JP4826461B2 - セラミックヒータ及びこれを用いたガスセンサ素子 - Google Patents

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Description

本発明は、セラミックシートにヒータパターンを形成してなるセラミックヒータ及びこれを用いたガスセンサ素子に関する。
例えば、内燃機関における空燃比、特定ガス成分の濃度等を検出するガスセンサ素子においては、内燃機関の始動時等にガスセンサ素子を加熱するために、セラミックヒータを用いている。このセラミックヒータは、絶縁性のセラミックシートの表面に、白金等を用いた導電ペーストを印刷してヒータパターンを形成し、当該セラミックシートを例えば1600℃以下の高温環境下で焼成して製造している。
図4に示すごとく、従来のセラミックヒータ9において、上記ヒータパターン93は、通電を行うための一対の通電用パターン940と、各通電用パターン940を連結するよう形成した発熱用パターン930とによって形成されている。そして、ヒータパターン93における発熱用パターン930は、セラミックシート92の長手方向Dに伸びる一対の直線導体部931同士の間に、長手方向Dに対して折り返した折返し導体部932と、直線導体部931に平行に形成され、折返し導体部932同士を連結する直線連結導体部933とを設けて構成されている。このようなセラミックヒータ9を用いたガスセンサ素子としては、例えば、特許文献1に開示されたものがある。また、特許文献2においては、ヒータパターンにおける発熱用パターンを、セラミックシートの長手方向に対して蛇行して形成することが開示されている。
近年、例えば、ガスセンサ素子においては早期活性能力が要求されており、その設計においては小型化による熱容量の低下がその有効な手段として用いられている。また、一方で、高い電力を投入可能なセラミックヒータが内蔵される。
ここで、セラミックヒータにおいては上記のようにガスセンサ素子の小型化、特にガスセンサ素子幅方向の小型化に伴いヒータパターンの縮小化が余儀なくされ、これに伴い、図4に示すごとく、ヒータパターン93の発熱用パターン930における折返し導体部932の曲率直径R1’〜R3’(曲率半径を2倍したもの)が小さくなる傾向にある。
ところが、上記の曲率直径R1’〜R3’の縮小化によって、ヒータパターン93の印刷時に、良好な印刷を行うことができず、折返し導体部932の印刷がかすれてしまうといった製造上の問題が顕著に発生した。そして、この印刷かすれ等の印刷不良が発生したときには、ヒータ抵抗のばらつきが生じてしまう。また、場合によっては、印刷不良部分での局部的な高抵抗化による異常発熱が発生し、最悪の場合には、ヒータパターン93の断線又は熱応力によるヒータパターン93の亀裂の原因となるおそれがある。
特開2000−65782号公報 特開昭59−163558号公報
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたもので、印刷状態を損なうことなく、パターン全幅を小さくすることができ、かつヒータ抵抗のばらつきが少なく、断線、亀裂等に対しても強いヒータパターンを形成することができるセラミックヒータ及びこれを用いたガスセンサ素子を提供しようとするものである。
第1の発明は、絶縁性のセラミックシートと、該セラミックシートに導電ペーストを印刷してなるヒータパターンとを有し、該ヒータパターンにおける発熱用パターンを上記セラミックシートの長手方向に複数回折り返して形成したセラミックヒータにおいて、
上記発熱用パターンは、上記長手方向に沿って形成した一対の直線導体部と、該直線導体部同士の間において上記長手方向に対して傾斜して形成した2本の斜線導体部と、上記各直線導体部の一端側と上記各斜線導体部の一端側とを連結する2つの第1折返し導体部と、上記2本の斜線導体部の他端側同士を連結する1つの第2折返し導体部とを有しており、
上記2つの第1折返し導体部及び上記第2折返し導体部は、その全体が滑らかな曲線形状によって180°を超える角度に折り返してあり、
上記2つの第1折返し導体部及び上記第2折返し導体部の中心線の曲率直径の総和を、上記直線導体部の中心線同士の間のパターン全幅よりも大きくしたことを特徴とするセラミックヒータにある(請求項1)。
本発明のセラミックヒータにおいては、発熱用パターンを、セラミックシートの長手方向に複数回折り返して形成する仕方に工夫を行っている。
具体的には、本発明においては、発熱用パターンにおいて、上記斜線導体部及び折返し導体部を形成することにより、折返し導体部は、直線導体部と斜線導体部との連結部分、又は斜線導体部同士の連結部分を180°を超える角度に折り返している。そして、複数の折返し導体部の中心線の曲率直径の総和は、直線導体部の中心線同士の間のパターン全幅よりも大きくなっている。
これにより、折返し導体部の大きな曲率直径(曲率半径を2倍したもの)を確保することができる。そのため、セラミックシートに導電ペーストを印刷してヒータパターンを形成する際に、折返し導体部に良好な印刷を行うことができる。そして、この折返し導体部の印刷がかすれてしまうことを効果的に抑制することができ、印刷かすれに対する余裕度を向上させることができる。
また、上記工夫により、折返し導体部の曲率直径を縮小化させることなく、上記加熱用パターンのパターン全幅を小さくすることができる。
それ故、本発明のセラミックヒータによれば、印刷状態を損なうことなく、パターン全幅を小さくすることができ、かつヒータ抵抗のばらつきが少なく、断線、亀裂等に対しても強いヒータパターンを形成することができる。
第2の発明は、上記第1の発明に記載のセラミックヒータを用いて構成したガスセンサ素子であって、
該ガスセンサ素子は、少なくとも一対の電極を表裏の対向位置に設けてなる酸素イオン導電性の固体電解質体を有しており、
該固体電解質体に上記セラミックヒータを積層して構成してあることを特徴とするガスセンサ素子にある(請求項)。
本発明のガスセンサ素子は、上記優れた作用効果を有するセラミックヒータを用いて構成される。
そのため、本発明によれば、ヒータ性能を損なうことなく小型化したセラミックヒータを用いて、ガスセンサ素子の小型化を図ることができる。これにより、ガスセンサ素子の熱容量を小さくして、その早期活性能力を向上させることができる。また、ガスセンサ素子を早期に活性化させるために、セラミックヒータにより急速に昇温を行う場合でも、セラミックヒータにおけるヒータパターンに、異常発熱による熱応力の増加に伴う亀裂が発生することを防止することができる。
それ故、早期活性能力と高い信頼性を兼ね備えるガスセンサを得ることができる。
上述した第1、第2の発明における好ましい実施の形態につき説明する。
第1の発明において、上記ヒータパターンは、上記長手方向に直交する横方向に並べて隣接形成した一対の通電用パターンを有すると共に、該通電用パターンから上記長手方向の一方側に向けて上記直線導体部をそれぞれ連結してなことが好ましい(請求項2)。
この場合には、シンプルな形状であって加熱性能に優れた適切な形状のヒータパターンを形成することができる。また、この場合には、セラミックシートの一端側からヒータパターンに通電を行うためのリード線を引き出すことができる。
また、上記斜線導体部及び上記折返し導体部を形成した部分の上記長手方向の長さは、上記パターン全幅よりも長くすることができる(請求項3)。
この場合には、セラミックシートの長手方向に向けて、適切な形状のヒータパターンを形成することができる。
また、上記パターン全幅は、1.5〜3.5mmとすることが好ましい(請求項4)。
この場合には、印刷状態の良好なヒータパターンを形成したセラミックヒータを容易に得ることができる。
なお、パターン全幅が1.5mm未満の場合には、発熱用パターンの各導体部同士の間にショート等による異常発熱が発生するおそれがある。一方、パターン全幅が3.5mmを超える未満の場合には、上記折返し導体部の曲率直径を大きくする工夫を行わなくても、印刷かすれのないヒータパターンを形成することができる。
また、上記発熱用パターンにおいて、上記直線導体部、上記折返し導体部及び上記斜線導体部の各導体部同士の間の間隔は、0.2〜1mmとすることが好ましい
この場合には、印刷状態の良好なヒータパターンを形成したセラミックヒータを容易に得ることができる。
なお、各導体部同士の間の間隔が0.2mm未満である場合には、各導体部同士の間にショート等による異常発熱が発生するおそれがある。一方、各導体部同士の間の間隔が1mmを超える場合には、上記折返し導体部の曲率直径を大きくする工夫を行わなくても、印刷かすれのないヒータパターンを形成することができる。
以下に、本発明のセラミックヒータ及びこれを用いたガスセンサ素子にかかる実施例につき、図面と共に説明する。
本例のセラミックヒータ1は、図1に示すごとく、絶縁性のセラミックシート2と、このセラミックシート2に導電ペースト(導電性を有する金属ペースト)を印刷してなるヒータパターン3とを有しており、ヒータパターン3における発熱用パターン31をセラミックシート2の長手方向Dに複数回折り返して形成してなる。ここで、図1は、加熱用パターン31の形成状態を示す図である。
発熱用パターン31は、長手方向Dに沿って形成した一対の直線導体部311と、直線導体部311同士の間において長手方向Dに対して傾斜して形成した斜線導体部313と、斜線導体部313と直線導体部311とを連結する複数の折返し導体部312とを有している。そして、発熱用パターン31においては、複数の折返し導体部312の中心線の曲率直径R1〜R3の総和が、直線導体部311の中心線同士の間のパターン全幅Wよりも大きくなっている(R1+R2+R3>W)。
以下に、本例のセラミックヒータ1及びこれを用いたガスセンサ素子10につき、図1〜図5と共に詳説する。
図2、図3に示すごとく、本例のセラミックヒータ1は、酸素濃度等の変化を測定して空燃比又は特定ガス成分の濃度等を検出するガスセンサ素子10に用いる。ガスセンサ素子10は、一対の電極41を表裏の対向位置に設けてなる酸素イオン導電性の固体電解質体4を有しており、固体電解質体4にセラミックヒータ1を積層して構成してある。固体電解質体4における一対の電極41は、排気ガス等の被測定ガスと接触する表面に形成した被測定ガス側電極41Aと、大気等の基準ガスと接触する表面に形成した基準ガス側電極41Bとからなる。なお、図2は、セラミックヒータ1を適用したガスセンサ素子10の長手方向の断面を示し、図3は、ガスセンサ素子10の横方向の断面を示す。
本例の固体電解質体4は、ジルコニア等を用いたセラミックスからなり、各電極41は、白金等を用いた導電ペーストを固体電解質体4の表裏面に印刷してなる。また、セラミックヒータ1を構成するセラミックシート2は、アルミナ等を用いたセラミックスのシートからなり、ヒータパターン3は、白金等を用いた導電ペーストを印刷してなる。
また、セラミックシート2の表面に導電ペーストを印刷してヒータパターン3を形成した後には、当該セラミックシート2を焼成してセラミックヒータ1を製造することができる。
図1に示すごとく、本例のヒータパターン3は、上記発熱用パターン31と、セラミックシート2の長手方向Dに直交する横方向に並べて隣接形成した一対の通電用パターン32とを有している。発熱用パターン31における各直線導体部311は、各通電用パターン32からそれぞれ長手方向Dの一端側D1に向けて連結して形成してある。なお、発熱用パターン31及び通電用パターン32は、ガスセンサ素子10等に配設するセラミックヒータ1の長さに対応して、適宜長く形成することができる。
本例の発熱用パターン31における斜線導体部313は、一対の直線導体部311同士の間において2本形成してある。そして、発熱用パターン31における折返し導体部312は、各直線導体部311の一端側D1と各斜線導体部313の一端側D1とを連結する2つの第1折返し導体部312Aと、斜線導体部313の他端側D2同士を連結する1つの第2折返し導体部312Bとからなる。
また、ヒータパターン3は、セラミックシート2の長手方向Dに長く形成してあり、斜線導体部313及び折返し導体部312を形成した部分の長手方向Dの長さは、発熱用パターン31のパターン全幅Wよりも長くなっている。
また、発熱用パターン31は、パターン全幅Wが1.5〜3.5mmの幅になるよう形成してあり、発熱用パターン31における各導体部311、312、313同士の間の間隔は、0.2〜1mmとなっている。
図2、図3に示すごとく、セラミックヒータ1は、ヒータパターン3を形成したセラミックシート2に、絶縁性のセラミックス等からなる対向シート20を積層することによって、ガスセンサ素子10に配設してある。
なお、上記セラミックヒータ1は、種々のガスセンサ素子10に適用することができる。例えば、セラミックヒータ1は、被測定ガスと基準ガスとの酸素濃度の差を検出するセルを備えた1セルタイプのガスセンサ素子10に適用することができ、被測定ガス中の酸素濃度を調整するポンプセル及び被測定ガスと基準ガスとの酸素濃度の差を検出するセンサセル等を備えた2セルタイプのガスセンサ素子10に適用することもできる。
本例のセラミックヒータ1においては、発熱用パターン31を、セラミックシート2の長手方向Dに複数回折り返して形成する仕方に工夫を行っている。
具体的には、本例においては、発熱用パターン31において、上記斜線導体部313及び折返し導体部312を形成することにより、折返し導体部312は、直線導体部311と斜線導体部313との連結部分及び斜線導体部313同士の連結部分を180°を超える角度に折り返している。そして、複数の折返し導体部312の中心線の曲率直径R1〜R3の総和は、直線導体部311の中心線同士の間のパターン全幅Wよりも大きくなっている。
これにより、折返し導体部312の大きな曲率直径R1〜R3(曲率半径を2倍したもの)を確保することができる。そのため、セラミックシート2に導電ペーストを印刷してヒータパターン3を形成する際に、折返し導体部312に良好な印刷を行うことができる。そして、この折返し導体部312の印刷がかすれてしまうことを効果的に抑制することができ、印刷かすれに対する余裕度を向上させることができる。
また、上記工夫により、折返し導体部312の曲率直径R1〜R3(曲率半径を2倍したもの)を縮小化させることなく、加熱用パターン31のパターン全幅Wを小さくすることができる。
それ故、本例のセラミックヒータ1によれば、印刷状態を損なうことなく、パターン全幅Wを小さくすることができ、かつヒータ抵抗のばらつきが少なく、断線、亀裂等に対しても強いヒータパターン3を形成することができる。
また、本例によれば、ヒータ性能を損なうことなく小型化したセラミックヒータ1を用いて、ガスセンサ素子10の小型化を図ることができる。これにより、ガスセンサ素子10の熱容量を小さくして、その早期活性能力を向上させることができる。また、ガスセンサ素子10を早期に活性化させるために、セラミックヒータ1により急速に昇温を行う場合でも、セラミックヒータ1におけるヒータパターン3に、異常発熱による熱応力の増加に伴う亀裂が発生することを防止することができる。それ故、早期活性能力と高い信頼性を兼ね備えるガスセンサを得ることができる。
なお、図4には、ヒータパターン93における発熱用パターン930を、セラミックシート92の長手方向Dに伸びる一対の直線導体部931同士の間に、長手方向Dに沿って折り返した折返し導体部932と、直線導体部931に平行に形成され、折返し導体部932同士を連結する直線連結導体部933とを設けて構成した従来のセラミックヒータ9を示す。この従来のセラミックヒータ9においては、ヒータパターン93のパターン全幅W’を縮小しようとすると、この縮小量に対応して折返し導体部932の曲率直径R1’〜R3’を小さくする必要があり、この折返し導体部932に印刷かすれ等の印刷不良が発生するおそれがある。
また、図5は、ヒータパターンにおける加熱用パターンのパターン全幅Wを縮小したときに、セラミックヒータにおいて異常発熱が発生する頻度が増加することを示すイメージ図である。同図において、本例のセラミックヒータ1(発明品)は、上記加熱用パターン31の形状に工夫を行ったことにより、従来のセラミックヒータ9(比較品)に比べて、パターン全幅Wを小さくしたときでも、異常発熱が発生し難いことがわかる。
実施例における、セラミックヒータにおける加熱用パターンの形成状態を示す平面説明図。 実施例における、セラミックヒータを適用したガスセンサ素子の長手方向の断面を示す説明図。 実施例における、セラミックヒータを適用したガスセンサ素子の横方向の断面を示す説明図。 従来例における、セラミックヒータにおける加熱用パターンの形成状態を示す平面説明図。 実施例における、横軸にパターン全幅をとり、縦軸にセラミックヒータの異常発熱発生頻度をとって、両者の関係をイメージ的に示すグラフ。
符号の説明
1 セラミックヒータ
10 ガスセンサ素子
2 セラミックシート
3 ヒータパターン
31 発熱用パターン
311 直線導体部
312 折返し導体部
313 斜線導体部
32 通電用パターン
4 固体電解質体
41 電極
R1〜R3 曲率直径
W パターン全幅
D 長手方向

Claims (5)

  1. 絶縁性のセラミックシートと、該セラミックシートに導電ペーストを印刷してなるヒータパターンとを有し、該ヒータパターンにおける発熱用パターンを上記セラミックシートの長手方向に複数回折り返して形成したセラミックヒータにおいて、
    上記発熱用パターンは、上記長手方向に沿って形成した一対の直線導体部と、該直線導体部同士の間において上記長手方向に対して傾斜して形成した2本の斜線導体部と、上記各直線導体部の一端側と上記各斜線導体部の一端側とを連結する2つの第1折返し導体部と、上記2本の斜線導体部の他端側同士を連結する1つの第2折返し導体部とを有しており、
    上記2つの第1折返し導体部及び上記第2折返し導体部は、その全体が滑らかな曲線形状によって180°を超える角度に折り返してあり、
    上記2つの第1折返し導体部及び上記第2折返し導体部の中心線の曲率直径の総和を、上記直線導体部の中心線同士の間のパターン全幅よりも大きくしたことを特徴とするセラミックヒータ。
  2. 請求項1において、上記ヒータパターンは、上記長手方向に直交する横方向に並べて隣接形成した一対の通電用パターンを有すると共に、該通電用パターンから上記長手方向の一方側に向けて上記直線導体部をそれぞれ連結してなことを特徴とするセラミックヒータ。
  3. 請求項1又は2において、上記斜線導体部及び上記折返し導体部を形成した部分の上記長手方向の長さは、上記パターン全幅よりも長いことを特徴とするセラミックヒータ。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項において、上記パターン全幅は、1.5〜3.5mmであることを特徴とするセラミックヒータ。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のセラミックヒータを用いて構成したガスセンサ素子であって、
    該ガスセンサ素子は、少なくとも一対の電極を表裏の対向位置に設けてなる酸素イオン導電性の固体電解質体を有しており、
    該固体電解質体に上記セラミックヒータを積層して構成してあることを特徴とするガスセンサ素子。
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