JP2006065634A - 情報処理方法、情報処理システム、変更配信サーバおよびプログラム - Google Patents

情報処理方法、情報処理システム、変更配信サーバおよびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 個人情報を変更する際、登録先への通知漏れを防ぐ情報処理方法、情報処理システムを提供する。
【解決手段】 個人情報および登録先一覧が格納された記憶部と個人情報の変更内容が入力されると、個人情報を更新するとともに、変更通知情報を通信ネットワークを介して外部に送信する制御部とを備えた情報端末100と、情報端末から変更通知情報を受信すると、登録先および登録先の情報管理サーバのアドレスが記述されたサーバアドレス表により変更通知情報に含まれる登録先一覧の情報管理サーバのアドレスを特定し、特定した情報管理サーバのアドレス宛に変更情報を送信する変更配信サーバ200と、変更配信サーバから変更情報を受信すると、変更情報に含まれる変更箇所の情報を個人情報から除いた残りの情報により変更箇所の問い合わせ手段を決定する情報管理サーバ300とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、氏名や住所などの個人情報の登録や変更についての情報処理方法、情報処理システム、および変更配信サーバ、さらにコンピュータに実行させるためのプログラムに関する。
従来、公共料金の支払いのため、電力会社やガス会社等の企業に自分の氏名および住所を含む個人情報を登録しておくことで、電気やガスの使用料金の請求書が自宅に郵送される。また、これらの使用料金を銀行口座からの自動引き落としにしておけば、口座からの引き落とし前にその金額を通知するための文書が自宅に郵送される。個人情報の登録先となる企業には、上記電力会社およびガス会社の他に電話会社、通信販売会社、銀行、およびクレジット会社などがある。さらに、企業以外でも、水道局および図書館などの公共機関、団体および自治体が個人情報の登録先になり得る。以下では、個人情報の登録先を企業の場合で説明する。
個人が企業に個人情報を連絡する必要があるのは、上述のように個人情報を登録するときだけでなく、転居などにより個人情報を変更するときである。個人が企業に個人情報を登録や変更する方法として、次の2通りがある。(1)個人が企業と直接やり取りをして企業の個人情報管理システムに個人情報を通知し、企業の個人情報管理システムが個人情報を管理する。個人情報を変更する際は、個人から企業に変更内容を通知することで、個人情報管理システムに登録された内容が更新される。(2)個人情報を登録する企業が複数であれば、個人が自分の情報端末を操作して個人情報を通信ネットワーク上の配信サーバに送信することで、配信サーバは受信した個人情報を登録先の各企業に配信する。このようにして、配信サーバが個人情報と個人情報の配布先企業を管理している(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−366872号公報
上述の(1)の方法では、個人情報に変更があったとき、変更内容を企業の個人情報管理システムに通知しないと、個人情報が更新されない。例えば、住所や電子メール(e−mail)アドレスなどの変更があっても通知しなければ、企業側からの郵便やe−mailによる情報が未配になってしまう。そのため、転居などにより個人情報に変更が生じたとき、複数の企業に個人情報の変更を通知しなければならないが、登録先の企業が複数あると、その全ての企業に変更内容を通知しなければならないため手間がかかっていた。その際、個人情報の変更をし忘れた企業が1社でもあると、その企業からの郵便物が配達されなかったり、e−mailが配信されなかったりするという問題があった。
また、上述の(2)の方法では、配信サーバを維持管理する事業者は、配信サーバで個人情報を一元管理することになるので、高度のセキュリティを持ったシステムを構築しなければならず、運用コストが高額になるという問題があった。
本発明は上述したような従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものであり、個人情報を変更する際、登録先への通知漏れを防ぐ情報処理方法、情報処理システム、および変更配信サーバ、さらにコンピュータに実行させるためのプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の情報処理方法は、個人IDを含む個人情報が格納された情報端末と、該個人情報の登録先となる情報管理サーバと、前記情報端末から受け取る情報を前記情報管理サーバに配信する変更配信サーバとによる該個人情報の変更のための情報処理方法であって、
