JP2006208738A - 光コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 ランスの過度の撓みを防止するハウジング構造を備えた光コネクタを提供する。
【解決手段】 光コネクタは、光ファイバケーブル23端末のフェルール24が差し込まれると、可撓性を有するランス27による引っ掛かりが生じて、フェルール24が係止されるインナハウジング25を備える。ランス27の撓み方向をインナハウジング25の上下方向又は左右方向に対して傾く方向に設定するとともに、インナハウジング25には撓んだランス27が当接するランス当接壁28を前記撓み方向の先に形成する。ランス27又はこの周辺に、治工具に対する差し込み案内用のテーパ53を形成する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、光ファイバケーブル端末のフェルールを収容係止するハウジングを備えた光コネクタに関する。
従来より、光学的な接続を行う際には、光コネクタが用いられている。光コネクタとしては、光コネクタ単独のものや、光コネクタ及び電気コネクタを一体化したハイブリッドコネクタが知られている。光コネクタ単独のものは、従来より数多く提案されていることから、以下では下記特許文献1に開示されたハイブリッドコネクタについて簡単に説明する。
図7において、ハイブリッドコネクタ1は、光接続部分2及び電気接続部分3を有するコネクタハウジング4と、このコネクタハウジング4の端子収容室5に収容される電線付き端子6と、端子収容室5に収容された電線付き端子6の抜けを防止するスペーサ7と、コネクタハウジング4の光接続部分2に収容されるインナハウジング8と、インナハウジング8の内部に差し込まれてインナハウジング8のランス9に係止される、光ファイバケーブル10端末のフェルール11と、コネクタハウジング4に収容されたインナハウジング8の抜け等を防止するホルダー12と、を備えて構成されている。
インナハウジング8のランス9は、図中における矢印Pの方向を上とすると、上方向に撓むように形成されている。ランス9は、撓むことによってインナハウジング8内へのフェルール11の進入を許容するとともに、元の状態に戻るとフェルール11のフランジ部13に引っ掛かってフェルール11の抜けを防止するように形成されている。ランス9は、撓みのない状態で、インナハウジング8の上面に対して面一となるように形成されている。
尚、インナハウジング8は、これ自体にランス9の撓みを規制する機構を設けておらず、インナハウジング8がハウジング4に対し収容保持された時に初めて、ランス9の撓みがコネクタハウジング4の内壁により規制されるようになっている。ランス9の撓みは、コネクタハウジング4の内壁によって規制されることから、ハイブリッドコネクタ1の状態で光ファイバケーブル10を引っ張ってもフェルール11が抜けないようになっている。
ハイブリッドコネクタ1の状態からフェルール11を取り外す場合には、先ずコネクタハウジング4からインナハウジング8を抜き取り、次に専用の治工具(図示省略)を用いてインナハウジング8からフェルール11を取り外すという作業を行うようになっている。専用の治工具は、ランス9とインナハウジング8の上面との間の隙間に先端を差し込み、そして、この専用の治工具を梃子のように作用させることによってランス9を上方に押し上げ、ランス9による係止状態を解除するようになっている。専用の治工具を用いてランス9を上方に押し上げると、インナハウジング8からフェルール11を取り外すことができるようになっている。
特開2001−168380号公報 (第10−12頁、第2図)
