JP4821453B2 - カーエアコン用電動コンプレッサのハーネス保護構造 - Google Patents

カーエアコン用電動コンプレッサのハーネス保護構造 Download PDF

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Description

本発明は、カーエアコン用電動コンプレッサのハーネス保護構造の技術分野に属する。
従来、車両のエンジンルーム内に搭載されたエアコン用の電動コンプレッサは、電力スイッチング素子やコンデンサ等を有するインバータ回路をインバータケース内に密閉することで、インバータ回路を衝突時の衝撃から保護している(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−190525号公報
しかしながら、上記従来技術にあっては、高電圧ハーネスが接続される高電圧コネクタ(ハーネス接続部)は、ハーネス着脱時の作業性を考慮してインバータケースの上面に突出した構造であるため、車両の前面衝突時、前方から後退してくるラジエータやファンシュラウド等が高電圧コネクタと接触した場合、高電圧コネクタが破損するおそれがあった。そこで、高電圧コネクタを保護するために、高強度の専用ブラケット類を高電圧コネクタの車両前方に配置する方法が考えられるが、この場合、材料費および加工費の増加によるコストアップを招くという問題がある。
本発明は上記課題に着目してなされたもので、その目的とするところは、コストアップを伴うことなく、ハーネス接続部の損傷を抑制することができるカーエアコン用電動コンプレッサのハーネス保護構造を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明では、
車両前部のエンジンルーム内に設けられてエアコンの冷凍サイクルを構成し、バッテリにより電動モータを駆動させ冷媒を圧縮するカーエアコン用電動コンプレッサにおいて、
配管接続部に接続される冷媒流通用のエアコン配管を、前記バッテリ電源を導入するハーネスが接続されるハーネス接続部よりも車両前方側に配置したことを特徴とする。
ここで、エアコン配管とは、冷媒吸入用のエアコン配管と冷媒排出用のエアコン配管の少なくとも一方をいう。
本発明のカーエアコン用電動コンプレッサのハーネス保護構造では、エアコン配管をハーネス接続部よりも車両前方側に配置したため、車両の前方衝突時、衝突荷重をエアコン配管で受け止め、ハーネス接続部に伝達される衝突エネルギーを低減させることができる。また、エアコン配管は、カーエアコンを搭載した車両に必須の構成部品であるため、従来と比較して部品点数の増加は生じない。すなわち、必須の構成部品であるエアコン配管に衝突エネルギーを吸収させることで、ハーネス接続部の損傷を低減しようとするものである。
この結果、コストアップを伴うことなく、ハーネス接続部の損傷を抑制することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例1,2に基づいて説明する。
まず、構成を説明する。
図1は、実施例1のカーエアコン用電動コンプレッサのハーネス保護構造を示す電動コンプレッサ1の正面図であり、実施例1のカーエアコン用電動コンプレッサのハーネス保護構造は、電動コンプレッサ1と、高電圧ハーネス2と、冷媒排出用の配管部5と、を備えている。なお、この電動コンプレッサ1は、電気自動車に搭載され、エアコンの冷凍サイクルを構成するものである。
電動コンプレッサ1は、コンプレッサ・モータ部1aと、インバータ部1bとを備えている。
コンプレッサ・モータ部1aは、コンプレッサと電動モータ(例えば、ブラシレスDCモータ)とが一体に収容され、モータの駆動により図外のエバポレータから排出された冷媒を圧縮し、図外のコンデンサへ排出する。インバータ部1bは、コンプレッサ・モータ部1aの上面側に設けられ、直流電力を三相交流に変換してモータへ供給するインバータ回路を実装したプリント基板等が収容されている。
高電圧ハーネス2は、コネクタ部(ハーネス接続部)2aと、ハーネス部2bとから構成され、コンプレッサ・モータ部1aから排出された冷媒をコンデンサへと送る。
