JPH07172159A - 車両用空気調和装置の制御装置 - Google Patents

車両用空気調和装置の制御装置

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JPH07172159A
JPH07172159A JP34455893A JP34455893A JPH07172159A JP H07172159 A JPH07172159 A JP H07172159A JP 34455893 A JP34455893 A JP 34455893A JP 34455893 A JP34455893 A JP 34455893A JP H07172159 A JPH07172159 A JP H07172159A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両のエンジンによって回転駆動される発電
機と定電圧装置とを有する直流電源装置に接続されたイ
ンバータによって駆動される電動コンプレッサを備える
車両用空気調和装置の制御装置であって、電動コンプレ
ッサの停止を招来することなく電動コンプレッサの回転
数制御を行える制御装置を提供する。 【構成】 車両のエンジンによって回転駆動される発電
機と定電圧装置とを有する直流電源装置に接続されたイ
ンバータによって駆動される電動コンプレッサを備える
車両用空気調和装置の制御装置において、エンジン回転
数を検出する手段と、電動コンプレッサの回転数を検出
する手段と、電動コンプレッサのモータに流れる電流値
を検出する手段と、電動コンプレッサの回転数がエンジ
ン回転数に応じて定まる上限値に達しないように、且つ
電動コンプレッサのモータに流れる電流値がエンジン回
転数に応じて定まる上限値に達しないように、電動コン
プレッサの回転数を制御する手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のエンジンによっ
て回転駆動される発電機と定電圧装置とを有する直流電
源装置、或いはバッテリーから成る直流電源装置に接続
されたインバータによって駆動される電動コンプレッサ
を備える車両用空気調和装置の制御装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】車両のエンジンによって回転駆動される
発電機と定電圧装置とを有する直流電源装置、或いはバ
ッテリーから成る直流電源装置に接続されたインバータ
によって駆動される電動コンプレッサを備える車両用空
気調和装置の制御装置は、従来、空気調和装置の蒸発器
の吹出温度と設定吹出温度との差に基づいて電動コンプ
レッサの回転数を制御していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両のエンジン
によって回転駆動される発電機と定電圧装置とを有する
直流電源装置に接続されたインバータによって駆動され
る電動コンプレッサを備える車両用空気調和装置の制御
装置にあっては、発電機回転数(エンジン回転数)が低
く直流電源装置の発電量が十分にない場合に、電動コン
プレッサの負荷、すなわち電動コンプレッサの消費電力
が直流電源装置の発電量を上回って、電動コンプレッサ
が停止する場合があるという問題があった。また、直流
電源装置の発電容量が十分にある場合でも、電動コンプ
レッサの高負荷時における電動コンプレッサ内モータの
トルク不足によって、電動コンプレッサが脱調して停止
するという問題があった。また、従来のバッテリーから
成る直流電源装置接続されたインバータによって駆動さ
れる電動コンプレッサを備える車両用空気調和装置の制
御装置にあっては、電動コンプレッサの高負荷時におけ
る電動コンプレッサ内モータのトルク不足によって、電
動コンプレッサが脱調して停止するという問題があっ
た。本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、
車両のエンジンによって回転駆動される発電機と定電圧
装置とを有する直流電源装置、或いはバッテリーから成
る直流電源装置に接続されたインバータによって駆動さ
れる電動コンプレッサを備える車両用空気調和装置の制
御装置であって、電動コンプレッサの停止を招来するこ
となく電動コンプレッサの回転数制御を行える制御装置
を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては、車両のエンジンによって回転駆
動される発電機と定電圧装置とを有する直流電源装置に
接続されたインバータによって駆動される電動コンプレ
ッサを備える車両用空気調和装置の制御装置において、
発電機回転数に対応するエンジン回転数を検出する手段
と、電動コンプレッサの回転数を検出する手段と、電動
コンプレッサのモータに流れる電流値を検出する手段
と、電動コンプレッサの回転数がエンジン回転数に応じ
て定まる上限値に達しないように、且つ電動コンプレッ
サのモータに流れる電流値がエンジン回転数に応じて定
まる上限値に達しないように、電動コンプレッサの回転
数を制御する手段とを備えることを特徴とする制御装置
を提供する。また本発明においては、車両に搭載された
直流電源装置に接続されたインバータによって駆動され
る電動コンプレッサを備える車両用空気調和装置の制御
装置において、電動コンプレッサのモータに流れる電流
値を検出する手段と、電動コンプレッサのモータに流れ
る電流値が電動コンプレッサの回転数に応じて定まる上
限値に達しないように、電動コンプレッサの回転数を制
御する手段とを備えることを特徴とする制御装置を提供
する。
【0005】
【作用】本発明においては、電動コンプレッサの回転数
はエンジン回転数に応じて定まる上限値に達せず、且つ
電動コンプレッサのモータに流れる電流値、ひいては電
動コンプレッサの出力トルクはエンジン回転数に応じて
定まる上限値に達しないので、電動コンプレッサの負
荷、すなわち電動コンプレッサの消費電力はエンジン回
転数に応じて定まる上限値に達しない。従って、エンジ
ン回転数に応じて定まる前記電動コンプレッサの消費電
力の上限値を、エンジン回転数に応じて定まる直流電源
の発電量に達しないように、あらかじめ設定することに
より、発電量不足による電動コンプレッサの停止を招来
することなく、且つ脱調による電動コンプレッサの停止
を招来することなく、電動コンプレッサの制御を行うこ
とができる。また本発明においては、電動コンプレッサ
のモータに流れる電流値、ひいては電動コンプレッサの
出力トルクは、電動コンプレッサの回転数に応じて定ま
る上限値に達しないので、電動コンプレッサが脱調停止
するおそれは無い。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を、図1〜5に基づいて説明
する。図1に示すように、自動車のエンジンにより駆動
される発電機1aと、整流用ダイオードと平滑用キャパ
シタと駆動回路とを有する定電圧装置1bとにより直流
電源装置1が構成されている。直流電源装置1には、ス
イッチング用トランジスタとサージ電流吸収用キャパシ
タと駆動回路とを有するインバータ2が接続されてい
る。インバータ2には、モータとモータにより駆動され
る圧縮機とを有する電動コンプレッサ3が接続されてい
る。インバータ2により電動コンプレッサ3が駆動さ
れ、電動コンプレッサ3の圧縮機から吐出された冷媒が
凝縮器4aと膨張弁4bと蒸発器4cとを有する空気調
和装置4の冷凍回路へ吐出される。
【0007】空気調和装置4のコントロールユニット5
には、空気調和装置の蒸発器4cに隣接して配設された
吹出空気温度センサ6からの吹出温度信号と、車室温度
設定器7からの設定温度信号と、エンジンに設置された
回転センサ8からのエンジン回転数信号と、インバータ
2からのコンプレッサ回転数信号と、電流センサ9から
の電動コンプレッサ3のモータに流れる電流値信号とが
入力され、空気調和装置のコントロールユニット5から
は、インバータの駆動回路に制御信号が出力される。
【0008】直流電源装置1は、エンジン回転数に対し
て図2に示す発電量特性を有する。すなわち、発電量W
を縦軸にエンジン回転数Nを横軸に取ると、上に凸の右
上がりの発電量Wとエンジン回転数Nの相関線が得られ
る。図2から分かるごとく、発電量は低エンジン回転数
領域では少なく、エンジン回転数の増加と共に急激に増
加する。高エンジン回転数領域では、定電圧装置1bの
制御の下に発電量は一定値に保持される。
【0009】電動コンプレッサ3(電動コンプレッサ3
に内蔵されるモータ)は、図3に示す回転数、出力トル
ク特性を有する。エンジン回転数が高く直流電源装置1
から電動コンプレッサ3に十分な電力が供給されている
状態、すなわち図2のの状態では、電動コンプレッサ
3の回転数nを縦軸に電動コンプレッサ3の出力トルク
Tを横軸に取ると、上に凸で右下がりの回転数nと出力
トルクTの上限値との相関線L1 が得られる。相関線L
1から分かるように、電動コンプレッサ3が所定の回転
数ni にある時に、電動コンプレッサ3の出力トルクT
が上限値Ti に達すると、電動コンプレッサ3は過負荷
により脱調して停止する。従って、図2のの状態で
は、相関線L1 より下方の領域で電動コンプレッサ3を
制御する限り、電動コンプレッサ3が過負荷となって脱
調して停止するおそれは無い。
【0010】直流電源装置1から電動コンプレッサ3へ
の電力供給が減少すると、すなわち図2のの状態で
は、電動コンプレッサ3の消費電力ひいては電動コンプ
レッサ3の負荷が規制されるので、回転数と出力トルク
上限値との相関線は、直流電源装置1から電動コンプレ
ッサ3に十分な電力が供給されている場合の相関線L1
よりも内側に移動しL2 となる。従って、図2のの状
態では、相関線L2 より下方の領域で電動コンプレッサ
3を制御する限り、電動コンプレッサ3が過負荷となっ
て脱調して停止するおそれは無く、また電動コンプレッ
サ3の消費電力が直流電源装置1の発電量を上回り、電
動コンプレッサ3が停止するおそれも無い。
【0011】直流電源装置1から電動コンプレッサ3へ
の電力供給が更に減少すると、すなわち図2のの状態
では、電動コンプレッサ3の消費電力ひいては電動コン
プレッサ3の負荷が更に規制されるので、回転数と出力
トルク上限値との相関線は、相関線L2 よりも内側に移
動しL3 となる。従って、図2のの状態では、相関線
3 より下方の領域で電動コンプレッサ3を制御する限
り、電動コンプレッサ3が過負荷となって脱調して停止
するおそれは無く、また電動コンプレッサ3の消費電力
が直流電源装置1の発電量を上回り、電動コンプレッサ
3が停止するおそれも無い。
【0012】相関線L3 を例にとり、下記に示すごと
く、電動コンプレッサ3の制御領域を更に限定する。夏
期における空気調和装置の使用開始時など、車室温度が
高く電動コンプレッサ3に加わる負荷が大きい場合、電
動コンプレッサ3の回転数とその出力トルクとの関係
は、図3で実線矢印で示す関係となる。すなわち、電動
コンプレッサ3の回転数増大に比例して電動コンプレッ
サ3の出力トルクも増大する。従って、相関線L3 と実
線矢印との交点に対応する回転数n3 、トルク値T
3 が、電動コンプレッサ3に加わる負荷が大きい場合
の、電動コンプレッサ3の回転数の上限値、出力トルク
の上限値となる。従って、電動コンプレッサ3に加わる
負荷が大きい場合、上限値n3 、T3 で規制される領
域、すなわち図3でハッチングを施した矩形領域で電動
コンプレッサ3を制御する限り、電動コンプレッサ3が
停止するおそれは無い。また、電動コンプレッサ3に加
わる負荷が小さい場合でも、上記領域内で電動コンプレ
ッサ3を制御する限り、当然に電動コンプレッサ3は停
止しない。以上より、相関線L3 に対応するエンジン回
転数では、電動コンプレッサ3を、回転数がn3 未満
で、且つ出力トルクがT3 未満の領域で制御すれば良
い。
【0013】上記の考えに基づいて、全てのエンジン回
転数について、電動コンプレッサ3の回転数の上限と、
出力トルクの上限とを求めた結果を、図4に示す。図4
において(a)はエンジン回転数と電動コンプレッサ3
の回転数の上限との相関線を示す。また(b)は、エン
ジン回転数と電動コンプレッサ3の出力トルクの上限と
相関線を示すが、電動コンプレッサ3の出力トルクTと
電動コンプレッサ3のモータに流れる電流Iとが図5に
示すごとく比例関係にあることに鑑み、電動コンプレッ
サ3のモータに流れる電流の上限をもって電動コンプレ
ッサ3の出力トルクの上限に代えている。以上より、電
動コンプレッサ3の回転数が図4(a)に示す上限に達
しないように、且つ、電動コンプレッサ3のモータに流
れる電流が図4(b)の上限に達しないように、電動コ
ンプレッサ3を制御すれば、電動コンプレッサ3が過負
荷となって脱調して停止すること無く、また直流電源装
置1が発電量不足となって停止することも無く、車両が
置かれた外的環境に適した車室温度を得ることができ
る。
【0014】図1、4(a)、4(b)を参照しつつ、
コントロールユニット5の作動を説明する。コントロー
ルユニット5の作動開始により、空気調和装置4が作動
を開始する。 コントロールユニット5は、吹出温度信号と設定温
度信号とを検知し、吹出空気温度と設定温度との差に基
づいて、電動コンプレッサ3の目標回転数njを算出す
る。次いでコントロールユニット5は、インバータ2の
駆動回路に制御信号を出力して、電動コンプレッサ3の
回転数を、目標回転数nj よりも十分に低いnj ′に先
ず設定する。このとき、電動コンプレッサ3の回転数n
j ′、電動コンプレッサ3のモータに流れる電流値
j ′とエンジン回転数Nとは、一般に図4(a)、
(b)で黒丸で示す関係にある。すなわち、電動コンプ
レッサ3の回転数nj ′は十分に低いので、エンジン回
転数に応じて定まる上限値未満であり、また、電動コン
プレッサ3のモータに流れる電流Ij ′もエンジン回転
数に応じて定まる上限値未満である。 コントロールユニット5は、インバータ2の駆動回
路に制御信号を出力して、電動コンプレッサ3の回転数
を、図4(a)で矢印で示すように、目標回転数nj
向けて徐々に増加させる。この結果、図4(b)で矢印
で示すように、電動コンプレッサ3のモータに流れる電
流Iも徐々に増加する。
【0015】 コントロールユニット5は、電動コン
プレッサ3の回転数を目標回転数njに向けて徐々に増
加させると同時に、電動コンプレッサ3の回転数nと、
エンジン回転数Nと、電動コンプレッサ3のモータに流
れる電流Iとを検知して、電動コンプレッサ3の回転数
nがエンジン回転数に応じて定まる上限値に所定限度以
内まで接近しているか、また、電動コンプレッサ3のモ
ータに流れる電流Iがエンジン回転数に応じて定まる上
限値に所定限度以内まで漸近しているか判定する。 電動コンプレッサ3の回転数nがエンジン回転数に
応じて定まる上限値に所定限度以内まで接近しておら
ず、且つ電動コンプレッサ3のモータに流れる電流Iが
エンジン回転数に応じて定まる上限値に所定限度以内ま
で接近していない場合には、コントロールユニット5
は、継続して電動コンプレッサ3の回転数を目標回転数
j に向けて徐々に増加させる。これにより、車室温度
は速やかに設定温度に接近する。
【0016】 電動コンプレッサ3の回転数nがエン
ジン回転数に応じて定まる上限値に所定限度以内まで接
近しているか、或いは電動コンプレッサ3のモータに流
れる電流Iがエンジン回転数に応じて定まる上限値に所
定限度以内まで接近している場合には、コントロールユ
ニット5は、電動コンプレッサ3の回転数増加制御を停
止し、電動コンプレッサ3の回転数を上記の検知回転数
に維持する。この結果、電動コンプレッサ3回転数と、
電動コンプレッサ3のモータに流れる電流Iとは、エン
ジン回転数に応じて定まる上限値未満に維持される。こ
の場合には、車室温度は緩やかに設定温度に接近する。 以降コントロールユニット5は、〜の制御を繰り返
し、直流電源装置1の発電量不足による停止、或いは電
動コンプレッサ3の過負荷による脱調停止を招来するこ
と無く、車両が置かれた外的環境に適した車室内温度制
御を行う。尚、上記実施例では発電機回転数に対応した
エンジン回転数を検出して制御したが、直接発電機回転
数を検出しても同様に制御することができる。電気自動
車のように直流電源(バッテリ)を備えた車両において
も、夏期の空気調和装置の始動時など高負荷状態におい
ては、電動コンプレッサ内モータのトルク不足により電
動コンプレッサが脱調して停止するという問題を生ずる
が、本発明にしたがって、電動コンプレッサ内モータに
流れる電流値を、電動コンプレッサの回転数に応じて定
まる上限値に達しないように、電動コンプレッサの回転
数を制御することにより、電動コンプレッサの脱調停止
を防止できる。
【0017】
【効果】以上説明したごとく、本発明においては、電動
コンプレッサの回転数はエンジン回転数に応じて定まる
上限値に達せず、且つ電動コンプレッサのモータに流れ
る電流値、ひいては電動コンプレッサの出力トルクはエ
ンジン回転数に応じて定まる上限値に達しないので、電
動コンプレッサの負荷、すなわち電動コンプレッサの消
費電力はエンジン回転数に応じて定まる上限値に達しな
い。従って、エンジン回転数に応じて定まる前記電動コ
ンプレッサの消費電力の上限値を、エンジン回転数に応
じて定まる直流電源の発電量に達しないように、あらか
じめ設定することにより、発電量不足による電動コンプ
レッサの停止を招来することなく、且つ脱調による電動
コンプレッサの停止を招来することなく、電動コンプレ
ッサの制御を行うことができる。また本発明において
は、電動コンプレッサのモータに流れる電流値、ひいて
は電動コンプレッサの出力トルクは、電動コンプレッサ
の回転数に応じて定まる上限値に達しないので、電動コ
ンプレッサが脱調停止するおそれは無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る制御装置を備える車両用
空気調和装置の全体構成図である。
【図2】車両のエンジンによって回転駆動される発電機
と定電圧装置とを有する直流電源装置の発電量特性図で
ある。
【図3】電動コンプレッサの特性図である。
【図4】エンジン回転数と電動コンプレッサの回転数の
上限との相関と、エンジン回転数と電動コンプレッサの
モータに流れる電流の上限との相関を示す図である。図
4(a)はエンジン回転数と電動コンプレッサ3の回転
数の上限との相関を示し、図4(b)は、エンジン回転
数と電動コンプレッサのモータに流れる電流の上限との
相関を示す。
【図5】電動コンプレッサの出力トルクと電動コンプレ
ッサのモータに流れる電流との相関を示す図である。
【符号の説明】
1 直流電源装置 1a 発電機 1b 定電圧装置 2 インバータ 3 電動コンプレッサ 4 空気調和装置 4a 凝縮器 4b 膨張弁 4c 蒸発器 5 コントロールユニット 6 吹出空気温度センサ 7 車室温度設定器 8 回転センサ 9 電流センサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上田 克己 群馬県伊勢崎市寿町20番地 サンデン株式 会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のエンジンによって回転駆動される
    発電機と定電圧装置とを有する直流電源装置に接続され
    たインバータによって駆動される電動コンプレッサを備
    える車両用空気調和装置の制御装置において、エンジン
    回転数を検出する手段と、電動コンプレッサの回転数を
    検出する手段と、電動コンプレッサのモータに流れる電
    流値を検出する手段と、電動コンプレッサの回転数がエ
    ンジン回転数に応じて定まる上限値に達しないように、
    且つ電動コンプレッサのモータに流れる電流値がエンジ
    ン回転数に応じて定まる上限値に達しないように、電動
    コンプレッサの回転数を制御する手段とを備えることを
    特徴とする制御装置。
  2. 【請求項2】 車両に搭載された直流電源装置に接続さ
    れたインバータによって駆動される電動コンプレッサを
    備える車両用空気調和装置の制御装置において、電動コ
    ンプレッサのモータに流れる電流値を検出する手段と、
    電動コンプレッサのモータに流れる電流値が電動コンプ
    レッサの回転数に応じて定まる上限値に達しないよう
    に、電動コンプレッサの回転数を制御する手段とを備え
    ることを特徴とする制御装置。
JP34455893A 1993-12-20 1993-12-20 車両用空気調和装置の制御装置 Expired - Lifetime JP3286051B2 (ja)

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