フェルール11の上記取り外しに係る作業にあっては、次のような問題点を有している。すなわち、インナハウジング8自体にランス9の撓みを規制する機構を設けてないことから、専用の治工具を過度に操作すると、ランス9にストレスが掛かり破損してしまうという問題点を有している。また、ランス9に破損が発生するとインナハウジング8の再利用が不可能になり、新たなインナハウジングを用意しなければならないという問題点を有している。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、ランスの過度の撓みを防止するハウジング構造を備えた光コネクタを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の本発明の光コネクタは、光ファイバケーブル端末のフェルールを差し込むと、可撓性を有するランスによる引っ掛かりが生じて前記フェルールが係止されるハウジングを備えた光コネクタにおいて、前記ランスの撓み方向を前記ハウジングの上下方向又は左右方向に対して傾く方向に設定するとともに、前記ハウジングには撓んだ前記ランスが当接する壁を前記撓み方向の先に形成することを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、フェルールがハウジングに差し込まれると、ランスが斜め方向に撓んでフェルールの進入を許容する。そして、フェルールが所定位置まで差し込まれてランスが元の位置に戻ると、ランスによる引っ掛かりが生じてフェルールが係止される。フェルールをハウジングから取り外す場合には、治工具を用いてランスを斜め方向に撓ませ、ランスとフェルールとの引っ掛かりを解除する。引っ掛かりを解除した状態で光ファイバケーブルを引っ張れば、フェルールの取り外しが完了する。治工具によって斜め方向に撓んだランスは、ハウジングに形成した壁に当接して過度の撓みが防止される。尚、本発明におけるハウジングとは、コネクタハウジング単独のものや、コネクタハウジングに収容保持されるインナハウジングのいずれであっても良いものとする。
請求項2記載の本発明の光コネクタは、請求項1に記載の光コネクタにおいて、前記ランス又はこの周辺となる前記ハウジングの外面に、治工具に対する差し込み案内用のテーパを形成することを特徴としている。
このような特徴を有する本発明によれば、フェルールの取り外しの際に治工具がテーパによって案内される。治工具は、テーパによって案内されることから、操作し易くなるのは勿論のこと、ランスやハウジング外面のこじりを防止することが可能になる。
請求項1に記載された本発明によれば、ランスの撓み方向を斜め方向に設定し、過度の撓みが発生する前にランスをハウジングの壁に当接させる構造を有している。従って、本発明は従来と異なり、ランスの過度の撓みを防止することができるという効果を奏する。これにより、本発明は、フェルールの取り外しの際のランスの破損をなくして、ハウジングの再利用を可能にすることができるという効果を奏する。その他、本発明によれば、ランスを斜め方向に撓ませることから、ハウジングを大型化せずにランスの過度の撓みを防止することができるという効果を奏する。また、本発明によれば、ランスを斜め方向に撓ませるのみであることから、フェルールの取り外しを容易に行うことができるという効果を奏する。
請求項2に記載された本発明によれば、治工具を操作し易くすることができるという効果を奏する。また、治工具によるこじりを防止することができるという効果を奏する。
以下、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の光コネクタの一実施の形態を示す図であり、(a)は光コネクタの分解斜視図、(b)は光コネクタの斜視図である。また、図2はインナハウジングと光ファイバケーブル端末のフェルールの斜視図(図1(a)に示されるインナハウジングの逆側から見た斜視図)、図3はランスの拡大斜視図、図4は図2のA−A線断面図、図5は図2のB−B線断面図、図6はランスの撓みと壁に当接した状態の説明図である。
図1において、引用符号21は本発明の光コネクタを示している。光コネクタ21は、車両をはじめとする各種の光ファイバ通信システムにおいて用いられるものであって、光コネクタハウジング22と、光ファイバケーブル23の端末のフェルール24と、インナハウジング25と、ホルダー26とを備えて構成されている。光コネクタ21は、図示しない相手側光コネクタと嵌合して光学的に接続されるように構成されている。
本発明の光コネクタ21は、図2に示されるインナハウジング25のランス27及びランス当接壁28に特徴を有している。もう少し具体的に説明すると、本発明の光コネクタ21は、ランス27の過度の撓みを防止することができる点に特徴を有している。以下、上記各構成部材について説明する。
