JP4815803B2 - ドア駆動制御装置及びドア駆動制御方法 - Google Patents
ドア駆動制御装置及びドア駆動制御方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4815803B2 JP4815803B2 JP2005001726A JP2005001726A JP4815803B2 JP 4815803 B2 JP4815803 B2 JP 4815803B2 JP 2005001726 A JP2005001726 A JP 2005001726A JP 2005001726 A JP2005001726 A JP 2005001726A JP 4815803 B2 JP4815803 B2 JP 4815803B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- motor
- detection
- drive control
- power supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 11
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 161
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 28
- 238000012790 confirmation Methods 0.000 claims description 19
- 238000012806 monitoring device Methods 0.000 description 15
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Description
ドア駆動制御装置10は、運転指令演算部11と、電力変換部12と、閉状態信号検出部13と、通信インタフェース部14とを備えて構成されており、車体20の電源21と、リニアモータ2と、位置検出器5と、施錠検出センサ8と、全閉位置検出センサ6と、車両状態監視装置22とに接続されている。
全閉位置検出センサ6は、ドア1が完全に閉じたことを検出して得た全閉位置検出信号S5を閉状態信号検出部13へ出力する。施錠検出センサ8は、ドア1を機械的に固定するための施錠装置7の施錠(閉)を検出して得た施錠検出信号S6を閉状態信号検出部13へ出力する。
このような各検出値及び検出信号が入力されるドア駆動制御装置10によるドア1の駆動制御の動作を、図6に示すタイミングチャートを参照して説明する。
そのフィードバック制御に応じて電力変換部12が電源21の電力を変換し、この変換した電力による通電でリニアモータ2の駆動制御を行う。そして、その制御に応じたリニアモータ2の駆動によってドア1が、時刻t0以降にドア位置実際値S1で示すように全開から全閉に向かって動作する。
閉状態信号検出部13に対して、時刻t1において全閉位置検出センサ6から全閉位置検出信号S5が出力されると共に、施錠検出センサ8から施錠検出信号S6が出力されたとする。この場合、閉状態信号検出部13は、双方の信号S5,S6が入力された状態なので、ドア閉状態検出信号S7を運転指令演算部11へ出力する。これによって、運転指令演算部11は、出力電流検出値S4が時刻t2において0となるように制御(通電停止制御)する。つまり、出力電流検出値S4は、ドア1の全閉及び施錠に応じて時刻t1とt2間に示すように瞬時に立ち上がって高レベル値となるが、運転指令演算部11の通電停止制御によって0となる。言い換えれば、ドア1の全閉及び施錠状態となると一定時間後にリニアモータ2への通電が停止される。
また、全閉位置検出信号S5及び施錠検出信号S6の何れか一方のみが閉状態信号検出部13へ出力された状態が一定時間以上継続すると、閉状態信号検出部13が故障状態として閉状態検出センサ異常信号を、通信インタフェース部14を介して車両状態監視装置22へ出力する。この場合、運転士が該当ドア1を締切り扱いとし、車両走行のインターロックを解除した後、列車を運行させる。このように、車両のドア1が開くことのない状態であることを、複数の手段により確認することによって安全な車両走行を行っている。
リニアモータを用いた鉄道車両用ドア駆動システム、平成15年電気学会産業応用部門大会予稿集3−66、2003年pp.m297−m298
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、ドアが開状態であるにも関わらず当該ドアの全閉位置検出信号及び施錠検出信号の双方が何らかの原因で出力された場合に、当該ドアを閉状態とすることができ、これによってドアが開状態のまま車両が走行するといった危険を回避することができるドア駆動制御装置及びドア駆動制御方法を提供することを目的としている。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るドア駆動制御装置の構成を示すブロック図である。
図1に示すドア駆動制御装置30が、図5に示した従来のドア駆動制御装置10と異なる点は、電源21と電力変換部12との間に入力電流検出装置(検出手段)31を接続し、閉状態信号検出部13に代え、閉状態信号確認部(確認手段)32を用いた点にある。なお、電力変換部12及び運転指令演算部11にて変換制御手段が構成される。
入力電流検出装置31は、電源21から電力変換部12への入力電流を検出することによって入力電流検出値S8を得る。
このようにした理由を説明する。ドア1を全閉として施錠する場合、施錠をスムーズに行うため、全閉位置でドア1を更に閉方向に押し付けている。この押し付け時には、ドア動作指令値S2に含まれる速度指令値と、ドア動作検出値S3に含まれる速度検出値との速度偏差が増加して推力が増加するため、これに伴い電力変換器12の入力電流も増加する。
このことから、ドア1が押し付け動作中の場合の入力電流検出値S8を検出しておき、この値を閉状態信号確認部32に設定値として設定しておく。この閉状態信号確認部32において、全閉位置検出信号S5及び施錠検出信号S6の双方に加えて入力電流検出値S8が入力され、この入力電流検出値S8が設定値以上となった場合に、ドア1が全閉で施錠状態となったと判断し、ドア閉状態検出信号S7を出力するようにした。
車両状態監視装置22から通信インタフェース部14を介して運転指令演算部11に対して、時刻t0から所定の時定数で立ち上がって「H」レベルとなるドア動作指令値S2が入力されたとする。
この際、出力電流検出値S4に対応する入力電流検出値S8は、時刻t0後の最初の通電時に一旦立ち上がったのち立下り、フィードバック制御時にドア動作指令値S2に応じたレベル値で安定する。
次に、時刻t1において、全閉位置検出センサ6から出力された全閉位置検出信号S5と、施錠検出センサ8から出力された施錠検出信号S6とが閉状態信号確認部32へ入力されたとする。この際は、ドア1が全閉とされて施錠されるので、全閉位置でドア1が更に閉方向に押し付けられている。従って、入力電流検出値S8は、時刻t1〜t2間に示すように急激に立ち上がって増加して行く。
これによって、運転指令演算部11は、時刻t2から一定時間後の時刻t3において、出力電流検出値S4(入力電流検出値S8の波形参照)が0となるように制御(通電停止制御)する。これによって、リニアモータ2への通電が停止される。
図4は、本発明の第2の実施の形態に係るドア駆動制御装置の構成を示すブロック図である。
図4に示すドア駆動制御装置40が、図1に示した第1の実施の形態のドア駆動制御装置30と異なる点は、入力電流検出装置31に代え、出力電流検出値S4の実効値を求める出力電流実効値演算部(検出手段)41を備え、閉状態信号確認部(確認手段)42が、全閉位置検出信号S5及び施錠検出信号S6に加え、出力電流検出値S4の実効値が上述で説明した設定値E1を越えた際に、ドア閉状態検出信号S7を運転指令演算部11へ出力するようにしたことにある。
即ち、閉状態信号確認部42に、全閉位置検出信号S5及び施錠検出信号S6の双方が入力され、この際に、ドア1の施錠動作に応じてドア1が更に閉方向に押し付けられて、出力電流検出値S4の実効値が急激に立ち上がって増加し、設定値E1を超えると、閉状態信号確認部42からドア閉状態検出信号S7が運転指令演算部11へ出力される。これによって、運転指令演算部11が、一定時間後に出力電流検出値S4が0となるように制御してリニアモータ2への通電が停止される。
このように、第2の実施の形態のドア駆動制御装置30においても、上記第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
2 リニアモータ
3 連結部
4 出力電流検出装置
5 位置検出器
6 全閉位置検出センサ
7 施錠装置
8 施錠検出センサ
11 運転指令演算部
12 電力変換部
14 通信インタフェース部
20 車体
21 電源
22 車両状態監視装置
30,40 ドア駆動制御装置
31 入力電流検出装置
32,42 閉状態信号確認部
41 出力電流実効値演算部
S1 ドア位置実際値
S2 ドア動作指令値
S3 ドア動作検出値
S4 出力電流検出値
S5 全閉位置検出信号
S6 施錠検出信号
S7 ドア閉状態検出信号
S8 入力電流検出値
E1 設定値
Claims (4)
- ドア開閉用のモータで駆動されるドアの開閉時のみ電源からの電力を変換して前記モータに供給し、ドアの全閉及び施錠状態の検出時に前記モータヘの電力供給を停止する変換制御手段を有するドア駆動制御装置において、
前記電源から変換制御手段への入力電流値を検出する検出手段と、
前記全閉及び施錠状態の検出時に、前記検出手段で検出される入力電流値が、前記ドアの施錠動作時に前記電源から流れる入力電流値を予め設定した設定値を超えた際に、前記モータヘの電力供給の停止を指示する信号を、前記変換制御手段へ出力する確認手段と
を備えたことを特徴とするドア駆動制御装置。 - ドア開閉用のモータで駆動されるドアの開閉時のみ電源からの電力を変換して前記モータに供給し、ドアの全閉及び施錠状態の検出時に前記モータヘの電力供給を停止する変換制御手段を有するドア駆動制御装置において、
前記変換制御手段から前記モータへの出力電流値を検出する検出手段と、
前記全閉及び施錠状態の検出時に、前記検出手段で検出される出力電流値が、前記ドアの施錠動作時に前記モータへ出力される出力電流値を予め設定した設定値を超えた際に、前記モータヘの電力供給の停止を指示する信号を、前記変換制御手段へ出力する確認手段と
を備えたことを特徴とするドア駆動制御装置。 - ドア開閉用のモータで駆動されるドアの開閉時のみ電源からの電力を変換して前記モータに供給し、ドアの全閉及び施錠状態の検出時に前記モータヘの電力供給を停止するドア駆動制御方法において、
前記電源から変換制御手段への入力電流値を検出する第1のステップと、
前記全閉及び施錠状態の検出時に、前記第1のステップで検出される入力電流値が、前記ドアの施錠動作時に前記電源から流れる入力電流値を予め設定した設定値を超えた際に、前記モータヘの電力供給を停止する第2のステップと
を含むことを特徴とするドア駆動制御方法。 - ドア開閉用のモータで駆動されるドアの開閉時のみ電源からの電力を変換して前記モータに供給し、ドアの全閉及び施錠状態の検出時に前記モータヘの電力供給を停止するドア駆動制御方法において、
変換制御手段から前記モータへの出力電流値を検出する第1のステップと、
前記全閉及び施錠状態の検出時に、前記第1のステップで検出される出力電流値が、前記ドアの施錠動作時に前記モータへ出力される出力電流値を予め設定した設定値を超えた際に、前記モータヘの電力供給を停止する第2のステップと
を含むことを特徴とするドア駆動制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005001726A JP4815803B2 (ja) | 2005-01-06 | 2005-01-06 | ドア駆動制御装置及びドア駆動制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005001726A JP4815803B2 (ja) | 2005-01-06 | 2005-01-06 | ドア駆動制御装置及びドア駆動制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006188892A JP2006188892A (ja) | 2006-07-20 |