コネクタ部2aは、インバータ部1bの上面に取り付けられ、インバータ部1b内部のインバータ回路と電気的に接続している。ハーネス部2bは、車両駆動用モータの駆動源である図外の高電圧バッテリと接続されている。
配管部5は、ホース部5aと、カシメ部5bと、アルミ配管部(エアコン配管)5cと、コネクタ部(配管接続部)5dと、配管取付ボルト5eと、を備えている。
ホース部5aとアルミ配管部5cは、カシメ部5bにより接続され、アルミ配管部5cの先端は、コンプレッサ・モータ部1aに固定されたコネクタ部5dを介してコンプレッサ・モータ部1aの車両前方面に固定されている。コネクタ部5dは、配管取付ボルト5eによってコンプレッサ・モータ部1aにボルト固定されている。
アルミ配管部5cを、高電圧ハーネス2のコネクタ部2aよりも車両前方側に配置されている。
なお、コンプレッサ・モータ部1aには、冷媒排出用の配管部5と共に冷媒吸入用の配管部も接続されているが、実施例1では、冷媒排出用の配管部5のみを説明し、冷媒吸入用の配管部については、図示ならびに説明を省略する。
次に、作用を説明する。
[前面衝突時の高電圧コネクタの破損について]
自動車等に搭載される車両用空気調和装置において、冷媒を圧縮させるコンプレッサをモータ駆動する電動コンプレッサを用いたものが知られている。この電動コンプレッサは、電気自動車やハイブリッド式自動車など、エンジンの動力を一時的もしくは連続的に得られない車両で安定した空気調和を行うために有効である。モータは、一般的に100V以上となる高電圧電力によって駆動され、冷媒を圧縮している。
ところで、自動車における電動コンプレッサの設置場所は、従来のベルト駆動式コンプレッサとレイアウトを同じとして他部品の共用化を図るなどの理由から、エンジンルーム内の車両前側エリアである、エンジン壁面に固定されるケースが大半である。ただし、この場合、前面衝突に対し影響を受けることになる。
自動車では、前面衝突時には高電圧回路をシャットダウンし、車両が破損した場合であっても極力安全性が確保されるように設計されているが、前面衝突時に高電圧シャットダウンシステムが作動しない場合を考慮し、前面衝突に対し高電圧回路が損傷を受けにくい構造とすることが望ましい。
例えば、特開2004−190525号公報に記載のカーエアコン用電動コンプレッサでは、電力スイッチング素子やコンデンサ等を有するインバータ回路をインバータケース内に密閉することで、インバータ回路の衝突安全性を確保しているが、この従来技術は、電動コンプレッサの内部構造の改善に留まるものである。
高電圧ハーネスやコネクタが損傷を受ける場合の状況を図2に示す。図2では、車両前方から後退してきた他の部品(電動コンプレッサの車両前方側に配置されたラジエータやファンシュラウド)が高電圧コネクタに接触し、高電圧コネクタが破損する状態を示している。
すなわち、高電圧を電動コンプレッサに供給する高電圧ハーネスの取り付け位置は、ハーネス着脱の作業性等を考慮して上面側に設定されており、ケーシングで保護された電動コンプレッサ内部と比較して強度的に弱い部位であるにもかかわらず、衝突保護を回避するの対策は何ら採られていなかった。
一方、高電圧ハーネスやそのコネクタを前方衝突から保護する方法としては、一般的に、高強度のブラケット類をハーネスの前面に配置する手法が考えられるが、高強度のブラケット類をハーネスの前面に配置した場合、材料費や加工費が通常のブラケットよりも嵩むため、大幅なコストアップを招く。
その他の方法として、高電圧ハーネスやそのコネクタを、電動コンプレッサと後方のエンジンとの間の隙間に配置する構成も考えられるが、この構成を採用した場合は、自動車生産工場や自動車整備工場において、コネクタの着脱作業を行う際の作業性が悪化するため、選択肢として好ましくない。
[前面衝突時の高電圧コネクタ保護作用]
