JP4830937B2 - 手振れ補正装置及びプログラム - Google Patents

手振れ補正装置及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4830937B2
JP4830937B2 JP2007075861A JP2007075861A JP4830937B2 JP 4830937 B2 JP4830937 B2 JP 4830937B2 JP 2007075861 A JP2007075861 A JP 2007075861A JP 2007075861 A JP2007075861 A JP 2007075861A JP 4830937 B2 JP4830937 B2 JP 4830937B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera shake
shake correction
camera
determining
determined
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007075861A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008233712A (ja
Inventor
康佑 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2007075861A priority Critical patent/JP4830937B2/ja
Publication of JP2008233712A publication Critical patent/JP2008233712A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4830937B2 publication Critical patent/JP4830937B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Description

本発明は、手振れ補正装置及びプログラムに関し、たとえば、カメラに適用できる手振れ補正装置及びプログラムに関する。
手振れ補正装置とは、三脚等の固定具を使用せずに手持ちでカメラ撮影を行う際にしばしば発生する被写体像の微妙なブレを補正するための装置のことである。
たとえば、下記の特許文献1には、振動センサを用いて手振れによるカメラの振動を検出し、この検出した振動から適正な手振れ補正量を演算し、この補正量に基づいて、補正用レンズを上下左右に移動させて光路の補正を行うことにより、カメラの手振れを補正する技術が記載されている。
さて、同文献中には、手振れ補正装置を構成するセンサやモータ等でかなりの電力が消費されるため、電池の消耗が激しいという課題が示されている。
そして、この課題を解決するため、すなわち、省電力化のためには、シャッタレリーズ中(全押し中)のみに手振れ補正を行うことが望ましいものの、そのような全押し中だけの補正では、半押し中にファインダーを覗きながら、手振れ補正の効果を目視確認することができないという不都合を指摘した上、この不都合を克服するために、「常時補正モード」(半押し後は常に手振れ補正を行うモード/補正効果確認可)と、「レリーズ補正モード」(全押し中のみに手振れ補正を行うモード/省電力性優先/補正効果確認不可)とをユーザ選択できるようにし、加えて、常時補正モードが選択されている場合であっても、電池が消耗しているときには、省電力性優先のレリーズ補正モードに強制的に切り換えるようにしている。以下、この技術を従来技術という。
特開平11−316398号公報
しかしながら、従来技術は、電池が一定以上消耗したときにはじめて常時補正モードからレリーズ補正モードへと切換えるものであり、要するに、電池能力が充分な場合には、モードの切換えがまったく行われないものであるから、たとえば、常時補正モードを選択中に長時間の半押しを続けた場合は、その間、電池を激しく消耗するモード(常時補正モード)を継続することとなり、結局のところ依然として、電池の消耗という問題点を解決できないものである。
そこで、本発明の目的は、長時間の半押しを続けた場合にも電池の消耗を抑制できる手振れ補正装置及びプログラムを提供することにある。
請求項1記載の発明は、カメラのシャッタボタンの半押しを判定する第1の判定手段と、前記カメラのシャッタボタンの全押しを判定する第2の判定手段と、前記第1の判定手段によってシャッタボタンの半押しが判定されている間の時間を計測する計測手段と、前記カメラの電池残量を判定する電池残量判定手段と、前記第1の判定手段によって半押し判定された際に前記電池残量判定手段によって判定された前記電池残量に応じて、前記カメラの撮像部に設けられている光学的な手振れ補正機構の動作を開始するか或いはアイドリング状態にするかを切り換える第1の手振れ制御手段と、前記計測手段によって計測された時間が所定値に達した際に、前記電池残量判定手段によって判定された前記電池残量に応じて、前記手振れ補正をアイドリング状態にするか或いは停止するかを切り換える第2の手振れ制御手段と、前記第2の判定手段によってシャッタボタンの全押しが判定された際に前記第2の手振れ制御手段によって前記手振れ補正が停止或いはアイドリング状態にされている場合に、前記手振れ補正を開始する第の手振れ制御手段と、を備えたことを特徴とする手振れ補正装置である。
