JP4826385B2 - クリーニング方法 - Google Patents

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本発明は、被クリーニング部材上に残留した残トナーを除去するクリーニング方法、クリーニング装置及びこれらを用いた画像形成装置に関する。
回収ロールや像担持体等の回転体に接触するブレードに対してその磨耗を低減し寿命を延長するために、弾性ゴムのような歪変形による損傷のない金属ブレードや、ブレードにアモルファスカーボンなどの硬質カーボンコートを施し、高硬度化、低摩擦化する技術が提案されている。
また、最近、複写機およびプリンタは、ますます高速で信頼性の高いものが要求される傾向にあり、さらに高画質化のためクリーニングブレードに負荷のかかる小径の重合トナーが用いられる状況において、ブレード等のクリーニング部材にはさらなる信頼性向上、寿命延長が求められている。
一方、炭素は混成軌道の違いにより結合できる原子の数が異なり、その結晶構造によりSP2結合している炭素原子からなる比較的軟質なグラファイトからSP3結合している炭素原子からなる高硬度のダイヤモンドに分類できる。そして、前記アモルファスカーボンはSP2結合とSP3結合とが混在した炭素原子からなるアモルファス膜である。
したがって、このアモルファスカーボン膜の硬度を制御するためには、炭素原子の結合状態を制御する必要がある。そして、炭素原子の結合状態を制御するためには、基板に到達した時のスパッタ炭素原子のエネルギー状態を制御することが必要であり、このためには、イオン照射によりカーボン原子のエネルギー状態を制御する手法が有効と考えられる。
このような状況下、像担持体や現像スリーブに圧接されるブレードに関し、該ブレードの少なくとも像担持体等に圧接される部分にダイヤモンド状被膜を形成する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、クリーニングブレードの感光体ドラムと接触する部分に、アモルファスカーボンをコートする方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
更に、感光体ドラムのクリーニングブレードとして、金属ブレードである厚さが0.15nmのステンレス鋼の薄片に、TiNをPVD方式で約厚さ2μmでコーティング処理したクリーニングブレードが提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開平4−001781号公報 特開平6−282206号公報 特開平5−119504号公報
本発明は、クリーニング部材の経時磨耗の低減とクリーニング性能維持との両立が可能なクリーニング方法、クリーニング装置及びこれらを用いた画像形成装置を提供することを課題とする。
上記課題は、以下の本発明により達成される。すなわち本発明は、
<1> 搬送される被クリーニング部材に対し、基材上に水素原子含有量が10atm%以下のアモルファスカーボンを含む表面層を設けたクリーニング部材を圧接し、前記被クリーニング部材表面のトナーを除去するクリーニング方法であって、
前記クリーニング部材が、表面層が除去され基材が露出した摺擦面で被クリーニング部材に圧接され、該圧接位置において、被クリーニング部材の表面が前記摺擦面の搬送方向上流側の表面層断面、基材面、及び、搬送方向下流側の表面層断面の順に摺擦され
前記クリーニング部材の表面層の微小硬度をA(GPa)、前記基材の微小硬度をB(GPa)としたとき、これらが下記式(1)を満たすクリーニング方法である。
(B/A)<0.01 ・・・ 式(1)
> 前記アモルファスカーボンを構成する炭素原子のうち、sp3結合している炭素原子の比率が50%以上である<1>に記載のクリーニング方法である。
本発明によれば、クリーニング部材の経時磨耗の低減とクリーニング性能維持との両立が可能なクリーニング方法、クリーニング装置及びこれらを用いた画像形成装置を提供することができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
<クリーニング方法>
