JP4215632B2 - タンポン用吸収補助具 - Google Patents

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本発明は、生理用タンポンと併用されるタンポン用吸収補助具に関する。
生理用タンポンの装着中に、該タンポンから漏れる経血を吸収することを目的とした吸収パッドが知られている。例えば平面状の吸収パッド本体を有し、該パッド本体にその表面側から裏面側へ貫通する挿通部が形成され、該挿通部にタンポンから延びる紐が挿通可能とされている吸収パッドが提案されている(特許文献1参照)。
また、吸収パッド本体を有し、該パッド本体の上方向の面に、縦方向へ延びる隆起部が設けられており、該パッド本体に、タンポンから延びる紐が係止可能とされている吸収パッドも提案されている(特許文献2参照)。
特開2002−153511号公報 特開2003−24374号公報
しかし特許文献1に記載の吸収パッドは平面状であることから、これを装着した場合、身体とのフィット性に劣り、タンポンから漏れる経血を確実に吸収できないおそれがある。一方、特許文献2に記載の吸収パッドは、その隆起部が陰唇間に密着するが、逆にその密着が違和感の原因となりやすい。また、隆起部の存在する部分については身体との密着性はよいものの、それ以外の部分については密着性が低くタンポンから漏れる経血を確実に吸収できないおそれがある。更に、この吸収パッドはその使用前から立体形状をしているので、複数個をパッケージ詰めした場合に嵩張ったものとなってしまう。
従って本発明の目的は、前述した従来技術が有する種々の欠点のないタンポン用吸収補助具を提供することにある。
本発明は、液透過層及び液不透過層を備え、長手方向及びそれに直交する幅方向を有するシート状のタンポン用吸収補助具であって、
液不透過層の表面における長手方向の一端寄りの位置に、該液不透過層どうしを接合固定する固定材を有し、
前記固定材によって液不透過層どうしを接合固定することで、前記一端寄りの位置に、液透過層側に向けた凸部が形成されると共に前記補助具全体が凹形状となるようになされているタンポン用吸収補助具を提供することにより前記目的を達成したものである。
本発明のタンポン用吸収補助具は、使用前はシート状であり、使用時に立体形状にするので、使用前は嵩張らず、また使用中は身体にフィットして、タンポンから漏れる経血を確実に吸収することができる。また違和感も生じにくい。
以下本発明を、その好ましい実施形態に基づき図面を参照しながら説明する。図1(a)及び(b)には本発明のタンポン用吸収補助具(以下、単に補助具ともいう)の第一の実施形態が示されている。図1に示す補助具1は丸みを帯びた縦長のものであり、長手方向及びそれに直交する幅方向を有している。補助具1はその長手方向に第1端部11及び第2端部12を有している。2つの端部のうち、第1端部11はその幅方向の中央部が内方に向かって括れた形状となっており、括れ部11aを形成している。括れ部11aは、補助具1の長手方向中心線の位置とほぼ一致している。これによって補助具1はその第1端部11側に一対の耳片部13,13を有している。補助具1は、長手方向中心線Lに関して左右対称形となっている。しかし、幅方向中心線に関しては前後対称形とはなっていない。
図1(a)に示すように、補助具1は、液透過層としての液透過性シート2と、液不透過層としての液不透過性シート3と、両シート間に介在配置された液保持性の吸収体4とを備えている。これら三者はほぼ同形をしており、三者の周縁部が互いに接合固定されてシート状の補助具1が形成されている。補助具1は、液透過性シート2が着用者の身体に対向し且つ液不透過性シート3が着衣に対向するように使用される。
図1(b)に示すように、補助具1は、液不透過性シート3の表面における、一方の耳片部の位置に固定材5を有している。この位置は、補助具1の長手方向一端寄りであって且つ長手方向中心線Lに対して幅方向に偏倚した位置に相当する。固定材5は、長手方向中心線Lを跨ぐようには設けられていない。
