JP4812562B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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本発明は、吸収性物品、特に女性の陰唇間に挟んで使用される吸収性物品に関する。
従来、女性の陰唇間の空間に挟んで使用される陰唇間パッド等の小型の吸収性物品が知られている。この種の吸収性物品は、その肌当接面が直接陰唇と密着して着用されるものであり、その防漏性が高められている。
例えば、特許文献1には、一対の吸収性パネルを備え、各パネルは近位縁部と遠位縁部と一対の対向する末端縁部とを有し、前記パネルの各々は十分な柔軟性を有していて、着用する時、少なくとも部分的に陰唇間の壁の表面の形状に従い、該表面との接触を維持することができ、また、前記パネルの近位縁部を接合する峡部を備え、着用する時、峡部は、陰唇間空間内に最も奥に配置される、女性の陰唇間に挟んで使用される吸収性物品が開示されている。特許文献1に記載の吸収性物品は、その使用前後の形態はコンパクトである。また、峡部がV字形を有しており、峡部で受けた体液が長手方向に移動しやすくなされている。
特表2001−507597号公報
特許文献1に記載の吸収性物品は、峡部のV字形に陥没している部分の深さが浅いため、峡部で受けた体液はすぐに溢れて、一対の吸収性パネルの表面を伝わって流れてしまうので、吸収性パネル内部の吸収力が十分に発揮されないおそれがある。また、峡部は長手方向に直線状に形成されており、陰唇間の内面形状へのフィット性に劣るため、装着安定性が良くない。また、陰唇間に挟まれて装着され、横方向から圧縮を受けた場合には、離間していた一対の吸収性パネルが閉じてしまうため、陰唇間から外れてしまう可能性がある。更に使用後には、体液が吸収された肌当接面が露出した状態にあるため、廃棄する際に、使用者の手や下着等を汚すおそれが考えられる。
従って、本発明の目的は、その使用前後の形態がコンパクトであり、吸収性に優れ、陰唇間に挟まれて装着された際には、横方向からの圧縮に対する回復性を有すると共に、装着安定性に優れ、その肌当接面側が露出することなく廃棄でき、使用者の手や下着等を汚すおそれがない陰唇間に挟んで使用される吸収性物品を提供することにある。
本発明は、扁平であり、陰唇間に挟んで使用される吸収性物品であって、着用時における前後方向の中央部は両端部よりも幅広であり、上層と下層とを主体として形成され、該上層と該下層とはそれらの周縁で接合されており、該上層は、吸収性及び伸縮性を有しており、前記下層は、前記上層よりも剛性が大きく、前記前後方向と直交する方向の中央部で分離された一対の支持片からなり、前記吸収性物品は、使用時には、前記上層における前記下層側の面及び前記下層における前記上層側の面が、陰唇に当接する立体的な形状に形成可能で、該形状が維持されるように形成されている吸収性物品を提供することにより、上記目的を達成したものである。
また、本発明は、陰唇に当接する立体的な形状を有し、陰唇間に挟んで使用される吸収性物品であって、着用時における前後方向の中央部が陰唇に向かって凸となり、少なくとも該前後方向の中央部において、該前後方向と直交する方向の中央部が陰唇に向かって凹となっており、陰唇と当接する上層と、該上層と接合され且つ前記前後方向と直交する方向の中央部で分離された下層とを主体として形成され、前記上層は、前記前後方向の側縁部が折り返されて、陰唇当接面側の面が、前記下層と接合されており、前記下層の分離された部位は、前記吸収性物品における前記前後方向と直交する方向の中央部で、前記上層の非陰唇当接面側に位置しており、前記吸収性物品は、不使用時には、扁平で、前記前後方向の中央部は両端部よりも幅広であり、前記上層と前記下層とはそれらの周縁で接合された形状となされており、前記上層の陰唇当接面側の面と、前記下層の陰唇当接面側の面とが対向している吸収性物品を提供することにより、上記目的を達成したものである。
本発明の陰唇間に挟んで使用される吸収性物品によれば、その使用前後の形態がコンパクトであり、吸収性に優れ、陰唇間に挟まれて装着された際には、横方向からの圧縮に対する回復性を有すると共に、装着安定性に優れ、その肌当接面側が露出することなく廃棄でき、使用者の手や下着等を汚すおそれがない。
以下、本発明の吸収性物品をその好ましい実施形態に基づいて、図面を参照しながら説明する。
