JP4827942B2 - 乗客コンベア - Google Patents

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Description

本発明はエスカレーターや電動道路等の乗客コンベアに係り、特に、その枠体の構成を工夫した乗客コンベアに関する。
従来から、乗客コンベアの枠体の軽量化と、溶接作業を低減して生産性を向上させるために、鋼板の縁部を折り曲げて上弦部を構成する上辺部と、下弦部を構成する下辺部と、これら上辺部と下辺部の間の側面部と、この側面部に上辺部から下辺部に至ってスポット溶接し枠体の長手方向の複数箇所に配置した縦部材とで側枠体を構成し、この側枠体を左右に離間させてその間を横桁で連結して枠体を構成したものが、特許文献1に示すように、既に提案されている。
実公昭58−42373号公報
上記特許文献1に記載の枠体は、その長手方向に亘って複数の縦部材をスポット溶接しているので、その溶接熱によって縦部材を含めて溶接部が熱変形する。そのため、縦部材に欄干や踏板走行用のガイドレールを取付けている一般的な乗客コンベアにおいては、熱変形により変形した縦部材に対しての欄干やガイドレールの取付位置を、手作業で修復しなければならず、生産性を低下させていた。
さらに、新型の乗客コンベアにリニューアルする場合には、旧乗客コンベアの縦部材がスポット溶接によって鋼板に固定されているので、旧乗客コンベアを解体して撤去する際には、ガスバーナなどで溶断しながら分解しなければならず、解体作業に長時間を費やす問題があった。
本発明の目的は、枠体の軽量化は勿論のこと、枠体の生産性を向上でき、また枠体の解体作業を簡単に行い得る乗客コンベアを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、鋼板の周縁を断面L字状に折り曲げて上弦部となる上辺と下弦部となる下辺と連結部となる連結辺とこれらに囲まれた側面とを有する側枠ユニットを複数形成すると共に、隣接する側枠ユニットの連結辺同士を連結部材を介して締結し、かつ、前記鋼板の上辺と下辺と側面とに締結された縦部材を設けて左右の側枠体を構成し、この左右の側枠体の前記縦部材を横桁で連結するように構成したのである。
上記のように鋼板による折り曲げ成形材で構成した各部材を締結によって連結して枠体を構成することで、型材を用いて枠体を構成していた場合に比べて、軽量化を図ることができるのは勿論、スポット溶接が不要となるので、溶接熱による熱変形した各部材の取付位置の修復がなくなり、その分、生産性を向上させることができる。
さらに、締結用のボルト・ナットを用いることで、リニューアル時の枠体の分解が容易になり、解体作業に長時間を費やす必要はなくなった。
以上説明したように本発明によれば、枠体の軽量化は勿論のこと、枠体の生産性を向上でき、また枠体の解体作業を簡単に行い得る乗客コンベアを得ることができる。
本発明による乗客コンベアに一実施の形態を示すエスカレーターの概略側面図。 図1のA−A線に沿う縦断拡大図。 図1のB−B線に沿う左半分の縦断拡大図。 図2のC−C線に沿う側面図。 図4のD−D線に沿う一部省略拡大横断面図。
以下、本発明による乗客コンベアの一実施の形態を、図1〜図5に示すエスカレーターについて説明する。
エスカレーター1は、建築構造物の上階2及び下階3に跨って設置された枠体4と、この枠体4の長手方向両端部に設けた機械室を上から塞ぐ上部乗降床5A及び下部乗降床5Bと、これら上部乗降床5A及び下部乗降床5Bの間の枠体4内を踏段チェーン6によって無端状に連結されて循環移動する踏段7と、前記踏段チェーン6を駆動する駆動装置8と、踏段7の移動方向に沿って前記枠体4に立設された欄干パネル9と、この欄干パネル9の周縁に沿って前記踏段7と同期して駆動される移動手摺10とを有している。
尚、前記踏段7は、走行輪7Wが軸支されており、往路側では乗客が搭乗する踏板が常に水平に保持されて移動するように枠体4内に設置した後述するガイドレールに案内されている。
