WO2022059485A1 - 軸受 - Google Patents

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    • F16C19/02Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
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    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/38Ball cages

Definitions

  • the present invention relates to bearings.
  • a gap C is formed between the inner peripheral surface of the pocket 5 and the outer peripheral surface of the ball 3.
  • the reduced diameter portion 5b of the pocket 5 is located on the inner diameter side of the pitch circle diameter PCD of the angular contact ball bearing, and the ball 3 incorporated in the pocket 5 is guided to the reduced diameter portion 5b.
  • a guide gap C1 is formed in the circumferential direction, the axial direction, and the radial direction between the outer peripheral surface of the ball 3 and the inner peripheral surface of the reduced diameter portion.
  • the present invention provides a bearing (rolling bearing) using a cage that can suppress heat generation due to sliding and can be used at a higher rotation speed than the conventional specifications. ..
  • the relief portion can be configured by forming a circumferential concave groove in the axial center portion of the inner diameter surface of the cage. Therefore, the relief portion can be stably and surely formed.
  • the cage may be a cylindrical type, a crown type, or a split type.

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Abstract

内外輪間に介在する転動体をポケットに保持する転動体案内の軸受用保持器備える。ポケットは、円筒状の本体孔部と、本体孔部の内径側に外径側から内径側に向かって縮径する円錐形状の転動体案内部とを備える。転動体案内部の転がり方向側を一部省略して転がり方向側に逃がし部を形成した。