固定材5は、液不透過性シート3どうしを接合固定するために用いられる。具体的には、長手方向中心線Lに沿って補助具3を山折りし両耳片部13,13どうしを対向させる。そして、固定材5が設けられた耳片部13における液不透過性シート3を、他方の耳片部13における液不透過性シート3に接合固定する。この状態を図2(a)に示す。この状態においては、補助具1は、第1端部11側に凸部14が形成された、液透過性シート2側に向けた凸形となっている。この状態下に、例えば凸部14を指で摘み、補助具1における第2端部12側の稜線部分を下方に押し下げ、凸形を反転させて凹状に窪ませる。この状態を図2(b)に示す。これによって補助具1は、第1端部11寄りの位置に、液透過性シート2側に向けた凸部14が形成されると共に補助具1全体が凹形状となった立体形状となる。
実際の使用場面においては、補助具1は図3に示すように用いられる。詳細には、先ず生理用タンポン10を装着する。次に、タンポン10の後端から延出している引き出し用紐10aを、補助具1の第1端部11に形成された括れ部11aに位置させ、この状態下に両耳片部13,13どうしを、その液不透過性シート3側において接合固定して図2(a)に示す状態とする。この状態においては、補助具1には、接合された両耳片部13,13によって、紐10aが挿通される閉じた挿通部が形成される。紐10aは挿通部内を自由に移動できる。つまり紐10は補助具1へ固定されていない。引き続いて、凸形となっている補助具1の形状を反転させて、図2(b)に示す凹状の形状にする。最後に、引き出し用紐10aに沿って凹形状の補助具1を身体側に引き寄せて、身体と密着させる。この場合、凸部14が形成されている第1端部11の側が身体の後ろ側に位置し、且つ第2端部12の側が身体の前側に位置するように補助具1を身体と密着させることが、良好なフィット性が得られる点から好ましい。特に、凸部14が臀裂にフィットするように補助具1を装着すると一層フィット性が良好になる。
補助具1と身体との密着性を一層向上させる観点、及び使用者の動きによって補助具1がその装着中に位置ズレを起こすことを防止する観点から、液透過性シート2の表面に、弱粘着性の身体装着用粘着剤を施し、該粘着剤によって補助具1を身体へ固定してもよい。粘着剤は、液透過性シート2の周縁全体に亘って連続的に又は不連続に施すことができる。粘着剤としては、粘着剤により液を透過させない防漏領域を形成させる観点、及び肌への刺激が少なく、粘着剤として経時的に安定であり、且つ安価材料を選定する観点から、スチレン・エチレン・ブチレン・スチレンブロック共重合体(SEBS)又はスチレン・エチレン・プロピレン・スチレンブロック共重合体(SEPS)を30〜70重量%、水添された炭化水素系樹脂を40〜60重量%、及びプロセスオイルを5〜15重量%を含有する組成物が特に好ましい。
以上の構成の補助具1によれば、全体が凹形状となっていることから身体のカーブにフィットしやすく、タンポン10から漏れる経血を確実に吸収することができる。従って着衣が経血で汚れることが効果的に防止される。また、タンポン10の引き出し用紐10aは、補助具1によって身体から隔たっているので紐10aが経血で汚れることもない。引き出し用紐10aは、両耳片部13,13の接合によって形成された閉じた挿通部内に挿通されているので、補助具1の装着中に紐10aの位置が大きく変わることもない。更に使用前においては、補助具1はシート状のものであるから、これを複数個パッケージ詰めしても嵩張ることはない。
補助具1の各部の形成材料について説明すると、液透過性シート2、液不透過性シート3及び吸収体4としては、それぞれ生理用ナプキン、パンティライナー等の吸収性物品に従来用いられているものを特に制限なく用いることができる。本実施形態の補助具1はシート状のものであるから、各構成材料は薄手のものであることが好ましい。特に、一般に嵩高になりやすい部材である吸収体4を薄手のものにすることが好ましい。そのような吸収体の構成材料としては、例えば本出願人の先の出願に係る特開平8−246395号公報に記載の吸収紙や、同じく本出願人の先の出願に係る特開2002−187228号公報に記載の不織布などが挙げられる。なお、本実施形態の補助具1は、タンポンから漏れる経血を補助的に吸収するために用いられるものであるから、吸収体4には高い吸収容量は要求されない。従って薄手の吸収体4を用いても差し支えは特に生じない。