JP4815803B2 true JP4815803B2 (ja) | 2011-11-16 |
Family
ID=36796332
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005001726A Expired - Fee Related JP4815803B2 (ja) | 2005-01-06 | 2005-01-06 | ドア駆動制御装置及びドア駆動制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4815803B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5205932B2 (ja) * | 2007-11-15 | 2013-06-05 | 富士電機株式会社 | 車両用ドア安全確認システム |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3273045B2 (ja) * | 1991-04-01 | 2002-04-08 | 富士重工業株式会社 | 自動車用パワウインドウの制御方法 |
JP3169472B2 (ja) * | 1993-03-31 | 2001-05-28 | 株式会社小松製作所 | 作業車両の窓自動開閉制御装置 |
JP3871584B2 (ja) * | 2002-03-11 | 2007-01-24 | ナブテスコ株式会社 | 鉄道車両用ドア装置 |
-
2005
- 2005-01-06 JP JP2005001726A patent/JP4815803B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006188892A (ja) | 2006-07-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA2617238C (en) | Method and device for deactivating defective doors | |
JP5222833B2 (ja) | 電子安全エレベータ | |
US20150251639A1 (en) | Method for Operating a Motor Vehicle Brake System, and a Control Device for a Motor Vehicle Brake System | |
JP4770547B2 (ja) | ドア駆動制御装置 | |
US20070138832A1 (en) | Motor vehicle with an extrinsic force-actuated sliding door and closing state monitoring of a window module | |
KR20110099104A (ko) | 차량에서 폐쇄 요소의 모터 작동식 조절을 위한 구동 장치 | |
JP2009127301A (ja) | 車両用の開閉体の開放防止方法及び開閉体の開放防止装置 | |
JP4815803B2 (ja) | ドア駆動制御装置及びドア駆動制御方法 | |
JP4826721B2 (ja) | マンコンベアの制御装置 | |
JP2018094953A (ja) | 制御装置 | |
JP6247981B2 (ja) | ホームドアユニットの設置方法、ホームドアユニットをプラットホームに設置する際に用いられる端子装置、および、ホームドアシステム | |
JP4930132B2 (ja) | 車両用ドア駆動制御装置 | |
JP4661390B2 (ja) | ドア制御装置 | |
TWI385087B (zh) | Vehicle door control device for vehicles | |
JPH11255121A (ja) | 車両用扉開閉装置 | |
KR101279601B1 (ko) | 전동차 도어 자동 개폐 시스템 및 방법 | |
KR20210058911A (ko) | 엘리베이터의 도어 제어 장치 | |
US11958508B2 (en) | Control system and control device for electric railroad car end door | |
JP5125079B2 (ja) | エレベーターのドア制御装置 | |
JP2007161175A (ja) | 車両用開閉体の駆動装置 | |
JPH07106861B2 (ja) | エレベータのドア制御装置 | |
JP5162996B2 (ja) | 車両用ドア駆動制御装置 | |
JPH04161095A (ja) | エレベータのドア制御装置 | |
JP2009120356A (ja) | エレベータかご内乗車確認装置 | |
JP2007009516A (ja) | ドア駆動制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20071115 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101005 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110111 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110304 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20110422 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110802 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110815 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140909 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4815803 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |