JP4829878B2 - ローラねじ、ローラねじのローラ転走面の設計方法 - Google Patents

ローラねじ、ローラねじのローラ転走面の設計方法 Download PDF

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Description

本発明は、ねじ軸とナットとの間に転がり運動可能にローラを介在させたローラねじに関する。
ねじ軸とナットとの間に転がり運動可能にボールを介在させたボールねじが知られている。ボールねじは、すべり接触するねじに比べて、ナットに対してねじ軸を回転させる際の摩擦係数を低減できるので、工作機械・ロボットの位置決め機構、送り機構、あるいは自動車のステアリングギヤ等に実用化されている。
近年許容荷重を増大するために、転動体としてボールの替わりにローラを使用したローラねじが、例えば特許文献1のように考案されている。この種のローラねじでは、ねじ軸の外周に螺旋状のローラ転走面を形成し、ナットの内周にもねじ軸のローラ転走面に対向する螺旋状のローラ転走面を形成し、ねじ軸のローラ転走面とナットのローラ転走面との間の転走路に、転動体として複数のローラを配列している。そして、ねじ軸又はナットの一方を回転させると、ローラが自転しながらねじ軸の回りを公転する。
特開平11−210858号公報
ローラねじは上述のように考案されているものの、いまだ実用化されているものはない。発明者はこのローラねじを実用化すべく、転動体にローラを用いた回転ベアリングの発想からローラねじの開発を試みた。
回転ベアリングでは、一平面内に複数のローラが円環状に配置され、各ローラの自転軸が、円環状の転走路の中心を向く。ローラねじはローラベアリングにリードを付けたものと考えることができるので、回転ベアリングの転走路にリードを付けてローラねじを設計し、そしてリードを付けた螺旋状の転走路にローラ32を配置した。
転動体に四方八方に転がることができるボールを用いたときは、回転ベアリングの発想からボールねじを設計しても、問題は発生することはなかった。しかし、転動体に転がる方向が一方向に限られるローラを用いたとき、ボールのときには予期しない問題、すなわちローラが円滑に移動しない(ひどい場合にはロックして移動できない)という問題が途端に発生した。
図20は、リードを付けた螺旋状の転走路に配置したローラの自転軸の移動を示す(図中(A)は転走路に配置されたローラの斜視図、図中(B)は自転軸の移動を示す斜視図、図中(C)は自転軸の移動を示す正面図、図中(D)は自転軸の移動を示す側面図)。発明者は、問題が発生するローラねじの転走路に配置した各ローラの自転軸に着目したところ、各ローラ32の自転軸32aがねじ軸31の中心線31aを通ることなく、各ローラ32の移動に伴い、ローラ32の自転軸32a上の点Pが、ねじ軸31の中心線31aを中心にしてコイル状に移動することを見出した。そして、転走路にリードを付けると、ローラ32の自転軸32aがねじ軸31の中心線31aからずれてしまう(言い換えればローラが最初からスキューを起こしている)から、ローラ32が円滑に移動することができないことを知見した。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照番号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものでない。
発明者は、転走路にリードを付けた場合でも、ローラの自転軸がねじ軸の中心線を通るようにすることで、上述の課題を解決した。すなわち請求項1に記載の発明は、外周にリードを有する螺旋状のローラ転走面(1a)が形成されたねじ軸(1)と、内周に前記ねじ軸(1)の前記ローラ転走面(1a)に対向する螺旋状のローラ転走面(2a)が形成されたナット(2)と、前記ねじ軸(1)の前記ローラ転走面(1a)と前記ナット(2)の前記ローラ転走面(2a)との間の転走路(3)に配列され、自転しながら前記ねじ軸(1)の回りを公転する複数のローラ(4)と、を備え、各ローラ(4)の自転軸(4a)が、前記ねじ軸(1)の中心線(1b)を実質的に通り、前記各ローラ(4)の自転軸(4a)が前記ねじ軸(1)の中心線(1b)を実質的に通ることができるように、前記各ローラ(4)は、前記各ローラ(4)の自転軸(4a)と前記ねじ軸(1)の中心線(1b)を含む平面内の初期接触線(4d)からわずかにずれた二次接触線(17,18)で、前記ねじ軸(1)の前記ローラ転走面(1a)及び前記ナット(2)の前記ローラ転走面(2a)と接触することを特徴とするローラねじにより、上述した課題を解決する。
ここで、ローラの自転軸がねじ軸の中心線を実質的に通るとは、ローラの自転軸がねじ軸の中心線を通る場合のほか、ローラが円滑に移動できる程度にねじ軸の中心線からわずかにずれた場合も含む。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のローラねじにおいて、前記各ローラ(4)の自転軸(4a)と、前記各ローラ(4)の中心から前記ねじ軸(1)の中心線(1b)に向かって下ろした垂線(9)とのなす角度(θ)を一定に保ったまま、前記各ローラ(4)が前記ねじ軸(1)の回りを公転することを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1又は2に記載のローラねじにおいて、前記各ローラ(4)は円筒形状であることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項に記載のローラねじにおいて、前記転走路(3)には、前記複数のローラ(4)の進行方向から見た状態において、隣接するローラ(4)の自転軸(4a)が互いに直交するように前記複数のローラ(4)がクロス配列されることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項又はに記載のローラねじにおいて、前記ローラ(4)の軸線方向の長さLと外径Dとの比は、L/D<1であることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、請求項1ないしいずれかに記載のローラねじにおいて、隣接するローラ(4)間に、前記各ローラ(4)の自転軸(4a)が前記ねじ軸(1)の中心線(1b)を実質的に通るように前記各ローラ(4)の姿勢を保持するスペーサ(11)が設けられることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、ねじ軸(1)の外周の螺旋状のローラ転走面(1a)と、前記ローラ転走面(1a)に対向するナット(2)の内周の螺旋状のローラ転走面(2a)との間の転走路(3)に配列される複数のローラ(4)が、自転しながら前記ねじ軸(1)の回りを公転するローラねじのローラの循環方法において、各ローラ(4)の自転軸(4a)が前記ねじ軸(1)の中心線(1b)を実質的に通りながら、前記各ローラ(4)が公転し、前記各ローラ(4)の自転軸(4a)が前記ねじ軸(1)の中心線(1b)を実質的に通ることができるように、前記各ローラ(4)は、前記各ローラ(4)の自転軸(4a)と前記ねじ軸(1)の中心線(1b)を含む平面内の初期接触線(4d)からわずかにずれた二次接触線(17,18)で、前記ねじ軸(1)の前記ローラ転走面(1a)及び前記ナット(2)の前記ローラ転走面(2a)と接触するローラねじのローラの循環方法により、上述した課題を解決する。
請求項8に記載の発明は、外周にリードを有する螺旋状のローラ転走面(1a)が形成されたねじ軸(1)と、内周に前記ねじ軸(1)の前記ローラ転走面(1a)に対向する螺旋状のローラ転走面(2a)が形成されたナット(2)と、前記ねじ軸(1)の前記ローラ転走面(1a)と前記ナット(2)の前記ローラ転走面(2a)との間の転走路(3)に配列され、自転しながら前記ねじ軸(1)の回りを公転する複数のローラ(4)と、を備えるローラねじの、ねじ軸(1)のローラ転走面(1a)及びナット(2)のローラ転走面(2a)の設計方法であって、ローラ(4)の自転軸(4a)をねじ軸(1)の中心線(1b)に向け、かつローラ(4)の自転軸(4a)とねじ軸(1)の中心線(1b)とのなす角度を所定度に設定し、ローラ(4)の自転軸(4a)とねじ軸(1)の中心線(1b)を含む断面でローラ(4)を切断し、該断面内のローラ(4)の初期接触線(4d)を得る工程と、この初期接触線(4d)を三次元空間で螺旋状に展開して帯状のねじ軸(1)及びナット(4)の初期接触面(13,14)を得る工程と、この初期接触面(13,14)上に、再びローラ(4)をその自転軸(4a)がねじ軸(1)の中心線(1b)を通り、かつローラ(4)の自転軸(4a)とねじ軸(1)の中心線(1b)とのなす角度を所定度に設定したローラ(4)を配置し、干渉の最も深いローラ(4)の二次接触線(17,18)の位置を求める工程と、求めた二次接触線(17,18)を三次元空間で螺旋状に展開することにより、ねじ軸(1)及びナット(2)のローラ転走面(1a,2a)を得る工程と、を備えるローラねじの、ねじ軸のローラ転走面及びナットのローラ転走面の設計方法。
請求項1に記載の発明によれば、転走路にリードを付けた場合でも、ローラの自転軸がねじ軸の中心線を通る(言い換えれば転走路に配列されたローラが最初からスキューを起こしていない)ので、ローラを円滑に移動させることができる。
請求項2に記載の発明によれば、ローラをより円滑に移動させることができる。
請求項に記載の発明によれば、すべりが発生しやすく、スキューを起こしやすい円筒形のローラを使用しても、ローラを円滑に移動させることができる。
請求項に記載の発明によれば、ねじ軸の軸線方向の相反する2方向の荷重を受けることができ、実用化に近いローラねじが得られる。
請求項に記載の発明によれば、ローラを転走路内に収容することができる。
請求項に記載の発明によれば、リテーナがローラの姿勢をローラの自転軸がねじ軸の中心線を通るように保持するので、ローラをより円滑に移動させることができる。
請求項7及び8に記載の発明によれば、転走路にリードを付けた場合でも、ローラの自転軸がねじ軸の中心線を通る(言い換えれば転走路に配列されたローラが最初からスキューを起こしていない)ので、ローラを円滑に移動させることができる。
本発明の一実施形態におけるローラねじの斜視図(ナットは断面図で表示)。 ローラの位置を変えたローラねじの斜視図。 ローラの位置を変えたローラねじの斜視図。 ローラの位置を変えたローラねじの斜視図。 ローラの位置を変えたローラねじの斜視図。 クロス配列されたローラを示す斜視図。 ねじ軸の軸線方向からみたローラねじを示す図。 ねじ軸のローラ転走面上を転がるローラの詳細図。 ねじ軸のローラ転走面上を転がるローラの詳細図。 ナットのローラ転走面上を転がるローラの詳細図。 ナットのローラ転走面上を転がるローラの詳細図。 ねじ軸とナットとの間を移動するローラの概念図。 従来例のローラの配置において、ローラに発生するすべりを示す図。 ローラ転走面の設計方法を示す図。 ねじ軸のローラ転走面の設計方法を示す図。 ナットのローラ転走面の設計方法を示す図。 ローラねじに循環経路を設けた例を示す斜視図(エンドキャップ方式)。 ローラねじに循環経路を設けた例を示す斜視図(エンドキャップ方式)。 ローラねじに循環経路を設けた例を示す斜視図(リターンパイプ方式)。 リードを付けた螺旋状の転走路に配置したローラの自転軸の移動を示す(図中(A)は転走路に配置されたローラの斜視図、図中(B)は自転軸の変化を示す斜視図、図中(C)は自転軸の変化を示す正面図、図中(D)は自転軸の変化を示す側面図)。
符号の説明
1…ねじ軸
1a…ローラ転走面
2…ナット
2a…ローラ転走面
3…転走路
4…ローラ
4a…自転軸
4d…初期接触線
9…垂線
11…スペーサ
17,18…二次接触線
以下添付図面に基づいて、本発明の一実施形態におけるローラねじについて添付図面に基づいて説明する。各図において同一の機械要素には同一の符号を附す。
図1ないし図5は、ローラねじの斜視図(ナットは断面図で表示)を示す。ローラねじは、外周に螺旋状のローラ転走面1aが形成されるねじ軸1と、内周に螺旋状のローラ転走面2aが形成されるナット2とを備える。ねじ軸1のローラ転走面1aとナット2のローラ転走面2aとは互いに対向し、これらローラ転走面1a,2a間に螺旋状の転走路3が形成される。ここで螺旋状の転走路3の中心線3aを図中一点鎖線で示す。
転走路3には複数のローラ4が転がり運動可能に収容される(図1ないし図5では、ローラ4の動きを示すために一つのローラ4のみを示している)。ナット2に対してねじ軸1を相対的に回転させると、ねじ軸1及びナット2のローラ転走面1a,2aのリードによって、ナット2がねじ軸1の軸線方向に相対的に直線移動する。このとき、転走路3に収容されたローラ4が、ねじ軸1のローラ転走面1a及びナット2のローラ転走面2a上を転がり運動する。ねじ軸1及びナット2のローラ転走面1a,2aとローラ4とは線接触するので、点接触するボールねじに比べ、ローラねじに掛けられる許容加重を大きくすることができる。
ねじ軸1の外周には、ローラ転走面1aを構成する螺旋状の断面V字形状の溝6が形成され、ナット2の内周にもローラ転走面2aを構成する螺旋状の断面V字形状の溝7が形成される。ねじ軸1及びナット2の断面V字形状の溝6,7によって断面正方形の転走路3が形成される。この転走路3に円筒形状のローラ4が収容される。ローラ4は、その外周面がねじ軸1の溝6の壁面(ローラ転走面1a)と、該壁面に対向するナット2の溝7の壁面(ローラ転走面2a)との間に挟まれる。またこの実施形態では、複数のローラ4は、その進行方向からみて隣接するローラ4の軸線が互いに直交するようにクロス配列される(図6参照)。クロス配列することで、ねじ軸1の中心線の一方向(1)及び他方向(2)の双方からの荷重を負荷することができる。なお、一方向(1)の荷重を負荷するローラ4の数と他方向(2)の荷重を負荷するローラ4の数を等しくてもよいし、両方向の許容荷重を変えたい場合には、一方向(1)の荷重を負荷するローラ4の数と他方向(2)の荷重を負荷するローラ4の数を異ならせてもよい。
ローラ4は自転しながらねじ軸1の回りを公転する。本発明の本質的特徴は、ローラ4が自転しながらねじ軸1の回りを公転する際、図1ないし図5に示されるようにローラ4の自転軸がねじ軸1の中心線を通ることにある。たとえ図1→図5にしたがってローラ4の位置が変化したとしても、ローラ4の自転軸4aは常にねじ軸1の中心線1bを通る。なお、ねじ軸1の中心線1bは、ローラ4の公転軌道の中心線と一致する。またローラ4は、その自転軸4aと、ローラ4の中心からねじ軸1の中心線1bに向かって下ろした垂線9とのなす角度θを一定に保ったまま、この実施形態では45度を保ったまま、ねじ軸1の回りを公転する。このため、ねじ軸1の中心線とローラ4の自転軸のなす角度も一定で45度になる。
図7はねじ軸1の軸線方向からみたローラねじを示す。ローラ4がねじ軸1の回りのどの位置にいても、ローラ4の自転軸4aはねじ軸1の中心線1bを通る。この図では、1つのみのローラ4が示されているが、ねじ軸1の回りを公転する全てのローラ4がねじ軸1の中心線1bを通る。逆にいえば、ねじ軸1の中心線1bから放射状に複数のローラ4の自転軸4aが伸びる。
図8及び図9は、ねじ軸1のローラ転走面1a上を転がるローラ4の詳細図を示す。ローラ4は断面V字形状の溝6の片側の壁面であるローラ転走面1a上を転がる。ローラ4がローラ転走面1a上を転がる際、ローラ4の端面4bが溝6の残りの壁面1cに接触することにより、ローラ4の姿勢が徐々に変化する。ローラ4の位置が変化してもローラ4の自転軸4aはねじ軸1の中心線1bを向く。
図10及び図11は、ナット2のローラ転走面2a上を転がるローラ4の詳細図を示す。ナット2側においても、ローラ4は断面V字形状の溝7の片側の壁面であるローラ転走面2a上を転がる。ローラ4がローラ転走面2a上を転がる際、ローラ4の端面4bが溝7の残りの壁面2bに接触して、ローラ4の自転軸4aがねじ軸1の中心線1bを向くようにローラ4の姿勢が徐々に変化する。
図11からわかるように、ローラ4の軸線方向の長さLと外径Dとの比は、L/D<1である。これは、回転ベアリングの円環状の転走路に収容されるローラと同様に、ローラ4の端面4bと転走路3の壁面とが干渉するのを防止するためである。L/Dの値にはねじ軸1のリードも影響する。ねじ軸1のリードを大きくするにつれて、L/Dをより小さくする必要がある。
図12はねじ軸1とナット2との間を移動するローラ4の概念図である(ねじ軸の中心線の方向からみた図)。図中破線は従来例のローラ4の配置を示し、破線のローラに隠れている実線は本発明のローラの配置を示す。実線で示されるローラ4では、その自転軸4aがねじ軸1の中心線1bを通る(言い換えれば転走路3に配列されたローラ4が最初からスキューを起こしていない)ので、ローラ4を円滑に移動させることができる。これに対し、破線で示されるローラ4は、その自転軸4cがねじ軸1の中心線1bの方向を向いていないので、ローラ4が最初からスキューを起こしている状態で配置されていることになる。このためローラ4が矢印の方向に移動しようとすると、ねじ軸1やナット2の壁面にローラ4が衝突し、ローラ4に大きな荷重が発生してしまう。
図13は従来例のローラ4の配置において、ローラ4に発生するすべりを示す。ローラ4に発生するすべりは、回転ベアリングと同種のすべりS1と、それ以外のリード角によるすべりS2と、に分けることができる。回転ベアリングと同種のすべりS1は、内側と外側との円周差によるものである。すべりS1の量は、ローラ4の大きさとローラ4の回転中心径(RCD)との関係により決まる。ローラ4の長さに対して、回転中心径が大きくなるほどすべり量は小さくなり、回転中心径が小さくなるほどすべり量は増える。
本実施形態のように、ローラ4の自転軸4aがねじ軸1の中心線1bを通るようにすると、リード角によるすべりS2は、無くなりはしないが、スキューを起こすようには働かなくなる。回転ベアリングと同種のすべりS1は、内側と外側との円周差によるものであるので、本実施形態でも完全にはなくすことはできない。
以下にねじ軸1のローラ転走面1a及びナット2のローラ転走面2aの設計方法について説明する。
まず、図14(A)及び(B)に示されるようにローラ4の自転軸4aをねじ軸1の中心線1bに向け、かつローラ4の自転軸4aとねじ軸1の中心線1bとのなす角度を45度に設定する。次に図中(C)に示されるように、ローラ4の自転軸4aとねじ軸1の中心線1bを含む断面でローラ4を切断し、該断面内のローラ4の初期接触線4dを得る。この初期接触線4dを三次元空間で螺旋状に展開(すなわち掃引)して、図中(C)に示されるような帯状のねじ軸の初期接触面13を得る。図15(A)はねじ軸1の初期接触面13を示し、図16(A)は同様にして求めたナット2側の初期接触面14を示す。
次に、図14(D)及び(E)に示されるように、このねじ軸1の初期接触面13上に、再びローラ4を、その自転軸4aがねじ軸1の中心線1bを通り、かつローラ4の自転軸4aとねじ軸1の中心線1bとのなす角度を45度に設定したローラ4を配置する。すると、ねじ軸1の初期接触面はリードを有するので、さきほどの初期接触線4dの位置からわずかにずれた位置でローラ4がねじ軸1の初期接触面に接触・干渉する。