光コネクタハウジング22は、合成樹脂製であって、図1に示されるような形状に形成されている。このような光コネクタハウジング22には、図示しない相手側光コネクタに嵌合するロッキングアーム29が形成されている。ロッキングアーム29は、光コネクタハウジング22の一方の側部に形成されている。ロッキングアーム29は、コ字状の保護部30によって操作部31が保護されている。保護部30は、操作部31を囲んで保護することにより、ロッキングアーム29の不用意な操作を防止することができるようになっている。
光コネクタハウジング22の他方の側部には、この光コネクタハウジング22に差し込まれるインナハウジング25を係止するためのロック部32が形成されている。ロック部32は、可撓性を有しており、係止孔33が形成されている。ロック部32の外側には、ロック部保護用のコ字状の保護部34が形成されている。
光コネクタハウジング22には、インナハウジング25を収容するための収容部35が形成されている。収容部35は、光コネクタハウジング22の後部を開口するように形成されている。光コネクタハウジング22の前部は、収容部35に差し込まれたインナハウジング25に対するストッパとして機能する壁(図示省略)が形成されている。この壁には、図示しない相手側光コネクタと光学的な接続を行う際に用いられる開口部(図示省略)が形成されている。
光ファイバケーブル23は、コアとクラッドからなる光ファイバ(図示省略)と、この光ファイバを被覆するシース36とを備えて構成されている。本形態の光ファイバケーブル23は、周知のものが用いられている。光ファイバケーブル23は、本形態において二つ、対になるように備えられている(一例であるものとする)。
フェルール24は、特に限定するものではないが金属製であって、加締め等の手法により光ファイバケーブル23の端末に固定されている。フェルール24の端面からは、上記光ファイバの端面が露出するようになっている。このようなフェルール24には、複数の段部が形成されている。段部は、本形態において、三つのフランジ37〜39により構成されている。フランジ37〜39は、所定の間隔をあけて配置されている。
インナハウジング25は、合成樹脂材料の射出成形により図1ないし図5に示されるような形状に形成されている。インナハウジング25は、光コネクタハウジング22内における上記光ファイバの端面の位置を決めるための部材として備えられている。インナハウジング25は、本形態の光コネクタハウジング22がこの内部にフェルール24を直接保持することができない構造であるために用いられている。インナハウジング25は、本形態において、特許請求の範囲に記載したハウジングに相当する部材であるものとする。
このようなインナハウジング25には、係止突起40と、二つのフェルール収容部41と、二つのランス27と、ランス当接壁(特許請求の範囲に記載した壁に相当)28と、ホルダー嵌合部42とが形成されている。
係止突起40は、インナハウジング25の一方の側面43に形成されている。また、係止突起40は、インナハウジング25の後面44側に形成されている。係止突起40は、インナハウジング25を光コネクタハウジング22の収容部35に差し込むと、ロック部32の係止孔33に引っ掛かって係止されるような形状に形成されている。インナハウジング25の他方の側面45は、本形態において、何もなく平坦に形成されている。
フェルール収容部41は、インナハウジング25の軸方向に沿って、且つインナハウジング25の前面46及び後面44を開口するように形成されている。フェルール収容部41は、フェルール24の形状に合わせて断面略円形の空間となるように形成されている。このようなフェルール収容部41には、差し込まれるフェルール24のフランジ38を当接させるための段部47が形成されている。段部47は、フェルール24の差し込み量を規制するために形成されている。
ランス27は、インナハウジング25の下面48側に形成されている。ランス27は、この先端に爪状の係止突起49を有している。ランス27は、片持ちの棒状の形状であって可撓性を有している。ランス27は、先端の係止突起49がフェルール収容部41側に向くように形成されている。ランス27は、フェルール24のフランジ37、38の位置に合わせて形成されている。このようなランス27は、本形態において、所定の間隔をあけて平行に一対形成されている。