固定材5としては、例えばホットメルト粘着剤のような各種粘着剤を用いることができる。またメカニカルファスナのループ部材又はフック部材を用いることもできる。メカニカルファスナを用いると、補助具1の取り付け及び取り外しを何度でも行えるという利点がある。メカニカルファスナを用いる場合、例えばフック部材を用いる場合には、固定材5が設けられている耳片部13に対してもう一方の耳片部13における液不透過性シート3を、フック部材と係合可能な材料、例えば不織布から構成する。補助具1の使用前においては、固定材5は、補助具1における他の部材と接合しないようにその表面が保護されている。例えば固定材5が粘着剤からなる場合には、固定材5は剥離紙等によって保護されている。
本実施形態の補助具1は、タンポンから漏れる経血を補助的に吸収するために用いられるものであるから、生理用ナプキンのような大きなサイズである必要はない。フィット性の向上や違和感発生の防止の観点からは、ある程度小さいサイズであることが好ましい。具体的には補助具1はその長さが50〜150mm程度であり、幅が30〜90mm程度であることが好ましい。厚みに関しても、シート状と呼べる程度の厚みであることが好ましい。具体的には厚みが1〜10mm程度、特に2〜5mm程度であることが好ましい。この程度の厚みであれば、フィット性を向上させたり、違和感発生を効果的に防止することができる。更に、シート状の補助具1を、図3に示す立体形状に形成する操作を容易に行うことができる。尤も、補助具1はそのすべての領域において前記の厚みを有している必要はなく、一部に前記の厚みよりも厚い部分を有していてもよい。例えば補助具1の周縁部が前記の範囲の厚みを有しており、且つ該周縁部よりも内部に、該周縁部よりも厚い部分を有していてもよい(例えば後述する図5(a)及び(b)参照)。この場合、当該厚い部分の厚みは2〜10mm、特に3〜8mm程度であることが好ましい。
シート状の補助具1を、図3に示す立体形状に形成する操作を一層容易に行う観点から、補助具1はその曲げ剛性が1〜250cN/cm、特に3〜150cN/cmであることが好ましい。補助具1の曲げ剛性をこの範囲内にするためには、例えば液透過性シート2、液不透過性シート3及び/又は吸収体4の材質や厚み、坪量などを適宜調整すればよい。曲げ剛性は次の方法で測定される。図7に示す器具及び引張圧縮試験機(テンシロンRTM25、東洋ボールドウィン製)を圧縮モードにする。図7に示す器具は27mmの間隔で配置された一対のプレート18,18を備えた断面コ字状の受け部材19と、先端部が、受け部材19のプレート18,18間に挿入される押し込みプレート20とからなる。受け部材19のプレート18及び押し込みプレート20は、それぞれ厚みが3mmのアクリル樹脂製で、先端部がR15mmの断面円弧状に形成されている。受け部材19のプレート18は、高さが各々50mmで奥行きが70mmである。押し込みプレート20は、高さが60mmで奥行きが50mmである。タンポン補助具1を長手方向に40mm、幅方向に30mmカットする。受け部材19のプレート18及び押し込みプレート20の奥行き方向とタンポン補助具1からカットしたサンプルの長手方向とが約90度で交差するように、サンプルをプレート18,18上に載置する。押し込みプレート20を降下させて、図7の右図に示すように、サンプルをプレート18,18間の中央部に50mm/分の速度で押し込んでいく。この時の最大応力値をサンプル幅30mmで除した値を曲げ剛性とする。
次に、本発明の第2ないし第4の実施形態について図4ないし図6を参照しながら説明する。これらの実施形態については、第1の実施形態と異なる点についてのみ説明し、特に説明しない点については、第1の実施形態に関して詳述した説明が適宜適用される。また、図4ないし図6において、図1ないし図3と同じ部材に同じ符号を付してある。
