JP2002048183A - 制振装置 - Google Patents
制振装置Info
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Abstract
インを最適値に自動調整できることを課題とする。 【解決手段】 制振装置11は、構造物12の屋上に設
置された動吸振器13が制御装置14からの制御信号に
より制振動作して構造物12の水平方向(X方向)の振
動を制振する。動吸振器13は、付加質量16がX方向
に摺動して制振動作する構成である。制御装置14は、
センサ21により検出された構造物12の振動に対して
付加質量16を駆動するトルクが大きくなり、ストロー
クに余裕がない場合、制御ゲインを徐々に小さく変更す
る。また、モータ18のトルクに余裕がある場合には、
制御ゲインを徐々に大きく変更する。自動的に制御ゲイ
ンの大きさを変更し、常に制振装置11の性能内ででき
るだけ大きい制御ゲインを設定することができるため、
各構造物12に個別のゲイン調整作業が不要となり、メ
ンテナンスが容易になる。
Description
に構造物の振動状態に基づいてアクチュエータの制御量
を演算し、この制御量に応じてアクチュエータが付加質
量を駆動して構造物の振動を制振する構成とした制振装
置に関する。
動などのような微小な揺れを低減するための制振装置が
開発されている。この種の制振装置では、構造物の振動
状態に応じて主に構造物の質量に応じた重量を有する付
加質量を変位させて構造物で発生した振動を制振するよ
うになっている。そのため、構造物には、例えば変位セ
ンサ、速度センサ又は加速度センサ等の振動状態を検出
するセンサが設置されている。
加質量をリニアベアリング等により摺動自在に支持する
とともに、付加質量に螺合するボールネジ等の伝達機構
をモータ等により駆動し、付加質量が水平方向に往復動
されるよう構成された動吸振器を有する装置がある。そ
して、動吸振器は、ビルの各階毎の変位又は速度などの
振動状態を検出する各センサからの出力値の大きさに応
じた制御量を演算する制御装置からの駆動信号によりモ
ータが駆動制御されて付加質量を移動させ、その反力で
構造物の振動を制振するようになっている。
造物の振動伝達特性を正確に把握し、これを制御ゲイン
に反映する必要がある。しかしながら、一般住宅の交通
振動を制振するのにアクティブ制御システムを用いる場
合、住宅の構造が夫々異なり、各住宅ごとの振動伝達特
性を正確に求めることは難しい。
ステムで制振する制振装置においては、制御対象の振動
伝達特性が不明でも制御可能なスカイフック制御を用い
た住宅用アクティブ制御システムの開発が進められてい
る。
ては、例えばあらかじめ複数のゲインを記憶装置に記憶
しておき、センサによる構造物の振動伝達特性が変化し
た時は、演算装置に接続された記憶装置に記憶している
複数のゲインの中から構造物の振動に対応するゲインを
選択し、また付加質量の変位がある値以上の時は現在用
いているゲインより弱いゲインを選択し、弱いゲインを
目標となる制御ゲインとし、現在用いているゲインから
目標ゲインに切替えて制御量の生成を行っていた。
には、現在用いている制御ゲインより強い基のゲイン等
を目標ゲインとし、目標ゲインに切替わるようになって
おり、付加質量の動作は、大きくなり制振効果が向上す
るようになる。
なスカイフック制御を用いた制振装置では、制御ゲイン
が大きい値になる程制振性能が良くなり、制御ゲインが
大きすぎるとアクチュエータが発振して住宅を加振した
り、付加質量が動作ストロークを越えたり、異音が発生
したりする。また、各住宅の振動伝達特性や揺れの大き
さによって、最適な制御ゲインは各住宅の構造によって
異なる。これまでは、住宅の大きい揺れに対して制振装
置の制振性能を効率よく発揮できるようにできるだけ大
きい制御ゲインを手動で設定していた。
定方法では、小さい揺れではアクチュエータの動作が小
さくなるので、制振装置の制振性能を持て余すことにな
る。さらに、住宅の質量が変化したり、あるいは住宅が
経年劣化した場合には住宅の振動伝達特性が変化するの
で、そのたびに制御ゲインの再調整が必要になりメンテ
ナンスに手間が掛かるという問題があった。
において、予め設定された複数の制御ゲインの中から当
該住宅の振動伝達特性に合った制御ゲインに切換える手
法を用いた場合、住宅の構造によって様々な揺れに合わ
せた複数の組合せの制御ゲインを予め用意する必要があ
り、また住宅の振動伝達特性が変化した場合にはどのゲ
インの組合せを利用するか再調整が必要になるという問
題があった。
装置を提供することを目的とする。
め、本発明は以下のような特徴を有する。
幅が大きいとき、制御ゲインを小さい値に変更し、付加
質量の振幅が小さいとき、制御ゲインを段階的に大きい
値に変更するゲイン調整手段を備えてなり、構造物の振
動特性に合わせて設定された制御ゲインを付加質量の制
振動作を応じて自動的に調整して構造物の制振効果を高
めることができる。
ータのトルクが所定以上になったとき制御ゲインを段階
的に小さくするものであり、付加質量を駆動するアクチ
ュエータのトルクが構造物の振動特性に応じた大きさに
調整される。
ータのトルクが所定以下になったとき制御ゲインを段階
的に大きくするものであり、付加質量を駆動するアクチ
ュエータのトルクが構造物の振動特性に応じた大きさに
調整される。
例について説明する。
の概略構成図である。
例えば一般住宅などからなる構造物12の屋上に設置さ
れた動吸振器13が制御装置14からの制御信号により
制振動作して構造物12の水平方向(X方向)の振動を
制振する。
された基台15上の付加質量16がX方向に摺動する構
成であり、付加質量16は構造物12の総質量に対し約
0.5%程度の質量を有する。そのため、付加質量16
は基台15上のリニアベアリング17により摺動自在に
支持されている。
てのACサーボモータ(以下「モータ」と言う)18、
モータ18の回転量を検出するエンコーダ19が設けら
れており、モータ18の出力軸18aはカップリング2
0を介してボールねじ23に結合されている。ボールね
じ23は付加質量16に螺合して貫通している。従っ
て、付加質量16はボールねじ23の回転により基台1
5の凹部15a内を移動する。
(振幅、速度、加速度のいずれか)を検出する振動状態
検出センサ(以下「センサ」と言う)21が設置されて
いる。このセンサ21は、交通振動や地震等の振動が構
造物12に伝播すると、そのとき検出された変位(振
幅)、あるいは速度、あるいは加速度の検出信号を制振
装置14に出力する。
1からの検出信号が入力されると、そのときの振動の大
きさに応じた制御量を演算して動吸振器13のモータ1
8へ駆動信号を出力する。モータ18は駆動信号の供給
によりボールねじ23を回転させ、付加質量16をX方
向(振動方向)に移動させる。このとき、発生する付加
質量16の慣性力の反作用により構造物12の振動が制
振される。
する。
図である。
センサ21からの検出信号(センサ信号)を増幅する増
幅器24と、増幅器24で増幅されたアナログ信号をデ
ジタル信号に変換するA/D変換器25と、A/D変換
器25から入力された信号に基づいて制御量を演算する
演算装置26と、演算に必要なデータを記憶する記憶装
置27と、演算装置26から出力された制御信号(デジ
タル信号)をアナログ信号に変換するD/A変換器28
と、D/A変換器28から入力された駆動信号をモータ
18へ出力するドライブ回路29とからなる。
出信号をデジタル信号に変換し、演算装置26に出力す
る。演算装置26は入力されたエンコーダ19の信号か
ら付加質量16の位置を演算し、付加質量16の位置お
よびセンサ21のデジタル信号に基づいて、後述するよ
うな演算を行う。演算装置26の演算結果は、D/A変
換器28に入力され、アナログ信号に変換した後、ドラ
イブ回路29に入力される。
るための回路でD/A変換器28からのアナログ信号お
よびエンコーダ19からの検出信号に基づいて駆動信号
(トルク信号)を生成し、構造物12の振動に応じたト
ルクでモータ18を回転駆動させる。また、ドライブ回
路29から出力されたトルク信号は、A/D変換器25
を介して演算装置26に入力される。そして、演算装置
26は、このトルク信号とセンサ21からの検出信号
(センサ信号)、または付加質量16の変位を示すエン
コーダ19からの検出信号(エンコーダ信号)に応じて
ゲインを調整しながら付加質量16を駆動させるための
制御信号を生成する。
を用いて制御し、制御ゲインとセンサ21により検出さ
れた構造物12の応答に基づいて制御量を演算する。
ている場合に仮想の絶対静止座標を想定し、これと構造
物12との間に仮想ダンパを設けることで構造物12を
制振するという考え方であり、交通振動等により構造物
12が振動したときの構造物12の上部の変位をXs、
仮想ダンパの減衰係数をCaとして運動方程式に表す
と、次式のように表せる。
減衰係数、Ksは構造物12のばね定数である。尚、上
記(1)式において、X”は2回微分、X’は1回微分
を示す。
6を動かすとき、構造物12に及ぼす反力により構造物
12を制振する。付加質量16の質量をma、付加質量
16の加速度をX”aとして運動方程式に表すと、次式
のようになる。
は、構造物12の速度(Xs’)に制御ゲイン−Ga
(=−Ca)を掛けてモータ18に加速度駆動信号を与
えれば制御できる。
付加質量16が移動できる動作範囲は限定されているた
め、付加質量16の限られた動作範囲内で最大の制振効
果を上げるには、制御ゲインを構造物12の振動を検出
するセンサ21の検出信号の大きさに応じて変更するこ
とが望ましい。
処理について説明する。
するゲイン調整処理のPAD図である。
以下に示す方法で求められた制御ゲインを用いてスカイ
フック制御則により制振装置11を制御する。
た構造物12の振動に対して付加質量16の変位が大き
くなりストロークに余裕がない場合には、S11の処理
を行う。逆に、付加質量16のストロークに余裕がある
場合にはS12の処理を行う。その後、S2の処理を実
行する。
ークに余裕がない場合には、付加質量16がストローク
エンドのストッパ(図示せず)に接近しているので、S
11ではボリュームを急激(瞬時)に小さくする。ここ
で、ボリュームは、ゲインを調整するための定数であ
り、0〜100%を示す値である。
出された構造物12の振動に対して付加質量16の変位
が小さく付加質量16が移動するストロークに余裕があ
る場合には、S12でボリュームの値を徐々に大きくす
ることにより付加質量16の移動距離を延長して制振効
果を高める。ここで、ボリュームの最大値は、100%
とする。
た構造物12の振動に対して付加質量16を駆動するト
ルクが大きくなり、ストロークに余裕がない場合、また
はS11において、ボリュームの値が小さく変更され、
100%未満の場合にはS21の処理を行う。逆に、セ
ンサ21により検出された構造物12の振動に対して付
加質量16を駆動するトルクが小さくモータ18のトル
クに余裕があり、ボリュームが100%の場合には、S
22の処理を行う。その後、S3の処理を行う。
出された構造物12の振動に対して付加質量16を駆動
するトルクに余裕がない場合、またはボリュームが10
0%未満の場合には、S21で制御ゲインを徐々(段階
的)に小さく変更する。尚、モータ18は、ある回転数
に達すると、最大トルクを発生するため、回転数を必要
以上に上げてもトルク増にならない。そのため、モータ
18のトルクに余裕がない状態でゲインを上げても付加
質量16の加速度を増加させることはできないので、ゲ
インを下げることになる。
に余裕があり、ボリュームが100%の場合には、制御
ゲインを徐々(段階的)に大きく変更する。これによ
り、モータ18のトルクが増大して付加質量16の動作
による制振効果が増大する。
した制御ゲインと、S11またはS12で変更したボリ
ューム値を掛け合わせて制御ゲインを求める。
2において、ボリュームおよび制御ゲインを急激に変化
させると、付加質量16の加速度変化が大きくなり、構
造物12を加振したり、あるいは異音が発生したりする
可能性がある。これとは逆にボリュームおよび制御ゲイ
ンをゆっくり変化させると、制振装置11の能力を越え
る可能性がある。
2,S21,S22において、例えば、ボリュームおよび
制御ゲインを変更する速さをそれぞれA、B、C、Dの
4段階とし、Aが最も急激に変更することとし、それぞ
れの関係をA>B、A>C>Dとすると良い。例えば、
Aは1ms毎に1%づつ変化させ、Bは10ms毎に1
%づつ変化させ、Cは10ms毎に1%づつ変化させ、
Dは10秒毎に1%づつ変化させる。
えることなく、付加質量16の制振動作に余裕があれば
モータ18は最大トルク付近で動作するようになる。
更し、常に制振装置11の性能内でできるだけ大きい制
御ゲインを設定することができるため、取付初期におい
て、適当なゲインを記憶しておけばよく、各構造物12
に個別のゲイン調整作業が不要である。また、住宅の質
量変化や経年変化により、住宅の振動伝達特性が変化し
てもゲイン調整不要であり、しかも時間帯によって揺れ
が変化するような交通振動が入力される住宅においても
常に最大の制振効果が得られる。
ことがないので、付加質量16が動吸振器13のストッ
パ(図示せず)に衝突するときの異音や振動の発生を防
止できる。また、モータ18が発生できるトルク内で動
作するので、モータ18の異常な発熱や故障の発生を防
止できる。
らのトルク信号に基づいて付加質量16を駆動するモー
タ18のトルクを求めているが、これに限らず、例えば
モータ18のトルクを検出するセンサを設けるようにし
ても良いし、あるいは動吸振器13の設置面あるいは付
加質量16を支持する基台15の支持面に付加質量16
を駆動する力を検出するセンサを設けても良い。
る。
るゲイン調整処理を説明するためのフローチャートであ
る。
S31で動吸振器13を加振器として作動させる。例え
ば、動吸振器13の付加質量16を構造物12の加振方
向に2Hz〜5Hzの間で一定間隔(例えば、0.1H
z〜0.2Hzの間隔)の周波数で駆動する。
周波数における応答加速度あるいは振幅が最大となる周
波数を探す。すなわち、2Hz〜5Hzの周波数で構造
物12の応答加速度あるいは振幅が最大となる固有振動
数を検出する。また、加速度の応答レベルから構造物1
2の1次モード有効質量を推定する。
記憶させたゲインマップ(図示せず)からその固有振動
数と構造物12の1次モード有効質量に対応したゲイン
を選定する。尚、ゲインマップは、横軸が周波数、縦軸
が応答レベルからなり、制振装置11の設置時あるいは
年に1回程度ゲイン調整を行う。
制御ゲインを用いて付加質量16の制振制御を開始す
る。そして、S35に進み、付加質量16の移動距離が
有効ストローク内かどうかをチェックする。
が有効ストローク内に入っているときは、S36進み、
制御ゲインを1段階小さい値に変更する。その後、S3
4に戻り、1段階小さく変更された制御ゲインを用いて
付加質量16の制振制御を行う。
動距離が有効ストローク内に入っていないときは、S3
7進み、付加質量16の移動距離が有効ストロークの一
定閾値以内で一定時間以上継続しているかどうかをチェ
ックする。このS37において、付加質量16の移動距
離が有効ストロークの一定閾値以内で一定時間以上継続
していないときは、そのまま制御ゲインを変更せずに上
記S34に戻り、前回と同じ制御ゲインを用いて付加質
量16の制振制御を行う。
16の移動距離が有効ストロークの一定閾値以内で一定
時間以上継続しているときは、制御ゲインを1段階大き
い値に変更する。その後、上記S34に戻り、1段階大
きく変更された制御ゲインを用いて付加質量16の制振
制御を行う。
効ストローク内に入っていないときは、制御ゲインを1
段階小さい値に変更し、付加質量16の移動距離が有効
ストロークの一定閾値以内で一定時間以上継続している
ときは、制御ゲインを1段階大きい値に変更することに
より、その構造物12が有する固有振動数と当該構造物
12の質量に適した制御ゲインに調整することができる
ので、付加質量16の制振動作(振幅や加速度)を最適
な状態で駆動することが可能になる。
更し、常に制振装置11の性能内でできるだけ大きい制
御ゲインを設定することができるため、各構造物別のゲ
イン調整作業が不要である。また、住宅の質量変化や経
年変化により、住宅の振動伝達特性が変化してもゲイン
調整不要であり、しかも時間帯によって揺れが変化する
ような交通振動が入力される住宅においても常に最大の
制振効果が得られる。
よれば、付加質量の振幅が大きいとき、制御ゲインを小
さい値に変更し、付加質量の振幅が小さいとき、制御ゲ
インを段階的に大きい値に変更するゲイン調整手段を備
えてなるため、構造物の振動特性に合わせて設定された
制御ゲインを付加質量の制振動作に応じて自動的に調整
して構造物の制振効果を高めることができる。そのた
め、各構造物別のゲイン調整作業が不要であり、且つ住
宅の質量変化や経年変化により、住宅の振動伝達特性が
変化してもゲイン調整不要であるので、メンテナンスが
容易となるばかりか、時間帯によって揺れが変化するよ
