JP4431578B2 - 複数の送信アンテナのofdmチャネル推定及びトラッキング - Google Patents

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Description

本発明は、直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)を使用する通信に関し、特にOFDM通信におけるチャネル推定及びトラッキングに関する。
OFDM通信は最近の高データレート通信システムのほとんど(例えば、デジタル・オーディオ放送−DAB(Digital Audio Broadcast ),地上デジタル・ビデオ放送−DVB−T(Terrestrial Digital Video Broadcast ),及びHIPERLAN/2,IEEE802.11a/g,IEEE802.15.3aのような、「4G」と呼ばれる将来の広帯域テレフォニー規格と考えられる広帯域無線アクセス・ネットワーク−BRAN(Broadband Radio Access Network))に関して選択されている。しかしながら、ほとんどの場合において、受信機はチャネル・インパルス応答の正確な推定値を必要とする。また、無線ローカル・エリア・ネットワーク(WLAN:Wireless Local Area Network )との関係において、現在のデータ・レート(物理層の高速化仕様で54Mbps)は、ホット・スポット接続範囲のような大都市での非常に高密度の展開には不十分であると予想される。これによってIEEEは、IEEE802.11n(前の高スループット研究グループ)の範囲で、非常に高いデータレートのWLAN(メディア・アクセス制御(MAC:Media Access Control)層の高速化仕様で少なくとも100Mbpsを目標とする)に関する解決策を5GHz帯に提案し、指定することになる。別の検討領域は、広いスペクトルを利用することができる60GHz帯のような高周波帯の領域である。
高データ・レートを実現する一つの方法は、送信機及び受信機の両方において複数のアンテナを備えるシステムを提供することである。このようにすると、例えば時空間ブロック符号(STBC:Space Time Block Code )を使用する空間ダイバーシチを利用することにより通信リンク品質を向上させるか、あるいは異なるストリームを空間分割多重を使用して同時に送信することによりシステムのスペクトル効率を上げることができる。従って、マルチ送信マルチ受信(MTMR:Multiple Transmit Multiple Receive)アンテナ・システムは次世代WLAN及び他の所定のOFDM通信システムの有望候補である。
所謂サイクリック・プレフィックスOFDM(CP−OFDM:Cyclic Prefix OFDM)変調方式では、各OFDMシンボルの前にガード区間を設け、このガード区間はチャネル・インパルス応答(CIR:Channel Impulse Response)よりも長く、そして以後一括してサイクリック・アフィックス(cyclic affix)とも呼ぶサイクリック・プレフィックス(prefix)またはポストフィックス(postfix )を送信機において、連続するOFDMシンボルの間のガード区間に挿入し、サイクリック・アフィックスは有用なOFDMシンボル時間領域サンプルから循環的に複製されるサンプルから成る。サイクリック・アフィックスによって受信機における等化処理の計算が非常に簡単になり、受信機では、サイクリック・アフィックスは廃棄され、そして各丸めブロックを、例えばフーリエ変換(通常は、高速フーリエ変換(FFT:Fast Fourier Transform))を使用して処理して、周波数選択チャネル出力を、帯域全体がフェージングの影響を受ける構成の並行する個別サブチャネルに変換し、この場合、各サブチャネルはそれぞれのサブキャリアに対応する。等化処理を行なうためには、非常に多くの方法が存在する。ゼロフォーシング(zero-forcing)に従って、例えば各サブチャネル出力を、該当するサブキャリアの推定チャネル係数で、係数がゼロでない限り、割る。
ゼロ詰め(Zero-Padded )OFDM変調方式では、例えばB. Muquet, Z. Wang, G. B. Giannaskis, M.de Courville, 及びP. Duhamelによる「無線マルチキャリア伝送におけるサイクリック・プレフィックス及びゼロ詰め処理(Cyclic Prefixing or Zero Padding for Wireless Multicarrier Transmissions)」と題された文献(IEEE Trans. on Communications, 2002 )に掲載された記事に記載されているように、サイクリック・アフィックスをヌル値に置き換える。大規模なFFT復調器を使用するこの解決方法は、チャネルが既知の場合のチャネルの空き部分に関係なくシンボル復元を保証するという利点を有する。
しかしながら、チャネル推定及びトラッキングには、特に移動速度が大きいか、あるいは周波数が高く、かつデータレートが高い状態では、問題が残る。他のデジタル通信システムと同じように、OFDM変調では大きなドップラー拡がりの問題が生じ、この拡がりはユーザが高速で、例えば車で移動しているときか、あるいは広いスペクトルの利用が可能な、60GHz帯のような高周波数帯の領域を検討する場合には歩行速度で移動しているときでさえも顕著に生じる。従って、特に大きなドップラー拡がりが生じている状態で、チャネル・インパルス応答を継続的に追跡して更新する必要がある。