請求項2記載の発明は、前記電池残量判定手段は、前記電池残量が、第1の閾値以上の第1の状態であるか、前記第1の閾値未満でかつ該第1の閾値より低い第2の閾値以上である第2の状態であるか、或いは前記第2の閾値未満である第3の状態であるかを判定し、前記第1の手振れ制御手段は、前記第1の判定手段によって半押しが判定された際に、前記電池残量判定手段によって前記電池残量が第1の状態或いは第2の状態であると判定された場合には、前記カメラの撮像部に設けられている前記手振れ補正を開始し、第3の状態であると判定された場合には、前記手振れ補正をアイドリング状態にし、前記第2の手振れ制御手段は、前記計測手段によって計測された時間が所定値に達した際に、前記電池残量判定手段によって前記電池残量が第1の状態であると判定された場合には、前記手振れ補正をアイドリング状態にし、第2の状態或いは第3の状態であると判定された場合には、前記手振れ補正を停止する、ことを特徴とする請求項1記載の手振れ補正装置である。
請求項記載の発明は、前記アイドリング状態は、前記手振れ補正機構を一定のパターンで動作させるものであることを特徴とする請求項1または2に記載の手振れ補正装置である。
請求項記載の発明は、コンピュータを、カメラのシャッタボタンの半押しを判定する第1の判定ステップ、前記カメラのシャッタボタンの全押しを判定する第2の判定ステップ、前記カメラの電池残量を判定する電池残量判定ステップと、前記第1の判定ステップによって半押し判定された際に前記電池残量判定ステップによって判定された前記電池残量に応じて、前記カメラの撮像部に設けられている光学的な手振れ補正機構の動作を開始するか或いはアイドリング状態にするかを切り換える第1の手振れ制御ステップ、前記計測ステップによって計測された時間が所定値に達した際に、前記電池残量判定ステップによって判定された前記電池残量に応じて、前記手振れ補正をアイドリング状態にするか或いは停止するかを切り換える第2の手振れ制御ステップと、前記第2の判定ステップによってシャッタボタンの全押しが判定された際に前記第2の手振れ制御ステップによって前記手振れ補正が停止或いはアイドリング状態にされている場合に、前記手振れ補正を開始する第の手振れ制御ステップ、として動作させるためのプログラムである。
本発明では、長時間の半押しを続けた場合に、仮に電池能力が充分であっても、そのような場合(長時間の半押しを続けた場合)の電池の消耗を抑制することができる。
以下、本発明の実施形態を、特にそれに限定されないが、デジタルカメラへの適用を例にして、図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明における様々な細部の特定ないし実例および数値や文字列その他の記号の例示は、本発明の思想を明瞭にするための、あくまでも参考であって、それらのすべてまたは一部によって本発明の思想が限定されないことは明らかである。また、周知の手法、周知の手順、周知のアーキテクチャおよび周知の回路構成等(以下「周知事項」)についてはその細部にわたる説明を避けるが、これも説明を簡潔にするためであって、これら周知事項のすべてまたは一部を意図的に排除するものではない。かかる周知事項は本発明の出願時点で当業者の知り得るところであるので、以下の説明に当然含まれている。
まず、構成を説明する。
図1は、実施形態のデジタルカメラ1(カメラ)の構成図である。この図において、デジタルカメラ1は、CPU2やROM3及びRAM4並びに不図示の各種周辺回路等を含む典型的には1チップ化されたマイクロプロセッサ(コンピュータ)からなる制御部5(第1の判定手段、第2の判定手段、計測手段、第1の手振れ制御手段、第2の手振れ制御手段)と、この制御部5の周囲に適宜に配置された、デジタルカメラに必要な、以下の各部を備えて構成されている。
特に必須ではないが、ストロボ発光部6及びストロボ駆動部7は、制御部5からのコントロールにより、撮影時の明るさが不足するなどの特定条件下において、ストロボ発光部6から被写体8に向けて所定光量または被写体8までの距離に対応して調光された光量のストロボ光9を発光する。
撮像部10は光学系11と撮像デバイス12からなり、光学系11は、撮影レンズ11aや、手振れ補正レンズ11b(手振れ補正機構)を含むと共に、不図示の絞り機構や、焦点合わせ機構(及び必要であればズーム機構)などを含んで構成され、また、撮像デバイス12はCCDセンサまたはCMOSセンサなどの二次元イメージセンサで構成される。
撮像部10の動作のうち、絞りの大きさやズーム倍率(つまり撮影画角αの調整)並びに焦点合わせ、及び、撮像デバイス12の露光並びに読み出し動作は、制御部5からの撮影動作指示を受けた撮像駆動部13からのコントロールによって制御され、また、撮像部10の動作のうち、手振れ補正レンズ11bの動作は、制御部5からの手振れ補正動作指示を受けた手振れ補正レンズ駆動部23(手振れ補正機構)からのコントロールによって制御される。
