JP4814430B2 - 球面測定装置および球面測定方法 - Google Patents

球面測定装置および球面測定方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光学素子であるレンズの研削、研磨加工の際、光学表面の曲率半径を測定する球面測定装置および球面測定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、レンズの光学表面の曲率半径を測定する球面測定装置には、特開平8−233505号公報所載の技術がある。図9を用いてこの技術を説明する。図9において、球欠リング101と測定子102とは、測定子102を軸心としてハンジング103に一体化されている。ハウジング103の外周面には、横孔104が貫通しており、横孔104には軸受け105が固定されている。ハウジング103の周囲には、十字状のXダイ106が配設され、Xダイ106の外周には、2つの横孔107、108が貫通している。横孔107には、軸109が嵌合し、Xダイ106と軸109とは一体化されている。軸109は軸受け105に嵌合し、ハウジング103とXダイ106とが連結されている。Xダイ106の横孔108には軸受け113が固定され、軸受け113には軸112が嵌合している。Xダイ106の周囲には、Yダイ110が配設され、Yダイ110の外周には、横孔111が貫通している。横孔111には、軸112が固定され、Yダイ110と軸112とは一体化し、Xダイ106とYダイ110とは連結されている。
【0003】
Yダイ110の上方には、固定ダイ116が配設され、固定ダイ116には、シャフト115が垂設されている。一方、Yダイ110の上面には、軸受け114が立設され、軸受け114には、シャフト115が摺動自在に嵌合している。シャフト115の外周には、バネ117が巻回され、バネ117の弾発力により、Yダイ110を下方に付勢している。また、測定子102の上端には、テーパ状の嵌合部102aが形成され、固定ダイ116の中央に穿設されたすり鉢状の嵌合孔116aに嵌合し、測定子102の落下を防止している。
【0004】
上記構成の球面測定装置では、ある一定の圧力で被測定物であるレンズ118が球欠リング101の縁に圧接されると、球欠リング101と一体化した測定子102は、計測と同時に上に持ち上がり、バネ117が縮んで固定ダイ116の嵌合孔116aから測定子102の嵌合部102aが外れて、位置決めが解除され、測定子102はスライド移動および回動し、球欠リング101はレンズ118のレンズ球面118aに倣い、球欠リング101の縁がレンズ球面118aに線接触する。このとき、測定子102の先端部102bは、レンズ球面118aに押されて上方へ変位し、図示しない測定子アンプ部に変位量を表示する。この変位量と球欠リング101の縁径とにより、レンズの曲率半径を算出する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図10は、球欠リング101に測定レンズ118が当て付いたときの球欠リング付近の断面図である。レンズの曲率半径は、球欠リング101の縁径と測定子102の先端部102bの変位量から計算する。すなわち、図10に示すように、球欠リング101の縁点121、122、および測定子102と測定レンズ118との接点123aを通る円の曲率半径から算出する。ここで、測定子変位量に誤差が生じ、接点123aが点123bの位置と認識されたとすると、曲率半径計算に誤差が生じる。球欠リング101の縁径が大きい場合、測定子102の先端部の変位量誤差が、測定レンズ118の曲率半径計算へ与える影響は比較的少ない。しかし、球欠リング101の縁径が小さい場合は、大きな影響を及ぼし、変位量誤差を無視することができない。
【0006】
しかし、上記従来技術では、軸と軸受けとの間のスライド、回転動作、およびレンズ表面上での球欠リングの移動が停止することがあり、球欠リング101がレンズ球面118aに倣わないことがあった。図11は、球欠リング101が測定レンズ118へ当て付いていない状態を示す図である。この場合、測定子102の先端部102bの変位量に誤差が発生する。しかも、球欠リング101の縁径が小さくなると、許される変位量の誤差は小さくなる。そのため、球欠リング101の縁径が小さい場合の球面測定は精度が悪かった。
