JP4813824B2 - ステッピングモータの制御方法および制御装置 - Google Patents
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Description
前記モータの速度が第1の所定速度(F1)を超えたときから所定時間が経過した時点で前記モータの駆動状態が駆動方式切り換えの遷移領域にあった場合には、駆動方式を前記フルステップ駆動に切り換えるステップと、前記モータの速度が前記第2の所定速度(F2)を下回ったときから所定時間が経過した時点で前記モータの駆動状態が駆動方式切り換えの遷移領域にあった場合には、駆動方式を前記マイクロステップ駆動に切り換えるステップと、を含むことによって上記目的を達成している。
また、上記所定の第1の時間の経過および上記所定の第2の時間の経過に伴って変化する第1の制御因子と、上記モータの速度変化に伴って変化する第2の制御因子を設定し、この第1および第2の制御因子に基づいて各駆動方式相互間における切り換え移行を徐々に実行するためのモータの励磁パターンを形成しているので、急激なPWMデューティの変化をなくした状態での上記切り換え移行が可能であり、この結果、モータの滑らかな回転が保障されるとともに、モータが停止するまでの時間を短縮することができる。
図1は、本発明に係るステッピングモータの制御方法が適用される制御装置を例示している。
この駆動装置は、パルス入力回路1、演算回路2、切換制御値生成回路3、PWMデューティ演算回路4、PWMパターン発生回路5、PWMパターン合成回路6、および複数の出力素子(スイッチング素子)などを含む駆動回路7を備え、駆動回路7から出力される励磁電流によってステッピングモータ8を駆動する。
演算回路2は、上記パルス信号(PULSE)および回転方向信号(DIR)に基づいて、フルステップ駆動における1ステップ内でのマイクロステップ停止位置データ(D)と、フルステップ駆動での励磁シーケンス位置データ(S)とをそれぞれ演算して出力する。
切換制御値生成回路4は、モータ速度を示すデータである励磁シーケンス位置データ(S)に基づいて、該モータ速度に応じた以下のような切換制御値(M)を演算して出力する。
M=M’+M’’(M’+M’’≧0)
M=0 (M’+M’’<0)
ここで、(M’)および(M’’)は、それぞれ後述する時間切換方式および速度切換方式に従った制御因子である。
上記のように、制御因子(M’)は時間経過に伴って変化する因子であり、制御因子(M’’)はモータ速度によって規定される因子である。
また、制御因子(M’)が0のときにモータ速度がF2以下から上昇する場合には、モータ速度がF1になってからの時間因子によって切換制御値(M)が0→255と変化する。さらに、制御因子(M’)が255のときにモータ速度がF1以上から下降する場合には、該モータ速度がF2まで降下したときからの時間因子とF2〜F3間の速度因子とに基づいて、切換制御値(M)が255→0と変化する。
36×n=θf≦θm<36×(n+1),nは整数
前記駆動回路7は、上記各相A〜Eの励磁シーケンスに従った電力をステッッピングモータ8に供給して、該モータ8を駆動する。したがって、この実施形態においては、上記切換制御値(M)に基づいて、図2(d)に示す態様でマイクロステップ駆動からフルステップ駆動への切り換えが実行されるとともに、図2(e)に示す態様でフルステップ駆動からマイクロステップ駆動への切り換えが実行される。
そして、各駆動方式相互の切り換え移行期間においては、つまり、図2(d)、(e)における切換遷移領域においては、前記制御因子(M’)と制御因子(M’’)とに基づいて設定される切換制御値(M)によるPWMデューティの調整により、上記切り換え移行期間におけるPWMデューティの急激な変化が抑制される。
また、切換制御値(M)を用いた駆動方式切り換え移行期間におけるPWMデューティの調整手法によれば、モータの滑らかな回転が保障されるとともに、モータが停止するまでの時間を短縮することができる。
2 演算回路
3 切換制御値生成回路
4 PWMデューティ演算回路
5 PWMパターン発生回路
6 PWMパターン合成回路
7 駆動回路7
8 ステッピングモータ
Claims (5)
- F3<F2<F1の関係を有するモータの速度が第3の所定速度(F3)を超えたことに基づいて、駆動方式をマイクロステップ駆動からフルステップ駆動に前記モータの速度に応じて徐々に切り換え、前記モータの速度が第2の所定速度(F2)を下回ったことに基づいて、駆動方式をフルステップ駆動からマイクロステップ駆動に前記モータの速度に応じて徐々に切り換えるステッピングモータの制御方法であって、
前記モータの速度が第1の所定速度(F1)を超えたときから所定時間が経過した時点で前記モータの駆動状態が駆動方式切り換えの遷移領域にあった場合には、駆動方式を前記フルステップ駆動に切り換えるステップと、
前記モータの速度が前記第2の所定速度(F2)を下回ったときから所定時間が経過した時点で前記モータの駆動状態が駆動方式切り換えの遷移領域にあった場合には、駆動方式を前記マイクロステップ駆動に切り換えるステップと、
を含むことを特徴とするステッピングモータの制御方法。 - 前記マイクロステップ駆動から前記フルステップ駆動に切り換えるステップおよび前記フルステップ駆動から前記マイクロステップ駆動に切り換えるステップは、
時間経過に伴って変化する第1の制御因子(M’)を設定するステップと、
前記モータの速度変化に伴って変化する第2の制御因子(M’’)を設定するステップと、
前記第1の制御因子(M’)および前記第2の制御因子(M’’)に基づいて、前記各駆動方式相互間における切り換え移行を徐々に実行するための前記モータの励磁パターンを形成するステップと、
を含むことを特徴とする請求項1に記載のステッピングモータの制御方法。 - 前記モータの励磁パターンを形成するステップは、
前記マイクロステップ駆動から前記フルステップ駆動への移行時に、前記第1の制御因子(M’)のみに基づいて前記励磁パターンを形成するステップと、
前記フルステップ駆動から前記マイクロステップ駆動への移行時に、前記第1の制御因子(M’)と前記第2の制御因子(M’’)の双方に基づいて前記励磁パターンを形成するステップと、
を含むことを特徴とする請求項2に記載のステッピングモータの制御方法。 - 前記第1の制御因子(M’)は、時間経過に伴って所定の数値範囲内で増大変化または減少変化するように設定され、
前記第2の制御因子(M’’)は、前記モータの速度が前記第2の所定速度(F2)から前記第3の速度(F3)まで低下するに伴って所定の数値範囲内で減少変化するように設定されていることを特徴とする請求項3に記載のステッピングモータの制御方法。 - F3<F2<F1の関係を有するモータの速度が第3の所定速度(F3)を超えたことに基づいて、駆動方式をマイクロステップ駆動からフルステップ駆動に前記モータの速度に応じて徐々に切り換え、前記モータの速度が第2の所定速度(F2)を下回ったことに基づいて、駆動方式をフルステップ駆動からマイクロステップ駆動に前記モータの速度に応じて徐々に切り換える駆動方式切り換え手段を備えるステッピングモータの制御装置であって、
前記駆動方式切り換え手段が、前記モータの速度が前記第1の所定速度(F1)を超えたときから前記所定時間が経過した時点で前記モータの駆動状態が駆動方式切り換えの遷移領域にあった場合には、駆動方式を前記フルステップ駆動に切り換え、前記モータの速度が前記第2の所定速度(F2)を下回ったときから所定時間が経過した時点で、前記モータの駆動状態が駆動方式切り換えの遷移領域にあった場合には、駆動方式を前記マイクロステップ駆動に切り換えるように構成されていることを特徴とするステッピングモータの制御装置。
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