ここで、本実施形態におけるデジタルカメラ1は、特に、光学的な手振れ防止機能付のものであり、その手振れ防止機能は、「手振れ補正レンズ11b」、「手振れ補正レンズ駆動部23」、「制御部5」、「振動センサ24(手振れ補正機構)」及び「手振れ補正モード選択ボタン15b」などを主たる構成要素として実現されている。
この手振れ補正機能の詳細な動作は後述の説明からも明らかとなるが、概略的には、制御部5で、振動センサ24を用いて手振れによるカメラの振動を検出し、この検出した振動から適正な手振れ補正量を演算し、この補正量に基づいて手振れ補正レンズ駆動部23をコントロールして、手振れ補正レンズ11bを光学部11の光軸11cを中心に上下左右に移動させて光軸11cの補正を行うことにより、カメラの手振れを防止するというものである。
加えて、制御部5で、手振れ補正モード選択ボタン15bの選択位置を判定して、シャッタボタン15aの半押し中から継続的に手振れ補正を行う「半押し手振れ補正モード(前記従来技術の常時補正モードに相当)」か、あるいは、シャッタボタン15aの全押し時にのみ手振れ補正を行う「全押し手振れ補正モード(前記従来技術のレリーズ補正モードに相当)」かを判断し、半押し手振れ補正モードであれば、シャッタボタン15aの半押しに応答し、あるいは、全押し手振れ補正モードであれば、シャッタボタン15aの全押しに応答し、前記の手振れ補正制御を行うというものである。
これによれば、前記従来技術と同様に、電源部22の電池22aの残量が充分な場合には、半押し手振れ補正モードを選択することにより、手振れ補正の効果を表示部17のスルー画像で確認することができる。また、電池22aの残量が少ない場合には、全押し手振れ補正モードを選択することにより、手振れ補正レンズ駆動部23等の動作を停止して電池22aの消耗を抑えることができる。
撮像部10からは、上記の制御部5からの撮影動作指示に応答して、撮影構図確認用や動画用のフレーム画像が上記のフレームレートで周期的に読み出され、あるいは、高解像度の静止画フレーム画像が読み出される。これらのフレーム画像は、画像処理部14において、デジタル信号に変換されると共に、所定の画像処理(たとえば、ホワイトバランスやガンマ補正処理等)が施された後、制御部5に取り込まれる。
操作部15は、デジタルカメラ1のユーザ操作用入力インターフェースに必要な各種操作子、たとえば、電源スイッチ、画像撮影と画像再生のモード切替スイッチ、各種設定メニューを表示するためのメニューボタン、そのメニュー項目を選択したり、画像再生モード時に再生を希望する画像を選択したりするための選択ボタン、並びに、静止画撮影や動画撮影を行うための二段押し方式(半押しと全押しの方式)のシャッタボタン15a、手振れ補正のモードを選択するための手振れ補正モード選択ボタン15b等を含む。
表示制御部16は、制御部5から適宜に出力される様々な表示データ、たとえば、スルー画像用表示データ、メニュー画面用表示データ、画像の再生画面用表示データなどを所定の表示形式に変換して、液晶ディスプレイなどの小型(たとえば、2〜4インチ程度)の平面表示デバイスで構成された表示部17に出力する。なお、この表示部17は、タッチパネル18付きのものであってもよい。この場合、タッチ検出部19は、タッチパネル18への指またはペン等のタッチ座標を検出して、その検出結果を制御部5に出力する。
画像記憶部20は、フラッシュメモリ、ハードディスクまたは光ディスク等の不揮発性(電源をオフにしてもその記憶内容を失わない)の大容量記憶装置によって構成されており、主に、このデジタルカメラ1で撮影された画像を蓄積保存するために用いられる。なお、蓄積保存される各画像は、たとえば、JPEG形式等の圧縮ファイル、または、非圧縮の生データファイル(いわゆるRAWファイル)である。また、それら画像の保存領域は、ファイルシステムにおけるルート直下であってもよいし、あるいは、そのルート直下に適宜に作成された1階層ないしは多階層構造のフォルダであってもよい。加えて、この画像記憶部20は、固定型であってもよく、あるいは、デジタルカメラ1から取り外して、たとえば、不図示のパーソナルコンピュータ等に装着可能な汎用形式のメモリデバイスであってもよい。
外部インターフェース21は、たとえば、USBやIEEE1394などの汎用プロトコルに対応したデータ入出力部であり、この外部インターフェース21を介し、必要に応じて、不図示のパーソナルコンピュータ等との間で撮影済み画像の転送(画像記憶部20に蓄積保存されている画像をパーソナルコンピュータ等に転送する)や読み込み(パーソナルコンピュータ等から画像記憶部20に画像を読み込む)を行うことができるものである。
電源部22は、充電式の二次電池あるいは使い捨て型の一次電池(これらを総称して単に電池22aという。)を含み、この電池22aから、制御部5をはじめとした、デジタルカメラ1の各部の動作に必要な電源電圧を供給する。
次に、作用を説明する。