【0007】
本発明は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので、請求項に係る発明の課題は、球欠リングをレンズ球面に倣わせ、球欠リングの縁径が小さい場合でも、正確に測定レンズの球面半径を測定することができる球面測定装置を提供することである。
【0008】
請求項に係る発明の課題は、正確かつ容易に測定レンズの球面半径を測定することができる球面測定方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、レンズの球面を測定する球面測定装置であって、測定子と、該測定子の軸心と同軸に一体化された球欠リングと、前記軸心にそれぞれ直交する2つの軸と、前記球欠リングを前記2つの軸の各々の軸方向に移動させる球欠リング移動手段と、前記球欠リングを前記2つの軸の各々の軸回りに回動させる球欠リング回動手段と、前記測定レンズをその軸心回りに回動または回転させるレンズ回転手段と、前記球欠リング回動手段による球欠リングの回動と前記レンズ回転手段によるレンズの回転とにより、前記球欠リングを前記球面に倣わせることで前記レンズの球面を計測する球面計測手段と、を設けた。
【0011】
請求項に係る発明は、レンズの球面を測定する球面測定方法において、球欠リングを位置決めする工程と、前記球欠リングに前記レンズを当て付ける工程と、前記球欠リングの位置決めを解除し前記球欠リングに前記レンズを当て付けつつ測定子の軸心にそれぞれ直交する2つの軸の軸方向へ前記球欠リングを移動させつつ前記2つの軸の軸回りに前記球欠リングを回動させる球欠リング移動回動工程と、前記球欠リングに前記レンズを当て付けつつ前記レンズをその軸心回りに回転または回動させるレンズ回転工程と、前記球欠リング移動回動工程による球欠リングの回動と前記レンズ回転工程によるレンズの回転とにより、前記球欠リングを前記球面に倣わせることで前記レンズの球面を計測する球面計測工程と、を備える
【0013】
請求項1に係る発明の球面測定装置では、測定レンズをその軸心回りに回動または回転させるレンズ回転手段と、前記球欠リング回動手段による球欠リングの回動と前記レンズ回転手段によるレンズの回転とにより、前記球欠リングを前記球面に倣わせ、球面計測手段によりレンズの球面を計測する。
【0015】
請求項に係る発明の球面測定方法では、球欠リング移動回動工程による球欠リングの回動と前記レンズ回転工程によるレンズの回転とにより、球欠リングをレンズの球面に倣わせ、球面計測工程においてレンズの球面を計測する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、具体的な実施の形態について説明する。
【0018】
(実施の形態1)
図1〜図5は実施の形態1を示し、図1は球面測定装置の斜視図、図2は球面測定装置の上部の測定子配置部の分解斜視図、図3は球面測定装置の下部のレンズ保持部の分解斜視図、図4は球欠リングに測定レンズを当て付け、チャックを開放した状態の球面測定装置の斜視図、図5はロッドシリンダにより測定レンズを回動した状態の球面測定装置の斜視図である。
【0019】
図1において、球面測定装置は、主に、L字状のベース41と、その中間部に配置された測定子配置部と、下部に配置されたレンズ保持部と、上部に配置されたチャック部と、側面部に配置されたレンズ回動部とから構成されている。
【0020】
まず、測定子配置部から説明する。図2において、球欠リング1は、ハウジング3へ螺着されている。測定子2は、球欠リング1およびハウジング3へ嵌挿され、ネジ14によってハウジング3へ固定されている。測定子2の先端部2aは、図示しないアンプに変位位置が表示される。ハウジング3は、Xダイ6にネジ15によって固定されている。Xダイ6の側面には、軸受け孔4a、4bが穿設され、軸受け孔4a、4bには、軸受け5a、5bが固着されている。軸受け5a、5bには、2つの軸の一方としての軸9a、9bが嵌挿され、軸9a、9bは、さらにコの字状のYダイ10に穿設された孔7a、7bに嵌挿され、ネジ16a、16bにより固定されている。軸9a、9bは、軸受け5a、5bに対し、その軸方向に微小移動可能かつ回動可能になっている。軸受け5a、5bと軸9a、9bとにより球欠リング移動手段および球欠リング回動手段の一方を構成している。
