JP4832389B2 - 光コネクタ組立治具 - Google Patents

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Description

本発明は、メカニカルスプライスが内蔵された光コネクタに光ファイバを組み付けるための光コネクタ組立治具に関するものである。
従来の光コネクタ組立治具としては、例えば特許文献1に記載されているものが知られている。特許文献1に記載の光コネクタ組立治具では、まず操作用ボタンを所定量押下すると、操作用ボタンに連動する楔がメカニカルスプライス内に挿入され、メカニカルスプライスが開状態となる。そして、メカニカルスプライス内の短尺ファイバに光ファイバを接続した後、操作用ボタンを更に押下すると、楔がメカニカルスプライス内から抜脱され、メカニカルスプライスが閉状態となり、光ファイバと短尺ファイバとの接続部分が固定される。
特開2002−71999号公報
このような光コネクタ組立治具を扱う敷設現場では、なるべく片手で作業が行えることが望まれる。しかし、上記従来技術の光コネクタ組立治具では、操作用ボタンの押下量を調整することによって楔の抜脱操作を行うので、片手で治具の保持と楔の抜脱操作とを行うには、作業者の熟練性が要求される。また、光ファイバに曲げクセがついていると、メカニカルスプライス内に光ファイバを挿入しにくくなるため、メカニカルスプライス内の短尺ファイバに光ファイバを接続する作業が困難になるが、上記従来技術では、そのような問題が全く考慮されていない。
本発明の目的は、メカニカルスプライス内への光ファイバの挿入を容易に且つ円滑に行うことができると共に、治具の保持と楔の抜脱操作とを片手で容易に行うことができる光コネクタ組立治具を提供することである。
本発明は、メカニカルスプライスが内蔵された光コネクタに光ファイバを組み付けるための光コネクタ組立治具において、光コネクタが装着される治具本体部材と、光ファイバを保持するファイバホルダとを備え、治具本体部材の上面部には、光コネクタが位置決め載置されるコネクタ装着部と、コネクタ装着部の後側に位置し、ファイバホルダをコネクタ装着部に向けて案内するためのホルダガイド部とが設けられており、治具本体部材は、メカニカルスプライスを開くための楔部を有する開閉操作レバーを有し、ファイバホルダは、光ファイバを固定するホルダ本体と、ホルダ本体に前後方向に移動可能に取り付けられ、ホルダ本体に固定された光ファイバをホルダ本体のファイバ保持部の前方においてガイドするためのガイド溝を有する可動部材とを有することを特徴とするものである。
以上のような本発明の光コネクタ組立治具を用いて、メカニカルスプライスが内蔵された光コネクタに光ファイバを組み付ける場合には、まず治具本体部材のコネクタ装着部に光コネクタを載置した状態で、開閉操作レバーの楔部をメカニカルスプライス内に挿入して、メカニカルスプライスを開状態としておく。また、ファイバホルダにおける可動部材のガイド溝をホルダ本体のファイバ保持部から前方に離間させた状態で、光ファイバがガイド溝を通るように光ファイバをホルダ本体のファイバ保持部に固定する。そして、光ファイバの端末処理(切断及び被覆剥き)を行った後、光ファイバが保持されたファイバホルダを治具本体部材のホルダガイド部にセットし、その状態でファイバホルダを光コネクタに向けて移動させることにより、光ファイバをメカニカルスプライス内に挿入する。その後、開閉操作レバーを操作してメカニカルスプライス内から楔部を抜くことで、メカニカルスプライスが閉状態となり、光ファイバがメカニカルスプライスに固定されることとなる。
上述したようにファイバホルダでは、可動部材のガイド溝をホルダ本体のファイバ保持部から前方に離間させた状態で、ホルダ本体のファイバ保持部に固定された光ファイバをガイド溝に通すことにより、光ファイバに曲げグセがあっても、その曲げグセが矯正された状態で保持されることになる。従って、光ファイバが保持されたファイバホルダを治具本体部材上に載置して光コネクタに向けてスライドさせたときに、メカニカルスプライス内への光ファイバの挿入が容易に且つ円滑に行えるようになる。また、ガイド溝によって光ファイバの曲げグセが矯正されるため、光ファイバを切断する際の角度ズレを小さく抑えることができる。