OFDM変調システムが従来のOFDMの利点の全てを維持し、かつOFDM変調システムによって更に、非常に簡単な(セミ)ブラインド・チャネル推定を受信機において行なうことができることが望ましい。セミブラインド・チャネル推定(semi-blind channel estimation )とは、追加の冗長性がシステムに、従来のCP−OFDMに関してほとんど付加されず、従って、データ伝送の帯域に損失が生じないことを意味するが、大きな帯域損失がデータ伝送に生じることがない限り、セミブラインド・チャネル推定は、送信機側及び受信機側の両方に認識される決定論的系列によって実行することができる。このようなシステムは、低い移動速度を前提とするシナリオにおいて有利であり、かつこのようなシステムによってOFDMシステムを高い移動速度を前提とするシナリオにも適用することができる。
筆者らの同時係属中の欧州特許出願EP 02 292 730.5では、CP−OFDM時間領域冗長性を、擬似ランダムに重み付け処理された決定論的系列に置き換え、この決定論的系列によって所謂擬似ランダム・ポストフィックスOFDM(PRP−OFDM:Pseudo Random Postfix OFDM)が実現する。ZP−OFDMを利用することができる利点を維持し、かつ受信機における低い複雑さでのチャネル推定を可能にする。ここで、PRP−OFDMは、擬似ランダムパラメータ計算のために少量のデータを送信することを別として考えることができるので、従来のCP−OFDM変調器よりも、実現可能な有用データレート及びスペクトル効率に悪影響を及ぼすことがないことに注目されたい。これは、変更のみがアフィックスの内容であるので、受信機側で可能な低い複雑さのチャネル推定もセミブラインドであるからである。
筆者らの同時係属中の欧州特許出願は、単一の送信アンテナを用いるシステムへのPRP−OFDMの適用について開示しており、そして同等の技術を、1つよりも多くの送信及び/又は受信アンテナを用いることができるMTMRシステムに適用することが望ましい。
本発明は、添付請求項に記載する直交周波数分割多重、送信機、及び受信機を使用する通信方法を提供する。
図1及び図2は、本発明の一つの実施形態によるOFDM通信システムを示し、この通信システムはOFDM変調器1を含む送信機と、OFDM復調器2を含む受信機とを備え、送信機及び受信機は通信チャネル3で通信する。
本発明の本実施形態のOFDM通信方法によって、マルチ入力マルチ出力(MIMO:Multiple Input Multiple Output)チャネルの推定及びトラッキングを、コヒーレントな複数の送信アンテナ及び/又は複数の受信アンテナ(MTMR:Multiple Transmit antenna/Multiple Receive antenna)を備えるシステムにおいて実行することができ、送信(TX)アンテナ及び受信(RX)アンテナの数に対する特定の制限がなく、かつ特定の時空間符号(STC:Space-Time Code )を使用する必要がない。データ・ベクトル及びアフィックス・ベクトル(affix vector)を個々に2つのSTCによって符号化し、そしてデータ・ベクトル及びアフィックス・ベクトルによってMIMOチャネルの全てのセミブラインド推定を、受信信号の1次統計値のみを利用して実行することができる。
以下の説明では、小文字(大文字)太字記号を列ベクトル(行列)に使用することとし、これらのサイズを強調するために添え字NまたはPが付されることがある(正方行列に関してのみ)。チルダ(「〜」)は周波数領域の量を表わし、アーギュメントiを使用してシンボルのブロックにインデックスを付け、)はエルミート(転置)演算子を表わす。
図1は、N個の送信アンテナ及びN個の受信アンテナを備えるNキャリアPRP−OFDM MTMRトランシーバのベースバンド・ブロック等価離散時間モデルを表わしている。通信システムについて時空間(ST)ブロック符号(STBC)を参照しながら説明するが、本発明は他の符号系にも適用することができることが分かるであろう。送信機では、配置シンボルから成る初期シリアル・ビット・ストリーム
Figure 0004431578
をシリアル−パラレル変換器(図示せず)においてベクトル集合に変換する。次に、j番目のN×1入力デジタル・ベクトル
Figure 0004431578
を、トランスフォーマー4において、逆高速フーリエ変換(IFFT:Inverse Fast Fourier Transform)行列
Figure 0004431578
によって変調する。ここで、
Figure 0004431578
であり、W=e−j2π/Nである。
図1に示すように、結果として生じるN×1時間領域ベクトル
Figure 0004431578
をエンコーダ10における適切なST符号化行列
Figure 0004431578
によって処理して、出力
Figure 0004431578
を生成する。ここで、iはブロック番号であり、lはTXアンテナの数であり、n=iM+kは図1の出力に付されるインデックスである。なお、少なくともSTBC(時空間ブロック符号)に関連して、MはNとは異ならせることができることを理解されたい。特に、STBCによって矩形行列
Figure 0004431578
が得られる、すなわちM>Nとなる。説明を簡単にするために、以下の説明においては、
Figure 0004431578
はN、すなわち入力
Figure 0004431578
に作用すると仮定する。しかしながら、本発明は、別の数の入力を有する
Figure 0004431578
にそのまま適用することができる。本発明の本実施形態では、
Figure 0004431578
をプリコーダ11においてゼロ詰めOFDM(ZP−OFDM:Zero-Padded OFDM)プリコーディング行列
Figure 0004431578