図2及び図3は、制御部5で実行される撮影制御プログラムの概略フローを示す図である。この制御プログラムは、予めROM3に格納されたものであり、CPU2によって所定の短い時間間隔でRAM4にロードされ、実行されるものである。
ただし、以下では、説明の簡単化のために、ユーザによって、シャッタボタン15aの半押し中から継続的に手振れ補正を行う「半押し手振れ補正モード」が選択されているものとする。
この制御プログラムを開始すると、まず、操作部15のシャッタボタン15aが「半押し」又は「全押し」されているか否かを判定する(ステップS1)。先に説明したとおり、シャッタボタン15aは半押しと全押しの二段押し方式のボタンであり、半押しとは、シャッタボタン15aを凡そ半分程度のストロークで押した状態、全押しとは最後まで押した状態のことをいう。
ステップS1で、シャッタボタン15aの「半押し」又は「全押し」のいずれも判定されなかった場合は、ユーザが撮影動作を行っていないものと判断し、ループタイマTMをリセット(ステップS17)した後、撮影制御プログラムを終了し、「半押し」又は「全押し」のいずれかが判定された場合は、以下の処理を実行する。
まず、ループタイマTMをカウントアップする(ステップS2)。ループタイマTMのカウントアップ値は、たとえば、“1”である。次いで、ループタイマTMの現在値が所定値TREFを超えているか否かを判定する(ステップS3)。そして、超えていなければ、手振れ補正がオンになっているか否かを判定(ステップS4)し、手振れ補正がオンになっていない場合は、手振れ補正をオン(ステップS5)にする。次いで、AF(オートフォーカス)及び露出制御(ステップS6)を行い、表示部17にスルー画像を表示(ステップS7)した後、操作部15のシャッタボタン15aが「全押し」されているか否かを判定する(ステップS8)。
一方、ループタイマTMの現在値が所定値TREFを超えていれば、手振れ補正がオンになっているか否かを判定(ステップS9)し、手振れ補正がオンになっている場合は、手振れ補正をオフ(ステップS10)にする。次いで、手振れ補正機構の“アイドリング”(詳細は後述)(ステップS11)を行うと共に、AF(オートフォーカス)及び露出制御(ステップS6)を行い、表示部17にスルー画像を表示(ステップS7)した後、操作部15のシャッタボタン15aが「全押し」されているか否かを判定する(ステップS8)。
今、シャッタボタン15aの「半押し」が継続しているものと仮定する。この場合、ステップS8の判定結果が“NO”となるので、以上のステップS1〜ステップS8の処理をループすることになる。そして、そのループの度に、ループタイマTMの値が+1されることとなり、結局、ループタイマTMの値は、シャッタボタン15aの「半押し」が継続している間のループ回数(つまり、半押しの継続時間)を示すことになる。ここで、ループ1回当たりの所要時間をAとし、ループタイマTMの現在値をBとすると、シャッタボタン15aの「半押し」の継続時間は「A×B」で与えられる。たとえば、A=1ms、B=1000とすれば、シャッタボタン15aの「半押し」の継続時間は1秒になる。
さて、ステップS3における所定値TREFを、たとえば、2000としたとき、ループ回数が2000回に満たなければ、つまり、時間にして2秒未満であれば、ステップS3の判定結果が“YES”となって手振れ補正のオンを継続(ステップS5参照)するが、ループ回数が2000回(2秒)に達し又はそれを超えた場合には、手振れ補正をオフ(ステップS10参照)にする。
つまり、この撮影制御プログラムでは、シャッタボタン15aの「半押し」の継続時間が所定時間(所定値TREFに対応した時間)未満の場合には手振れ補正のオンを継続するが、所定時間以上の場合には手振れ補正をオフにする(と共にアイドリングを実行する)という特徴的な作用を得ることができる。
したがって、たとえば、前記例示の通り、所定値TREFを2000とし、それに相当する時間を2秒とすれば、この実施形態では、シャッタボタン15aの「半押し」の継続時間が2秒に達するまでは手振れ補正を継続して行い、2秒に達した時点で手振れ補正を停止(キャンセル)するから、半押しを長時間続けた場合の電池22aの消耗を抑制することができる。
さて、ステップS8で「全押し」が判定された場合は、次に、手振れ補正がオンになっているか否かを判定(ステップS12)し、手振れ補正がオンになっていない場合は、手振れ補正をオン(ステップS13)にする。そして、撮像部10から出力された高精細静止画像のキャプチャ(ステップS14)した後、手振れ補正をオフ(ステップS15)にし、キャプチャ画像の圧縮処理と画像記憶部20への記録(ステップS16)を行い、ループタイマTMをリセットして、撮影制御プログラムを終了する。
以上のとおり、この撮影制御プログラムでは、たとえば、所定値TREFを2000とし、それに相当する時間を2秒とすれば、シャッタボタン15aの「半押し」の継続時間が2秒に達するまでは手振れ補正を継続して行い、2秒に達した時点で手振れ補正を停止(キャンセル)するから、半押しを長時間続けた場合の電池22aの消耗を抑制することができるという有益な作用が得られる。
