JP5135161B2 - 電動コンプレッサ - Google Patents

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本発明は、車両用エアコン等に用いられる電動コンプレッサに関する。
電動コンプレッサは、車内空調を行うために冷媒を圧縮して車内に供給するものであり、一般的には、車両のエンジンルーム内に配置されている。電動コンプレッサは、冷媒を圧縮する圧縮機構部、圧縮機構部のロータを回転させるモータ、モータに電力を供給するコンデンサやインバータ回路等を備えており、これらがケース内に設けられている。電動コンプレッサに電力を供給するハーネスは、ケースの外側に配索されており、ケースの外側に設けられたコネクタにハーネスを接続することにより、バッテリの電力が電動コンプレッサに供給可能となっている。
電動コンプレッサにおけるハーネスには高電圧がかかっていることから、ハーネスを衝撃や外力から保護する必要がある。このため、特許文献1には、冷媒流通用のアルミ配管を車両前方側に配置し、ハーネスをアルミ配管の後方側に配索することが提案されている。この構造によれば、前方衝突による衝撃をアルミ配管で受け止めてハーネスへの負荷入力を軽減させることができる。
特開2008−2343号公報
しかしながら、従来の構造では、アルミ配管の耐力よりも大きな衝撃力が前方衝突によってアルミ配管に入力すると、アルミ配管が変形して後方側のハーネスに接触することがある。そして、この接触の負荷が過大で万が一ハーネスに作用すると、ハーネスが断線したり、ハーネスがコネクタから抜けることが発生する恐れがある。このようなハーネスの断線やコネクタからの抜けが発生すると、ハーネスやコネクタに感電する問題が発生する恐れもある。電動コンプレッサの制御回路に電圧が残留しており、この残留電圧が電動コンプレッサと電気的接続状態のハーネスやコネクタに印加されているためである。
そこで、本発明は、ハーネスの断線やコネクタからの抜けが発生した場合においても、感電を防止することができて安全性を向上させた電動コンプレッサを提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、気体を圧縮する圧縮機構部と、この圧縮機構部を駆動するモータ部と、前記モータ部の駆動を制御するモータ制御部とを備え、前記モータ制御部は、電源とハーネスを介して接続されると共に前記モータへ供給する電流を制御する制御部と、この制御部からの制御信号に基づいて前記モータへ電流を供給する出力回路とを有する電動コンプレッサであって、前記ハーネスと前記制御部との接続が解除されたことを検知する検知部と、この検知部の検知結果に基づいて前記モータ制御部内の残留電圧を貯留又は放電させる検知充放電回路とを前記モータ制御部に設け、前記検知部は、前記制御部に印加されているハーネス間の(+)(−)の電圧の電位差を第1しきい値と比較し、前記電位差が前記第1しきい値よりも小さいとき、前記ハーネスと前記制御部との接続が解除していることを検知することを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明であって、前記電位差が前記第2しきい値よりも小さいとき、前記検知充放電回路による残留電圧の貯留又は放電が終了したことを検知することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明であって、前記検知充放電回路は、モータ制御部内の残留電圧によりモータを強制的に運転させる強制運転回路であり、モータを強制的に運転することでモータ制御部内の残留電圧を放電することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1又は2記載の発明であって、前記検知充放電回路は、電気抵抗体と、この電気抵抗体へ残留電圧を印加させるスイッチとからなり、前記電気抵抗体によりモータ制御部内の残留電圧を放電することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1又は2記載の発明であって、前記検知充放電回路は、ハーネス間に設けられてモータ制御部内の残留電圧が印加されて充電されるコンデンサと、このコンデンサをハーネス間から切り離すスイッチとからなることを特徴とする。
本発明によれば、検知部は、ハーネスと制御部との接続が解除されたことを検知し、検知充放電回路は、この検知結果に基づいてモータ制御部内に残留している残留電圧を貯留又は放電させるため、ハーネスやコネクタに残留電圧が印加されることがない。このため、ハーネスが断線したり、ハーネスがコネクタから抜けても感電することがなく、安全性が向上する。
以下、本発明を図示する実施形態により、具体的に説明する。なお、各実施形態において、同一の部材には同一の符号を付して対応させてある。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態における電動コンプレッサ1の構成を示すブロック図、図2は、電動コンプレッサの制御を示すフローチャートである。
この実施形態の電動コンプレッサ1は、気体を圧縮する圧縮機構部2と、モータ部3と、モータ部3の駆動を制御するモータ制御部5とを備えている。
図7は、図1に対応した電動コンプレッサ1の内部構造を示す断面図であり、左側からモータ制御部5、圧縮機構部2、モータ部3が順次連結されている。
図7に示すように、圧縮機構部2は、シリンダハウジング11と、シリンダハウジング11内に設けられたロータ12とを備えている。
シリンダハウジング11は、筒状のシリンダブロック13と、シリンダブロック13の前後両側に設けられたフロントサイドブロック14及びリヤサイドブロック15とによって形成されている。シリンダブロック13、フロントサイドブロック14及びリヤサイドブロック15によってシリンダ室16が形成されており、シリンダ室16内にロータ12が回転可能に収容されている。ロータ12は、フロントサイドブロック14及びリヤサイドブロック15によって回転可能に支持されたシャフト17を一体に有しており、シャフト17に回転駆動力が伝達されることによりロータ12が回転する。ロータ12の回転により冷媒が圧縮されて冷凍サイクルに吐出される。シャフト17には、モータ部3から回転駆動力が伝達される。
図7に示すように、モータ部3は、コイル19及びモータロータ20を備えている。モータロータ20には、シャフト17を同軸的に連結する駆動軸21が一体に設けられている。従って、モータロータ20が回転することにより、圧縮機構部2のシャフト17及びロータ12が回転して冷媒の圧縮が行われる。
図1に示すように、モータ制御部5は、ハーネス23を介して車載の電源(バッテリ)24に接続される。ハーネス23とモータ制御部5との接続は、コネクタ25を介して行われる。図8に示すように、コネクタ25及びハーネス23は電動コンプレッサ1のケースの外側に配置されており、ハーネス23をコネクタ25に差し込むことにより電源24とモータ制御部5とを電気的に接続することができる。
モータ制御部5は、電流を蓄えるコンデンサ27と、制御部29と、出力回路31とを備えている。コンデンサ27は、制御部29の上流側に配置されており、蓄えた電流を適宜モータ部3に供給する。制御部29は、プリント基板32に実装されたマイコンチップによって形成されている。この制御部29は、ハーネス23を介して電源24と接続されており、モータ部3に供給する電流を制御する。出力回路31は、制御部29とモータ部3との間に接続されており、制御部29の制御信号が入力され、入力された制御信号に基づいてモータ部3へ電流を供給する。これにより、モータ部3が回転駆動する。
この実施形態において、制御部29は、検知部35と、検知充放電回路としての強制運転回路37とを備えている。検知部35は、ハーネス23と制御部29との接続が解除されたことを検知する。すなわち、検知部35は、衝突などの衝撃によってハーネス23が断線したり、ハーネス23がコネクタ25が抜けたことを検知する。
強制運転回路37は、検知部35の検知結果に基づいてモータ部3を強制的に駆動運転する。モータ部3の強制運転のための電流は、コンデンサ27の残留電圧に基づいて供給されるものであり、モータ部3を強制運転することにより、コンデンサ27内の残留電圧を放電することができる。
検知部35によるハーネス23と制御部29の接続解除の検知は、制御部29に印加されているハーネス23間の(+)、(−)の電圧の電位差を、第1しきい値と比較し、さらに第2しきい値と比較することにより行われる。第1しきい値は、モータ部3の通常運転可能な電圧であり、第2しきい値は、上記接続解除による異常状態の電圧である。
以下、図2のフローチャートを参照して、この実施形態の制御を説明する。
ステップS11では、ハーネス23間の印加電圧の電位差を第1しきい値と比較し、印加電圧が第1しきい値よりも大きいとき、検知部35はハーネス23が接続解除されていないと検知する。この検知結果により、ステップS12に移行し、モータ部3の通常運転が行われる。
印加電圧の電位差が第1しきい値よりも小さいとき、検知部35はハーネス23が接続解除されたと検知する。この検知結果によりステップS13に移行する。
ステップS13では、強制運転回路37が出力回路31を介してモータ部3を強制運転する。モータ部3の強制運転は、モータ制御部5が備えるコンデンサ27の残留電圧に基づいて行われる。ステップS13におけるモータ部3の強制運転中においては、印加電圧の電位差を第2しきい値と比較する(ステップS14)。
ステップS14において、印加電圧の電位差が第2しきい値よりも小さいときは、コンデンサ27の残留電圧が放電された状態であり、これによりステップS16に移行してモータ部3の強制運転を停止する。一方、印加電圧の電位差が第2しきい値よりも大きいときには、コンデンサ27に残留電圧が残っているため、ステップS11に移行して第1しきい値との比較を行う。
ステップS12の通常運転においては、コンプレッサ信号の有無を検知しており(ステップS15)、コンプレッサ信号があるときはモータ部3が駆動されているため、ステップS11に移行して印加電圧の電位差と第1しきい値との比較が行われる。これに対し、コンプレッサ信号がないときは、モータ部3が駆動されていないときであり、処理を終了する。
このような実施形態では、検知部35がハーネス23と制御部29との接続解除を検知しており、接続解除を検知したときは、強制運転回路37がコンデンサ27の残留電圧によってモータ部3を強制運転するため、コンデンサ27の残留電圧を放電することができる。このため、ハーネス23やコネクタ25に残留電圧が印加されることがない。これにより、ハーネス23が断線したり、ハーネス23がコネクタ25が抜けても、コンデンサ27の残留電圧によって感電することがなく、安全性が向上する。
[第2実施形態]
図3は、本発明の第2実施形態の電動コンプレッサ1Aの構成を示すブロック図、図4は、制御を示すフローチャートである。
図3に示すように、この実施形態では、コンデンサ27と制御部29との間に、検知充放電回路としての電気抵抗体41と、スイッチ42とが配置されている。電気抵抗体41とスイッチ42は、直列に接続されており、この直列の接続状態でコンデンサ27と並列接続されている。スイッチ42は、検知部35に接続されており、検知部35からの信号によってその開閉が行われる。この場合、スイッチ42は、通常時は、開状態となっている。従って、電気抵抗体41とコンデンサ27とは電気的に切り離されている。
この実施形態においても、検知部35は、ハーネス23と制御部29の接続解除の検知を行うものであり、制御部29に印加されているハーネス23間の(+)、(−)の電圧の電位差を、第1しきい値と比較し、さらに第2しきい値と比較することにより行われる。第1しきい値は、モータ部3の通常運転可能な電圧であり、第2しきい値は、上記接続解除による異常状態の電圧である。
以下、図4のフローチャートを参照して、この実施形態の制御を説明する。
ステップS21では、ハーネス23間の印加電圧の電位差を第1しきい値と比較し、印加電圧が第1しきい値よりも大きいとき、検知部35はハーネス23が接続解除されていないと検知する。この検知結果により、ステップS22に移行し、モータ部3の通常運転が行われる。
印加電圧の電位差が第1しきい値よりも小さいとき、検知部35はハーネス23が接続解除されたと検知する。この検知結果によりステップS23に移行する。
ステップS23では、制御部29がスイッチ42を閉状態とする。スイッチ42の閉状態により、コンデンサ27の残留電圧に基づく電流が電気抵抗体41に流れて消費される。これにより、コンデンサ27の残留電圧の放電が行われる。コンデンサ27の放電中においては、印加電圧の電位差を第2しきい値と比較する(ステップS24)。
ステップS24において、印加電圧の電位差が第2しきい値よりも小さいときは、コンデンサ27の残留電圧が放電された状態であり、これにより処理を終了する。一方、印加電圧の電位差が第2しきい値よりも大きいときには、コンデンサ27に残留電圧が残っているため、ステップS21に移行して第1しきい値との比較を行う。
ステップS22の通常運転においては、コンプレッサ信号の有無を検知しており(ステップS25)、コンプレッサ信号があるときはモータ部3が駆動されているため、ステップS21に移行して印加電圧の電位差と第1しきい値との比較が行われる。これに対し、コンプレッサ信号がないときは、モータ部3が駆動されていないときであり、処理を終了する。
なお、スイッチ42にはトランジスタ、MOSFET等を使用することも出来る。
このような実施形態では、検知部35がハーネス23と制御部29との接続解除を検知したとき、スイッチ42が閉状態になり、この閉状態によってコンデンサ27の電流が電気抵抗体41に流れて消費される。これにより、コンデンサ27の残留電圧を放電することができるため、ハーネス23やコネクタ25に残留電圧が印加されることがない。従って、ハーネス23が断線したり、ハーネス23がコネクタ25が抜けても、コンデンサ27の残留電圧によって感電することがなく、安全性が向上する。
[第3実施形態]
図5は、本発明の第3実施形態の電動コンプレッサ1Bの構成を示すブロック図、図6は、制御を示すフローチャートである。
図5に示すように、この実施形態の電動コンプレッサ1Bでは、コンデンサ27をハーネス23に接続する回路中に検知充放電回路としてのスイッチ45,46が挿入されている。スイッチ45,46は、コンデンサ27を挟むように回路中に挿入されており、それぞれが検知部35に接続されており、検知部35からの信号によってその開閉が行われる。この場合、スイッチ45,46は、通常時は、閉状態となっている。従って、通常時は、コンデンサ27への充電が行われる。
この実施形態においても、検知部35は、ハーネス23と制御部29の接続解除の検知を行うものであり、制御部29に印加されているハーネス23間の(+)、(−)の電圧の電位差を、第1しきい値と比較し、さらに第2しきい値と比較することにより行われる。第1しきい値は、モータ部3の通常運転可能な電圧であり、第2しきい値は、上記接続解除による異常状態の電圧である。
以下、図6のフローチャートを参照して、この実施形態の制御を説明する。
ステップS31では、ハーネス23間の印加電圧の電位差を第1しきい値と比較し、印加電圧が第1しきい値よりも大きいとき、検知部35はハーネス23が接続解除されていないと検知する。この検知結果により、ステップS32に移行し、モータ部3の通常運転が行われる。
印加電圧の電位差が第1しきい値よりも小さいとき、検知部35はハーネス23が接続解除されたと検知する。この検知結果によりステップS33に移行する。
ステップS33では、制御部29によってスイッチ45,46が開とする。スイッチ45,46の開状態によって、コンデンサ27はハーネス23やコネクタ25さらには制御部29と電気的に切り離され、孤立した蓄電状態を維持する。これにより、コンデンサ27の残留電圧がハーネス23やコネクタ25に印加することがない。
一方、ステップS32の通常運転においては、コンプレッサ信号の有無を検知しており(ステップS34)、コンプレッサ信号があるときはモータ部3が駆動されているため、ステップS31に移行して印加電圧の電位差と第1しきい値との比較が行われる。これに対し、コンプレッサ信号がないときは、モータ部3が駆動されていないときであり、処理を終了する。
なお、スイッチ45、46にはトランジスタ、MOSFET等を使用することも出来る。
