JP4825914B2 - 携帯端末装置、管理装置、電話番号変更システム及び制御回路 - Google Patents

携帯端末装置、管理装置、電話番号変更システム及び制御回路 Download PDF

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Description

本発明は、携帯端末装置、携帯端末装置と通信可能な管理装置、携帯端末装置と管理装置とを有する電話番号変更システム及び携帯端末装置を制御する制御回路に関し、特に、携帯端末装置の電話番号を携帯端末装置に予め設定されていない電話番号へ容易に変更することができる携帯端末装置、管理装置、電話番号変更システム及び制御回路に関するものである。
従来、1台の携帯端末装置で複数の電話番号を使用することを可能にする技術が知られている。例えば、特許文献1では、携帯端末装置が発呼を行う際に、携帯端末装置を特定する端末情報及び付加情報を送信し、これらの情報を受信した所定の装置が端末情報及び付加情報に基づいて通信相手先に対して呼び出し要求を行うことで、1台の携帯端末装置で複数の電話番号を使用することを可能にする技術が開示されている。
また、特許文献2では、公衆用セルラー電話機能と自営用コードレス電話機能とを有する携帯端末装置が、自営網サービスエリアに設置されているIC(Integrated Circuit)タグから自営網サービスエリアを特定する自営エリア識別子を受け付けると、携帯端末装置に予め記憶されている自営エリア識別子と電話番号との対応テーブルを参照して、受信した自営エリア識別子に対応する電話番号に変更する技術が開示されている。
特開2005−340962号公報 特開2001−320755号公報
しかしながら、上記従来技術では、変更する電話番号を携帯端末装置に予め設定しておく必要があるという問題があった。すなわち、新たに異なる電話番号を使用する場合、携帯端末装置に新しい電話番号を設定しなければならなかった。
例えば、部署毎に異なる電話番号を顧客等に公表している企業の場合、部署が増加したり電話番号が変更になったりする度に、携帯端末装置の所有者に新しい電話番号を携帯端末装置に登録させる作業や、所有者から携帯端末装置を回収して携帯端末装置に新しい電話番号を登録した後、携帯端末装置を所有者に返戻する作業が必要であった。
特に、個人用と会社用の電話番号を併用する社員が多い企業や、人事異動が頻繁に行われる企業では、この種の煩雑な作業を登録漏れ防止を徹底しながら何度も行う為に、膨大な工数を要していた。
そこで、1台の携帯端末装置で複数の電話番号を使用する場合において、使用する電話番号を携帯端末装置に予め設定することなく、異なる電話番号へ容易に変更することができる技術をいかにして実現するかが重要な課題となっている。
本発明は、上記課題を解消するためになされたものであって、携帯端末装置の電話番号を携帯端末装置に予め設定されていない電話番号へ容易に変更することができる携帯端末装置、管理装置、電話番号変更システム及び制御回路を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一つの態様では、ICタグを一意に特定する識別番号と携帯端末装置を一意に特定する機体番号との組合せに対応付けて変更後電話番号を記憶する管理装置と通信可能な該機体番号を記憶する携帯端末装置であって、電話番号を予め記憶する機体情報記憶手段と、前記機体情報記憶手段に記憶されている電話番号を用いて通信制御を行う通信制御手段と、前記ICタグから識別番号を読み取るICタグ読取手段と、前記ICタグ読取手段により読み取られた識別番号と当該携帯端末装置の機体番号とを含む電話番号取得依頼を前記管理装置に送信する電話番号取得依頼手段と、前記機体情報記憶手段に記憶されている電話番号を、前記電話番号取得依頼に対する応答として受信した変更情報に含まれる変更後電話番号に変更する電話番号変更手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、前記機体情報記憶手段は、変更不可能である基本電話番号と変更可能である一時電話番号とを記憶し、前記電話番号変更手段は、前記機体情報記憶手段に記憶されている一時電話番号を前記管理装置から受信した変更情報に含まれる変更後電話番号に変更し、前記通信制御手段は、前記機体情報記憶手段に一時電話番号が記憶されている場合に、該一時電話番号を用いて通信制御を行い、前記機体情報記憶手段に一時電話番号が記憶されていない場合に、前記基本電話番号を用いて通信制御を行うことを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、前記電話番号変更手段は、前記ICタグ読取手段より前記識別番号を一定期間受信しない場合に、前記機体情報記憶手段に記憶されている一時電話番号を削除することを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、所定の場所に設置されているICタグから該ICタグを一意に特定する識別番号を読取る携帯端末装置と通信可能な管理装置であって、前記識別番号と前記携帯端末装置を一意に特定する機体番号との組合せに対応付けて変更後電話番号を予め記憶する電話番号管理記憶手段と、前記識別番号と前記機体番号とを含む電話番号取得依頼を受け付けた場合に、前記電話番号管理記憶手段から該電話番号取得依頼に含まれる識別番号と機体番号との組合せに対応する変更後電話番号を特定する電話番号特定手段と、前記電話番号特定手段により特定された変更後電話番号を含む変更情報を前記携帯端末装置に対して通知する電話番号通知手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、携帯端末装置を一意に特定する機体番号を記憶する携帯端末装置と、該携帯端末装置と通信可能な管理装置とを有する電話番号変更システムであって、前記携帯端末装置は、電話番号を予め記憶する機体情報記憶手段と、前記機体情報記憶手段に記憶されている電話番号を用いて通信制御を行う通信制御手段と、ICタグから該ICタグを一意に特定する識別番号を読み取るICタグ読取手段と、