JP4813436B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、空気入りタイヤのタイヤ踏面に形成された溝構造に関する。
タイヤ踏面に、タイヤ踏面の周方向に沿って一回りするように連続して形成された周溝と、周溝より延長して形成された横溝とを備え、横溝は、一端が周溝と繋がり、他端が行き止りとなるように形成された空気入りタイヤが知られている(例えば、特許文献1等参照)。上記横溝は、周溝よりタイヤの側縁に向かって一方向に延長する一方向溝と、一方向溝の先端よりタイヤ踏面の周方向の一方方向及び他方方向の両方に延長する両翼状溝とを備えた構成である。
特開2006−69305号公報
上記従来技術のように、横溝が両翼状溝を備えた構成の場合、吸音する溝の長さが、両翼状溝のうち長い一方の先端までの距離となり、短い一方は、これに従属し、容積を稼ぐ役割となる為、トータルの溝長さが充分に稼げないという課題があった。
本発明は、従来の問題点に鑑みてなされたもので、横溝による吸音効果を向上できる空気入りタイヤを提供する。
本発明の空気入りタイヤは、タイヤ踏面に、タイヤ踏面の周方向に連続して形成された周溝と、周溝より延長して形成された横溝とを備え、横溝は、一端が周溝と繋がり、他端が行き止りとなるように形成された空気入りタイヤにおいて、横溝が、周溝よりタイヤの側縁に向かって一方向に延長する一方向溝と、周溝よりタイヤの側縁に向かって他方向に延長する他方向溝とを備え、一方向溝の周溝に近い根元部と他方向溝の周溝に近い根元部とが共通の溝により形成され、一方向溝の先端部と他方向溝の先端部とが共通の溝の先端より互いに分岐された溝により形成されたので、一方向溝のトータル長さによって得られる吸音効果を、他方向溝の溝容積によって助長することが出来るために、横溝による吸音効果を向上でき、また、一方向溝の先端より周溝に向かって延長する折返溝を備えたので、折返溝によって、一方向溝の長さを、限られたスペースに於いて長く確保できるので、横溝による吸音効果を向上でき、しかも、横溝の延長長さが1.0cm以上20cm以下に形成されたので、溝長さによって吸音する周波数の異なる横溝に於いて、巾広い周波数域を吸音することが出来るという効果が得られる。
一方向溝が周溝よりタイヤの一側縁及び周方向の一方方向に向かって一方向に延長するように形成され、折返溝が一方向溝の先端からタイヤの他側縁及び周方向の他方方向に向かって一方向に延長するように形成されたので、周方向に沿って複数の横溝を設ける場合に、周方向に互いに隣り合う横溝の端部同士をタイヤの赤道面と直交する面上に位置させることができるので、タイヤ踏面の周方向に多くの横溝を設けることが可能となり、多くの横溝によって吸音効果を向上させることが可能となる。
折返溝と一方向溝とのなす角度を20°以上45°以下としたことによって、タイヤ踏面の周方向により多くの横溝を設けることが可能となる。
一方向溝の延長長さと他方向溝の延長長さとが異なる長さに形成されたので、延長長さの長い溝が特定周波数の音を吸音でき、延長長さの短い溝が延長長さの長い溝による吸音効果を向上させる。
一方向溝と他方向溝とがいずれもタイヤ踏面の周方向の一方方向に向けて延長するように形成され、延長長さの長い方の溝の周溝に対する鋭角度が、延長長さの短い方の溝の周溝に対する鋭角度よりも小さい鋭角度に形成されたので、周方向に延長する傾向が強くなった延長長さの長い方の溝によって吸音効果が向上するとともに、他側縁に向かって延長する傾向が強くなった延長長さの短い方の溝によってタイヤのエッジ効果が向上する。
他方向溝と折返溝とが平行に形成されたので、タイヤが一方方向又は他方方向のいずれに回転した場合でも、等しいエッジ効果が得られる。
複数の横溝がタイヤ踏面の周方向に沿って並ぶように設けられ、タイヤの赤道面と直交するとともに周方向に隣り合う一方の横溝の周方向に沿った方向の一端と接する一方面と、タイヤの赤道面と直交するとともに周方向に隣り合う他方の横溝の周方向に沿った方向の他端となる一方向溝の先端と接する他方面との間の横溝混在領域に、タイヤの周方向に互いに隣合う横溝の端部同士が位置されたので、タイヤ踏面の周方向に多くの横溝を設けることができ、多くの横溝によって吸音効果を向上できる。
横溝を形成する溝壁の少なくとも一部は、タイヤ踏面とのなす角度が鈍角である傾斜面により形成されたので、横溝への石噛みを少なくでき、横溝が石を噛んだ場合でも、傾斜面が横溝内からの石の排出を容易にしたので、石噛み防止効果が向上し、かつ、石を噛みにくいことによりノイズ抑制効果が得られる。
横溝がタイヤの赤道面上の位置よりもタイヤの側縁側にずれた位置に形成され、横溝の形成された側が車両の側部側に位置するように取り付けられたので、操縦安定性と静音性とに優れたタイヤが得られる。
最良の形態1
図1及び図は最良の形態1を示し、図1は空気入りタイヤのタイヤ踏面の溝構成(トレッドパターン)を示し、図は横溝の折返溝と他方向溝との関係を示す。
図1に示すように、空気入りタイヤ1(以下、タイヤ1と略す)のタイヤ踏面(トレッド部)2は、複数の周溝3;4;5;6と、複数の横溝7;7・・・とを備える。個々の周溝3;4;5;6は、それぞれタイヤ踏面2の周方向に沿って一回りするように連続して形成される。複数の横溝7は、タイヤ1の赤道面Aに最も近い位置に形成された1つの周溝5より延長して形成される。周溝5は、タイヤ1の赤道面Aよりもタイヤ1の一方の側縁である一側縁10x側にずれた位置に形成される。横溝7は、一端8が周溝5の一側縁10xに近い側の溝壁10aと繋がり、他端9が行き止りとなるように形成される。タイヤ1の赤道面Aとは、タイヤ1の一側縁10xとタイヤ1の他方の側縁である他側縁10yとの間の中央とタイヤ1の中心軸とを横切る面である。尚、図1中、CLはタイヤ踏面幅であり、TXはショルダー部である。
横溝7は、周溝5の一側縁10xに近い側の溝壁10aよりタイヤ1の一側縁10xの方向及びタイヤ1の周方向の一方方向aに向かって一方向に延長する一方向溝11と、一方向溝11の先端12より周溝5の方向及びタイヤ1の周方向の他方方向bに向かって延長する折返溝13と、周溝5よりタイヤ1の一側縁10x及びタイヤ1の周方向の一方方向aに向かって一方向溝11の一方向とは異なる他方向に延長する他方向溝14とを備える。一方向溝11の周溝5に近い根元部11aと他方向溝14の周溝5に近い根元部14aとが共通の溝15により形成され、一方向溝11の先端部11bと他方向溝14の先端部14bとが共通の溝15の先端より互いに分岐された溝19により形成される。他方向溝14の先端と周溝6の他溝壁61とがサイプと呼ばれる0.1〜0.5mm程度の溝幅の線状溝62で繋がれる。
横溝7は、タイヤ踏面2の周方向に沿って複数並ぶように設けられ、周方向に互いに隣り合う横溝7;7の端部同士が、タイヤ1の赤道面Aと直交する面B上に位置される。言い換えれば、タイヤ1の赤道面Aと直交するとともに周方向に隣り合う一方の横溝7の周方向に沿った方向の一端8と接する一方面Cと、タイヤ1の赤道面Aと直交するとともに周方向に隣り合う他方の横溝7の周方向に沿った方向の他端となる一方向溝11の先端12と接する他方面Dとの間の横溝混在領域Eに、タイヤ1の周方向に互いに隣合う横溝7;7の端部同士が位置される。つまり、複数の横溝7が、タイヤ踏面2の周方向に沿って周方向の間隔を隔てて並ぶように設けられるのではなく、一方面Cと他方面Dとの間の横溝混在領域Eに2つの横溝7;7の端部が重複して位置された構造である。横溝混在領域Eに位置される横溝7の端部の長さは、横溝7の周方向の長さの10%以上50%以下とした。以上のように構成したため、複数の横溝7がタイヤ踏面2の周方向に沿って周方向の間隔を隔てて並ぶように設けられた構成に比べて、タイヤ踏面2の周方向に多くの横溝7を設けることができる。つまり、タイヤ踏面2の周方向に沿って設ける横溝7の数を多くできるので、横溝7による吸音効果を向上できる。また、横溝混在領域Eでの剛性の高低が少なくなる。つまり、横溝混在領域E内での剛性の違いが少なくなるので、振動抑制効果が得られる。
一方向溝11の延長長さが他方向溝14の延長長さよりも長く形成される。即ち、一方向溝11の延長長さと他方向溝14の延長長さとが異なる長さに形成される。一方向溝11の延長長さが2cm以上19cm以下、折返溝13の延長長さが1cm以上10cm以下、他方向溝14の延長長さが1cm以上10cm以下に形成される。例えば、一方向溝11の延長長さを10cm、折返溝13の延長長さを3cm、他方向溝14の延長長さを3cmとすることで、一方向溝11が吸音効果を担い、折返溝13と他方向溝14とが、一方向溝11に対してそれぞれ溝長さと溝容積を助長する役割を担う。又、折返溝13と他方向溝14とが、エッジ効果も有するため、吸音効果とエッジ効果をバランスよく発揮するという効果が得られる。一方向溝11の延長長さを10cm、折返溝13の延長長さを5cmとすることで、吸音効果を担う溝長さを長く確保する事が出来るためより低い周波数の音を吸音出来るという効果が得られる。一方向溝11の延長長さを10cm、他方向溝14の延長長さを5cmとすることで、吸音効果を担う溝の容積を上げる事が出来るため一方向溝11の吸音効果を向上する事が出来るという効果が得られる。
に示すように、溝壁10aと一方向溝11とのなす角度のうちの鋭角度α1と、溝壁10aと他方向溝14とのなす角度のうちの鋭角度α2との関係は、鋭角度α1<鋭角度α2である。即ち、延長長さの長い方の一方向溝11の溝壁10aに対する鋭角度α1が、延長長さの短い方の他方向溝14の溝壁10aに対する鋭角度α2よりも小さい鋭角度に形成される。また、一方向溝11と折返溝13とのなす角度α3は20°以上45°以下に形成される。特に、角度α3は、25°程度に形成されることが最適である。
他方向溝14の延長方向と折返溝13の延長方向とがほぼ同じに形成される。即ち、他方向溝14と折返溝13とがほぼ平行に形成される。つまり、他方向溝14と折返溝13とが平行に形成されるか、あるいは、平行に近い状態に形成される。
以上のように構成されたタイヤ1は、横溝7の形成されたタイヤの一側縁10x側を図外の車両の側部側に位置させ、タイヤの他側縁10y側を車両の中央側に位置させた状態で車両に取り付けられる。
尚、周溝3;4は、タイヤ踏面2において赤道面Aよりも他側縁10yに近い側に形成される。周溝5;6は、タイヤ踏面2において赤道面Aよりも一側縁10xに近い側に形成される。また、タイヤ踏面2は、周溝5の他側縁10yに近い側の他溝壁10bより他側縁10y及び周方向の他方方向bに向かって一方向に延長して周溝4の一溝壁21と繋がる一方向溝22と、周溝4の他溝壁23より他側縁10y及び周方向の他方方向bに向かって一方向に延長する一方向溝24と、周溝3の他溝壁25より他側縁10yに向かって一方向に延長するサイプと呼ばれる線状溝26と、線状溝26の先端から他側縁10yに向かって一方向に延長する一方向溝27と、周溝3の一溝壁30から一側縁10x及び周方向の一方方向aに向かって一方向に延長する一方向溝31と、周溝6の一溝壁63から一側縁10xに向かって一方向に延長する一方向溝64とを備える。一側縁10x側のショルダー部TXは、周方向に複数設けられた1つ跳び毎の一方向溝64の先端から周方向の一方方向aに向かって延長する溝65を備える。他側縁10y側のショルダー部TXは、一方向溝27の先端よりショルダー部TXにおいて周方向の一方方向a及び他方方向bの両方に延長する分岐溝28;29を備える。他方向溝14と一方向溝22と一方向溝24と線状溝26と一方向溝27とが、円弧の弧線上に位置されるように形成される。
最良の形態のタイヤ1によれば、タイヤ踏面2に、一方向溝11と折返溝13と他方向溝14とからなる横溝7を備えたので、トラクション(制動性能)及び排水性能を向上できるとともに、周溝5が管状空間を形成することで発生する気柱共鳴音の特定周波数を横溝7により分散でき、吸音効果が向上する。
周溝5に開口する開口部18を備えた根元部を形成する共通の溝15を備え、共通の溝15の先端から分岐して延長する一方向溝11及び他方向溝14とを備えた。つまり、開口部18に近い位置で分岐した一方向溝11と他方向溝14とを備えたので、延長長さの長い一方向溝11が特定周波数の音を吸音でき、そして、延長長さの短い他方向溝14の溝の容積によって、他方向溝14が一方向溝11の吸音効果を向上させる。
一方向溝11が周溝5よりタイヤ1の一側縁10x及び周方向の一方方向aに向かって一方向に延長するように形成され、折返溝13が一方向溝11の先端12からタイヤ1の他側縁10y及び周方向の他方方向に向かって一方向に延長するように形成されたので、周方向に沿って複数の横溝7を設ける場合に、周方向に互いに隣り合う横溝7の端部同士をタイヤ1の赤道面Aと直交する面B上に位置させることができるので、タイヤ踏面2の周方向に多くの横溝7を設けることが可能となり、多くの横溝7によって吸音効果を向上させることが可能となる。
一方向溝11と折返溝13とのなす角度α3は20°以上45°以下、特に、25°程度に形成されたことにより、タイヤ踏面2の周方向により多くの横溝7を設けることができるようになり、吸音効果をより向上させることができる。
延長長さの長い方の一方向溝11の溝壁10aに対する鋭角度α1が、延長長さの短い方の他方向溝14の溝壁10aに対する鋭角度α2よりも小さい鋭角度に形成されたので、一方向溝11は周方向に延長する傾向が強くなり、この一方向溝11によってタイヤ1の吸音効果が向上するとともに、他方向溝14は一側縁10xに向かって延長する傾向が強くなり、この他方向溝14によってタイヤ1のエッジ効果が向上する。
他方向溝14と折返溝13とがほぼ平行に形成されたので、タイヤ1が周方向の一方方向又は他方方向のいずれに回転した場合でも、等しいエッジ効果が得られるようになる。
周方向に互いに隣り合う横溝7;7の端部同士が、タイヤ1の赤道面Aと直交する面B上に位置されたことによって、タイヤ踏面2の周方向に多くの横溝7を設けることができ、多くの横溝7によって吸音効果を向上できる。
横溝混在領域Eに、タイヤ1の周方向に互いに隣合う横溝7;7の端部同士が位置された構成としたことで、タイヤ踏面2の周方向に多くの横溝7を設けることができ、多くの横溝7によって吸音効果を向上できるとともに、横溝混在領域E内での剛性の違いが少なくなるので、振動抑制効果が向上する。
横溝7の形成されたタイヤ1の一側縁10x側が車両の側部側に位置するようにタイヤ1が車両に取り付けられたことで、操縦安定性と静音性とに優れたタイヤ1が得られる
最良の形態
及び図に示すように、横溝7を形成する溝壁7aの少なくとも一部が、タイヤ踏面2とのなす角度が鈍角α5である傾斜面40により形成され、その他は、最良の形態1と同様に形成された踏面2を備えた空気入りタイヤ1であってもよい。
最良の形態によれば、請求項1の効果に加え、横溝7を形成する溝壁7aの少なくとも一部が傾斜面40により形成されたので、横溝7への石噛みを少なくでき、横溝7が石を噛んだ場合でも、傾斜面40が横溝7内からの石の排出を容易にしたので、石噛み防止効果が向上し、かつ、石を噛みにくいことによりノイズ抑制効果が得られる。
検証結果
に示した最良の形態のタイヤの性能と図に示した比較例のタイヤの性能とを検証比較した。最良の形態のタイヤ及び比較例のタイヤはタイヤ踏面幅CLが166mmであり、各タイヤの溝の諸元を図に示す。図において、横溝の巾は平均値、溝角度とは垂直な想定溝壁に対する溝壁の角度である。図に最良の形態のタイヤと比較例のタイヤとを比較評価した結果を示す。図では比較例のタイヤの評価を100とした場合の最良の形態のタイヤの評価を示した。図に示すように、ドライ操縦安定性、ノイズ抑制効果、ブロック石噛み防止効果のいずれにおいても、最良の形態のタイヤが比較例のタイヤに比べて優れていることがわかる。
上記では、横溝7を周溝5のみに設けた例を示したが、複数の周溝にそれぞれ横溝7を形成してもよい。
タイヤ踏面の溝構成図(最良の形態1)。 タイヤ踏面の溝構成図(最良の形態2) 横溝の折返溝と他方向溝との関係を示す図(最良の形態1)。 横溝の溝壁を形成する傾斜面を示す断面図(最良の形態)。 タイヤ踏面の溝構成図(比較例)。 性能比較した最良の形態及び比較例のタイヤの寸法諸元を示す図。 最良の形態及び比較例のタイヤの性能を比較した結果を示す図。
1 タイヤ、2 タイヤ踏面、3;4;5;6 周溝、7 横溝、7a 溝壁、
8 一端、9 他端、10x 一側縁(側縁)、11 一方向溝、11a 根元部、
11b 先端部、12 先端、13 折返溝、14 他方向溝、14a 根元部、
14b 先端部、15 共通の溝、19 分岐された溝、A タイヤの赤道面、
B タイヤの赤道面と直交する面。

Claims (9)

  1. タイヤ踏面に、タイヤ踏面の周方向に連続して形成された周溝と、周溝より延長して形成された横溝とを備え、横溝は、一端が周溝と繋がり、他端が行き止りとなるように形成された空気入りタイヤにおいて、横溝が、周溝よりタイヤの側縁に向かって一方向に延長する一方向溝と、一方向溝の先端より周溝に向かって延長する折返溝と、周溝よりタイヤの側縁に向かって他方向に延長する他方向溝とを備え、一方向溝の周溝に近い根元部と他方向溝の周溝に近い根元部とが共通の溝により形成され、一方向溝の先端部と他方向溝の先端部とが共通の溝の先端より互いに分岐された溝により形成され、横溝の延長長さが1.0cm以上20cm以下に形成されたことを特徴とする空気入りタイヤ
  2. 一方向溝が周溝よりタイヤの一側縁及び周方向の一方方向に向かって一方向に延長するように形成され、折返溝が一方向溝の先端からタイヤの他側縁及び周方向の他方方向に向かって一方向に延長するように形成されたことを特徴とする請求項に記載の空気入りタイヤ。
  3. 折返溝と一方向溝とのなす角度が20°以上45°以下であることを特徴とする請求項に記載の空気入りタイヤ。
  4. 一方向溝の延長長さと他方向溝の延長長さとが異なる長さに形成されたことを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  5. 一方向溝と他方向溝とがいずれもタイヤ踏面の周方向の一方方向に向けて延長するように形成され、延長長さの長い方の溝の周溝に対する鋭角度が、延長長さの短い方の溝の周溝に対する鋭角度よりも小さい鋭角度に形成されたことを特徴とする請求項に記載の空気入りタイヤ。
  6. 他方向溝と折返溝とが平行に形成されたことを特徴とする請求項に記載の空気入りタイヤ。
  7. 複数の横溝がタイヤ踏面の周方向に沿って並ぶように設けられ、タイヤの赤道面と直交するとともに周方向に隣り合う一方の横溝の周方向に沿った方向の一端と接する一方面と、タイヤの赤道面と直交するとともに周方向に隣り合う他方の横溝の周方向に沿った方向の他端となる一方向溝の先端と接する他方面との間の横溝混在領域に、タイヤの周方向に互いに隣合う横溝の端部同士が位置されたことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  8. 横溝を形成する溝壁の少なくとも一部は、タイヤ踏面とのなす角度が鈍角である傾斜面により形成されたことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  9. 横溝がタイヤの赤道面上の位置よりもタイヤの側縁側にずれた位置に形成され、横溝の形成された側が車両の側部側に位置するように取り付けられたことを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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