本発明のクリーニング方法は、搬送される被クリーニング部材に対し、基材上に水素原子含有量が10atm%以下のアモルファスカーボンを含む表面層を設けたクリーニング部材を圧接し、前記被クリーニング部材表面のトナーを除去するクリーニング方法であって、前記クリーニング部材が、表面層が除去され基材が露出した摺擦面で被クリーニング部材に圧接され、該圧接位置において、被クリーニング部材の表面が前記摺擦面の搬送方向上流側の表面層断面、基材面、及び、搬送方向下流側の表面層断面の順に摺擦されることを特徴とする。
まず、本発明のクリーニング方法を図面を用いて説明する。
図1は、本発明のクリーニング方法により被クリーニング部材表面のトナーをクリーニングしている状態の一例を示す模式断面図である。図においては、板状のクリーニングブレード(クリーニング部材)10が矢印F方向に搬送される被クリーニング体20に、圧接角αで圧接され、被クリーニング体20表面のトナー30がクリーニングブレード10により掻き取られクリーニングされている。
クリーニングブレード10は基材27に後述する表面層28を設けた構造を有しているが、本発明においては、クリーニング時にクリーニングブレード10の表面層28が摩耗等により除去され、基材27が露出した摺擦面Sで被クリーニング部材20を圧接している。その結果、被クリーニング部材20の表面はその矢印F方向の搬送にしたがって、搬送方向上流側の表面層断面P、基材面Q、及び、搬送方向下流側の表面層断面Rの順に摺擦されることとなる。
上記のように被クリーニング部材がクリーニングブレードにより摺擦されることにより、まず(1)クリーニングブレード10の摺擦面Sに対する上流側(図における断面P側)の表面層、下流側(図における断面R側)の表面層が支持体となり、クリーニングブレード10の磨耗の進行を防ぐことができる。また(2)前記上流側の表面層が、被クリーニング体20とくさび形状の壁面を形成し、該壁面がトナー30の衝突により損傷されず摺擦面S内部へのトナー侵入を防止するため、良好なクリーニング性能を維持することができる。さらに(3)トナー30はトナー粒子32及び外添剤34から構成されるが、図に示すように基材面Qにトナー30から脱離した微小の外添剤34などの粒子を通過させることにより、摺擦面Sに潤滑効果をもたせることができる。
本発明においては、クリーニングブレード10の表面層28が後述する硬質のアモルファスカーボンを含んで構成されているため、前記(1)の状態を安定して保持することができ、その結果として前記(2)、(3)の効果が奏されることとなり、この3つの作用により、前記クリーニングブレード10の摩耗低減とクリーニング性能維持の両立を図ることができる。
なお、本発明において、図1に示すようなクリーニングブレード10における基材面Qが露出した状態とは、具体的には被クリーニング部材の搬送方向(矢印F方向)で長さ0.01mm以上に渡って基材面Qが露出していることをいう。
本発明においては、前記クリーニング部材の表面層の微小硬度をA(GPa)、前記基材の微小硬度をB(GPa)としたとき、これらが下記式(1)を満たすことが好ましい。
(B/A)<0.01 ・・・ 式(1)
表面層の微小硬度と基材の微小硬度とが上記関係を満たすことにより、摺擦面Sにおいて基材が表面層より摩耗することとなり、摺擦面Sそのものの接触面積が低下し、前記上流側の表面層の押し付け圧力が増加し接触量が安定化することとなる。
(B/A)は0.005以下であることがより好ましく、下限は0.001程度である。
なお、前記表面層および前記基材の微小硬度は、ナノインスツルメンツ社製微小硬度測定装置(ナノインデンター)にて、曲率半径0.1μmのバーコビッチ型ダイヤモンド圧子を用いて押し込み深さ10nmで測定することができる。
また、本発明においては、前記クリーニングブレード10の摺擦面Sを被クリーニング部材20に圧接するに際し、圧接角αを5〜30°の範囲とすることが好ましく、10〜25°の範囲とすることがより好ましい。圧接角αが5°に満たないと、被クリーニング部材に腹当たりとなり実効圧力が作用しない場合がある。30°を超えると、高温高湿条件や突入トナー量が少ないときなど被クリーニング部材との摩擦が大きいときにブレード欠けやブレードめくれなどのトラブルとなる場合がある。
この場合、クリーニングブレード10の被クリーニング部材20に対する加圧力(圧接力)は0.98〜11.8N/m(1〜12gf/cm)の範囲とすることが好ましい。
さらに、前記圧接状態において、クリーニングブレード10の摺擦面Sにおける表面層断面P、Rの搬送方向の長さをm、基材面Qの搬送方向の長さをnとしたとき、m/nを0.01〜0.5の範囲とすることが好ましい。このようにすることで、前記(1)の摩耗低減効果と、前記(3)の潤滑効果とのバランスを保つのに適することとなる。
(クリーニング部材)
次に、本発明に用いられるクリーニング部材の構成について、その製造方法とともに説明する。
本発明に用いられるクリーニング部材は、まず基材上に水素原子含有量が10atm%以下のアモルファスカーボンを含む表面層を設けたものを基本とする。クリーニング部材の構成は、特に制限されず、クリーニングブレード、クリーニングパッド、等を挙げることができるが、前記のように一定の圧接角で被クリーニング部材に圧接するという観点からは、クリーニングブレードが好ましい。
基材の材質としてはウレタンゴム、シリコーンゴム、ポリイミド変性シリコーンゴム、フッ素ゴム等が使用される。
基材の材質としては、SUS、リン青銅などの金属材料や、ウレタンゴム、シリコーンゴム、ポリイミド変性シリコーンゴム、フッ素ゴム等のゴム材料や、ポリイミド、ポリカーボネート、PETなどの樹脂材料が挙げられ、接触部分の変形が少なく摩擦係数が低く、エッチングにより先端エッジの加工精度を得やすい金属薄板が好ましい。
上記基材は、アモルファスカーボンを主成分とする表面層で被覆される。該アモルファスカーボンにおける水素原子の含有量は10atm%以下である(以下、このようなアモルファスカーボンを「本発明に係るアモルファスカーボン」という場合がある)。ここで、アモルファスカーボンを主成分とするとは、表面層におけるアモルファスカーボンの含有量が80質量%以上(好ましくは80質量%以上)であることを意味する。
本発明に係るアモルファスカーボンにおける水素原子の含有量は、10atm%以下であることが必須であり、7atm%以下であることがより好ましく、5atm%以下であることが特に好ましい。本発明に係るアモルファスカーボンにおける水素原子の含有量が10atm%を超えると、磨耗が低減することができ、かつクリーニング性も維持できるという本発明のクリーニング方法の効果が得られない。
上記アモルファスカーボンにおける水素原子の含有量は、表面層から深さ1nmまでを水素前方散乱法(HFS)により測定したものである。
また、本発明に係るアモルファスカーボンは、構成する炭素原子の内、sp3結合している炭素原子の比率が50%以上であることが好ましく、60%以上であることがより好ましく、80%以上であることが更に好ましい。前記sp3結合している炭素原子の比率が50%未満であると、磨耗が低減することができ、かつクリーニング性も維持できるという本発明のクリーニング方法の効果が得られない場合がある。
なお、上記sp3結合している炭素原子の比率は、透過電子顕微鏡(TEM)に接続した電子線エネルギー損失スペクトルでエネルギー損失関数によるピークを波形分離し、その各ピークの面積比から算出することができる。
本発明に係るアモルファスカーボンを含む表面層は、フィルター・カソード・バキューム・アーク法(FCVA法)により形成される。
従来のアモルファスカーボン膜の成膜方法は、主に化学気相成長法(CVD法)、物理気相成長法(PVD法)に大別できる。しかしこれらの方法では炭素原子のエネルギー状態にばらつきが生じてやすく、後述するようにSP3結合の比率を高めることが難しい。前記FCVA法では、フィルタリングしたばらつきのないイオンを照射することができ、SP3結合比率の高い薄層を形成することができる。
具体的には、前記従来の成膜方法に比べて、厚みが均一で基材形状に忠実に成膜することができる。クリーニングにはブレード接触部分の表面性が重要であり、接触部分が荒れているとトナーや外添剤がすり抜けやすく磨耗しやすくなるとともに、不均一な接触状態となるため凸部に応力が集中し、トナーの固着やクリーニング面を傷つけやすくなり、磨耗の要因となってしまう。フィルタリングしたイオンは、基材表面形状を忠実に反映するため、事前に基材表面を平滑にすることが望ましい。基材材料としては、特に先端形状は深堀エッチング処理などを施し、バリや突起などのないシャープな形状とすることが望ましい。
本発明におけるクリーニング部材では、パルス変調電気バイアス信号を生成する工程、基材の近くに該パルス変調電気バイアス信号を印加する工程、基材の接触部分を前記バイアス信号の影響下で実質的に完全に電離した金属イオンのフィルタリングされたビームに露出させる工程を含む方法により表面層が形成される。
図2は、FCVA装置を説明する概念図である。40は炭素イオン発生源であり、カソード41とアノード42との間の真空アーク放電により炭素イオンC+を生じさせる。カソード41はディスク状の高純度グラファイトから成る。炭素イオン発生源40で生じた炭素イオンC+は、フィルター43を通過した後に試料T上に成膜される。フィルター43は電場および磁場を利用して必要とされる炭素イオンのみを通過させるものであり、不必要に大きな炭素粒子や中性の炭素原子はこのフィルター43によって取り除かれる。
フィルター43の出口付近には磁気コイル44が設けられており、この磁気コイル44で炭素イオンビームをスキャンすることにより試料Tに形成されるアモルファスカーボン膜が均一となるようにする。なお、試料Sにはバイアス電圧を印加することができる。試料Sに到達するイオンのエネルギーはこのバイアス電圧に依存しており、バイアス電圧により膜特性を変えることができる。
本発明のクリーニング部材は、前記試料Tの位置に基材を配置することによって作製されるが、詳しくは、黒鉛のバキュームアーク放電により炭素プラズマを発生させ、そこからイオン化した炭素を抽出・堆積させる、フィルター・カソード・バキューム・アーク(FCVA)法により行うことができ、島津製作所製のFCVA装置を用いて行われる。形成条件としては、成膜温度0〜80℃(より好ましくは20〜80℃、特に好ましくは40〜80℃)、成膜速度1.5nm/sが好ましい。
また、表面層の層厚は、0.5〜8μmが好ましく、1〜4μmがより好ましい。表面層の層厚が8μmを超えると、エッジが丸くなってしまいクリーニング性が低下する場合があり、0.5μm未満であると、磨耗量を低減する効果が十分には得られない場合がある。
本発明に係るアモルファスカーボンを含む表面層は、高硬度、低摩擦であるため、上述の効果が顕著となる。
本発明に係るアモルファスカーボンを含む表面層の硬度は、60〜90GPaの範囲であることが好ましく、70〜80GPaの範囲であることがより好ましい。
また、本発明に係るアモルファスカーボンを含む表面層の摩擦係数は、被膜前の基材の摩擦係数より低いことが好ましい。
なお、本発明に係るアモルファスカーボンを含む表面層の硬度は、ナノインスツルメンツ社製微小硬度測定装置(ナノインデンター)にて曲率半径0.1μmのバーコビッチ型ダイヤモンド圧子を用いて押し込み深さ10nmで測定したものであり、摩擦係数は、新東科学製のポータブル摩擦計(ヘイドン・トライボギア)Type:94iにより静摩擦係数を測定したものである。摩擦係数については、被覆前のベース基材との関係で小さくなっていればよく、同じ基準のものであればその種類(静摩擦係数、動摩擦係数など)や測定機は問わず適宜選定して差し支えない。
本発明におけるクリーニング部材とするためには、上記のように基材上に表面層を設けたものを用いて、さらに、図1に示したように被クリーニング部材と圧接される部分の表面層を除去し、基材を露出させる必要がある。
基材を露出させる方法は特に制限されないが、前述のようにクリーニング部材における摺擦面は被クリーニング部材に良好に密着してトナーなどのすり抜けを防ぐ必要があることから、少なくとも摺擦面は平滑であることが好ましい。
このため、上記基材を露出させる方法としては、実際上被クリーニング部材に前記表面層を設けたクリーニング部材を圧接して、両者を摺擦させてクリーニング部材を磨耗させる方法が好ましい。
