JP4821976B2 - ハタケシメジの培地及びハタケシメジの栽培方法 - Google Patents

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本発明は、キノコの培地及びキノコの栽培方法に関し、特に、人工栽培が難しいとされる、ハタケシメジであっても人工栽培することが可能なキノコの培地、及び、そのような培地を用いたキノコの栽培方法に関する。
ハタケシメジ〔学名リオフィラム デカステス(Lyophyllum decastes)〕は、キシメジ科シメジ属のキノコであり、夏から秋にかけて、人家、畑及び林地その他の場所に広く発生するキノコで、形は、ホンシメジに良く似ており、また、味が非常に良く、肉質が、ホンシメジより固く、歯切れが良いという食感があるので、好んで食用とされている。
のみならず、ハタケシメジは、β−グルカン等の多糖類を多く含んでおり、また、アルギニンや、ビタミンや、ミネラルをアガリクスやサルノコシカケなどのキノコ以上に含んでおり、抗腫瘍効果や、血圧降下作用や、コレステロールを低減する等の効果が認められており、単に食用のみではなく、優れた健康食品(特定保健食品、機能性食品)として、また、医薬品の原料として期待されている。
しかしながら、ハタケシメジは、腐生性菌のために、一般の原木利用の栽培は困難である、という問題がある。
このような問題を解決する技術として、例えば、オカラを添加した適合性腐植性基材(例えば、腐葉土)を培地として用いたり、不適合腐植性基材(例えば、腐葉土と、鋸屑(スギ材)と、米糠との混合物)であっても、これに、オカラを添加したものを培地として用いたりした、ハタケシメジの人工栽培方法や、バーク堆肥と、籾殻と、米糠とを配合したものを培地として用いるハタケシメジの人工栽培方法や、腐植性基材に、乾燥ビール粕と、米糠とを配合したものを培地として用いるハタケシメジの人工栽培方法等が、既に、提案されている。
特開2002−70号公報 特開平11−243774号公報 特開平9−308373号公報 特開平1−117724号公報
上記した従来のハタケシメジの培地は、腐植性基材(例えば、腐葉土)、バーク堆肥を用いている。
しかしながら、バーク堆肥は、粘性を有することから、培地調整が極めて困難になる、という問題がある。
また、腐植性基材(例えば、腐葉土)は、比較的、高価であるという問題や、腐植性基材(例えば、腐葉土)の腐植の程度や配合割合が商品によってまちまちであり、オカラを添加した場合であっても、用いる腐植性基材(例えば、腐葉土)によっては、ハタケシメジの栽培が上手くできない、という問題がある。
また、腐植性基材の中には、広葉樹又は針葉樹のオガクズが用いられている。
しかしながら、針葉樹のオガクズを腐植性基材として用いる場合には、その中に含まれる抑制物質を除去するために長期に野晒しする必要があり、針葉樹のオガクズを腐植性基材として用いる場合には、時間がかかる、といった問題や、その中に含まれる抑制物質を除去するために長期に野晒しするための広大な堆積場を必要とする、といった問題がある。
一方、針葉樹(例えば、スギ等)は、建築部材や家具等として幅広く用いられており、建築部材や家具等を製造する際等に発生する、針葉樹のオガクズをそのまま有効利用するような技術が望まれている。
また、例えば、ハタケシメジの培地として、針葉樹中に含まれる抑制物質を除去することなく、そのまま、針葉樹のオガクズを使用することができれば、中に含まれる抑制物質を除去するために長期に野晒しする必要があり、針葉樹のオガクズを腐植性基材として用いる場合には、時間がかかる、といった問題や、その中に含まれる抑制物質を除去するために長期に野晒しするための広大な堆積場を必要とする、といった問題がなくなるということは、もちろんのこと、培地の品質を一定とすることができるので、従来のように、腐植性基材(例えば、腐葉土)の腐植の程度や配合割合が商品によってまちまちであり、オカラを添加した場合であっても、用いる腐植性基材(例えば、腐葉土)によっては、ハタケシメジの栽培が上手くできない、ということが生じないようにすることができる。
本発明は、以上のような問題を解決するためになされたものであって、針葉樹中に含まれる抑制物質を除去することなく、そのまま、針葉樹のオガクズを使用した、ハタケシメジの人工培地、及び、このようなハタケシメジの人工培地を用いた、ハタケシメジの人工栽培方法を提供することにある。
請求項1に記載のハタケシメジの培地は、ハタケシメジを栽培する培地であって、無野外堆積スギオガクズそのもの100重量部に対し、オカラを10重量部以上30重量部以下と、マイロを10重量部以上30重量部以下とを配合した、ハタケシメジの培地であって、無野外堆積スギオガクズとして、0.5mm以上10mm以下のものを用い、オカラとして、0,25mm以上5mm以下のものを用い、マイロとして、0.25mm以上1.5mm以下のものを用いる
「針葉樹」としては、例えば、スギが好ましい。
また、「針葉樹のオガクズ」は、杉その他の針葉樹を、野晒しにして、針葉樹に含まれる抑制物質を除去したものであっても良い。
しかしながら、本発明の注目すべき点は、針葉樹(スギ)を、野晒しにして、針葉樹に含まれる抑制物質を除去していない、無野外堆積スギのオガクズ(スギオガコ)を用いた場合であっても、請求項1に記載のキノコの培地を使用すれば、ハタケシメジを人工栽培できる点にある。
尚、針葉樹のオガクズとしては、0.5mm以上10mm以下のものを用いるのが好ましい。
また、「オカラ」は、製造直後の湿ったものでもよいが、乾燥させたものを用いるのが好ましい。
また、オカラとしては、0.25mm以上5mm以下のものを用いるのが好ましい。
また、マイロは、ソルガムとも称される植物である。
尚、マイロとしては、0.25mm以上1.5mm以下のものを用いるのが好ましい。
また、キノコ、特に、ハタケシメジを栽培するに当たっては、温度を、22℃以上26℃以下の範囲
に、湿度を、60%以上70%以下の範囲に調整するのが、好ましい。
更に、本発明の注目すべき点は、バーク肥料や、腐葉土等の腐植質基材を含まない、無野外堆積スギのオガクズ(スギオガコ)を主体として使用し、少なくとも、オカラとマイロとを組み合わせた材料を栄養材として添加すれば、ハタケシメジを人工栽培できる点にある。
請求項2に記載のハタケシメジの栽培方法は、請求項に記載のハタケシメジの培地に、ハタケシメジの菌株を接種し、ハタケシメジを栽培する。
請求項3に記載のハタケシメジの栽培方法は、ハタケシメジを、22℃以上25℃以下の範囲で、湿度60%以上70%以下の範囲で、栽培する。
本発明に係るハタケシメジの培地では、無野外堆積スギオガクズそのものに、オカラと、マイロとを添加した結果、スギオガクズを、長期に野晒しにし、その中に含まれる、抑制物質を除去したものでなければ、人工栽培が困難なキノコ、より特定的には、ハタケシメジであっても、人工栽培できる。
また、本発明に係るハタケシメジの培地は、ハタケシメジを栽培する際に、長期に野晒ししていない、無野外堆積スギオガクズそのものを用いることができるので、従来のように、比較的、高価な、腐植性基材(例えば、腐葉土)を用いる必要がなく、また、用いる腐植性基材(例えば、腐葉土)によっては、ハタケシメジの栽培が上手くできない、といった問題が生じない。
また、本発明に係るハタケシメジの培地は、無野外堆積スギのオガクズ(スギオガコ)を用いた場合であってもハタケシメジを人工栽培できる点にある。
また、本発明に係るハタケシメジの栽培方法では、請求項1又は請求項2に記載のハタケシメジの培地を用いているので、人工栽培が難しいとされる、ハタケシメジであっても、人工栽培できる。
以下、本発明に係るハタケシメジの培地及びハタケシメジの栽培方法の一例を、更に、詳しく説明する。
まず、無野外堆積スギオガクズを用意した。
次に、無野外堆積スギオガクズに添加する栄養材として、マイロ(「ソルガム」とも称される。以下、単に、「マイロ」という。)、米糠、オカラ及びグラベストを用意した。
次に、無野外堆積スギオガクズにマイロを添加したもの(以下、「試料1」という。)、無野外堆積スギオガクズに米糠を添加したもの(以下、「試料2」という。)、無野外堆積スギオガクズにオカラを添加したもの(以下、「試料3」という。)、及び、無野外堆積スギオガクズにグラベストを添加したもの(以下、「試料4」という。)を用意した。
無野外堆積スギオガクズと、栄養材(マイロ、米糠、オカラ及びグラベスト)との配合割合は、容量比で、無野外堆積スギオガクズ4に対し、栄養材(マイロ、米糠、オカラ及びグラベスト)を1の割合にした。
次に、以上のようにして準備した、試料1、試料2、試料3及び試料4の各々に、ハタケシメジの菌株を接種し、22℃、湿度65%で、20日間、ハタケシメジの菌糸伸長を観察し、各培地の膨潤性(65%湿潤時容積/風乾時容積)を調べた。
結果を、図1及び表1に示す。
図1は、試料1、試料2、試料3及び試料4の各々に、ハタケシメジの菌株を接種し、22℃、湿度65%で、20日間、ハタケシメジの菌糸伸長状態を示す写真である。
図1中、(a)は、試料1にハタケシメジの菌株を接種し、22℃、湿度65%で、20日間、ハタケシメジの菌糸伸長状態を示す写真であり、(b)は、試料1にハタケシメジの菌株を接種し、22℃、湿度65%で、20日間、ハタケシメジの菌糸伸長状態を示す写真であり、(c)は、試料3にハタケシメジの菌株を接種し、22℃、湿度65%で、20日間、ハタケシメジの菌糸伸長状態を示す写真であり、又、(d)は、試料4にハタケシメジの菌株を接種し、22℃、湿度65%で、20日間、ハタケシメジの菌糸伸長状態を示す写真である
図1及び表1の結果から、試料1及び試料3には、ハタケシメジの菌糸伸長に対する促進効果があることが判った。
一方、試料4は、高い膨潤性を示したが、菌糸伸長に対する促進効果は、殆ど、認められなかった。
また、試料1は、膨潤性は低いが、試料3と同等の菌糸伸長を示した。
以上の結果から、ハタケシメジの菌糸伸長に対する促進効果は、培地の物理的性質の違いと言うよりも、マイロと乾燥オカラに、無野外堆積スギオガクズに含まれる阻害物質を緩和する作用があるものと思われた。
次に、無野外堆積スギオガクズに、マイロとオカラとを添加したもの(以下、「試料a」という。)、無野外堆積スギオガクズに、マイロとグラベストとを添加したもの(以下、「試料b」という。)、無野外堆積スギオガクズに、米糠とオカラとを添加したもの(以下、「試料c」という。)、無野外堆積スギオガクズに、グラベストと米糠とを添加したもの(以下、「試料d」という。)、無野外堆積スギオガクズに、オカラとフスマとを添加したもの(以下、「試料e」という。)、無野外堆積スギオガクズに、フスマとグラベストとを添加したもの(以下、「試料f」という。)、無野外堆積スギオガクズに、フスマと米糠とを添加したもの(以下、「試料g」という。)、無野外堆積スギオガクズに、フスマとマイロとを添加したもの(以下、「試料h」という。)、及び、無野外堆積スギオガクズに、グラベストとオカラとを添加したもの(以下、「試料i」という。)を用意した(尚、試料a〜試料iの各々の無野外堆積スギオガクズに対する各栄養材の配合割合(容量比)については、表2を参照。)。
次に、試料a〜試料iの各々について、ハタケシメジ2菌株(菌株番号:「30917」及び「30940」)の各々を接種し、22℃、湿度65%で、15日間、ハタケシメジの菌糸伸長状態(mm)を観察した。
結果を表2に示す。
表2から明らかなように、試料a、即ち、無野外堆積スギオガクズに、栄養材として、マイロとオカラとを添加したものが、ハタケシメジの菌糸伸長が、一番高く、次いで、無野外堆積スギオガクズに、栄養材として、マイロを添加したもの(試料b及び試料hを参照。)、又は、無野外堆積スギオガクズに、栄養材として、オカラを添加したもの(試料c及び試料eを参照。)が良好であった。
次に、ハタケシメジの菌種と、各種培地上における菌株別の菌糸伸長(生育度)の違いを調査した。
まず、比較例として、麦芽エキス寒天培地を用意した(以下、「比較例」という)。
また、ブナオガクズに、オカラと米糠とを添加したもの(以下、「試料イ」という。)、無野外堆積スギオガクズに、オカラと米糠とを添加したもの(以下、「試料ロ」という。)、無野外堆積スギオガクズに、オカラとマイロとを添加したもの(以下、「試料ハ」という。)、無野外堆積スギオガクズに、ブナオガクズと米糠とを添加したもの(以下、「試料ニ」という。)を用意した(尚、試料イ〜試料ニの各々の配合割合(容量比)については、表3を参照。)。
次に、試料イ〜試料ニの各々について、ハタケシメジ5菌株(菌株番号:「30330」、「30503」、「30917」、「30940」及び「EN98202」)の各々を接種し、比較例については、25℃、湿度65%で、7日間、ハタケシメジの菌糸伸長状態(mm)を観察し、また、試料イ〜試料ニの各々については、22℃、湿度65%で、7日間、ハタケシメジの菌糸伸長状態(mm)を観察した。
結果を表3に示す。
表3の結果から、同じ培地を用いても、菌株によって、菌糸生育速度の違いが見られる、ということが明らかになった。
しかしながら、表3の結果から、菌株の種類の如何を問わず、全体的には、試料ハの、無野外堆積スギオガクズに、栄養材として、オカラとマイロとを添加した培地が、ハタケシメジの菌糸が、良好な生育を示している、ということが、明らかになった。
次に、栽培瓶(容量:800cc)を用いて、試料イ〜試料ニの各々について、次の5菌株、即ち、菌種番号:「30503」、「30917」、「30940」、「EN98202」及び「31460」の各々の培地における培養形質(菌糸蔓延日数、収量等)を調査した。
結果を、表4に示す。
表4の結果から、菌株の如何を問わず、全体的には、試料ハの、無野外堆積スギオガクズに、栄養材として、オカラとマイロとを添加した培地を用いた場合に、ハタケシメジの栽培期間の短縮化や、収量性の増大が見込まれる、ということが判った。
また、針葉樹のオガクズ100重量部に対する、オカラの配合量及びマイロの配合量を、種々、変えて同様の試験を行った所、針葉樹のオガクズ100重量部に対し、オカラを10重量部以上30重量部以下と、マイロを10重量部以上30重量部以下とを配合した場合、ハタケシメジの菌糸伸長状態(mm)が良いことが、判った。尚、針葉樹のオガクズ100重量部に対し、オカラを10重量部以上30重量部以下と、マイロを10重量部以上20重量部以下とを配合した場合、ハタケシメジの菌糸伸長状態(mm)がより良いことが、判った。
また、針葉樹としては、例えば、スギが好ましく、針葉樹のオガクズは、いわゆる、腐植性基材や不適合性腐植性基材の、杉を、野晒しにして、針葉樹に含まれる抑制物質を除去したものであっても良い。
しかしながら、本発明の注目すべき点は、針葉樹(スギ)を、野晒しにして、針葉樹に含まれる抑制物質を除去していない、無野外堆積スギのオガクズ(スギオガコ)を用いた場合であっても、請求項1に記載のキノコの培地を使用すれば、ハタケシメジを人工栽培できた点にある。
また、実験の結果、針葉樹(スギ)のオガクズとしては、例えば、0.5mm以上10mm以下のものを用いるのが好ましいことも判った。
また、「オカラ」は、製造直後の湿ったものでもよいが、乾燥させたものを用いるのが好ましいことも判った。
また、オカラとしては、例えば、0.25mm以上5mm以下のものを用いるのが好ましいことが判った。
また、マイロとしては、例えば、0.25mm以上1.5mm以下のものを用いるのが好ましいことが判った。
また、キノコ、特に、ハタケシメジを人工栽培するに当たっては、温度を、22℃以上26℃以下の範囲に、湿度を、60%以上70%以下の範囲に調整するのが、好ましいことが判った。
尚、以上の発明を実施するための最良の形態において説明したものは、単なる例示であって、本発明は、上記の発明を実施するための最良の形態に限定されることはない。
本発明に係るキノコの培地は、キノコ、特に、栽培が難しいとされている、ハタケシメジの栽培に好適であり、また、本発明に係るキノコの培地方法は、特に、人工栽培が難しいとされる、ハタケシメジの栽培方法として用いれば、ハタケシメジの栽培期間の短縮化や、収量性の増大が見込まれるので、産業上の利用可能性が高い。
試料1、試料2、試料3及び試料4の各々に、ハタケシメジの菌株を接種し、22℃、湿度65%で、20日間、ハタケシメジの菌糸伸長状態を示す写真である。

Claims (3)

  1. ハタケシメジを栽培する培地であって、無野外堆積スギオガクズそのもの100重量部に対し、少なくとも、オカラを10重量部以上30重量部以下と、マイロを10重量部以上30重量部以下とを配合した、ハタケシメジの培地であって、
    前記無野外堆積スギオガクズとして、0.5mm以上10mm以下のものを用い、前記オカラとして、0,25mm以上5mm以下のものを用い、
    前記マイロとして、0.25mm以上1.5mm以下のものを用いる、ハタケシメジの培地。
  2. 請求項に記載のハタケシメジの培地に、ハタケシメジの菌株を接種し、ハタケシメジを栽培する、ハタケシメジの栽培方法。
  3. 前記ハタケシメジを、22℃以上25℃以下の範囲で、湿度60%以上70%以下の範囲で、栽培する、請求項に記載のハタケシメジの栽培方法。
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