また、本発明の光コネクタ組立治具では、治具本体部材の上面部に光コネクタを載置するコネクタ装着部が設けられ、また治具本体部材に楔部をメカニカルスプライスから抜脱するための開閉操作レバーが配置されている。このため、光ファイバがメカニカルスプライス内に挿入された後、光コネクタ組立治具を持っている手で開閉操作レバーを操作することができる。これにより、作業者は、光コネクタ組立治具の保持と楔部の抜脱操作とを片手で容易に行うことができる。
好ましくは、治具本体部材の上面部におけるコネクタ装着部とホルダガイド部との間には、コネクタ装着部側への可動部材の移動を拘束するストッパが設けられている。
この場合には、治具本体部材上においてファイバホルダを光コネクタに向けて移動させる途中で、可動部材がストッパに突き当たり、可動部材の移動動作が拘束されるため、可動部材が光コネクタに干渉することが防止される。このとき、可動部材はホルダ本体に対して前後方向に移動可能であるため、可動部材がストッパに突き当たると、可動部材が後退するようになる。従って、可動部材がストッパに当たった時の衝撃が吸収される。
また、好ましくは、ファイバホルダは、ガイド溝がファイバ保持部から所定長だけ離間した初期位置にあるときに、可動部材をホルダ本体に係止するホルダラッチ手段を更に有する。
この場合には、ファイバホルダを治具本体部材にセットして光コネクタに向けて移動させるときに、ガイド溝がホルダ本体のファイバ保持部から所定長だけ離間した初期位置に維持されるため、光ファイバの曲げグセが矯正された状態が維持されることとなる。これにより、メカニカルスプライス内に光ファイバを挿入する作業が行いやすくなる。
さらに、好ましくは、治具本体部材には、可動部材を係止するための1対の係止部が設けられており、可動部材には、各係止部と係合する1対の係止受け部が設けられている。
この場合には、光ファイバがメカニカルスプライス内に挿入されたときに、各係止部が各係止受け部に引っ掛かることで、可動部材が治具本体部材に係止される状態となる。このため、光コネクタへの光ファイバの組み付けが終了し、治具本体部材から光コネクタを取り外した後に、ファイバホルダをホルダガイド部側に移動させると、可動部材はホルダ本体と一緒に移動せずに治具本体部材に引っ張られるため、可動部材のガイド溝が初期位置に戻るようになる。従って、作業者によるガイド溝の初期位置への戻し忘れを防止することができる。
このとき、ガイド溝が初期位置にある状態では、可動部材の後端位置とホルダ本体の後端位置とがほぼ一致し、ガイド溝が初期位置よりも後方の位置にある状態では、可動部材がホルダ本体の後端から突き出るように構成されているのが好ましい。
この場合には、作業者は、可動部材がホルダ本体の後端から突き出ているか否かを確認することで、可動部材のガイド溝が初期位置にあるかどうかを容易に知ることができる。
本発明によれば、メカニカルスプライス内への光ファイバの挿入を容易に且つ円滑に行うことができると共に、光コネクタ組立治具の保持と楔の抜脱操作とを片手で容易に行うことができる。これにより、作業者の手間を省くことができ、作業性を向上させることが可能となる。
以下、本発明に係る光コネクタ組立治具の好適な実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係る光コネクタ組立治具の一実施形態を示す分解斜視図である。同図において、本実施形態の光コネクタ組立治具1は、光コネクタ2が装着される治具本体部材3と、光コネクタ2に組み付けられる光ファイバ心線4(図6参照)を保持するファイバホルダ5とからなっている。
図2は、治具本体部材3に光コネクタ2が装着された状態を示す断面図である。図1及び図2において、光コネクタ2は、1対の保持部材6a(図3参照)からなるメカニカルスプライス6と、このメカニカルスプライス6をクランプするクランプ部材7とを有している。メカニカルスプライス6には、楔部28(後述)が挿入される2つの楔挿入口8が設けられている。メカニカルスプライス6の前端部には、短尺ファイバ9が挿入されたフェルール10が連結されている。
また、光コネクタ2は、メカニカルスプライス6の大部分を覆うハウジング11と、このハウジング11に連結され、フェルール10の大部分とメカニカルスプライス6の前端部分とを覆うハウジング12と、ハウジング11,12の外側に配置されたツマミ13とを有している。ハウジング11及びツマミ13における上記の各楔挿入口8に対応する位置には、楔部28が挿入される2つの楔窓が形成されている。
治具本体部材3の上面の前側部分には、光コネクタ2が位置決め載置されるコネクタ装着部14が設けられ、治具本体部材3の上面の後側部分には、上記のファイバホルダ5をコネクタ装着部14に向けて案内するためのレールを構成するホルダガイド部15が設けられている。
コネクタ装着部14は、治具本体部材3の前端部に設けられた前壁16と、この前壁16の近傍に設けられた1対の側壁17と、各側壁17の後方に設けられた1対の側壁18とを有し、これらの前壁16及び側壁17,18等によって光コネクタ2を治具本体部材3の長手方向(前後方向)及び幅方向(左右方向)に対して位置決めする。また、コネクタ装着部14には、楔部28を進入させるための楔挿通開口部19が形成されている。楔挿通開口部19は、治具本体部材3の前後方向に延在している。
各側壁18には、係止片20が後方に延びるように設けられている。各係止片20の先端には、治具本体部材3とファイバホルダ5のホルダ本体31(後述)とを係止するための係止爪21が設けられている。
また、各側壁18の後側(ホルダガイド部15側)において各係止片20の内側には、後方に延びる1対の係止片22が設けられている。各係止片22の先端には、治具本体部材3とファイバホルダ5の可動部材32(後述)とを係止するための係止爪23が設けられている。
ホルダガイド部15は、治具本体部材3の両側縁部に形成された1対の張出レール24を有している。これらの張出レール24は、治具本体部材3の後端部から前方に向けて先細りとなっている。
治具本体部材3の上面の後側部分には、ファイバホルダ5に保持された光ファイバ心線4(図6参照)のセット位置やファイバ長を確認するためのファイバゲージ25が形成されている。また、治具本体部材3の後端部には、ファイバゲージ25による確認を行う際にファイバホルダ5を位置決めするための段差部26が設けられている。
治具本体部材3の上面におけるコネクタ装着部14とホルダガイド部15との間には、ファイバホルダ5をホルダガイド部15に沿ってコネクタ装着部14側に移動(前進)させる際に、ファイバホルダ5の可動部材の前進動作を途中で拘束する凸状のストッパ27が設けられている。
治具本体部材3の下面側には、メカニカルスプライス6を開くための2つの楔部28を有する開閉操作レバー29が配置されている。開閉操作レバー29は、治具本体部材3に回動軸X(図13参照)を中心として回動自在に取り付けられている。楔部28は、開閉操作レバー29の一側(コネクタ装着部14に対応する側)において上方に突出するように設けられている。開閉操作レバー29の他側(ホルダガイド部15に対応する側)の底面には、手で開閉操作レバー29を回動させてメカニカルスプライス6から楔部28を抜脱するための操作部30が設けられている。
開閉操作レバー29の各楔部28がメカニカルスプライス6の楔挿入口8に挿入された状態では、図3(a)に示すように、メカニカルスプライス6を構成する1対の保持部材6aがクランプ部材7の付勢力に抗して離間し、メカニカルスプライス6のファイバ挿入空間Sが開くため、光ファイバ心線4がファイバ挿入空間Sに挿入可能となる。なお、図3では、ハウジング11は省略して示してある。
この状態から、開閉操作レバー29の操作部30を治具本体部材3の上側に押し込むと、開閉操作レバー29の各楔部28がメカニカルスプライス6の楔挿入口8から抜脱される。これにより、図3(b)に示すように、メカニカルスプライス6を構成する1対の保持部材6a同士がクランプ部材7の付勢力によって突き合わされ、メカニカルスプライス6のファイバ挿入空間Sが閉じるため、光ファイバ心線4がファイバ挿入空間Sに挿入不可能となる。
図4は、図1に示すファイバホルダ5を反対側(裏面側)から見た斜視図である。図1及び図4において、ファイバホルダ5は、ホルダ本体31と、このホルダ本体31に対して前後方向に移動可能に取り付けられた可動部材32とを有している。ホルダ本体31の下面側には、前後方向に延びる収容溝が形成され、可動部材32は、その収容溝に入り込んだ状態で移動可能にホルダ本体31に取り付けられている。また、ホルダ本体31の下面と可動部材32の下面とは面一となっている。
ホルダ本体31は、光ファイバ心線4を位置決めするファイバ保持部33を有するホルダベース34と、このホルダベース34に回動可能に取り付けられ(図6参照)、ファイバ保持部33に位置決めされた光ファイバ心線4を上から押さえて固定する固定用カバー35とを有している。ファイバ保持部33の上面には、光ファイバ心線4を位置合わせするファイバ溝36aと、固定用カバー35の前側に位置するファイバ撓み吸収用溝部36bとが形成されている。