より詳細には、磨耗が開始すると、応力が集中しやすいブレード先端が削られて磨耗粉が低硬度の回転体に埋まりこみ、さらにブレード先端を研磨し、また回転体も磨耗していく。そのうち図のように磨耗が進行すると、ブレードと回転体の初期的な凹凸、突起などが削り落とされ両者の接触面が平滑になり、密着した状態になる。すると切削のような大きな磨耗は発生せず緩やかな磨耗状態となる。この状態となって、トナーをせき止めて掻き落とすクリーニング手段となる搬送方向上流側の表面層、微小粒子を通過させながら潤滑性を保持する潤滑性保持手段となる基材層、及びクリーニング部材のエッジ摩耗を防止する摩耗防止手段となる搬送方向下流側の表面層を有するクリーニング部材が得られることとなる。
(被クリーニング部材)
本発明における被クリーニング部材は、感光体、中間転写体、転写ベルト、転写ロール、帯電ロール、導電性ファーブラシクリーナに当接しファーブラシからトナーを回収する回収ロールなど、トナーや放電生成物が堆積する部位を有するものであれば特に制限されない。
これらの中では、表面が硬質であり、本発明における効果が適切に奏されるという点で、感光体、中間転写体が好ましく用いられる。
<画像形成装置、クリーニング装置>
次に、本発明の画像形成装置について説明する。
図3は、本発明の画像形成装置の一例を示す概略構成図である。この画像形成装置は、表面に感光体層を有するドラム状の感光体(像保持体)1と、この感光体1を一様に帯電する帯電器2と、一様に帯電された感光体1に像光を照射して静電潜像を形成する像書き込み装置3と、それぞれブラック(4a)、イエロー(4b)、マゼンタ(4c)、シアン(4d)の4色の現像装置を収容した現像ユニット4(上記の帯電器2、像書き込み装置3、現像ユニット4をまとめてトナー像形成手段とする)と、前記像担持体1に接触し、周回可能に張架された無端ベルト状の中間転写体(被転写体)12と、前記像担持体1上に形成されたトナー像を上記中間転写体12へ転写する1次転写ロール5と、転写後に感光体1に残留した残トナーを除去するクリーニング装置(クリーニング手段)6と、中間転写体12を回転駆動させるドライブロール13と、中間転写体12の張力を調整するテンションロール14及び15と、ペーパーガイド9及び10に沿って搬送ロール11により搬送されてくる記録用紙(被転写体)8上に中間転写体12上のトナー像を転写する2次転写ロール(転写手段)17と、2次転写ロール17に対向して設けられているバックアップロール16と、2次転写ロール17によって記録用紙8上にトナー像を転写した後に中間転写体12上に残留したトナーを除去するクリーニングブレード18と、搬送ロール19と、記録用紙8上のトナー像を定着する定着装置(定着手段)7とを有している。
前記クリーニング装置6は、前述のクリーニング部材を備える本発明のクリーニング装置であり、図3に示す本発明の画像形成装置は、上記クリーニング装置6を備え本発明のクリーニング方法を実施することが可能に構成されている。
感光体1は、アルミニウム等の金属製支持体(ドラム)に、電荷発生層、電荷輸送層を順次積層させた機能分離型感光体が好ましく、図3における矢印A方向に回転する。
本発明に用いられる感光体としては、被クリーニング部材という観点からは、感光体磨耗や感光体表面キズ防止の点から耐磨耗性が高い感光体が好ましく、アモルファスシリコン、アモルファスカーボンなどの無機材料からなる感光体や、架橋樹脂などからなる表面保護層を有する感光体、フッ素樹脂などからなる低摩擦層を有する感光体などが好ましい。
帯電器2は、金属製の芯金にカーボンを含有するSBR(スチレン−ブタジエンゴム)からなる弾性層を形成し、該弾性層の上に抵抗層としてイオン導電材を含有するECO(エピクロロヒドリンゴム)を成膜し、さらにその上に、カーボンブラックとSnO(導電性フィラー)とを含有するポリアミドからなる表面層を成膜した帯電ロールを有するものである。前記弾性層の厚みは2.8mm、抵抗層の厚みは150μm、表面層の厚みは10μmであり、表面層を含む層全体の抵抗値は10〜10Ωの範囲に調製してある。また、帯電器2は、芯金にDC電圧を印加し、像担持体1の表面を一様に帯電するものである。なお、帯電器2としては、接触タイプの帯電ロール以外に、スコロトロンや固体放電器など非接触タイプの帯電器を用いてもよい。