前記枠体4は、左右の側枠体11A,11Bと、これら左右の側枠体11A,11Bを連結する複数の横桁12A,12Bとを有している。そして本実施の形態において、枠体4は、上部枠体4Aと、中間枠体4Bと、下部枠体4Cとに分割構成されており、夫々は接続部C1,C2で接続されている。そして、約30度の傾斜角度に傾斜させるために、上部枠体4Aには、下向きに傾斜するための折れ点部Q1,P1が形成され、下部枠体4Cには、上向きに傾斜するための折れ点部Q2,P2が形成されている。
そして、枠体4を構成する側枠体11A,11Bは、上部枠体4A、中間枠体4B、下部枠体4Cごとに鋼板により形成されている。即ち、鋼板の周縁を同じ方向に断面L字状に折り曲げ成形し、上弦部となる上辺11aと、下弦部となる下辺11bと、連結部となる連結辺11cと、これらに囲まれた側面11dとを有する側枠ユニットを形成している。尚、側枠体11A,11Bは同じ構成をしているので、詳細な説明は、側枠体11Bについて説明する。
このように成形した側枠ユニットは、図4に示すように、連結部材13が取付けられている。即ち、この連結部材13は、側枠ユニットの上辺11aと連結辺11cとで囲まれた内側に設置され、前記上辺11aとボルト締結される上部連結部位13aと、前記連結辺11cとボルト締結される連結部位13bと、側面11dとボルト連結される側面部位13cとで締結面を形成している。尚、側枠ユニットの下辺11bと連結辺11cとで囲まれた内側に設置される連結部材13は、前記下辺11bとボルト締結される下部連結部位13dと、前記連結辺11cとボルト締結される連結部位13bと、側面11dとボルト連結される側面部位13cとを有する。そして、連結部材13を側枠ユニットに対して夫々ボルト締結しておき、その後、上部枠体4A、中間枠体4B、下部枠体4Cごとに形成された側枠ユニットの連結を行うのである。
その連結作業は、上部枠体4A、中間枠体4B、下部枠体4Cごとに形成された側枠ユニットの隣接する連結辺11c同士を接触させた状態で、その接触させた隣接する連結辺11cを夫々連結部材13で挟み込むようにし、その状態で隣接する連結部位13bに跨ってボルトBを貫通させて締結し接続するのである。このとき、隣接する側枠ユニットの上辺11a及び下辺11bが上下方向にずれないように、対向する二つの連結部材13及び隣接する二つの連結辺11cに位置決め穴13Hを設け、この位置決め穴13Hに位置決めピン14を挿入してから、ボルトBによる締結を行うことで、側枠体11A,11Bの組立精度を向上することができる。
このように構成された左右の側枠体11A,11Bには、側面11dと上辺11aと下辺11bとに亘って縦部材であるレールブラケット15がボルト締結によって固定されている。このレールブラケット15も鋼板の折り曲げ成形によって構成されており、側枠ユニットの上辺11aとボルト締結される上部固定部位15aと、下辺11bとボルト締結される下部固定部位15bと、側面11dとボルト連結される側面固定部位15cとを有する。そして、これら側面固定部位15cに対して部材取付部位15dが対向する側枠体11A,11Bに向かって張出しており、この部材取付部位15dには、各部材が取付け固定される取付け座が設けられている。具体的には、踏段7の走行輪7Wを案内する往路側ガイドレール16の取付け座15Aと、走行輪7Wを案内する帰路側ガイドレール17A,17Bの取付け座15B,15Cと、スカートガード18を固定する取付け座15D等が設けられている。
そして、左右両側のレールブラケット15の高さ方向の中間部、云い代えれば往路側の踏段7と帰路側の踏段7の移動軌跡の間に対向する位置に、横桁12Aをボルト連結すると共に、レールブラケット15の下端部に、横桁12Bをボルト連結することで、左右の側枠体11A,11Bの転倒を防止して、枠体4の剛性を確保している。