前記情報端末は、前記個人情報の変更内容が入力されると、該個人情報を更新するとともに、該個人情報の登録先を示す登録先一覧、該個人情報の変更箇所、および該個人IDの情報を含む変更通知情報を通信ネットワークを介して前記変更配信サーバに送信し、
前記変更配信サーバは、前記情報端末から前記変更通知情報を受信すると、前記登録先および該登録先に対応する前記情報管理サーバのアドレスが記述されたサーバアドレス表により該変更通知情報に含まれる登録先一覧の前記情報管理サーバのアドレスを特定し、
前記変更配信サーバは、特定した情報管理サーバのアドレス宛に前記変更通知情報に含まれる個人IDおよび前記変更箇所の情報を含む変更情報を送信し、
前記情報管理サーバは、前記変更配信サーバから前記変更情報を受信すると、該変更情報に含まれる前記変更箇所の情報を前記個人情報から除いた残りの情報により該変更箇所の問い合わせ手段を決定するものである。
本発明では、変更配信サーバが個人情報の変更箇所と個人IDの情報を登録先一覧の全ての情報管理サーバに配信するため、個人情報に変更が生じた旨が各登録先に漏れなく通知される。また、登録先では、変更箇所の情報により個人情報内で変更の生じていない情報から問い合わせ手段が決定され、個人IDの情報により問い合わせ先を特定できる。
一方、上記目的を達成するための本発明の情報処理システムは、
個人IDを含む個人情報および該個人情報の登録先を示す登録先一覧が格納された記憶部と該個人情報の変更内容が入力されると、該個人情報を更新するとともに、該個人情報の変更箇所、該個人ID、および該登録先一覧の情報を含む変更通知情報を通信ネットワークを介して外部に送信する制御部とを備えた情報端末と、
前記情報端末と前記通信ネットワークを介して接続され、登録先および該登録先の前記情報管理サーバのアドレスが記述されたサーバアドレス表が格納され、前記情報端末から前記変更通知情報を受信すると、該サーバアドレス表により該変更通知情報に含まれる登録先一覧の該情報管理サーバのアドレスを特定し、特定した情報管理サーバのアドレス宛に該変更通知情報に含まれる個人IDおよび前記変更箇所の情報を含む変更情報を前記通信ネットワークを介して外部に送信する変更配信サーバと、
前記情報端末および前記変更配信サーバと前記通信ネットワークを介して接続され、前記変更配信サーバから前記変更情報を受信すると、該変更情報に含まれる前記変更箇所の情報を前記個人情報から除いた残りの情報により該変更箇所の問い合わせ手段を決定する情報管理サーバと、
を有する構成である。
また、上記目的を達成するための本発明の変更配信サーバは、個人IDを含む個人情報が格納された情報管理サーバおよび情報端末と通信ネットワークを介して接続される変更配信サーバであって、
前記個人情報の登録先および該登録先に対応する前記情報管理サーバのアドレスが記述されたサーバアドレス表が格納された記憶部と、
前記情報端末から前記個人情報の変更箇所、前記個人IDおよび前記登録先一覧の情報を含む変更通知情報を受信すると、前記サーバアドレス表で該登録先一覧の前記情報管理サーバのアドレスを特定し、該個人情報の変更箇所と該個人IDの情報を含む変更情報を該情報管理サーバのアドレス宛に送信する制御部と、
を有する構成である。
本発明では、登録先一覧の情報管理サーバのアドレス宛に個人情報の変更箇所と個人IDを含む変更情報が配信される。そのため、登録先一覧に記述された登録先の全てに変更情報が通知され、各登録先では、個人情報の変更箇所と、個人情報に変更が生じた人を特定することが可能となる。
さらに、上記目的を達成するための本発明のプログラムは、個人IDを含む個人情報が格納された情報管理サーバおよび情報端末と通信ネットワークを介して接続されるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記情報端末から前記個人情報の変更箇所、前記個人IDおよび前記登録先一覧の情報を含む変更通知情報を受信すると、前記個人情報の登録先および該登録先に対応する前記情報管理サーバのアドレスが記述されたサーバアドレス表で該登録先一覧の前記情報管理サーバのアドレスを特定し、
前記個人情報の変更箇所と前記個人IDの情報を含む変更情報を前記情報管理サーバのアドレス宛に送信する処理を前記コンピュータに実行させるものである。
本発明では、個人が個人情報の一部を変更する際、自端末のデータを修正するだけで、個人情報に変更があったことが全ての登録先に通知される。そのため、個人情報の変更の通知漏れを防止できる。