によって線形にプリコードする。ここで、
Figure 0004431578
及び
Figure 0004431578
である。
アフィックス・コンテンツ
Figure 0004431578
を、データ・シンボル
Figure 0004431578
に加えると、出力ベクトル
Figure 0004431578
が得られる。出力ベクトル
Figure 0004431578
を並直列変換器6によって直列信号に変換し、この場合、擬似ランダム・ポストフィックスを信号の中の各連続OFDMシンボルの間のガード区間に挿入してl番目のTXアンテナの直列デジタル信号s(n)を生成する。次に、直列デジタル信号s(n)をアナログ信号s(t)に、デジタル−アナログ変換器7によって変換して、チャネル3で送信する。
更に詳細には、本発明の好適な実施形態では、ガード区間に付加されるポストフィックスは事前計算済みの適切なベクトルを含み、このベクトルはデータとは無関係であり、かつ第1係数α及び第2係数w(k)による重み付けが行なわれる。本発明の一つの実施形態では、第1係数αは一つの時間領域OFDMシンボルから別のシンボルになると異なり、かつ送信機1及び受信機2の両方に認識されて、時間領域(循環)定常性(これによって、繰り返し周波数で不所望の周波数による大きな影響が生じる)が全て回避される。シンボルがブロックとして符号化されている構成の本発明の別の実施形態では、第1係数αは一つの時間領域OFDMシンボル・ブロックから別のシンボル・ブロックになると異なるが、同じブロックの各シンボルに関して同じである。第2係数w(k)によって、複数の送信アンテナのうちの一つのアンテナを他の送信アンテナから区別することができる。
OFDM変調器が送信機においてこのようにして機能する場合、受信機におけるセミブラインド・チャネル推定は簡単に行なうことができ、かつ推定の計算を非常に低い複雑さで行なうことができる。特に、受信機は、PR計算パラメータの送信を別にするとCP−OFDMよりもチャネル・インパルス応答を安定して推定かつ追跡することができ、データ帯域に損失が生じることがない。更に、受信機の復調器は有利な特性を有することができ、非常に小さい計算コスト(中程度の性能の場合に)から更に小さい計算コスト(非常に高いシステム性能の場合に)を実現する。
単一のアンテナの場合に関して上に言及した筆者らによる同時係属中の欧州特許出願に記載されているように、第1係数αに関して幾つかの選択を行なうことができる。任意の複素値を有するαを選択することができる。しかしながら、αが|α|≠1となる場合は必ず、本発明の好適な実施形態よりも性能が劣化する。
幾分一般性を失うが、αを|α|=1を満たす複素値に制限することができる。この選択によって普通、高いシステム性能が実現するが、復号化プロセスが不必要に複雑になる恐れがある。第1及び第2係数の好適な値について以下に更に詳細に説明する。
好適には、第1係数αは擬似ランダムである。本発明の一つの実施形態では、第1係数αは決定論的であり、かつ変調器1及び復調器2の両方によって、送信機及び受信機の両方のメモリに保存されている同じアルゴリズム及びパラメータを使用して計算される。本発明の別の実施形態では、アルゴリズムの初期化パラメータを送信機と受信機との間で送信して、第1係数αの同じ系列のシステマチックな使用を回避する。本発明の更に別の実施形態では、第1係数αを送信機1から、特定の環境の下で受け入れ可能なオーバーヘッドを表示している受信機2に送信する。
図1及び図2に示す本発明の実施形態では、アフィックスは決定論的であり、かつエンコーダ12において特定のST符号化行列
Figure 0004431578
により処理されるD×1ポストフィックス・ベクトル
Figure 0004431578
であり、D×1ベクトル
Figure 0004431578
を出力する。
Figure 0004431578
によってMIMOチャネル全体の識別が確実に行われる方法について以下に更に詳細に説明する。次に、ポストフィックス・ベクトル
Figure 0004431578
をプリコーダ13において、ZP−OFDM行列
Figure 0004431578
によって線形的にプリコードして図3の14で示すゼロ詰めポストフィックス・ベクトルを生成する。ここで、
Figure 0004431578
である。
結果として生じるベクトル
Figure 0004431578
を最終的にデータ・シンボル
Figure 0004431578
に加算器15によって加算して、
Figure 0004431578
の関係式を得、これにより信号16を生成して送信する。
受信アンテナで受信する信号は、チャネル・インパルス応答(CIR)
Figure 0004431578
を乗算し、かつ雑音及び干渉
Figure 0004431578
を加算した送信信号である。
Figure 0004431578
をP×P循環行列とし、この行列の第1行は[hlm(0),0,...0,hlm(L−1),...,hlm(1)]によって与えられ、この場合、
Figure 0004431578
は、l番目の送信アンテナとm番目の受信アンテナとの間のP×1チャネル・インパルス応答である。DはD≧L−1となるように選択される。
Figure 0004431578
Figure 0004431578
の下三角行列として定義し、この下三角行列は主対角を含み、主対角はシンボル間干渉(ISI:Intra-Symbol-Interference )を表わす。
Figure 0004431578
Figure 0004431578
の上三角行列を含むものとし、この上三角行列はブロック間干渉(IBI:Intra-Block-Interference)を表わすので、
Figure 0004431578