【0021】
また、Yダイ10には、コの字状の中間位置に孔8が穿設され、孔8には2つの軸の他方としての軸12が嵌挿され、ネジ17により固定されている。軸12は、軸受け13に嵌挿され、軸受け13は、ベース41(図1参照)に固着されている。軸12は、軸受け13に対し、その軸方向に微小移動可能かつ回動可能になっている。軸12と軸受け13とにより、球欠リング移動手段および球欠リング回動手段の他方を構成している。このように、測定子配置部は、軸12および軸受け13によりベース41に連結されている。
【0022】
つぎに、レンズ保持部について説明する。図1において、ベース41のL字状の水平部41aには、昇降シリンダ42が配設されている。昇降シリンダ42の昇降ロッド49は、上下方向に進退自在で、先端にはジョイント43が固着されている。一方、ベース41の垂直部41bには、ガイドレール50が固着され、ガイドレール50には、ガイド45が上下動自在に嵌装されている。ガイド45にはLベース26が取着され、L字状の水平部下面には、ジョイント43が連結されている。これにより、Lベース26は、昇降シリンダ42により上下に駆動される。
【0023】
図3において、Lベース26の垂直部下部側面には、軸バネ受け27が螺着されている。Lベース26の水平部中央には、軸受け穴32が穿設され、軸受け穴32には、軸受け25が嵌着されている。軸受け25には、レンズ受け22が回動自在に嵌装され、レンズ受け22には、レンズ受け穴31が穿設されており、測定レンズ21が装着されるようになっている。レンズ受け22の上部外周面には、ハネ23がネジ24によって螺着されている。また、レンズ受け22の下部外周面には、バネ用ハネ28がネジ29により螺着されている。軸バネ受け27とバネ用ハネ28との間には、バネ30が張架されている。
【0024】
つぎに、チャック部およびレンズ回動部について説明する。図1において、チャック部では、ベース41の上部に、チャック46が配設され、測定子2を初期位置に固定、開放するチャック爪48が開閉自在に装備されている。また、レンズ回動部では、ベース41の側面部に、ロッドシリンダ44が取着され、ロッド51が水平方向に進退自在に装備されている。ロッド51は、レンズ保持部のレンズ受け22に取着されたハネ23の先端を押して、レンズ受け22に装着された測定レンズ21を回動させる。レンズ受け22、ハネ23、バネ用ハネ28、バネ30、軸バネ受け27およびロッドシリンダ44によりレンズ回転手段を構成している。
【0025】
つぎに、上記構成の球面測定装置の作用について説明する。図1に示すように、まず、球欠リングを位置決めする工程として、チャック46を作動させ、チャック爪48を閉じて、測定子2を把持し、球欠リング1の位置を初期位置に固定する。レンズ受け22に測定レンズ21を装着する。図4に示すように、球欠リングに測定レンズを当て付ける工程として、昇降シリンダ42を作動させて、レンズ受け22を上昇させ、測定レンズ21を球欠リング1及び測定子2の先端部2a(図2参照)に所定の圧力で圧接させる。つぎに、球欠リング移動回動工程として、チャック46のチャック爪48を開放し、球欠リング1、測定子2およびハウジング3を初期位置から開放する。すると、球欠リング1には、測定レンズ21に対して、安定した位置に動こうとする力、すなわち、測定レンズ21のレンズ球面21a(図1参照)に倣おうとする外力が働き、Xダイ6は軸受け5a、5b(図2参照)と軸9a、9b(図2参照)との間の摺動により微小移動し、Yダイ10は軸受け13(図2参照)と軸12(図2参照)との間の摺動により微小移動する。また、球欠リング1は、軸9a、9b、軸12を軸として微小回動する。
【0026】