一対のランス27の先端同士の間には、ランス当接壁28が配置形成されている。ランス27は、インナハウジング25の上下方向、左右方向に対して傾く方向に撓む(後述する)ように形成されている。ランス27は、所定の量だけ撓むとランス当接壁28に当接するように形成されている。ランス27における引用符号50は、ランス当接壁28に対しての逃がし部分を示している。
ランス27は、ランス当接壁28に近い位置に形成されている。具体的には、一対のフェルール収容部41の中心軸同士のピッチよりも一対のランス27のピッチの方が狭くなるように形成されている。これは、フェルール収容部41に差し込まれたフェルール24のフランジ37による押圧を受けて、ランス27を斜め方向(図6の矢線Q参照)に撓ませることができるようにするためである。ランス27は、撓んだ状態ではじめてこの一部がインナハウジング25の下面48から突出するように形成されている(図6参照。これはインナハウジング25が光コネクタハウジング22の収容部35に差し込まれた状態にあると、フェルール24の取り外しができないことを意味する)。
ランス当接壁28は、上述のように、一対のランス27の先端同士の間に配置形成されている。ランス当接壁28は、一対のフェルール収容部41を隔てる隔壁51をランス27側に延長するような状態で形成されている。引用符号52は、ランス27とインナハウジング25の下面48との間の隙間を示している。ランス27とインナハウジング25の下面48は、隙間52側にテーパ53を有している。テーパ53は、隙間52を介してランス27の下側へ差し込まれる治工具(図示省略。例えばマイナスドライバのような形状の治工具)を案内するために形成されている。テーパ53は、上記治工具を操作し易くするために形成されている。
ホルダー嵌合部42は、フェルール収容部41に差し込まれたフェルール24を保持するためのホルダー26を嵌合させる部分として形成されている。ホルダー嵌合部42は、インナハウジング25の上面54から一対のフェルール収容部41まで貫通するように形成されている。ホルダー嵌合部42は、フェルール24のフランジ38、39の位置に合わせて形成されている。ホルダー嵌合部42は、一対のランス27の略反対側の位置に形成されている。
ホルダー26は、フェルール24の抜けを規制する部材として備えられている。ホルダー26は、合成樹脂製であって、ホルダー嵌合部42に嵌合するような形状に形成されている。また、ホルダー26は、フェルール収容部41に差し込まれたフェルール24のフランジ38、39の間に介在する保持部55を有するような形状に形成されている。ホルダー26は、ランス27と共にフェルール24を二重係止するようになっている。
上記構成において、光コネクタ21は、次のような第一工程と第二工程とをそれぞれ経て組み立てられる。ここで、第一工程は、光ファイバケーブル23の端末のフェルール24をインナハウジング25に係止させる工程であるものとする。また、第二工程は、第一工程で組み立てたサブアッセンブリを光コネクタハウジング22に係止させる工程であるものとする。
第一工程では、先ず光ファイバケーブル23の端末のフェルール24をインナハウジング25の後面44側からフェルール収容部41に差し込む作業を行う。この作業は、フェルール24のフランジ38を段部47に当接させるまで行う。フェルール24は、差し込み方向二番目のフランジ38が段部47に当接する前に、差し込み方向先頭のフランジ37がランス27の係止突起49に当接する。フランジ37が係止突起49に当接すると、フェルール24を押し込む力によってランス27が斜め方向(図6の矢線Q参照)に撓む。ランス27が斜め方向に撓むと係止突起49の位置は、図6のように移動する。フランジ37が係止突起49を越えると、ランス27は復元力によって元の位置に戻り、フランジ37を係止する。
第一工程では、次にフェルール24を二つ係止した状態でホルダー26をホルダー嵌合部42に嵌合させる作業を行う。ホルダー26をホルダー嵌合部42に嵌合させると、ホルダー26は保持部55によってフェルール24を係止する。