図4(a)及び(b)に示す第2の実施形態の補助具1は長円形をしている。第1の実施形態の補助具と異なり、本実施形態の補助具1には、その端部に括れ部が形成されていない。補助具1は長手方向中心線L及びそれに直交する幅方向中心線の何れに関しても対称形となっている。そして補助具1は、その第1端部11寄りであって且つ長手方向中心線Lに対して幅方向に偏倚した位置に固定材5を有している。
補助具1には、連続線からなるY字形のエンボス部15が施されている。エンボス部15によって液透過性シート、液不透過性シート及び吸収体の三者が圧密化されている。エンボス部15は、第1端部11の近傍から第2端部12側へ向かう脚部15aと、脚部15aの先端からV字状に分岐する一対の腕部15b,15bとからなる。脚部15aは、長手方向中心線L上に位置している。補助具1においては、エンボス部15が施されている部分と、エンボス部が施されていない部分とで厚みが異なっているので、その厚み差によって段差が形成される。この段差は補助具1の長手方向に延びている。
本実施形態の補助具1は、先に説明した第1の実施形態の補助具と同様の操作によって、シート状の形態から立体形状へとなすことができる。図4(b)には立体形状となった補助具1が示されている。図4(b)に示す補助具1は、第1端部11寄りの位置に凸部14を有していると共に補助具全体が凹形状となっている。この場合、補助具1には先に述べた段差が形成されていることから、この段差に沿って補助具1が折曲しやすくなり、図4(a)に示す平面形状から図4(b)に示す立体形状への形成を円滑に行うことができる。
図5(a)及び(b)に示す第3の実施形態の補助具1は、その外形が第2の実施形態の補助具と同様に長円形をしている。補助具1の吸収体4は、補助具1の外形と同形である下部吸収体4aと、その上に位置する上部吸収体4bとから構成されている。上部吸収体4bは、下部吸収体4aよりも小さなサイズの長円形である。上部吸収体4bは、補助具1の長手方向中心線L上であって且つ第1端部11寄りの位置に配置されている。補助具1は、その第1端部11寄りであって且つ長手方向中心線Lに対して幅方向に偏倚した位置に固定材5を有している。固定材5は、第1端部11と、上部吸収体4bとの間に位置している。
下部吸収体4aと上部吸収体4bとは、一体的に形成されていてもよく、或いは別体であってもよい。このように吸収体4を二段の構成とすることによって、吸収体4には厚みの異なる二つの部分が存在することになり、厚み差が生じる。その厚み差によって、補助具1にはその長手方向に延びる段差が形成される。具体的には、上部吸収体4bの両側部に沿って長手方向に延びる段差が形成される。その結果、図5(a)に示す平面形状の補助具1を図5(b)に示す立体形状となす場合に、当該段差に沿って補助具1が折曲しやすくなり、立体形状の形成を円滑に行うことができる。
図5(b)に示す立体形状の補助具1においては、第1端部11寄りの位置に凸部14を有していると共に補助具全体が凹形状となっている。そして凸部14の裾野付近に、上部吸収体4bによる小凸部16が形成されている。
図6に示す第4の実施形態の補助具1は略洋梨形をしており、幅の狭い第1端部11及び幅の広い第2端部12を有している。第1端部11の幅方向中央部、即ち長手方向中心線Lの通る位置には、所定長さの切れ込み17が入っている。また補助具1は、その第1端部11寄りであって且つ長手方向中心線Lに対して幅方向に偏倚した位置に固定材5を有している。即ち、固定材5は、切れ込み17が形成されている側と同じ側の端部に設けられている。これによって、補助具1を立体形状にして凸部を形成する際に、該凸部の形成が容易となる。またタンポンの引き出し用紐の挿通部の形成も容易となる。
本発明は前記実施形態に制限されない。例えば前記の各実施形態においては、固定材5は、第1端部11寄りであって且つ長手方向中心線Lに対して幅方向に偏倚した位置に設けられていたが、長手方向の何れか一端寄りに固定材が設けられていれば、必ずしも長手方向中心線Lに対して幅方向に偏倚した位置に設けられている必要はない。例えば、長手方向中心線Lを跨ぐように、長手方向中心線Lに対して対称形に固定材5を設けてもよい。