また、前記従来技術と同様に、電池22aの残量が少なくなった場合には、操作部15の手振れ補正モード選択ボタン15bを操作して、全押し時にのみ手振れ補正を行う「全押し手振れ補正モード」を選択しておけばよい。全押し時のみに手振れ補正を行うので、より一層、電池22aの消耗を抑制できる。ちなみに、このモード(全押し手振れ補正モード)が選択されている場合は、シャッタボタン15aが半押しされている間の手振れ補正を禁止すればよいのであるから、少なくとも、図2のフローチャートのステップS5を実行しなければよい。
次に、“アイドリング”について説明する。アイドリングとは、手振れ補正レンズ11bを所定のパターンで初期動作させることをいう。より詳細には、振動センサ24の検出結果に基づいて演算された手振れ補正量に従って適応的に手振れ補正レンズ11bを動かすのではなく、事前に設定された一定のパターンで手振れ補正レンズ11bを予め動かしておくことをいい、これにより、手振れ補正レンズ11bをはじめとする手振れ補正機構全体の応答性を改善しようとするものである。初期動作のパターンとしては、たとえば、光学系11の光軸11cを中心にして、その周囲に円運動させるように手振れ補正レンズ11bを微妙に動かすことが考えられる。一般的に手振れ補正レンズ11bを駆動するためのアクチュエータにはモータが用いられており、このモータの起動時の応答性は悪い。したがって、事前にモータを回転させておくことにより、応答性の改善を図ることができる。
前記の実施形態においては、シャッタボタン15aの半押し時間が所定値TREFに達した時点で手振れ補正をオフにする(ステップS10参照)と同時に“アイドリング”を開始(ステップS11参照)している。その理由は、手振れ補正をオフ(ステップS10参照)にした後、シャッタボタン15aの全押し判定(ステップS8の“YES”)に応答して手振れ補正をオン(ステップS13参照)にするが、アイドリングを行っていない場合は、この手振れ補正オン(ステップS13参照)直後の手振れ補正機構の応答遅れにより、画像キャプチャ等の処理に不本意な遅れを生じることがあるからであり、シャッタボタン15aを“全押しする前に”、つまり、手振れ補正オン(ステップS13参照)にする前にアイドリングを開始しておけば、そのような遅れを生じない難いからである。
したがって、このアイドリングの好ましい開始タイミングは、(1)半押し手振れ補正モードが選択されている場合:シャッタボタン15aの半押し時間が所定値TREFに達した時点で手振れ補正をオフ(ステップS10参照)にしたときのタイミング。又は、(2)全押し手振れ補正モードが選択されている場合:シャッタボタン15aが全押しされる前のタイミング(たとえば、半押しのタイミング)である。
図4は、本実施形態の作用説明図である。この図において、(a)はシャッタボタン15aの半押し継続時間が所定値TREFに満たない場合の作用説明図、(b)はシャッタボタン15aの半押し継続時間が所定値TREFを超えた場合の作用説明図である。ただし、ユーザによって、シャッタボタン15aの半押し中から継続的に手振れ補正を行う「半押し手振れ補正モード」が選択されているものとする。
まず、(a)に示すように、シャッタボタン15aの半押し継続時間が所定値TREFに満たない場合は、シャッタボタン15aの半押し開始から全押し及び画像キャプチャに至るまでの間、継続して手振れ補正が行われる。したがって、半押し中に手振れのないスルー画像を見ながら構図の確認及び調整を行うことができると共に、全押しの時点で手振れのない良好な画質の画像をキャプチャして画像記憶部20に記録することができる。
次に、(b)に示すように、シャッタボタン15aの半押し継続時間が所定値TREFを超えた場合には、シャッタボタン15aの半押し継続時間が所定値TREFに達した時点で手振れ補正がオフになり、その後の全押しの時点で手振れ補正が再開されるので、半押し中に手振れのないスルー画像を見ながら構図の確認及び調整を行うことができなくなるものの、半押し継続中の電池22aの消耗を抑制しつつ、全押しの時点で手振れを補正した良好な画質の画像をキャプチャして画像記憶部20に記録することができる。しかも、シャッタボタン15aを全押しする前に、手振れ補正機構のアイドリングを開始するので、全押しと同時に応答性よく手振れ補正を開始することができ、画像のキャプチャ遅れを生じないという特有の効果が得られる。
なお、以上の実施形態では、所定値TREFを予め定めた固定の値としているが、これに限定されない。たとえば、所定値TREFを電池22aの残存能力に対応させて可変的に設定するようにしてもよい。
図5は、可変設定される所定値TREFと電池能力との相関図である。この図において、縦軸は電池22aの残存能力であり、横軸は所定値TREFである。この図に示すように、電池22aの残存能力が低くなるにつれて、所定値TREFの値を小さくするように可変設定すればよい。ちなみに、この図では、所定値TREFと電池能力との間の相関線25を線形としているが、これに限らない。曲線であってもよいし、あるいは、実際に使用する電池22aの経時的な能力変化特性に類似した形状の線としてもよい。