また、変更配信サーバが個人情報を保有しないので、変更配信サーバを運営する事業者はシステム構築コストを大きく抑えることができる。また、変更配信サーバが取り扱うデータは個人情報そのものではなく、個人IDおよび変更箇所のデータなので、これらのデータが漏洩したとしても、これらのデータが漏洩する被害で済む。
本発明の情報処理システムは、個人の情報端末から個人情報の変更箇所と登録先の情報を受信すると、個人情報の変更箇所を登録先に通知する変更配信サーバを設けたことを特徴とする。
本発明の情報処理システムについて説明する。
図1は情報処理システムの一構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、情報処理システムは、個人に設けられた情報端末100と、企業側に設けられた情報管理サーバ300と、情報端末100から受信する情報を情報管理サーバ300に送信する変更配信サーバ200とを有する構成である。情報端末100、変更配信サーバ200および情報管理サーバ300はインターネット等の通信ネットワーク500を介して接続される。
情報端末100は、パーソナルコンピュータ(PC)や携帯電話機等の情報処理装置である。情報端末100には、通信ネットワーク500を介して外部の装置とデータを送受信する端末通信部110と、個人の情報を格納するための端末記憶部120と、情報を表示するための表示部140と、各部を制御する端末制御部130と、操作者が指示を入力するための操作部150とを有する構成である。端末記憶部120には、氏名、住所、電話番号およびe−mailアドレスを含む個人情報が格納される。そして、この個人情報には、個人を特定するための、個人毎に異なる識別子となる個人ID(Identification)が含まれる。電話番号には、固定電話の電話番号と携帯電話の電話番号がある。また、端末記憶部120には、個人情報の登録先となる情報管理サーバ300の企業名が記述された企業名一覧が格納される。
端末制御部130には、プログラムにしたがって所定の処理を実行するCPU(Central Processing Unit)132と、プログラムを格納するためのプログラムメモリ134とを有する。プログラムメモリ134には、情報管理サーバ300に個人情報を登録するための登録プログラムと、情報管理サーバ300に登録した個人情報を変更するための変更プログラムが格納されている。
端末制御部130は、操作者により個人情報を登録する旨と登録先となる企業名が入力されると、登録プログラムを実行し、企業名の情報を含む登録通知信号を変更配信サーバ200に送信する。そして、変更配信サーバ200から情報管理サーバ300のアドレスの情報を含む回答信号を受信すると、操作者により入力された個人情報をそのアドレス宛に送信する。続いて、情報管理サーバ300から個人情報の登録が終了した旨を示す登録終了信号を受信すると、その企業の企業名を企業名一覧に追加する。なお、予め個人IDを取得している場合には登録通知信号に個人IDを含み、予め個人IDを取得していない場合には受信した回答信号から個人IDを読み出し、個人IDを個人情報に含めて端末記憶部120に格納する。
また、端末制御部130は、操作者により個人情報の変更箇所の情報が新しく入力されると、変更プログラムを実行し、端末記憶部120内の個人情報を更新し、個人ID、変更箇所および企業名一覧の情報を含む変更通知情報を変更配信サーバ200に送信する。この変更プログラムは、端末制御部130が更新処理と通信処理の両方を実行するものである。
変更配信サーバ200は、通信ネットワーク500を介して外部の装置とデータを送受信する通信部210と、受信する情報に所定の処理を実行する制御部230とを有する構成である。変更配信サーバ200には、変換情報DB220が接続されている。変換情報DB220には、企業とその企業に設けられた情報管理サーバ300のアドレスが対応して記述されたサーバアドレス表が格納されている。情報管理サーバ300のアドレスとは、通信ネットワーク500上の場所を意味する。
制御部230は、プログラムにしたがって所定の処理を実行するCPU232と、プログラムを格納するためのプログラムメモリ234とを備えている。制御部230は、情報端末100から登録通知信号を受信すると、サーバアドレス表を参照して、その企業の情報管理サーバ300のアドレスを調べ、回答信号を情報端末100に送信する。その際、登録通知信号に個人IDが含まれていなければ、新規に個人IDを生成し、個人IDの情報を含む回答信号を情報端末100に送信する。
