JP4820279B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに係り、特に、端子を収容する端子収容室が設けられたハウジング本体を有するコネクタハウジングと、該コネクタハウジングを収容するハウジングカバーとを有するコネクタに関するものである。
上述した従来のコネクタとして図14に示すような半嵌合防止コネクタが知られている(特許文献1)。同図に示すように、半嵌合防止コネクタは、雌端子TFを収容する端子収容室が設けられたハウジングコネクタとしての雌ハウジング100と、この雌ハウジング100を収容するハウジングカバーとしての半嵌合検知部材200とから構成されている。
この半嵌合検知部材200は、雌ハウジング100と雄ハウジング300とを完全嵌合させないと、雌ハウジング100が半嵌合検知部材200の先端開口から突出する初期位置から雌ハウジング100全体が半嵌合検知部材200内に収容される嵌合検知位置にスライドできないようになっている。雌ハウジング100が初期位置にあるか嵌合検知位置にあるかによって、雄ハウジング300と完全嵌合しているか半嵌合しているかを判断することができる。
上記雌ハウジング100は、ハウジング本体110、可撓ロックアームとしての第1可撓ロックアーム120、及び、第1係止突起130を有している。ハウジング本体110には、雌端子TFを収容する端子収容室が設けられている。第1可撓ロックアーム120は、ハウジング本体110から立設された支柱部121と、この支柱部121の雌端子TFの長手方向Y1の先端側、及び、後端側の両方に延在するアーム部122と、を有している。これにより、第1可撓ロックアーム120は、支柱部121を支点としてシーソー変位する。第1係止突起130は、第1可撓ロックアーム120の支柱部121よりも長手方向Y1の後端側に設けられている。
半嵌合検知部材200は、筒状部210、第2係止突起220、及び、係止強化部としての第2可撓ロックアーム230を有している。筒状部210には、雌ハウジング100が収容される。第2係止突起220は、筒状部210内に突出して設けられ第1係止突起130の先端側を係止する。この第1係止突起130と第2係止突起220との係止によって、半嵌合検知部材200を離脱方向(=長手方向Y1の後端側)に変位させても半嵌合検知部材200から雌ハウジング100が離脱する。
第2可撓ロックアーム230は、アーム部122の先端と当接しており、半嵌合検知部材200を離脱方向に動かすとアーム部122の先端を図中下側に撓ませる。これにより、アーム部122の後端が図中上側に撓み、第2係止突起220との係止を強化させる方向(図中上側)に第1係止突起130を変位させて係止の強化を図っている。
特開2004−220970号公報
しかしながら、上述した従来の第1可撓ロックアーム120は、アーム部122先端側の撓みを、支柱部121が先端側に倒れることにより、アーム部122後端側に伝えている。支柱部121先端側が倒れる量よりも支柱部121後端側が倒れる量は小さいため、アーム部122先端側の撓み量に対してアーム部122後端側の撓み量が小さくなる。このアーム部122先端側の撓み量に対するアーム部122後端側の撓み量は、支柱部121が太いほど小さくなる。
また、近年、コネクタの小型化、低背化に伴いアーム部122先端側の撓みを大きくすることができない。この結果、従来のコネクタは、雌コネクタ100と半嵌合検知部材200との係止が不十分であり、半嵌合検知部材200から雌コネクタ100が離脱してしまう恐れがあった。
そこで、本発明は、上記のような問題点に着目し、コネクタハウジングとハウジングカバーとの係止を確実なものとしたコネクタを提供することを課題とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、端子を収容する端子収容室が設けられたハウジング本体、該ハウジング本体から立設された支柱部を支点としてシーソー変位する可撓ロックアーム、及び、該可撓ロックアームの支柱部よりも前記端子の長手方向の後端側に設けられた第1係止突起、を有するコネクタハウジングと、該コネクタハウジングを収容する筒状部、該筒状部内に突出して設けられ前記第1係止突起の先端側を係止する第2係止突起、及び、前記筒状部を前記コネクタハウジングから離脱させる方向に動かすと前記可撓ロックアームの先端を撓ませて前記第2係止突起との係止が強化する方向に前記第1係止突起を変位させる係止強化部、を有するハウジングカバーと、を備えたコネクタにおいて、前記可撓ロックアームが、前記支柱部から前記端子の長手方向の先端側に設けられる折り返し点まで延在するように設けられた第1アーム部と、該第1アーム部の折り返し点から前記支柱部よりも後端側に延在するように設けられた第2アーム部と、を有し、そして、前記第1係止突起が、前記第2アーム部に設けられていることを特徴とするコネクタに存する。
請求項1記載の発明によれば、可撓ロックアームが、支柱部から端子の長手方向の先端側に設けられる折り返し点まで延在するように設けられた第1アーム部と、該第1アーム部の折り返し点から支柱部よりも後端側に延在するように設けられた第2アーム部と、を有し、そして、第1係止突起が、第2アーム部に設けられているので、支柱部先端側と支柱部後端側の倒れ量の違いに依存することなく、第2アーム部の後端は第1アーム部の先端の撓みのみに依存して大きく撓むことができる。
請求項2記載の発明は、前記コネクタハウジングが、前記第1アーム部の折り返し点と前記第1係止突起との間の前記支柱部よりも先端側の前記第2アーム部に設けられた支点突起を有し、そして、前記ハウジングカバーが、前記支点突起の前記係止強化部による撓み方向側を支持する支持部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタに存する。
請求項2記載の発明によれば、コネクタハウジングが、第1アーム部の折り返し点と第1係止突起との間の支柱部よりも先端側の第2アーム部に設けられた支点突起を有し、そして、ハウジングカバーが、支点突起の係止強化部による撓み方向側を支持する支持部が設けられているので、係止強化部により可撓ロックアームの先端が撓むと、支柱部よりも先端側の支点突起が支点となるため、より一層第1アーム部先端の撓み量に対する第2アーム部後端撓み量を大きくすることができる。
請求項3記載の発明は、前記第1係止突起、及び、前記第2係止突起の係止面が各々、前記係止が強化する方向に対して傾斜するテーパに設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のコネクタに存する。
請求項3記載の発明によれば、第1係止突起、及び、第2係止突起の係止面が各々、係止が強化する方向に対して傾斜するテーパ状に設けられているので、よりスムーズに第1係止突起が係止を強化する方向に変位できる。
以上説明したように請求項1記載の発明によれば、支柱部先端側と支柱部後端側の倒れ量の違いに依存することなく、第2アーム部の後端は第1アーム部の先端の撓みのみに依存して大きく撓むことができるので、コネクタハウジングとハウジングカバーとの係止を確実なものとすることができる。
請求項2記載の発明によれば、係止強化部により可撓ロックアームの先端が撓むと支点突起が支点となるため、より一層第1アーム部先端の撓み量に対する第2アーム部後端撓み量を大きくすることができるので、より一層コネクタハウジングとハウジングカバーとの係止を確実なものとすることができる。
請求項3記載の発明によれば、よりスムーズに第2係止突起が係止を強化する方向に変位できるので、より一層コネクタハウジングとハウジングカバーとの係止を確実なものとすることができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明のコネクタの一実施形態を示す初期位置における斜示図である。図2は、図1に示すコネクタの完全嵌合位置における斜示図である。図3は、図1に示すコネクタを構成する雌ハウジングの斜示図である。図4は、図1に示すコネクタを構成する外環CPAの斜示図である。図5は、図3に示す雌ハウジングの側面図である。図6は、図1のVI−VI線断面斜視図である。図7は、図2のVII−VII線断面斜視図である。図8は、図1のVIII−VIII線断面図である。図9は、図1のIX−IX線断面図である。図10は、図9に示すX部分の拡大図である。図11(A)は、初期位置におけるコネクタの部分断面図であり、図11(B)は、雌ハウジングと雄ハウジングとが半嵌合状態のときの部分断面図であり、図11(C)は、雌ハウジングと雄ハウジングとが完全嵌合状態のときの部分断面図である。
コネクタは、図1及び図2に示すように、雌ハウジング10(=コネクタハウジング)と、この雌ハウジング10を収容する外環CPA20(=ハウジングカバー)とを備えている。この外環CPA20は、従来の半嵌合検知部材と同様に働き、雌ハウジング10と雄ハウジングとを完全嵌合させないと、雌ハウジング10が外環CPA20の先端開口から突出する初期位置(図1参照)から雌ハウジング10全体が外環CPA20内に収容される完全嵌合位置(図2参照)にスライドできないようになっている。
図3及び図5に示すように、雌ハウジング10は、ハウジング本体11と、可撓ロックアームとしての第1可撓ロックアーム12とを備えている。ハウジング本体11は、端子としての雌端子TF(図9)を収容する端子収容室Cが形成されている。本実施形態では、4つの端子収容室が雌端子TFの長手方向Y1と直交する並設方向Y2に沿って並べて配置されている。
ハウジング本体11は、雌端子TFの長手方向Y1の先端側に設けられた雄ハウジング嵌合部11Aと、後端側に設けられたCPA嵌合部11Bとから構成されている。雄ハウジング嵌合部11Aは、雌端子TFと嵌合する雄端子が収容されている雄ハウジング30と嵌合する部分である。CPA嵌合部11Bは、後述する外環CPA20と嵌合する部分である。CPA嵌合部11Bには、係止爪11B1と、係止突起11B2とが設けられている。係止爪11B1は、長手方向Y1の後端側に向かうに従って高さが低くなるテーパが設けられ、初期位置で外環CPA20に設けた係止爪26(図6)と係止する。係止突起11B2は、長手方向Y1に沿って突設され、完全嵌合位置で外環CPA20に設けた係止突起27(図7)と係止する。雌端子TFの長手方向Y1先端側とは雄ハウジング30に近づく側であり、長手方向Y1後端側とは雄ハウジング30に遠ざかる側である。
また、可撓ロックアーム12は、可撓性部材から成る。可撓ロックアーム12は、図3及び図5に示すように、一対の支柱部12Aと、一対の第1アーム部12Bと、連結部12Cと、一対の第2アーム部12Dと、ロック操作部12Eと、を有している。
一対の支柱部12Aは、CPA嵌合部11Bから後述する上下方向Y3上側に向かって立設されている。上下方向Y3は、長手方向Y1及び並設方向Y2の両方向に直交する方向である。一対の第1アーム部12Bは、上記一対の支柱部12Aから長手方向Y1先端側に設けられた折り返し点まで延在して設けられている。この一対の第1アーム部12Bは、並設方向Y2に互いに離間している。
連結部12Cは、上記一対の第1アーム部12Bの折り返し点同士を連結するように設けられている。連結部12Cは、図11に示すように、その上面に長手方向Y1の先端に向かうに従って下側に近づくテーパ12C1が設けられている。また、連結部12Cは、その下面に長手方向Y1の先端に向かうに従って上側に近づくテーパ12C2が設けられている。
一対の第2アーム部12Dは、上記一対の第1アーム部12Bの折り返し点から支柱部12Aよりも後端側に延在するように設けられている。ロック操作部12Eは、この一対の第2アーム部12Dの後端同士を連結するように設けられている。
また、雌ハウジング10は、一対の第1係止突起13、及び、一対の支点突起14を有している。一対の第1係止突起13は、後述する外環CPA20に設けた第2係止突起22と係止するものである。一対の第1係止突起13は、図5に示すように、一対の第2アーム部12Dの支柱部12Aよりも後端側に設けられ、並設方向Y2外側に向かって突起するように設けられている。一対の第1係止突起13は、図12に示すように、後端側に長手方向Y1後端に向かうに従って下側に近づくテーパ13Aが設けられている。
一対の支点突起14は各々、図5に示すように、一対の第2アーム部12Dに設けられている。一対の支点突起14は、連結部12C先端と第1係止突起13との間の支柱部12Aよりも先端側に設けられている。一対の支点突起14は各々、図8に示すように、完全嵌合位置において外環CPA20の内壁に設けられた一対の支持部25に上下方向Y3下側が支持されるように設けられている。
以上の構成により、第1可撓ロックアーム12は、ロック操作部12Eが上下方向Y3下側に押されると支柱部12Aを支点として連結部12Cが上下方向Y3上側に変位するように構成されている。また、第1可撓ロックアーム12は、連結部12Cが上下方向Y3下側に押されると支点突起14を支点としてロック操作部12E、第1係止突起13が上下方向Y3上側に変位するように構成される。
次に、外環CPA20の構成について説明する。図4に示すように、外環CPA20は、筒状部21、第2係止突起22、係止強化部としての第2可撓ロックアーム23、開口部24、及び、支持部25を有している。筒状部21は、上記雌ハウジング10を収容し、筒状に形成されている。筒状部21の内壁には、図6及び図7に示すように、係止爪26と、係止突起27とが設けられている。係止爪26は、長手方向Y1先端側に向かうに従って高さが低くなるテーパが設けられ、初期位置で雌ハウジング10に設けた係止爪11B1と係止する。係止突起27は、完全嵌合位置で雌ハウジング10に設けた係止突起11B2と係止する。第2係止突起22は、図8に示すように、筒状部21内に突出して設けられて、完全嵌合位置で第1係止突起13の先端側を係止する。
第2可撓ロックアーム23は、長手方向Y1に沿って設けられ、長手方向Y1後端が支持され、長手方向Y1先端が自由端となっている。第2可撓ロックアーム23の先端には、雌ハウジング10に向かって突起する係止爪23Aが設けられている。第2可撓ロックアーム23の係止爪23Aは、雌ハウジング10が外環CPA20内の完全嵌合位置に位置したとき、連結部12Cの先端側と接するように設けられている。係止爪23Aは、図11に示すように、その後端側に長手方向Y1先端に向かうに従って下側に近づくテーパ23A1が設けられている。
開口部24は、図2に示すように、雌ハウジング10が外環CPA20内の完全嵌合位置に位置したとき、雌ハウジング10のロック操作部12Eが露出するように設けられている。支持部25は、図8に示すように、完全嵌合位置において雌ハウジング10の支点突起14の上下方向Y3下側を支持するように設けられている。
また、雄ハウジング30には、上下方向Y3上側に向かって突起する突起爪31が形成されている。突起爪31の後端側には、長手方向Y1の先端に向かうに従って上側に近づくテーパ31Aが設けられている。
次に、外環CPA20内に雌ハウジング10を挿入する際の各部の動きについて説明する。まず、外環CPA20の先端側開口から雌ハウジング10の後端を挿入する。その後、雌ハウジング10を長手方向Y1後端に向けて移動し、初期位置に達すると図6に示すように雌ハウジング10の係止爪11B1と外環CPA20の係止爪26とが係止して、雌ハウジング10を長手方向Y1先端側に向かって引っ張っても雌ハウジング10が初期位置から動かないようになっている。
また、雌ハウジング10が初期位置にあるとき、図11(A)に示すように、第2可撓ロックアーム23の係止爪23Aが連結部12C後端を係止して、雌ハウジング10を長手方向Y1後端に向かって押しても、雌ハウジング10が初期位置から動かないようになっている。
次に、雌ハウジング10と雄ハウジング30とを嵌合する際の各部の動きについて説明する。雌ハウジング10が初期位置にある状態で、雄ハウジング30を雌ハウジング10に向かって移動させる。これにより、雄ハウジング30に設けた突起爪31先端が連結部12Cに達すると、図11(B)に示すように、互いのテーパ12C2、31Aに沿って突起爪31が徐々に第1可撓ロックアーム12の連結部12Cを上方に押し上げて第1可撓ロックアーム12の連結部12Cと第2可撓ロックアーム23との係止をより強固にする。このような半嵌合状態では、雌ハウジング10は初期位置から動かないようになっている。
さらに、雄ハウジング30を挿入し、突起爪31が連結部12Cよりも後端側に達すると、図11(C)に示すように、第1可撓ロックアーム12が復元して、雌ハウジング10と雄ハウジング30とが完全嵌合状態となる。このとき、突起爪31は第2可撓ロックアーム23を図面上方に押し上げて、第1可撓ロックアーム12の連結部12Cと第2可撓ロックアーム23との係止を解除する。これにより、雌ハウジング10を外環CPA20内のさらに後端に挿入することができる。
次に、雄ハウジング30を完全嵌合した雌ハウジング10をさらに外環CPA20内のさらに後端に向かって移動させる。これにより、雌ハウジング10の第1係止突起13が外環CPA20の第2係止突起22に達すると、図12(A)、(B)に示すように、第1係止突起13のテーパ13Aに沿って第2係止突起22が徐々に第1可撓ロックアーム12に設けた第1係止突起13を押し下げる。
雌ハウジング10をさらに外環CPA20内の後端に向かって移動させ、雌ハウジング10が完全嵌合位置に達すると、図8に示すように、第1係止突起13が第2係止突起22よりも後端側に位置して第1係止突起13が復元する。これにより、第2係止突起22が第1係止突起13の先端を係止して、雌ハウジング10を長手方向Y1先端側に向かって引っ張っても雌ハウジング10が完全嵌合位置から動かないようになっている。また、雌ハウジング10が完全嵌合位置にあるとき、図7に示すように、雌ハウジング10の係止突起11B2が外環CPA20の係止突起27を係止して、雌ハウジング10を長手方向Y1後端側に向かって押しても、雌ハウジング10が完全嵌合位置から動かないようになっている。さらに、この完全嵌合位置に達すると、図10に示すように、第2可撓ロックアーム23の係止爪23Aが連結部12Cの先端に当接する。
以上の動きから明らかなように、ロック操作部12Eを下側に押して、第1係止突起13を下側に変位させると、第2係止突起22との係止を解除することができる。即ち、上下方向Y3下側が係止を解除させる方向であり、その反対側である上下方向Y3上側が係止を強化させる方向である。
次に、完全嵌合位置で、外環CPA20と雌ハウジング10とが離脱する力が加わったときの各部の動きについて説明する。ロック操作部12Eを操作せずに、外環CPA20を離脱方向(長手方向Y1後端に向かう方向)へ変位させると、第2可撓ロックアーム23の係止爪23A、連結部12Cのテーパ23A1、12C1に沿って、第2可撓ロックアーム23が第1可撓ロックアーム12の連結部12Cを図面下方に向かって徐々に押し下げる。
第2可撓ロックアーム23は、支点突起14と支持部25にて支えられた状態と成っているため、連結部12Cが押し下げられると支点突起14よりも後端側が逆に図面上方に持ち上がる。これにより、第1係止突起13が係止を強化する方向である上方に向かって押し上げられ、外環CPA20の第2係止突起22と雌ハウジング10の第1係止突起13との係り代が増大し、保持力の向上を図ることができる。
上述したコネクタによれば、第1可撓ロックアーム12が、支柱部12Aから雌端子TFの長手方向Y1の先端側に設けた折り返し点まで延在するように設けられた第1アーム部12Bと、該第1アーム部12Bの折り返し点から支柱部12Aよりも後端側に延在するように設けられた第2アーム部12Dと、を有し、そして、第1係止突起13が、第2アーム部12Dに設けられているので、支柱部12A先端側と支柱部12A後端側の倒れ量の違いに依存することなく、第2アーム部12Dの後端は第1アーム部12Bの先端の撓みのみに依存して大きく撓むことができ、第1係止突起13と第2係止突起22との係止を確実なものとすることができる。
また、上述したコネクタによれば、雌ハウジング10が、第1アーム部12Bの折り返し点と第1係止突起13との間の支柱部12Aよりも先端側の第2アーム部12Dに設けられた支点突起14を有し、そして、外環CPA20が、支点突起14の第2可撓ロックアーム23による撓み方向側、即ち上下方向Y3下側を支持する支持部25が設けられているので、第2可撓ロックアーム23により第1可撓ロックアーム12の先端が下方に撓むと支点突起14が支点となるため、より一層第1アーム部12B先端の撓み量に対する第2アーム部12D後端撓み量を大きくすることができ、より一層第1係止突起13と第2係止突起22との係止を確実なものとすることができる。
なお、上述した実施形態によれば、雌ハウジング10に支点突起14を設け、外環CPA20に支持部25を設けていたが本発明はこれに限ったものではない。例えば、支点突起14、支持部25は設けなくてもよい。
また、上述した実施形態によれば、第1係止突起13、第2係止突起22の係止面は上下方向Y3に平行に設けていたが本発明はこれに限ったものではない。例えば、図13(A)及び(B)に示すように、互いの係止面にテーパを設けて、第1係止突起13を持ち上げる手助けして、よりスムーズに第1係止突起13が係止を強化する方向に変位できるようにしてもよい。
また、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
本発明のコネクタの一実施形態を示す初期位置における斜示図である。 図1に示すコネクタの完全嵌合位置における斜示図である。 図1に示すコネクタを構成する雌コネクタハウジングの斜示図である。 図1に示すコネクタを構成する外環CPAの斜示図である。 図3に示す雌コネクタハウジングの側面図である。 図1のVI−VI線断面斜視図である。 図2に示すVII−VII線断面斜視図である。 図1のVIII−VIII線断面図である。 図1のIX−IX線断面図である。 図9に示すX部分の拡大図である。 (A)は、初期位置におけるコネクタの部分断面図であり、(B)は、雌ハウジングと雄ハウジングとが半嵌合状態のときの部分断面図であり、(C)は、雌ハウジングと雄ハウジングとが完全嵌合状態のときの部分断面図である。 (A)、(B)は各々、雌ハウジングが外環CPAの初期位置から完全嵌合位置に向かうときの部分断面図である。 他の実施形態における第1係止突起と第2係止突起とを示す図である。 従来のコネクタの一例を示す断面図である。
符号の説明
10 雌ハウジング(コネクタハウジング)
12 第1可撓ロックアーム(可撓ロックアーム)
12A 支柱部
12B 第1アーム部
12D 第2アーム部
13 第1係止突起
14 支点突起
20 外環CPA(ハウジングカバー)
22 第2係止突起
23 第2可撓ロックアーム(係止強化部)
25 支持部
C 端子収容室
TF 雌端子(端子)
Y1 長手方向

Claims (3)

  1. 端子を収容する端子収容室が設けられたハウジング本体、該ハウジング本体から立設された支柱部を支点としてシーソー変位する可撓ロックアーム、及び、該可撓ロックアームの支柱部よりも前記端子の長手方向の後端側に設けられた第1係止突起、を有するコネクタハウジングと、該コネクタハウジングを収容する筒状部、該筒状部内に突出して設けられ前記第1係止突起の先端側を係止する第2係止突起、及び、前記筒状部を前記コネクタハウジングから離脱させる方向に動かすと前記可撓ロックアームの先端を撓ませて前記第2係止突起との係止が強化する方向に前記第1係止突起を変位させる係止強化部、を有するハウジングカバーと、を備えたコネクタにおいて、
    前記可撓ロックアームが、前記支柱部から前記端子の長手方向の先端側に設けられる折り返し点まで延在するように設けられた第1アーム部と、該第1アーム部の折り返し点から前記支柱部よりも後端側に延在するように設けられた第2アーム部と、を有し、そして、
    前記第1係止突起が、前記第2アーム部に設けられていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記コネクタハウジングが、前記第1アーム部の折り返し点と前記第1係止突起との間の前記支柱部よりも先端側の前記第2アーム部に設けられた支点突起を有し、そして、
    前記ハウジングカバーが、前記支点突起の前記係止強化部による撓み方向側を支持する支持部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記第1係止突起、及び、前記第2係止突起の係止面が各々、前記係止が強化する方向に対して傾斜するテーパに設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のコネクタ。
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