このように、所定値TREFを、電池22aの残存能力に対応させて可変的に設定するようにすれば、電池22aの残存能力が充分な場合には、長めの半押しのときにも手振れ補正をオンにして、その間、手振れのないスルー画像を表示し、使い勝手の向上を図ることができ、一方、電池22aの残存能力が低下した場合には、短い半押しでも手振れ補正をキャンセルして省電力性を優先し、電池22aの消耗を抑制することができるという効果が得られる。
また、以上の例では、シャッタボタン15aの半押し時間が所定値TREFを超えると、手振れ補正機構を“アイドリング”の状態に移行させているが、発明の思想はこれに限定されない。アイドリングに移行させずに、手振れ補正機構の動作を単に“停止(禁止)”するようにしてもよい。あるいは、それらの手振れ補正機構の動作態様(アイドリング又は単なる停止)の選択を、電池22aの残存能力に応じて行うようにしてもよい。
図6は、前記の図2のフローの一部改良を示す図であり、手振れ補正機構の動作態様の選択を、電池22aの残存能力に応じて行うようにしたものである。この図において、図2と同様に、ステップS3で、ループタイマTMの現在値が所定値TREFを超えていることが判定されると、つまり、シャッタボタン15aの半押し時間が所定値TREFを超えていることが判定されると、次に、ステップS9で手振れ補正がオンになっているか否かが判定され、手振れ補正がオンになっている場合は、手振れ補正がオフ(ステップS10)にされるが、この改良されたフローでは、手振れ補正機構のオフ後に、新たに加えられたステップS18により、電池22aの残存能力が「充分」であるか、又は、「不十分」であるかが判定される。そして、電池22aの残存能力が「充分」である場合には、ステップS11で手振れ補正機構のアイドリングが行われ、一方、電池22aの残存能力が「不充分」である場合には、ステップS11をパスして手振れ補正機構のアイドリングが行われない(つまり、手振れ補正機構の動作が停止される。)。
このようにすると、シャッタボタン15aの半押し時間が所定値TREFを超えている場合に、電池22aの残存能力を判定し、同能力が「充分」であれば、手振れ補正機構をアイドリング状態に移行して、シャッタボタン15aの全押し時における手振れ補正動作再開の「応答性」を改善する一方、同能力が「不充分」であれば、手振れ補正機構の動作を停止状態にして、電池22aの消耗を抑制することができるという特有の効果(応答性の改善と電池22aの消耗抑制との両立)が得られる。
また、上記をさらに発展させることにより、電池の残量に応じて、(1)半押し時には手振れ補正を実行→所定時間以上経過したらアイドリングを実行→全押ししたら手振れ補正を実行して撮影する動作モード(図2、図3で詳述)、(2)半押し時には手振れ補正を実行→所定時間以上経過したら手振れ補正を停止→全押ししたら手振れ補正を実行して撮影する動作モード(図6で詳述)、(3)半押し時にはアイドリングを実行→所定時間以上経過したらアイドリングを停止→全押ししたら手振れ補正を実行して撮影する動作モード、の何れかを選択して設定するようにしてもよい。より具体的には、(1)>(2)>(3)で電力を要するので、電力の残量が多いほど(1)よりの動作、電力の残量が少ないほど(3)よりの動作を行うように設定するようにしてもよい。
また、アイドリングではなく、手振れ補正動作自体を、手振れ補正精度を荒くするなどして省電力とした省電力モードで実行するようにしてもよい。
本実施の形態の主要な機能は、マイクロコンピュータ(制御部5のCPU2)を含むハードウェア資産と、ROM3に格納されたOSや各種プログラムなどのソフトウェア資産との有機的結合によって機能的に実現されるものであるが、ハードウェア資産(CPU2等)およびOSは汎用のものを利用できるから、本発明にとって欠くことのできない必須の事項は、実質的に、前記の撮影制御プログラム(図2、図3、図6参照)に集約されているということがいえる。したがって、本発明は、前記の撮影制御プログラムのすべてまたはその要部を格納した、フロッピー(登録商標)ディスク、MO、CD、ハードディスク、半導体メモリなどの記録媒体(それ自体が流通経路に乗るものはもちろん、ネットワーク上にあって記録内容だけを提供するものも含む)を包含するものである。
実施形態のデジタルカメラ1の構成図である。 制御部5で実行される撮影制御プログラムの概略フローを示す図(1/2)である。 制御部5で実行される撮影制御プログラムの概略フローを示す図(2/2)である。 本実施形態の作用説明図である。 可変設定される所定値TREFと電池能力との相関図である。 図2のフローの一部改良を示す図である。
符号の説明
1 デジタルカメラ(カメラ)
5 制御部(第1の判定手段、第2の判定手段、計測手段、第1の手振れ制御手段、第2の手振れ制御手段)
15a シャッタボタン
10 撮像部
11b 手振れ補正レンズ(手振れ補正機構)
22a 電池
23 手振れ補正レンズ駆動部(手振れ補正機構)
24 振動センサ(手振れ補正機構)

