JP4816421B2 - 誘導電動機の可変速駆動装置 - Google Patents

誘導電動機の可変速駆動装置 Download PDF

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Description

本発明は、インバータにより多重オープン巻線の誘導電動機を駆動する可変速駆動装置に関するものである。
図8は、従来技術としての誘導電動機の可変速駆動装置を示している。
図8において、10は三相交流電源、20は交流電力を直流電力に変換するダイオード等からなる整流器、30は直流中間電圧を平滑する平滑コンデンサ、40はスイッチング素子41と制動抵抗器42とが直列に接続された抵抗チョッパ、50は直流電力を交流電力に変換するインバータ、60はインバータ50により可変速駆動される誘導電動機である。
この可変速駆動装置では、誘導電動機60からの回生電力を抵抗チョッパ40によって消費するように構成されており、回生電力を交流電源10側に回生できない構成となっている。
すなわち、誘導電動機60の制動時には、回生電力がインバータ50を介して直流中間回路に流れ込み、直流中間電圧が所定値以上に上昇すると、制動抵抗器42に直列に接続されたスイッチング素子41をオンして制動抵抗器42を導通状態にし、回生電力を制動抵抗器42により熱消費させている。
一方、大容量の可変速駆動装置においては、誘導電動機の一次巻線を各相個別に端子に引き出したオープン巻線の構成とし、各相巻線に流れる電流をそれぞれ単相インバータにより制御する方法や、誘導電動機の一次巻線を複数組の巻線により並列化した多重巻線構成とし、複数組のインバータにより制御する方法が知られている。
しかし、図8のパワーフローに示すように、制動電力から電動機損失とインバータ損失とを差し引いた電力が直流中間回路に流れ込む回生電力となるが、通常、制動電力に占める電動機損失、インバータ損失の割合は小さいため、装置が大容量化するにつれて回生電力も大きくなる結果、抵抗チョッパ40の容量を大きくせざるを得ず、これによって装置が大型化、高価格化するという問題がある。
そこで、この種の可変速駆動装置における抵抗チョッパを小容量化または不要化する従来技術として、以下のようなものがある。
まず、特許文献1には、誘導電動機のV/f制御において、インバータの出力電圧と出力周波数の比V/fに関して、減速制御時の値を加速制御時の値よりも大きくすることによって許容範囲内で誘導電動機を過励磁状態とし、電動機内部の熱損失を増加させることが記載されている。
特許文献2には、直流中間回路に回生電力(または回生電流)検出器を設け、電動機の制動時に回生電力(または回生電流)検出値に応じてインバータの出力電圧指令値を増加させ、電動機の過励磁により、熱的許容範囲内において電動機内部の熱損失を増加させることが記載されている。
また、特許文献3には、誘導電動機が減速運転を行う場合に、インバータは各相異なった搬送波によりPWM信号を演算し、高調波損失などの電動機の内部損失を増加させることが記載されている。
特開平4−248397号公報(段落[0007]〜[0010]、図1等) 特開平7−7981号公報(段落[0006]〜[0010]、図1等) 特開2001−224191号公報(段落[0006]〜[0010]、図2,図4等)
特許文献1,2に記載されているように過励磁状態にして誘導電動機の損失を増加させる方法では、電動機の磁束を増加させるために固定子と回転子との間に働く電磁吸引力が大きくなると共に、磁気飽和を生じて磁束の歪みも増加する。この結果、電動機の異常な振動や騒音を発生させる原因となるため、損失増大効果に限界がある。また、上記のような問題があるため、インバータの定格電流まで電流を流すことができず、利用率が低くなるという問題がある。
更に、特許文献3に記載された従来技術では、誘導電動機に高調波電流を流すことになるので電動機のトルクリプルが大きくなり、上記と同様に振動や騒音等の問題が生じる。
そこで本発明の解決課題は、オープン巻線形の誘導電動機を対象として、その多重巻線数に関わらず、過励磁や高調波電流の通流を要することなく誘導電動機及びインバータの損失を増加させ、電動機の振動や騒音の発生を防止するようにした誘導電動機の可変速駆動装置を提供することにある。
また、本発明の解決課題は、誘導電動機の一次巻線に生じる漏れ磁束を低減しながら電動機等の損失を増加させるようにした誘導電動機の可変速駆動装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載した発明は、オープン巻線である複数組の一次巻線を備えた誘導電動機をインバータにより駆動する可変速駆動装置であって、複数組の一次巻線がそれぞれ単相インバータ群に接続されてなる誘導電動機の可変速駆動装置において、
前記単相インバータ群の制御装置が、複数組の一次巻線に流れる零相電流の大きさ及び極性を各組独立して制御するものである。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した誘導電動機の可変速駆動装置において、前記制御装置は、複数組の一次巻線に流れる零相電流の大きさをゼロ以外の所定値に制御するものである。
請求項3に記載した発明は、請求項1または2に記載した誘導電動機の可変速駆動装置において、前記制御装置は、複数組の一次巻線に流れる零相電流の大きさ及び極性を、全ての組の零相電流の総和がゼロとなるように制御するものである。
請求項4に記載した発明は、請求項1に記載した誘導電動機の可変速駆動装置において、前記誘導電動機は2組の一次巻線を備え、前記制御装置は、第1組の一次巻線に正極性の零相電流が流れ、第2組の一次巻線に負極性の零相電流が流れるように制御するものである。
請求項5に記載した発明は、請求項4に記載した誘導電動機の可変速駆動装置において、前記制御装置は、第1組の一次巻線に流れる零相電流の大きさと第2組の一次巻線に流れる零相電流の大きさとが等しくなるように制御するものである。
請求項6に記載した発明は、請求項1〜5の何れか1項に記載した誘導電動機の可変速駆動装置において、
前記制御装置は、
各組の単相インバータ群の出力電流から零相電流を検出する手段と、
各組の零相電流指令値の大きさに正または負の極性を設定する手段と、
この手段により極性が設定された各組の零相電流指令値と各組の零相電流検出値との偏差をなくすように各組の零相電圧指令値を生成する調節手段と、
前記各組の零相電圧指令値と各組の各相電圧指令値とを加算して各組の単相インバータ群の出力電圧指令値を生成する手段と、を備えたものである。
請求項7に記載した発明は、オープン巻線である偶数組の一次巻線を備えた誘導電動機をインバータにより駆動する可変速駆動装置であって、偶数組の一次巻線がそれぞれ単相インバータ群に接続されてなる誘導電動機の可変速駆動装置において、前記単相インバータ群の制御装置が、偶数組の一次巻線に流れる零相電流の大きさ及び極性を各組独立して制御するものである。
請求項8に記載した発明は、請求項7に記載した誘導電動機の可変速駆動装置において、偶数組の一次巻線を第1群、第2群に分割し、前記制御装置は、第1群の一次巻線に正極性の零相電流が流れ、第2群の一次巻線に負極性の零相電流が流れるように制御するものである。
請求項9に記載した発明は、請求項8に記載した誘導電動機の可変速駆動装置において、前記制御装置は、第1群の一次巻線に流れる零相電流の大きさと第2群の一次巻線に流れる零相電流の大きさとが等しくなるように制御するものである。
請求項10に記載した発明は、請求項7〜9の何れか1項に記載した誘導電動機の可変速駆動装置において、前記制御装置は、
各群の単相インバータ群の出力電流から零相電流を検出する手段と、
各群の零相電流指令値の大きさに正または負の極性を設定する手段と、
この手段により極性が設定された各群の零相電流指令値と各群の零相電流検出値との偏差をなくすように各組の零相電圧指令値を生成する調節手段と、
前記各群の零相電圧指令値と各群の各相電圧指令値とを加算して各群の単相インバータ群の出力電圧指令値を生成する手段と、を備えたものである。
請求項11に記載した発明は、前記制御装置が、前記誘導電動機が制動運転する場合にのみ請求項1〜5または7〜9の何れか1項に記載した制御を実行し、前記誘導電動機が駆動運転する場合には、前記一次巻線に流れる零相電流をゼロに制御するものである。
本発明によれば、単相インバータ群から誘導電動機に流れる零相電流を各組または各群個別に制御することにより、本来の可変速制御に必要な発生トルクに影響を与えることなく電動機損失及びインバータ損失を増加させ、制動電力からこれらを差し引いた回生電力を低減させて直流中間回路の抵抗チョッパを小容量化あるいは不要にすることができる。
特に、請求項4または8に係る発明によれば、上記効果に加えて、各組または各群の一次巻線に生じる漏れ磁束を相殺することができ、漏れ磁束の発生を抑制しながら電動機損失等を増加させることができる。
これに加えて請求項3,5または9に係る発明によれば、各組または各群の一次巻線に生じる漏れ磁束の総和を完全に相殺することが可能である。
なお、請求項6または10に係る発明は、請求項1〜5または7〜9に係る発明を実現するための具体的手段を開示するものである。
請求項11に係る発明によれば、誘導電動機の駆動運転時には零相電流をゼロに制御することにより、制動運転時以外の不要な損失を低減することができる。
以下、図に沿って本発明の実施形態を説明する。
まず、図1はこの実施形態の全体的な構成を示すもので、複数組の一次巻線により構成されるオープン巻線形の誘導電動機をインバータによって駆動する場合の構成図である。なお、図8と同一の構成要素には同一の番号を付して説明を省略し、以下では異なる部分を中心に説明する。
図1において、抵抗チョッパ40の両端に接続されたインバータ・モータユニット70はインバータ及びオープン巻線形の誘導電動機をまとめて示したものであり、その具体的構成は、図2以下に示す第1〜第3実施形態の通りである。
始めに、図2の第1実施形態は、一般に複数組、言い換えればm(mは2以上の自然数)組の一次巻線(つまりm多重巻線)を有するオープン巻線形の誘導電動機750Aを対象とした可変速駆動装置であり、請求項1に係る発明に相当する。
この第1実施形態におけるインバータ・モータユニット70内のインバータは、互いに並列接続されたm組の単相インバータ群(第1組〜第M(Mはmに等しい)組の単相インバータ群)701,702,……,70Mからなっており、これらの単相インバータ群は、何れも3台の単相インバータを互いに並列接続して構成されている。すなわち、第1組の単相インバータ群701は単相インバータ701a,701b,701cにより構成され、第2組の単相インバータ群702は同じく702a,702b,702cにより構成されていると共に、第M組の単相インバータ群70Mは同じく70Ma,70Mb,70Mcにより構成されている。
また、インバータ・モータユニット70内の誘導電動機は、単相インバータ群701,702,……,70Mに対応する第1組〜第M組の一次巻線751,752,……,75Mを備え、それぞれの各相巻線751a,751b,751c,752a,752b,752c,……,75Ma,75Mb,75Mcの両端を個別に端子に引き出したオープン巻線形の誘導電動機750Aとして構成されている。ここで、第1組の一次巻線751の各相巻線751a,751b,751cは第1組の単相インバータ群701を構成する単相インバータ701a,701b,701cの交流側にそれぞれ接続され、以下同様に、第2組の一次巻線752の各相巻線752a,752b,752cは単相インバータ702a,702b,702cの交流側に、第M組の一次巻線75Mの各相巻線75Ma,75Mb,75Mcは単相インバータ70Ma,70Mb,70Mcの交流側に、それぞれ接続されている。
ここで、単相インバータ701aの出力電流をIa1,同701bの出力電流をIb1,同701cの出力電流をIc1,同702aの出力電流をIa2,同702bの出力電流をIb2,同702cの出力電流をIc2,同70Maの出力電流をIaM,同70Mbの出力電流をIbM,同70Mcの出力電流をIcMとする。
次に、図3は、図2に示した単相インバータ群701,702,……,70Mに対応してそれぞれ個別に設けられる制御装置の主要部構成図である。すなわち、図2のように単相インバータ群がm組ある場合には、図3の制御装置がm個設けられる。
図3の零相電流制御手段500において、第m(m=1,2,……,M)組の単相インバータ群の出力電流Iam,Ibm,Icmは零相電流検出手段501に入力され、零相電流I0mが検出される。また、零相電流指令値の大きさ|I0m |が極性設定手段502に入力されており、極性(+/−)を与えた零相電流指令値I0m が出力される。
そして、零相電流指令値I0m と零相電流検出値I0mとの偏差をなくすように調節動作する零相電流調節手段503により零相電圧指令値V0m が演算され、この零相電圧指令値V0m が、誘導電動機750Aを可変速駆動するための第m組の各相電圧指令値V に加算されて第m組の単相インバータ群に対する出力電圧指令値VmINV が生成される。
ここで、請求項2に記載するように、各組の一次巻線に流れる零相電流指令値の大きさ|I0m |をゼロ以外の所定値にそれぞれ制御すれば、誘導電動機750Aの制動時に零相電流を増加させて可変速制御に必要な発生トルクに影響を与えることなく電動機損失及びインバータ損失を増加させることができ、制動電力からこれらを差し引いた回生電力を低減させて直流中間回路の抵抗チョッパ40を小容量化し、あるいは不要にすることができる。
また、零相電流指令値の大きさ|I0m |を所定値に制御することにより、トルクの発生に寄与することなく、各組の単相インバータ群の出力電流の実効値を定格電流の実効値以下に制御し、単相インバータ群の電流容量を最大限に利用しながら電動機損失及びインバータ損失を増加させることも可能になる。
しかし、複数の単相インバータ群から出力される零相電流の大きさによっては、誘導電動機750Aの一次電流が増加し、その結果、一次巻線751,752,……,75Mに発生する漏れ磁束が増加して磁束の歪みや電動機750Aの振動、騒音等を発生させる恐れがある。
このため、請求項3に記載するように、第1〜第M組の一次巻線751,752,……,75Mに流れる零相電流指令値の大きさ|I0m |及び極性を、次の数式1を満足するように設定することが望ましい。すなわち、全ての組の零相電流の総和が0となるように零相電流指令値の大きさ|I0m |及び極性を設定するものである。
[数式1]
01 +I02 +…………+I0M =0
例えば、誘導電動機750Aが3多重巻線(m=3)である場合には、上記の数式1を満足するように、
01 =+I
02 =−0.5I
03 =−0.5I
と設定する。
このようにすると、m組の一次巻線に生じる漏れ磁束を相殺させてゼロにすることができ、誘導電動機やインバータの損失を増加させながら磁束の歪みや電動機750Aの振動、騒音等を防止することが可能になる。
次に、図4は本発明の第2実施形態に係るインバータ・モータユニット70の構成図である。この第2実施形態は、2多重巻線を有する誘導電動機の可変速駆動装置に関するものであり、請求項4に係る発明に相当する。
図4において、前記インバータ・モータユニット70内のインバータは、単相インバータ701a,701b,701cを並列に接続してなる第1組の単相インバータ群701と、単相インバータ702a,702b,702cを並列に接続してなる第2組の単相インバータ群702とによって構成されており、これらの単相インバータ群701,702も並列に接続されている。
また、前記インバータ・モータユニット70内の誘導電動機は、単相インバータ群701,702に対応する第1組の一次巻線751,第2組の一次巻線752からなる2多重巻線を備え、かつ、それぞれの各相巻線751a,751b,751c及び752a,752b,752cの両端を個別に端子に引き出したオープン巻線形の誘導電動機750として構成されている。なお、巻線751aの両端は単相インバータ701aの交流側に接続され、巻線751bの両端は単相インバータ701bの交流側に接続され、巻線751cの両端は単相インバータ701cの交流側に接続され、巻線752aの両端は単相インバータ702aの交流側に接続され、巻線752bの両端は単相インバータ702bの交流側に接続され、巻線752cの両端は単相インバータ702cの交流側にそれぞれ接続されている。
ここで、単相インバータ701aの出力電流をIa1,単相インバータ701bの出力電流をIb1,単相インバータ701cの出力電流をIc1,単相インバータ702aの出力電流をIa2,単相インバータ702bの出力電流をIb2,単相インバータ702cの出力電流をIc2とする。
図5は、図4における単相インバータ群701,702に対する制御装置の主要部構成図であり、請求項6に係る発明に相当する。
この制御装置は、第1組の単相インバータ群701に対応する第1組の零相電流制御手段100と、第2組の単相インバータ群702に対応する第2組の零相電流制御手段200とを備えており、前述した図3の零相電流制御手段500を第1組、第2組用に二つ設けた構成である。
図5において、第1組の単相インバータ群701の出力電流Ia1,Ib1,Ic1は第1組の零相電流制御手段100内の零相電流検出手段101に入力され、零相電流I01が検出される。また、零相電流指令値の大きさ|I01 |が極性設定手段102に入力されており、極性(+/−)を与えた零相電流指令値I01 が出力される。
そして、零相電流指令値I01 と零相電流検出値I01との偏差をなくすように調節動作する零相電流調節手段103により零相電圧指令値V01 が演算され、この零相電圧指令値V01 が、誘導電動機750を可変速駆動するための第1組の各相電圧指令値V に加算されて第1組の単相インバータ群701に対する出力電圧指令値V1INV が生成される。
同様にして、第2組の単相インバータ群702の出力電流Ia2,Ib2,Ic2は第2組の零相電流制御手段200内の零相電流検出手段201に入力され、零相電流I02が検出される。また、零相電流指令値の大きさ|I02 |が極性設定手段202に入力されており、極性(+/−)を与えた零相電流指令値I02 が出力される。
そして、零相電流指令値I02 と零相電流検出値I02との偏差をなくすように調節動作する零相電流調節手段203により零相電圧指令値V02 が演算され、この零相電圧指令値V02 が、誘導電動機750を可変速駆動するための第2組の各相電圧指令値V に加算されて第2組の単相インバータ群702に対する出力電圧指令値V2INV が生成される。
上記構成において、第1組,第2組の単相インバータ群701,702に対する零相電流指令値の大きさ|I01 |,|I02 |及びこれらの極性は、それぞれ独立して制御可能となっている。
このため、第1組、第2組の単相インバータ群701,702により第1組、第2組の一次巻線751,752にそれぞれ流す零相電流の大きさ及び極性を自由に制御することができ、例えば誘導電動機750の制動時に零相電流を増加させることにより、可変速制御に必要な発生トルクに影響を与えることなく電動機損失及びインバータ損失を増加させることができる。従って、制動電力からこれらを差し引いた回生電力を低減させて直流中間回路の抵抗チョッパ40を小容量化し、あるいは不要にすることができる。
また、零相電流指令値の大きさを制御することにより、単相インバータ群701,702の出力電流の実効値を定格電流の実効値以下に制御することができ、単相インバータ群701,702の電流容量を最大限に利用しながら電動機損失及びインバータ損失を増加させることが可能である。
しかしながら、前記同様に、単相インバータ群701,702から出力される零相電流を増加させることは、誘導電動機750の一次電流を増加させることを意味しており、その結果、一次巻線751,752に発生する漏れ磁束が増加し、磁束の歪みや電動機の振動、騒音等が発生する恐れがある。
このため、請求項4に記載するように、第1組の零相電流制御手段100において、極性設定手段102により零相電流指令値I01 の極性を+に設定すると共に、第2組の零相電流制御手段200において、極性設定手段202により零相電流指令値I02 の極性を−に設定することが望ましい。
これにより、第1組の一次巻線751に生じる漏れ磁束と第2組の一次巻線752に生じる漏れ磁束とが相殺されるため、全体としての漏れ磁束の量を制御しながら電動機損失及びインバータ損失を増加させることができる。
また、請求項5に記載するように、上述した如く零相電流指令値I01 ,I02 の極性を互いに逆に設定すると共に、第1組の零相電流制御手段100における零相電流指令値の大きさ|I01 |と、第2組の零相電流制御手段100における零相電流指令値の大きさ|I02 |とを等しく設定することも有効である。
これにより、第1組の一次巻線751に生じる漏れ磁束と第2組の一次巻線752に生じる漏れ磁束とが完全に相殺されるため、全体としての漏れ磁束の量をゼロにしながら電動機等の損失を増加させることが可能になる。
次に、図6は、本発明の第3実施形態に係るインバータ・モータユニット70の構成図であり、請求項7,8に係る発明に相当するものである。
この実施形態におけるインバータ・モータユニット70内のインバータは、全てが並列接続されたn(nは偶数)組の単相インバータ群(第1組〜第N(Nはnに等しい)組の単相インバータ群)1A,2B,3A,……,(N−1)A,NBからなっている。これらの単相インバータ群の構成は何れも図2,図4に示したものと同様であり、3台の単相インバータを並列接続して構成されている。なお、単相インバータ群1A,2B,3A,……,(N−1)A,NBのうち、記号の末尾に「A」を付したものを第1群の単相インバータ群、「B」を付したものを第2群の単相インバータ群とする。
一方、インバータ・モータユニット70内の誘導電動機は、単相インバータ群1A,2B,3A,……,(N−1)A,NBにそれぞれ対応する一次巻線761A,762B,763A,……,76(N−1)A,76NBからなる複数組の多重巻線を備え、かつ、各一次巻線を構成する各相巻線の両端を個別に端子に引き出して単相インバータ群1A,2B,3A,……,(N−1)A,NBの出力端子にそれぞれ接続可能としたオープン巻線形の誘導電動機760として構成されている。
図7は、図6における単相インバータ群1A,2B,3A,……,(N−1)A,NBに対する制御装置の主要部構成図であり、請求項10に係る発明に相当する。
この制御装置は、第1群の単相インバータ群1A,3A,……,(N−1)Aに対応する第1群の零相電流制御手段100Aと、第2群の単相インバータ群2B,4B,……,NBに対応する第2群の零相電流制御手段200Bとを備えている。
図7において、第1群の単相インバータ群1A,3A,……,(N−1)Aの出力電流IAa,IAb,IAcは第1群の零相電流制御手段100A内の零相電流検出手段101Aに入力され、零相電流IA0が検出される。また、零相電流指令値の大きさ|IA0 |が極性設定手段102Aに入力されており、極性(+/−)を与えた零相電流指令値IA0 が出力される。
そして、零相電流指令値IA0 と零相電流検出値IA0との偏差をなくすように調節動作する零相電流調節手段103Aにより零相電圧指令値VA0 が演算され、この零相電圧指令値VA0 が、誘導電動機760を可変速駆動するための第1群の各相電圧指令値V に加算されて第1組の単相インバータ群1A,3A,……,(N−1)Aに対する出力電圧指令値VAINV が生成される。
同様にして、第2群の単相インバータ群2B,4B,……,NBの出力電流IBa,IBb,IBcは第2群の零相電流制御手段200B内の零相電流検出手段201Bに入力され、零相電流IB0が検出される。また、零相電流指令値の大きさ|IB0 |が極性設定手段202Bに入力されており、極性(+/−)を与えた零相電流指令値IB0 が出力される。
そして、零相電流指令値IB0 と零相電流検出値IB0との偏差をなくすように調節動作する零相電流調節手段203Bにより零相電圧指令値VB0 が演算され、この零相電圧指令値VB0 が、誘導電動機760を可変速駆動するための第2群の各相電圧指令値V に加算されて第2群の単相インバータ群2B,4B,……,NBに対する出力電圧指令値VBINV が生成される。
従って、第1群の単相インバータ群1A,3A,……,(N−1)A及び第2群の単相インバータ群2B,4B,……,NBにより第1群、第2群の一次巻線761A,762B,763A,……76(N−1)A,76NBにそれぞれ流す零相電流の大きさ及び極性を自由に制御することができ、例えば電動機760の制動時に零相電流を増加させることにより、可変速制御に必要な発生トルクに影響を与えることなく電動機損失及びインバータ損失を増加させることができる。よって第1,第2実施形態と同様に、制動電力から電動機損失等を差し引いた回生電力を低減させて直流中間回路の抵抗チョッパ40を小容量化し、または不要にすることができる。
