JP4824602B2 - ガイド付き振り出し竿の竿先保護カバー - Google Patents
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Description
この竿先保護カバー101では、カバー本体103のカバー部105の前端に糸通しバー113が取り付けてあり、振り出し竿を縮めた状態で複数のガイドgにスムーズに糸通しを行えるようになっている。
而して、一旦永久変形されると、今度は、竿先tをカバー部105から取り外す際に、穂先側のガイドgがカバー部105内に残ってスムーズに竿先tを引き出すことができなくなる。その時、竿先tを無理に引き出そうとするとカバー部105から引き出すことになり、高価な穂先を折ってしまうことになりかねない。
しかしながら、いずれの提案を具現化しても、糸通しバー113の可動範囲は包囲するカバー部105により制限されてしまうことには変わりはない。
請求項1の発明は、ガイド付き振り出し竿の竿先保護カバーであって、カバー本体と、前記カバー本体内で移動される、上面および後端が開口し、後端が係止面を為さない竿先の係止駒と、前記係止駒に揺動自在に連結された糸通しバーとを備えたことを特徴とする竿先保護カバーである。
更に、長い間の使用により糸通しバーが多少変形されて、竿先を取り外すときに竿先側のガイドが糸通しバーに残るようなことがあっても、係止駒の引き出しにより糸通しバーの連結支点もカバー本体のカバー部の後端付近までまたは更にそこから後方にあるので、指で直接ガイドgを保持して取り外すことができる。
図1は竿先保護カバー1の斜視図を示す。
図1中、符号3は透明なカバー本体を示し、樹脂成形により形成されている。カバー本体3の前側部分は筒状のカバー部5となっており、後側部分は筒の上部が切り欠かれて上面に開口した竿体取付部7となっている。
符号9はキャップを示し、このキャップ9によりカバー本体3のカバー部5の前端が閉塞されている。
符号11は締付けベルトを示す。
スライド手段はカバー本体3のカバー部5に形成された(図示しない)スリットと、係止駒13の外周部下面に形成されたスライド突起15(図3参照)により構成されている。この係止駒13は最大限後方に引き出された際には締付けベルト11の基部に乗り上がるが、乗り上げを容易にする傾斜突起17(図3参照)も形成されている。
図1、図6に示すように、符号37は糸通しバーを示し、この糸通しバー37はバー部39と揺動軸41(図6参照)からなり、全体としてT字状をなしている。係止駒13に糸通しバー37の前端である揺動軸41が揺動自在に連結されている。
係止駒13の前端壁19の受入空間側面は、途中に段差があり、その段差より下部は受入空間側に突出している。この段差部分がバー取付部25となっている。
バー取付部25の受入空間側表面27の横断面は、図4に示すように、上後方に膨出するように湾曲している。
符号29は挿入孔を示し、この挿入孔29はバー取付部25の下面から垂直に上方に延びて受入空間側表面27より下方の位置に到達している。挿入孔29は、図3に示すように、係止駒13の幅方向に細長く形成されており、糸通しバー37の揺動軸41が挿入できる大きさに調整されている。
符号31は低い係止壁を示し、この係止壁31は挿入孔29を画定する内周面のうち前面側から内方に突出するように立設されている。係止壁31は上面が水平面であるのに対して下面が傾斜面になっており、下側からは係止壁31を乗り越え易く、上側のものは安定的に係止される。
この挿入孔29と係止壁31によって囲まれる空間が遊合空間33である。
糸通しバー37の揺動軸41は挿入孔29と係止壁31により画定される遊合空間33内に遊合状態で収納される。一方、バー部39の遊端側は揺動溝35から外に延出する。
従って、バー部39はバー取付部25を揺動支点として揺動溝35の形成範囲で、即ち上方から側方にかけて揺動可能となっている。
図7(1)に示すように、挿入孔29に、糸通しバー37をバー部39側から挿入し、図7(2)、(3)に示すように、バー部39の遊端を揺動溝35から上方に向かって外に出し、今度はその遊端側から引張って揺動軸41に係止壁31を乗り越えさせて、遊合空間33内に導く。その後に、図7(4)に示すように、バー部39を横に下ろして作業を終了する。
