JP3130339B2 - 流体制御機器 - Google Patents

流体制御機器

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JP3130339B2
JP3130339B2 JP03240423A JP24042391A JP3130339B2 JP 3130339 B2 JP3130339 B2 JP 3130339B2 JP 03240423 A JP03240423 A JP 03240423A JP 24042391 A JP24042391 A JP 24042391A JP 3130339 B2 JP3130339 B2 JP 3130339B2
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清原 まさ子
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は流体制御機器に関し、
特にたとえば気体,液体などの流体を制御する流体制御
機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、流体を一方向のみに流通するとと
もにろ過する場合、流体を一方向のみに流通する機能を
有する逆止弁と流体をろ過する機能を有するフィルタと
を直列に接続していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
逆止弁とフィルタとの2つの流体制御機器を用いれば、
それらを接続するのに手間がかかるだけでなく、広いス
ペースが必要となってしまう。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、逆
止弁の機能とフィルタの機能とをかね備えた、流体制御
機器を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、通路を有す
る第1のボディと、第1のボディの通路を塞ぐように配
置され、その一部にフィルタ部分を有するダイヤフラム
受けと、ダイヤフラム受けに対向するように配置され、
ダイヤフラム受けのフィルタ部分を除く部分に対向する
部分に流通孔を有するダイヤフラムと、第1のボディと
協働してダイヤフラム受けおよびダイヤフラムを挟持
し、ダイヤフラムの流通孔に通じる通路を有する第2の
ボディとを含み、ダイヤフラム受けのダイヤフラムに対
向する面が内側に湾曲され、第2のボディのフランジの
ダイヤフラムに対向する面が内側に湾曲される、流体制
御機器である。
【0006】
【作用】第1のボディの通路における流体の圧力が第2
のボディの通路における流体の圧力より高い場合、流体
は、第1のボディの通路を通過し、ダイヤフラム受けの
フィルタ部分でろ過され、ダイヤフラムを第2のボディ
側に押し付け、ダイヤフラムの流通孔を通過し、第2の
ボディの通路に流通する。また、この場合、ダイヤフラ
ムが第2のボディのフランジで保持されるため、ダイヤ
フラムは圧力の高い流体によって損傷されにくい。
に、第2のボディの通路における流体の圧力が第1のボ
ディの通路における流体の圧力より高い場合、ダイヤフ
ラムがダイヤフラム受け側に押し付けられて、ダイヤフ
ラムの流通孔が塞がれ、流体が流通しない。また、この
場合、ダイヤフラムの流通孔がダイヤフラム受けで塞が
れるとともにダイヤフラム受けのフィルタ部分もダイヤ
フラムによって塞がれるため、流体の通路が確実に塞が
れる。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、逆止弁の機能とフィ
ルタの機能とをかね備えた、流体制御機器が得られる。
そのため、この流体制御機器を用いれば、逆止弁とフィ
ルタとを接続する手間が不要となるとともに、広いスペ
ースも不要となる。また、この発明によれば、第1のボ
ディの通路における流体の圧力が第2のボディの通路に
おける流体の圧力より高い場合、ダイヤフラムが圧力の
高い流体によって損傷されにくい。 さらに、この発明に
よれば、第2のボディの通路における流体の圧力が第1
のボディの通路における流体の圧力より高い場合、流体
の通路が確実に塞がれる。
【0008】この発明の上述の目的,その他の目的,特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す要部図解図
である。この流体制御機器10は、第1のボディ12を
含む。第1のボディ12は、その一端にフランジ14を
有し、その軸方向に通路16が形成される。また、フラ
ンジ14には、通路16に通じる凹部18が形成され、
その外側に雄ねじ部20が形成される。
【0010】第1のボディ12の凹部18には、たとえ
ば円板状のダイヤフラム受け22が嵌め込まれる。ダイ
ヤフラム受け22は、たとえば金属あるいはセラミック
などの焼結体からなり、その一方主面が平坦に形成さ
れ、その他方主面が内側に湾曲される。また、このダイ
ヤフラム受け22は、その中央部分と周囲部分との間の
環状の中間部分が、フィルタ部分24として構成され
る。さらに、ダイヤフラム受け22の他方主面側の中央
部分すなわちフィルタ部分24より内側部分には、環状
の凹部26が形成される。この凹部26には、たとえば
ゴムからなるリング状の弁座28が、その凹部26から
環状に突き出すようにして嵌め込まれる。そして、ダイ
ヤフラム受け22は、その平坦な一方主面が内側になる
ように、第1のボディ12の凹部18に嵌め込まれる。
【0011】さらに、第1のボディ12の凹部18に
は、たとえば円板状のダイヤフラム30が、ダイヤフラ
ム受け22の他方主面に対向するように嵌め込まれる。
ダイヤフラム30は、たとえばインコネル,ステンレス
などの薄い金属板からなり、弁座28に対向する部分よ
り内側部分に流通孔32が形成されている。
【0012】さらに、第1のボディ12の凹部18に
は、第2のボディ34の一端が嵌め込まれる。第2のボ