図15(B)はローラ4がねじ軸1の初期接触面13に干渉する部分15を示し、図16(B)はローラ4がナットの初期接触面14に干渉する部分16を示す。ねじ軸1とナット2とで干渉する部分15,16の形状が相違するのは、ローラ4とねじ軸1とは大小2つの円が外側で接触するのに対し、ローラ4とナット2とは小径の円の外側が大径の円の内側に接触するからである。この図15(B)及び図16(B)に示されるように、干渉部分は三次元CAD上では長方形状や鼓形状に形成されるが、実際に目視で干渉部分を確認すると線に近い。
次に、干渉の最も深い二次接触線17,18の位置を求め、求めた二次接触線17,18を干渉研削のように、三次元空間で螺旋状に展開する。以上により、最終的にねじ軸1及びナット2のローラ転走面1a,2aが設計される。最終的に設計されたローラ転走面1a,2a間に挟まれたローラ4の自転軸4aは、ねじ軸1の中心線1bを通る。そして、ローラ4とねじ軸1及びナット2のローラ転走面1a,2aとは、二次接触線17,18の位置で接触する。
上述のように設計されたローラ転走面1a,2aの加工方法の一例について説明する。例えば、ローラ径と同じ径の砥石を用い、砥石の中心線がねじ軸の中心線を通るように砥石を配置し、該砥石でローラ転走面を研削加工することで、上記複合的な形状のローラ転走面を加工することができる。また研削加工以外にも、ローラ転走面を大まかな形状に切削又は転造加工し、熱処理した後に、超硬チップで上記複合的な形状に切削加工し、最後にフィニッシャで仕上げ加工してもよい。
図17及び図18は、上記実施形態のローラねじに循環経路を設けた例を示す。この例では、転走路3を移動するローラ4を戻すための無負荷戻し通路19を設けている。転走路3の一端から他端まで転がったローラ4は、無負荷戻し通路19を経由した後、数巻き手前の元の転走路3の一端に戻される。
図18に示されるように、無負荷戻し通路19は、中央部の直線通路20と、両端部の方向転換路21とから構成される。ナット2には、ねじ軸1の中心線と平行に伸びる貫通孔が形成され、この貫通孔にパイプ状の直線部22が挿入される。この直線部22内に、直線的な軌道を有する断面四角形状の直線通路20が形成される。直線通路20は、ねじ軸1の中心線1bと平行に直線状に伸びる。方向転換路21は、曲線状、例えば円弧状に伸びる。
ナット2の軸線方向の両端面には、方向転換路構成部23が取付けられる。方向転換路構成部23には、円弧状の軌道を有すると共に断面四角形状の方向転換路21が形成される。方向転換路構成部23は、方向転換路21の四角形断面の対角線の位置で内周側と外周側とに2分割されている。
図17に示されるように、ローラ4間には、ローラ4の自転軸がねじ軸の中心線を通るようにローラ4の姿勢を保持するスペーサ11が設けられる。スペーサ11の進行方向の両端には、ローラ4の外形形状に合わせた曲面状凹部が形成され、該曲面状凹部がローラ4の外周面に接触することでローラ4を所定の姿勢に保持する。スペーサ11を設けることで、ローラ4の端面4bがねじ軸1及びナット2の溝6,7の壁面1c,2b(図8及び図11参照)に接触しなくても、ローラ転走面1a,2aを転がるローラ4の姿勢を変化させることができる。
図19はローラの循環経路の他の例を示す。この例では、ナット2に門型のリターンパイプ25を取り付け、このリターンパイプ25で転走路3の一端から他端まで転がったローラ4を掬い上げ、リターンパイプ25内の無負荷戻し通路を経由させた後、数巻手前の転走路3の他端に戻す。
なお、本発明は上記実施形態に限られることなく、本発明の要旨を変更しない範囲で他の実施形態にも具現化できる。例えば、ローラの配列は、隣接するローラの軸線が直交するクロス配列に限られることなく、隣接するローラの軸線が平行なパラレル配列であってもよい。またローラには、円筒形状のものではなくて、テーパ形状のローラを用いてもよい。テーパ形状のローラを用いると、内側と外側の円周差によるすべりを少なくすることができるので、よりローラを円滑に移動させることができる。さらにローラ転走面の条数は一条、二条、三条等様々に設定することができる。