また、単相インバータ群1A,2B,3A,……,(N−1)A,NBの電流容量を最大限に利用しながら電動機損失及びインバータ損失を増加させることが可能である。
なお、この実施形態においても、零相電流の増加により誘導電動機760の一次電流が増加する結果、一次巻線761A,762B,763A,……76(N−1)A,76NBに発生する漏れ磁束が増加する恐れがある。
そこで、請求項8に記載するように、第1群の零相電流制御手段100Aでは極性設定手段102Aにより零相電流指令値IA0 の極性を+に設定すると共に、第2群の零相電流制御手段200Bにおいて、極性設定手段202Bにより零相電流指令値IB0 の極性を−に設定すれば、第1群の一次巻線761A,763A,……,76(N−1)Aに生じる漏れ磁束と第2群の一次巻線762B,764B,……,76NBに生じる漏れ磁束とが相殺され、全体としての漏れ磁束の量を制御しながら電動機損失及びインバータ損失を増加させることができる。
また、請求項9に記載する如く、零相電流指令値IA0 ,IB0 の極性を互いに逆に設定すると共に、第1群の零相電流制御手段100Aの零相電流指令値の大きさ|IA0 |と、第2群の零相電流制御手段200Bの零相電流指令値の大きさ|IB0 |とを等しく設定すれば、第1群の一次巻線761A,763A,……,76(N−1)Aに生じる漏れ磁束と第2群の一次巻線762B,764B,……,76NBに生じる漏れ磁束とが完全に相殺され、全体としての漏れ磁束の量をゼロにしながら電動機損失等を増加させることができる。
なお、請求項11に記載するように、各実施形態における誘導電動機750A,750,760の駆動運転時には前述した図3,図5,図7における零相電流指令の大きさ|I0m |,|I01 |,|I02 |,|IA0 |,|IB0 |をゼロに設定することにより零相電流をゼロに制御して不要な損失が発生するのを抑制し、誘導電動機750A,750,760の制動運転時にのみ前述した各実施形態の制御を行うことで電動機損失等を増加させ、回生電力を減少させて抵抗チョッパ40の小容量化または不要化を図ってもよい。
ここで、誘導電動機750A,750,760の駆動運転、制動運転は、例えばトルク指令値及び速度検出値から求めた出力の極性によって判別することができる。
本発明の実施形態を示す全体構成図である。 図1におけるインバータ・モータユニットの第1実施形態を示す構成図である。 図2における単相インバータ群の制御装置の主要部構成図である。 図1におけるインバータ・モータユニットの第2実施形態を示す構成図である。 図4における単相インバータ群の制御装置の主要部構成図である。 図1におけるインバータ・モータユニットの第3実施形態を示す構成図である。 図6における単相インバータ群の制御装置の主要部構成図である。 従来技術を示す全体構成図である。
符号の説明
10:三相交流電源
20:整流器
30:平滑コンデンサ
40:抵抗チョッパ
41:スイッチング素子
42:制動抵抗器
70:インバータ・モータユニット(インバータ及びオープン巻線形誘導電動機)
701,702,70M,1A,2B,3A,4B,(N−1)A,NB:単相インバータ群
701a,701b,701c,702a,702b,702c,70Ma,70Mb,70Mc:単相インバータ
750,750A,760:オープン巻線形の誘導電動機
751,752,75M,761A,762B,763A,764B,76(N−1)A,76NB:一次巻線
751a,751b,751c,752a,752b,752c,75Ma,75Mb,75Mc:巻線
100,200,100A,200B,500:零相電流制御手段
101,201,101A,201B,501:零相電流検出手段
102,202,102A,202B,502:零相電流指令値の極性設定手段
103,203,103A,203B,503:零相電流調節手段

Claims (11)

  1. オープン巻線である複数組の一次巻線を備えた誘導電動機をインバータにより駆動する可変速駆動装置であって、複数組の一次巻線がそれぞれ単相インバータ群に接続されてなる誘導電動機の可変速駆動装置において、