これに対し、実施例1のカーエアコン用電動コンプレッサのハーネス保護構造では、配管部5のアルミ配管部5cを、高電圧ハーネス2のコネクタ部2aよりも車両前方側に配置した。これにより、車両の前方衝突時、衝突荷重をアルミ配管部5cで受け止め、コネクタ部2aに伝達される衝突エネルギーを低減させることができる。また、配管部5は、カーエアコンには必ず設置されるべき部品であるため、従来と比較して部品点数の増加は生じない。すなわち、必須の構成要件である配管部5に衝突エネルギーを吸収させることで、コネクタ部2aの損傷を低減しようとするものである。
前面衝突時には、電動コンプレッサ1の車両前方側に配置されたラジエータやファンシュラウドなどといった部品が、壊れながら電動コンプレッサ1にぶつかってくるが、アルミ配管部5cはアルミニウムの鋳物で成形されているため、かなりの剛性が期待できる。さらに、アルミ配管部5は破損により冷媒が漏れるのみであり、安全上も全く問題がない。
一般的なエアコン配管は、エンジンの揺動を吸収するために中央部分はゴムホースを使用しているが、両端はアルミ配管としている構成が多い。実施例1では、この点に着目し、電動コンプレッサ側のアルミ配管部を高電圧コネクタの前面に配置することで、衝突時に後退してくるラジエータやファンシュラウドを受け止め、高電圧ハーネスのコネクタ部の損傷防止を図ることができる。
次に、効果を説明する。
実施例1のカーエアコン用電動コンプレッサのハーネス保護構造にあっては、以下の効果が得られる。
(1) コネクタ部5dに接続される冷媒流通用のアルミ配管部5cを、バッテリ電源を導入する高電圧ハーネス2が接続されるコネクタ部2aよりも車両前方側に配置したため、車両の前方衝突時、衝突荷重をアルミ配管部5cで受け止め、コネクタ部2aに伝達される衝突エネルギーを低減させることができる。また、アルミ配管部5cは、カーエアコンには必ず設置されるべき部品であるため、従来と比較して部品点数の増加は生じない。この結果、コストアップを伴うことなく、コネクタ部2aの損傷を抑制することができる。
実施例2は、アルミ配管部を支持するブラケットを設けた例である。
まず、構成を説明する。
図3は、実施例2のカーエアコン用電動コンプレッサのハーネス保護構造を示す電動コンプレッサ10の正面図であり、実施例2では、実施例1の構成に対し、配管部5にブラケット5fとブラケット用ボルト5gとを追加している。
ブラケット5fは、上端でアルミ配管部5cを支持し、下端がブラケット用ボルト5gによりコンプレッサ・モータ部1aの車両前方面にボルト固定されている。このブラケット5fは、図4に示すように、板材の長さ方向両端を揃えて二つ折りし、折り曲げ部分がアルミ配管部5cの外周に沿った円形状に形成されている。そして、このアルミ配管部5cの支持部分の直径は、コネクタ部2aの高さ方向寸法よりも長く設定されている。
また、ブラケット5fにおいて、インバータ部1bの車両前方側上面角部Aから上端までの長さuは、車両前方側上面角部Aから高電圧ハーネス2のコネクタ部2aまでの長さよりも短くなるように設定されている。
ここで、実施例2において、前面衝突時の高電圧ハーネス保護作用を高めるためには、アルミ配管部5cとコネクタ部2aとの距離を出来るだけ近接させるのが望ましい。実施例2では、アルミ配管部5cの固定点が2箇所(コネクタ部5d,ブラケット5fのアルミ配管部5c支持点)であるため、図3に示すmとnの寸法は、自由に選ぶことができる。場合によっては、mかnの一方をゼロとし、固定点の剛性によって高電圧ハーネス2のコネクタ部2aを有効に保護することができる。
次に、作用を説明する。
[ブラケットの接触回避作用]
アルミ配管部5cを高電圧ハーネス2のコネクタ部2aの車両前方側に配置した場合、衝突時の損傷から保護する点で有効であるが、場合によっては不利となることがある。例えば、程度の大きい衝突があった場合は、図4に示すように、後退してくる剛性の高い他の部品9の後退量がsとなり、コネクタ部2aの直前まで後退し、そこで止まる可能性がある。このとき、剛性が低く既に破損した細かい破片はアルミ配管部5cによって受け止められ、コネクタ部2aは保護されている。
しかし、アルミ配管部5cの大きさ(直径)がtであるため、衝突エネルギーが甚大だった場合は、剛性の高い他の部品9がブラケット5fを塑性変形させつつさらに後退し、後退量はs+tとなる。つまり、アルミ配管部5cが存在する分だけ、衝突時の損傷がひどくなる場合がある。
