JPH05111299A - 圧縮機駆動装置 - Google Patents
圧縮機駆動装置Info
- Publication number
- JPH05111299A JPH05111299A JP3264429A JP26442991A JPH05111299A JP H05111299 A JPH05111299 A JP H05111299A JP 3264429 A JP3264429 A JP 3264429A JP 26442991 A JP26442991 A JP 26442991A JP H05111299 A JPH05111299 A JP H05111299A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- compressor
- power
- engine
- output
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
- Stopping Of Electric Motors (AREA)
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
- Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 圧縮機１２の回転数を下降させた際の回生動
作による電源電圧の急激な上昇を防止するとともに、自
動車が事故等により損傷を受けた際に発生しかねない感
電事故を防止するものである。 【構成】 圧縮機１２の回転数を下降させる際に、発電
手段２の励磁コイル２ａへの通電を停止するとともに、
エンジン１の近傍に加速度検出手段１３を設置し、一定
以上の加速度を検知して発電手段２の励磁コイル２ａへ
の通電を停止するものである。
作による電源電圧の急激な上昇を防止するとともに、自
動車が事故等により損傷を受けた際に発生しかねない感
電事故を防止するものである。 【構成】 圧縮機１２の回転数を下降させる際に、発電
手段２の励磁コイル２ａへの通電を停止するとともに、
エンジン１の近傍に加速度検出手段１３を設置し、一定
以上の加速度を検知して発電手段２の励磁コイル２ａへ
の通電を停止するものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車載用空調機における
圧縮機駆動制御技術に関するものである。
圧縮機駆動制御技術に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】近年、インバータ装置を用いて誘導電動
機の速度制御をすることが増加している。この技術は、
車載用空調機の分野へも拡大されてきた。従来は、エン
ジンに直結された圧縮機により駆動されるタイプが主体
であったが、徐々に、エンジンに直結された発電機を介
してインバータ装置によって圧縮機が駆動されるタイプ
が提案されてきている。それに伴い安全性及び信頼性の
一層の向上が望まれる。
機の速度制御をすることが増加している。この技術は、
車載用空調機の分野へも拡大されてきた。従来は、エン
ジンに直結された圧縮機により駆動されるタイプが主体
であったが、徐々に、エンジンに直結された発電機を介
してインバータ装置によって圧縮機が駆動されるタイプ
が提案されてきている。それに伴い安全性及び信頼性の
一層の向上が望まれる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】一般的に、自動車の空
調負荷は建物等に比較して、負荷変動が著しく大きい。
そのため、インバータ装置によって圧縮機を駆動する場
合に、負荷変動に対応した運転を行う必要があるため、
圧縮機の回転数も大きく変動する。この場合、特に回転
数を下降させるときに、回生動作による電源電圧の急激
な上昇現象が発生する。
調負荷は建物等に比較して、負荷変動が著しく大きい。
そのため、インバータ装置によって圧縮機を駆動する場
合に、負荷変動に対応した運転を行う必要があるため、
圧縮機の回転数も大きく変動する。この場合、特に回転
数を下降させるときに、回生動作による電源電圧の急激
な上昇現象が発生する。
【０００４】また更に、自動車が事故等により損傷を受
けた場合には、インバータ駆動用高圧直流電源出力をす
ばやく低下させ、感電防止を図る必要がある。
けた場合には、インバータ駆動用高圧直流電源出力をす
ばやく低下させ、感電防止を図る必要がある。
【０００５】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、回生動作による電圧上昇及び事故等の発生に際し確
実に感電防止を図るものである。
で、回生動作による電圧上昇及び事故等の発生に際し確
実に感電防止を図るものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、エンジンと、前記エンジンにより駆動され二
系統の交流電圧を発生する発電手段と、前記発電手段の
高圧出力から第１の整流手段、平滑用コンデンサを通し
て高圧直流電圧の供給を受ける半導体スイッチング素子
群と、前記発電手段の低圧出力から第２の整流手段を通
して低圧直流電圧の供給を受ける蓄電手段と、前記蓄電
手段より電源の供給を受けて作動し、システム全体の制
御を行うとともに、前記半導体スイッチング素子群に対
し駆動信号を出力する制御手段を備え、空気調和機の圧
縮機に可変電圧、可変周波数の交流電圧を供給し、前記
圧縮機の回転数を制御する際に、特に前記圧縮機の回転
数を下降させる場合に、前記発電手段の励磁コイルへの
通電を停止するものである。
本発明は、エンジンと、前記エンジンにより駆動され二
系統の交流電圧を発生する発電手段と、前記発電手段の
高圧出力から第１の整流手段、平滑用コンデンサを通し
て高圧直流電圧の供給を受ける半導体スイッチング素子
群と、前記発電手段の低圧出力から第２の整流手段を通
して低圧直流電圧の供給を受ける蓄電手段と、前記蓄電
手段より電源の供給を受けて作動し、システム全体の制
御を行うとともに、前記半導体スイッチング素子群に対
し駆動信号を出力する制御手段を備え、空気調和機の圧
縮機に可変電圧、可変周波数の交流電圧を供給し、前記
圧縮機の回転数を制御する際に、特に前記圧縮機の回転
数を下降させる場合に、前記発電手段の励磁コイルへの
通電を停止するものである。
【０００７】また本発明は、エンジンの近傍に加速度検
出手段を設置し、前記エンジンに一定以上の加速度が加
わった場合に、前記発電手段の励磁コイルへの通電を停
止するとともに、前記制御手段は、前記半導体スイッチ
ング素子群に対し駆動信号の出力を停止するものであ
る。
出手段を設置し、前記エンジンに一定以上の加速度が加
わった場合に、前記発電手段の励磁コイルへの通電を停
止するとともに、前記制御手段は、前記半導体スイッチ
ング素子群に対し駆動信号の出力を停止するものであ
る。
【０００８】
【作用】本発明は、本構成によって車載用空気調和機を
運転中に、圧縮機の回転数を下降させる時に、回生動作
による電源電圧の急激な上昇現象防止することができ
る。 また更に、自動車が事故等により損傷を受けた場
合には、インバータ駆動用高圧直流電源出力をすばやく
低下させ、感電防止を図ることができる。
運転中に、圧縮機の回転数を下降させる時に、回生動作
による電源電圧の急激な上昇現象防止することができ
る。 また更に、自動車が事故等により損傷を受けた場
合には、インバータ駆動用高圧直流電源出力をすばやく
低下させ、感電防止を図ることができる。
【０００９】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図１は本発明における圧縮機駆動装
置のブロック結線図である。同図に於いて、１はエンジ
ン、２は二系統の交流出力を有する発電装置である。２
ａは発電装置２の励磁コイル、２ｂは低圧交流出力、２
ｃは高圧交流出力である。３はエンジン１に直結されて
プーリー、４は発電装置２に直結されたプーリーであ
り、ベルト５により連結されている。６は第１の整流装
置であり、発電装置２の高圧交流出力２ｃを高圧直流電
圧に変換する。７は平滑用コンデンサであり、高圧直流
電圧に含まれるリップル成分を低減させる。８はトラン
ジスタ等により構成される半導体スイッチング素子群で
あり、高圧直流電圧を可変電圧、可変周波数の交流電圧
に変換する。９は第２の整流装置であり、発電装置２の
低圧交流出力２ｂを高圧直流電圧に変換する。１０は蓄
電装置であり、エンジン１が回転中は必要に応じて常に
充電され、一定の低圧直流電圧が供給できるようになっ
ている。１１は制御装置であり、システム全体の制御を
行うと共に、半導体スイッチング素子群８に駆動信号を
出力する。１２は空気調和機の圧縮機である。１３はエ
ンジン１の近傍に設置された加速度検出装置であり、エ
ンジン１に一定以上の加速度が加わると出力を発するも
のである。１４はリレー等により構成される開閉装置で
あり、発電装置２の励磁コイル２ａへの電源供給をオン
或いはオフするものである。
しながら説明する。図１は本発明における圧縮機駆動装
置のブロック結線図である。同図に於いて、１はエンジ
ン、２は二系統の交流出力を有する発電装置である。２
ａは発電装置２の励磁コイル、２ｂは低圧交流出力、２
ｃは高圧交流出力である。３はエンジン１に直結されて
プーリー、４は発電装置２に直結されたプーリーであ
り、ベルト５により連結されている。６は第１の整流装
置であり、発電装置２の高圧交流出力２ｃを高圧直流電
圧に変換する。７は平滑用コンデンサであり、高圧直流
電圧に含まれるリップル成分を低減させる。８はトラン
ジスタ等により構成される半導体スイッチング素子群で
あり、高圧直流電圧を可変電圧、可変周波数の交流電圧
に変換する。９は第２の整流装置であり、発電装置２の
低圧交流出力２ｂを高圧直流電圧に変換する。１０は蓄
電装置であり、エンジン１が回転中は必要に応じて常に
充電され、一定の低圧直流電圧が供給できるようになっ
ている。１１は制御装置であり、システム全体の制御を
行うと共に、半導体スイッチング素子群８に駆動信号を
出力する。１２は空気調和機の圧縮機である。１３はエ
ンジン１の近傍に設置された加速度検出装置であり、エ
ンジン１に一定以上の加速度が加わると出力を発するも
のである。１４はリレー等により構成される開閉装置で
あり、発電装置２の励磁コイル２ａへの電源供給をオン
或いはオフするものである。
【００１０】いま、上記圧縮機駆動装置を運転中、圧縮
機１２の回転数を下降させようとする場合、圧縮機１２
の回転体の慣性エネルギーが電気エネルギーに変換さ
れ、平滑用コンデンサ７の端子電圧は急激に上昇し、第
１の整流装置６或いは平滑用コンデンサ７を破壊する可
能性がある。これを防止するためには、第１の整流装置
６の耐電圧を十分大きくするか或いは平滑用コンデンサ
７の静電容量を十分大きくする必要があり、いずれもコ
ストの増大を招く。本実施例ではこれを防止するため、
圧縮機１２の回転数の下降に同期させて発電装置２の励
磁コイル２ａへの電源供給を停止し平滑用コンデンサ７
の端子電圧上昇を押さえている。
機１２の回転数を下降させようとする場合、圧縮機１２
の回転体の慣性エネルギーが電気エネルギーに変換さ
れ、平滑用コンデンサ７の端子電圧は急激に上昇し、第
１の整流装置６或いは平滑用コンデンサ７を破壊する可
能性がある。これを防止するためには、第１の整流装置
６の耐電圧を十分大きくするか或いは平滑用コンデンサ
７の静電容量を十分大きくする必要があり、いずれもコ
ストの増大を招く。本実施例ではこれを防止するため、
圧縮機１２の回転数の下降に同期させて発電装置２の励
磁コイル２ａへの電源供給を停止し平滑用コンデンサ７
の端子電圧上昇を押さえている。
【００１１】また更に、上記圧縮機駆動装置を運転中に
自動車が事故等に遭遇した場合は、加速度検出装置１３
により検出し、直ちに発電装置２の励磁コイル２ａへの
給電を停止し発電装置２の低圧交流出力２ｂ及び高圧交
流出力２ｃの出力電圧を低下させるとともに、半導体ス
イッチング素子群８への駆動信号出力を停止し、圧縮機
１２の運転を停止させる事により、感電等防止が図れそ
れに加えて空気調和機の冷媒圧力を低下させることもで
きる。
自動車が事故等に遭遇した場合は、加速度検出装置１３
により検出し、直ちに発電装置２の励磁コイル２ａへの
給電を停止し発電装置２の低圧交流出力２ｂ及び高圧交
流出力２ｃの出力電圧を低下させるとともに、半導体ス
イッチング素子群８への駆動信号出力を停止し、圧縮機
１２の運転を停止させる事により、感電等防止が図れそ
れに加えて空気調和機の冷媒圧力を低下させることもで
きる。
【００１２】本実施例においては、平滑用コンデンサ７
の静電容量を小さくすることが可能であり、感電防止上
有利である。
の静電容量を小さくすることが可能であり、感電防止上
有利である。
【００１３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は比較的簡
単な構成で、圧縮機の回転数を下降させる時に発生する
回生動作による電源電圧の急激な上昇現象を防止するこ
とができる。
単な構成で、圧縮機の回転数を下降させる時に発生する
回生動作による電源電圧の急激な上昇現象を防止するこ
とができる。
【００１４】また更に、自動車が事故等により損傷を受
けた場合には、インバータ駆動用高圧直流電源出力をす
ばやく低下させることができるため、感電防止が図れる
効果を有するものである。
けた場合には、インバータ駆動用高圧直流電源出力をす
ばやく低下させることができるため、感電防止が図れる