このような実施形態では、検知部35がハーネス23と制御部29との接続解除を検知したとき、スイッチ45,46が開状態になり、この開状態によってコンデンサ27とハーネス23やコネクタ25との接続が切り離される。このため、コンデンサ27の残留電圧がハーネス23やコネクタ25に印加されることがない。従って、ハーネス23が断線したり、ハーネス23がコネクタ25が抜けても、コンデンサ27の残留電圧によって感電することがなく、安全性が向上する。
本発明の第1実施形態の電動コンプレッサの構成を示すブロック図である。 第1実施形態の制御を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態の電動コンプレッサの構成を示すブロック図である。 第2実施形態の制御を示すフローチャートである。 本発明の第3実施形態の電動コンプレッサの構成を示すブロック図である。 第3実施形態の制御を示すフローチャートである。 電動コンプレッサの内部の構造を示す断面図である。 電動コンプレッサの外観を示す斜視図である。
符号の説明
1、1A、1B 電動コンプレッサ
2 圧縮機構部
3 モータ
5 モータ制御部
23 ハーネス
24 電源
25 コネクタ
27 コンデンサ
29 制御部
31 出力回路
35 検知部
37 強制運転回路
41 電気抵抗体
42、45、46 スイッチ

Claims (5)

  1. 気体を圧縮する圧縮機構部(2)と、
    この圧縮機構部(2)を駆動するモータ部(3)と、
    前記モータ部(3)の駆動を制御するモータ制御部(5)とを備え、
    前記モータ制御部(5)は、電源(24)とハーネス(23)を介して接続されると共に前記モータ部(3)へ供給する電流を制御する制御部(29)と、この制御部(29)からの制御信号に基づいて前記モータ部(3)へ電流を供給する出力回路(31)とを有する電動コンプレッサ(1、1A、1B)であって、
    前記ハーネス(23)と前記制御部(29)との接続が解除されたことを検知する検知部(35)と、この検知部(35)の検知結果に基づいて前記モータ制御部(5)内の残留電圧を貯留又は放電させる検知充放電回路(37、41、42、45、46)とを前記モータ制御部(5)に設け、前記検知部(35)は、前記制御部(29)に印加されているハーネス間の(+)(−)の電圧の電位差を第1しきい値と比較し、前記電位差が前記第1しきい値よりも小さいとき、前記ハーネス(23)と前記制御部(29)との接続が解除していることを検知することを特徴とする電動コンプレッサ(1、1A、1B)。
  2. 請求項1記載の電動コンプレッサ(1、1A、1B)であって
    記電位差が前記第2しきい値よりも小さいとき、前記検知充放電回路(37、41、42、45、46)による残留電圧の貯留又は放電が終了したことを検知することを特徴とする電動コンプレッサ(1、1A、1B)。
  3. 請求項1又は2記載の電動コンプレッサ(1)であって、
    前記検知充放電回路は、モータ制御部(5)内の残留電圧によりモータ部(3)を強制的に運転させる強制運転回路(37)であり、モータ部(3)を強制的に運転することでモータ制御部(5)内の残留電圧を放電することを特徴とする電動コンプレッサ(1)。
  4. 請求項1又は2記載の電動コンプレッサ(1A)であって、
    前記検知充放電回路は、電気抵抗体(41)と、この電気抵抗体(41)へ残留電圧を印加させるスイッチ(42)とからなり、前記電気抵抗体(41)によりモータ制御部(5)内の残留電圧を放電することを特徴とする電動コンプレッサ(1A)。
  5. 請求項1又は2記載の電動コンプレッサ(1B)であって、
    前記検知充放電回路は、ハーネス(23)間に設けられてモータ制御部(5)内の残留電圧が印加されて充電されるコンデンサ(27)と、このコンデンサ(27)をハーネス(23)間から切り離すスイッチ(45、46)とからなることを特徴とする電動コンプレッサ(1B)。
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