これに対し、実施例2では、ブラケット5fにおいて、インバータ部1bの車両前方側上面角部Aよりも上方の長さuを、高電圧ハーネス2のコネクタ部2aから車両前方側上面角部Aまでの長さよりも短く設定した。さらに、ブラケット5fのアルミ配管部5c支持部分の直径を、コネクタ部2aの高さ方向寸法よりも長く設定した。
よって、図5に示すように、衝突エネルギーが大きく、他の部品9の後退量を抑制できない場合であっても、他の部品9をブラケット5fの上に乗り上げさせることで、コネクタ部2aとの接触を回避でき、コネクタ部2aの破損を防ぐことができる。さらに、ブラケット5fの塑性変形によって衝突エネルギーを吸収することができるため、ブラケット5fが無い場合にはsだけ後退する他の部品9の後退量を、s以下に抑えることができる。
また、実施例2では、ブラケット5fを、アルミ配管部5cを一周し、両端をコンプレッサ・モータ部1aに固定する構造としている。ブラケットを用いてエアコン配管を支持する方法としては、ロウ付けやカシメなどの方法があるが、実施例2のように、ブラケット5fがアルミ配管部5cを一周して両端が車体側に固定されている構造とすることで、衝突時に多大な衝突荷重を受けてブラケット5fが大きく塑性変形した場合であっても、アルミ配管部5cがブラケット5fから外れて高電圧ハーネス2のコネクタ部2aと接触する可能性をより低く抑えることができる。
次に、効果を説明する。
実施例2のカーエアコン用電動コンプレッサ10のハーネス保護構造にあっては、実施例1の効果(1)に加え、以下に列挙する効果が得られる。
(2) コネクタ部2aよりも車両前方側の位置に、アルミ配管部5cを支持するブラケット5fを設けたため、アルミ配管部5cの支持剛性が高まり、アルミ配管部5cの衝突エネルギー吸収能力をより向上させることができる。
(3) アルミ配管部5cのコネクタ部5dとブラケット5fとの間の部分を、コネクタ部2aよりも車両前方側に配置したため、前面衝突時にはコネクタ部2aを保護する強度部材としてブラケット5fを活用でき、コネクタ部2aの損傷をより低減することができる。
(4) ブラケット5fを、アルミ配管部5cの外周を少なくとも一周し、その両端が電動コンプレッサ10のコンプレッサ・モータ部1aに固定された板状部材としたため、衝突時に多大な衝突荷重を受けてブラケット5fが大きく塑性変形した場合であっても、アルミ配管部5cがブラケット5fから外れて高電圧ハーネス2のコネクタ部2aと接触する可能性をより低く抑えることができる。
(5) ブラケット5fは、車両の前面衝突により車両後方側へ塑性変形した場合であっても、コネクタ部2aとの間に接触回避代となる隙間が確保されるため、ブラケット5fの塑性変形による後退が生じた場合であっても、コネクタ部2aとの接触を回避することができる。
(6) 電動コンプレッサ1の車両前方側上面角部Aからブラケット5fの上端までの長さuを、電動コンプレッサ1の車両前方側上面角部Aから高電圧ハーネス2のコネクタ部2aまでの長さvよりも短く設定したため、ブラケット5fの塑性変形による後退量がu以下に抑えられ、コネクタ部2aとの接触を回避することができる。
(7) ブラケット5fのアルミ配管支持部分の直径を、コネクタ部2aの高さ方向寸法よりも長く設定したため、衝突時に部品9がブラケット5fを塑性変形させつつその上面に乗り上げ、さらに後退した場合であっても、コネクタ部2aとの接触をより確実に回避することができる。
(8) 配管部5のコネクタ部5dを、高電圧ハーネス2のコネクタ部2aと近接配置したため、固定点であるコネクタ部5dの剛性によって高電圧ハーネス2のコネクタ部2aを有効に保護することができる。
(他の実施例)
以上、本発明を実施するための最良の形態を、実施例1,2に基づいて説明したが、本発明の具体的な構成は、実施例1,2に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発明に含まれる。