尚、前記横桁12A,12Bは、枠体4の長手方向に亘って複数設けられており、前記下部に位置する横桁12Bには、オイルパンOPが乗置され、その左右を前記レールブラケット15の下端部にボルト締結して固定している。
以上説明したように本実施の形態によれば、枠体4の構成部品である側枠体11A,11Bを型材を用いず、鋼板を折り曲げ成形して形成した側枠ユニットを長手方向に連結したので、枠体4の軽量化を図ることができる。
そして、側枠ユニットの連結や各部材の連結は、ボルト締結によるものであるために、例えばレールブラケット15や側枠体11A,11Bの溶接熱による変形は一切なく、したがって、各取付け座15A〜15Dの位置調整は必要最小限の調整でよいので、枠体4の生産性を向上することができる。
さらに、リニューアル時のエスカレーター1の解体に際しては、溶接箇所がないので、締結したボルトを弛めて撤去するだけでよいので、枠体4の解体作業を簡単に行うことができる。
ところで、以上の説明において、連結部材13は、側枠ユニットの上辺11aに連結されるものと、下辺11bに連結されるものとに二つ用意したが、部品点数を削減する意味で、図4の2点鎖線で示す連結部材13Aのように、締結面が上辺11aと下辺11bと連結辺11cと側面11dとの4面に同時に連結されるように一体化したものを用いてもよい。
このほか、上部枠体4Aと中間枠体4Bと下部枠体4Cとの接続部C1,C2、云い代えれば、分割位置を、上部枠体4Aの下方に傾斜させた端部と、下部枠体4Cの上方に傾斜させた端部としたが、図1に示すように、上部枠体4Aの折れ点部Q1,P1と、下部枠体4Cの折れ点部Q2,P2において分割するようにしてもよい。このような位置で分割することで、折れ曲がった部位が存在しなくなり、分割された枠体は全て直線状の上部水平区間と、中間傾斜区間と、下部水平区間に分けることができるので、枠体4の製作性や分解しての輸送性を向上させることができる。
また、上記構成によって軽量化は図れるが、更なる軽量化の要求があった場合には、側枠ユニットの側面11dに、図4の2点鎖線で示す三角形状の穴19A,19B,20A,20Bをあけることで、さらなる軽量化を達成することができる。これらの穴19A,19B,20A,20Bをあける際に、側枠体11A,11Bの強度低下を防止する意味で、側面11dの前記ガイドレールブラケット15が位置する部分を避けてあけることが重要である。さらに、三角形状の穴19A,19B,20A,20Bの長辺同士が向かい合うようにすることで、側面11dに斜面部21,22が形成されてトラス形状になるので、側面11dの剛性低下を防止することができる。
ところで、溶接熱による枠体4の変形によって各部材の取付位置が変位した場合、その影響を一番受けるのは往路側ガイドレール16と帰路側ガイドレール17A,17Bの設置位置の変位である。往路側ガイドレール16と帰路側ガイドレール17A,17Bの設置がずれた場合、踏段7を精度よく円滑に案内することができなくなって、踏段走行時に振動や騒音を発生させることになる。そして、踏段7を精度よく円滑に案内しなければならない枠体4の区間は、図1に示すように、上部枠体4Aの折れ点部Q1,P1と下部枠体4Cの折れ点部Q2,P2との間に位置する傾斜区間である。この傾斜区間において溶接熱による部材の変形がなければ、往路側ガイドレール16と帰路側ガイドレール17A,17Bは精度よく設置することができる。一方、枠体4の上部枠体4Aの折れ点部Q1,P1から端部側に延在する水平区間には、駆動装置8や駆動スプロケットDSが設置され、また、下部枠体4Cの折れ点部Q2,P2から端部側に延在する各水平区間には従動スプロケットFSが設置されて、踏段チェーン6を巻き掛けて駆動しているので、これら水平区間は剛性が大きい構造体とすることが望ましい。