効果を有するものである。
【図１】本発明の一実施例における圧縮機駆動装置のブ
ロック結線図
ロック結線図
１ エンジン ２ 発電手段 ２ａ 励磁コイル ２ｂ 低圧出力 ２ｃ 高圧出力 ６ 第１の整流手段 ７ 平滑用コンデンサ ８ 半導体スイッチング素子群 ９ 第２の整流手段 １０ 蓄電手段 １１ 制御手段 １２ 圧縮機 １３ 加速度検出手段
Claims (2)
- 【請求項１】エンジンと、前記エンジンにより駆動され
二系統の交流電圧を発生する発電手段と、前記発電手段
の高圧出力から第１の整流手段、平滑用コンデンサを通
して高圧直流電圧の供給を受ける半導体スイッチング素
子群と、前記発電手段の低圧出力から第２の整流手段を
通して低圧直流電圧の供給を受ける蓄電手段と、前記蓄
電手段より電源の供給を受けて作動し、システム全体の
制御を行うとともに、前記半導体スイッチング素子群に
対し駆動信号を出力する制御手段を備えるとともに、空
気調和機の圧縮機に可変電圧、可変周波数の交流電圧を
供給し、前記圧縮機の回転数を制御し、前記圧縮機の回
転数を下降させる場合に、前記発電手段の励磁コイルへ
の通電を停止する圧縮機駆動装置。 - 【請求項２】エンジンの近傍に加速度検出手段を設置
し、前記エンジンに一定以上の加速度が加わった場合
に、発電手段の励磁コイルへの通電を停止するととも
に、制御手段は、半導体スイッチング素子群に対し駆動
信号の出力を停止する請求項１記載の圧縮機駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3264429A JPH05111299A (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 圧縮機駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3264429A JPH05111299A (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 圧縮機駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05111299A true JPH05111299A (ja) | 1993-04-30 |
Family
ID=17403065
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3264429A Pending JPH05111299A (ja) | 1991-10-14 | 1991-10-14 | 圧縮機駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05111299A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010096123A (ja) * | 2008-10-17 | 2010-04-30 | Calsonic Kansei Corp | 電動コンプレッサ |
| DE112009001410T5 (de) | 2008-06-10 | 2011-04-14 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha, Toyota-shi | Brennstoffzellensystem |
-
1991
- 1991-10-14 JP JP3264429A patent/JPH05111299A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE112009001410T5 (de) | 2008-06-10 | 2011-04-14 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha, Toyota-shi | Brennstoffzellensystem |
| US8546035B2 (en) | 2008-06-10 | 2013-10-01 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Fuel cell system |
| JP2010096123A (ja) * | 2008-10-17 | 2010-04-30 | Calsonic Kansei Corp | 電動コンプレッサ |
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