Description

軸受
 本発明は、軸受に関する。
 例えば、工作機械(NC旋盤、研削盤、NC専用機等)や産業機械(成形機、プレス機等)において、転がり軸受として、特許文献1等に記載のアンギュラ玉軸受を用いる場合がある。
 このような転がり軸受(アンギュラ玉軸受)は、図6と図7Aと図7Bに示すように、内輪1と外輪2との間に鋼球等のボールからなる複数の転動体3が介在し、これら転動体3が保持器4で保持されている。内輪1と外輪2の軌道面1a,2aは、接触角θが生じるように形成されている。この場合、内輪1の外径面の軸方向中央部に軌道面1aが設けられたものである。また、外輪2の内径面の中央には軌道面2aが設けられ、軌道面2aから軸方向一方側に内径が端面に向かって大きくなるカウンタボア6が設けられ、軌道面2aから軸方向他方側には肩部7が設けられたものである。
 この場合の保持器4は、円筒形状をなし、周方向に沿って、ボールからなる転動体3が保持されるポケット5が周方向に沿って複数配設されている。各ポケット5には、内径側にボール案内用のテーパ縮径部5bが設けられている。すなわち、ポケット5は、円筒形状孔部の本体部5aと、この本体部5aの内径側に設けられるテーパ縮径部5bとからなる。
 このため、各ポケット5に転動体(ボール)3を組み込むと、ポケット5の内周面とボール3の外周面との間に隙間Cが形成される。また、ポケット5の縮径部5bは、アンギュラ玉軸受のピッチ円径PCDよりも内径側に位置し、ポケット5内に組み込まれたボール3が縮径部5bに案内される。この状態では、ボール3の外周面と縮径部の内周面間に、周方向、軸方向、及び径方向に案内隙間C1が形成される。
 また、従来には、図8と図9Aと図9Bに示すように、保持器4のポケット5の一部に逃がし部を形成したものがある。すなわち、保持器4の軸方向両端部側の径方向長さ(肉厚)を小さくして、保持器4の軸方向両端部側において、ボール3を案内する縮径部5bを省略し、この逃がし部10、10を形成している。
 このように、逃がし部10、10を形成することによって、グリースの転動体3への付着を促進し、軸受内部空間の拡大により初期グリース封入量を増加させ、潤滑性向上を図ったものである。
 また、従来には、ポケット5に径方向溝を設け、保持器外径面側と内径面側の相互間において潤滑剤の流動性を高めることができ、潤滑剤の攪拌による発熱を抑制しようとしたものがある(特許文献2)。
 この特許文献2に記載の保持器4は、図10に示すように、ポケット5は円筒形とされている。このポケット5の円筒形内面14には、径方向に貫通する4本の径方向溝15が形成され、その径方向溝15によってポケット5の円筒形内面14は、保持器周方向で対向する一対の円弧状内面14aと、保持器軸方向で対向する一対の円弧状内面14bとに4分割されている。この場合、保持器周方向で対向する一対の円弧状内面14aのそれぞれ内径側端部にはボールが案内される円錐形案内面16が設けられている。
特開平7-4439号公報 特許第4383766号公報
  ところで、アンギュラ玉軸受の転動体3は、内輪1又は外輪2の回転時には図4のように接触角θ分だけ傾いた自転軸で自転する。このため、ポケット5と転動体3は凡そ転がり方向で摺動する。図5のクロスハッチング部がボール摺動部20を示している。ここで、ポケット5と転動体3の摺動速度は「軸受PCD」、「転動体径」、「内輪又は外輪の回転速度」により決まるため、実使用上容易に抑制する事が出来ない。
 しかし、図4に示す通り転動体の自転速度が一定でも転動体3の自転方向直下の摺動軌跡円寸法(φD)に対し、自転軸方向にシフトした位置での軌跡円寸法(φC→φB→φA)は自転方向直下から離れるほど小さくなることが分かる。
 この摺動軌跡円が小さくなれば同一条件下でのポケット5と転動体3の摺動速度を小さくすることが可能であり、摺動に伴う発熱を抑制でき、従来仕様よりも高速回転速度での使用が可能となる。
 しかしながら、前記した各従来の保持器では、ポケットの転がり方向側には、円錐形案内面(縮径部)が設けられ、摺動軌跡円が小さくできない。このため、摺動に伴う発熱を抑制できず、高速回転速度での使用が比較的難しかった。
 そこで、本発明は、上記課題に鑑みて、摺動に伴う発熱を抑制でき、従来仕様より高速回転速度での使用が可能となる保持器を用いた軸受(転がり軸受)を提供するものである。
 本発明の第1の軸受は、外周面に内輪軌道面を有する内輪と、内周面に外輪軌道面を有する外輪と、前記内輪軌道面と外輪軌道面との間に介在する複数の転動体と、前記転動体をポケットに保持する転動体案内の保持器により構成される軸受であって、前記ポケットは、円筒状の本体孔部と、この本体孔部の内径側に外径側から内径側に向かって縮径する円錐形状の転動体案内部とを備え、前記転動体案内部の転がり方向側を一部省略してこの転がり方向側に逃がし部を形成したものである。
 本発明の第2の軸受は、外周面に内輪軌道面を有する内輪と、内周面に外輪軌道面を有する外輪と、前記内輪軌道面と外輪軌道面との間に介在する複数の転動体と、前記転動体をポケットに保持する転動体案内の保持器により構成される軸受であって、前記ポケットは、楕円乃至長円形状の本体孔部と、この本体孔部の内径側に外径側から内径側に向かって縮径する楕円乃至長円錐形状の転動体案内部とを備え、転がり方向の前記転動体案内部を一部省略してこの転がり方向側に逃がし部を形成したものである。
 本発明の第1・第2の軸受によれば、ポケットの転がり方向側に逃がし部を形成したので、摺動軌跡円を比較的小さくでき、ポケットと転動体との摺動速度を小さくできる。
 前記保持器の内径面の軸方向中央部に、周方向凹溝を形成することによって、前記逃がし部を構成することができる。このため、逃がし部を安定して確実に形成することができる。
 逃がし部の軸方向幅が小さすぎると、摺動軌跡円が大きくなって摺動速度を小さくできず、逆に逃がし部の軸方向幅が大きすぎると、転動体の案内面が小さくなって、転動体が安定して転動しにくくなる。このため、前記逃がし部の軸方向幅を、前記転動体の径をDwとしたときに、0.4Dw~0.8Dwとするのが好ましく、より好ましくは、0.5Dw~0.7Dwである。
 転動体の転がり方向の転動体案内部は、転動体の非案内部である必要がある。しかしながら、逃がし部の径方向幅が小さすぎると、接触するおそれがあり、逆に逃がし部の径方向幅が大きすぎると、保持器としても強度が低くなるおそれがある。このため、逃がし部の径方向幅を、保持器径方向肉厚をDxとしたときに、0.05Dx~0.5Dxとするのが好ましく、より好ましくは、0.1Dx~0.4Dxである。
 本発明では、摺動に伴う発熱を抑制でき、従来の仕様よりも高速回転速度での使用が可能となる。
本発明に係る軸受用保持器を組み込んだ軸受(転がり軸受)の断面図である。 図1の軸受用保持器を示し、径方向外方から見た保持器のポケットの簡略図である。 図1の軸受用保持器を示し、要部断面図である。 本発明に係る他の軸受用保持器のポケットを示し、径方向外方から見た保持器のポケットの簡略図である。 本発明に係る他の軸受用保持器のポケットを示し、要部断面図である。 ボールからなる転動体の摺動軌跡円の径を示す簡略図である。 ポケット内の転動体摺動部位を示す簡略図である。 従来の軸受用保持器を組み込んだ転がり軸受の断面図である。 図6の軸受用保持器を示し、径方向外方から見た保持器のポケットの簡略図である。 図6の軸受用保持器を示し、要部断面図である。 従来の他の軸受用保持器を組み込んだ転がり軸受の断面図である。 図8の軸受用保持器を示し、径方向外方から見た保持器のポケットの簡略図である。 図8の軸受用保持器を示し、要部断面図である。 従来の別の軸受用保持器の簡略図である。
