、上衣2の下端部2aに下衣11の上端部11aを着脱可能に取り付けるようにしている。
そして、このように上衣2に対して下衣11を取り付けた状態では、上衣2の下端部2aを形成する裾部分がスライドファスナ20を外部から見えないように遮蔽するようにしている。
また、前記スライダ摘まみ23を上述した場合と逆方向に操作することで、スライドファスナ20は開状態となり、上衣2と下衣11とを個別に分離することが可能となっている。
次に、上述した構成からなる本実施例に係る多目的被服1の使用態様について図5乃至図7を参照して説明する。
本実施例に係る多目的被服1によれば、上述したように、前記スライドファスナ20を介して上衣2と下衣11とを連結した状態では、図1、図5に示すように全長200乃至220cm程度の長尺な被服となり、使用者Mの首から下の全身をすっぽり被うどてら(カイマキ)として使用することが可能で、優れた防寒機能を発揮させることができる。
また、本実施例に係る多目的被服1によれば、上述したように、前記スライドファスナ20を開状態とし、図6に示すように、分離した上衣2を使用者Mが着用することで、この上衣2を半纏として使用することができ、使用者Mの主に首から下の上半身を被う上半身用包囲具として優れた防寒機能を発揮させることができる。
更に、本実施例に係る多目的被服1によれば、上述したように、前記スライドファスナ20を開状態とし、図7に示すように、分離した下衣11を適当な大きさに折り畳み、例えば椅子31に座り机32に向かってデスクワークを行う使用者Mの膝部分に掛けることにより、この下衣11を下半身用包囲具である膝掛けとして使用でき、下半身用として優れた防寒機能を発揮させることがてきる。
なお、本実施例において、前記着脱具としては、前記スライドファスナ20の他、図示しない面ファスナ、ホック等、種々の形態の着脱具を採用しても各々前記スライドファスナ20の場合と同様な機能を発揮させることができる。
本考案に係る多目的被服は、上述した場合の他、例えば分離した下衣を適当な大きさに折り畳み、使用者の腰から下部をすっぽりと被う腰巻きとして機能させたり、上衣と下衣とを連結した状態で掛け布団代わりに使用したり等、幅広く適用可能である。
本考案の実施例に係る多目的被服の全体を示す斜視図である。 本実施例に係る多目的被服の上衣と下衣の前側から見た分離状態を示す一部省略斜視図である。 本実施例に係る多目的被服の上衣を背面側から見た斜視図である。 本実施例に係る多目的被服の上衣と下衣とを連結するスライドファスナ部分を示す部分斜視図である。 本実施例に係る多目的被服をどてらとして使用する場合を示す概略斜視図である。 本実施例に係る多目的被服の上衣を半纏として使用する場合を示す概略斜視図である。 本実施例に係る多目的被服の下衣を膝掛けとして使用する場合を示す概略側面図である。
符号の説明
M 使用者
1 多目的被服
2 上衣
2a 下端部
3 上衣本体
4 袖部
5 首襟部
6 袖口部
11 下衣
11a 上端部
20 スライドファスナ
21a 上ファスナテープ
21b 下ファスナテープ
22 スライダ
23 スライダ摘まみ
31 椅子
32 机

Claims (3)

  1. 使用者の上半身を被う上衣と、
    この上衣の下端部全体に対して着脱具を介して上端部全体を着脱可能に連結する前記上衣と同素材により形成した下衣と、
    を有し、
    前記上衣、下衣の連結状態においては、全身用包囲具として利用可能とし、前記上衣、下衣の分離状態における上衣は主に上半身を被う上半身用包囲具として利用可能とし、前記上衣、下衣の分離状態における下衣は主に下半身を被う下半身用包囲具として利用可能としたことを特徴とする多目的被服。
  2. 使用者の上半身を被う半纏状に形成した上衣と、
    この上衣の下端部全体に対して着脱具を介して上端部全体を着脱可能に連結する前記上衣と同素材により形成した折り畳み可能で展開状態で矩形状を呈する下衣と、
    を有し、
    前記上衣、下衣の連結状態においては、これをどてらとして利用可能とし、前記上衣、下衣の分離状態における上衣は主に上半身を被う半纏として利用可能とし、前記上衣、下衣の分離状態における下衣は主に下半身を被う下半身用包囲具として利用可能としたことを特徴とする多目的被服。
  3. 使用者の上半身を被う半纏状に形成した防寒仕様の上衣と、
    この上衣の下端部全体に対してスライドファスナ、面ファスナ又はホック等の着脱具を介して上端部全体を着脱可能に連結する前記上衣と同素材により形成した折り畳み可能で展開状態で矩形状を呈する防寒仕様の下衣と、
    を有し、
    前記上衣、下衣の連結状態においては、これをどてらとして利用可能とし、前記上衣、下衣の分離状態における上衣は主に上半身を被う半纏として、前記上衣、下衣の分離状態における下衣は主に使用者の膝部分を被う膝掛け又は使用者の腰から下部を被う腰巻き等の下半身用包囲具として各々利用可能としたことを特徴とする多目的被服。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH079917U (ja) * 1993-07-22 1995-02-10 株式会社和晃 簡易着付け式の着物
JPH0719308U (ja) * 1993-09-04 1995-04-07 アヤ子 押川 着 物

Patent Citations (2)

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