本実施形態の吸収性物品1(以下、本物品ともいう。)は経血の吸収に用いられ、図1〜図5に示すように、扁平で実質的に縦長に形成され、陰唇間に挟んで使用される。本物品1は、着用時における前後方向の中央部は両端部よりも幅広であり、上層2と下層3とを主体として形成され、該上層2と該下層3とはそれらの周縁で接合されており、該上層2は、吸収性及び伸縮性を有しており、下層3は、上層2よりも剛性が大きく、前記前後方向と直交する方向の中央部で分離された一対の支持片31a,31bからなる。
また、本物品1は、使用時には、上層2における下層3側の面及び下層3における上層2側の面が、陰唇に当接する立体的な形状に形成可能で、該形状が維持されるように形成されている。
本物品1について、更に説明すると、本物品1は、図1に示すように、縦長であり、その平面視形状は、楕円形状である。また、本物品1は、使用前の状態において、図2(a)に示すように、その断面が扁平な形状を有している。
本明細書において、着用時における前記前後方向を、以下、物品長手方向ともいう。また、前記前後方向と直交する方向を、以下、物品幅方向ともいう。
本物品1は、図2(c)及び図3に示すように、その使用時には立体的な形状に形成された状態で、女性の陰唇間の空間に挟まれて使用される。本物品1は、図2(c)及び図3に示すように、装着者の肌側に向かって隆起した凸形状を有し、陰唇間の空間に安定して挟まれやすい形状を有している。
まず、本物品1の上層2について、更に説明する。上層2は、液保持性を有している。上層2は、本物品1が立体的な形状に形成された状態において、陰唇と当接する部位であり、排泄された経血等の体液を吸収保持する。上層2は、縦長であり、その長手方向が本物品1の長手方向と一致している。上層2の平面視形状は、図1及び図2(a)に示すように、本物品1と略同形である。上層2と下層3とは、それらの平面視した場合の面積が実質的に同じであり、上層2は、下層3と外形状の輪郭が略揃えられて積層されている。
上層2は、柔軟であると共に、幅方向及び長手方向それぞれに伸縮性を有していることが好ましい。上層2がこのような伸縮性を有することにより、一対の支持片31a,31bを、図2(b)に示すように、反り返らせ本物品1を立体的な形状に容易に変形することができ、且つ上層2が、図2(c)に示すように、一対の支持片31a、31b間に架け渡されて露出した状態で、本物品1が適度なクッション性を有することができる。
具体的には、上層2は、物品幅方向において、下層3の幅の少なくとも1.2倍の長さまで、特に1.5倍の長さまで伸びることが好ましい。また、上層2は、物品長手方向において、下層3の長さの少なくとも1.1倍の長さまで、特に1.3倍の長さまで伸びることが好ましい。
更に詳述すると、上層2は、物品幅方向における10cN/10mm幅荷重時の伸度が10%以上、特に20%以上であることが好ましく、また、物品長手方向における20cN/10mm荷重時の伸度が10%以上、特に15%以上であることが好ましい。
前述した伸度は、例えば、以下の方法で測定される。上層2を、測定される伸縮性を有する方向に40mm以上(チャック可能な長さ)、該方向と直交する方向に10mm切り出して、測定片を作製する。測定片を、測定される伸縮性を有する方向が引張方向となるように、引張試験機のチャックに取り付ける。チャック間距離は40mmとする。測定片を50mm/分で引っ張り、上層2の伸縮方向が物品幅方向ならば10cN/10mm幅荷重時、または、物品長手方向ならば20cN/10mm荷重時のときの、伸びの長さからチャック間距離を引き、その値をチャック間距離で除し更に100を乗じた値を伸度とする。
次に、本物品1の下層3について、更に説明する。下層3は、図1に示すように、一対の支持片31a,31bからなる。本物品1が立体的な形状に形成された状態において、一対の支持片31a,31bは、図2(c)及び図3に示すように、物品幅方向の外方に凸に湾曲した一対の側面を形成している。
一対の支持片31a,31bは、上層2よりも剛性が高く、この剛性により、本物品1の立体的な形状が維持される。
一対の支持片31a,31bそれぞれは、縦長であり、その長手方向が本物品1の長手方向と一致している。一対の支持片31a,31bそれぞれは、本物品1の縦方向中心線に対して略線対称に形成されている。図1において、支持片31a、31bの幅方向外方の端縁は、縦長の円弧状となっており、物品長手方向中央部のカーブが、両端部よりも緩やかに形成されている。また、幅方向内方の端縁は直線状となっている。本物品1は、このような形状を有する一対の支持片31a,31bから下層3が形成されているため、立体的な形状に変形する際にそり返し易くなっており、所定の高さを有する立体的な形状が得られる。