 以下本発明の実施の形態を図1~図3Bに基づいて説明する。図1は、本発明に係る軸受用保持器を組み込んだ転がり軸受(アンギュラ玉軸受)を示している。このアンギュラ玉軸受は、内輪31と、外輪32と、内外輪間に介在する転動体33と、転動体33を保持する保持器34とを備えたものである。
 内輪31の外径面の軸方向中央部に軌道面31aが設けられたものである。また、外輪32の内径面の中央には軌道面32aが設けられ、軌道面32aから軸方向一方側に内径が端面に向かって大きくなるカウンタボア35が設けられ、軌道面32aから軸方向他方側には肩部36が設けられたものである。このため、内輪31の軌道面31aと外輪32の軌道面32aとの間に、接触角θをもって転動体33としてのボール37が転動自在に配置される。
 保持器34は、周方向に沿って所定ピッチで、複数個のポケット40を有し、各ポケット40にボール37が保持される。ポケット40は、円筒状の本体孔部40aと、この本体孔部40aの内径側に外径側から内径側に向かって縮径する円錐形状の転動体案内部40bとを備える。この場合、転動体案内部40bは、このアンギュラ玉軸受のピッチ円径PCDよりも内側(内径側)に形成される。
 このため、ボール37がポケット40に保持された際には、本体孔部40aの内径面とボール37の外周面との間に隙間41が設けられ、ポケット40に組み入れられたボールは転動体案内部40bで案内される。すなわち、この軸受用保持器は、内外輪間に介在する転動体33を転動体案内部40bで案内しポケット40に保持する転動体案内の保持器である。
 ポケット40に組み入れられたボールは転動体案内部40bで案内される状態では、ボール37の外周面と転動体案内部40bのテーパ面42との間に微小隙間Sが形成される。なお、転動体案内部40bのテーパ面42の傾斜角度α(図2B参照)として、ボール37の大きさ等にもよるが、例えば、55°~75°程度に設定される。
 また、図2Bに示すように、この保持器34の内径面の軸方向中央部には、周方向凹溝45が形成されている。この周方向凹溝45は、溝本体部45aと、この溝本体部45aの軸方向端部のテーパ部45bとからなる。このように、周方向凹溝45を設けることによって、転がり方向の転動体案内部40bを一部省略して転がり方向側に図2Aに示すように逃がし部46が形成されることになる。
 逃がし部46の軸方向幅Wを、転動体33の径をDwとしたときに、W=0.4Dw~0.8Dwとするのが好ましく、より好ましくは、W=0.5Dw~0.7とする。また、逃がし部46の径方向幅Tを、保持器肉厚をDxとしたときに、T=0.05Dx~0.5Dxとするのが好ましく、より好ましくは、T=0.1Dx~0.4Dxとする。
 このように、ポケット40の転がり方向側に逃がし部46を形成したことによって、摺動軌跡円は、図4に示すように、φDではなく、このφDよりも小さい円となる。すなわち、逃がし部46を形成することによって、摺動軌跡円を比較的小さくでき、ポケット40と転動体33との摺動速度を小さくできる。このため、摺動に伴う発熱を抑制でき、従来の仕様よりも高速回転速度での使用が可能となる。また、逃がし部46の軸方向幅Wが小さすぎると、摺動軌跡円が大きくなって摺動速度を小さくできず、逆に逃がし部46の軸方向幅Wが大きすぎると、転動体33の案内部40bが小さくなって、転動体33が安定して転動しにくくなる。このため、逃がし部46の軸方向幅Wを、転動体33の径をDwとしたときに、W=0.4Dw~0.8Dwとするのが好ましく、より好ましくは、W=0.5Dw~0.7Dwである。
 転動体33の転がり方向の転動体案内部40bは、転動体33の非案内部である必要がある。しかしながら、逃がし部46の径方向幅が小さすぎると、転動体33(ボール37)が接触するおそれがあり、逆に逃がし部46の径方向幅が大きすぎると、保持器34としても強度が低くなるおそれがある。このため、逃がし部46の径方向幅Tを、保持器径方向肉厚をDxとしたときに、T=0.05Dx~0.5Dxとするのが好ましく、より好ましくは、T=0.1Dx~0.4Dxである。
 ところで、前記実施形態では、ポケット40の本体孔部40aを円筒状としていたが、図3A及び図3Bに示すように、ポケット40の本体孔部40aを、長軸が転がり方向に沿う長円形状の孔部から構成したものであってもよい。この場合も、本体孔部40aの内径側に外径側から内径側に向かって縮径する転動体案内部40bを備えているが、転動体案内部40bが長円錐形状とされる。
 そして、転がり方向の転動体案内部40bを一部省略してこの転がり方向側に逃がし部46を形成している。すなわち、保持器34の内径面の軸方向中央部に周方向凹溝45を設けることによって、逃がし部46を形成している。
 このため、本体孔部40aを長円形状の孔部から構成したものであっても、摺動軌跡円を比較的小さくでき、ポケット40と転動体33との摺動速度を小さくできるので、図2A及び図2Bに示すような本体孔部40aを円形状の孔部で形成したものと、同様の作用効果を奏することができる。
 図3A及び図3Bでは、本体孔部40aを長円形状の孔部から構成していたが、本体孔部40aを楕円形状の孔部から構成してもよい。この場合、本体孔部40aの内径側に外径側から内径側に向かって縮径する転動体案内部40bとしては、楕円錐形状とされる。また、保持器34の内径面の軸方向中央部に周方向凹溝45を設けることによって、逃がし部46を形成している。従って、このように本体孔部40aを楕円形状の孔部から構成しても、本体孔部40aを円形状の孔部で形成したものと、同様の作用効果を奏することができる。
 以上、本発明の実施形態につき説明したが、本発明は前記実施形態に限定されることなく種々の変形が可能であって、図1と図2Aと図2Bに示す軸受では、外輪32の内径面に、カウンタボア35と肩部36を形成したものとしたが、内輪31の外径面に、カウンタボアと肩部を形成したものであっても、内輪31の外径面と外輪32の内径面とにそれぞれカウンタボアと肩部を形成したものであってもよい。
 また、前記各実施形態では、保持器34の内径面の軸方向中央部に周方向凹溝45を形成することで、逃がし部46を形成したが、周方向凹溝45を設けることなく、ポケット40の転動体案内部40bのみを切り欠いて、逃がし部46を形成するようにしてもよい。逃がし部46の底部として、各実施形態では、平坦面であったが、凹円弧面や、扁平Vの字形状等であってもよい。
 転がり軸受をアンギュラ玉軸受とし、保持器を円筒型のものとしたが、本発明に係る玉軸受は、深溝玉軸受にも適用することができ、保持器も冠型や分割型のものとすることもできる。
 NC旋盤当の工作機械や成形機等の産業機械に用いる転がり軸受であるアンギュラ玉軸受に適用することができる。また、深溝玉軸受であってもよい。保持器として、円筒型や冠型であっても、さらには分割型であってもよい。
31   内輪
32   外輪
33   転動体
34   保持器
37   ボール
40   ポケット
40a 本体孔部
40b 転動体案内部
45   周方向凹溝
46   逃がし部
PCD ピッチ円径