Claims (4)

  1. カメラのシャッタボタンの半押しを判定する第1の判定手段と、
    前記カメラのシャッタボタンの全押しを判定する第2の判定手段と、
    前記第1の判定手段によってシャッタボタンの半押しが判定されている間の時間を計測する計測手段と、
    前記カメラの電池残量を判定する電池残量判定手段と、
    前記第1の判定手段によって半押し判定された際に前記電池残量判定手段によって判定された前記電池残量に応じて、前記カメラの撮像部に設けられている光学的な手振れ補正機構の動作を開始するか或いはアイドリング状態にするかを切り換える第1の手振れ制御手段と、
    前記計測手段によって計測された時間が所定値に達した際に、前記電池残量判定手段によって判定された前記電池残量に応じて、前記手振れ補正をアイドリング状態にするか或いは停止するかを切り換える第2の手振れ制御手段と、
    記第2の判定手段によってシャッタボタンの全押しが判定された際に前記第2の手振れ制御手段によって前記手振れ補正が停止或いはアイドリング状態にされている場合に、前記手振れ補正を開始する第の手振れ制御手段と、
    を備えたことを特徴とする手振れ補正装置。
  2. 前記電池残量判定手段は、前記電池残量が、第1の閾値以上の第1の状態であるか、前記第1の閾値未満でかつ該第1の閾値より低い第2の閾値以上である第2の状態であるか、或いは前記第2の閾値未満である第3の状態であるかを判定し、
    前記第1の手振れ制御手段は、前記第1の判定手段によって半押しが判定された際に、前記電池残量判定手段によって前記電池残量が第1の状態或いは第2の状態であると判定された場合には、前記カメラの撮像部に設けられている前記手振れ補正を開始し、第3の状態であると判定された場合には、前記手振れ補正をアイドリング状態にし、
    前記第2の手振れ制御手段は、前記計測手段によって計測された時間が所定値に達した際に、前記電池残量判定手段によって前記電池残量が第1の状態であると判定された場合には、前記手振れ補正をアイドリング状態にし、第2の状態或いは第3の状態であると判定された場合には、前記手振れ補正を停止する、
    ことを特徴とする請求項1記載の手振れ補正装置。
  3. 前記アイドリング状態は、前記手振れ補正機構を一定のパターンで動作させるものであることを特徴とする請求項1または2に記載の手振れ補正装置。
  4. コンピュータを、
    カメラのシャッタボタンの半押しを判定する第1の判定ステップ、
    前記カメラのシャッタボタンの全押しを判定する第2の判定ステップ、
    前記カメラの電池残量を判定する電池残量判定ステップと、
    前記第1の判定ステップによって半押し判定された際に前記電池残量判定ステップによって判定された前記電池残量に応じて、前記カメラの撮像部に設けられている光学的な手振れ補正機構の動作を開始するか或いはアイドリング状態にするかを切り換える第1の手振れ制御ステップ、
    前記計測ステップによって計測された時間が所定値に達した際に、前記電池残量判定ステップによって判定された前記電池残量に応じて、前記手振れ補正をアイドリング状態にするか或いは停止するかを切り換える第2の手振れ制御ステップと、
    記第2の判定ステップによってシャッタボタンの全押しが判定された際に前記第2の手振れ制御ステップによって前記手振れ補正が停止或いはアイドリング状態にされている場合に、前記手振れ補正を開始する第の手振れ制御ステップ、
    として動作させるためのプログラム。
JP2007075861A 2007-03-23 2007-03-23 手振れ補正装置及びプログラム Expired - Fee Related JP4830937B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007075861A JP4830937B2 (ja) 2007-03-23 2007-03-23 手振れ補正装置及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007075861A JP4830937B2 (ja) 2007-03-23 2007-03-23 手振れ補正装置及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008233712A JP2008233712A (ja) 2008-10-02
JP4830937B2 true JP4830937B2 (ja) 2011-12-07