ファイバ保持部33の一側面(固定用カバー35の回動軸側とは反対側の側面)には、固定用カバー35をホルダベース34に係止するための係止突起37が設けられている。固定用カバー35の先端部には、係止突起37と係合する係止受け窓部38が形成されている。また、固定用カバー35の裏面には、ファイバ溝36aに配置された光ファイバ心線4を損傷させないで押さえ付けるように、ゴム39(図6参照)が装着されている。
ファイバ保持部33の両側壁には、前後方向に延びるガイド窓40が形成されている。ガイド窓40は、ホルダ本体31に対して可動部材32を前後方向に移動させる時のガイドとなるものである。また、ファイバ保持部33の両側壁におけるガイド窓40の前側には、可動部材32をホルダ本体31に対して係止するための係止窓41が形成されている。また、ファイバ保持部33の下部には、可動部材32が収容溝(前述)から抜け出てホルダ本体31から外れることを防止するための1対の抜け止め用張出部42が設けられている。
ホルダベース34は、ファイバ保持部33から前方に延びるように設けられた1対のスライダ部43を更に有している。各スライダ部43は、治具本体部材3の張出レール24上を摺動する。各スライダ部43には、治具本体部材3の各係止爪21と係合し、係止爪21と協働して治具本体部材3とホルダ本体31とをラッチする係止窓44がそれぞれ形成されている。
可動部材32は、上述したようにホルダベース34の収容溝に入り込んだ状態でホルダベース34に摺動可能に取り付けられている。可動部材32の先端部(前端部)には、固定用カバー35によりホルダベース34に固定された光ファイバ心線4をファイバ保持部33の前方においてガイドするためのV字状またはU字状のガイド溝45を有するガイド突起部46が設けられている。ガイド突起部46の左右両側には、治具本体部材3の各係止爪23と係合し、係止爪23と協働して治具本体部材3と可動部材32とをラッチする係止溝47がそれぞれ形成されている。
可動部材32の両側面には、図4及び図5に示すように、ホルダベース34に設けられたガイド窓40及び係止窓41と係合する係止突起48がそれぞれ設けられている。係止突起48は、ガイド突起部46(ガイド溝45)がファイバ保持部33の前端面33aから前方に所定長だけ離間した初期位置にあるときに、係止窓41と協働してホルダ本体31と可動部材32とをラッチする。また、ホルダ本体31と可動部材32とを前後方向に相対移動させるときは、係止突起48がガイド窓40に沿うこととなる。
ガイド突起部46がホルダ本体31に対して当該初期位置にある状態では、可動部材32の後端面とホルダベース34の後端面とがほぼ面一になるように構成されている。これにより、可動部材32がホルダ本体31に対して初期位置から後退すると、可動部材32の後端部がホルダベース34の後方に突き出ることになる。従って、可動部材32の後端部がホルダベース34内に収まるかどうかによって、可動部材32がホルダ本体31にラッチされた初期位置にあるかどうかを容易に確認することができる。
次に、以上のように構成された光コネクタ組立治具1を用いて、光コネクタ2に光ファイバ心線4を組み付ける方法について説明する。
治具本体部材3には、図1及び図2に示すように、光コネクタ2が予め装着されている。具体的には、治具本体部材3のコネクタ載置部14に光コネクタ2が載置された状態で、開閉操作レバー29の各楔部28が光コネクタ2のメカニカルスプライス6の楔挿入口8に予め挿入されている。これにより、現地においてメカニカルスプライス6の楔挿入口8に楔部28を挿入する作業が不要となるので、例えばメカニカルスプライス6内への楔部28の挿入不足による組立不良を未然に防止することが可能となる。
このとき、結束バンド49により治具本体部材3に光コネクタ2を固定しておくことが望ましい。これにより、メカニカルスプライス6内から楔部28が抜けたり、光コネクタ2自体が治具本体部材3から脱落することが防止される。なお、光コネクタ2のハウジング12の前部には、フェルール10を保護するキャップ50を取り付けておく。