ディ34は、その一端にフランジ36を有し、その軸方
向に通路38が形成される。また、フランジ36は、ダ
イヤフラム30に対向する一方主面が内側に湾曲され、
その他方主面の周囲部分に凹部40が形成される。そし
て、第2のボディ34は、第1のボディ12と協働して
ダイヤフラム受け22およびダイヤフラム30の周囲部
分を挟むようにして、第1のボディ12の凹部18に嵌
め込まれる。また、この場合、第2のボディ34は、そ
の通路38がダイヤフラム30の流通孔32に通じるよ
うに、第1のボディ12の凹部18に嵌め込まれる。
【0013】そして、ユニオンナット42によって、第
2のボディ34が第1のボディ12に固着される。すな
わち、ユニオンナット42は、その一端の内側に雌ねじ
部44が形成され、その他端に係止部46が形成され
る。そして、ユニオンナット42の雌ねじ部44が、第
1のボディ12の雄ねじ部20に螺合され、ユニオンナ
ット42の係止部46が、第2のボディ34の凹部40
に係止される。
【0014】この流体制御機器10では、第1のボディ
12の通路16における流体の圧力が第2のボディ34
の通路38における流体の圧力よりも高い場合、流体
は、1のボディ12の通路16を通過し、ダイヤフラム
受け22のフィルタ部分24でろ過され、ダイヤフラム
30を第2のボディ34側に押し付け、ダイヤフラム3
0の流通孔32を通過し、第2のボディ34の通路38
に流通する。逆に、第2のボディ34の通路38におけ
る流体の圧力が第1のボディ12の通路16における流
体の圧力より高い場合、ダイヤフラム30がダイヤフラ
ム受け22側に押し付けられて、ダイヤフラム30の流
通孔32が塞がれ、流体が流通しない。したがって、こ
の流体制御機器10では、第1のボディ12の通路16
から第2のボディ34の通路38への一方向に、流体を
ろ過しながら流通することができる。すなわち、この流
体制御機器10は、逆止弁の機能とフィルタの機能とを
かね備えている。
【0015】さらに、この流体制御機器10では、第の
2ボディ34の通路38に対する第1のボディ12の通
路16における流体の圧力がさらに高い場合には、ダイ
ヤフラム30が第2のボディ34のフランジ36で保持
される。逆に、第1のボディ12の通路16に対する第
2のボディ34の通路38における流体の圧力がさらに
高い場合には、ダイヤフラム30で弁座28が完全に押
し付けられてダイヤフラム30がダイヤフラム受け22
で保持される。そのため、ダイヤフラム30は、圧力の
高い流体によって損傷されにくい。なお、このように第
1のボディ12の通路16に対する第2のボディ34の
通路38における流体の圧力が高い場合には、ダイヤフ
ラム30によってフィルタ部分24も塞がれ、流体の通
路がより確実に塞がれる。
【0016】また、ダイヤフラムを用いた従来の逆止弁
では、流体の高圧時におけるダイヤフラムの保持方法が
難しいため、ダイヤフラムを保持する構造が複雑であ
る。それに対して、この流体制御機器10では、流体の
高圧時においてダイヤフラム30をダイヤフラム受け2
2あるいは第2のボディ34のつば部36で保持する構
造なので、構造が簡単である。
【0017】さらに、ダイヤフラムを用いた従来の逆止
弁では、内部の通路の構造も複雑である。それに対し
て、この流体制御機器10では、内部の通路の構造が簡
単である。そのため、この流体制御機器10では、その
ような従来の逆止弁と比べて、内部に不要な流体が残り
にくくしかも塵やごみもたまりにくい。
【0018】なお、上述の実施例では、ダイヤフラム3
0の流通孔32を塞ぐためにダイヤフラム受け22に弁
座28が設けられているが、この弁座28は設けられな
くてもよい。なぜなら、弁座28を設けなくても、第1
のボディ12の通路16に対する第2のボディ34の通
路38における流体の圧力が高い場合に、ダイヤフラム
30の流通孔32がダイヤフラム受け22で塞がれ、あ
るいは、フィルタ部分24がダイヤフラム30で塞がれ
るからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す要部図解図である。
【符号の説明】
10 流体制御機器 12 第1のボディ 16 通路 22 ダイヤフラム受け 24 フィルタ部分 28 弁座 30 ダイヤフラム 32 流通孔、 34 第2のボディ 38 通路 42 ユニオンナット
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−105326(JP,A) 特開 昭53−68436(JP,A) 特開 昭59−180171(JP,A) 特開 昭57−157871(JP,A) 実開 昭49−19329(JP,U) 実開 平2−33975(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16K 15/00 - 15/20 F16K 7/12 - 7/17

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通路を有する第1のボディ、 前記第1のボディの前記通路を塞ぐように配置され、そ
    の一部にフィルタ部分を有するダイヤフラム受け、 前記ダイヤフラム受けに対向するように配置され、前記
    ダイヤフラム受けの前記フィルタ部分を除く部分に対向
    する部分に流通孔を有するダイヤフラム、および前記第
    1のボディと協働して前記ダイヤフラム受けおよび前記
    ダイヤフラムを挟持し、前記ダイヤフラムの前記流通孔
    に通じる通路を有する第2のボディを含み、 前記ダイヤフラム受けの前記ダイヤフラムに対向する面
    が内側に湾曲され、 前記第2のボディのフランジの前記ダイヤフラムに対向
    する面が内側に湾曲される 、流体制御機器。
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