第二工程では、光ファイバケーブル23の端末のフェルール24を二つ係止したインナハウジング25を光コネクタハウジング22に係止させる作業を行う。この作業は、光コネクタハウジング22の収容部35にインナハウジング25を差し込んで、インナハウジング25の係止突起40を光コネクタハウジング22の係止孔33に引っ掛けて係止させるまで行う。インナハウジング25が収容部35に収容され係止されると、光コネクタ21に係る一連の組み立て作業が完了する。
次に、フェルール24をインナハウジング25から取り外す作業について説明する。
最初の工程としては、インナハウジング25の係止突起40と光コネクタハウジング22の係止孔33との係止状態を解除し、インナハウジング25を光コネクタハウジング22から取り外す作業を行う。次の工程では、ホルダー26をホルダー嵌合部42から取り外した状態で、治工具(図示省略)をランス27周囲の隙間52に差し込み、ランス27を図6のように斜め方向(矢線Q参照)へ撓ませる作業を行う。この作業は、治工具(図示省略)を用いてランス27を斜め方向に撓ませ、ランス27とフェルール24との引っ掛かり合いを解除するまで行う。
引っ掛かり合いを解除した状態で光ファイバケーブル23を引っ張れば、フェルール24の取り外しが完了する。治工具(図示省略)を用いて斜め方向(矢線Q参照)に撓ませたランス27は、インナハウジング25のランス当接壁28に当接する。ランス27は、これによって過度の撓みが防止される。
以上、図1ないし図6を参照しながら説明してきたように、本発明の光コネクタ21は、ランス27を斜め方向(矢線Q参照)に撓ませ、ランス27に過度の撓みが発生する前にこのランス27をランス当接壁28に当接させる構造になっている。従って、本発明の光コネクタ21は従来と異なり、ランス27の過度の撓みを防止することができる。これにより、フェルール24の取り外しの際のランス27の破損をなくして、インナハウジング25の再利用を可能にすることができる。
本発明の光コネクタ21によれば、ランス27を斜め方向に撓ませることから、インナハウジング25を大型化せずにランス27の過度の撓みを防止することができる。また、本発明の光コネクタ21によれば、ランス27を斜め方向に撓ませるのみであることから、フェルール24の取り外しを容易に行うことができる。
その他、本発明は本発明の主旨を変えない範囲で種々変更実施可能なことは勿論である。一例を挙げれば、背景技術の欄で説明したハイブリッドコネクタ1(図7参照)に本発明を適用することも当然に可能である。
本発明の光コネクタの一実施の形態を示す図であり、(a)は光コネクタの分解斜視図、(b)は光コネクタの斜視図である。 インナハウジングと光ファイバケーブル端末のフェルールの斜視図(図1(a)に示されるインナハウジング25の逆側から見た斜視図)である。 ランスの拡大斜視図である。 図2のA−A線断面図である。 図2のB−B線断面図である。 ランスの撓みと壁に当接した状態の説明図である。 従来例の光コネクタ(ハイブリッドコネクタ)の分解斜視図である。
符号の説明
21 光コネクタ
22 光コネクタハウジング
23 光ファイバケーブル
24 フェルール
25 インナハウジング(ハウジング)
26 ホルダー
27 ランス
28 ランス当接壁(壁)
35 収容部
37〜39 フランジ
40 係止突起
41 フェルール収容部
42 ホルダー嵌合部
43、45 側面
44 後面
46 前面
47 段部
48 下面
49 係止突起
50 逃がし部分
51 隔壁
52 隙間
53 テーパ
54 上面

Claims (2)

  1. 光ファイバケーブル端末のフェルールを差し込むと、可撓性を有するランスによる引っ掛かりが生じて前記フェルールが係止されるハウジングを備えた光コネクタにおいて、
    前記ランスの撓み方向を前記ハウジングの上下方向又は左右方向に対して傾く方向に設定するとともに、前記ハウジングには撓んだ前記ランスが当接する壁を前記撓み方向の先に形成する
    ことを特徴とする光コネクタ。
  2. 請求項1に記載の光コネクタにおいて、
    前記ランス又はこの周辺となる前記ハウジングの外面に、治工具に対する差し込み案内用のテーパを形成する
    ことを特徴とする光コネクタ。
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