そこで、建築構造物の上下階に跨って設置され上部水平区間と中間傾斜区間と下部水平区間とを有する枠体4のうち、上部水平区間と下部水平区間を、型材を用いてボルト締結によって組立てた骨組構造体で構成し、前記枠体の中間傾斜区間に位置する側枠体を、記述の鋼板によって形成した側枠ユニットで構成し、これら上部水平区間と下部水平区間の骨組構造体と側枠ユニットで構成した中間傾斜区間とをボルト締結により連結する。このように構成することで、中間傾斜区間は変形がなくて軽量化が行える構造となり、上部水平区間と下部水平区間は変形がなくて剛性の高い構造となる。ここで、中間傾斜区間は、建築構造物の階床が高い場合には、製作性や輸送性を考慮して長手方向に複数に分割して構成することが望ましい。
尚、上記構成において、枠体4の上部水平区間と下部水平区間を構成する骨組構造体は、夫々前記中間傾斜区間の傾斜と同じ傾斜の傾斜部を有するように構成することで、中間傾斜区間における側枠ユニットを構成する鋼板の形状を四角形状の単純な形状にすることができるので、鋼板の折り曲げ成形が容易になる利点がある。
さらに、上部水平区間と下部水平区間を構成する骨組構造体の構成部材である型材をボルト締結により連結する代わりに、連結部の一部あるいは全部を溶接によって連結するようにしてもよい。それは、骨組構造体の型材が鋼板に比べて熱容量が大きいので、溶接による連結を行っても、鋼板を溶接する場合に比べて、熱変形が僅かで部材の熱変形が少ないからである。
しかし、骨組構造体を型材の溶接接続によって構成した場合、リニューアル時の解体作業を行う場合、溶接接続部を溶断しなければならないが、溶接による連結は上部水平区間と下部水平区間のみとなり、中間傾斜区間とはボルト締結による接続を行っているので、上部水平区間、下部水平区間、中間傾斜区間のように各区間単位で枠体4を解体することで、厄介な溶断作業を最小限にすることができる。
以上の各説明は、乗客コンベアとしてエスカレーターを一例に説明したが、平坦地に設置される電動道路や、傾斜地に設置される電動道路にも適用できるのは云うまでもない。
1…エスカレーター、2…上階、3…下階、4…枠体、4A…上部枠体、4B…中間枠体、4C…下部枠体、5A…上部乗降床、5B…下部乗降床、6…踏段チェーン、7…踏段、7W…走行輪、8…駆動装置、9…欄干パネル、10…移動手摺、11A,11B…側枠体、11a…上辺、11b…下辺、11c連結辺…、11d…側面、12A,12B…横桁、13,13A…連結部材、13a…上部連結部位、13b…連結部位、13c…側面部位、13d…下部連結部位、13H…位置決め穴、14…位置決めピン、15…レールブラケット、15a…上部固定部位、15b…下部固定部位、15c…側面固定部位、15d…部材取付部位、15A〜15D…取付け座、16…往路側ガイドレール、17A,17B…帰路側ガイドレール、18…スカートガード、19A,19B,29A,20B…穴、21,22…斜面部、B…ボルト、OP…オイルパン、Q1,Q2,P1,P2…折れ点部。

Claims (11)

  1. 建築構造物に設置された枠体と、この枠体内に案内され無端状に連結された踏板と、この踏段の移動方向に沿って前記枠体に立設された欄干と、この欄干の周縁に案内され前記踏板と同期して駆動される移動手摺とを備え、前記枠体は、左右の側枠体と、これら左右の側枠体を連結する複数の横桁とを有する乗客コンベアにおいて、鋼板の周縁を断面L字状に折り曲げて上弦部となる上辺と下弦部となる下辺と連結部となる連結辺とこれらに囲まれた側面とを有する側枠ユニットを複数形成すると共に、隣接する側枠ユニットの連結辺同士を連結部材を介して締結し、かつ、前記鋼板の上辺と下辺と側面とに締結された縦部材を設けて前記側枠体を構成し、前記左右の側枠体の前記縦部材を前記横桁で連結したことを特徴とする乗客コンベア。
