JP4822072B2 - 通気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通気装置に関し、詳しくは通気が必要な容器に設けられた通気装置に防水構造を施した通気装置に関する。
渦流量計のセンサ部端子箱112内部を外気と通気するための通気装置110を図5に示す。
図5に示すものは渦流量計のセンサ部端子箱112に通気装置110を取り付けたもので、端子箱111に取付けられているセンサ部端子箱112の一部に通気用穴113を開け、この通気用穴113に焼結金属フィルター114を取付け、その外側からスペーサ115を介在させてプラグ116を差し込み、このプラグ116の外側に通気孔117を備えた圧入プレート118を設けた構成になっている。
このような構成の通気装置110においては、通常は外部から通気孔117を介して外気が取り込まれ焼結金属フィルター114を通過した外気が通気用穴113を通過してセンサ部端子箱112に取り込まれる。
特開2001―7560号公報(第3頁 第1図)
しかしながら、従来技術で説明したセンサ部を含む端子箱に大量の水がかかる場合、通気孔から水が浸入し、端子箱のセンサ部内部にまで浸水する恐れがあるという問題がある。
従って、大量の放水に対しても浸水しない防水構造を備えた通気構造を提供する。
上記課題を解決するために、本願発明の通気装置は、次に示す構成にしたことである。
(1)通気装置は、通気を必要とする容器の一部に設けた通気用穴に取付けられる通気装置であって、側面に内側通気穴を設けた内筒と、該内側通気穴と対向する位置に外側通気穴を設けた外筒とを、前記内側通気穴と前記外側通気穴とが所定間隙を持つように前記内筒を内側に前記外筒を外側にして配置し、前記内側通気穴を塞ぐ大きさの弾性体を、前記内側通気穴と前記外側通気穴との間であって互いに空隙を持って配置したことである。
(2)前記弾性体は、シリコン樹脂等のシール部品であることを特徴とする(1)に記載の通気装置。
本発明においては、内側通気穴と外側通気穴との間に弾性体を介挿させることで、外側通気穴から侵入した水が弾性体を押圧することで弾性変形して内側通気穴を塞ぐことにより、容器内部に水が侵入することを防ぐことができる。
次に、本願発明に係る通気装置の実施例について図面を参照して説明する。
本願発明の通気装置は、図1及び図2に示すように、通気を必要とする容器であるところのアルミダイキャストで形成された端子箱11に取付けられているセンサ部端子箱12の一部に通気用穴13を開け、この通気用穴13に通気装置14を設けた構成になっている。
通気装置14は、側面に内側通気穴15を備えた円筒形状に形成された内筒に相当する金属ケース16と、内側通気穴15と対向する位置に外側通気穴17を設け、外筒に相当する金属カバー18とからなり、内側通気穴15と外側通気穴17とが所定間隙を持つように金属ケース16の内側通気穴15を備えた部位を内側に金属カバー18の外側通気穴17を備えた部位を外側にして配置する。
そして、内側通気穴15を塞ぐ大きさの弾性体、実施例ではシリコン樹脂等のシール部品であるシリコンラバー19を、内側通気穴15と外側通気穴17との間であって互いに空隙を持って配置した構成になっている。このシリコンラバー19は、金属ケース16の下部位置に設けたシリコンラバー固定リング21により固定されている。
金属ケース16の上部には焼結金属フィルター22を収納するフィルター収納部23を備え、フィルター収納部23に焼結金属フィルター22を収納して蓋をする構成になっている。
金属カバー18の底部の略中央位置に水抜き出し孔24が備えられており、外側通気穴17から侵入した水を抜けるようになっている。
このような構成の通気装置においては、通常の通気時には、図2に示す点線で示されるように、外部の空気が外側通気穴17を通りシリコンラバー19と金属カバー(外筒)18の空隙とシリコンラバー19と金属ケース(内筒)16の空隙を通り内側通気穴15方向に廻り込み、内側通気穴15を通って焼結金属フィルター22の経路を通って、通気用穴13を通りセンサ部端子箱12に取り込まれる。
一方、通気装置に水がかかった場合の動作を、図3、図4で説明する。
図3は、内側及び外側通気穴15、17の中心軸を含む断面でカットした場合の断面図であり、水がかからない平常時の状態を示す。内側通気穴15を有する金属ケース16の外周とシリコンラバー19との間には、空隙が存在し、通気可能な状態になっている。
図4は、ある一方向から放水を受けた場合の断面状態を示す。外側通気穴17を水が通過しシリコンラバー19に水圧がかかるとシリコンラバー19が変形し、金属ケース16の外周に接触して内側通気穴15を塞ぐ。この水圧によるシリコンラバー19の変形により防水が可能となる。通気装置の金属ケース16の外周に入った水は、金属カバー18の底面に開けられた水抜き出し孔24(図2参照)から排水される。
本願発明の通気装置と端子箱との結合を示す説明図である。 本願発明の通気装置を拡大して示した説明図である。 本願発明の通気穴の中心軸を含む断面でカットした場合の断面図である。 図3において、一方向から放水を受けたときの弾性体の変形を示す断面図である。 従来技術における通気装置を示した説明図である。
符号の説明
11 端子箱
12 センサ部端子箱
13 通気用穴
14 通気装置
15 内側通気穴
16 金属ケース(内筒)
17 外側通気穴
18 金属カバー(外筒)
19 シリコンラバー(弾性体)
21 シリコンラバー固定リング
22 焼結金属フィルター
23 フィルター収納部
24 水抜き出し孔

Claims (2)

  1. 通気を必要とする容器の一部に設けた通気用穴に取付けられる通気装置であって、
    側面に内側通気穴を設けた内筒と、該内側通気穴と対向する位置に外側通気穴を設けた外筒とを、前記内側通気穴と前記外側通気穴とが所定間隙を持つように前記内筒を内側に前記外筒を外側にして配置し、
    前記内側通気穴を塞ぐ大きさの弾性体を、前記内側通気穴と前記外側通気穴との間であって互いに空隙を持って配置したことを特徴とする通気装置。
  2. 前記弾性体は、シリコン樹脂等のシール部品であることを特徴とする請求項1に記載の通気装置。
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