Claims (7)

  1.  外周面に内輪軌道面を有する内輪と、内周面に外輪軌道面を有する外輪と、前記内輪軌道面と外輪軌道面との間に介在する複数の転動体と、前記転動体をポケットに保持する転動体案内の保持器により構成される軸受であって、
     前記ポケットは、円筒状の本体孔部と、この本体孔部の内径側に外径側から内径側に向かって縮径する円錐形状の転動体案内部とを備え、前記転動体案内部の転がり方向側を一部省略してこの転がり方向側に逃がし部を形成したことを特徴とする軸受。
  2.  外周面に内輪軌道面を有する内輪と、内周面に外輪軌道面を有する外輪と、前記内輪軌道面と外輪軌道面との間に介在する複数の転動体と、前記転動体をポケットに保持する転動体案内の保持器により構成される軸受であって、
     前記ポケットは、楕円乃至長円形状の本体孔部と、この本体孔部の内径側に外径側から内径側に向かって縮径する楕円乃至長円錐形状の転動体案内部とを備え、転がり方向の前記転動体案内部を一部省略してこの転がり方向側に逃がし部を形成したことを特徴とする軸受。
  3.  前記保持器の内径面の軸方向中央部に、周方向凹溝を形成することによって、前記逃がし部を構成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の軸受。
  4.  前記逃がし部の軸方向幅を、前記転動体の径をDwとしたときに、0.4Dw~0.8Dwとしたことを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の軸受。
  5.  前記逃がし部の軸方向幅を、前記転動体の径をDwとしたときに、0.5Dw~0.7Dwとしたことを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の軸受。
  6.  前記逃がし部の径方向幅を、保持器径方向肉厚をDxとしたときに、0.05Dx~0.5Dxとしたことを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の軸受。
  7.  前記逃がし部の径方向幅を、保持器径方向肉厚をDxとしたときに、0.1Dx~0.4Dxとしたことを特徴とする請求項1~請求項3のいずれか1項に記載の軸受。
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