の関係が得られる。従って、1≦m≦Nとする場合のm番目のアンテナでの受信信号ベクトルは次式により与えられる。
Figure 0004431578
上式において、
Figure 0004431578
は平均がゼロになる、互いに独立で同一の分布に従う加法的白色ガウス雑音項である。
図2に示すように、受信機の復調器2はアナログ−デジタル変換器7を含み、この変換器は受信アンテナで受信する信号r(t)をデジタル信号に変換し、さらに、シリアル−パラレル変換器8を含み、この変換器は受信デジタル信号を受信ベクトル
Figure 0004431578
に変換し、さらに、復調兼等化器9を含み、この復調兼等化器は符号化行列
Figure 0004431578
及び
Figure 0004431578
に対応する復号化行列を使用してチャネル・インパルス応答CIRを推定し、そしてOFDM信号を復調する。
受信機の動作についての以下の説明では、チャネルが静的であると仮定した場合の1次チャネル推定アルゴリズムについてまず説明する。次に、説明した最小自乗平均誤差(MMSE:Minimum Mean Square Error )の観点から、ドップラー効果を移動体の場合、及び該当するチャネル推定器に対して導入する。
まず、受信ベクトル
Figure 0004431578
をチャネル推定に利用することができる形式で表わす。そのためには、
Figure 0004431578
を、第1行が[hlm(0),0,...0,hlm(L−1),...,hlm(1)]となるD×D循環行列とする。
Figure 0004431578
及び
Figure 0004431578
を、次式の関係を満たすように定義する。
Figure 0004431578
m番目のアンテナのn番目のOFDMシンボル区間で受信する信号
Figure 0004431578
は1≦m≦Nとすると、次式に等しい。
Figure 0004431578
上式において、
Figure 0004431578
はそれぞれ、
Figure 0004431578
及び
Figure 0004431578
の最初のD個のサンプル及び最後のD個のサンプルである。
式1は、該当するチャネルによって畳み込まれる種々のポストフィックスの重ね合わせが有用なデータに干渉することを示している。複数のチャネルの各々をポストフィックスによる影響の観測結果のみに基づいて容易に個々に取り出す操作は、ポストフィックスに関連するチャネルによって畳み込まれる各ポストフィックスを分離することによって行われる。以下に詳細に説明するように、当該状態を実現する方法では、高速フーリエ変換を復調兼等化器9のポストフィックスに対して行なうが、この際、次式により表わされるポストフィックス生成プロセスに従ってポストフィックス
Figure 0004431578
の重み付けSTブロック符号化方式
Figure 0004431578
を使用する。
Figure 0004431578
上式において、
Figure 0004431578
はクロネッカー積であり、
Figure 0004431578
はそれぞれ、筆者らによる同時係属中の、単一のアンテナの場合について開示した欧州特許出願EP 02 292 730.5において導入されている、決定論的ポストフィックス、及び擬似ランダム重み付け係数である。擬似ランダム重み付け係数α(n)を使用して決定論的なポストフィックス
Figure 0004431578
を擬似ランダム・ポストフィックスに変換する。ここで、決定論的な新規の一連の重み付け係数を導入し、そしてポストフィックスを送信機エンコーダにおいて符号化するために使用する行列
Figure 0004431578
に対応するM×N行列
Figure 0004431578
に集めるが、この場合、
Figure 0004431578
によって表される関係がある。行列
Figure 0004431578
を使用して全ての送信ポストフィックスの間の干渉を取り除くので、行列を本発明の本実施形態において反転させることができる。フル列階数
Figure 0004431578
以下の説明では、
Figure 0004431578
を、本発明の本実施形態に関して、次式のような関係で表わされる直交性を有するように選択する。
Figure 0004431578
静的チャネルを仮定すると、復調兼等化器9の1次チャネル推定器は以下のように動作する。
Figure 0004431578
の最初のD個のサンプル及び最後のD個のサンプルはそれぞれ、
Figure 0004431578
及び
Figure 0004431578
により表わされる。n=iM+kを設定し、かつ時間領域送信信号
Figure 0004431578
が全てのlに対して平均がゼロであると仮定することにより、式1及び2を使用して0≦k<Mの各kに関して次式により表わされるD×1ベクトルを計算する。
Figure 0004431578
次に、
Figure 0004431578
Figure 0004431578
の期待値として定義する。ポストフィックスの決定論的な性質に起因して、式1から次式が成り立つことが証明される。
Figure 0004431578
従って、MD×1ベクトル
Figure 0004431578
を、各受信アンテナに関して、
Figure 0004431578
のように表わすことができる。
Figure 0004431578
が直交性を有するように選択されるので、
Figure 0004431578
のそれぞれに、
Figure 0004431578
を復調兼等化器9において乗じることにより、チャネル間干渉の影響を表わす
Figure 0004431578
を完全に除去する。