Family

ID=39906537

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007075861A Expired - Fee Related JP4830937B2 (ja) 2007-03-23 2007-03-23 手振れ補正装置及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4830937B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7198976B2 (ja) * 2018-02-15 2023-01-05 パナソニックIpマネジメント株式会社 撮像装置

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07199260A (ja) * 1993-12-30 1995-08-04 Canon Inc 防振カメラ
JP3569942B2 (ja) * 1994-03-04 2004-09-29 株式会社ニコン ブレ補正カメラ
JPH07281243A (ja) * 1994-04-04 1995-10-27 Nikon Corp 手振れ補正カメラ
JPH07333670A (ja) * 1994-06-07 1995-12-22 Nikon Corp ブレ防止装置
JPH11316398A (ja) * 1999-02-10 1999-11-16 Nikon Corp カメラの手振れ防止装置
JP2001215544A (ja) * 2000-02-02 2001-08-10 Nikon Corp ブレ補正装置、カメラボディ及び交換レンズ
JP2003140241A (ja) * 2001-10-31 2003-05-14 Canon Inc カメラ及びカメラの制御方法
JP4310066B2 (ja) * 2002-01-22 2009-08-05 富士フイルム株式会社 デジタルカメラ
JP2005173093A (ja) * 2003-12-10 2005-06-30 Canon Inc カメラの画像振れ補正装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008233712A (ja) 2008-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4766320B2 (ja) 撮像装置及びそのプログラム
JP4974704B2 (ja) 撮像装置
JP2007178576A (ja) 撮像装置及びそのプログラム
US8358927B2 (en) Imaging apparatus
JP2006325194A (ja) 撮像装置及びその制御方法
JP5914824B2 (ja) 撮像装置
JP2008078738A (ja) 撮像装置、及びその制御方法
JP6403473B2 (ja) 撮像装置、その制御方法及びプログラム
JP2004157353A (ja) 操作部材に圧力センサを備えたカメラ
JP4830937B2 (ja) 手振れ補正装置及びプログラム
JP2020077938A (ja) 撮影装置、その制御方法、プログラム
JP5067475B2 (ja) 撮像装置及びそのプログラム
JP2006203689A (ja) 撮像装置及びその制御方法及びプログラム及び記憶媒体
JP2018091971A (ja) 電子機器、制御方法、プログラム、及び記憶媒体
JP6029003B2 (ja) 撮像装置
JP5159573B2 (ja) 撮像装置、ズーム制御方法
TWI424739B (zh) 電子裝置、影像擷取裝置及其控制方法
JP5187416B2 (ja) 撮影装置、撮影条件設定方法及びプログラム
JP2010190913A (ja) 自動合焦機能を有する撮像装置
JP2015161893A (ja) 撮像装置および撮像装置の制御方法
JP4354090B2 (ja) 電子カメラ装置
JP2006039203A (ja) 撮像装置、及び制御方法
JP2007101877A (ja) 撮影装置
JP2002131799A (ja) 電子カメラ、画像撮像装置および手ぶれ補正機能制御方法
JP2011155602A (ja) 撮像装置および撮像装置の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090917

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110705

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110708

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110802

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110823

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110905

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4830937

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140930

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees