JP2008202371A - 建物の能動型制振装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易的で、安価に、建物周囲を車両が通過することに起因する建物の振動に対して制振効果を発揮できる建物の能動型制振装置を提供する。
【解決手段】建物2の上階に、建物2に対して相対移動可能に弾性支持された質量部材20と、建物2に取り付けられ、建物2に対して質量部材20を移動させるアクチュエータ40と、建物2より小型であって、建物2のうち質量部材20の取付階よりも階下に取り付けられ、建物2の固有振動数Fx、Fyに一致する固有振動数を有する被検出体50と、被検出体50の振動を検出する第一検出器60と、第一検出器60による検出振動に基づいてアクチュエータを制御する制御部80とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、建物の能動型制振装置に関するものである。
従来の建物の能動型制振装置として、例えば、特開昭63−78974号公報(特許文献1)、特開昭62−268478号公報(特許文献2)、特開昭63−280159号公報(特許文献3)、特開平9−256675号公報(特許文献4)に記載されたものがある。
特許文献1に記載の建物の能動型制振装置は、質量部材を例えば建物の頂部に設置し、地動センサによる検出に基づいて質量部材を能動的に移動させることが記載されている。また、特許文献2に記載の建物の能動型制振装置は、震源に近い地震計の計測結果に基づき、加速度計測、周波数特性分析を行い、建物の振動性状、変位などの予測計算を行う。そして、この予測計算結果に基づいて建物の頂部に設置された質量部材を能動的に移動させる。その後、建物内に設置された振動センサによりフィードバックして修正が行われることが記載されている。
また、特許文献3および4に記載の建物の能動型制振装置は、建物の頂部に設置されたセンサの検出に基づいて、建物の頂部に設置された質量部材を能動的に移動させる。
特開昭63−78974号公報 特開昭62−268478号公報 特開昭63−280159号公報 特開平9−256675号公報
ところで、建物の振動としては、地震の他に、建物周囲を車両などが通過することに起因する振動がある。しかし、特許文献1および2に記載の建物の能動型制振装置においては、地動センサを用いて質量部材を移動させるため、地震に対しては適用できるが、車両などの通過に起因する振動に対しては、適用することができない。
ただし、特許文献3および4に記載の建物の能動型制振装置においては、センサが検出する振動であれば適用できるため、地震に限られることなく、車両などの通過に起因する振動に対しても、建物が振動する限り適用できると考える。
ここで、質量部材は、より効果的に制振効果を発揮するために、建物の例えば頂部などの高い部位に設置されることが求められる。そして、特許文献3および4に記載の建物の能動型制振装置によれば、センサは、質量部材が支持される位置付近に設置されている。つまり、センサも、質量部材と同様に建物の上階に設置されることになる。確かに、質量部材の移動を制御するためには、その付近の振動を検出してから制御する方が高精度となる。しかし、センサが設置されている建物の頂部が振動するまでには、建物が振動を開始してから時間を要する。特に、建物周囲を車両などの通過することに起因する振動の場合、建物の振動時間が非常に短く、さらに、その短時間経過後に、後続車両などの通過に起因する振動が発生することがある。しかし、このような振動に対しては、建物の頂部に設置されるセンサにより検出してから質量部材を能動的に移動させたとしても、制振効果を発揮できない。従って、このような振動に対して能動的に制振するためには、より早期に建物が振動することを検出することが望まれる。
また、地震に対しては、特許文献1または2に記載の建物の能動型制振装置などにより、地震計や高度な計算機などの設備を用いて建物を能動的に制振することが可能であるが、非常に高価となる。そこで、より簡易的に安価に設置でき、地震による振動を早期に検出することにより、地震による建物の振動に対して能動的に制振できることも期待されている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、建物周囲を車両が通過することに起因する建物の振動のような短時間の振動に対して制振効果を発揮でき、且つ、地震計や高度な計算機を用いることなく簡易的に安価に地震による建物の振動に対して能動的に制振できる建物の能動型制振装置を提供することを目的とする。
本発明の建物の能動型制振装置は、建物を能動的に制振する建物の能動型制振装置であって、建物の上階に、建物に対して相対移動可能に弾性支持された質量部材と、建物に取り付けられ、建物に対して質量部材を移動させるアクチュエータと、建物より小型であって、建物のうち質量部材の取付階よりも階下に取り付けられ、建物の固有振動数に一致する固有振動数を有する被検出体と、被検出体の振動を検出する第一検出器と、第一検出器による検出振動に基づいてアクチュエータを制御する制御部とを備える。
本発明によれば、被検出体が、建物の固有振動数に一致する固有振動数を有する。そして、この被検出体の振動を第一検出器が検出して、制御部がこの検出振動に基づいてアクチュエータを制御している。つまり、建物の振動状態と実質的に同一の状態で、被検出体が振動する。
さらに、被検出体は、質量部材が弾性支持される取付階よりも階下に取り付けられている。従って、質量部材の取付階が振動するよりも、被検出体が早期に振動を開始する。さらに、被検出体は、建物よりも小型である。従って、被検出体は、建物の振動状態を増幅したような状態で振動することになる。つまり、従来のように建物自体の振動を検出する場合に比べて、検出感度を高めることができる。このように、被検出体は、質量部材の取付階が振動する場合に比べて、より早期に高感度で振動することになる。そして、この被検出体の振動を第一検出器が検出して、制御部がこの検出振動に基づいてアクチュエータを制御している。つまり、本発明によれば、より早期に且つ高精度に質量部材を能動的に移動させることにより、建物を制振することができる。
このように、早期に且つ高精度に質量部材を能動的に移動させることができるので、建物周囲を車両などが通過することに起因する建物の振動に対して、確実に制振効果を発揮できる。また、本発明によれば、被検出体の振動状態は、実質的に建物の振動状態に相当するため、被検出体の振動に基づいてアクチュエータを制御するために行う演算が非常に容易となる。従って、地震計や高度な計算機を用いることなく、簡易的に安価に建物の制振を図ることができる。もちろん、地震による振動に対しても適用できる。
なお、被検出体の振動を検出する第一検出器は、例えば、加速度センサや歪ゲージなどの被検出体に直接取り付ける検出器を用いてもよいし、例えば、レーザー変位計などの被検出体に非接触の検出器を用いてもよい。
ここで、本発明の建物の能動型制振装置において、被検出体は、建物自体に取り付けてもよいが、建物の基礎または建物の地盤に取り付けられるようにするとよりよい。被検出体を建物自体に取り付ける場合には、被検出体は、建物自体が振動を開始した後に振動を開始する。この場合であっても、被検出体の振動は、建物の振動を増幅した振動となるため、建物自体の振動を検出する場合に比べて、被検出体の振動を検出する本発明は、早期に振動を検出できることは上述したとおりである。
これに対して、被検出体を建物の基礎または建物の地盤に取り付ける場合には、建物自体が振動を開始すると同時に、被検出体が振動を開始する。ここで、被検出体の振動は、建物の振動を増幅した振動となる。従って、第一検出器が検出できる最低の振幅に達するまでの時間を考慮すると、第一検出器は、実質的に、建物自体の振動を検出するよりも前に、被検出体の振動を検出できることになる。このように、被検出体を建物の基礎または建物の地盤に取り付けることで、より早期に建物の振動を検出できる。従って、より効果的に建物を制振することができる。
また、本発明の建物の能動型制振装置において、第一検出器が振動を検出した場合に、その後のアクチュエータの制御に際して、以下の第一手段と第二手段がある。
第一手段における本発明の建物の能動型制振装置は、建物のうち質量部材の取付階に取り付けられ、建物の取付階の振動を検出する第二検出器を備え、制御部は、第一検出器による検出振動に基づいてアクチュエータの制御を開始し、第二検出器により振動を検出した後は第二検出器による検出振動に基づいてアクチュエータを制御する。
つまり、アクチュエータの制御開始には第一検出器の検出振動を用い、その後のアクチュエータの制御には第二検出器の検出振動を用いる。つまり、制御部は、制御に用いる検出振動を切り替える。
ここで、アクチュエータの制御を早期に開始するためには、被検出体の振動を検出する第一検出器を用いる必要がある。ただし、その後の継続的な振動に対しては、質量部材を能動的に移動させることによる減衰効果を考慮しながら、質量部材を移動させることが望まれる。そこで、建物の取付階の振動を検出する第二検出器による検出振動を用いることで、質量部材を能動的に移動させることによる減衰効果を考慮しながら、質量部材を移動できる。従って、質量部材の能動的な移動を早期に開始しつつ、その後、確実に建物の振動が減衰するように質量部材を能動的に移動させることができる。
この場合、制御部は、第二検出器による検出振動に基づいてアクチュエータをフィードバック制御するとよい。これにより、建物が振動し始めた後に、確実に、建物を能動的に制振することができる。
また、第二手段における本発明の建物の能動型制振装置は、予め記憶したマップに基づいてアクチュエータを制御する。すなわち、建物の能動型制振装置の制御部は、第一検出器による検出振動の振幅に応じて、アクチュエータを制御した場合における建物の減衰特性を予めマップとして記憶し、第一検出器による検出振動およびマップに基づいて、アクチュエータを制御する。
例えば、マップは、第一検出器により検出される最初の振動の振幅に応じたマップとする。そして、当該振幅は、一方方向への振動を正の値とし、反対方向への振動を負の値とすることで、制御位相を合わせることができる。従って、建物が振動し始め後に、確実に、建物を能動的に制振することができる。また、制御部は、いわゆるマップ制御を行うので、迅速な処理を行うことができ、応答性を高めることができる。さらに、この場合、第一検出器の他に検出器を用いないため、低コスト化を図ることができる。
また、本発明の建物の能動型制振装置において、質量部材は、建物に対して水平方向へ相対移動可能に支持され、アクチュエータは、質量部材を水平方向のうち直交する第一方向および第二方向へ移動させる。被検出体は、第一方向における建物の固有振動数に一致する第一固有振動数を有する第一方向用被検出体と、第二方向における建物の固有振動数に一致する第二固有振動数を有する第二方向用被検出体とを備える。第一検出器は、第一方向用被検出体に取り付けられ第一方向用被検出体の振動を検出する第一方向用検出器と、第二方向用被検出体に取り付けられ第二方向用被検出体の振動を検出する第二方向用検出器とを備える。そして、制御部は、第一方向用検出器および第二方向用検出器による検出振動に基づいてアクチュエータを制御する。
これにより、確実に、建物の水平方向に対する制振効果を発揮できる。また、質量部材の移動方向と、各被検出体の固有振動数の方向と、各第一検出器による振動の検出方向とを一致させることで、制御部が行う演算を容易にできる。従って、演算の高速化を図ることができ、応答性を高めることができる。
この場合、第一方向用被検出体の第一方向の固有振動数は、第一方向用被検出体の第二方向の固有振動数に比べて小さく設定されるようにしてもよい。これにより、第一方向の振動を高精度に且つ確実に検出できる。
また、第二方向用被検出体の第二方向の固有振動数は、第二方向用被検出体の第一方向の固有振動数に比べて小さく設定されるようにしてもよい。これにより、第二方向の振動を高精度に且つ確実に検出できる。
また、第一方向用被検出体と第二方向用被検出体は、一体部材としてもよい。つまり、被検出体が一つであるため、取付性、部品点数の低減により、低コスト化を図ることができる。
本発明の建物の能動型制振装置によれば、建物周囲を車両が通過することに起因する建物の振動のような短時間の振動に対して制振効果を発揮でき、且つ、地震計や高度な計算機を用いることなく簡易的に安価に地震による建物の振動に対して能動的に制振できる。
次に、実施形態を挙げ、本発明をより詳しく説明する。
<第一実施形態>
第一実施形態の建物の能動型制振装置1について、図1〜図5を参照して説明する。図1は、第一実施形態の建物の能動型制振装置1が建物に配置された状態を示す図である。図2は、質量部材20およびアクチュエータ40の平面図である。図3は、被検出体50の斜視図である。図4は、建物の能動型制振装置1を示すブロック図である。図5は、コントローラ80の処理を示すフローチャートである。ここで、制振対象である建物2は、屋根を有する3階建てであり、3階の天井裏であって屋根下空間である屋根裏部屋を有する建物を例に挙げて説明する。つまり、屋根裏部屋が建物2の最上階に相当する。
図1に示すように、建物の能動型制振装置1は、ベース10と、質量部材20と、四個の弾性支持部材30と、アクチュエータ40と、被検出体50と、第一検出器60と、第二検出器70と、コントローラ80とから構成される。
図1および図2に示すように、ベース10は、水平面11と、第一垂直面12と、第二垂直面13とから構成される。水平面11は、屋根裏床面3上に配置されている。つまり、水平面11は屋根裏床面3に平行に取り付けられている。第一垂直面12は、水平面11に対して垂直であって、水平方向のうち第一方向Xに対して直交するように、水平面11に立設されている。また、第二垂直面13は、水平面11に対して垂直であって、水平方向のうち第一方向Xに直交する第二方向Yに対して直交するように、水平面11に立設されている。つまり、ベース10は、建物2に固定されている。
質量部材20は、金属製からなり、所定の質量を有している。この質量部材20は、直方体、具体的には、所定の厚みを有する矩形平板状に形成されている。この質量部材20の矩形平板状の縦横長さは、ベース10の水平面11の縦横長さよりも、それぞれ短い長さに形成されている。そして、質量部材20は、ベース10の水平面11に平行に離隔して配置されている。つまり、質量部材20は、地面に水平となるように配置されている。さらに、質量部材20は、第一垂直面12および第二垂直面13に対しても、第一方向Xおよび第二方向Yに離隔して配置されている。
四個の弾性支持部材30は、それぞれ、積層ゴムからなる。この弾性支持部材30は、質量部材20の下面とベース10の水平面11との間に配置され、質量部材20をベース10に対して弾性支持している。具体的には、弾性支持部材30の積層の一端側が、質量部材20の下面の四隅に取り付けられ、他端側が、ベース10の水平面11に取り付けられている。従って、質量部材20は、建物2に対して水平方向に相対移動可能となるように弾性支持されている。
アクチュエータ40は、ベース10および質量部材20に取り付けられ、建物2に対して質量部材20を水平方向のうち第一方向Xおよび第二方向Yへ移動させる。このアクチュエータ40は、第一リニアモータ41と、第二リニアモータ42と、第三リニアモータ43と、第一摺動部材44と、第二摺動部材45と、第三摺動部材46とから構成される。第一リニアモータ41は、第一垂直面12に対して駆動軸41aを水平方向のうち第一方向Xに移動可能となるように、第一垂直面12に固定されている。第二リニアモータ42および第三リニアモータ43は、いずれも、第二垂直面13に対して駆動軸42a、43aを水平方向のうち第二方向Yに移動可能となるように、第二垂直面13に固定されている。
第一摺動部材44は、質量部材20の側面のうち第一垂直面12に対向する面(図2の右面)に取り付けられ、第二方向Yに向かって摺動可能とされている。この第一摺動部材44の端部は、第一リニアモータ41の駆動軸41aの端部にピン結合されている。従って、第一摺動部材44は、第一リニアモータ41の駆動軸41aに対して、ベース10の水平面11に対して垂直軸回りに回転可能となる。
第二摺動部材45および第三摺動部材46は、質量部材20の側面のうち第二垂直面13に対向する面(図2の下面)に取り付けられ、第一方向Xに向かって摺動可能とされている。そして、第二摺動部材45の端部は、第二リニアモータ42の駆動軸42aの端部にピン結合されている。従って、第二摺動部材45は、第二リニアモータ42の駆動軸42aに対して、ベース10の水平面11に対して垂直軸回りに回転可能となる。また、第三摺動部材46の端部は、第三リニアモータ43の駆動軸43aの端部にピン結合されている。従って、第三摺動部材46は、第三リニアモータ43の駆動軸43aに対して、ベース10の水平面11に対して垂直軸回りに回転可能となる。
被検出体50は、第一方向Xに振動させる第一被検出体51と、第二方向Yに振動させる第二被検出体52とから構成される。第一被検出体51(本発明における「第一方向用被検出体」に相当する)は、図1および図3に示すように、建物2に比べて非常に小型な金属板からなる。そして、第一被検出帯51は、鉛直方向且つ第二方向Yに平行となるように、建物2の基礎4に固定されている。つまり、第一被検出体51は、第一方向Xに揺動するように振動しやすく、且つ、第二方向Yには揺動しにくくなるように配置されている。また、第一被検出体51は、質量部材20が配置される屋根裏床面3よりも階下に取り付けられている。そして、この第一被検出体51の第一方向Xの固有振動数fx1は、第一方向Xにおける建物2の固有振動数Fxに一致する。一方、第一被検出体51の第二方向Yの固有振動数fy1は、第一方向Xにおける固有振動数fx1に比べて非常に大きな値である。ここで、第一被検出体51の第一方向Xの固有振動数fx1が、本発明における「第一固有振動数」に相当する。
つまり、第一被検出体51の第一方向Xへの振動状態は、建物2が第一方向Xへ振動する状態と実質的に同一状態となる。従って、地盤5から建物2に振動が伝達される際に、建物2が第一方向Xへ振動し始めたと同時に、第一被検出体51が振動し始める。そして、第一被検出体51は、建物2に比べて非常に小型である。従って、第一被検出体51は、建物2の第一方向Xへの振動を実質的に増幅した状態で振動する。つまり、建物2が第一方向Xへ大きく振動する状態となる前に、第一被検出体51が大きく振動する状態となる。
第二被検出体52(本発明における「第二方向用被検出体」に相当する)は、建物2に比べて非常に小型な金属板からなる。そして、鉛直方向且つ第一方向Xに平行となるように、建物2の基礎4に固定されている。つまり、第二被検出体52は、第二方向Yに揺動するように振動しやすく、且つ、第一方向Xには揺動しにくくなるように配置されている。また、第二被検出体52は、質量部材20が配置される屋根裏床面3よりも階下に取り付けられている。そして、この第二被検出体52の第二方向Yの固有振動数fy2は、第二方向Yにおける建物2の固有振動数Fyに一致する。一方、第二被検出体52の第一方向Xの固有振動数fx2は、第二方向Yにおける固有振動数fy2に比べて非常に大きな値である。ここで、第二被検出体52の第二方向Yの固有振動数fy2が、本発明における「第二固有振動数」に相当する。
つまり、第二被検出体52の第二方向Yへの振動状態は、建物2が第二方向Yへ振動する状態と実質的に同一状態となる。従って、地盤5から建物2に振動が伝達される際に、建物2が第二方向Yへ振動し始めたと同時に、第二被検出体52が振動し始める。そして、第二被検出体52は、建物2に比べて非常に小型である。従って、第二被検出体52は、建物2の第二方向Yへの振動を実質的に増幅した状態で振動する。つまり、建物2が第二方向Yへ大きく振動する状態となる前に、第二被検出体52が大きく振動する状態となる。
第一検出器60は、第一方向用検出器61と、第二方向用検出器62とから構成される。第一方向用検出器61は、第一被検出体51の先端側に取り付けられ、第一方向Xの振動を検出する。第二方向用検出器62は、第二被検出体52の先端側に取り付けられ、第二方向Yの振動を検出する。そして、第一方向用検出器61および第二方向用検出器62は、例えば、加速度センサなどが用いられる。
第二検出器70は、建物2の屋根裏床面3に取り付けられ、建物2の屋根裏床面3の振動を検出する。この第二検出器70は、建物の2の屋根裏床面3の第一方向Xおよび第二方向Yの振動を検出する。この第二検出器70は、例えば、加速度センサなどが用いられる。
ここで、第一方向用検出器61、第二方向用検出器62、および、第二検出器70との関係について説明する。上述したように、地盤5から建物2に振動が伝達される際に、第一被検出体51および第二被検出体52は、建物2が大きく振動する状態となる前に、大きく振動する状態となる。従って、第一方向用検出器61および第二方向用検出器62は、第二検出器70が振動を検出する前に、該当振動を検出する。一方、第二検出器70は、建物2自体の振動を検出する。従って、質量部材20を移動させることで建物2の振動が減衰している場合、第二検出器70は、減衰された現実の振動を検出する。これに対して、質量部材20の移動により建物2の振動が減衰したとしても、第一被検出体51および第二被検出体52の振動は質量部材20によっては減衰されない。従って、第一方向用検出器61および第二方向用検出器62は、質量部材20によって減衰された建物2の現実の振動を検出することはできない。
コントローラ80(本発明における「制御部」に相当する)は、図4に示すように、第一方向用検出器61、第二方向用検出器62、および、第二検出器70による検出振動に基づいて、アクチュエータ40を制御する。このコントローラ80の処理について図5を参照して説明する。
図5に示すように、コントローラ80は、まず、第一検出器60(第一方向用検出器61および第二方向用検出器62)から検出振動を入力したか否かを判定する(ステップS11)。具体的には、第一方向用検出器61が第一被検出体51の第一方向Xへの振動を検出したか、または、第二方向用検出器62が第二被検出体52の第二方向Yへの振動を検出したか否かを判定する。続いて、第一方向用検出61および第二方向用検出器62が、何れも該当振動を検出していない場合には(ステップS11:No)、そのまま処理を終了する。
一方、第一方向用検出器61および第二方向用検出器62の少なくとも一方が、該当振動を検出した場合には(ステップS11:Yes)、初期制御を開始する(ステップS12)。初期制御とは、第一方向用検出器61および第二方向用検出器62の検出振動に基づいて、アクチュエータ40を制御することである。具体的には、第一方向用検出器61が振動を検出した場合には、当該検出振動に基づいて、コントローラ80は、第一リニアモータ41を制御する。そして、第一方向Xへ質量部材20を能動的に移動させて、第一方向Xへの建物2の振動を抑制する。また、第二方向用検出器62が振動を検出した場合には、当該検出振動に基づいて、コントローラ80は、第二リニアモータ42および第三リニアモータ43を制御する。そして、第二方向Yへ質量部材20を能動的に移動させて、第二方向Yへの建物2の振動を抑制する。
続いて、第二検出器70から検出振動を入力したか否かを判定する(ステップS13)。そして、第二検出器70が振動を検出していない場合には(ステップS13:No)、ステップS12に戻り、初期制御を継続する。
一方、第二検出器70が振動を検出した場合には(ステップS13:Yes)、継続的制御を開始する(ステップS14)。継続的制御とは、第二検出器70の検出振動に基づいて、アクチュエータ40を制御することである。具体的には、第二検出器70が第一方向Xへの振動を検出した場合には、当該検出振動に基づいて、コントローラ80は、第一リニアモータ41をフィードバック制御する。そして、第一方向Xへ質量部材20を能動的に移動させて、第一方向Xへの建物2の振動を抑制する。また、第二検出器70が第二方向Yへの振動を検出した場合には、当該検出振動に基づいて、コントローラ80は、第二リニアモータ42および第三リニアモータ43をフィードバック制御する。そして、第二方向Yへ質量部材20を能動的に移動させて、第二方向Yへの建物2の振動を抑制する。
続いて、第二検出器70から検出振動を入力したか否かを再び判定する(ステップS15)。そして、第二検出器70が振動を検出し続けている場合には(ステップS15:Yes)、ステップS14に戻り、継続的制御を継続する。一方、第二検出器70が振動を検出しなくなった場合には(ステップS15:No)、処理を終了する。
以上説明した構成からなる建物の能動型制振装置1によれば、第一被検出体51の第一方向Xの固有振動数fx1を、建物2の第一方向Xの固有振動数Fxに一致させている。また、第二被検出体52の第二方向Yの固有振動数fy2を、建物2の第二方向Yの固有振動数Fyに一致させている。従って、第一、第二被検出体51、52の振動状態は、建物2の振動状態を増幅したものとなる。これに加えて、第一、第二被検出体51、52は、建物2が大きく振動する状態になる前に、大きく振動する状態となる。従って、より早期に且つ高精度に、建物2の振動を検出できる。このような早期且つ高精度な検出振動に基づいて、質量部材20を能動的に移動させることにより、より制振性能を高めることが出来る。これにより、建物2の周囲を車両などが通過することに起因する建物2の振動に対して、確実に制振効果を発揮できる。もちろん、地震による建物2の振動に対しても、確実に制振効果を発揮できる。そして、非常に簡易的に且つ安価に、建物2の制振を図ることができる。
また、第二検出器70の検出振動に基づいて、フィードバック制御を行っている。これにより、継続的に建物2の振動に対して、より高精度に制振効果を発揮できる。
<第一実施形態の変形態様>
次に、第一実施形態の変形態様について、図6を参照して説明する。図6は、被検出体150の斜視図である。ここで、第一実施形態の変形態様における建物の能動型制振装置は、上記第一実施形態の建物の能動型制振装置1に対して、被検出体150が相違する。そこで、被検出体150のみについて説明し、その他の構成については、同一符号を付して説明を省略する。
被検出体150は、建物2に比べると非常に小型な金属製の四角柱状からなり、鉛直方向に延びるように、建物2の基礎4に固定されている。この被検出体150の四個の側面が、第一方向Xおよび第二方向Yに平行または垂直となるように、基礎4に固定されている。そして、この被検出体150の第一方向Xの固有振動数fxは、第一方向Xにおける建物2の固有振動数Fxに一致する。さらに、被検出体150の第二方向Yの固有振動数fyは、第二方向Yにおける建物2の固有振動数Fyに一致する。つまり、第一実施形態の第一被検出体51と第二被検出体52を実質的に一体にしたものである。被検出体150を上記のようにした場合にも、第一実施形態と同様の効果を奏する。
<第二実施形態>
次に、第二実施形態の建物の能動型制振装置100について、図7〜図10を参照して説明する。図7は、建物の能動型制振装置100を示すブロック図である。図8は、コントローラ180の処理を示すフローチャートである。図9は、建物2の減衰特性を示す図である。図10は、コントローラ180が予め記憶するマップである。ここで、第二実施形態における建物の能動型制振装置100は、上記第一実施形態の建物の能動型制振装置100に対して、コントローラ180が相違するとともに、第二検出器70を備えない。そこで、コントローラ180のみについて説明し、その他の構成については、同一符号を付して説明を省略する。
コントローラ180は、図7に示すように、第一方向用検出器61および第二方向用検出器62による検出振動に基づいて、アクチュエータ40を制御する。このコントローラ180は、まず、第一検出器60(第一方向用検出器61および第二方向用検出器62)から新たな検出振動を入力したか否かを判定する(ステップS21)。ここで、新たな検出振動とは、現在被検出体50が振動している振動発生原因に対して、異なる振動発生原因に起因して被検出体50が振動する場合の検出振動である。つまり、ある車両が建物2の周囲を通過することに起因して建物2が振動した後に、後続車両が建物2の周囲を通過することに起因して建物2が振動した場合には、この後続車両の通過に起因する振動は、新たな検出振動となる。
そして、第一検出器60から新たな検出振動を入力しない場合には(ステップS21:No)、そのまま処理を終了する。一方、第一検出器60から新たな検出振動を入力した場合には(ステップS21:Yes)、マップ制御を開始する(ステップS22)。マップ制御とは、コントローラ180が予め記憶したマップに基づいて、アクチュエータ40を制御する。
ここで、マップについて図9および図10を参照して詳細に説明する。建物2は、建物2が振動した場合には、建物2自体で減衰する能力を有している。つまり、図9の実線にて示すような建物2自体の減衰特性を有する。このように、建物2が振動し始めてから時間が経過するにつれて、建物2の振動が減衰していく。さらに、建物2が振動し始めた場合にアクチュエータ40を能動的に制御することにより、建物2の減衰特性は、図9の破線にて示すようになる。つまり、より早期に建物2の振動が減衰する。
このように、建物2自体の減衰特性、および、アクチュエータ40を能動的に制御した場合における建物2の減衰特性は、振動の大きさ、すなわち初期振幅毎に異なり、それぞれ予め把握することができる。
そこで、図10に示すように、初期振幅毎に、時間経過に対するアクチュエータ40の出力に関するマップを予め形成することができる。そして、これらのマップをコントローラ180が予め記憶しておく。そして、コントローラ180は、第一検出器60が新たに検出した検出振動の初期振幅に応じて、適切なマップを選択し、その後、選択したマップに基づいてアクチュエータ40を制御する。
これにより、確実に建物2を能動的に制振することができる。また、マップ制御を行うので、迅速な処理を行うことができ、応答性を高めることができる。第一検出器60の他に検出器を持ちいらないため、低コスト化を図ることができる。
<その他>
なお、上記実施形態においては、被検出体50、150は、建物2の基礎4に固定した。この他に、被検出体50、150は、建物2の地盤5に固定してもよい。ここでいう地盤5とは、建物2の基礎4により囲まれる地盤、または、建物2の基礎4の近傍の地盤である。この場合には、実質的に、被検出体50、150を建物2の基礎4に固定した場合と同等の効果を奏することができる。
また、被検出体50、150は、建物2自体に取り付けるようにしてもよい。このとき、早期に振動を検出するためには、質量部材20の取付階よりも階下であることが必要となる。ただし、建物2の基礎4または地盤5に被検出体50、150を固定する方が、より早期に振動を検出できる。
第一実施形態の建物の能動型制振装置1が建物に配置された状態を示す図である。 質量部材20およびアクチュエータ40の平面図である。 被検出体50の斜視図である。 建物の能動型制振装置1を示すブロック図である。 コントローラ80の処理を示すフローチャートである。 第一実施形態の変形態様における被検出体150の斜視図である。 建物の能動型制振装置100を示すブロック図である。 コントローラ180の処理を示すフローチャートである。 建物2の減衰特性を示す図である。 コントローラ180が予め記憶するマップである。
符号の説明
1:建物の能動型制振装置、 2:建物、 3:屋根裏床面、 4:基礎、 5:地盤、
10:ベース、 11:水平面、 12:第一垂直面、 13:第二垂直面、
20:質量部材、 30:弾性支持部材、
40:アクチュエータ、 41:第一リニアモータ、 41a:駆動軸、
42:第二リニアモータ、 42a:駆動軸、
43:第三リニアモータ、 43a:駆動軸、
44:第一摺動部材、 45:第二摺動部材、 46:第三摺動部材、
50、150:被検出体、 51:第一被検出体、 52:第二被検出体、
60:第一検出器、 61:第一方向用検出器、 62:第二方向用検出器、
70:第二検出器、
80、180:コントローラ、
X:第一方向、 Y:第二方向

Claims (9)

  1. 建物を能動的に制振する建物の能動型制振装置であって、
    前記建物の上階に、前記建物に対して相対移動可能に弾性支持された質量部材と、
    前記建物に取り付けられ、前記建物に対して前記質量部材を移動させるアクチュエータと、
    前記建物より小型であって、前記建物のうち前記質量部材の取付階よりも階下に取り付けられ、前記建物の固有振動数に一致する固有振動数を有する被検出体と、
    前記被検出体の振動を検出する第一検出器と、
    前記第一検出器による検出振動に基づいて前記アクチュエータを制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする建物の能動型制振装置。
  2. 前記被検出体は、前記建物の基礎または前記建物の地盤に取り付けられる請求項1に記載の建物の能動型制振装置。
  3. 前記建物のうち前記質量部材の取付階に取り付けられ、前記建物の前記取付階の振動を検出する第二検出器を備え、
    前記制御部は、前記第一検出器による検出振動に基づいて前記アクチュエータの制御を開始し、前記第二検出器により振動を検出した後は前記第二検出器による検出振動に基づいて前記アクチュエータを制御する請求項1または2に記載の建物の能動型制振装置。
  4. 前記制御部は、前記第二検出器による検出振動に基づいて前記アクチュエータをフィードバック制御する請求項3に記載の建物の能動型制振装置。
  5. 前記制御部は、
    前記第一検出器による検出振動の振幅に応じて、前記アクチュエータを制御した場合における前記建物の減衰特性を予めマップとして記憶し、
    前記第一検出器による検出振動および前記マップに基づいて、前記アクチュエータを制御する請求項1または2に記載の建物の能動型制振装置。
  6. 前記質量部材は、前記建物に対して水平方向へ相対移動可能に支持され、
    前記アクチュエータは、前記質量部材を水平方向のうち直交する第一方向および第二方向へ移動させ、
    前記被検出体は、前記第一方向における前記建物の固有振動数に一致する第一固有振動数を有する第一方向用被検出体と、前記第二方向における前記建物の固有振動数に一致する第二固有振動数を有する第二方向用被検出体と、を備え、
    前記第一検出器は、前記第一方向用被検出体に取り付けられ前記第一方向用被検出体の振動を検出する第一方向用検出器と、前記第二方向用被検出体に取り付けられ前記第二方向用被検出体の振動を検出する第二方向用検出器と、を備え、
    前記制御部は、前記第一方向用検出器および前記第二方向用検出器による検出振動に基づいて前記アクチュエータを制御する請求項1〜5の何れか一項に記載の建物の能動型制振装置。
  7. 前記第一方向用被検出体の前記第一方向の固有振動数は、前記第一方向用被検出体の前記第二方向の固有振動数に比べて小さく設定される請求項6に記載の建物の能動型制振装置。
  8. 前記第二方向用被検出体の前記第二方向の固有振動数は、前記第二方向用被検出体の前記第一方向の固有振動数に比べて小さく設定される請求項6に記載の建物の能動型制振装置。
  9. 前記第一方向用被検出体と前記第二方向用被検出体は、一体部材である請求項6に記載の建物の能動型制振装置。
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JP2019044532A (ja) * 2017-09-06 2019-03-22 ヤクモ株式会社 制振装置
JP2019066356A (ja) * 2017-10-02 2019-04-25 旭化成ホームズ株式会社 地震計の設置構造及び地震計の設置方法
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