一旦、チャネル間干渉の影響を除去すると、筆者らによる同時係属中の欧州特許出願EP 02 292 730.5の単一アンテナの場合の推定アルゴリズムを復調兼等化器9に適用することができ、次式のような関係が得られる。
Figure 0004431578
上式において、
Figure 0004431578
は第1行が[c(0),c(D−1),...,c(1)]のD×D循環行列であり、次式の関係があり、
Figure 0004431578
そして
Figure 0004431578
は、
Figure 0004431578
のD個の第1係数を表わす。従って、復調兼等化器9における時間領域チャネル・インパルス応答
Figure 0004431578
の推定値
Figure 0004431578
は、1≦l≦N,1≦m≦Nに対して、
Figure 0004431578
Figure 0004431578
を乗じることにより得られる。ここで、
Figure 0004431578
は、送信機及び受信機の両方に認識され、従って事前に計算することができる対角行列であることに留意されたい。続いて、
Figure 0004431578
をP×1周波数領域ベクトル
Figure 0004431578
に変換することが好ましい。このMIMOチャネル推定(すなわち、いずれかの送信アンテナといずれかの受信アンテナとの間の全てのチャネルに関する推定)を使用して、以下の例において更に詳細に説明するように、受信データ信号の時空間復号化を行ない、そして等化処理を行なって送信データ信号を復元することができるようにする。
上のチャネル推定器を拡張して、任意のドップラー・モデルを使用し、そして任意の性能基準値を最小化することにより、移動する環境の下での受信を更に改善することができる。次に、一つの例を本発明の好適な実施形態においてドップラー・モデルの導入に基づいて説明する。推定器は自乗平均誤差(MSE:Mean Square Error)の最小化を目標として動作する。
図4に示すドップラー・モジュールを復調兼等化器9に導入して、個々の送信アンテナlと受信アンテナmとの間のチャネル・インパルス応答(CIR)に関する次式により表わされる1次自己回帰モデルを変更する。
Figure 0004431578
この式では、J(・)は0次ベッセル関数であり、fはドップラー周波数であり、ΔTはMTMR PRP−OFDMブロック区間であり、そして
Figure 0004431578
は一定分散の平均ゼロの複素ガウス分布である。既知のJakesモデルにより与えられる相関と同じCIR相関が、ドップラー周波数が大きくなっている状態においても得られる。これは、次式により表わされる相関を成立させることにより得られる。
Figure 0004431578
このように、1次自己回帰推定に固有の近似
Figure 0004431578
を行わなくても済む。この変更によって次式により表わされる移動平均推定が得られる。
Figure 0004431578
1次自己回帰モデルに関して、n≠kの場合に次式のような関係があり、
Figure 0004431578
かつ
Figure 0004431578
が推定対象のCIRであると仮定して、所謂プロセス−雑音ベクトル
Figure 0004431578
を導入する。CIR
Figure 0004431578
をZ雑音観測値
Figure 0004431578
に基づいて推定すると仮定すると、式
Figure 0004431578
が、熱雑音及びOFDMデータ・シンボルの両方によって劣化するチャネル
Figure 0004431578
を用いてi番目のブロック・ポストフィックスを畳み込むことにより得られる。OFDMデータ・シンボルは平均がゼロであり、かつポストフィックス・サンプルと同じ分散とは関係がないと仮定する。関係式
Figure 0004431578
は、ポストフィックスの擬似ランダム重み付け係数を等化処理した(式3)後の受信シンボルを含む。従って、
Figure 0004431578
は次式のように表わすことができる。
Figure 0004431578
ここで、
Figure 0004431578
である。上式において、
Figure 0004431578
は、熱雑音及びOFDMデータ・シンボルによる干渉を合算したものである。各チャネルの実現形態の単位分散を保証するために、
Figure 0004431578
のノルムを、次式が成り立つように選択する。
Figure 0004431578
従って、
Figure 0004431578
により表わされる最適推定器がMMSEの意味において、式8から次式のように得られることを確認することができる。
Figure 0004431578
上式において、次式の関係があり、
Figure 0004431578
そして
Figure 0004431578
は、ベクトル
Figure 0004431578
の自己相関行列である。
実際、チャネルの電力分布は当該ケースでは普通は未知であるので、全てのnに関して次式のような関係があると仮定する。
Figure 0004431578
実利得gを式9の電力制約に関して導入する。
上記説明では、本発明の実施形態による復調兼等化器9における一般的なチャネル推定を、十分静的な環境及び非常に移動性の高い環境の両方に関して提示している。2つのSTBCシステムに関する復調兼等化器の使用について以下に説明する。
STBCの第1の実施形態はZP−OFDM復号化に基づく。システムは、擬似ランダム・ポストフィックスを送信機において使用する変調器と、更にMTMR事例に関して生成される等化器構造とを含み、その等化器構造は、ZP−OFDM事例への受信PRP−OFDMベクトルの変換に基づいて、筆者らによる同時係属中の欧州特許出願EP 02 292 730.5において単一送信単一受信(STSR:Single Transmit Single Receive)の事例に関して説明されている等化器構造から生成される。システムについて、N=2の場合の送信アンテナ及びN=1の場合の受信アンテナの事例に関して説明しているが、システムは他の数のアンテナに対して適用することができることを理解されたい。STエンコーダは、N=M=2の場合のN×Mベクトルに対して動作する。N=1であるので、1≦m≦Nを満たす添え字mは以下の解析には使用しない。チャネル
Figure 0004431578
についての認識が完全に行われると仮定するが、システムは不完全なチャネル認識でも動作することができることを理解されたい。
送信機では、2×1ZP−STエンコーダ
Figure 0004431578
を使用し、このエンコーダは2つの連続するOFDMシンボル
Figure 0004431578
及び
Figure 0004431578
を収集して次式により表わされる符号化行列を形成する。
Figure 0004431578
上式において、置換行列
Figure 0004431578
は、J×1ベクトル
Figure 0004431578
に関して次式のような関係が成り立つように構成される。
Figure 0004431578
チャネルの推定が行なわれたので、筆者らによる同時係属中の欧州特許出願に記載の単一アンテナの事例に関して、MTMR ZP−OFDM信号を式1から、受信信号から既知のPRPの影響を次式のようにして差し引くことによって求めることが常に可能である。
Figure 0004431578
この式から次式が導かれる。
Figure 0004431578
ここで、i)シンボル復元に関する
Figure 0004431578
には、何の制約も付加されず、ii)提案するPRP干渉除去手順は一般的なものであり、かつ適切などのようなSTエンコーダ
Figure 0004431578
にも適用することができることに注目されたい。
適切な検出アルゴリズムを復調兼等化器9を用いて式12によって表わされる信号に適用する。ここで、次式によって表わされる関係
Figure 0004431578
を、
Figure 0004431578
及び
Figure 0004431578
によって示すことができることに注目されたく、次に、
Figure 0004431578
及び
Figure 0004431578
を計算し、次式
Figure 0004431578
が成り立つことを利用することにより周波数領域に切り換えて議論する場合に、次式のような関係を導き出すことができる。
Figure 0004431578
上式において、
Figure 0004431578
は直交チャネル行列である。従って、
Figure 0004431578
Figure 0004431578
を乗じることによって、送信信号
Figure 0004431578
及び
Figure 0004431578
を分離することができ、フル送信ダイバーシチ(full transmit diversity )が実現することが分かる。ここで、信号分離によって同じ等化方式を、筆者らの同時係属中の欧州特許出願EP 02 292 730.5に開示された単一アンテナの事例におけるように本発明の本実施形態に使用することができることに注目されたい。
STBCシステムの第2の実施形態は、擬似循環的なチャネル行列(pseudo-circulant channel matrix )の対角化を用いる受信ブロック全体の等化処理に基づく。復調兼等化器9に使用するSTデータ・エンコーダ
Figure 0004431578
は、筆者らの同時係属中の欧州特許出願EP 02 292 730.5に開示されている単一アンテナ・システムを、N=M=2の場合のN×Mベクトルから成るブロックを出力する等化器構造を実現するように変更したバージョンに基づいており、この等価器構造は以下に詳細を説明される。
Figure 0004431578
及び
Figure 0004431578
は、それらによって、次式のように表わされる行列
Figure 0004431578
がアンテナ出力に生成されるように指定される。
Figure 0004431578
上式において、
Figure 0004431578
は以前に定義した置換行列であり(ベクトル要素の順序を反転させる)、α(i)は|α(i)|=1を満たす複素数であり、α(2i+1)=β(i)α(2i)、及びβ(i)=α(2i−2)/α(2i)を満たす単一アンテナの事例に関する、筆者らによる同時係属中の欧州特許出願において定義されている擬似ランダム複素重み付け係数(pseudo-random complex weighting factor)である。
Figure 0004431578
は次式によって定義される。
Figure 0004431578
D×1ポストフィックス・ベクトル
Figure 0004431578
は、このベクトルがエルミート対称性をもつ、すなわちベクトルの複素共役をとって逆読みしたベクトルが元の
Figure 0004431578
に等しい。筆者らによる同時係属中の欧州特許出願におけるように、チャネル群は、P×P擬似循環チャネル行列(pseudo-circulant channel matrix )
Figure 0004431578
によって表わされる。これらのチャネル行列は、上三角行列にスカラー係数β(i)を乗じる構成の、標準の循環畳み込み行列(circulant convolution matrix)と同じであり、別の表現をすると次式により表わされる。
Figure 0004431578
Figure 0004431578
及び雑音行列
Figure 0004431578
の関係があるので、M=2のシンボル時間における受信信号は次式により与えられる。
Figure 0004431578
Figure 0004431578
の関係があるので、次式に従った演算を復調兼等化器9において受信ベクトルに対して実行する。
Figure 0004431578
上式において、
Figure 0004431578
STBCシステムの本実施形態では、データ・シンボルは復調兼等化器9において、次式に従って
Figure 0004431578
に上側チャネル行列
Figure 0004431578
のエルミート行列を事前に乗算することによって分離される。
Figure 0004431578
上式において、
Figure 0004431578
次に、擬似循環チャネル行列に基づく等化処理を、単一チャネルの事例に関する筆者らによる同時係属中の欧州特許出願において提示されるように実行する。PRP−OFDMポストフィックスを利用するブラインド・チャネル推定を上に提示する
Figure 0004431578
に基づいて実行する。
例として示す本発明の一つの実施形態による通信システムにおける送信機の概略ブロック図。 図1に示す送信機を備える通信システムにおける受信機の概略ブロック図。 図2の変調器の動作に現われる信号を示す図。 図1の復調器の移動平均ドップラー・モジュールを示す図。

Claims (15)

  1. 直交周波数分割多重(OFDM)を使用して、複数の送信アンテナ手段を備える送信機及び少なくとも一つの受信アンテナ手段を備える受信機により通信を行なう方法であって、該方法は、
    ビット・ストリーム及び送信機から続いて送信されるOFDMシンボルとして変調される該当する一連のN個の周波数領域搬送波振幅
    Figure 0004431578
    を生成すること(kはOFDMシンボル番号であり、jは該当するOFDM搬送波番号を示す)、
    アフィックス情報を連続する時間領域OFDMシンボルの間のガード区間に挿入すること、
    前記アフィックス情報を含む前記時間領域OFDMシンボルを前記送信機から前記受信機に送信すること、
    前記アフィックス情報を前記受信機において使用して、前記送信機と前記受信機との間の伝送チャネルのチャネル・インパルス応答(l番目の送信アンテナとm番目の受信アンテナとの間の
    Figure 0004431578
    )を推定すること、
    該推定されたチャネル・インパルス応答(l番目の送信アンテナとm番目の受信アンテナとの間の
    Figure 0004431578
    )を使用して、前記受信機で受信する信号の前記ビット・ストリームを復調すること、
    を備え、
    前記アフィックス情報は、前記受信機だけでなく前記送信機にも認識され、かつ少なくとも第1の重み付け係数(αと第2の重み付け係数(w (k))とが乗算された前記時間領域OFDMシンボルに共通のベクトル
    Figure 0004431578
    と数学的に等価であり、一つの時間領域OFDMシンボル(k)に関する前記第1の重み付け係数(α)は、別の時間領域OFDMシンボル(k)に関する前記第1の重み付け係数(α )とは異なり、前記第2の重み付け係数(w (k))は、前記送信アンテナ手段(i)のうちの一つの送信アンテナ手段の別の送信アンテナ手段からの区別を可能とし、
    前記送信機はN 個の送信アンテナ手段を使用し、前記受信機はN 個の受信アンテナ手段を使用し、M’個の連続する時間領域OFDMデータ・シンボルは、特定の時空間エンコーダ
    Figure 0004431578
    によって符号化されて、エンコーダ
    Figure 0004431578
    によってM個の時間領域OFDMデータ信号出力がN 個の送信アンテナ手段の各々に関して生成され、前記ベクトル
    Figure 0004431578
    は、特定の時空間エンコーダ
    Figure 0004431578
    によって符号化されて、エンコーダ
    Figure 0004431578
    によってM個のアフィックスが、前記第1の重み付け係数(α )及び前記第2の重み付け係数(w (k))によって重み付けされる前記アフィックス情報に対応するN 個の送信アンテナ手段の各々に関して生成され、その結果として生じるアフィックスは時間領域OFDMデータ・シンボルの間にN 個の送信アンテナ手段の各々に関して挿入される、前記通信方法。
  2. 請求項1に記載の通信方法において、前記第1の重み付け係数(α)は擬似ランダム値を有する、通信方法。
  3. 請求項1又は2に記載の通信方法において、前記第1の重み付け係数(α)は複素値を有する、通信方法。
  4. 請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の通信方法において、前記第1の重み付け係数(α)は決定論的であり、かつ前記受信機と前記送信機との間の現在の通信に関係なく、前記受信機だけでなく前記送信機にも認識される、通信方法。
  5. 請求項1〜3のうちのいずれか一項に記載の通信方法において、前記第1の重み付け係数(α)は前記送信機から前記受信機に通信される、通信方法。
  6. 請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の通信方法において、
    Figure 0004431578
    によって時空間符号化される時間領域OFDMデータ・シンボル、及び
    Figure 0004431578
    によって時空間符号化される擬似ランダム・アフィックスを含むM個の連続する時間領域OFDMシンボルに関する全ての送信アンテナ出力をブロックSにグループ化し、このブロックに関して、前記第1の重み付け係数(α )は、同じブロックSのOFDMシンボルに関して同じであるが、異なるブロックSのOFDMシンボルに関しては異なる、通信方法。