また、制御部230は、情報端末100から変更通知情報を受信すると、サーバアドレス表を参照して企業名一覧に記述された企業毎に情報管理サーバ300のアドレスを特定して個人情報の変更箇所と個人IDの情報を含む変更情報を各情報管理サーバ300に送信する。
情報管理サーバ300は、通信ネットワーク500を介して外部の装置とデータを送受信する通信部310と、情報を表示するための表示部340と、受信する情報に所定の処理を実行する制御部330と、管理者が指示を入力するための操作部350とを有する構成である。情報管理サーバ300には、個人情報を格納するための個人情報データベース(DB)301が接続されている。
制御部330は、プログラムにしたがって所定の処理を実行するCPU332と、プログラムを格納するためのプログラムメモリ334とを備えている。制御部330は、情報端末100から個人情報を受信すると、個人情報を個人情報DB301に格納し、登録終了信号を情報端末100に送信する。また、変更配信サーバ200から変更情報を受信すると、変更箇所の情報から個人への問い合わせ手段を決定し、問い合わせ手段を表示部340に表示させる。
次に、上述の情報処理システムにおいて、個人が企業に個人情報を登録するための動作手順について説明する。ここでは、個人情報の登録先となる企業は電気製品を販売しているA電器とする。また、企業に初めて個人情報を登録する場合とする。
図2はシステムの動作手順を説明するための模式図である。図3は情報処理システムの動作手順を示すフローチャートである。
操作者が情報端末100の操作部150を操作して個人情報の登録を行う旨と企業名「A電器」を入力すると、情報端末100は登録プログラムを実行し(ステップS101)、変更配信サーバ200と接続する。続いて、情報端末100は、端末記憶部120に個人IDが格納されているか否かを調べる(ステップS102)。個人IDを取得していないため、企業名の情報を含む登録通知信号を生成し(ステップS103)、登録通知信号を変更配信サーバ200に送信する(ステップS105)。なお、ステップS102で、予め個人IDを取得している場合には、登録通知信号に個人IDの情報を含んで変更配信サーバ200に送信する(ステップS104)。
変更配信サーバ200は、情報端末100から登録通知信号を受信すると、登録通知信号から企業名「A電器」を読み出す。そして、変換情報DB220の企業サーバアドレス表で企業名「A電器」の情報管理サーバ300のアドレスを特定し(ステップS106)、登録通知信号に個人IDが含まれているか否かを調べる(ステップS107)。ここでは、登録通知信号に個人IDが含まれていないため、新たな個人ID「100200」を生成し、情報管理サーバ300のアドレスと個人IDの情報を含む回答信号を情報端末100に送信する(ステップS108)。情報端末100は、変更配信サーバ200から回答信号を受信すると、回答信号に含まれる情報管理サーバ300のアドレスと個人IDを端末記憶部120に格納する(ステップS110、S111)。なお、ステップS107で登録通知信号に個人IDが含まれていれば、情報管理サーバ300のアドレスを情報端末100に返信し(ステップS109)、情報端末100は情報管理サーバ300のアドレスを格納する(ステップS111)。
続いて、操作者が情報端末100の操作部150を操作して個人情報を入力すると、情報端末100は個人IDを含む個人情報を端末記憶部120に格納し、情報管理サーバ300のアドレス宛に個人情報を送信する(ステップS112)。情報管理サーバ300は、情報端末100から個人情報を受信すると、個人情報DB301に個人情報を格納する(ステップS113)。その後、情報管理サーバ300は、個人情報の登録が終了した旨を示す登録終了信号を情報端末100に送信する(ステップS114)。情報端末100は、情報管理サーバ300から登録終了信号を受信すると、情報管理サーバ300の企業名「A電器」を企業名一覧に追加する(ステップS115)。
次に、上記情報処理システムにおける、個人情報の変更のための動作手順について説明する。ここでは、操作者が転居により「東京都」から「大阪府」に住所を変更する場合とする。この場合、固定電話の電話番号も変更箇所になる。また、個人情報が登録されている企業は、「A電器」、「B百貨店」および「Cスーパー」の3つとする。
図4は情報処理システムの動作手順を説明するための模式図である。図5は情報端末の動作手順を示すフローチャートである。