像書き込み装置3は、像担持体1の回転方向(矢印A方向)とほぼ垂直に発光素子(LD)のレーザ光Lを繰り返し走査し、この発光素子が画像信号に基づいてON/OFFすることによって回転駆動される感光体1に像露光を行うようになっている。
現像ユニット4における4つの現像装置4a、4b、4c、4dは、回転駆動される1台の基部4eに支持されており、順次像担持体1と近接・対向するようになっており、各色に対応する潜像にトナーを転移して可視化してトナー像を形成する。
また、現像ユニット4で用いられる現像剤のトナーは、粉砕法により製造されたトナー、乳化重合法により製造されたトナーの何れも好ましく用いることができる。また、体積平均粒径は2〜12μm(より好ましくは5〜10μm)が好ましく、形状係数は100〜140(より好ましくは110〜130)が好ましい。なお、形状係数は、光学顕微鏡のトナー拡大像を(株)ニレコ製イメージアナライザLuzexIIIで画像解析して求めた値であり、次式で示される。
形状係数=〔(トナー径の絶対最大径)/(トナーの投影面積)〕×π/4×100
さらに、トナーには帯電制御剤、流動性助剤や転写助剤として、平均粒径10〜150nm程度のシリカ、アルミナ及びチタニア等の無機粒子や樹脂粒子(外添剤)が適当量外添されている。本発明における前記微小な外添剤としては、シリカ、酸価セリウムなどが好ましい。
なお、トナー粒子の製造方法としては、特に限定されず、例えば懸濁重合法、懸濁造粒法、溶解懸濁法、混練粉砕法等により製造されたものでもよい。
中間転写体12に用いられる構成樹脂としては、例えば、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、フッ素系樹脂、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体、ポリカーボネート樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂、塩化ビニル系樹脂、ABS樹脂、ポリメチルメタクリレート樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂等が挙げられる。これらは単独で若しくは2種以上併せて用いられる。これらの中でも、強度と屈曲疲労性の両面に優れている点で、ポリイミド樹脂が好適に用いられる。
ポリイミド樹脂製の無端ベルトは、ポリイミド前駆体溶液を調製するポリイミド前駆体溶液調製工程と、ポリイミド前駆体溶液を円筒成形管の外周面又は内周面に塗布してポリイミド前駆体塗膜を形成するポリイミド前駆体塗膜形成工程と、前記ポリイミド前駆体塗膜を加熱によりイミド転化させてポリイミド皮膜を形成するポリイミド皮膜形成工程と、を経ることにより製造することができ、また、必要に応じて他の工程を経ることができる。本発明においては、ポリイミド樹脂中にカーボンブラックを分散させ、厚さ80μmの無端状ベルトにして、ベルトの体積抵抗率は109Ωcm、表面抵抗率は1012Ω/□としたものを用いることが好ましい。
1次転写ロール5は、金属製の芯金にウレタン発泡体の層を形成したもので、ロールの抵抗値は10Ωに調製してある。また、1次転写ロール5の外径は18.5mmとした。
なお、1次転写ロールを含む画像形成装置におけるロール抵抗値は、各ロールをアースに接続した金属板の上に乗せ、ロール両端に500g計1kgの荷重をかけ、ロールの芯金と金属板との間に1kVの直流電圧を印加し、測定される電流値から換算して求めた。
2次転写ロール17は、外径28mmで2層構成となっており、高抵抗で薄い表面層と、その内側に表面層より低い抵抗で弾性を有する弾性層を有している。表面層は、体積抵抗率が10〜1013Ωcmの範囲であり、弾性層の抵抗は表面層の抵抗より低くしてあり、ロール全体の抵抗値として10〜10Ωの範囲に調整してある。
定着装置7は、記録用紙8上に転写されたトナー像を定着して記録画像とするものである。
次に、クリーニング装置6について以下に説明する。
クリーニング装置6の構成例を図4に示す。クリーニング装置6は、感光体1に近接して配置され、感光体1に対向する側に開口するクリーナハウジング24を備えている。クリーナハウジング24の下側開口端部には、シール部材25が固定されている。シール部材25は、感光体1とクリーニング装置6との間の隙間をほぼ塞ぎ、クリーニング装置6内の廃トナー等が外部へ漏れるのを防ぐ。本例では、シール部材25として、厚さ0.2mmの熱可塑性ポリウレタンフィルムを使用した。
クリーニング装置6内には、シール部材25よりも感光体1の回転方向(矢印)下流側に、クリーニング部材として、像担持体表面に先端部が当接するクリーニングブレード26が配設されている。このクリーニングブレード26として本発明におけるクリーニング部材が用いられる。
クリーニングブレード26は、断面形状がL字形の板金21に接着されており、止めネジ22によりクリーナハウジング24に固定されている。また、クリーニング装置6内の下部にはオーガ23が配設され、このオーガ23により廃トナーをクリーニング装置6の外に排出する。
なお、本実施形態におけるブレード加圧方式は、構造が簡単で低コストの定変位方式を用いており、具体的な加圧力は1.96N/m(2gf/cm)に設定してある。ただし、ブレード加圧方式は定変位方式に限られるものではなく、当接圧の経時変化がほとんどない定荷重方式を用いてもよい。
また、本発明の画像形成装置では、中間転写体12にクリーニング装置19が設けられており、このクリーニング装置19にもクリーニングブレード26と同様のクリーニングブレード18が備えられている。すなわち、本発明のクリーニング装置は、感光体1及び中間転写体12の何れにも好ましく用いることができ、本発明のクリーニング方法を実施することにより、クリーニング部材の経時磨耗低減とクリーニング性能の維持との両立を図ることができる。
さらに、本発明の画像形成装置には、クリーニング装置6やクリーニング装置19の代わりに、図5に示すような、感光体、中間転写体等の像保持体50表面の残留トナーをブラシ部材51で除去し、除去した残留トナーを回収ロール52で回収し、回収した残トナーをスクレーパー53で掻きとるクリーニング装置を用いてもよい。この際、スクレーパー53として本発明におけるクリーニング部材を用いることにより、上述のようにクリーニングブレード6或いはクリーニングブレード18として本発明におけるクリーニング部材を用いたときと、同様の効果が得られる。
以下、本発明を実施例によりさらに具体的に説明する。
<実施例1>
(クリーニングブレードの作製)
基材として、幅336mm、長さ20mmの大きさで厚さが0.08mmのSUS304(微小硬度:0.3GPa)を用意した。FCVA装置(島津製作所製)を用い、先端から3mmまでの範囲に、厚さ3μmのアモルファスカーボンを含む表面層を形成し、クリーニングブレード1を得た。なお、成膜条件は、成膜温度40℃、成膜速度1.5nm/sとした。
得られたクリーニングブレード1の表面層を構成するアモルファスカーボンについて、前記の方法により水素原子含有量、sp3結合比率を調べたところ、水素含有量は5.5atm%であり、sp3結合している炭素原子の比率が80%であった。また、表面層の微小硬度は、75GPaであり、摩擦係数は0.08であった。
得られたクリーニングブレード1を図3に示す構成の画像形成装置のクリーニング装置6に設置し、図4に示すように、4.0gf/mmの押圧力、圧接角22°、ブレード自由長(突き出し長さ)10mmで中間転写ベルトに押し付け、中間転写ベルト表面に画像を形成しない状態で中間転写ベルトを線速220mm/秒で回転させながら、A4サイズ画像100枚分の空回転(予備回転)を行った。
その結果、クリーニングブレード1の感光体1との圧接位置に、図1に示すような基材面Qが露出した摺擦面Sが形成された。このときの摺擦面Sにおける基材面Qの搬送方向の長さは0.015mmであった。
(評価)
上記状態から、感光体表面全面にハーフトーン画像形成(画像密度30%)による繰り返し画像出力(A4サイズ)を行い、以下の評価を行った。
なお、トナーとしてはスチレン−アクリル系樹脂の重合トナー(体積平均粒径:5.8μm、形状係数:134)をトナー粒子とし、これに外添剤としてシリカ、酸価セリウムなどを処理したものを用いた。
−クリーニング維持性−
クリーニング不良に起因する画像欠陥が発生するまでの画像出力枚数の確認を行った。なお、画像欠陥が発生しない場合は20万枚で評価を終了した。
−クリーニングブレード損傷具合−
上記画像出力後のクリーニングブレードの損傷(摩耗)具合は、レーザー顕微鏡(キーエンス(株)製、VK8500)によりエッジ先端部のダメージを観察し、以下の判断基準により評価を行った。
○:エッジ摩耗小(初期に対してほとんど形状変化がない。)
△:エッジ摩耗中(初期に対して摩耗が進行しているが形状は維持されている。)
×:エッジ摩耗大(摩耗がかなり進行し初期の形状が消失している。)
結果を表1に示す。
参考例2>
実施例1のクリーニングブレードの作製において、基材として炭化タングステン合金(微小硬度:50GPa)からなる長さ3mm、厚さ0.1mmのプレートを、実施例1で使用したSUS板の先端に接着したものを用い、実施例1と同様にしてクリーニングブレード2を作製し、同様の評価を行った。
結果を表1に示す。
<比較例1>
クリーニングブレードとして、実施例1で使用しSUS基材をそのまま用いてクリーニングブレード3とした以外は、実施例1と同様の評価を行った。
結果を表1に示す。
<比較例2>
実施例1のクリーニングブレードの作製において、SUS基材に対して、CVD装置を用いてDCマグネトロンスパッタ法により表面層形成を行った以外は、同様にしてクリーニングブレード4を作製した。具体的には、厚さ3μmの表面層を形成した。
この表面層について、同様に水素原子含有量を測定したところ30atm%であり、またsp3結合している炭素原子の比率は40%であった。また、表面層の微小硬度は15GPaであった。このクリーニングブレード4を用いて実施例1と同様の評価を行った。
結果を表1に示す。
Figure 0004826385
表1に示すように、実施例の硬質のアモルファスカーボン表面層を有するクリーニングブレードを用いた場合には、長期に渡りブレードの摩耗を抑えることができ、クリーニング維持性を確保することができることがわかる。
本発明のクリーニング方法によりクリーニングしている状態を示す模式断面図である。 FCVA装置を説明するための概念図である。 本発明の画像形成装置の一例を示す概略構成図である。 本発明のクリーニング装置の一例を示す概略構成図である。 本発明のクリーニング装置の他の一例を示す模式図である。
符号の説明
1 感光体(被クリーニング体)
2 帯電器
3 像書き込み装置
4 現像ユニット
5 1次転写ロール
6、19 クリーニング装置
7 定着装置
8 記録用紙
10、18、26 クリーニングブレード(クリーニング部材)
12 中間転写体(被クリーニング体)
16 バックアップロール
17 2次転写ロール
23 オーガ
24 クリーナハウジング
25 シール部材
27 基材
28 表面層
30 トナー
40 炭素イオン発生源
41 カソード
42 アノード
43 フィルター
44 磁気コイル
50 像保持体
51 ブラシ部材
52 回収ロール(被クリーニング体)
53 スクレーパー(クリーニング部材)

Claims (2)

  1. 搬送される被クリーニング部材に対し、基材上に水素原子含有量が10atm%以下のアモルファスカーボンを含む表面層を設けたクリーニング部材を圧接し、前記被クリーニング部材表面のトナーを除去するクリーニング方法であって、
    前記クリーニング部材が、表面層が除去され基材が露出した摺擦面で被クリーニング部材に圧接され、該圧接位置において、被クリーニング部材の表面が前記摺擦面の搬送方向上流側の表面層断面、基材面、及び、搬送方向下流側の表面層断面の順に摺擦され
    前記クリーニング部材の表面層の微小硬度をA(GPa)、前記基材の微小硬度をB(GPa)としたとき、これらが下記式(1)を満たすことを特徴とするクリーニング方法。
    (B/A)<0.01 ・・・ 式(1)
  2. 前記アモルファスカーボンを構成する炭素原子のうち、sp3結合している炭素原子の比率が50%以上であることを特徴とする請求項1に記載のクリーニング方法。
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