本物品1が立体的な形状に形成された状態において、一対の支持片31a,31bそれぞれの円弧状を有する端縁は、図2(c)に示すように、本物品1における幅方向の中央部で離間しており、上層2の非陰唇当接面側に位置している。
本明細書において、上層2の陰唇当接面側は、本物品1の使用時に、陰唇と対向する上層2の面側のことをいい、上層2の非陰唇当接面側は、陰唇当接面側とは反対側のことをいう。他の部位についても同様である。本物品1は、図1の状態において、各部位の陰唇当接面側は、外部に露出していない。
また、一対の支持片31a,31bの形状を調節して設計することにより、本物品1の立体的な形状の高さH(図2(c)参照)を調整することができる。例えば、支持片31a,31bが、図1において、物品幅方向外方に凸に突出する度合いを大きくすることにより、本物品1の立体的な形状における高さをより高くでき、一方、物品幅方向外方に凸に突出する度合いを小さくすることにより、立体的な形状における高さを低くすることができる。
前述したような形状の一対の支持片31a,31bを有する本物品1は、立体的な形状に形成された状態において、図4に示すように、その使用時に受ける左右からの圧縮力が、物品長手方向全体に分散されるため、立体的な形状が押しつぶされ難くなっている。
次に、本物品1の接合部4a、4bについて説明する。上層2と下層3は、図1及び図2(a)に示すように、全周縁で接合されており、物品幅方向の外方に凸に湾曲した接合部4a、4bが形成されている。接合部4a、4bは、全体として、本物品1の幅方向外方に凸状に形成されていれば良く、不連続的に形成されていても良い。
本物品1が立体的な形状に形成された状態において、上層2は、図2(c)に示すように、その長手方向の側縁部が折り返され、該側縁部の陰唇当接面側の面が、接合部4a、4bにおいて下層3と接合されている。
接合部4a、4bは、上層2全周縁の内側に沿って、所定の幅で形成されている。接合部4a、4bは、ヒートシール、接着剤による接着等公知の接合手段を用いて形成することができる。
接合部4a、4bの幅は、1〜6mm、特に2〜4mmであることが好ましい。接合部4a、4bの幅が1mm以上であることにより、一対の支持片31a,31bそれぞれと上層2とが、使用中に外れることなく確実に接合される。一方、接合部4a、4bの幅が6mm以下であることにより、一対の支持片31a,31bを反り返らせて、本物品1を立体的な形状に容易に変形することができる。
接合部4aと接合部4bとの間(未接合部分の幅)を、物品幅方向に測定した長さは、1〜7mm、2〜5mmであることが、一対の支持片31a,31bを反り返らせてかつ立体的形状の保持の点から好ましい。
本物品1において、接合部4a、4bの形状は、支持片31a,31bの物品幅方向外方の端縁と同様に、縦長の円弧状であり、物品長手方向中央部のカーブが、両端部よりも緩やかに形成されている。前述したような形状の接合部4a、4bを有する本物品1は、図4に示すように、その使用時に受ける左右からの圧縮力が、物品長手方向全体に分散されるため、立体的な形状が押しつぶされ難くなっている。
更に、本物品1には、図1及び図2(a)に示すように、一対の支持片31a,31bそれぞれに、摘み部5a、5bが設けられている。摘み部5a、5bは、支持片31a,31bの長手方向中央部において、非陰唇当接面側に配されている。
一対の摘み部5a、5bそれぞれは、支持片31a,31bの幅方向内方の端縁から延出し、該端縁で物品幅方向外方に折り返されて形成されており、折り返されている部分の先端は自由端をなしている。
前述した摘み部5a、5bは、扁平な状態の本物品1を、立体的な形状に変形する際に摘みとして用いられる。具体的には、図2(a)〜(c)に示すように、一対の摘み部5a、5bそれぞれを摘んで、一対の支持片31a,31bそれぞれが、容易にそり返される。
また、本物品1において、一方の摘み部5aの自由端近傍には、図1及び図2に示すように、他方の摘み部5bと脱着自在に接着できる接着部51aが設けられている。同様に、他方の摘み部5bの自由端近傍にも、一方の摘み部5aと脱着自在に接着できる接着部51bが設けられている。