操作者が情報端末100の操作部150を操作して個人情報を変更する旨の指示を入力すると、情報端末100は変更プログラムを実行し、個人情報を表示部140に表示する。操作者が情報端末100を操作して変更箇所に「住所」を設定し、「大阪府」の住所を入力すると、情報端末100は端末記憶部120に格納された個人情報の「東京都」の住所から新しい住所「大阪府」に更新する。続いて、操作者が情報端末100を操作して変更箇所に「固定電話の電話番号」を設定し、「大阪府」の住所の電話番号を入力すると、情報端末100は、端末記憶部120に格納された個人情報の「東京都」の住所の電話番号を「大阪府」の住所の電話番号に更新する(ステップS201)。その後、個人ID、変更箇所および企業名一覧の情報を含む変更通知情報を変更配信サーバ200に送信する(ステップS202)。
次に、変更配信サーバ200の動作手順について説明する。図6は変更配信サーバの動作手順を示すフローチャートである。
変更配信サーバ200は、情報端末100から変更通知情報を受信すると、変更通知情報に含まれる企業名一覧を読み出す(ステップS301)。企業名一覧には、「A電器」、「B百貨店」および「Cスーパー」が記述されている。そして、企業名一覧に記述された企業の情報管理サーバ300のアドレスを企業サーバアドレス表で特定する(ステップS302)。「A電器」の情報管理サーバ300のアドレス宛に個人IDと変更箇所の情報を含む変更情報を送信する(ステップS303)。続いて、「B百貨店」および「Cスーパー」の情報管理サーバ300のアドレス宛に変更情報を送信することで、企業名一覧に記述された全ての企業に変更情報を送信する(ステップS304)。なお、図4に示すように、「Dスーパー」は企業名一覧に記述されていないため、Dスーパーの情報管理サーバには変更情報が配信されない。図4では、Cスーパーの情報管理サーバを省略している。
次に、情報管理サーバ300の動作手順について説明する。図7は情報管理サーバの動作手順を示すフローチャートである。
情報管理サーバ300は、変更配信サーバ200から変更情報を受信すると、変更情報から個人IDを読み出す(ステップS401)。続いて、読み出した個人IDに一致する個人IDを含む個人情報を個人情報DB301で検索する。検索の結果、一致する個人IDを含む個人情報を見つけると(ステップS402)、次のようにして変更箇所の情報から問合せ手段を決定する。
はじめに、変更箇所が「住所」であるか否かを調べ(ステップS403)、「住所」が変更箇所に該当することを認識すると、ステップS405に進む。ステップS405で変更箇所が固定電話の電話番号であるか否かを調べ、「固定電話の電話番号」が変更箇所に該当することを認識すると、ステップS407に進む。ステップS407で変更箇所がe−mailアドレスであるか否かを調べ、e−mailアドレスが変更箇所に該当しないことを認識すると、e−mailによる問合せ手段に決定し、問合せ手段としてe−mailを用いる旨を表示部340に表示する(ステップS408)。
情報管理サーバ300の管理者は、表示部340に表示された内容から、操作部350を操作して変更情報を問い合わせる旨の文書を作成してe−mailアドレス宛にe−mailを送信させる。
なお、ステップS403で変更箇所が住所でなければ、情報管理サーバ300は、問い合わせ手段を郵便にする旨を表示部340に表示し(ステップS404)、ステップS405で変更箇所が固定電話の電話番号でなければ、問い合わせ手段を固定電話とする旨を表示部340に表示する(ステップS406)。また、住所、固定電話の電話番号、およびe−mailのアドレスが変更箇所に該当する場合には、ステップS409に進む。そして、携帯電話の電話番号が変更箇所に該当しない場合、問い合わせ手段を携帯電話とする旨を表示部340に表示し(ステップS410)、携帯電話の電話番号も変更箇所に該当する場合、問い合わせ手段がなくなるため、その旨を表示部340に表示する(ステップS411)。
本発明では、上述したように、個人が個人情報の一部を変更する際、変更配信サーバ200が個人情報の変更箇所と個人IDの情報を登録先一覧の全ての情報管理サーバに配信するため、個人情報に変更が生じた旨が各登録先に漏れなく通知される。自端末のデータを修正するだけで、個人情報に変更があったことが全ての登録先に通知される。そのため、個人情報の変更の通知漏れを防止できる。
また、変更配信サーバ200が個人情報を保有しないので、変更配信サーバ200を運営する事業者はシステム構築コストを大きく抑えることができる。また、変更配信サーバが取り扱うデータは個人情報そのものではなく、個人IDおよび変更箇所のデータなので、これらのデータが漏洩する被害で済む。
また、情報端末100の個人情報が書き換えられると、個人情報に変更があった旨と変更箇所の問い合わせ手段が企業の管理者に通知される。そして、企業が変更箇所を問い合わせて個人情報DB301の内容を更新すれば、個人が情報端末100で管理する個人情報と、企業が情報管理サーバ300で管理する個人情報との整合性を維持することが可能となる。これにより、個人は一度個人情報を登録すれば、自端末と複数の企業の情報管理サーバ300との間でデータ変更の同期をとることができる。
また、登録先の企業は、郵送やe−mailなどの手段を用いて情報を個人に送る際、個人情報の住所やe−mailアドレスが古い情報で郵便物の配達やメールの送信ができないという事態が起こることを抑制できる。
さらに、情報管理サーバ300の機種交換などによりアドレスを変更する際、企業の管理者が情報管理サーバ300を操作して新しいアドレスの情報を入力すると、情報管理サーバ300は新しいアドレスの情報を変更配信サーバ200に送信する。そして、変更配信サーバ200は、サーバアドレス表の情報を新しいアドレスの情報に更新することで、情報端末100からの変更通知情報を受け付けることが可能となる。
なお、本実施例において、情報端末100の端末記憶部120に格納される企業名一覧の記述事項を企業名としたが、企業毎に異なる識別子であってもよい。
また、情報端末100の上記変更プログラムは操作者の指示により端末制御部130が処理を実行するものとしたが、変更配信サーバ200から端末記憶部120の書き込み許可を得なければ、端末制御部130が個人情報の書き込み処理をできないようにしてもよい。この場合、情報端末100のユーザが予め認証のためのパスワードを変更配信サーバ200に登録し、このパスワードが入力されないと変更配信サーバ200が端末記憶部120の書き換えを許可しないようにすれば、ユーザ以外の者が情報端末100を操作して個人情報を書き換えられないようにすることが可能となる。
また、図7に示したフローチャートでは、問い合わせ手段の順位を郵便、固定電話、e−mail、携帯電話としたが、この順位に限らない。また、これらの手段以外に他の手段を用いて問い合わせるようにしてもよい。
また、図7に示したフローチャートのステップS408で問い合わせ手段にe−mailを用いるように決定した場合、管理者がe−mailの文書を作成して情報管理サーバ300にe−mailを送信させたが、次のようにして、情報管理サーバ300が問い合わせのe−mailを送信するようにしてもよい。予め変更箇所を問い合わせる旨の問い合わせ文書を個人情報DB301に格納し、e−mailで問い合わせるための問い合わせプログラムをプログラムメモリ334に格納しておく。そして、制御部330が問い合わせ手段にe−mailを用いることを決定すると、問い合わせプログラムを実行し、問い合わせ文書をe−mailアドレス宛に送信する。この場合、管理者は、操作部350を操作して文書を作成したり、e−mailを送信させたりする手間が省ける。
また、情報管理サーバ300は問い合わせ手段を表示部340に表示するようにしたが、管理者に通知すればよいためプリンタで出力するようにしてもよい。
また、変換情報DB220は変更配信サーバ200に備える記憶部であってもよく、個人情報DB301は情報管理サーバ300に備える記憶部であってもよい。
また、本発明の情報処理方法を、企業、団体および自治体の少なくともいずれかによる販売プロモーション、集客プロモーション、DM(Direct Mail)配信および告知のいずれにも適用可能である。また、情報端末100における個人情報の管理を、携帯電話機やPCに適用してもよい。
さらに、変更配信サーバ200の処理をコンピュータに実行させるためのプログラムに適用してもよい。
本実施例の情報処理システムの構成例を示すブロック図ある。 個人情報の登録のための動作を説明するための模式図である。 情報処理システムの動作手順を示すフローチャートである。 個人情報の変更ための動作を説明するための模式図である。 情報端末の動作手順を示すフローチャートである。 変更配信サーバの動作手順を示すフローチャートである。 情報管理サーバの動作手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 情報端末
110 端末記憶部
120 端末通信部
130 端末制御部
132 CPU
134 プログラムメモリ
140 表示部
150 操作部
200 変更配信サーバ
210 通信部
220 変換情報DB
230 制御部
232 CPU
234 プログラムメモリ
300 情報管理サーバ
301 個人情報DB
310 通信部
330 制御部
340 表示部
350 操作部

Claims (6)

