JP4827898B2 - 上部風止め板の支持構造 - Google Patents
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Description
尚、本発明に関連する刊行物として、上記特許文献1、2の他、特許文献3、4もある。
上記各外れ止め片は、上記上枠の下面に装着され、それぞれの下面を上記各引戸障子の上縁に近接対向させる事により、これら各引戸障子の下框に組み付けた戸車と上記窓枠を構成する下枠の上面に設けた下部案内レールとの係合が外れるのを防止するものである。
又、上記各外れ止め片は、上記上枠の下面に形成された、下端開口部の幅が狭く、この下端開口部よりも上方に位置する溝本体部分の幅が広い係止溝のうち、この溝本体部分にがたつきなく係合自在な基板部と、この基板部の中央部下面から下方に垂下された支柱部と、この支柱部の下半部外周面からこの支柱部の直径方向外方に突出した衝合部とから成る。そして、上記基板部は上記係止溝に、上記上枠の長さ方向に関する移動を可能に、且つ、この係止溝から下方に抜け出る事はないが、上記基板部を弾性変形させつつ、取付方向を鉛直軸を中心に互いに90度異ならせた第一状態と第二状態との変換を自在に係合している。又、上記衝合部は、このうちの第一状態で上記上枠の長さ方向にその長さ方向を一致させて、その下面を上記各引戸障子の上縁に対向しない状態となり、第二状態でその長さ方向を上記上枠の幅方向に一致させて、その下面を上記各引戸障子の上縁に対向させる状態となるものである。
そして、本発明の場合には、上記上部風止め板の両端部にそれぞれ、この上部風止め板の長さ方向両端縁に開口する状態で形成した係止切り欠きを、上記1対の外れ止め片のうちで上記各基板部の下面と上記各衝合部の上面との間部分に位置する柱状部である上記各支柱部の上半部に係止する事で、上記上部風止め板の両端部を上記上枠の中間部下面に支持する。
又、上記上部風止め板の両端部と1対の外れ止め片との係合に基づき、これら両外れ止め片の、上枠の長さ方向に亙る位置決めの確実性も確保できる。
各種建造物の窓開口を開閉する為の窓装置として、窓枠内に建て込んだ引戸障子を水平移動させる引戸式窓装置が、広く使用されている。この様な引戸式窓装置の場合、防犯、或は安全確保の為、引戸障子を閉鎖状態に移動させた場合に浮き上がる事を防止して、閉鎖状態にある引戸障子が上記窓枠から外れない様にしている。この為に従来から、上記窓枠を構成する上枠の下面に外れ止め片を装着し、上記引戸障子を閉鎖状態に移動させた場合には、この外れ止め片の下面を上記引戸障子の上縁に近接対向させる様にしている。そして、上記引戸障子の下框に組み付けた戸車と上記窓枠を構成する下枠の上面に設けた下部案内レールとの係合が外れる程、上記引戸障子が浮き上がるのを防止している。
次に、図12〜21は、本発明に関する参考例の第2例を示している。本参考例の場合には、外れ止め片6aの基板部13aを構成する1対の素子板16a、16aの形状、並びに衝合部15aの形状を、上述した第1例の場合とは異ならせている。即ち、上記各素子板16a、16aには、上述した参考例の第1例の様な突片20、20及び突出部21、21(図2、3、5、10等参照)を設けていない。代わりに本参考例の場合には、上記衝合部15aを直方体状に形成し、長さ方向両端面中央部に、それぞれ突出部21a、21aを形成している。上記衝合部15aの長さ方向両端寄り部分でこれら各突出部21a、21aに整合する部分には、それぞれ中空部24、24を設けて、これら各突出部21a、21aを弾性変形し易くしている。これら各突出部21a、21aは、図21(B)に示した第二状態で、上枠1の下面に設けた1対の上部案内レール9、9の互いに対向する側面に突き当たって、上記外れ止め片6aが、図21(B)に示した第二状態から不用意に変位する事を防止する。その他の構成及び作用は、上述した参考例の第1例の場合と同様である。
図22〜25は、上述した参考例の第1例(又は第2例)に示した外れ止め片6、6(又は6a、6a)を利用して、召し合わせ框25の上端面と窓枠4を構成する上枠1の中間部下面との間の隙間を塞ぐ上部風止め板26を装着する、本発明の実施の形態の1例を示している。本例の場合にも、上述した参考例の第1例(又は第2例)の場合と同様に、上記各外れ止め片6、6(又は6a、6a)を、上枠1の下面に形成された係止溝10の溝本体部分12にがたつきなく係合自在な基板部13、13と、これら各基板部13、13の下面中央部から下方に垂下された支柱部14、14と、これら各支柱部14、14の下半部の直径方向反対側2個所位置から、それぞれ直径方向に亙り突出した衝合部15、15(15a、15a)とから構成している。又、このうちの基板部13、13は、上記係止溝10に、上記上枠1の長さ方向に関する移動を可能に、且つ、この係止溝10から下方に抜け出る事はないが、上記各基板部13、13を弾性変形させつつ、取付方向を鉛直軸を中心に互いに90度異ならせた第一状態と第二状態との変換を自在に係合している。又、上記各衝合部15、15(15a、15a)は、このうちの第一状態で上記上枠1の長さ方向にその長さ方向を一致させて、その下面を引戸障子5、5の上縁に対向しない状態となり、第二状態でその長さ方向を上記上枠1の幅方向に一致させて、その下面を上記各引戸障子5、5の上縁に対向させる状態となる。
2 下枠
3 竪枠
4 窓枠
5 引戸障子
6、6a 外れ止め片
7 上框
8 下框
9 上部案内レール
10 係止溝
11 下端開口部
12 溝本体部分
13、13a 基板部
14 支柱部
15、15a 衝合部
16、16a 素子板
17 第一直線辺部
18 第二直線辺部
19 円弧部
20 突片
21、21a 突出部
22 係合孔
23 衝合片
24 中空部
25 召し合わせ框
26 上部風止め板
27 取付板部
28 風止め板部
29 堰板部
30 折れ曲がり部
31 固定板部
32 係止切り欠き
33 傾斜部
34 平坦部
35 カム突条
36 カム面
Claims (2)
- 窓枠内に水平移動自在に少なくとも1対の引戸障子が引き違い式に建て込まれており、この窓枠を構成する上枠の中間部で、これら両引戸障子を閉鎖状態に移動した場合に互いに重なり合う両召し合わせ框の上端面に対向する部分に、これら両召し合わせ框の上端面と上記上枠の中間部下面との間の隙間を塞ぐ上部風止め板を支持する為の上部風止め板の支持構造に於いて、
上記上枠の下面のうちで、上記互いに重なり合う両召し合わせ框を、上記上枠の長さ方向に関して両側から挟む位置に、少なくとも1対の外れ止め片を設けており、
これら各外れ止め片は、上記上枠の下面に装着され、それぞれの下面を上記各引戸障子の上縁に近接対向させる事により、これら各引戸障子の下框に組み付けた戸車と上記窓枠を構成する下枠の上面に設けた下部案内レールとの係合が外れるのを防止するもので、上記上枠の下面に形成された、下端開口部の幅が狭く、この下端開口部よりも上方に位置する溝本体部分の幅が広い係止溝のうち、この溝本体部分にがたつきなく係合自在な基板部と、この基板部の中央部下面から下方に垂下された支柱部と、この支柱部の下半部外周面からこの支柱部の直径方向外方に突出した衝合部とから成り、上記基板部は上記係止溝に、上記上枠の長さ方向に関する移動を可能に、且つ、この係止溝から下方に抜け出る事はないが、上記基板部を弾性変形させつつ、取付方向を鉛直軸を中心に互いに90度異ならせた第一状態と第二状態との変換を自在に係合しており、上記衝合部は、このうちの第一状態で上記上枠の長さ方向にその長さ方向を一致させて、その下面を上記各引戸障子の上縁に対向しない状態となり、第二状態でその長さ方向を上記上枠の幅方向に一致させて、その下面を上記各引戸障子の上縁に対向させる状態となるものであり、
上記上部風止め板の両端部にそれぞれ、この上部風止め板の長さ方向両端縁に開口する状態で形成した係止切り欠きを、上記1対の外れ止め片のうちで上記各基板部の下面と上記各衝合部の上面との間部分に位置する柱状部である上記各支柱部の上半部に係止する事で、上記上部風止め板の両端部を上記上枠の中間部下面に支持している事を特徴とする上部風止め板の支持構造。 - 上部風止め板のうち各係止切り欠きの周囲に、傾斜部と平坦部とから成るカム突条をそれぞれ形成しており、各外れ止め片を構成する衝合部の基半部上面で、これら各外れ止め片の回転に伴って、上記各カム突条と摺動する部分に、傾斜部と平坦部とから成るカム面を形成している、請求項1に記載した上部風止め板の支持構造。
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