接着部51a,51bは、図2(a)に示すように、摘み部5a,5bの下層3と対向する面に設けられている。
一対の接着部51a、51bそれぞれは、縦長であり、その長手方向が本物品1の長手方向と一致している。一対の接着部51a、51bそれぞれは、粘着剤を摘み部5a,5bに塗布して形成しても良いし、または面ファスナを摘み部5a,5bに接合して形成しても良い。
粘着剤を摘み部5a,5bに塗布して形成した場合には、接着部51a、51bは、本物品1の使用前には、剥離紙が載せられて保護されることが好ましい。または、摘み部5a,5bが不織布から形成されている場合には、面ファスナのオス材は、脱着自在に不織布に接着できるため、面ファスナのオス材を摘み部5a,5bに接合して、接着部51a、51bを形成することが好ましい。
本物品1の使用時における立体的な形状の高さHは、一対の摘み部5a、5bそれぞれの寸法、又は一対の接着部51a、51bそれぞれの物品幅方向における位置を調節して設計することにより調整できる。
次に、前述した本物品1の扁平な形状から、使用時の立体的な形状を形成する方法の一例について以下に説明する。
本物品1は、その使用前には、図2(a)に示すように、扁平な状態にある。まず、一対の摘み部5a、5bそれぞれを摘み、本物品1を、図2(b)に示すように、一対の支持片31a,31bそれぞれの陰唇当接面側同士が対向するように折る。
次に、一対の摘み部5a、5bそれぞれを物品幅方向の外方に向って引っ張って、一対の支持片31a,31bそれぞれを、その上層2と対向している面を物品幅方向の外方に向って露出させるようにそり返すと共に、上層2の下層3と対向していた面を露出させ、図2(c)及び図3に示すように、本物品1を立体的な形状にする。
次に、立体的な形状に形成された状態で、一対の摘み部5a,5b同士を、図2(c)及び図5(b)に示すように、接着部51a又は接着部51bの何れか一方によって脱着自在に接着し、非陰唇当接面側における長手方向の両側部間に、一対の摘み部5a,5bを掛渡す。脱着自在に接着された一対の摘み部5a,5bから保形部52を形成する。
本物品1の立体的な形状は、一対の支持片31a,31bが有する剛性、上層2と一対の支持片31a,31bとが前述した接合部4a,4bにより接合されていること、及び保形部52により維持されている。
また、本物品1の立体的な形状は、上層2が有する伸縮性及び本物品1が有する横方向圧縮弾性(詳しくは後述する)によって、適度なクッション性を有している。
保形部52を有する本物品1は、女性の陰唇間に挟まれて装着された状態において、装着者の身体の動きによって、図4に示すように、左右から圧縮力を受けて変形した際にも、保形部52の弾性により変形が回復するため、物品幅方向の弾性が高められている。
また、本物品1の使用後には、前述したのと逆の順番で操作して、図2(a)に示すように、使用前と同様に扁平な形状に戻すことができる。従って、使用中に、体液を吸収した陰唇当接面側が外部に露出することなく廃棄でき、使用者の手や下着等を汚すおそれがない。また、その使用前後の形態はコンパクトであり、使用前には携帯性に優れ、使用後においては、廃棄性に優れている。
前述したように立体的な形状に形成された本物品1は、図2(c)及び図3に示すように、実質的に縦長で、陰唇に当接する立体的な形状を有し、陰唇間に挟んで使用される。本物品1は、物品長手方向の中央部が陰唇に向かって凸となり、少なくとも物品長手方向の中央部において、物品幅方向の中央部が陰唇に向かって凹となっており、陰唇と当接する上層2と、該上層2と接合され且つ幅方向中央部で分離された下層3とを主体として形成され、上層2は、その長手方向の側縁部が折り返されて、陰唇当接面側の面が、下層3と接合されており、該下層3の分離された部位は、本物品1における幅方向の中央部で、上層2の非陰唇当接面側に位置している。
また、本物品1は、不使用時には、図1及び図2(a)に示すように、扁平で、物品長手方向の中央部は両端部よりも幅広であり、上層2と下層3とはそれらの周縁で接合された形状となされており、上層2の陰唇当接面側の面と、下層3の陰唇当接面側の面とが対向している。本物品1の不使用時には、使用前と使用後が含まれる。
立体的な形状に形成された本物品1について、更に説明する。本物品1は、図3に示すように、装着者の肌側に向かって隆起した凸形状を有し、その頂部は、物品長手方向において、略中央に位置している。このような形状を有する本物品1は、女性の陰唇の形状にフィットし、密着して装着される。
