JP4812598B2 - 握り押しボタン用アタッチメント - Google Patents

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本発明は、ナースコール装置に接続される握り押しボタン式子機に装着される握り押しボタン用のアタッチメントに関する。
ナースコール装置に接続される握り押しボタン式子機は、必要に応じて医療従事者を呼び出せるように患者に個別に割り当てられている。握り押しボタン式子機は、掌に納まる胴部と、この胴部の端部に設けられた押しボタンとを有している。したがって、握り押しボタン式子機を片手で操作する場合、押しボタンは、親指で操作される。
ところで、把持力が弱い患者のために、握り押しボタン式子機を掌の中に保持しておくためのナースコールホルダが知られている(例えば、特許文献1など)。このナースコールホルダを装着した握り押しボタン式子機は、親指で押しボタンを操作するように構成されている。
特開2005−58455号公報
しかしながら、前述した特許文献1を含む従来の技術では、握り押しボタン式子機を操作する際に、胴部を掌で握って親指などで押しボタンを押すことにより操作しなければならず、握り押しボタン式子機の胴部を掌で握らなければ操作することができないという問題点があった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、握り押しボタン式子機の胴部を掌で握ることなく操作できるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明では、握り押しボタン式子機の胴部の外周面の一部を覆うとともに胴部を支持する支持部と、その胴部を覆う一部分の延長線上に、胴部に向かう方向に力が加わったときに押しボタンの押し込み方向に折り曲げられた折り曲げ状態となり、胴部に向かう方向に力が加わっていないときに元の状態となる操作部と、その胴部側に配置され、操作部が折り曲げ状態である場合に押しボタンを押圧するレバー部とを備えるようにしている。
上記のように構成した本発明によれば、操作部に力を加えると操作部が折り曲げ状態となり、押しボタンがレバー部により押下されるので、患者は、操作部を掌や拳で叩いたり押したりするだけで押しボタンを操作することができる。したがって、押しボタン式子機の胴部を掌で握ることなく操作することができる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本実施形態によるアタッチメント1の表面部分を示す外観図である。また、図2は、本実施形態によるアタッチメント1を握り押しボタン式子機10に装着した状態を示す外観図である。また、図3は、本実施形態によるアタッチメント1を握り押しボタン式子機10に装着した状態を示す断面図である。
このアタッチメント1は、握り押しボタン式子機10に装着される。ここで、握り押しボタン式子機10は、ナースコール装置に接続される子機の一形態である。また、握り押しボタン式子機10は、胴部11と押しボタン12とコード13とを備えている。
胴部11は、利用者が握りやすいように、かつ、清拭性を考慮して、滑らかな外形を有している。押しボタン12は、胴部11の長手方向に対して、コード13が延びる部分に対して反対側の先端部分に表面を露出している。ここで、押しボタン12は、先端部分から胴部11に向かって押し込まれることにより操作される。また、押しボタン12を押し込んでいない状態では、押しボタン12の取り付け位置(胴部11内)に設けたバネなどにより押しボタン12は、元の位置に戻るようになっている。
アタッチメント1は、特に、患者が握り押しボタン式子機10に設けられる押しボタン12を操作することを介助するためのものである。また、アタッチメント1は、支持部2(表面部2aおよび接地部2bから成る)、操作部3、レバー部8を備えて構成されている。また、支持部2と操作部3とレバー部8とは、弾力性を有する樹脂により一体的に構成されている。
支持部2は、握り押しボタン式子機10の胴部11の外周面の一部を覆っている。ここで、支持部2は、胴部11の4分の3程度を覆っている。また、支持部2の裏面部分には、握り押しボタン式子機10の胴部11を支持するためのリブ7a〜7dを支持部2から延伸するように形成している。ここで、握り押しボタン式子機10は、第1のリブ7aおよび第2のリブ7bにより胴部11の中央部分が把持され、第3のリブ7cおよび第4のリブ7dにより胴部11のコード13が伸びる部分が把持されている。これらのリブ7a〜7dにより、握り押しボタン式子機10は、アタッチメント1から容易に脱落しないようになっている。
また、アタッチメント1をベッド上などに置いた場合に、接地部2bは、表面部2aが常に患者に見えるように形成されている。また、接地部2bにより、アタッチメント1がベッド上で安定するようになっている。ここで、握り押しボタン式子機10の胴部11の外周面は、接地部2bの側のみ支持部2により覆われていない。
表面部2aは、支持部2のうちアタッチメント1を患者が操作する際に患者側に向く部分である。ここで、表面部2aの長手方向の一端には、握り押しボタン式子機10のコード13を通すためのコード孔4を形成している。
また、表面部2aの長手方向の他端には、連結部5により操作部3を連結している。ここで、連結部5の裏面側(胴部11側)には、溝9を形成している。ここで、溝9を形成する線が曲線となるように、表面部2aと操作部3とは、曲面を形成している。
また、支持部2と操作部3との間には空隙6が形成されており、操作部3を表面部2aに対して胴部11側に折り曲げ可能である。ここで、操作部3の表面部分に力を加えると、操作部3は、押しボタン12の押し込み方向に折り曲げられる。そして、操作部3の表面部分に力が加わらなくなると、操作部3は、元の状態に戻る。ここで、溝9を形成する線が曲線となっているので、操作部3の表面部分に力を加えたときに抵抗が加わるので、患者はクリック感を得ることができる。
レバー部8は、操作部3の胴部11側、換言すると操作部3の裏面側に突出して設置されている。また、レバー部8は、操作部3が折り曲げられた状態である場合に押しボタン12を押圧し、操作部3が元の状態に戻った場合に押しボタン12を押圧しないようにしている。
このように構成した本実施形態によるアタッチメント1を使用して患者がナースコール装置に呼び出しを行う場合には次のように操作される。患者は、アタッチメント1の操作部3に掌や拳により力を加える。すると、操作部3は、表面部2aに対して折り曲げられた状態となる。このとき、患者は、連結部5によりクリック感を得ることができる。操作部3が折り曲げられた状態となると、操作部3の裏面に設けられたレバー部8は、握り押しボタン式子機10の押しボタン12を押圧する。押しボタン12が押圧されると、ナースコール装置に呼び出しが行われる。この状態で、患者が操作部3から手を離すと、操作部3に加わっていた力が無くなるので、折り曲げられていた操作部3は、元の状態に戻る。これにより、押しボタン12も元の状態に戻る。
以上詳しく説明したように、本実施形態によれば、アタッチメント1をベッド上などに設置して、操作部3の表面部分に力を加えると、操作部3が表面部2aに対して折れ曲げられる。そして、操作部3の裏面部分に設けられたレバー部8は、押しボタン12を押し込む方向へ付勢される。
したがって、握り押しボタン式子機10にこのアタッチメント1が装着されていれば、患者は、操作部3を掌や拳で叩いたり押したりすることで、握り押しボタン式子機10を掌で握って押しボタン12を親指で押すのと同じように操作することができる。また、本実施形態のアタッチメント1は、構造も簡単であり安価に製造することができる。
本実施形態によるアタッチメント1の材料としては、表面部2aと操作部3とが連結部5を支点に繰り返し折り曲げられること、連結部5が十分な可撓性を維持できること、レバー部8が十分な強度を持っていることを考慮した樹脂材料、かつ、アルコールで溶解することなく、薬品によって劣化し難い樹脂材料が望ましい。具体的には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンビニル等が良い。また、上記したポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンビニル等の材料に蓄光性を持つ材料を混ぜることで、アタッチメント1を夜間でも視認可能とすることができる。
なお、前述した実施形態では、支持部2と操作部3とレバー部8とは一体的に形成されているが、別体として形成されていても良い。このような場合では、表面部2aと操作部3とを連結する連結部5は、ヒンジなどにより構成される。また、折り曲げられた操作部3を元の状態に戻すために、連結部5に板バネなどを設ける必要がある。
また、前述した実施形態では、アタッチメント1の裏面部分には、握り押しボタン式子機10にアタッチメント1を装着する点を考慮して開口部が形成されているが、これに限定されない。例えば、アタッチメント1の裏面部分に開口部を覆う蓋を設け、握り押しボタン式子機10にアタッチメント1を装着する際に蓋を開き、アタッチメント1を使用する際に蓋を閉じるようにしても良い。これにより、アタッチメント1内へ塵が入ることをできるだけ防止することができる。
また、前述した実施形態では、溝9は、アタッチメント1の見栄えを考慮して裏面部分に設けられているが、これに限定されない。例えば、溝9を表面部分に形成しても良い。
その他、上記実施形態は、本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示したものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本実施形態によるアタッチメントの表面部分を示す外観図である。 本実施形態によるアタッチメントを握り押しボタン式子機に装着した状態を示す外観図である。 本実施形態によるアタッチメントを握り押しボタン式子機に装着した状態を示す断面図である。
符号の説明
1 アタッチメント
2 支持部
2a 表面部
2b 接地部
3 操作部
5 連結部
8 レバー部
9 溝

Claims (2)

  1. ナースコール装置に接続される握り押しボタン式子機に装着されて押しボタンの操作を介助するアタッチメントであって、
    前記握り押しボタン式子機の胴部の少なくとも外周面の一部を覆い、前記胴部を支持する支持部と、
    前記支持部の前記胴部を覆う一部分の延長線上に配置され、前記胴部に向かう方向に力が加わったときに前記押しボタンの押し込み方向に折り曲げられた折り曲げ状態となり、前記胴部に向かう方向に力が加わっていないときに元の状態となる操作部と、
    前記操作部の前記胴部側に配置され、前記操作部が折り曲げ状態である場合に前記押しボタンを押圧するレバー部と、
    を備える握り押しボタン用アタッチメント。
  2. 前記支持部と前記操作部とを樹脂により一体的に形成し、前記支持部と前記操作部との間に溝を形成して、前記溝を形成する線が曲線となるように前記支持部および前記操作部を曲面状に形成したことを特徴とする請求項1に記載の握り押しボタン用アタッチメント。
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