例えば、冷媒吸入用のエアコン配管に代えて、冷媒排出用のエアコン配管をハーネス接続部よりも車両前方側に配置してもよいし、両エアコン配管を共にハーネス接続部よりも車両前方側に配置してもよい。
また、エアコン配管を支持するブラケットは複数設けてもよい。
実施例1のカーエアコン用電動コンプレッサのハーネス保護構造を示す電動コンプレッサ1の正面図である。 従来のカーエアコン用電動コンプレッサにおいて、高電圧ハーネスやコネクタが損傷を受ける場合の状況を示す図である。 実施例2のカーエアコン用電動コンプレッサのハーネス保護構造を示す電動コンプレッサ10の正面図である。 実施例2の電動コンプレッサ10の側面図である。 実施例2の電動コンプレッサ10のブラケットの接触回避作用を示す側面図である。
符号の説明
1,10 電動コンプレッサ
1a コンプレッサ・モータ部
1b インバータ部
2 高電圧ハーネス
2a コネクタ部
2b ハーネス部
5 配管部
5a ホース部
5b カシメ部
5c アルミ配管部
5d コネクタ部
5e 配管取付ボルト
5f ブラケット
5g ブラケット用ボルト

Claims (8)

  1. 車両前部のエンジンルーム内に設けられてエアコンの冷凍サイクルを構成し、バッテリにより電動モータを駆動させ冷媒を圧縮するカーエアコン用電動コンプレッサにおいて、
    配管接続部に接続される冷媒流通用のエアコン配管を、前記バッテリ電源を導入するハーネスが接続されるハーネス接続部よりも車両前方側に配置したことを特徴とするカーエアコン用電動コンプレッサのハーネス保護構造。
  2. 請求項1に記載のカーエアコン用電動コンプレッサのハーネス保護構造において、
    前記ハーネス接続部よりも車両前方側の位置に、前記エアコン配管を支持するブラケットを設けたことを特徴とするカーエアコン用電動コンプレッサのハーネス保護構造。
  3. 請求項2に記載のカーエアコン用電動コンプレッサのハーネス保護構造において、
    前記エアコン配管の前記配管接続部と前記ブラケットとの間の部分を、前記ハーネス接続部よりも車両前方側に配置したことを特徴とするカーエアコン用電動コンプレッサのハーネス保護構造。
  4. 請求項3に記載のカーエアコン用電動コンプレッサのハーネス保護構造において、
    前記ブラケットを、前記エアコン配管の外周を少なくとも一周し、その両端が前記電動コンプレッサまたは他の車載部品に固定された板状部材としたことを特徴とするカーエアコン用電動コンプレッサのハーネス保護構造。
  5. 請求項2ないし請求項4のいずれか1項に記載のカーエアコン用電動コンプレッサのハーネス保護構造において、
    前記ブラケットは、車両の前面衝突により車両後方側へ塑性変形した場合であっても、前記ハーネス接続部との間に接触回避代となる隙間が確保されることを特徴とするカーエアコン用電動コンプレッサのハーネス保護構造。
  6. 請求項5に記載のカーエアコン用電動コンプレッサのハーネス保護構造において、
    前記ブラケットを、前記電動コンプレッサの車両前方面側に設け、
    前記ハーネス接続部を、電動コンプレッサの上面に設け、
    前記電動コンプレッサの車両前方側上面角部からブラケットの上端までの長さを、電動コンプレッサの車両前方側上面角部から前記ハーネス接続部までの長さよりも短く設定したことを特徴とするカーエアコン用電動コンプレッサのハーネス保護構造。
  7. 請求項6に記載のカーエアコン用電動コンプレッサのハーネス保護構造において、
    前記ブラケットのエアコン配管支持部分の外形寸法を、前記ハーネス接続部の高さ方向寸法よりも長く設定したことを特徴とするカーエアコン用電動コンプレッサのハーネス保護構造。
  8. 請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のカーエアコン用電動コンプレッサのハーネス保護構造において、
    前記配管接続部を、前記ハーネス接続部と近接配置したことを特徴とするカーエアコン用電動コンプレッサのハーネス保護構造。
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