本物品1の陰唇当接面側の物品幅方向中央部には、一対の支持片31a,31bそれぞれの円弧状の端縁の形状に沿って、一対の稜線が物品長手方向の前後端部間に亘り形成されている。陥没部21は、一対の前記稜線の間に位置している。
詳述すると、一対の支持片31a,31bそれぞれの円弧状の端縁は、図5(a)に示すように、少なくとも物品長手方向の中央部において離間しており、離間した状態が物品長手方向の前後に向かって延びている。一対の支持片31a,31bが離間している幅を物品幅方向に測定した長さは、物品長手方向の前後端部に向かって漸時減少している。
上層2は、図5(a)に示すように、物品長手方向の前後端部間に亘り配されており、分離した一対の支持片31a,31bにおける陰唇当接面側の面上に亘って、上層2が掛渡されている。本物品1の装着時には、上層2が、陰唇間の奥へ位置し、排泄された体液を受けて吸収保持する。
上層2における幅方向の中央部は、図2(c)及び図3に示すように、大きく陥没しており、物品長手方向の前後端部に延びる陥没部21を形成している。陥没部21は、離間する一対の支持片31a,31bの間で、上層2が非陰唇当接面側に向かって落ち込んでいる部位である。
陥没部21の底部を、本物品1の側面から透視した形状は、装着者の肌側に向かって凸となっている。
本物品1の装着時に、排泄された体液は、まず、陥没部21に受け入れられ、物品長手方向に延びる該陥没部21内を伝って、物品長手方向の前後端部の方向へ移動し易くなっている。次に、陥没部21内の体液は、陥没部21の部分から、物品幅方向へ向かって、上層2の内部へ吸収されるため、上層2の有する液吸収保持能力が余すことなく発揮される。
従って、陥没部21の大きさは、一回当たりの排泄された体液があふれずに、受け入れられる大きさを有していることが好ましい。具体的には、陥没部21の深さD(図2(c)参照)は、物品長手方向の中央部において、2〜10mm、特に3〜7mmであることが、陥没部21の十分な大きさを確保する上で好ましい。また、陥没部21の幅としての一対の支持片31a,31bの離間する長さを、物品幅方向に測定した長さW(図2(c)参照)は、物品長手方向の中央部において、5〜20mm、特に8〜15mmであることが、同様の理由から好ましい。
陥没部21の深さD又は幅Wは、一対の支持片31a,31bの形状により設計することができる。例えば、支持片31a,31bの物品幅方向外方に凸に突出する度合いを大きくすることにより、深さD及び幅Wを大きくすることができる。
また、深さD又は長さWは、一対の摘み部5a,5b同士を脱着自在に接着する位置によって変化しうるが、一対の摘み部5a,5b同士を接着する位置は、深さD又は長さWが前記範囲内になるように調節することが好ましい。
前述したように、大きな陥没部21が形成される理由は、本物品1が、その不使用時の形状として、物品長手方向の中央部が両端部よりも幅広であり、上層2と下層3とはそれらの周縁で接合された形状となされていることに起因している。
本物品1は、女性の陰唇間に挟まれて装着された状態において、装着者の身体の動きによって、図4に示すように、左右から圧縮力を受けて変形する場合がある。仮に、本物品1が圧縮を受けて変形した状態のままであると、本物品1の陰唇当接面と陰唇の壁面との間の密着性が低下し、液漏れが生じると共に吸収性が低下する可能性がある。また場合によっては、本物品1が陰唇間から外れてしまうおそれもある。
従って、本物品1は、左右からの圧縮力による変形に対して、該圧縮力が取り除かれた際には、もとの立体的な形状に復元する回復性を有していることが好ましい。
具体的には、本物品1は、立体的な形状に形成されている状態において、物品幅方向の圧縮弾性(以下、横方向圧縮弾性ともいう。)が、3〜150cN/cm、特に7〜100cN/cmであることが好ましく、10〜50cN/cmであることが一層好ましい。
本物品1の横方向圧縮弾性が、3cN/cm以上であることにより、本物品1が陰唇間に挟まれて装着された状態において、物品幅方向に圧縮力を受けても、該圧縮力が取り除かれた際には、押しつぶされることなく変形が回復して、その立体的な形状が維持される。一方、本物品1の横方向圧縮弾性が、150cN/cm以下であることにより、本物品1が陰唇間に挟まれて装着された状態において、回復可能な変形を許容すると共に、適度な圧力で陰唇の壁面を押し返すことで、装着安定性及び良好な装着感が得られる。