前記ICタグ読取手段により読み取られた識別番号と当該携帯端末装置の機体番号とを含む電話番号取得依頼を前記管理装置に送信する電話番号取得依頼手段と、前記機体情報記憶手段に記憶されている電話番号を、前記電話番号取得依頼に対する応答として受信した変更情報に含まれる変更後電話番号に変更する電話番号変更手段とを備え、前記管理装置は、前記識別番号と前記機体番号との組合せに対応付けて変更後電話番号を予め記憶する電話番号管理記憶手段と、前記携帯端末装置から前記電話番号取得依頼を受け付けた場合に、前記電話番号管理記憶手段から該電話番号取得依頼に含まれる識別番号と機体番号との組合せに対応する変更後電話番号を特定する電話番号特定手段と、前記電話番号特定手段により特定された変更後電話番号を含む変更情報を前記携帯端末装置に対して通知する電話番号通知手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、前記電話番号管理記憶手段は、前記識別番号に対応付けて複数の変更後電話番号を記憶し、前記電話番号特定手段は、前記電話番号管理記憶手段から前記電話番号取得依頼に含まれる識別番号に対応する変更後電話番号を取得して、取得した該変更後電話番号から一つの電話番号を特定することを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、前記電話番号管理記憶手段は、変更後電話番号が使用されているか否かを示す払出済フラグをさらに記憶し、前記電話番号特定手段は、前記電話番号管理記憶手段から前記電話番号取得依頼に含まれる識別番号に対応し、かつ、払出済フラグが払い出し済みでないことを示す変更後電話番号を特定することを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、電話番号毎に請求される請求金額を該電話番号に対応付けて予め記憶する課金情報記憶手段と、該請求金額の上限金額を示す請求金額上限を該電話番号に対応付けて予め記憶する請求金額上限記憶手段と、前記請求金額と前記請求金額上限とを比較する課金金額検証手段とをさらに備え、前記電話番号特定手段は、前記課金金額検証手段により前記請求金額が前記請求金額上限より小さい場合に、前記変更後電話番号を特定することを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、電話番号毎に請求される請求金額を該電話番号に対応付けて予め記憶する課金情報記憶手段と、該請求金額の上限金額を示す請求金額上限を前記識別番号に対応付けて予め記憶する請求金額上限記憶手段と、前記課金情報記憶手段から前記電話番号取得依頼に含まれる識別番号に対応する請求金額を取得して、取得した該請求金額の合算値と前記請求金額上限とを比較する課金金額検証手段とをさらに備え、前記電話番号特定手段は、前記課金金額検証手段により前記請求金額の合算値が前記請求金額上限より小さい場合に、前記変更後電話番号を特定することを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、電話番号と携帯端末装置を一意に特定する機体番号とを記憶し、ICタグから該ICタグを一意に特定する識別番号を読み取るとともに、該識別番号と該機体番号との組合せに対応付けて変更後電話番号を記憶する管理装置と通信を行う携帯端末装置を制御する制御回路であって、前記電話番号を用いて通信制御を行う通信制御手段と、前記ICタグから読み取りした識別番号と前記携帯端末装置の機体番号とを含む電話番号取得依頼を前記管理装置に送信する電話番号取得依頼手段と、前記電話番号を、前記電話番号取得依頼に対する応答として受信した変更情報に含まれる変更後電話番号に変更する電話番号変更手段とを備えたことを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、前記携帯端末装置は、変更不可能である基本電話番号と変更可能である一時電話番号とを記憶し、前記電話番号変更手段は、前記携帯端末装置に記憶されている一時電話番号を前記管理装置から受信した変更情報に含まれる変更後電話番号に変更し、前記通信制御手段は、前記携帯端末装置に一時電話番号が記憶されている場合に、該一時電話番号を用いて通信制御を行い、前記携帯端末装置に一時電話番号が記憶されていない場合に、前記基本電話番号を用いて通信制御を行うことを特徴とする。
また、本発明の他の態様では、前記電話番号変更手段は、前記識別番号を一定期間受信しない場合に、前記携帯端末装置に記憶されている一時電話番号を削除することを特徴とする。
本発明の一つの態様によれば、携帯端末装置の電話番号を携帯端末装置に予め設定されていない電話番号に変更することができるという効果を奏する。すわなち、新たに異なる電話番号を使用する場合に、携帯端末装置に新しい電話番号を設定することなく新しい電話番号に変更することができる。
また、本発明の一つの態様によれば、携帯端末装置がICタグの交信可能範囲内に位置する場合に限り、変更可能な一時電話番号を用いて通信を行うことができるという効果を奏する。
また、本発明の一つの態様によれば、携帯端末装置がICタグの交信可能範囲外に位置する場合は、変更不可能な基本電話番号を用いて通信を行うことができるという効果を奏する。
また、本発明の一つの態様によれば、所定の管理装置上で携帯端末装置の電話番号を管理することができるという効果を奏する。
また、本発明の一つの態様によれば、不特定の携帯端末装置に対して電話番号を変更させることができるという効果を奏する。
また、本発明の一つの態様によれば、異なる携帯端末装置が同一の電話番号に変更されることを防止することができるという効果を奏する。
また、本発明の一つの態様によれば、本発明を利用することにより変更される電話番号を使用して通話することが可能な通話料金を電話番号単位で管理することができるという効果を奏する。
また、本発明の一つの態様によれば、本発明を利用することにより変更される電話番号を使用して通話することが可能な通話料金をICタグID単位で管理することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる携帯端末装置、管理装置、電話番号変更システム及び制御回路の好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではない。
まず、本実施例に係る電話番号変更システムの概要について説明する。本実施例に係る電話番号変更システムは、電話番号を変更することができる携帯端末装置と、携帯端末装置の電話番号を管理する管理装置と、非接触型のICタグとから構成され、携帯端末装置がICタグの交信可能範囲に入ると、携帯端末装置はICタグを一意に特定する識別番号(以下、「ICタグID」と言う)と携帯端末装置を一意に特定する機体番号とを含む電話番号取得依頼を管理装置に送信する。
そして、管理装置は、ICタグIDと機体番号との組合せに対応付けて電話番号を記憶しており、携帯端末装置から電話番号取得依頼を受信すると電話番号取得依頼に含まれるICタグIDと機体番号との組合せに対応する電話番号を変更後電話番号と特定して、特定した電話番号を含む変更情報を携帯端末装置に通知する。かかる変更情報を受信した携帯端末装置は、電話番号を変更情報に含まれる電話番号に変更する。
図1を用いて具体的に説明する。図1は、本実施例に係る電話番号変更システムの概要を説明するための説明図である。同図に示すように、利用者Aは、携帯端末装置200を所有している。ここでは、利用者Aは個人用の電話番号として「000−0000」を用いて携帯端末装置200を利用しているとする。
ここで、利用者AがY株式会社に出社し(ステップS1)、携帯端末装置200がY株式会社に設置されるICタグ10の交信可能範囲11に入ると、携帯端末装置200は、ICタグ10からICタグIDを受信する(ステップS2)。ここでは、ICタグ10のICタグIDを「102」とする。
そして、携帯端末装置200は、受信したICタグID「102」と携帯端末装置200の機体番号とを含む電話番号取得依頼を管理装置100に送信する(ステップS3)。ここでは、携帯端末装置200の機体番号を「CCC」とする。
かかる電話番号取得依頼を受信した管理装置100は、ICタグIDと機体番号との組合せに対応付けて電話番号を記憶する電話番号管理テーブル121から、電話番号取得依頼に含まれるICタグIDと機体番号との組合せに対応する電話番号を取得する(ステップS4)。例えば、図1に示した電話番号管理テーブル121の1行目のように、ICタグID「102」と機体番号「CCC」の組合せに対応する電話番号として「333−3333」が登録されているとすると、管理装置100は、電話番号として「333−3333」を取得する。
そして、管理装置100は、取得した電話番号「333−3333」を含む変更情報を携帯端末装置200に通知する(ステップS5)。変更情報を受信した携帯端末装置200は、携帯端末装置200の電話番号「000−0000」を変更情報に含まれる電話番号「333−3333」に変更する(ステップS6)。その後、携帯端末装置200は、変更された電話番号「333−3333」を用いて通信を行う。
そして、利用者Aが携帯端末装置200をICタグ10の交信可能範囲11の外に持ち出すと携帯端末装置200の電話番号は個人用の電話番号「000−0000」に戻る。なお、会社の出口等にICタグを設置して、そのICタグの交信可能範囲に携帯端末装置200が入ると個人用の電話番号に戻るように構成してもよいし、利用者Aが携帯端末装置200に対して所定の操作を行うと個人用の電話番号に戻るように構成してもよい。
このように、本実施例に係る電話番号変更システムを利用すると、変更する電話番号を管理装置100上で管理するので、変更する電話番号を携帯端末装置200に予め設定しておく必要がなくなる。そのため、新たに異なる電話番号を使用する場合、携帯端末装置200に新しい電話番号を設定する必要がなくなる。
例えば、部署毎に異なる電話番号を顧客等に公表している企業では、部署が増加したり電話番号が変更になったりする度に、携帯端末装置の所有者に新しい電話番号を携帯端末装置に登録させる作業や、所有者から携帯端末装置を回収して携帯端末装置に新しい電話番号を登録した後、携帯端末装置を所有者に返戻する作業を行う必要がなくなる。
なお、図1では、ICタグIDと機体番号との組合せに対応する電話番号が電話番号管理テーブル121に記憶されていれば、携帯端末装置200の電話番号をその電話番号に変更することができる例を示したが、本実施例に係る電話番号変更システムを利用すると、携帯端末装置200の機体番号に関わらず、電話番号取得依頼に含まれるICタグIDと電話番号管理テーブル121に記憶されているICタグIDとが一致すれば、携帯端末装置200の電話番号を変更することもできる。
以下では、説明の便宜上、ICタグIDと機体番号との組合せに対応する電話番号が電話番号管理テーブル121に記憶されていれば携帯端末装置200の電話番号を変更することができることを「機体固定」と表記する。また、機体番号に関わらず、ICタグIDに対応する電話番号が電話番号管理テーブル121に記憶されていれば携帯端末装置200の電話番号を変更することができることを「機体フリー」と表記する。
次に、本実施例に係る管理装置の構成について説明する。図2は、本実施例に係る管理装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、管理装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを有する。
通信部110は、図示しない基地局を介したデータ通信の通信制御を行う機能部である。例えば、携帯端末装置200から電話番号取得依頼が送信された場合、通信部110は、電話番号取得依頼を受信して後述する課金金額検証部131及び電話番号特定部132に出力する。
記憶部120は、磁気ディスク装置等からなる記憶デバイスであり、電話番号管理テーブル121と、払出管理テーブル122と、課金情報テーブル123と、請求金額上限テーブル124とを記憶する。
図3は、電話番号管理テーブル121の一例を示す図である。同図に示すように、電話番号管理テーブル121は、ICタグIDと機体番号との組合せに対応付けて、電話番号、最大許可数、契約者名を保持する。
ICタグIDは、所定の場所に設置されるICタグを一意に特定する識別番号である。機体番号は、「機体固定」の場合、本実施例に係る電話番号変更システムを利用する携帯端末装置を一意に特定する番号(例えば、製造番号等)であり、「機体フリー」の場合、製造番号等は設定されず「機体フリー」であることを判別できるフラグや文字列等である。図3の例では、ICタグID「101」が記憶されているICタグが「機体フリー」であるものとして、ICタグID「101」に対応する機体番号に「機体フリー」を示す値が設定されている。
電話番号は、携帯端末装置200に通知する電話番号である。ただし、機体番号の値が「機体フリー」の場合、携帯端末装置200に通知する電話番号は、後述する払出管理テーブル122に設定される。
最大許可数は、対応するICタグIDが割り当て可能な電話番号の数であり、機体番号の値が「機体フリー」でない場合は「1」に設定される。契約者名は、本実施例に係る電話番号変更システムを利用する契約者の氏名又は企業等の名称である。
図4は、払出管理テーブル122の一例を示す図である。同図に示すように、払出管理テーブル122は、ICタグIDに対応付けて、電話番号、払出済フラグを保持する。ICタグIDは、ICタグを一意に特定する識別番号であり、電話番号管理テーブル121のICタグIDに対応する。
電話番号の欄には、電話番号管理テーブル121においてICタグIDに対応する機体番号の値が「機体フリー」である場合に、電話番号管理テーブル121の最大許可数に記憶されている数の電話番号が設定される。電話番号管理テーブル121に記憶されている機体番号が「機体フリー」の場合、払出管理テーブル122に記憶されている電話番号が携帯端末装置200に通知する電話番号の候補となる。
払出済フラグは、対応する電話番号をある携帯端末装置に通知して、その電話番号が用いられているか否かを示すデータである。払出済みフラグを用いることで、異なる携帯端末装置に対して同一の電話番号を通知してしまうことを防止することができる。ここでは、対応する電話番号が使用中の場合は払出済フラグを「1」とし、使用中でない場合は払出済フラグを「0」とする。
図5は、課金情報テーブル123の一例を示す図である。同図に示すように、課金情報テーブル123は、電話番号に対応付けて請求金額を保持する。電話番号は、電話番号管理テーブル121の電話番号、又は、払出管理テーブル122の電話番号に対応する。請求金額は、対応する電話番号に請求すべき通話料金が記憶される。
課金情報テーブル123は、通話時間に基づいて定まる通話料金やインターネット接続時間に基づいて定まる通信料金等を電話番号毎に管理する課金サーバ300から、電話番号及び通話料金を取得して構成される。なお、本実施例に係る電話番号変更システムを利用して携帯端末装置200の電話番号を変更した場合、通話料金は、携帯端末装置200を使用する所有者ではなくICタグの設置者に請求される。
図6は、請求金額上限テーブル124の一例を示す図である。同図に示すように、請求金額上限テーブル124は、ICタグIDに対応付けて請求金額上限を保持する。ICタグIDは、電話番号管理テーブル121のICタグIDに対応する。
請求金額上限は、ICタグIDに対応する電話番号を使用して通話することが可能な1ヶ月間の通話料金の上限金額である。ICタグの設置者は、請求金額上限を設定することでICタグに対応する電話番号の通話料金が請求金額上限を超える場合には、そのICタグにより電話番号を変更できないようにすることができる。
なお、請求金額上限をICタグID毎に設定する場合を示したが、契約者名毎に請求金額上限を設定できるように構成してもよいし、電話番号毎又は機体番号毎に請求金額上限を設定できるように構成してもよい。図6の例では、ICタグID「101」に対応する請求金額上限は「300000円」であり、ICタグID「103」に対応する請求金額上限は設定されていない。また、請求金額上限を1ヶ月間の通話料金の上限金額としたが、その期間は3ヶ月間や1年間等のいかなる期間であってもよい。
制御部130は、管理装置100を全体制御する制御部であり、課金金額検証部131と、電話番号特定部132と、電話番号通知部133とを有する。
課金金額検証部131は、携帯端末装置200から電話番号取得依頼を受信すると、電話番号管理テーブル121から電話番号取得依頼に含まれるICタグIDに対応する機体番号及び電話番号を取得する。取得した機体番号が「機体フリー」に該当する場合、電話番号管理テーブル121の電話番号の項目には、電話番号が設定されていないため、払出管理テーブル122から、電話番号取得依頼に含まれるICタグIDに対応する電話番号を取得する。
そして、課金金額検証部131は、電話番号管理テーブル121又は払出管理テーブル122から取得した電話番号に対応する請求金額を課金情報テーブル123から取得して、取得したすべての請求金額を合算する。そして、請求金額上限テーブル124から電話番号取得依頼に含まれるICタグIDに対応する請求金額上限を取得し、請求金額の合算値と請求金額上限とを比較する。
請求金額の合算値が請求金額上限より小さい場合、電話番号特定部132に携帯端末装置200に通知する変更後電話番号を特定するよう指示する。一方、請求金額の合算値が請求金額上限より大きい場合、通信部110を介して、携帯端末装置200に、例えば、「通話料金が請求金額上限を超えているため電話番号を変更できません」というエラー内容を送信する。
電話番号特定部132は、課金金額検証部131により請求金額の合算値が請求金額上限より小さいと検証された場合、電話番号管理テーブル121から電話番号取得依頼に含まれるICタグIDに対応する機体番号及び電話番号を取得する。
取得した機体番号と電話番号取得依頼に含まれる識別番号とが一致する場合、一致した機体番号に対応する電話番号を変更後電話番号と特定し、その電話番号を電話番号通知部133に出力する。
一方、取得した機体番号が「機体フリー」である場合、電話番号特定部132は、払出管理テーブル122から電話番号取得依頼に含まれるICタグIDに対応し、かつ、払出済フラグが「0(払出未)」に対応する電話番号を1つ取得し、取得した電話番号を変更後電話番号と特定して電話番号通知部133に出力する。そして、取得した電話番号に対応する払出管理テーブル122の払出済フラグを「1(払出済)」に更新する。
電話番号通知部133は、電話番号特定部132から電話番号を受信した場合に、受信した電話番号を含む変更情報を携帯端末装置200に対して通知する機能部である。
上述した課金金額検証部131及び電話番号特定部132の処理について、例を2つ挙げて説明する。なお、図3〜6に示すように、電話番号管理テーブル121、払出管理テーブル122、課金情報テーブル123、請求金額上限テーブル124にデータが記憶されているものとする。
まず、電話番号取得依頼に含まれるICタグIDが「102」であり、機体番号が「CCC」である場合における課金金額検証部131及び電話番号特定部132の処理について説明する。
課金金額検証部131は、電話番号管理テーブル121からICタグID「102」に対応する機体番号と電話番号の組合せとして「CCC、333−3333」、「DDD、444−4444」、「EEE、555−5555」を取得する。
取得した機体番号が「機体フリー」でないため、課金金額検証部131は、取得した電話番号に対応する請求金額を課金情報テーブル123から取得する。図5に示すように、電話番号「333−3333」、「444−4444」、「555−5555」に対応する請求金額として「5500」、「300」、「100」を取得し、これらの請求金額を合算する。その合算値は「5900」となる。
そして、課金金額検証部131は、請求金額上限テーブル124からICタグID「102」に対応する請求金額上限として「6000」を取得し、請求金額の合算値「5900」と請求金額上限「6000」とを比較し、請求金額の合算値が請求金額上限より小さいので電話番号特定部132に携帯端末装置200に通知する変更後電話番号を特定するよう指示する。
かかる指示を受信した電話番号特定部132は、電話番号管理テーブル121からICタグID「102」に対応する機体番号と電話番号の組合せとして「CCC、333−3333」、「DDD、444−4444」、「EEE、555−5555」を取得する。
取得した機体番号と電話番号取得依頼に含まれる識別番号「CCC」とが一致する電話番号「333−3333」を携帯端末装置200に通知する変更後電話番号と特定し、特定した電話番号「333−3333」を電話番号通知部133に出力する。
次に、電話番号取得依頼に含まれるICタグIDが「101」であり、機体番号が「GGG」である場合における課金金額検証部131及び電話番号特定部132の処理について説明する。
課金金額検証部131は、電話番号管理テーブル121からICタグID「101」に対応する機体番号と電話番号の組合せとして「機体フリー、111−XXXX」を取得する。
取得した機体番号が「機体フリー」であるため、払出管理テーブル122からICタグID「101」に対応する電話番号として「111−0001」「111−0002」・・・「111−0300」を取得する。
そして、課金情報テーブル123から、取得した電話番号に対応する請求金額として、「100」、「2000」、「16」、「30」・・・「5000」を取得し、これらの請求金額を合算する。ここでは、合算値を「9046」とする。
そして、請求金額上限テーブル124からICタグID「101」に対応する請求金額上限として「300000」を取得し、請求金額の合算値「9046」と請求金額上限「300000」とを比較し、請求金額の合算値が請求金額上限より小さいので電話番号特定部132に携帯端末装置200に通知する変更後電話番号を特定するよう指示する。
かかる指示を受信した電話番号特定部132は、払出管理テーブル122からICタグID「101」に対応し、かつ、払出済フラグが「0(払出未)」である電話番号として「111−0002」を取得し、この電話番号「111−0002」を携帯端末装置200に通知する変更後電話番号と特定し、特定した電話番号「111−0002」を電話番号通知部133に出力する。
そして、電話番号特定部132は、電話番号「111−0002」に対応する払出管理テーブル122の払出済フラグを「1(払出済)」に更新する。なお、払出管理テーブル122から取得する電話番号は、ICタグID「101」かつ払出済フラグ「0(払出未)」に該当すればいかなる電話番号であってもよい。
次に、本実施例に係る携帯端末装置の構成について説明する。図7は、本実施例に係る携帯端末装置の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、携帯端末装置200は、通信部210と、表示部220と、入力部230と、記憶部240と、ICタグ読取部250と、制御部260とを有する。
通信部210は、図示しない基地局を介した音声通信及びデータ通信の通信制御を行う機能部である。表示部220は、液晶パネル等からなる表示デバイスである。入力部230は、数字及び文字等を入力するテンキー、通話を行うための通話ボタン等からなる入力デバイスである。
記憶部240は、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリからなる記憶デバイスであり、機体情報テーブル241を記憶する。図8は、機体情報テーブル241の一例を示す図である。同図に示すように、機体情報テーブル241は、機体番号、基本電話番号、一時電話番号を保持する。
機体番号は、携帯端末装置200を一意に特定する番号であり、例えば、携帯端末装置200の製造番号等である。なお、機体番号に記憶される情報は、携帯端末装置200を一意に特定できる番号であればいかなるものであってもよい。
基本電話番号は、携帯端末装置200の購入時に初期設定される変更されることのない電話番号であり、例えば、個人用の電話番号等である。携帯端末装置200は、一時電話番号に電話番号が設定されていない場合、基本電話番号に記憶されている電話番号を用いて通信を行う。
一時電話番号は、管理装置100から変更情報が通知された場合に、変更情報に含まれる電話番号が設定される。携帯端末装置200は、一時電話番号に電話番号が設定されている場合、一時電話番号に記憶されている電話番号を用いて通信を行う。
ICタグ読取部250は、携帯端末装置200がICタグ20の交信可能範囲に入ると、ICタグ20からICタグIDを読み取り、読み取りしたICタグIDを電話番号取得依頼部262及び電話番号変更部263に出力する装置である。
制御部260は、携帯端末装置200を全体制御する制御部であり、例えば、他の電話機と通話する際の通話制御、電子メールの送受信を行う電子メール制御、インターネットを介してWebページを閲覧するWeb制御等を行う。
制御部260は、通信制御部261と、電話番号取得依頼部262と、電話番号変更部263とを有する。通信制御部261は、基地局及び電話交換網を介した呼接続等の通話接続処理等を行う処理部である。例えば、入力部230を介して通話相手先の電話番号が入力され、通話ボタンが押下されると、入力された電話番号に対応する端末装置(携帯端末装置または固定電話機など)に発信して通話を確立するよう通信部210に対して発信要求を行う。
このとき、機体情報テーブル241の一時電話番号に電話番号が記憶されている場合、通信制御部261は、一時電話番号に記憶されている電話番号を発信元電話番号として発信要求に含める。一方、一時電話番号に電話番号が記憶されていない場合、通信制御部261は、基本電話番号に記憶されている電話番号を発信元電話番号として発信要求に含める。
電話番号取得依頼部262は、ICタグ読取部250からICタグIDを受信すると、機体情報テーブル241から機体番号を取得し、ICタグIDと機体番号とを含む電話番号取得依頼を管理装置100に送信する機能部である。
電話番号変更部263は、機体情報テーブル241に記憶されている一時電話番号を変更する機能部である。具体的には、管理装置100から電話番号を含む変更情報を受信した場合に、機体情報テーブル241の一時電話番号を、受信した変更情報に含まれる電話番号に変更する。
また、電話番号変更部263は、ICタグ読取部250から一定期間(例えば、5分)、ICタグIDを受信しない場合、一時電話番号に記憶されている電話番号を削除する。これにより、携帯端末装置200がICタグ20の交信可能範囲外に持ち出されると、携帯端末装置200の電話番号が基本電話番号に記憶されている電話番号に変更される。
なお、ICタグ読取部250からICタグIDを一定期間受信しない場合、一時電話番号に記憶されている電話番号を削除するとともに、削除した電話番号を管理装置100に送信するように構成してもよい。かかる電話番号を受信した管理装置100は、その電話番号が機体フリーの場合、払出管理テーブル122の払出済フラグを「0(払出未)」に更新する。これにより、使用されなくなった電話番号を再利用することができる。
次に、図2に示した管理装置100及び図7に示した携帯端末装置200による電話番号変更処理について説明する。図9は、本実施例に係る電話番号変更処理に関する管理装置100及び携帯端末装置200間の制御シーケンスを示す図である。
図9に示すように、携帯端末装置200のICタグ読取部250がICタグからICタグIDを読み取ると(ステップS401肯定)、電話番号取得依頼部262が、ICタグIDと機体情報テーブル241に記憶されている機体番号とを含む電話番号取得依頼を管理装置100に送信する(ステップS402)。
一方、携帯端末装置200のICタグ読取部250がICタグからICタグIDを一定期間読み取りせず、電話番号変更部263にICタグIDが入力されない場合(ステップS401否定)、電話番号変更部263は、機体情報テーブル241の一時電話番号に記憶されている電話番号を削除する(ステップS415)。
電話番号取得依頼を受信した管理装置100の課金金額検証部131は、電話番号管理テーブル121又は払出管理テーブル122から電話番号取得依頼に含まれるICタグIDに対応する電話番号を取得し、取得した電話番号に対応する請求金額を課金情報テーブル123から取得して(ステップS403)、取得したすべての請求金額を合算する(ステップS404)。
そして、課金金額検証部131は、請求金額上限テーブル124から電話番号取得依頼に含まれるICタグIDに対応する請求金額上限を取得し(ステップS405)、請求金額の合算値と請求金額上限とを比較する(ステップS406)。
請求金額の合算値が請求金額上限より小さい場合(ステップS406肯定)、課金金額検証部131は、電話番号特定部132に携帯端末装置200に通知する変更後電話番号を特定するよう指示する。
かかる指示を受信した電話番号特定部132は、電話番号管理テーブル121から電話番号取得依頼に含まれるICタグIDに対応する機体番号及び電話番号を取得し、取得した機体番号が「機体フリー」でなければ(ステップS407否定)、電話番号管理テーブル121から取得した機体番号と電話番号取得依頼に含まれる機体番号とが一致する場合、一致した機体番号に対応する電話番号を変更後電話番号と特定し、特定した電話番号を電話番号通知部133に出力する(ステップS408)。
一方、電話番号管理テーブル121から取得した機体番号が「機体フリー」である場合(ステップS407肯定)、電話番号特定部132は、払出管理テーブル122から電話番号取得依頼に含まれるICタグIDに対応し、かつ、払出済フラグが「0(払出未)」に対応する電話番号を1つ取得し、取得した電話番号を変更後電話番号と特定し、特定した電話番号を電話番号通知部133に出力する(ステップS409)とともに、取得した電話番号に対応する払出管理テーブル122の払出済フラグを「1(払出済)」に更新する(ステップS410)。
電話番号特定部132から電話番号を受信した電話番号通知部133は、受信した電話番号を含む変更情報を携帯端末装置200に対して通知する(ステップS411)。
一方、請求金額の合算値が請求金額上限より大きい場合、若しくは、等しい場合(ステップS406否定)、電話番号特定部132は、携帯端末装置200にエラー内容を送信する(ステップS412)。
管理装置100からエラー通知を受信せず変更情報を受信した場合(ステップS413否定)、携帯端末装置200の電話番号変更部263は、機体情報テーブル241の一時電話番号を変更情報に含まれる電話番号に変更する(ステップS414)。
上述してきたように、上記実施例では、携帯端末装置200がICタグの交信可能範囲に入ると、ICタグ読取部250がICタグからICタグIDを読み取り、電話番号取得依頼部262がICタグIDと機体番号とを含む電話番号取得依頼を管理装置100に送信し、かかる電話番号取得依頼を受信した管理装置100の電話番号特定部132が電話番号取得依頼に含まれるICタグID及び機体番号に基づいて、電話番号管理テーブル121又は払出管理テーブル122から電話番号を取得し、取得した電話番号を含む変更情報を電話番号通知部133が携帯端末装置200に通知し、かかる変更情報を受信した携帯端末装置200の電話番号変更部263が機体情報テーブル241の一時電話番号を変更情報に含まれる電話番号に変更するよう構成したので、携帯端末装置200の電話番号を携帯端末装置200に予め設定されていない電話番号へ容易に変更することができる。そのため、新たに異なる電話番号を使用する場合、携帯端末装置200に新しい電話番号を設定する必要がなくなる。
ここで、図10、図11を用いて、本実施例に係る電話番号変更システムの適用例を示す。図10は、企業内で電話番号を変更する例を説明するための説明図である。同図に示すように、総務部にICタグID「102」が記憶されているICタグ30を設置し、営業部にICタグID「103」が記憶されているICタグ40を設置する。このとき、機体番号「CCC」が記憶されている携帯端末装置200を所持する利用者が、総務部にいる場合は電話番号「333−3333」を用いて携帯端末装置200を使用することができ、営業部にいる場合は電話番号「666−6666」を用いて携帯端末装置200を使用することができる。
図11は、不特定多数の利用者に電話番号を提供する例を説明するための説明図である。同図の例では、企業がポスターに機体フリーで電話番号を変更することができるICタグ50を設置している。したがって、携帯端末装置の所有者がポスターに近づくと、その携帯端末装置の電話番号は、企業が通話料金を負担する電話番号に変更される。これにより、ポスターの前で通話すると通話料が無料になるという付加価値を付けることができ、集客増加の効果を望める。
なお、上記実施例では、携帯端末装置200がICタグの交信可能範囲に入ると電話番号が変更される場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、携帯端末装置200がICタグの交信可能範囲に入ると通話相手先の電話番号を携帯端末装置200の表示部220に表示し、通話ボタンを押下するだけで通話することができる状態にするように構成してもよい。
また、上記実施例では、携帯端末装置200がICタグの交信可能範囲に入ると電話番号が変更され、携帯端末装置200がICタグの交信可能範囲外に持ち出されると一時電話番号に記憶されている電話番号を削除する場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、携帯端末装置200がICタグの交信可能範囲外に持ち出されても一時電話番号に記憶されている電話番号を削除せず、携帯端末装置200がICタグからICタグIDを受信した場合のみ電話番号が変更されるように構成してもよい。かかる場合、図1の例のように、ICタグ10を用いて電話番号「333−3333」に変更した場合、ICタグ10の交信可能範囲外に携帯端末装置200を持ち出しても電話番号は「333−3333」のままとなる。
また、上記実施例では、ICタグを用いる場合を示したが、本発明はこれに限定されるものではなく、一意に識別できる情報を記憶することができればいかなるものであってもよい。例えば、携帯端末装置200にバーコード読取部を備えて、所定の場所に設置されているバーコードからバーコード識別子を読み取りするように構成してもよい。
以上のように、本発明にかかる携帯端末装置、管理装置、電話番号変更システム及び制御回路は、携帯端末装置の電話番号を変更する場合に有用であり、特に、携帯端末装置に予め設定されていない電話番号へ容易に変更することが必要な場合に適している。
本実施例に係る電話番号変更システムの概要を説明するための説明図である。 本実施例に係る管理装置の構成を示す機能ブロック図である。 電話番号管理テーブルの一例を示す図である。 払出管理テーブルの一例を示す図である。 課金情報テーブルの一例を示す図である。 請求金額上限テーブルの一例を示す図である。 本実施例に係る携帯端末装置の構成を示す機能ブロック図である。 機体情報テーブルの一例を示す図である。 本実施例に係る電話番号変更処理に関する管理装置及び携帯端末装置間の制御シーケンスを示す図である。 企業内で電話番号を変更する例を説明するための説明図である。 不特定多数の利用者に電話番号を提供する例を説明するための説明図である。
10、20、30、40、50 ICタグ
11 交信可能範囲
100 管理装置
110 通信部
120 記憶部
121 電話番号管理テーブル
122 払出管理テーブル
123 課金情報テーブル
124 請求金額上限テーブル
130 制御部
131 課金金額検証部
132 電話番号特定部
133 電話番号通知部
200 携帯端末装置
210 通信部
220 表示部
230 入力部
240 記憶部
241 機体情報テーブル
250 ICタグ読取部
260 制御部
261 通信制御部
262 電話番号取得依頼部
263 電話番号変更部
300 課金サーバ

Claims (10)

  1. ICタグを一意に特定する識別番号と携帯端末装置を一意に特定する機体番号との組合せに対応付けて変更後電話番号を記憶する管理装置と通信可能な該機体番号を記憶する携帯端末装置であって、
    電話番号を予め記憶する機体情報記憶手段と、
    前記機体情報記憶手段に記憶されている電話番号を用いて通信制御を行う通信制御手段と、
    前記ICタグから識別番号を読み取るICタグ読取手段と、
    前記ICタグ読取手段により読み取られた識別番号と当該携帯端末装置の機体番号とを含む電話番号取得依頼を前記管理装置に送信する電話番号取得依頼手段と、
