JP4813335B2 - 無線信号検出方法 - Google Patents
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A comparison of detection algorithms including BLAST for wireless communication using Multiple Antennas"、Hassell, C.Z.W.; Thompson, J.S.; Mulgrew, B.; Grant, P.M.; 、Personal, Indoor and Mobile Radio Communications, 2000. PIMRC 2000. The 11th IEEE International Symposium on Volume 1, 18-21 Sept. 2000 Page(s):698-703 vol.1
<a>ZF基準およびMMSE基準においてT回の逆行列の計算を行う。
<b>送信信号ベクトルsの中にあるT個の要素s=[s1,s2,・・・,sT]に対して、最大の検出後SINR(Signal to Interference plus noise ratio)を持つ送信系統における送信信号を次に信号検出対象と決定する。
<c>bで決めた検出信号に対して、それを検出するためのMMSE(minimum mean square error)基準の抽出ベクトルを算出する。
<d>cで生成した抽出ベクトルを用いてs=[s1,s2,・・・,sT]の中にbで決定した番号を有する信号成分を検出する。
<e>dの結果に対してシステムの用いるコンスタレーションに従い量子化し、硬判定を行う。
<f>eで得られた硬判定結果を用いて、その信号による干渉成分を受信信号から除去する。
<g>伝播路行列を更新しaの処理に戻る。
なお上述の<a>〜<g>の処理のうち、<a>の逆行列演算の処理が、従来技術における信号処理方法において最も演算量が多く、演算量削減処理が望ましい処理部分である。そして信号検出装置はa〜gの全ての処理についてT回の反復実行を行う。
<課題1>処理演算量が膨大で所要演算回路規模が大きくなる(T回の擬似逆行列の演算が必要であり、所要演算量がO(T4)と大きくなる。なおこの演算量のうち上記従来技術における<a>の逆行列演算の演算量が最も多く、演算量削減が望ましい処理部分である。そして演算量が多いために、所要の演算回路規模が非常に大きくなる。
<課題2>所要記憶デバイス容量が大きくなる(擬似逆行列の演算は大きな記憶容量が必要となる。また伝搬路行列Hの更新や抽出ベクトルの保存などにも記憶デバイスが必要となる)
<課題3>小型化、軽量化が困難となる(無線送信装置、特に無線携帯端末においては小型化、軽量化を行うことが望ましいが、従来のMMSE−SICの方式では所要演算回路規模と記憶デバイスが大きいため、それによって無線送信装置の小型化、軽量化が困難となる)
<課題4>処理遅延が大きくなる(T回の擬似逆行列の演算の並列化は不可能であるため、処理の遅延が大きい。特に送信アンテナ数が多い場合では、擬似逆行列演算の回数が増え、リアルタイムでの信号処理は極めて困難である。それを解決するためには演算回路における動作クロック周波数を上げる方法があるが、それが所要消費電力の飛躍的増加に繋がる)
<課題5>所要消費電力が大きい(所要消費電力は所要演算回路規模やその動作クロック周波数などに比例するため、従来のMMSE−SIC方式では電力消費量が大きいと考えられる。従ってバッテリによって動作するMIMOシステムの十分な動作時間の確保が困難となる)
<課題6>製品の大量生産に適さない(上記課題1〜課題5を踏まえて、従来のMMSE−SIC方式の機能を実現したハードウェア(回路等)の無線受信装置への実装は極めて困難である。つまり従来のMMSE−SIC方式を実装したMIMOシステムを備えた無線装置における製造コストが高くなり、大量生産に適さない)
図1はMIMO−OFDMシステムの構成を示す第1の図である。
図2はMIMO−OFDMシステムの構成を示す第2の図である。
図3はMIMO−Singleシステムの構成を示す第1の図である。
図4はMIMO−Singleシステムの構成を示す第2の図である。
これらのMIMOシステムにおいて、図1と図3で示したシステムの構成はチャネル符号化及びシンボルマッピングを一系列で処理している。また図2と図4で示したシステムでは送信アンテナの本数Tに合わせて、T個の信号系列を並列に処理する構成を新たに備えている。
無線受信装置2内の信号検出装置への入力が伝搬路行列Hと係数γ、受信信号ベクトルxであるとし、また本実施形態による信号検出処理を経て出力する信号を検出信号^s(^の記号はハットを示す)とする。また係数γはZF(Zero forcing)とMMSE(Minimum mean square error)基準を選択するファクタであり、γ=0の場合はZFとなり、γ=a2の場合はMMSEとなる。このような状況において信号検出装置は、
(ステップS1a)検出順番判定及び抽出ベクトル生成に用いる行列M(k)を計算する。
(ステップS1b)送信信号ベクトルsの中にあるT個の要素s=[s1,s2,・・・,sT]に対して、最大検出後SINR(Signal to interference plus noise ratio)或いはSNR(signal to ratio)を持つ送信系統における送信信号を検出対象の送信信号と決定しその番号をリストOに保存する。
(ステップS1c)ステップ1bで決定した送信信号に対して、それを検出するためのMMSE或いはZF基準の抽出ベクトルを算出する。
(ステップS1d)ステップS1cで生成した抽出ベクトルを用いてs=[s1,s2,・・・,sT]の中から、ステップS1aで決定した番号を有する信号成分を検出する。
(ステップS1e)ステップS1dの結果に対してシステムの用いるコンスタレーションに従い量子化し、硬判定を行う。
(ステップS1f)ステップS1eで得られた硬判定結果を用いて、その信号による干渉成分を受信信号から除去しステップS1aの処理に戻る。
<ステップS1aの処理について>
検出順番判定及び抽出ベクトル生成に用いる行列M(k)の計算について説明する。ここで本実施形態においてはk=Tとk<Tの場合の場合でその計算方法が異なる。ここでk=Tは、(ステップS1a)〜(ステップS1f)の処理を一つのまとまりとした場合の全体の処理kの1回目の処理に相当する。まず、k=Tの場合、
次に信号検出装置は、送信信号ベクトルsの中にあるT個の要素s=[s1,s2,・・・,sT]に対して、最大検出後SINR(Signal to interference plus noise ratio)或いはSNR(signal to ratio)を持つ送信系統における送信信号を検出対象の送信信号と決定しその番号をリストOに保存する。
次に信号検出装置は、式(18)を用いて、ステップ1bで決定した送信信号に対して、それを検出するためのMMSE或いはZF基準の抽出ベクトルを算出する。
次に信号検出装置は、式(19)を用いて、ステップS1cで生成した抽出ベクトルを用いてs=[s1,s2,・・・,sT]の中から、ステップS1aで決定した番号を有する信号成分を検出する。
次に信号検出装置は、式(20)を用いて、ステップS1dの結果に対してシステムの用いるコンスタレーションに従い量子化し、硬判定を行う。
次に信号検出装置は、式(21)を用いて、ステップS1eで得られた硬判定結果を用いて、その信号による干渉成分を受信信号から除去しステップS1aの処理に戻る。
次に実施例2について説明する。
実施例1同様に、無線受信装置2内の信号検出装置への入力が伝搬路行列Hと係数γ、受信信号ベクトルxであるとし、また本実施形態による信号検出処理を経て出力する信号を検出信号^sとすると、当該信号検出装置は、
(ステップS2a−1)検出順番判定及び抽出ベクトル生成に用いる行列M(k)を計算する。
(ステップS2a−2)送信信号ベクトルsの中にあるT個の要素s=[s1,s2,・・・,sT]に対して、最大検出後SINR(Signal to interference plus noise ratio)或いはSNR(signal to ratio)を持つ送信系統における送信信号を検出対象の送信信号と決定しその番号をリストOに保存する。
そして、ステップS2a−1とステップS2a−2をT回繰り返し実行する。
(ステップS2b)ステップS2a−1で得られたT個の送信信号に対する検出順番に従い、伝播路行列Hの列ベクトル、及び行列Cの行と列ベクトルの並び替えを行う。
(ステップS2c)行と列ベクトルが並び替えられた行列C’を上三角行列Rに分解する。上三角行列Rを用いて列ベクトルが並び替えられた行列H’を直交化し、行列Qを生成する。
(ステップS2d)行列Qの複素共役転置を用いて受信ベクトルxをフィルタリングする。
(ステップS2e)上三角行列Rの上三角構造を利用し、後退代入及び硬判定を組み合わせて、T個の送信信号を順次検出する。
(ステップS2f)検出されたT個の送信信号をリストOに従い、元の送信された空間順番(アンテナ順番)に並べ直して出力する。
<ステップS2a−1の処理について>
伝播路行列H、係数γの入力を受けると、信号検出装置は検出順番判定及び抽出ベクトル生成に用いる行列Mを計算する。なお実施例1と同様にM(k)の計算についてはk=Tとk<Tの場合の計算方法がある。まずk=Tの場合、信号検出装置は式(22)を用いて行列Cを計算する。
またK=T−1,・・・,2,1(k<T)の場合には実施例1と同様に式(15)を用いてM(k)を算出する。
信号検出装置はステップS2a−1によってM(k)を算出すると、実施例1におけるステップS1bの処理と同様に、送信信号ベクトルsの中にあるT個の要素s=[s1,s2,・・・,sT]に対して、最大検出後SINR(Signal to interference plus noise ratio)或いはSNR(signal to ratio)を持つ送信系統における送信信号を検出対象の送信信号と決定しその番号をリストOに保存する。そして、信号検出装置はステップS2a−1とステップS2a−2の処理をT回繰り返す。
次に信号検出装置は、ステップS2a−1で得られたT個の送信信号に対する検出順番に従い、伝播路行列Hの列ベクトル、及び行列Cの行と列ベクトルの並び替えを行う。ここで式(25)及び式(26)は伝播路行列Hの列ベクトル、及び行列Cの行と列ベクトルの並び替えを行う際の式を示している。
次に信号検出装置は、ステップS2bで行列Cについて行ベクトルと列ベクトルが並び替えられた行列C’を分解し上三角行列Rを導く。また上三角行列Rを用いて、列ベクトルが並び替えられた行列H’を直交化し、行列Qを生成する。行列C’を分解して上三角行列Rを導く処理は式(28)で表される。
次に信号検出装置は、ステップS2cで算出した行列Qの複素共役転置を使って列ベクトルyを算出し、式30で示すように、受信ベクトルxをフィルタリングする。
次に信号検出装置は、Rの上三角構造を利用して、後退代入及び硬判定を行って、T個の送信信号を順次検出する。上記算出した列ベクトルyは式(31)のように要素ごとに書き表すことができる。
次に信号検出装置は、検出されたT個の送信信号を順番リストOに従い、元の送信された空間順番(アンテナ順番)に並びなおして出力する。式(35)のように行列Pの転置を用いて、上記ステップS2eで検出した送信信号^s’の順番の並び替え処理を行う。行列PはステップS2a−2の処理において検出順番リストOに従って得られる行列Pと同一のものである。
次に実施例3について説明する。
実施例2同様に、無線受信装置2内の信号検出装置への入力が伝搬路行列Hと係数γ、受信信号ベクトルxであるとし、また本実施形態による信号検出処理を経て出力する信号を検出信号^sとすると、当該信号検出装置は、
(ステップS3a−1)検出順番判定及び抽出ベクトル生成に用いる行列M(k)を計算する。
(ステップS3a−2)送信信号ベクトルsの中にあるT個の要素s=[s1,s2,・・・,sT]に対して、最大検出後SINR(Signal to interference plus noise ratio)或いはSNR(signal to ratio)を持つ送信系統における送信信号を検出対象の送信信号と決定しその番号をリストOに保存する。
そして、ステップS2a−1とステップS2a−2をT回繰り返し実行する。なお、ステップS3a−1およびステップS3a−2の処理は、実施例2のステップS2a−1およびステップS2a−2と同様である。
(ステップS3b)ステップS3a−1で得られたT個の送信信号に対する検出順番に従い、伝播路行列Hの列ベクトル、及び行列Cの行と列ベクトルの並び替えを行う。ステップS3bの処理は実施例2のステップS2bの処理と同様である。
(ステップS3c)行と列ベクトルが並び替えられた行列C’を下三角行列Rに分解する。下三角行列Rを用いて列ベクトルが並び替えられた行列H’を直交化し、行列Qを生成する。
(ステップS3d)行列Qの複素共役転置を用いて受信ベクトルxをフィルタリングする。
(ステップS3e)下三角行列Rの下三角構造を利用し、前進代入及び硬判定を組み合わせて、T個の送信信号を順次検出する。
(ステップS3f)検出されたT個の送信信号をリストOに従い、元の送信された空間順番(アンテナ順番)に並べ直して出力する。なおステップS3fの処理は、実施例2のステップS2fの処理と同様である。
ステップS3a−1、ステップS3a−2の処理については、実施例2におけるステップS2a−1、ステップS2a−2の処理と同様である。
次に信号検出装置は、ステップS3a−1で得られたT個の送信信号に対する検出順番に従い、伝播路行列Hの列ベクトル、及び行列Cの行と列ベクトルの並び替えを行う。ここで式(36)及び式(37)は伝播路行列Hの列ベクトル、及び行列Cの行と列ベクトルの並び替えを行う際の式を示している。
ステップS3cにおいて信号検出装置は、ステップS3bで行列Cについて行ベクトルと列ベクトルが並び替えられた行列C’を分解し下三角行列Rを導く。また下三角行列Rを用いて、列ベクトルが並び替えられた行列H’を直交化し、行列Qを生成する。行列C’を分解して下三角行列Rを導く処理は式(36)で表される。
次に信号検出装置は、ステップS3cで算出した行列Qの複素共役転置を使って列ベクトルyを算出し、式(41)で示すように、受信ベクトルxをフィルタリングする。
次に信号検出装置は、Rの下三角構造を利用して、前進代入及び硬判定を行って、T個の送信信号を順次検出する。上記算出した列ベクトルyは式(42)のように要素ごとに書き表すことができる。
次に信号検出装置は、検出されたT個の送信信号を順番リストOに従い、元の送信された空間順番(アンテナ順番)に並びなおして出力する。なおこの処理は実施例2のステップS2fの処理と同様である。そして、信号検出装置は、検出された送信信号ベクトル^sを信号検出装置から出力し、無線受信装置2の次の処理部が処理を行う。
2 無線受信装置
Claims (4)
- MIMO(Multiple Input Multiple Output)システムにおいて伝搬路行列H、所定の係数γ、受信信号ベクトルxを用いて受信信号の信号検出を行う無線受信装置における無線信号検出方法であって、
前記無線受信装置が、無線送信装置のアンテナ数Tと同数の値まで繰り返される処理回数をkとした場合における、前記伝搬路行列Hの自己相関行列Cの逆行列である行列M(k)を計算する第1の処理と、
前記無線受信装置が、送信信号ベクトルsの中にあるT個の要素に対して、最大検出後SINRまたはSNRを持つ送信系統における送信信号を検出対象の送信信号と決定しその番号をリストOに保存する第2の処理と、
前記無線受信装置が、前記決定した送信信号に対して、それを検出するために当該送信信号の番号に対応する前記行列M(k)の対角成分を用いてMMSEまたはZF基準の抽出ベクトルを算出する第3の処理と、
前記無線受信装置が、前記第3の処理で算出した抽出ベクトルを用いて前記送信信号ベクトルsの中から、前記リストOに保存する際に決定した番号を有する信号成分を検出する第4の処理と、
前記無線受信装置が、前記第4の処理で検出した信号成分に対してシステムの用いるコンスタレーションに従い量子化し、硬判定して信号成分を得る第5の処理と、
前記無線受信装置が、前記第5の処理の硬判定により得られた信号成分による干渉成分を受信信号から除去する第6の処理と、
前記無線受信装置が、前記第1から第6の各処理をT回繰り返して送信信号ベクトルを検出し、
前記第1の処理は、前記伝搬路行列Hの部分行列である第1列ベクトルから算出した行列M[1]を初期値として、前記自己相関行列C及び行列M[k−1]を用いて行列M[k]を算出する再帰計算により行列M[T]を算出し、当該行列M[T]=M(T)を初期値として、行列C及び行列M(k)を用いて行列M(k−1)を算出する再帰計算により、k=1、2、・・・、Tに対応する行列M(k)を計算する
ことを特徴とする無線信号検出方法。 - MIMO(Multiple Input Multiple Output)システムにおいて伝搬路行列H、所定の係数γ、受信信号ベクトルxを用いて受信信号の信号検出を行う無線受信装置における無線信号検出方法であって、
無線送信装置のアンテナ数Tと同数の値まで繰り返される処理回数をkとした場合における、前記伝搬路行列Hの自己相関行列Cの逆行列である行列M(k)(k=1,2、…T)を計算する行列計算処理と、
無線送信装置の送信した信号の送信信号ベクトルsの中にあるT個の要素に対して、それぞれの信号検出の順番を決定し、順番リストに記録する検出順番決定処理と、
前記伝搬路行列Hの列ベクトルおよび当該伝搬路行列Hの自己相関行列Cの行ベクトルと列ベクトルとを前記順番リストに従い並び替える並び替え処理と、
前記行列Cを並び替えた行列から三角行列Rを導き、前記伝搬路行列Hの列ベクトルが並び替えられた行列を前記三角行列を用いて直交化することで行列Qを生成する行列R・行列Q生成処理と、
前記行列Qの複素共役転置を使って受信ベクトルxをフィルタリングするフィルタリング処理と、
前記三角行列Rを用いて前記T個の送信信号を順次検出する送信信号検出処理と、
前記検出したT個の送信信号を前記順番リストに従って、元の送信された空間順番に並びなおして出力する順番並び替え処理と、を有し、
前記行列計算処理は、前記伝搬路行列Hの部分行列である第1列ベクトルから算出した行列M[1]を初期値として、前記自己相関行列C及び行列M[k−1]を用いて行列M[k]を算出する再帰計算により行列M[T]を算出し、当該行列M[T]=M(T)を初期値として、行列C及び行列M(k)を用いて行列M(k−1)を算出する再帰計算により、k=1、2、・・・、Tに対応する行列M(k)を計算する
ことを特徴とする無線信号検出方法。 - 前記行列R・行列Q生成処理において、前記行列Cから三角行列算出式を用いて上三角行列Rを導き、前記行列Hを前記上三角行列Rを用いて直交化して行列Qを生成して出力し、
前記フィルタリング処理は、前記行列Qの複素共役転置と前記受信信号ベクトルxとを乗算することによりベクトルyを算出し、
前記送信信号検出処理は、前記列ベクトルyと前記上三角行列Rを用いて後退代入演算処理によって、検出送信信号ベクトルを算出し、その検出送信信号ベクトルのT個の要素を順番に検出し、干渉成分算出式に従って干渉成分を算出し、前記列ベクトルyのk番目の要素ykから前記干渉成分を減算することにより軟判定検出信号を算出し、当該軟判定検出信号に対して、送信側で変調時に適用したコンスタレーションに基づいて硬判定を行い硬判定検出信号を算出し、
前記順番並び替え処理は、前記後退代入処理によって得られた検出送信信号ベクトルを前記順番リストに従って並び替えた後で、その並び替え結果を出力する
ことを特徴とする請求項2に記載の無線信号検出方法。 - 前記行列R・行列Q生成処理において、前記行列Cから三角行列算出式を用いて下三角行列Rを導き、前記行列Hを前記下三角行列Rを用いて直交化して行列Qを生成して出力し、
前記フィルタリング処理は、前記行列Qの複素共役転置と前記受信信号ベクトルxとを乗算することによりベクトルyを算出し、
前記送信信号検出処理は、前記列ベクトルyと前記下三角行列Rを用いて前進代入演算処理によって、検出送信信号ベクトルを算出し、その検出送信信号ベクトルのT個の要素を順番に検出し、干渉成分算出式に従って干渉成分を算出し、前記列ベクトルyのk番目の要素ykから前記干渉成分を減算することにより軟判定検出信号を算出し、当該軟判定検出信号に対して、送信側で変調時に適用したコンスタレーションに基づいて硬判定を行い硬判定検出信号を算出し、
前記順番並び替え処理は、前記前進代入処理によって得られた検出送信信号ベクトルを前記順番リストに従って並び替えた後で、その並び替え結果を出力する
ことを特徴とする請求項2に記載の無線信号検出方法。
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