本物品1の横方向圧縮弾性は、例えば以下のように測定される。測定は、引張圧縮試験機テンシロンRTA−100(ORIENTEC製)の圧縮モードを用いる。まず、本物品1を、図3に示すように、立体的な形状に形成する。本物品1を、図6に示すように、試験機における上下2枚の平行プレート7,7間にセットする。この際、本物品1の各支持片31a、31bが、平行プレート7,7間に挟まれるようにして、プレート7の中央に位置するようにセットする。測定においては、上側のプレート7が、図6中の矢印に示すように下方に移動し、本物品1が上下のプレート7,7間で圧縮されることにより行われる。測定において、上側のプレート7は、50mm/分の圧縮スピードで本物品1を圧縮する。本物品1が、物品幅方向に圧縮力を受けて変形し始めてから、完全につぶれる前までの間であって、上側のプレート7が10mm降下するまでの間における圧縮弾性値の最大値を本物品1の横方向圧縮弾性とする。
本物品1の寸法は、長さが20〜80mmであり、幅が15〜50mmであることが、女性の陰唇間に挟んで使用される上で好ましい。本物品1の長さ及び幅は、物品幅方向及び物品長手方向において一定ではないので、前記長さ及び前記幅は、本物品1の物品幅方向及び物品長手方向それぞれにおける最大の値である。
また、本物品1の使用時における立体的な形状の高さH(図2(c)参照)は、5〜25mm、特に5〜20mmであることが、同様の理由から好ましい。ここで、高さHは、図2(c)に示すように、立体的な形状にある本物品1を平らな板の上に載せ、一対の支持片31a、31bの高さを、前記板の面に対して垂直な方向に測定した長さである。
前述した本物品1を装着する際には、保形部52の前後の開口部に指を挿入し、本物品1を支持することが好ましい。本物品1は、このように指で支持された状態で、女性の陰唇間の空間に挟みこまれ、その陰唇当接面が該陰唇と好ましく密着して装着される。また、使用後には、保形部52を摘んで、本物品1を陰唇間から取り外すことが、手を体液により汚さない上で好ましい。
本物品1は、比較的少量の体液であれば本物品1のみで吸収保持することができる。一方、排泄される体液の量が多い場合、体液の吸収性能をより高める観点から、図7及び図8に示すように、立体的な形状となされた状態で、下着の内側に装着固定された生理用ナプキン8と併用されることが好ましい。
本物品1は、立体的な形状に形成された状態で、図7及び図8に示すように、物品長手方向の両側縁から延出する一対のウイング部としての一対の摘み部5a,5bを有しており、一対の摘み部5a,5bそれぞれの非肌当接面側に設けられた接着部51a,51bにより、生理用ナプキン8の肌当接面側の面と脱着自在に接着される。
このように、本物品1を生理用ナプキン8と併用する際には、一対の摘み部5a,5bは、生理用ナプキン8との接合手段である一対のウイング部として用いられることが好ましい。
この場合、体液を吸収した本物品1を交換する際に、生理用ナプキン8が更に体液を吸収保持することが可能であれば、本物品1のみを交換し、該生理用ナプキン8は交換せずに、そのまま継続して使用することが好ましい。
また、本物品1を生理用ナプキン8と併用する場合には、一対の支持片31a,31bを伝って落ちてきた体液を、生理用ナプキン8に効率よく吸収させる観点から、一対の摘み部5a,5bは、液透過性を有していることが好ましい。
次に、本物品1を構成する各形成材料について説明する。上層2の形成材料としては、液吸収保持性及び伸縮性を有するシートが好ましい。このような形成材料としては、例えば本出願人の先の出願に係る特開2002−187228号公報の明細書に記載の不織布を、親水処理するか又は親水性繊維を用いて該不織布を形成したものが好ましい。前記不織布の坪量は、10〜200g/m2、特に50〜100g/m2であることが、十分な液吸収保持性を得る上で好ましい。この不織布は少なくとも2層構造を有し、一方の層にコイル状の捲縮が発現した状態の潜在捲縮性繊維が含まれているものである。コイル状の捲縮が発現した繊維を含んでいることに起因してこの不織布は伸縮性を有している。
下層3をなす一対の支持片31a,31bの形成材料としては、所定の剛性を有すると共に、前述した横方向弾性を発現するような弾性を有していることが好ましい。例えば、厚手の不織布、芯地、発泡ウレタン、弾性プラスチック、紙等を用いることができ、特に、エアスルー法/エアレイド法による厚手の不織布、芯地、発泡ウレタンが好ましい。例えば、不織布を複数枚積層し、ヒートシールによる接合したものであっても良い。また、支持片31a,31bは、吸収性を有していることが、本物品1の液保持性を高める上で好ましい。