また、長い間の使用により糸通しバー37が多少変形されて、竿先tを引き出すときに竿先側のガイドgが糸通しバー37に多少残るようなことがあっても、糸通しバー37の大部分はカバー部5から引き出されているので、指で残ったガイドgを直接取り外すことができる。
従来の竿先保護カバーではガイドgが残るような場合の不都合の回避を優先的に考慮すると、カバー部の長さを短くしてガイドの一部のむき出しを許容せざるを得なかったが、この竿先保護カバー1によればそのような不都合は無いので、図8に示すように、カバー部5を竿体に装着されたガイドgの少なくとも1/3、更にはそれ以上カバーするように長く設計することができる。
この竿先保護カバー51は、第1の実施の形態に係る竿先保護カバー1と、バー取付部53の構造と、糸通しバー61の形状とが異なるだけであり、共通する箇所は同じ符号を付して説明を省略する。
バー取付部53には貫通孔55が係止駒13の前端壁19を前後方向に貫通して形成されている。この貫通孔55には途中で段差57が形成されており、段差57より後側は内方に突出する環状の係止突起59となっている。
糸通しバー61の頭部はその余の部分より太くなっており、その頭部に環状溝63が形成されている。
取付け後には、糸通しバー61の環状溝63に係止突起59が嵌め込まれている。
この竿先保護カバー51では、糸通しバー61は係止駒13の前端壁19に連結されているが、揺動自在にはなっていない。しかしながら、糸通しバー61を可撓性の材料で構成することにより、無理に曲げなくとも十分な可動範囲を確保できる。
この竿先保護カバー71は、第1の実施の形態に係る竿先保護カバー1と、バー取付部73の構造が異なるだけでなり、共通する箇所は同じ符号を付して説明を省略する。
バー取付部73には貫通孔75が係止駒13の前端壁19を前後方向に貫通して形成されている。この貫通孔75は前方の開口部76が狭くなっている。
符号77,77は断面U字状のフード状係止部を示し、これらの係止部77,77は前端壁19上の受入空間側表面上の同じ高さに互いに離間した状態で一体に形成されており、その面上に限定された包囲空間79,79をそれぞれ画定している。係止部77,77は前端壁19の幅方向両端側で閉塞し、中間側で開口している。図10は軸方向に沿って切断された断面が示されたものであり、一方の係止部77のみを表示している。
糸通しバー37の揺動軸41は、対向する包囲空間79,79とその間を繋ぐ隙間空間81に遊合状態で収納される。また、対向する係止部77の間の隙間空間81が糸通しバー37のバー部39の揺動範囲を規制する揺動溝に相当する。
例えば、第2の実施の形態のように、糸通しバーは必ずしも揺動自在に構成する必要はない。
いずれにしても、特許請求されている形状等を除いては、従来からあるまたは将来案出される形状や製造を任意に組み合わせることができる。
3‥‥カバー本体 5‥‥カバー部
7‥‥竿体取付部 9‥‥キャップ
11‥‥締付けベルト 13‥‥係止駒
15‥‥スライド突起 17‥‥傾斜突起
19‥‥前端壁 21‥‥内周面
23‥‥受入口 25‥‥バー取付部
27‥‥受入空間側表面 29‥‥挿入孔
31‥‥係止壁 33‥‥遊合空間
35‥‥揺動溝 37‥‥糸通しバー
39‥‥バー部 41‥‥揺動軸
51‥‥竿先保護カバー(第2の実施の形態)
53‥‥バー取付部 55‥‥貫通孔
57‥‥段差 59‥‥係止突起
61‥‥糸通しバー 63‥‥環状溝
71‥‥竿先保護カバー(第3の実施の形態)
73‥‥バー取付部 75‥‥貫通孔
76‥‥開口部 77‥‥係止部
79‥‥包囲空間 81‥‥隙間空間
t‥‥竿先 g‥‥ガイド
s‥‥元竿
Claims (3)
- ガイド付き振り出し竿の竿先保護カバーであって、
カバー本体と、前記カバー本体内で移動される、上面および後端が開口し、後端が係止面を為さない竿先の係止駒と、前記係止駒に揺動自在に連結された糸通しバーとを備えたことを特徴とする竿先保護カバー。 - 請求項1に記載したガイド付き振り出し竿の竿先保護カバーにおいて、
糸通しバーは係止駒に着脱自在に連結されていることを特徴とするガイド付き振り出し竿の竿先保護カバー。 - 請求項1または2に記載したガイド付き振り出し竿の竿先保護カバーにおいて、
振り出し竿の竿先に取り付けたときには、カバー本体のカバー部は竿体に装着されたガイドの少なくとも1/3をカバーするものであることを特徴とするガイド付き振り出し竿の竿先保護カバー。
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