うな交通振動が入力される住宅においても常に最大の制
振効果を得ることができる。
チュエータのトルクが所定以上になったとき制御ゲイン
を段階的に小さくするため、付加質量を駆動するアクチ
ュエータのトルクが構造物の振動特性に応じた大きさに
調整することができる。
チュエータのトルクが所定以下になったとき制御ゲイン
を段階的に大きくするため、付加質量を駆動するアクチ
ュエータのトルクが構造物の振動特性に応じた大きさに
調整することができる。
図である。
調整処理のPAD図である。
整処理を説明するためのフローチャートである。
Claims (3)
- 【請求項1】 構造物の振動状態を検出する振動状態検
出用センサと、 該振動状態検出用センサからの検出値に制御ゲインを乗
じた値に基づいて制御量を演算する演算手段と、 該演算手段からの制御量に応じて駆動されるアクチュエ
ータと、 該アクチュエータに駆動されて前記構造物の振動を制振
する付加質量と、 を備えてなる制振装置において、 前記付加質量の移動量が大きいとき、前記制御ゲインを
小さい値に変更し、前記付加質量の移動量が小さいと
き、前記制御ゲインを大きい値に段階的に変更するゲイ
ン調整手段を備えてなることを特徴とする制振装置。 - 【請求項2】 前記ゲイン調整手段は、前記アクチュエ
ータのトルクが所定以上になったとき前記制御ゲインを
段階的に小さくすることを特徴とする請求項1記載の制
振装置。 - 【請求項3】 前記ゲイン調整手段は、前記アクチュエ
ータのトルクが所定以下になったとき前記制御ゲインを
段階的に大きくすることを特徴とする請求項1または2
記載の制振装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000232337A JP2002048183A (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | 制振装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000232337A JP2002048183A (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | 制振装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002048183A true JP2002048183A (ja) | 2002-02-15 |
Family
ID=18725032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000232337A Pending JP2002048183A (ja) | 2000-07-31 | 2000-07-31 | 制振装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002048183A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007024102A (ja) * | 2005-07-13 | 2007-02-01 | Shinko Electric Co Ltd | 振動吸収装置 |
US7950304B2 (en) | 2005-03-09 | 2011-05-31 | Thk Co., Ltd. | Roller screw |
-
2000
- 2000-07-31 JP JP2000232337A patent/JP2002048183A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7950304B2 (en) | 2005-03-09 | 2011-05-31 | Thk Co., Ltd. | Roller screw |
JP2007024102A (ja) * | 2005-07-13 | 2007-02-01 | Shinko Electric Co Ltd | 振動吸収装置 |
JP4665634B2 (ja) * | 2005-07-13 | 2011-04-06 | シンフォニアテクノロジー株式会社 | 振動吸収装置 |
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