摘み部5a,5bの形成材料としては、従来の吸収性物品において用いられている各種材料を用いることができるが、特にスパンボンド不織布、ラミネート不織布が好ましい。保形部52を形成した際に、所定の弾性を発現させる観点から、摘み部5a,5bの坪量は、10〜100g/m2、特に20〜50g/m2であることが好ましい。
また、接着部51a,51bが、接着剤を摘み部5a,5bに塗布して形成される場合には、接着剤が、摘み部5a,5bに対する脱着自在の接着性を有する観点から、接着剤の一部が不織布の一部に入り込んで接着剤が他方の面に移らなくされた形態、接着剤の厚みが薄く剥離が容易にできるようにされた形態等が好ましい。接着剤は粘着剤であっても良い。また、接着剤の代わりに不織布表面に絡みつく、マジックテープ(登録商標)のオス材で形成しても良い。
次に前述した吸収性物品の変形例を、図9〜図11を参照しながら説明する。変形例について、特に説明しない点については、前述した実施形態に関して詳述した説明が適宜適用される。また、図9〜図11において、図1〜8と同じ部材に同じ符号を付してある。
図9に示す吸収性物品の変形例において、上層2は、物品幅方向の中央部のみに伸縮性を有する伸縮部22を有しており、物品幅方向の両側(該中央部の除いた領域)には伸縮性を有さない液吸収保持性のみを有する吸収部23を有している。上層2は、伸縮部22及び吸収部23を、公知の接合方法を用いて接合し形成することができる。
このように、上層2を伸縮部22及び吸収部23から構成することで、それぞれを別な部材から形成することにより、最適な形成材料を選択することができる。その結果、操作性及び液吸収保持性の更なる向上を図ることができる。
伸縮部22の形成材料としては、伸縮性生地、ウレタンフィルム、伸縮性不織布、ネット等を用いることができ、特に、伸縮性生地、伸縮性不織布が好ましい。例えば、従来の伸縮性を有するサニタリーショーツを形成する生地でも良い。また、前述した実施形態における下層の形成材料を用いても良い。
また、吸収部23の形成材料としては、レーヨンやコットンのスパンレース不織布や親水化処理した不織布、また吸収性発泡ウレタンやパルプと不織布の一体物等が好ましく用いられる。
図10に示す吸収性物品の変形例において、一対の支持片31a、31bそれぞれは、台形形状を有している。一対の支持片31a、31bそれぞれは、上底(長さが短い方の底辺)が物品幅方向外方に位置しており、下底(長さ長い方の底辺)が物品幅方向内方に位置している。支持片31a,31bの物品幅方向外方の端縁は、台形形状の両斜辺及び上底から形成されている。
接合部4a、4bは、物品幅方向外方の端縁の内側に所定の幅で形成されている。接合部4a、4bの長手方向中央部は、直線状となっている。従って、本変形例においても、その使用時に左右から受ける圧縮力が、長手方向の全体に分散されるため、立体的な形状が押しつぶされ難くなっている。
尚、図10において、一対の摘み部の記載は省略している。
図11に示す吸収性物品の変形例において、一対の支持片31a、31bそれぞれは、物品長手方向の中央部の幅広の部分が、物品長手方向の一方の端部寄りに位置している。図11に示す吸収性物品1は、その立体的な形状に形成された状態において、凸な形状の頂部の位置が、長手方向において、一方の端部側に偏っている。尚、図11において、一対の摘み部の記載は省略している。
本発明の吸収性物品は、前述した実施形態に制限されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない限り適宜変更が可能である。
例えば、本発明の吸収性物品は、図1に示す実施形態において、摘み部5が、支持片31の一部が延長して形成されていたが、別な部材から形成されていても良い。
上述した一の実施形態における一の実施形態のみが有する要件は、それぞれ他の実施形態に適宜適用することができ、また、各実施形態における要件は、適宜、実施形態間で相互に置換可能である。