本明細書は、2005年3月9日出願の特願2005−065410に基づく。この内容はすべてここに含めておく。

Claims (8)

  1. 外周にリードを有する螺旋状のローラ転走面が形成されたねじ軸と、
    内周に前記ねじ軸の前記ローラ転走面に対向する螺旋状のローラ転走面が形成されたナットと、
    前記ねじ軸の前記ローラ転走面と前記ナットの前記ローラ転走面との間の転走路に配列され、自転しながら前記ねじ軸の回りを公転する複数のローラと、を備え、
    各ローラの自転軸が、前記ねじ軸の中心線を実質的に通り、
    前記各ローラの自転軸が、前記ねじ軸の中心線を実質的に通ることができるように、前記各ローラは、前記各ローラの自転軸と前記ねじ軸の中心線を含む断面内の初期接触線からわずかにずれた二次接触線で、前記ねじ軸の前記ローラ転走面及び前記ナットの前記ローラ転走面と接触することを特徴とするローラねじ。
  2. 前記各ローラの自転軸と、前記各ローラの中心から前記ねじ軸の中心線に向かって下ろした垂線とのなす角度を一定に保ったまま、前記各ローラが前記ねじ軸の回りを公転することを特徴とする請求項1に記載のローラねじ。
  3. 前記各ローラは円筒形状であることを特徴とする請求項1又は2に記載のローラねじ。
  4. 前記転走路には、前記複数のローラの進行方向から見た状態において、隣接するローラの自転軸が互いに直交するように前記複数のローラがクロス配列されることを特徴とする請求項に記載のローラねじ。
  5. 前記ローラの軸線方向の長さLと外径Dとの比は、L/D<1であることを特徴とする請求項又はに記載のローラねじ。
  6. 隣接するローラ間に、前記各ローラの自転軸が前記ねじ軸の中心線を実質的に通るように前記各ローラの姿勢を保持するスペーサが設けられることを特徴とする請求項1ないしいずれかに記載のローラねじ。
  7. ねじ軸の外周の螺旋状のローラ転走面と、前記ローラ転走面に対向するナットの内周の螺旋状のローラ転走面との間の転走路に配列される複数のローラが、自転しながら前記ねじ軸の回りを公転するローラねじのローラの循環方法において、
    各ローラの自転軸が前記ねじ軸の中心線を実質的に通りながら、前記各ローラが公転し、
    前記各ローラの自転軸が、前記ねじ軸の中心線を実質的に通ることができるように、前記各ローラは、前記各ローラの自転軸と前記ねじ軸の中心線を含む断面内の初期接触線からわずかにずれた二次接触線で、前記ねじ軸の前記ローラ転走面及び前記ナットの前記ローラ転走面と接触するローラねじのローラの循環方法。
  8. 外周にリードを有する螺旋状のローラ転走面が形成されたねじ軸と、内周に前記ねじ軸の前記ローラ転走面に対向する螺旋状のローラ転走面が形成されたナットと、前記ねじ軸の前記ローラ転走面と前記ナットの前記ローラ転走面との間の転走路に配列され、自転しながら前記ねじ軸の回りを公転する複数のローラと、を備えるローラねじの、ねじ軸のローラ転走面及びナットのローラ転走面の設計方法であって、
    ローラの自転軸をねじ軸の中心線に向け、かつローラの自転軸とねじ軸の中心線とのなす角度を所定度に設定し、ローラの自転軸とねじ軸の中心線を含む断面でローラを切断し、該断面内のローラの初期接触線を得る工程と、
    この初期接触線を三次元空間で螺旋状に展開して帯状のねじ軸及びナットの初期接触面を得る工程と、
    この初期接触面上に、再びローラをその自転軸がねじ軸の中心線を通り、かつローラの自転軸とねじ軸の中心線とのなす角度を所定度に設定したローラを配置し、干渉の最も深いローラの二次接触線の位置を求める工程と、
    求めた二次接触線を三次元空間で螺旋状に展開することにより、ねじ軸及びナットのローラ転走面を得る工程と、を備えるローラねじの、ねじ軸のローラ転走面及びナットのローラ転走面の設計方法。
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