JP2009184771A - 乗客コンベア及びそのリニューアル方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】リニューアルの際の作業性を大幅に向上できるようにする。
【解決手段】乗客コンベア本体の各種構成部品を支持するトラス1を、外側トラス2と、複数のユニット3a〜3cに分割形成された内側トラス3とで構成し、外側トラス2と内側トラス3とを分離可能に締結して一体化した二重化構造のトラスとする。乗客コンベアのリニューアルの際には、外側トラス1はそのまま残し、内側トラス3のみを新規の内側トラス3と交換する。
【選択図】図1

Description

本発明は、エスカレータや動く歩道等の乗客コンベア及びそのリニューアル方法に関する。
エスカレータや動く歩道等の乗客コンベアをリニューアルする方法として、近年、トラスの横梁を切断して空間を設け、このトラス内部の空間内に新規のトラスを設置するようにした、トラスイン工法と呼ばれるリニューアル方法が提案されている(例えば、特許文献1,2等参照。)。このトラスイン工法は、既存のトラスの大部分を残したまま乗客コンベアのリニューアルが行えるので、乗客コンベアの全ての部材を撤去して新たに乗客コンベアを設置する工法に比べて、リニューアル作業の効率化を図ることができると考えられる。
特開2006−36482号公報 特開2005−314085号公報
しかしながら、従来のトラスイン工法では、既存のトラスの内部に新規のトラスを設置する空間を設けるために、既存のトラスの横梁や補強部材、受け台などの部材を切断して取り除く必要があり、このことが作業性の更なる向上を図る上での障害となっていた。また、横梁や補強部材を切断することによって既存のトラスが具備していた強度を保つことができずに、現場で新たに補強部材を追加して強度を確保する必要が生じる場合もあり、このような付加的な工程が追加されることで、作業が却って煩雑になるといった問題もあった。
本発明は、以上のような従来の実情に鑑みて創案されたものであって、リニューアルの際の作業性の大幅な向上を実現できる乗客コンベア及びそのリニューアル方法を提供することを目的としている。
本発明に係る乗客コンベアは、乗客コンベア本体の構成部品を保持するトラスを、外側トラスとこの外側トラスの内方に配置される内側トラスとで構成し、内側トラスを外側トラスに対して分離可能に締結して、これらが一体の構造体となるようにしている。
また、本発明に係る乗客コンベアのリニューアル方法は、既存の外側トラスと既存の内側トラスとの締結を解除して、既存の内側トラスを既存の外側トラスから取り外す工程と、新規の内側トラスを既存の外側トラスの内方に配置する工程と、新規の内側トラスを既存の外側トラスに対して分離可能に締結して、これら既存の外側トラスと新規の内側トラスとを一体化した構造体とする工程とを有する。
本発明によれば、乗客コンベア本体の構成部品を保持するトラスを、予め外側トラスの内方に内側トラスが配置され、これらが分離可能に締結されて一体化されたトラスとして構成しているので、乗客コンベアをリニューアルする際は、内側トラスを外側トラスから取り外して新規の内側トラスと入れ替えるのみで乗客コンベアのリニューアルを行うことができ、リニューアルの際の作業性の大幅な向上を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明に係る乗客コンベアは、無端状に連結された多数のステップを循環移動させて乗客を搬送するものであり、特に、ステップを支持してその移動を案内するガイドレール、ステップの移動駆動源となる駆動装置、ステップを連結するチェーンに駆動力を与える駆動スプロケットおよび従動スプロケットなどの各種構成部品を支持する構造体であるトラスの構成に特徴を有するものである。なお、以下では、乗客コンベアの例として、多数のステップが連続して階段状に上下に移動することで乗客を上下階に亘って搬送するエスカレータを例示するが、本発明は、多数のステップが連続して水平に移動することで乗客を搬送する動く歩道(オートロード)に対しても有効に適用可能である。