    前記単相インバータ群の制御装置が、複数組の一次巻線に流れる零相電流の大きさ及び極性を各組独立して制御することを特徴とする誘導電動機の可変速駆動装置。
  2. 請求項1に記載した誘導電動機の可変速駆動装置において、
    前記制御装置は、
    複数組の一次巻線に流れる零相電流の大きさをゼロ以外の所定値に制御することを特徴とする誘導電動機の可変速駆動装置。
  3. 請求項1または2に記載した誘導電動機の可変速駆動装置において、
    前記制御装置は、
    複数組の一次巻線に流れる零相電流の大きさ及び極性を、全ての組の零相電流の総和がゼロとなるように制御することを特徴とする誘導電動機の可変速駆動装置。
  4. 請求項1に記載した誘導電動機の可変速駆動装置において、
    前記誘導電動機は2組の一次巻線を備え、
    前記制御装置は、
    第1組の一次巻線に正極性の零相電流が流れ、第2組の一次巻線に負極性の零相電流が流れるように制御することを特徴とする誘導電動機の可変速駆動装置。
  5. 請求項4に記載した誘導電動機の可変速駆動装置において、
    前記制御装置は、
    第1組の一次巻線に流れる零相電流の大きさと第2組の一次巻線に流れる零相電流の大きさとが等しくなるように制御することを特徴とする誘導電動機の可変速駆動装置。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載した誘導電動機の可変速駆動装置において、
    前記制御装置は、
    各組の単相インバータ群の出力電流から零相電流を検出する手段と、
    各組の零相電流指令値の大きさに正または負の極性を設定する手段と、
    この手段により極性が設定された各組の零相電流指令値と各組の零相電流検出値との偏差をなくすように各組の零相電圧指令値を生成する調節手段と、
    前記各組の零相電圧指令値と各組の各相電圧指令値とを加算して各組の単相インバータ群の出力電圧指令値を生成する手段と、
    を備えたことを特徴とする誘導電動機の可変速駆動装置。
  7. オープン巻線である偶数組の一次巻線を備えた誘導電動機をインバータにより駆動する可変速駆動装置であって、偶数組の一次巻線がそれぞれ単相インバータ群に接続されてなる誘導電動機の可変速駆動装置において、
    前記単相インバータ群の制御装置が、偶数組の一次巻線に流れる零相電流の大きさ及び極性を各組独立して制御することを特徴とする誘導電動機の可変速駆動装置。
  8. 請求項7に記載した誘導電動機の可変速駆動装置において、
    偶数組の一次巻線を第1群、第2群に分割し、
    前記制御装置は、
    第1群の一次巻線に正極性の零相電流が流れ、第2群の一次巻線に負極性の零相電流が流れるように制御することを特徴とする誘導電動機の可変速駆動装置。
  9. 請求項8に記載した誘導電動機の可変速駆動装置において、
    前記制御装置は、
    第1群の一次巻線に流れる零相電流の大きさと第2群の一次巻線に流れる零相電流の大きさとが等しくなるように制御することを特徴とする誘導電動機の可変速駆動装置。
  10. 請求項7〜9の何れか1項に記載した誘導電動機の可変速駆動装置において、
    前記制御装置は、
    各群の単相インバータ群の出力電流から零相電流を検出する手段と、
    各群の零相電流指令値の大きさに正または負の極性を設定する手段と、
    この手段により極性が設定された各群の零相電流指令値と各群の零相電流検出値との偏差をなくすように各組の零相電圧指令値を生成する調節手段と、
    前記各群の零相電圧指令値と各群の各相電圧指令値とを加算して各群の単相インバータ群の出力電圧指令値を生成する手段と、
    を備えたことを特徴とする誘導電動機の可変速駆動装置。
  11. 前記制御装置は、
    前記誘導電動機が制動運転する場合にのみ請求項1〜5または7〜9の何れか1項に記載した制御を実行し、前記誘導電動機が駆動運転する場合には、前記一次巻線に流れる零相電流をゼロに制御することを特徴とする誘導電動機の可変速駆動装置。
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