JP4402036B2 - 自動車用ヘッドランプの換気構造 - Google Patents

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本発明は、自動車用ヘッドランプ内部の結露を防止するようにした換気構造において、水蒸気等の侵入よる結露を防止するようにした自動車用ヘッドランプの換気構造に関するものである。
ランプハウジングに換気口を設け自動車用ヘッドランプ内部の結露を防止するようにした自動車用ヘッドランプの換気構造が提供されている。
ところが、雨天走行時にエンジンルーム内に侵入した水やエンジン熱によって発生した水蒸気の一部がエンジン冷却用フアンや走行時の風によってランプの換気口よりランプ内に侵入する。
その後、ランプレンズ面が外気等で冷却されると、ランプレンズ面に曇りが発生し照度が低下し易くなり外観の見栄えを悪くする。
これの対策としてランプレンズ内面に結露防止用の界面活性剤を塗布している製品もあるが、換気口からの水蒸気侵入量が多い場合は効果が十分に得られないことがある。
実用新案登録第2560916公報 特開平5−73804公報
本発明は、このような問題点に鑑みて、換気口からの水や水蒸気等の侵入を防止するようにした自動車用ヘッドランプの換気構造を提供することを目的とする。
本発明は、この目的を達成するために、請求項1に記載のとおり、ランプハウジングに換気口が設けられている自動車用ヘッドランプにおいて、水分の接触によりジェル状となる高分子吸収体を付着させたフィルタを内蔵した通気口を有する第1ケースと、通気穴が設けられており強風時に前記第1ケースの通気口を塞ぐ防風シートを内設した通気穴を有する第2ケースとからなり、前記第1ケースは前記換気口に装着し、前記第2ケースは第1ケースに嵌着したことを特徴とするものである。
本発明によれば、従来の換気口を備えた自動車用ヘッドランプにおいて、簡単な構造の付加により水蒸気の侵入を防止し照度の低下や外観の見栄えの悪化をさせないようにすることができるという効果を有している。
以下本発明を実施するための最良の形態について図面に基づいて説明する。図1において、1は自動車用ヘッドランプのランプハウジングであり、ランプハウジング1内を換気してレンズ面の曇りを防止するためにランプハウジング1内を換気する換気口2が設けられている。本発明は前記換気口2にレンズ面の曇りの原因となる水蒸気の侵入を防止する手段を備えたことを特徴とするものである。この手段の具体的構造について図2により説明する。
図2において、4は樹脂製で筒状の第1ケースであり、7は樹脂製で筒状の第2ケースである。これら第1ケース4の底には通気口5が第2ケース7の底には通気口8が開設されている。前記第1ケース4には水分の接触によりジェル状となる高分子吸収体を付着させたフィルタ6が内蔵されており、前記第2ケース7には強風時に前記第1ケースの通気口5を塞ぐ防風シート9が内設されている。この防風シート9は極薄の樹脂シートであり通気穴10が開設されている。
前記フィルタ6は例えば、発泡率40倍程度の既存のポリエステルであり、このフィルタ6に吸水率100〜1000倍の高分子吸収体を付着させ、高分子吸収体の水分を除去するために50℃で30分程度の乾燥を行う。これにより高分子吸収体はフィルタ6の繊維に薄い膜となって付着した状態となる。尚。高分子吸収体は、例えば、ポリアクリル酸塩が適当である。
上記防風シート9を内設した第2ケース7を高分子吸収体を付着させたフィルタ6を内蔵している第1ケース4の底部に嵌着して一体化し、第1ケース4をランプハウジング1の換気口に装着する。第2ケース7と一体化した第1ケース4の換気口2への装着は、ランプハウジング1の換気口2に直接嵌着してもよいし、図1で示すように、ランプハウジング1の換気口2に装着して下向きに曲がったゴムチューブ3の下端に嵌着する。
本発明は上記の通りの構造であるから、通常は第2ケース7内の防風シート9は図3で示すように、第2ケース7の底面との間に隙間を有して位置し、ランプハウジング1内と外気とをフィルタ6、第1ケース4の通気口5、防風シート9の通気穴10及び第2ケース7の通気口8を介して連通して換気作用を行いレンズ面の曇りを防止する。
上記の換気作用の状態で、エンジン冷却用フアンの比較的弱い風により水あるいは水蒸気が侵入した場合は、フィルタ6に付着させた高分子吸収体が水分の接触によりジェル状11に膨張を始め、換気量が一時的に低下してランプハウジング1内への水や水蒸気の侵入を防止する。そして、エンジンルーム内が乾燥してきた場合には、高分子吸収体の水分は10分程度で乾燥して高分子吸収体のジェル状11の膨張はなくなり換気作用状態に復帰する。尚、高分子吸収体は紫外線の影響を受け難い第1ケース4内にセットすることで約5年以上の持続効果がある。
一方、車両走行時等で発生した強風によって水や水蒸気が侵入した場合は、図4で示すように、第2ケース7内の防風シート9が風圧により第1ケース4の底面に押し上げられて第1ケース4の底に開設されている通気口5を防風シート9で閉塞し、強風による水や水蒸気のランプハウジング1内へ侵入を防止する。尚、他の作用効果として、強風時に0.01μ程度mの排気ガス(煤)がランプハウジング1内へ侵入しレンズ面の汚れやランプの光度低下となる不具合を低減できる。
このように本発明は、ランプハウジング1の構造を設計変更することなく、既存のランプハウジング1でも、その換気口2へ簡単な構造で低コストの第1ケース4及び第2ケース7より構成された水、水蒸気その他排気ガス(煤)、埃等のランプハウジング1への侵入防止手段を装着することができ、レンズ面の曇りや汚れ防止効果を向上させることができる。
本発明の要部断面図 本発明による水蒸気等の侵入防止手段を示す断面図 水蒸気等の侵入防止状態を示す断面図 強風時における水蒸気等の侵入防止状態を示す断面図
符号の説明
1 ランプハウジング
2 換気口
3 ゴムチューブ
4 第1ケース
5 通気口
6 フィルタ
7 第2ケース
8 通気口
9 防風シート
10 通気穴
11 高分子吸収体のジェル状

Claims (1)

  1. ランプハウジングに換気口が設けられている自動車用ヘッドランプにおいて、水分の接触によりジェル状となる高分子吸収体を付着させたフィルタを内蔵した通気口を有する第1ケースと、通気穴が設けられており強風時に前記第1ケースの通気口を塞ぐ防風シートを内設した通気穴を有する第2ケースとからなり、前記第1ケースは前記換気口に装着し、前記第2ケースは第1ケースに嵌着したことを特徴とする自動車用ヘッドランプの換気構造。
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