最初に、ファイバホルダ5に光ファイバ心線4を取り付ける。具体的には、まず図6に示すように、ホルダ本体31に対して可動部材32を前方に動かすことで、可動部材32がホルダ本体31にラッチされた状態(可動部材32のガイド突起部46が初期位置にある状態)にしておく。続いて、固定用カバー35を開いた状態で、光ファイバ心線4がホルダベース34のファイバ撓み吸収用溝部36b及び可動部材32のガイド溝45を通るように、光ファイバ心線4をファイバ溝36aに位置合わせする。そして、図7に示すように、固定用カバー35を閉じることで、光ファイバ心線4をホルダベース34に押さえ付けて固定する。
ここで、可動部材32が設けられていない場合には、光ファイバ心線4に大きな曲げグセが存在していると、光ファイバ心線4の先端側部分が曲がってしまう。本実施形態では、ガイド溝45がホルダベース34のファイバ保持部33から前方に所定長だけ離れた状態で可動部材32がホルダベース34にラッチされているので、光ファイバ心線4に存在する曲げグセがガイド溝45によって矯正され、光ファイバ心線4の先端側部分が真っ直ぐ延びるようになる。
続いて、専用のストリッパ(図示せず)を用いて、ファイバホルダ5に保持された光ファイバ心線4の先端部の被覆を除去して、裸ファイバを露出させる。この光ファイバ心線4の被覆除去処理は、ファイバホルダ5をストリッパにセットした状態で行われる。このとき、可動部材32のガイド突起部46は、光ファイバ心線4の被覆剥き際を位置決めするための基準としての役割を果たすこととなる。例えば、ガイド突起部46の先端位置を光ファイバ心線4の被覆剥き際に合わせるようにする。
続いて、専用のファイバカッタ(図示せず)を用いて、ファイバホルダ5に保持された光ファイバ心線4の先端をカット(切断)する。このとき、可動部材32のガイド溝45によって光ファイバ心線4の曲げグセが矯正されているので、光ファイバ心線4の切断角度のズレを抑え、光ファイバ心線4を適切な角度でカットすることができる。
次いで、光ファイバ心線4を保持した状態のファイバホルダ5を治具本体部材3の後端部の段差部26に載せ、ファイバゲージ25によりファイバホルダ5に対する光ファイバ心線4のセット位置等を確認する。例えば光ファイバ心線4の先端位置がファイバゲージ25の先端位置にほぼ一致するかどうかを確認する。このとき、両者の位置が一致していない場合は、ファイバホルダ5の固定用カバー35を開いて、上記の工程(ファイバホルダ5による光ファイバ心線4の保持と光ファイバ心線4の端末処理)を再度行う。
なお、光ファイバ心線4をファイバホルダ5に取り付ける作業、光ファイバ心線4の端末処理を行う作業、ファイバホルダ5に対する光ファイバ心線4のセット位置等を確認する作業については、特に現地で行わずに、予め実施しておいても良い。
続いて、図8に示すように、光ファイバ心線4を保持した状態のファイバホルダ5を治具本体部材3のファイバガイド部15に前後方向が一致するようにセットする。そして、図9に示すように、ファイバホルダ5を光コネクタ2に向けて張出レール24に沿って前進させて、光コネクタ2内に光ファイバ心線4を挿入する。このとき、可動部材32のガイド溝45によって光ファイバ心線4の曲げグセが矯正されているので、光ファイバ心線4は光コネクタ2のメカニカルスプライス6内にスムーズに挿入される。
ファイバホルダ5を更に前進させると、フェルール10に内蔵された短尺ファイバ9に光ファイバ心線4が突き当たる。また、光ファイバ心線4が短尺ファイバ9に突き当たると同時またはその直後に、可動部材32のガイド突起部46が治具本体部材3上のストッパ27に当たる。すると、可動部材32の係止突起48がホルダベース34に形成された係止窓41から抜けて、ホルダベース34と可動部材32との係止状態が外れるため、可動部材32が後退するようになる。これにより、可動部材32が光コネクタ2に干渉することが無い。また、可動部材32はホルダベース34に対して前後方向に動くので、可動部材32がストッパ27に当たった時の衝撃が吸収される。従って、光コネクタ2や可動部材32の損傷・破損を防止することができる。
そして、図10に示すように、治具本体部材3に設けられた各係止爪23が可動部材32のガイド突起部46に形成された各係止溝47に引っ掛かり、治具本体部材3と可動部材32とが係止状態となる。
ファイバホルダ5を更に前進させると、図11〜図13に示すように、可動部材32が停止したままの状態となり、ホルダ本体31のみが治具本体部材3上を前進するようになる。つまり、可動部材32がホルダ本体31に対して相対的に後退することとなる。そして、治具本体部材3に設けられた各係止爪21がホルダベース34に形成された各係止窓44に引っ掛かり、治具本体部材3とホルダベース34とが係止状態となる。これにより、光ファイバ心線4と短尺ファイバ9との突き当たり状態を維持することが可能となる。このとき、光ファイバ心線4は、可動部材32のガイド溝45とホルダベース34のファイバ撓み吸収用溝部36bとで適度に上方に撓むようになる(図13では、撓まない状態となっている)。
続いて、図14に示すように、開閉操作レバー29の操作部30を押すことで、開閉操作レバー29に設けられた各楔部28をメカニカルスプライス6の楔挿入口8から抜去する。これにより、光コネクタ2内の短尺ファイバ9に光ファイバ心線4が突き合わされた状態で光ファイバ心線4がメカニカルスプライス6に固定されるため、光ファイバ心線4と短尺ファイバ11との接続が確実に行われる。このとき、結束バンド49により光コネクタ2が治具本体部材3に固定されているので、メカニカルスプライス6内から楔部28を抜く時の衝撃で光コネクタ2が動くことは殆ど無く、短尺ファイバ11と光ファイバ心線4との突き当てが離れることが確実に防止される。
その後、図15に示すように、結束バンド49を治具本体部材3から取り外すと共に、ファイバホルダ5の固定用カバー35を開き、光ファイバ心線4が組み付けられた光コネクタ2を取り出す。以上により、光コネクタ2の組み立て処理が完了する。
その後、ファイバホルダ5を治具本体部材3に対して後退させると、係止爪21と係止窓44との協働による治具本体部材3とホルダ本体31との係止状態が解除される。このとき、係止爪23と係止溝47との協働によって可動部材32は治具本体部材3に係止された状態となっているため、まずホルダ本体31のみが後退し、可動部材32はそのまま動かない状態になる。そして、治具本体部材3に対してホルダ本体31が更に後退すると、可動部材32の係止突起48がホルダベース34の係止窓41に引っ掛かり、ホルダ本体31と可動部材32とが係止状態になる。つまり、可動部材32のガイド突起部46がホルダ本体31のファイバ保持部33から所定長だけ離間した初期位置に戻った状態となる。
このようにファイバホルダ5を治具本体部材3に対して後退させることで、可動部材32がホルダ本体31に対する初期位置に自動的に戻るようになる。これにより、作業者による可動部材32の初期位置への戻し忘れを防止することができる。
その後、治具本体部材3に対してホルダ本体31を更に後退させると、可動部材32と治具本体部材3との係止状態が解除され、可動部材32がホルダ本体31に対して初期位置にある状態を確保しながら、ホルダ本体31と可動部材32とが治具本体部材3上を一緒に後退するようになる。
以上のように本実施形態においては、ホルダ本体31と可動部材32とからなるファイバホルダ5を用い、ホルダ本体31に固定された光ファイバ心線4を可動部材32のガイド溝45に通すことで、光ファイバ心線4の曲げクセを矯正するようにしたので、光ファイバ心線4が保持されたファイバホルダ5を治具本体部材3にセットして光コネクタ2に向けて前進させたときに、メカニカルスプライス6内への光ファイバ心線4の挿入を円滑に行うことができる。これにより、作業者は、光コネクタ2に内蔵された短尺ファイバ9と光ファイバ心線4との接続を容易に且つ確実に行うことが可能となる。
また、治具本体部材3の上面部に光コネクタ2が載置されると共に、治具本体部材3の下面側に開閉操作レバー29を配置した構造となっているので、光コネクタ2内の短尺ファイバ9に光ファイバ心線4を突き合わせた後、光コネクタ組立治具1を持っている手で開閉操作レバー29を操作して、開閉操作レバー29の各楔部28をメカニカルスプライス6内から抜去することができる。これにより、作業者は、光コネクタ組立治具1の把持と楔部28の抜去操作とを片手だけで容易に行うことができる。
以上により、例えば作業スペースの少ない環境下などにおいても、作業者による光コネクタ2の組み立てに係わる作業性を大幅に向上させ、作業者の負担を軽減することが可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば上記実施形態は、短尺ファイバ9を内蔵したフェルール10がメカニカルスプライス6に連結されているタイプの光コネクタ2に光ファイバ心線4を組み付けるものであるが、本発明の光コネクタ組立治具は、両側から光ファイバを挿入してメカニカルスプライスで固定するタイプの光コネクタ等にも適用可能である。
本発明に係る光コネクタ組立治具の一実施形態を示す分解斜視図である。 図1に示した治具本体部材に光コネクタが装着された状態を示す断面図である。 図1に示した光コネクタのメカニカルスプライス内に楔部が挿入・抜脱された状態を示す概略断面図である。 図1に示したファイバホルダを反対側(裏面側)から見た斜視図である。 図1に示したファイバホルダの断面図である。 図1に示したファイバホルダに光ファイバ心線を位置決めした状態を示す斜視図である。 図6に示したファイバホルダの固定用カバーを閉じて光ファイバ心線を固定した状態を示す斜視図である。 図7に示した光ファイバ心線付きのファイバホルダが治具本体部材にセットされた状態を示す斜視図である。 図8に示した光ファイバ心線付きのファイバホルダを前進させる途中の状態を示す斜視図である。 図9に示した光ファイバ心線付きのファイバホルダの可動部材が治具本体部材に係止された状態を示す斜視図である。 図10に示した光ファイバ心線付きのファイバホルダのホルダ本体が治具本体部材に係止された状態を示す斜視図である。 図11に示した光コネクタ組立治具を反対側(裏面側)から見た斜視図である。 図11に示した光コネクタ組立治具の断面図である。 図11に示した光コネクタ組立治具において開閉操作レバーが操作された状態を示す側面図である。 図11に示した治具本体部材から光コネクタを取り出した状態を示す斜視図である。
符号の説明
1…コネクタ組立治具、2…光コネクタ、3…治具本体部材、4…光ファイバ心線、5…ファイバホルダ、6…メカニカルスプライス、14…コネクタ載置部、15…ホルダガイド部、23…係止片(係止部)、27…ストッパ、28…楔部、29…開閉操作レバー、31…ホルダ本体、32…可動部材、33…ファイバ保持部、41…係止窓(ホルダラッチ手段)、45…ガイド溝、47…係止溝(係止受け部)、48…係止突起(ホルダラッチ手段)。

Claims (5)

  1. メカニカルスプライスが内蔵された光コネクタに光ファイバを組み付けるための光コネクタ組立治具において、
    前記光コネクタが装着される治具本体部材と、
    前記光ファイバを保持するファイバホルダとを備え、
    前記治具本体部材の上面部には、前記光コネクタが位置決め載置されるコネクタ装着部と、前記コネクタ装着部の後側に位置し、前記ファイバホルダを前記コネクタ装着部に向けて案内するためのホルダガイド部とが設けられており、
    前記治具本体部材は、前記メカニカルスプライスを開くための楔部を有する開閉操作レバーを有し、
    前記ファイバホルダは、前記光ファイバを固定するホルダ本体と、前記ホルダ本体に前後方向に移動可能に取り付けられ、前記ホルダ本体に固定された前記光ファイバを前記ホルダ本体のファイバ保持部の前方においてガイドするためのガイド溝を有する可動部材とを有することを特徴とする光コネクタ組立治具。
  2. 前記治具本体部材の上面部における前記コネクタ装着部と前記ホルダガイド部との間には、前記コネクタ装着部側への前記可動部材の移動を拘束するストッパが設けられていることを特徴とする請求項1記載の光コネクタ組立治具。
  3. 前記ファイバホルダは、前記ガイド溝が前記ファイバ保持部から所定長だけ離間した初期位置にあるときに、前記可動部材を前記ホルダ本体に係止するホルダラッチ手段を更に有することを特徴とする請求項1または2記載の光コネクタ組立治具。
  4. 前記治具本体部材には、前記可動部材を係止するための1対の係止部が設けられており、
    前記可動部材には、前記各係止部と係合する1対の係止受け部が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の光コネクタ組立治具。
  5. 前記ガイド溝が前記初期位置にある状態では、前記可動部材の後端位置と前記ホルダ本体の後端位置とがほぼ一致し、前記ガイド溝が前記初期位置よりも後方の位置にある状態では、前記可動部材が前記ホルダ本体の後端から突き出るように構成されていることを特徴とする請求項3または4記載の光コネクタ組立治具。





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