  1. 個人IDを含む個人情報が格納された情報端末と、該個人情報の登録先となる情報管理サーバと、前記情報端末から受け取る情報を前記情報管理サーバに配信する変更配信サーバとによる該個人情報の変更のための情報処理方法であって、
    前記情報端末は、前記個人情報の変更内容が入力されると、該個人情報を更新するとともに、該個人情報の登録先を示す登録先一覧、該個人情報の変更箇所、および該個人IDの情報を含む変更通知情報を通信ネットワークを介して前記変更配信サーバに送信し、
    前記変更配信サーバは、前記情報端末から前記変更通知情報を受信すると、前記登録先および該登録先に対応する前記情報管理サーバのアドレスが記述されたサーバアドレス表により該変更通知情報に含まれる登録先一覧の前記情報管理サーバのアドレスを特定し、
    前記変更配信サーバは、特定した情報管理サーバのアドレス宛に前記変更通知情報に含まれる個人IDおよび前記変更箇所の情報を含む変更情報を送信し、
    前記情報管理サーバは、前記変更配信サーバから前記変更情報を受信すると、該変更情報に含まれる前記変更箇所の情報を前記個人情報から除いた残りの情報により該変更箇所の問い合わせ手段を決定する情報処理方法。
  2. 前記個人情報が電子メールアドレスの情報を有し、
    前記情報管理サーバに前記変更箇所の情報を求める旨の文書である問い合わせ文書が予め格納され、
    前記情報管理サーバは、前記変更箇所の問い合わせ手段として前記電子メールアドレスを決定すると、該電子メールアドレス宛に前記問い合わせ文書を送信する請求項1記載の情報処理方法。
  3. 個人IDを含む個人情報および該個人情報の登録先を示す登録先一覧が格納された記憶部と該個人情報の変更内容が入力されると、該個人情報を更新するとともに、該個人情報の変更箇所、該個人ID、および該登録先一覧の情報を含む変更通知情報を通信ネットワークを介して外部に送信する制御部とを備えた情報端末と、
    前記情報端末と前記通信ネットワークを介して接続され、登録先および該登録先の前記情報管理サーバのアドレスが記述されたサーバアドレス表が格納され、前記情報端末から前記変更通知情報を受信すると、該サーバアドレス表により該変更通知情報に含まれる登録先一覧の該情報管理サーバのアドレスを特定し、特定した情報管理サーバのアドレス宛に該変更通知情報に含まれる個人IDおよび前記変更箇所の情報を含む変更情報を前記通信ネットワークを介して外部に送信する変更配信サーバと、
    前記情報端末および前記変更配信サーバと前記通信ネットワークを介して接続され、前記変更配信サーバから前記変更情報を受信すると、該変更情報に含まれる前記変更箇所の情報を前記個人情報から除いた残りの情報により該変更箇所の問い合わせ手段を決定する情報管理サーバと、
    を有する情報処理システム。
  4. 前記個人情報が電子メールアドレスの情報を有し、
    前記情報管理サーバは、前記変更箇所の情報を求める旨の文書である問い合わせ文書が予め格納され、前記変更箇所の問い合わせ手段として前記電子メールアドレスを決定すると、該電子メールアドレス宛に前記問い合わせ文書を送信する請求項3記載の情報処理システム。
  5. 個人IDを含む個人情報が格納された情報管理サーバおよび情報端末と通信ネットワークを介して接続される変更配信サーバであって、
    前記個人情報の登録先および該登録先に対応する前記情報管理サーバのアドレスが記述されたサーバアドレス表が格納された記憶部と、
    前記情報端末から前記個人情報の変更箇所、前記個人IDおよび前記登録先一覧の情報を含む変更通知情報を受信すると、前記サーバアドレス表で該登録先一覧の前記情報管理サーバのアドレスを特定し、該個人情報の変更箇所と該個人IDの情報を含む変更情報を該情報管理サーバのアドレス宛に送信する制御部と、
    を有する変更配信サーバ。
  6. 個人IDを含む個人情報が格納された情報管理サーバおよび情報端末と通信ネットワークを介して接続されるコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記情報端末から前記個人情報の変更箇所、前記個人IDおよび前記登録先一覧の情報を含む変更通知情報を受信すると、前記個人情報の登録先および該登録先に対応する前記情報管理サーバのアドレスが記述されたサーバアドレス表で該登録先一覧の前記情報管理サーバのアドレスを特定し、
    前記個人情報の変更箇所と前記個人IDの情報を含む変更情報を前記情報管理サーバのアドレス宛に送信する処理を前記コンピュータに実行させるためのプログラム。
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