図1は本発明に係る乗客コンベアが備えるトラス1の構造を説明するための模式図、図2は図1のA−A断面図、図3はトラス1を構成する外側トラス2の側面図、図4は外側トラス2の内部に配置される内側トラス3(3a〜3c)の側面図である。
図1及び図2に示すように、本発明に係る乗客コンベアでは、乗客コンベア本体の各種構成部品を保持する構造体であるトラス1が、外側トラス2と、この外側トラス2の内方に配置される内側トラス3とから構成され、これら外側トラス2と内側トラス3とが分離可能に締結されて一体化された構造体とされている。つまり、本発明に係る乗客コンベアのトラス1は、外側トラス2の内方に内側トラス3が配置された状態で、これら外側トラス2と内側トラス3とが締結一体化されて、1つの梁として機能する構成となっている。
外側トラス2は、図2及び図3に示すように、L形鋼よりなる上梁21及び下梁22と縦梁23とを溶接などで接合して、ステップの移動経路に沿った枠体として組立てたものである。上梁21と下梁22との間には補強部材24が適宜接合されており、乗客コンベア本体の自重や積載荷重を支えるのに十分な強度が確保されている。この外側トラス2は、上階側水平部から斜行部を経て下階側水平部に至る乗客コンベアの行程長さに対応する長さを有する一体の枠として形成されており、その内部には、内側トラス3に対応した大きさの空間が設けられている。
外側トラス2には、図示を省略するが、機械油を溜めるオイルパンが予め取り付けられている。また、この外側トラス2には、後述するように、乗客コンベアの設置現場において乗客コンベアの外装をなす外装板が取り付けられる。
内側トラス3は、図2及び図4に示すように、L形鋼よりなる上梁31及び下梁32と縦梁33とを溶接などで接合して、外側トラス2の内部空間に納まる箱状の枠体として組立てたものである。この内側トラス3では、上梁31と下梁32との間に補強部材34、左右の縦梁33の間には横梁35が適宜接合されることで、十分な機械的強度が保たれている。
また、この内側トラス3は、外側トラス2よりも短い長さの複数のユニット3a〜3cに分割形成されている。つまり、内側トラス3は、乗客コンベアの全行程に亘って設置される外側トラス2内部において、上階側水平部に対応する位置に配置される上階側ユニット3aと、下階側水平部に対応する位置に配置される下階側ユニット3bと、斜行部に対応する位置に配置される斜行部ユニット3cとの組み合わせで構成されている。このうち、斜行部ユニット3cは長さが統一された基準ユニットとして構成されており、この斜行部ユニット3cの数の増減により、乗客コンベアの行程長さに対応させるようにしている。
内側トラス3には、乗客コンベアの各種構成部品が予め取り付けられている。具体的には、図4(a)に示すように、上階側水平部に配置される上階側ユニット3aには、ステップの移動駆動源となる駆動装置4や、ステップを連結するチェーンに駆動力を与える駆動スプロケット5、ステップを支持してその移動を案内するガイドレール6の一部などの構成部品が予め取り付けられている。また、下階側水平部に配置される下階側ユニット3bには、図4(b)に示すように、駆動スプロケット5と対をなす従動スプロケット7や、ガイドレール6の一部などの構成部品が予め取り付けられている。また、斜行部に配置される斜行部ユニット3cには、図4(c)に示すように、斜行部に沿って設置されるガイドレール6の一部などの構成部品が予め取り付けられている。なお、各ユニット3a〜3cにそれぞれ取り付けられているガイドレール6は、これら各ユニット3a〜3cが外側ユニット2に対して締結一体化されたときに、ジョイント部材などを用いて相互に連結されて、ステップの移動経路に沿った一連のガイドレール6とされる。
外側トラス2と内側トラス3とは、例えば以下のような手法で締結一体化されて二重化構造とされる。すなわち、図2に示すように、外側トラス2の上下梁21,22の向きを外向き(水平面が外側に突出)、内側トラス3の上下梁31,32の向きを内向き(水平面が内側に突出)としておき、外側トラス2の内部に内側トラス3を納めたときに、外側トラス2の上下梁21,22の垂直面と内側トラス3の上下梁31,32の垂直面とが突き合わされるようにする。そして、この状態で、外側トラス2の上下梁21,22の垂直面と内側トラス3の上下梁31,32の垂直面とにそれぞれ形成された貫通孔を一致させ、この貫通孔に高張力ボルトや打ち込みピンなどの締結部材8を挿入して、この締結部材8によって外側トラス2と内側トラス3とを共締めすることで、これら外側トラス2と内側トラス3とを締結一体化する。このとき、図5に示すように、外側トラス2と内側トラス3の間に圧縮変形可能なゴムなどからなるスペーサ9を介装した状態で、両者を締結部材4により共締めすることが望ましい。これにより、外側トラス2と内側トラス3との間に隙間があっても、この隙間をスペーサ9で埋めながら外側トラス2と内側トラス3とを強固に締結一体化することができ、外側トラス2と内側トラス3との寸法誤差の許容度を高めて生産性の向上を図ることができる。
以上のような二重化構造のトラス1は、乗客コンベアの新設時には、外側トラス2と内側トラス3とを締結一体化した状態で出荷され、従来と同様の工法により、乗客コンベアの設置現場での据え付けが行われる。この現場での据え付け作業の中で、外側トラス2には、上述したように、乗客コンベアの外装をなす外装板が取り付けられる。
その後、乗客コンベアの老朽化などによりリニューアルの必要が生じた場合には、設置現場に据え付けられているトラス1のうち、外側トラス2はそのままの状態で残し、外側トラス2から内側トラス3だけを取り外して、新規の内側トラス3と交換する。
具体的には、本発明に係る乗客コンベアのリニューアルは、以下の工程により実施される。すなわち、まず、既存の外側トラス2と既存の内側トラス3とを締結している締結部材8を取り外して、既存の外側トラス2と既存の内側トラス3とを分離する。そして、既存の内側トラス3を既存の外側トラス2から取り外して回収する。
次に、新規の内側トラス3を準備する。この新規の内側トラス3には、上述したように、乗客コンベア本体の各種構成部品が予め取り付けられている。そして、既存の内側トラス3が取り外されたことで既存の外側トラス2内部に形成された空間に、この新規の内側トラス3を収納し、所定の位置に位置決めする。このとき、外側トラス2と内側トラス3とに位置決め部材を予め設けておくようにすれば、既存の外側トラス2に対する新規の内側トラス3の位置決めを容易に行うことができる。具体的には、例えば図6に示すように、内側トラス3に外側に張り出す位置決め金具11を予め取り付けておき、外側トラス2には内側トラス3の位置決め金具11と対をなす受け金具12を予め取り付けておく。そして、内側トラス3を外側トラス2内に収納した状態で内側トラス3を外側トラス2の長手方向にスライドさせ、位置決め金具11を受け金具12に突き当てることで、外側トラス2に対する内側トラス3の位置決めを行う。
次に、既存の外側トラス2の内部に新規の内側トラス3が収納、位置決めされた状態で、高張力ボルトや打ち込みピンなどの締結部材8を用いて、これら既存の外側トラス2と新規の内側トラス3とを共締めし、締結一体化する。このとき、既存の外側トラス2と新規の内側トラス3との間には上述したようにゴムなどからなるスペーサ9を介装し、これら外側トラス2と内側トラス3との間の隙間をスペーサ9により埋めて、内側トラス3の幅方向における位置を調整する。
ここで、内側ユニット3は上述したように複数のユニット3a〜3cに分割されているので、乗客コンベアの一部をリニューアルする場合は、リニューアルする部分のユニットのみを、以上の工程によって新規のユニットに交換する。また、乗客コンベアの全体をリニューアルする場合には、以上の工程をユニットごとに繰り返すことにより、乗客コンベア全体をリニューアルすることができる。
以上、具体的な例を挙げながら説明したように、本実施形態の乗客コンベアによれば、乗客コンベア本体の各種構成部品を支持するトラス1が、外側トラス2と内側トラス3とを分離可能に締結一体化した二重化構造とされており、さらに内側トラス3が複数のユニット3a〜3cに分割形成されているので、リニューアルの際には、外側トラス1はそのまま残して、細分化された内側トラス3の交換のみでリニューアルを行うことができ、大掛かりな架け替え工事を行うことなく、安全性を高め、より短期間でリニューアルを行うことができる。
例えば、デパートやテナントビル、駅舎など、リニューアル工事のために閉鎖をすることが難しい現場や、資材の搬入経路が制限される現場では、乗客コンベアのリニューアルの際に従来工法のようなトラス全体の架け替えを行うことが困難な場合もある。これに対して、本実施形態では、トラス1を外側トラス2と細分化された内側トラス3との二重化構造としており、内側トラス3の交換のみで容易にリニューアルを行えるようにしているので、搬入経路が制限されている現場でも搬入は可能となり、また、工期短縮が可能なため、夜間のうちに作業を終了させることができる。また、細分化した内側トラス3にガイドレール6などの各種構成部品を予め組み込み出荷することにより、現場でもストックヤードを最小限に抑えられる。さらに、各ユニット3a〜3cごとの交換が可能なため、例えば、交換頻度が最も高い駆動装置部分だけの交換や制御装置の部品交換など、一部のリニューアルにも容易に対応できるとともに、乗客コンベア全体をリニューアルする際にも、ユニット3a〜3cごとの交換を繰り返すことで乗客コンベア全体をリニューアルできるので、1つのユニット交換後は再び乗客コンベアを稼動できる状態で作業を進めることができ、リニューアルの作業の効率化を図ることができる。
また、本実施形態の乗客コンベアでは、新規の内側トラス3に取り付けておく構成部品を適宜選択することで様々なタイプの機種への変更が可能となり、例えば、欄干においてはガラスタイプやデッキレスタイプ、ステンレスパネルタイプなどを顧客の要望に合わせて適宜変更することができ、また、駆動装置や制御装置を最新の機種に変更することによって、省エネ効果なども期待できる。
また、本実施形態の乗客コンベアでは、複数のユニットに分割形成された内側トラス3のうち、斜行部ユニット3cについては長さが統一された基準ユニットとして構成し、この斜行部ユニット3cの数の増減により乗客コンベアの行程長さに対応させるようにしているので、様々な行程長さに対応することができるとともに、基準ユニットをストックしておくことで、リニューアルの際の工期短縮を図ることが可能となる。
また、本実施形態の乗客コンベアでは、外側トラス2と内側トラス3とを高張力ボルトや打ち込みピンなどの締結部材8を用いた共締めにより締結一体化するようにしているので、火気を使用することなくリニューアル作業を行うことができ、簡便で安全な作業とすることができる。
さらに、本実施形態の乗客コンベアでは、乗客コンベアの外装をなす外装板は外側トラス2に取り付けられており、リニューアルの際には外装板を撤去する必要がないので、大掛かりな外装工事を行うことなくリニューアルを完成させることができ、作業の効率化を図ることができる。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の一適用例を具体的に説明したものであり、本発明の技術的範囲は、以上の実施形態の説明で開示した技術事項に限定されるものではなく、以上の開示内容をもとに一般的な技術常識も鑑みて当然に導かれる変形例、応用例も含まれるものである。例えば、以上説明した実施形態では、トラス1を構成する外側トラス2と内側トラス3とを締結部材8を用いた共締めにより締結一体化するようにしているが、外側トラス2と内側トラス3とを締結一体化する手法は以上の例に限定されるものではなく、例えば図7に示すように、内側トラス3を構成する横梁35の両端部を外側トラス2側に延設し、この内側トラス3の横梁35を介して外側トラス2と内側トラス3とを連結することによって、両者を締結一体化するようにしてもよい。この場合にも、両者の締結にボルトやピンなどの締結部材を用いることで、火気を使用することなくリニューアル作業を行うことができ、簡便で安全な作業とすることができる。
本発明に係る乗客コンベアが備えるトラスの構造を説明するための模式図。 図1のA−A断面図。 トラスを構成する外側トラスの側面図。 外側トラスの内部に配置される内側トラスの側面図であり、(a)は上階側ユニットの側面図、(b)は下階側ユニットの側面図、(c)は斜行部ユニットの側面図。 外側トラスと内側トラスとの締結箇所を拡大して示す斜視図。 外側トラスと内側トラスとに設けた位置決め部材の具体例を示す斜視図。 内側トラスの横梁を延ばして当該横梁を介して外側トラスと内側トラスとを連結することにより両者を締結一体化する例を示す斜視図。
符号の説明
1 トラス
2 外側トラス
3 内側トラス
3a 上階側ユニット
3b 下階側ユニット
3c 斜行部ユニット
4 駆動装置(乗客コンベア本体の構成部品)
5 駆動スプロケット(乗客コンベア本体の構成部品)
6 ガイドレール(乗客コンベア本体の構成部品)
7 従動スプロケット(乗客コンベア本体の構成部品)
8 締結部材
9 スペーサ
11 位置決め金具(位置決め部材)
12 受け金具(位置決め部材)
35 横梁

Claims (10)

  1. 乗客コンベア本体の構成部品を保持するトラスを有する乗客コンベアであって、
    前記トラスが、外側トラスと、この外側トラスの内方に配置される内側トラスとからなり、
    前記内側トラスが前記外側トラスに対して分離可能に締結されて、これら外側トラスと内側トラスとが一体化した構造体となることを特徴とする乗客コンベア。
  2. 前記外側トラスは乗客コンベアの行程長さに対応する長さの枠体として形成され、前記内側トラスは前記外側トラスよりも短い長さの複数のユニットに分割形成されていることを特徴とする請求項1に記載の乗客コンベア。
  3. 前記内側トラスは、前記複数のユニットのうちの少なくとも一部が、長さが統一された基準ユニットとして構成され、乗客コンベアの行程長さに対応させて前記基準ユニットの数が増減されることを特徴とする請求項2に記載の乗客コンベア。
  4. 前記内側トラスの複数のユニットに、乗客コンベア本体の構成部品が予め取り付けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の乗客コンベア。
  5. 前記外側トラスに、乗客コンベアの外装部材が取り付けられていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の乗客コンベア。
  6. 前記外側トラスと内側トラスとがボルト又はピンを用いた共締めにより締結一体化されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の乗客コンベア。
  7. 前記外側トラスと内側トラスとの間にスペーサが介装されていることを特徴とする請求項6に記載の乗客コンベア。
  8. 前記内側トラスを構成する横梁の両端部が前記外側トラス側に延設され、前記外側トラスと内側トラスとが前記横梁を介して締結一体化されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の乗客コンベア。
  9. 前記外側トラスと内側トラスとに位置決め部材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至8の何れか1項に記載の乗客コンベア。
  10. 外側トラスと、この外側トラスの内方に配置される内側トラスとからなり、内側トラスが外側トラスに対して分離可能に締結されて、これら外側トラスと内側トラスとが一体化した構造体となるトラスを有する乗客コンベアのリニューアル方法であって、
    既存の外側トラスと既存の内側トラスとの締結を解除して、既存の内側トラスを既存の外側トラスから取り外す工程と、
    新規の内側トラスを既存の外側トラスの内方に配置する工程と、
    新規の内側トラスを既存の外側トラスに対して分離可能に締結して、これら既存の外側トラスと新規の内側トラスとを一体化した構造体とする工程と、を有することを特徴とする乗客コンベアのリニューアル方法。
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