  2. 建築構造物に設置され長手方向の両端部に機械室を形成した枠体と、この枠体内に案内され無端状に連結された踏板と、この踏段の移動方向に沿って前記枠体に立設された欄干と、この欄干の周縁に案内され前記踏板と同期して駆動される移動手摺とを備え、前記枠体は、左右の側枠体と、これら左右の側枠体を連結する複数の横桁とを有する乗客コンベアにおいて、前記枠体の長手方向の両端部に形成された機械室の間に位置する側枠体を、鋼板の周縁を断面L字状に折り曲げて上弦部となる上辺と下弦部となる下辺と連結部となる連結辺とこれらに囲まれた側面とを有する側枠ユニットを複数形成し、隣接する側枠ユニットの連結辺同士を連結部材を介して締結し、かつ、前記鋼板の上辺と下辺と側面とに締結された縦部材を設けて構成し、前記左右の側枠体の前記縦部材を前記横桁で連結したことを特徴とする乗客コンベア。
  3. 建築構造物の上下階に跨って設置され上部水平区間と中間傾斜区間と下部水平区間とを有する枠体と、この枠体内に案内され無端状に連結された踏板と、この踏段の移動方向に沿って前記枠体に立設された欄干と、この欄干の周縁に案内され前記踏板と同期して駆動される移動手摺とを備え、前記枠体は、左右の側枠体と、これら左右の側枠体を連結する複数の横桁とを有する乗客コンベアにおいて、前記枠体の中間傾斜区間に位置する側枠体を、鋼板の周縁を断面L字状に折り曲げて上弦部となる上辺と下弦部となる下辺と連結部となる連結辺とこれらに囲まれた側面とを有する側枠ユニットを形成し、この側枠ユニットの上辺と下辺と側面とに締結された縦部材を設けて構成し、前記側枠ユニットの連結辺を連結部材を介して隣接する上部水平区間と下部水平区間に位置する側枠体に締結し、かつ、前記左右の側枠体の前記縦部材を前記横桁で連結したことを特徴とする乗客コンベア。
  4. 建築構造物の上下階に跨って設置され上部水平区間と中間傾斜区間と下部水平区間とを有する枠体と、この枠体内に案内され無端状に連結された踏板と、この踏段の移動方向に沿って前記枠体に立設された欄干と、この欄干の周縁に案内され前記踏板と同期して駆動される移動手摺とを備え、前記枠体は、左右の側枠体と、これら左右の側枠体を連結する複数の横桁とを有する乗客コンベアにおいて、前記枠体の上部水平区間と下部水平区間を型材による骨組構造体で構成し、前記枠体の中間傾斜区間に位置する側枠体を、鋼板の周縁を断面L字状に折り曲げて上弦部となる上辺と下弦部となる下辺と連結部となる連結辺とこれらに囲まれた側面とを有する側枠ユニットを形成し、この側枠ユニットの上辺と下辺と側面とに締結された縦部材を設けて構成し、前記側枠ユニットの連結辺を連結部材を介して隣接する上部水平区間と下部水平区間に位置する側枠体に締結し、かつ、前記左右の側枠体の前記縦部材を前記横桁で連結したことを特徴とする乗客コンベア。
  5. 前記枠体の上部水平区間と下部水平区間とは、夫々前記中間傾斜区間の傾斜と同じ傾斜の傾斜部を有することを特徴とする請求項3又は記載の乗客コンベア。
  6. 前記枠体の中間傾斜区間は、長手方向に複数に分割されていることを特徴とする請求項3又は記載の乗客コンベア。
  7. 前記連結部材は、側枠ユニットの上辺と連結辺と側面の3面に締結される締結面を有する上部連結部材と、側枠ユニットの下辺と連結辺と側面の3面に締結される締結面を有する下部連結部材とを有することを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の乗客コンベア。
  8. 前記連結部材は、側枠ユニットの上辺と連結辺と下辺と側面の4面に締結される締結面を有することを特徴とする請求項1,2,3又は4記載の乗客コンベア。
  9. 前記側枠ユニットの側面には、複数の穴が形成されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の乗客コンベア。
  10. 前記穴を三角形状にあけることによって、前記上弦部と下弦部との間の前記側枠ユニットの側面に、縦面部と斜面部とを有するトラス形状を形成したことを特徴とする請求項9記載の乗客コンベア。
  11. 前記複数の穴は、前記縦部材や連結部材を避けた位置に形成されていることを特徴とする請求項9又は10記載の乗客コンベア。
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