    前記機体情報記憶手段に記憶されている電話番号を、前記電話番号取得依頼に対する応答として受信した変更情報に含まれる変更後電話番号に変更する電話番号変更手段と
    を備えたことを特徴とする携帯端末装置。
  2. 前記機体情報記憶手段は、変更不可能である基本電話番号と変更可能である一時電話番号とを記憶し、
    前記電話番号変更手段は、前記機体情報記憶手段に記憶されている一時電話番号を前記管理装置から受信した変更情報に含まれる変更後電話番号に変更し、
    前記通信制御手段は、前記機体情報記憶手段に一時電話番号が記憶されている場合に、該一時電話番号を用いて通信制御を行い、前記機体情報記憶手段に一時電話番号が記憶されていない場合に、前記基本電話番号を用いて通信制御を行うことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3. 前記電話番号変更手段は、前記ICタグ読取手段より前記識別番号を一定期間受信しない場合に、前記機体情報記憶手段に記憶されている一時電話番号を削除することを特徴とする請求項2に記載の携帯端末装置。
  4. 所定の場所に設置されているICタグから該ICタグを一意に特定する識別番号を読取る携帯端末装置と通信可能な管理装置であって、
    前記識別番号と前記携帯端末装置を一意に特定する機体番号との組合せに対応付けて変更後電話番号を予め記憶する電話番号管理記憶手段と、
    前記識別番号と前記機体番号とを含む電話番号取得依頼を受け付けた場合に、前記電話番号管理記憶手段から該電話番号取得依頼に含まれる識別番号と機体番号との組合せに対応する変更後電話番号を特定する電話番号特定手段と、
    前記電話番号特定手段により特定された変更後電話番号を含む変更情報を前記携帯端末装置に対して通知する電話番号通知手段と
    を備えたことを特徴とする管理装置。
  5. 携帯端末装置を一意に特定する機体番号を記憶する携帯端末装置と、該携帯端末装置と通信可能な管理装置とを有する電話番号変更システムであって、
    前記携帯端末装置は、
    電話番号を予め記憶する機体情報記憶手段と、
    前記機体情報記憶手段に記憶されている電話番号を用いて通信制御を行う通信制御手段と、
    ICタグから該ICタグを一意に特定する識別番号を読み取るICタグ読取手段と、
    前記ICタグ読取手段により読み取られた識別番号と当該携帯端末装置の機体番号とを含む電話番号取得依頼を前記管理装置に送信する電話番号取得依頼手段と、
    前記機体情報記憶手段に記憶されている電話番号を、前記電話番号取得依頼に対する応答として受信した変更情報に含まれる変更後電話番号に変更する電話番号変更手段とを備え、
    前記管理装置は、
    前記識別番号と前記機体番号との組合せに対応付けて変更後電話番号を予め記憶する電話番号管理記憶手段と、
    前記携帯端末装置から前記電話番号取得依頼を受け付けた場合に、前記電話番号管理記憶手段から該電話番号取得依頼に含まれる識別番号と機体番号との組合せに対応する変更後電話番号を特定する電話番号特定手段と、
    前記電話番号特定手段により特定された変更後電話番号を含む変更情報を前記携帯端末装置に対して通知する電話番号通知手段と
    を備えたことを特徴とする電話番号変更システム。
  6. 前記電話番号管理記憶手段は、前記識別番号に対応付けて複数の変更後電話番号を記憶し、
    前記電話番号特定手段は、前記電話番号管理記憶手段から前記電話番号取得依頼に含まれる識別番号に対応する変更後電話番号を取得して、取得した該変更後電話番号から一つの電話番号を特定することを特徴とする請求項4に記載の管理装置。
  7. 前記電話番号管理記憶手段は、変更後電話番号が使用されているか否かを示す払出済フラグをさらに記憶し、
    前記電話番号特定手段は、前記電話番号管理記憶手段から前記電話番号取得依頼に含まれる識別番号に対応し、かつ、払出済フラグが払い出し済みでないことを示す変更後電話番号を特定することを特徴とする請求項6に記載の管理装置。
  8. 電話番号毎に請求される請求金額を該電話番号に対応付けて予め記憶する課金情報記憶手段と、該請求金額の上限金額を示す請求金額上限を該電話番号に対応付けて予め記憶する請求金額上限記憶手段と、前記請求金額と前記請求金額上限とを比較する課金金額検証手段とをさらに備え、
    前記電話番号特定手段は、前記課金金額検証手段により前記請求金額が前記請求金額上限より小さい場合に、前記変更後電話番号を特定することを特徴とする請求項4に記載の管理装置。
  9. 電話番号毎に請求される請求金額を該電話番号に対応付けて予め記憶する課金情報記憶手段と、該請求金額の上限金額を示す請求金額上限を前記識別番号に対応付けて予め記憶する請求金額上限記憶手段と、前記課金情報記憶手段から前記電話番号取得依頼に含まれる識別番号に対応する請求金額を取得して、取得した該請求金額の合算値と前記請求金額上限とを比較する課金金額検証手段とをさらに備え、
    前記電話番号特定手段は、前記課金金額検証手段により前記請求金額の合算値が前記請求金額上限より小さい場合に、前記変更後電話番号を特定することを特徴とする請求項4に記載の管理装置。
  10. 電話番号と携帯端末装置を一意に特定する機体番号とを記憶し、ICタグから該ICタグを一意に特定する識別番号を読み取るとともに、該識別番号と該機体番号との組合せに対応付けて変更後電話番号を記憶する管理装置と通信を行う携帯端末装置を制御する制御回路であって、
    前記電話番号を用いて通信制御を行う通信制御手段と、
    前記ICタグから読み取りした識別番号と前記携帯端末装置の機体番号とを含む電話番号取得依頼を前記管理装置に送信する電話番号取得依頼手段と、
    前記電話番号を、前記電話番号取得依頼に対する応答として受信した変更情報に含まれる変更後電話番号に変更する電話番号変更手段と
    を備えたことを特徴とする制御回路。
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