また、第1及び第4の実施形態の補助具に、第2の実施形態の補助具に施したエンボスと同様のものを施してもよく、或いは第3の実施形態の補助具に用いた二段の吸収体を用いてもよい。また、第2及び第3の実施形態の補助具における端部に、第1の実施形態の補助具に設けた括れ部と同様のものを設けてもよく、或いは第4の実施形態の補助具に設けた切り込みと同様のものを設けてもよい。
また前記実施形態においては、補助具1は、液透過性シート2、液不透過性シート3及び吸収体4を有していたが、これに代えて、高吸収性ポリマーの粒子を担持した吸収紙を液透過層として用い、これを液不透過層としての液不透過性シート3と接合して補助具1を構成してもよい。或いは、液保持性を有し且つ液不透過性を有するシートを液不透過層として用い、これを液透過層としての液透過性シート2と接合して補助具1を構成してもよい。
図1(a)は本発明のタンポン用吸収補助具の第1の実施形態を示す斜視図であり、図1(b)は図1(a)に示す補助具の一部を裏返して見た斜視図である。 図2(a)は図1(a)に示す補助具を立体形状となす途中の状態を示す斜視図であり、図2(b)は立体形状となった補助具を示す斜視図である。 図3は図1(a)に示す補助具の使用時の状態を示す斜視図である。 図4(a)は本発明のタンポン用吸収補助具の第2の実施形態を示す斜視図であって、使用前の状態を示すものであり、図4(b)は使用時の状態を示す斜視図である。 図5(a)は本発明のタンポン用吸収補助具の第3の実施形態を示す斜視図であって、使用前の状態を示すものであり、図5(b)は使用時の状態を示す斜視図である。 図6は本発明のタンポン用吸収補助具の第4の実施形態を示す斜視図であって、使用前の状態を示すものである。 曲げ剛性値の測定方法を示す図である。
符号の説明
1 タンポン用吸収補助具
2 液透過性シート
3 液不透過性シート
4 吸収体
4a 下部吸収体
4b 上部吸収体
5 固定材
10 生理用タンポン
10a 引き出し用紐
11 第1端部
11a 括れ部
12 第2端部
13 耳片部
14 凸部
15 エンボス
16 小凸部
17 切れ込み

Claims (7)

  1. 液透過層及び液不透過層を備え、長手方向及びそれに直交する幅方向を有するシート状のタンポン用吸収補助具であって、
    前記液透過層及び前記液不透過層と略同一形状の液保持性の吸収体が両層の間に介在配置され、三者の周縁部が互いに接合固定されており、
    液不透過層の表面における長手方向の一端寄りであって且つ長手方向中心線に対して幅方向の一方の側に偏倚した位置に、該液不透過層どうしを接合固定する固定材が、長手方向中心線を跨がないように設けられており、
    前記固定材によって液不透過層どうしを接合固定することで、前記一端寄りの位置に、液透過層側に向けた凸部が形成されると共に前記補助具全体が凹形状となるようになされているタンポン用吸収補助具。
  2. 前記固定材によって液不透過層どうしを接合固定することによって、タンポンの引き出し用紐が挿通される閉じた挿通部が形成されるようになされている請求項1記載のタンポン用吸収補助具。
  3. 前記補助具の端部のうち、前記固定材が設けられている側の端部における幅方向の中央部が内方に向かって括れているか、又は該中央部に切れ込みが入っている請求項1又は2記載のタンポン用吸収補助具。
  4. 厚みの異なる部分を有し、その厚み差によって長手方向に延びる段差が形成されている請求項1ないしの何れかに記載のタンポン用吸収補助具。
  5. 曲げ剛性が1〜250cN/cmである請求項1ないしの何れかに記載のタンポン用吸収補助具。
  6. 周縁部及び該周縁部よりも内部に該周縁部よりも厚い部分を有し、該周縁部の厚みが1〜5mmであり且つ該厚い部分の厚みが2〜10mmである請求項1ないしの何れかに記載のタンポン用吸収補助具。
  7. 液透過層の表面に弱粘着性の身体装着用粘着剤が施されている請求項1ないしの何れかに記載のタンポン用吸収補助具。
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