  7. 請求項6に記載の通信方法において、前記送信アフィックスによって、前記受信機における前記ブロックSの送信ガード区間アフィックス情報の分離が可能となり、前記第2の重み付け係数(w (k))によって、前記送信アンテナ手段と前記少なくとも一つの受信アンテナ手段との間の異なる物理チャネルの前記受信機での分離及び推定が可能になる、通信方法。
  8. 請求項1〜7のうちのいずれか一項に記載の通信方法において、M個の連続するシンボル及び前記N 個の送信アンテナ手段に関するM×N 個の前記第2の重み付け係数(w (k))に対応する行列
    Figure 0004431578
    は直交行列であり、この行列にこの行列の複素共役転置行列
    Figure 0004431578
    を乗じた場合に、その結果が、非ゼロの実数値を有する利得係数g によって重み付けされた単位行列
    Figure 0004431578
    となる(すなわち、
    Figure 0004431578
    である)、通信方法。
  9. 請求項8に記載の通信方法において、前記ビット・ストリームを復調することは、各前記受信アンテナ手段に関して、受信信号
    Figure 0004431578
    から生成される信号に、前記送信アンテナ手段に関する前記第2の重み付け係数(w (k))の前記行列と単位行列とのクロネッカー積の複素共役転置行列
    Figure 0004431578
    を乗算すること、その結果により生成されるチャネル推定値を使用して、前記ビット・ストリームの復調することを含む、通信方法。
  10. 請求項1〜7のうちのいずれか一項に記載の通信方法において、前記送信アンテナ手段に関し、かつ前記送信アンテナ手段の数であるN に等しいN 個の連続するシンボルに関する前記第2の重み付け係数(w (k))の行列は非直交行列
    Figure 0004431578
    であり、この行列にこの行列の複素共役転置行列
    Figure 0004431578
    を乗じた場合に、その結果が、非ゼロの実数値を有する利得係数g によって重み付けされた単位行列
    Figure 0004431578
    とはならない(すなわち、
    Figure 0004431578
    である)、通信方法。
  11. 請求項9に記載の通信方法において、前記送信アンテナ手段に関し、かつ前記送信アンテナ手段の数であるN に等しいN 個の連続するシンボルに関する前記第2の重み付け係数(w (k))の行列は、単独では非直交行列であるが、該当する擬似ランダム係数(α )と組み合わせた場合、直交性を有するようになる行列
    Figure 0004431578
    である、通信方法
  12. 請求項1〜11のうちのいずれか一項に記載の通信方法において、前記第2の重み付け係数(w (k))は、前記送信アンテナ手段の各々に関して異なる値を採って前記物理チャネルの区別を可能にする、通信方法。
  13. 請求項1〜12のうちのいずれか一項に記載の通信方法において、前記送信機と前記受信機との間の伝送チャネルのチャネル・インパルス応答
    Figure 0004431578
    を推定することは、次式によって表わされる関係と数学的に等価な、チャネルの複数シンボル区間に渡って移動平均推定を行なうステップを含み、
    Figure 0004431578
    上式において、J (・)は0次ベッセル関数であり、f はドップラー周波数であり、ΔTはMTMR PRP−OFDMブロック区間であり、
    Figure 0004431578
    は一定分散の平均ゼロの複素ガウス分布である、通信方法。
  14. 請求項1〜13のうちのいずれか一項に記載の通信方法に使用する送信機であって、送信対象のOFDMシンボルとして変調される前記ビット・ストリームを生成し、かつ前記アフィックス情報を前記OFDMシンボルの間の前記ガード区間に挿入するための生成手段を備え、前記ガード区間アフィックス情報は決定論的であり、かつ前記受信機だけでなく前記送信機にも認識されるように適しており、更には、前記第1の重み付け係数(α )と第2の重み付け係数(w (k))とが乗算される前記時間領域OFDMシンボルに共通の前記ベクトル
    Figure 0004431578
    を含み、一つの時間領域OFDMシンボル(k)に関する前記第1の重み付け係数(α )は、別の時間領域OFDMシンボル(k)に関する前記第1の重み付け係数(α )とは異なり、前記第2の重み付け係数(w (k))は、前記送信アンテナ手段(i)のうちの一つの送信アンテナ手段の別の送信アンテナ手段からの区別を可能にする、前記送信機。
  15. 請求項1〜12のうちのいずれか一項に記載の通信方法に使用する受信機であって、前記OFDMシンボルとして変調される前記ビット・ストリームを含む信号を受信する復調手段を備え、前記ガード区間アフィックス情報は前記OFDMシンボルの間に挿入され、前記復調手段は、前記ガード区間の前記アフィックス情報を使用して伝送チャネルのチャネル・インパルス応答を推定し、該推定されたチャネル・インパルス応答を使用して、前記受信機において受信する信号の前記ビット・ストリームを復調するように構成され、前記ガード区間アフィックス情報(w (k)α k・ からw (k)α k・ D−1 )は決定論的であり、かつ前記受信機に認識される、受信機。
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