図1は、本発明における吸収性物品の一実施形態を示す平面図である。 図2(a)〜(c)は、図1のX−X線断面図を示しており、(a)は使用前の状態であり、(b)は吸収性物品を立体的な形状に形成する途中の状態であり、(c)は吸収性物品を立体的な形状に形成した状態である。 図3は、図2(c)の斜視図である。 図4は、図1に示す吸収性物品が装着された場合に、横方向両側から圧縮力を受けた状態を示す模式図である。 図5(a)及び(b)は、図2(c)の平面図であり、(a)は陰唇当接面側であり、(c)は非陰唇当接面側である。 図6は、図3の吸収性物品の横方向圧縮弾性を測定する様子を示す模式図である。 図7は、図1の吸収性物品を生理用ナプキンと併用している様子を示す模式図である。 図8は、図7のY−Y線断面図を示している。 図9は、図1に示す吸収性物品の変形例を示す平面図である 図10は、図1に示す吸収性物品の他の変形例を示す平面図である。 図11は、図1に示す吸収性物品の更に他の変形例を示す平面図である。
符号の説明
1 吸収性物品
2 上層
21 陥没部
3 下層
31a、31b 支持片
4a、4b 接合部
5a、5b 摘み部(ウイング部)
51a、51b 接着部
7 プレート
8 生理用ナプキン

Claims (11)

  1. 扁平であり、陰唇間に挟んで使用される吸収性物品であって、
    着用時における前後方向の中央部は両端部よりも幅広であり、
    上層と下層とを主体として形成され、該上層と該下層とはそれらの周縁で接合されており、該上層は、吸収性及び伸縮性を有しており、前記下層は、前記上層よりも剛性が大きく、前記前後方向と直交する方向の中央部で分離された一対の支持片からなり、
    前記吸収性物品は、使用時には、前記上層における前記下層側の面及び前記下層における前記上層側の面が、陰唇に当接する立体的な形状に形成可能で、該形状が維持されるように形成されている吸収性物品。
  2. 前記上層と前記下層とは、それらの平面視した場合の面積が実質的に同じである請求項1記載の吸収性物品。
  3. 一対の前記支持片それぞれに、摘み部が設けられている請求項1又は2に記載の吸収性物品。
  4. 一対の前記摘み部それぞれは、前記支持片における前記前後方向と直交する方向の内方の端縁から延出して形成されており、他方と脱着自在に接着できる接着部が設けられており、
    前記立体的な形状に形成された状態で、前記摘み部同士を脱着自在に接着し、非陰唇当接面側における前記前後方向の両側部間に、一対の前記摘み部が掛渡されるようになされている請求項3記載の吸収性物品。
  5. 前記立体的な形状に形成された状態で、下着の内側に装着固定された生理用ナプキンと併用される請求項1〜4の何れかに記載の吸収性物品。
  6. 前記立体的な形状に形成された状態で、前記吸収性物品の前記前後方向の両側縁から延出する一対のウイング部が設けられており、
    一対の前記ウイング部の非肌当接面側に設けられた接着部により、前記生理用ナプキンの肌当接面側の面と脱着自在に接着されるようになされている請求項5記載の吸収性物品。
  7. 一対の前記ウイング部は、一対の前記摘み部である請求項6記載の吸収性物品。
  8. 前記立体的な形状に形成された状態で、前記吸収性物品における前記前後方向と直交する方向の圧縮弾性が、3〜150cN/cmである請求項1〜7の何れかに記載の吸収性物品。
  9. 前記上層は、前記下層の幅の少なくとも1.2倍の長さまで伸びる請求項1〜8の何れかに記載の吸収性物品。
  10. 長さが20〜80mmであり、幅が15〜50mmである請求項1〜9の何れかに記載の吸収性物品。
  11. 陰唇に当接する立体的な形状を有し、陰唇間に挟んで使用される吸収性物品であって、
    着用時における前後方向の中央部が陰唇に向かって凸となり、少なくとも該前後方向の中央部において、該前後方向と直交する方向の中央部が陰唇に向かって凹となっており、
    陰唇と当接する上層と、該上層と接合され且つ前記前後方向と直交する方向の中央部で分離された下層とを主体として形成され、
    前記上層は、前記前後方向の側縁部が折り返されて、陰唇当接面側の面が、前記下層と接合されており、
    前記下層の分離された部位は、前記吸収性物品における前記前後方向と直交する方向の中央部で、前記上層の非陰唇当接面側に位置しており、
    前記吸収性物品は、不使用時には、扁平で、前記前後方向の中央部は両端部よりも幅広であり、前記上層と前記下層とはそれらの周縁で接合された形状となされており、
    前記上層の陰唇当接面側の面と、前記下層の陰唇当接面側の面とが対向している吸収性物品。

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