球欠リング1の倣い動作が停止したところで、図5に示すように、測定レンズ回転工程として、ロッドシリンダ44を作動させて、ロッド51を前進させ、ハネ23の先端を押して、レンズ受け22および測定レンズ21を回転させる。このとき、バネ30は、レンズ受け22に取着されたバネ用ハネ28の回転により伸ばされる。ロッドシリンダ44を後退方向に作動させると、ロッド51は後退し、バネ30の引張り力により、レンズ受け22および測定レンズ21は逆回転し、初期の位置で停止する。この動作を1回以上行うことにより、球欠リング1の縁が測定レンズ21のレンズ球面21a(図3参照)に倣い、双方が密着し安定した状態になる。ここで、球面計測工程として、測定子2の先端部2a(図2参照)の変位量が、図示しないアンプに表示され、測定レンズ21の曲率半径を算出することができる。測定終了後、昇降シリンダ42を下方に作動させて、レンズ受け22を下降させ、チャック46のチャック爪48を閉塞状態にして、球欠リング1を初期位置に固定し、測定レンズ21を取り出す。
【0027】
なお、球欠リング1が測定レンズ21に倣う前に、なにらかの原因で倣い動作が停止したとしても、昇降シリンダ42による圧接後のロッドシリンダ44およびバネ30の働きにより、測定レン21が回転し、球欠リング1は移動しようとする。球欠リング1が移動しようとすると、各軸と各軸受けとの間に力が作用する。測定レンズ21がさらに回転すると、球欠リング1と測定レンズ21とは滑り動作を始める。すなわち、倣い動作を再び始める。球欠リング1が倣いきらなかった測定レンズ21も、もう一度、球欠リング1が倣い動作を行い、安定した位置で停止する。これにより、確実に、球欠リング1が測定レンズ21のレンズ球面21aに倣い、互いに密着し、正確な曲率半径を算出することができる。
【0028】
本実施の形態によれば、測定レンズ21を球欠リング1に当て付けて球欠リング21を水平方向に微動および上下方向に微回動させた後、さらにレンズ回転手段により測定レンズ21をその軸心回りに回転および逆回転させ、測定レンズ21のレンズ球面21aと球欠リング1とを密着させるので、球欠リング21の縁径が小さい場合でも、正確に測定レンズの球面半径を測定することができる。
【0029】
本実施の形態では、測定レンズ21のレンズ回転手段を、レンズ受け22、ハネ23、バネ用ハネ28、バネ30、軸バネ受け27およびロッドシリンダ44で構成したが、これに限るものではなく、モータ、回転シリンダ等で回動または回転させてもよい。
【0030】
(実施の形態2)
図6〜図8は実施の形態2を示し、図6は球面測定装置の斜視図、図7は球面測定装置の下部のレンズ保持部の分解斜視図、図8は変形例の球面測定装置の斜視図である。本実施の形態は、実施の形態1とは、レンズ回転手段に替えてレンズ振動手段を、測定レンズ回転工程に替えて測定レンズ振動工程を用いている点が異なり、その他の部分は同様のため、異なる部分のみ説明し、同一の部材には同一の符号を付し説明を省略する。
【0031】
図6において、Lベース66は、ガイド45に固着されている。Lベース66のL字状の水平部上面には、図7に示すように、2つのバカ孔66aが穿設され、ネジ71、72によりレンズ受け62が固定されている。また、ベース41の垂直部41bの中央には、レンズ振動手段としての、ロッドシリンダ44が配設され、ロッド51の先端がレンズ受け62の外周面を叩くように構成されている。その他の構成は実施の形態1と同様である。
【0032】
上記構成の球面測定装置の作用について、実施の形態1と異なる部分のみ説明する。図6に示すように、球欠リング1と測定レンズ21とを圧接させ、チャック46のチャック爪48を開放し、球欠リング1の倣い動作が止まった後、測定レンズ振動工程として、ロッドシリンダ44でレンズ受け62の外周面を叩き、振動を与える。これにより、実施の形態1と同様に、昇降シリンダ42による球欠リング1と測定レンズ21との圧接時点で、球欠リング1が測定レンズ21のレンズ球面21a(図3参照)に密着していなくても、振動を与えることにより、球欠リング1の水平方向の微動と上下方向の微回動が発生し、球欠リング1は測定レンズ21のレンズ球面21aに密着する。
【0033】
本実施の形態によれば、実施の形態1と同様の効果に加え、球面測定装置の部品点数を削減し、安価に製作することができる。
【0034】
本実施の形態では、レンズ受け62に与える振動を、その外周面から与えるようにしたが、図8に示すように、ロッドシリンダ44をベース41の水平部41aに縦に配置し、ロッド51によりLベース66の下面を叩いて、測定レンズ21の軸心方向に振動させてもよい。また、レンズ受け62や測定レンズ21に与える振動を、超音波で振動するように構成してもよい。
【0035】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、測定レンズをその軸心回りに回動または回転させるレンズ回転手段と、前記球欠リング回動手段による球欠リングの回動と前記レンズ回転手段によるレンズの回転とにより、前記球欠リングを前記球面に倣わせ、球面計測手段によりレンズの球面を計測するので、球欠リングをレンズ球面に倣わせ、球欠リングの縁径が小さい場合でも、正確に測定レンズの球面半径を測定することができる。
【0037】
請求項に係る発明によれば、球欠リング移動回動工程による球欠リングの回動と前記レンズ回転工程によるレンズの回転とにより、球欠リングをレンズの球面に倣わせ、球面計測工程においてレンズの球面を計測するようにしているので、正確かつ容易に測定レンズの球面半径を測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の球面測定装置の斜視図である。
【図2】実施の形態1の球面測定装置の上部の測定子配置部の分解斜視図である。
【図3】実施の形態1の球面測定装置の下部のレンズ保持部の分解斜視図である。
【図4】実施の形態1の球欠リングに測定レンズを当て付け、チャックを開放した状態の球面測定装置の斜視図である。
【図5】実施の形態1のロッドシリンダにより測定レンズを回動した状態の球面測定装置の斜視図である。
【図6】実施の形態2の球面測定装置の斜視図である。
【図7】実施の形態2の球面測定装置の下部のレンズ保持部の分解斜視図である。
【図8】実施の形態2の変形例の球面測定装置の斜視図である。
【図9】従来技術の球面測定装置の概略構成図である。
【図10】従来技術の球面測定装置の問題点の説明図である。
【図11】従来技術の球面測定装置の問題点の説明図である。
【符号の説明】
1 球欠リング
2 測定子
21 測定レンズ
22 レンズ受け
23 ハネ
27 軸バネ受け
28 バネ用ハネ
30 バネ
44 ロッドシリンダ

Claims (2)

  1. レンズの球面を測定する球面測定装置であって、
    測定子と、
    該測定子の軸心と同軸に一体化された球欠リングと、
    前記軸心にそれぞれ直交する2つの軸と、
    前記球欠リングを前記2つの軸の各々の軸方向に移動させる球欠リング移動手段と、前記球欠 ングを前記2つの軸の各々の軸回りに回動させる球欠リング回動手段と
    前記測定レンズをその軸心回りに回動または回転させるレンズ回転手段と、
    前記球欠リング回動手段による球欠リングの回動と前記レンズ回転手段によるレンズの回転とにより、前記球欠リングを前記球面に倣わせることで前記レンズの球面を計測する球面計測手段と、
    を備えることを特徴とする球面測定装置。
  2. レンズの球面を測定する球面測定方法において、
    球欠リングを位置決めする工程と、
    前記球欠リングに前記レンズを当て付ける工程と、
    前記球欠リングの位置決めを解除し前記球欠リングに前記レンズを当て付けつつ測定子の軸心にそれぞれ直交する2つの軸の軸方向へ前記球欠リングを移動させつつ前記2つの軸の軸回りに前記球欠リングを回動させる球欠リング移動回動工程と
    記球欠リングに前記レンズを当て付けつつ前記レンズをその軸心回りに回転または回動させるレンズ回転工程と、
    前記球欠リング移動回動工程による球欠リングの回動と前記レンズ回転工程によるレンズの回転とにより、前記球欠リングを前記球面に倣わせることで前記レンズの球面を計測する球面計測工程と、
    を備えることを特徴とする球面測定方法。
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