JP4811114B2 - ステータの固定構造および車両 - Google Patents

ステータの固定構造および車両 Download PDF

Info

Publication number
JP4811114B2
JP4811114B2 JP2006134881A JP2006134881A JP4811114B2 JP 4811114 B2 JP4811114 B2 JP 4811114B2 JP 2006134881 A JP2006134881 A JP 2006134881A JP 2006134881 A JP2006134881 A JP 2006134881A JP 4811114 B2 JP4811114 B2 JP 4811114B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator core
housing
stator
fixing structure
fastening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006134881A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007306751A (ja
Inventor
宏之 服部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2006134881A priority Critical patent/JP4811114B2/ja
Publication of JP2007306751A publication Critical patent/JP2007306751A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4811114B2 publication Critical patent/JP4811114B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、ステータの固定構造および車両に関し、特に、回転電機に含まれるステータの固定構造および車両に関する。
ボルトなどの締結部材を用いて固定される回転電機のステータが従来から知られている。
たとえば、特開平8−130847号公報(特許文献1)においては、コイルの内周側に位置するように形成されたブラケットがステータコアとともに締付け固定される構成が開示されている。
また、特開2004−147365号公報(特許文献2)においては、モータなどの電気機器の向きを変化させることが可能な複数の孔を有する電気機器取付け用プレートが開示されている。
また、特開2005−137057号公報(特許文献3)においては、回転電機を収納する筐体とステータコイルとの間に設けられ、ステータを固定する締結部材の締結に伴ない弾性力を生じさせる弾性部材を備えたステータが開示されている。
また、特開平8−9616号公報(特許文献4)においては、ステータコアを固装する絶縁カバーが、緩衝材を介して収納ケースに固定される構造が開示されている。
特開平8−130847号公報 特開2004−147365号公報 特開2005−137057号公報 特開平8−9616号公報
回転電機を収納する筐体の内面とステータコアとの間に隙間がある場合、回転電機の駆動時の振動により、ステータコアが変形または移動する場合がある。ステータコアが変形/移動することにより、回転電機のロータとステータとの間に偏芯が生じ、駆動時の振動や騒音が増大することなどが懸念される。
特許文献1に記載の構造では、ブラケットがステータの内周部の一部だけを押さえつける構造であるため、ステータの変形/移動が必ずしも十分に抑制されない。また、特許文献2〜4においても、上記課題を解決するのに十分な構成は開示されていない。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、ステータコアの変形/移動が抑制されたステータの固定構造および該構造を含む車両を提供することにある。
本発明に係るステータの固定構造は、ハウジングの内周面との間に隙間が形成されるように該ハウジングに収納されるステータの固定構造であって、リング状のステータコアと、ステータコアの軸方向に該ステータコアに挿入され、その一端がハウジングに固定されることによりステータコアをハウジングに締結する締結部と、締結部がハウジングに固定される側に対して軸方向反対側に位置するステータコアの軸方向端部に固定され、ハウジングの内周面に当接する当接部とを備える。
上記構成によれば、当接部とハウジングの内面とが当接することで、ステータコアの変形/移動が抑制される。結果として、回転電機の騒音、振動が抑制される
上記ステータの固定構造において、ステータコアは鋼板を積層して構成された部分を含み、当接部は、一部の鋼板を径方向外方に突出させることにより構成され、少なくともステータコアの周方向における締結部が位置する部分に形成された部分を含む。このように、ステータコアを構成する鋼板とハウジングの内面とが当接することで、ステータコアの変形/移動が抑制される。
上記ステータの固定構造において、好ましくは、当接部は、少なくともステータコアのリングの中心を内包する3点でハウジングの内周面に当接する。これにより、ステータコアの変形/移動をより効果的に抑制することができる。
なお、上記構成において、「ステータコアのリングの中心を内包する」とは、当該3点を頂点とする三角形が、ステータコアのリングの中心を完全に内包(辺を含まず)することを意味する。
好ましくは、上記ステータの固定構造において、締結部は、ステータコアに巻回されるステータコイルに対して径方向外方に設けられる。これにより、簡易な構成により、ステータコアの外周側に位置するハウジングの内周面と当接する当接部を形成することができる。
好ましくは、上記ステータの固定構造において、当接部は、ステータコアの周方向の全体にわたってハウジングの内周面に当接する。これにより、ステータコアをより強固に固定することが可能になる。
好ましくは、上記ステータの固定構造において、ハウジングはステータコアの軸方向端面に対向する位置に設けられたカバー部分を含む。そして、ステータの固定構造は、ステータコアの軸方向端面上に位置する締結部とカバー部分との間に設けられ、カバー部分の設置に伴なって弾性力を生じさせる弾性部材をさらに備える。これにより、締結部の軸力を増大させて回転電機の駆動時のステータコアの振動を低減することができる。また、弾性部材により振動を吸収してステータからハウジングへの振動の伝達を抑制することができる。結果として、回転電機の騒音、振動が抑制される。
本発明に係る車両は、上述したステータの固定構造を含む。これにより、駆動時の振動、騒音が抑制された回転電機を含む車両が得られる。
本発明によれば、ステータコアの変形/移動が抑制されたステータの固定構造を得ることができる。
以下に、本発明の実施の形態について説明する。なお、同一または相当する部分に同一の参照符号を付し、その説明を繰返さない場合がある。
なお、以下に説明する実施の形態において、個数、量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数、量などに限定されない。また、以下の実施の形態において、各々の構成要素は、特に記載がある場合を除き、本発明にとって必ずしも必須のものではない。また、以下に複数の実施の形態が存在する場合、特に記載がある場合を除き、各々の実施の形態の特徴部分を適宜組合わせることは、当初から予定されている。
図1は、本発明の1つの実施の形態に係るステータの固定構造が適用される駆動ユニットの構成を概略的に示す図である。図1に示される例では、駆動ユニット1は、「車両」としてのハイブリッド車両に搭載される駆動ユニットであり、モータジェネレータ100と、ハウジング200と、減速機構300と、ディファレンシャル機構400とドライブシャフト受け部500とを含んで構成される。
モータジェネレータ100は、電動機または発電機としての機能を有する回転電機であり、軸受110を介してハウジング200に回転可能に取付けられた回転軸120と、回転軸120に取付けられたロータ130と、ステータ140とを有する。ステータ140はステータコア141を有し、ステータコア141にはコイル142が巻回されている。コイル142はハウジング200に設けられた端子台210を介して給電ケーブル600Aと電気的に接続される。給電ケーブル600Aの他端は、PCU600に接続されている。PCU600は、給電ケーブル700Aを介してバッテリ700と電気的に接続される。これにより、バッテリ700とコイル142とが電気的に接続される。
モータジェネレータ100から出力された動力は、減速機構300からディファレンシャル機構400を介してドライブシャフト受け部500に伝達される。ドライブシャフト受け部500に伝達された駆動力は、ドライブシャフト(図示せず)を介して車輪(図示
せず)に回転力として伝達されて、車両を走行させる。
一方、ハイブリッド車両の回生制動時には、車輪は車体の慣性力により回転させられる。車輪からの回転力によりドライブシャフト受け部500、ディファレンシャル機構400および減速機構300を介してモータジェネレータ100が駆動される。このとき、モータジェネレータ100が発電機として作動する。モータジェネレータ100により発電された電力は、PCU600内のインバータを介してバッテリ700に蓄えられる。
給電ケーブル600A,700Aは、U相ケーブルと、V相ケーブルと、W相ケーブルとからなる三相ケーブルである。コイル142は、U相コイル、V相コイルおよびW相コイルからなり、これらの3つのコイルの端子が三相ケーブルである給電ケーブル600A,700Aに接続される。
なおモータジェネレータ100の用途は、ハイブリッド車(HV:hybrid vehicle)に限定されず、その他の「車両」(たとえば燃料電池車や電気自動車)に搭載されてもよい。
たとえば、ハイブリッド車においては、走行中にエンジンを停止させるモード(たとえば、低車速時に蓄電機構から電力が供給された電動機により走行するEV走行モードや、減速時に車両の運動エネルギーを電気エネルギーに変換し蓄電機構に回収する回生モードなど)があり、暗騒音が低く、ギアノイズやモータノイズが比較的聞こえやすくなっている。したがって、モータジェネレータ100の駆動時の騒音を抑制することは重要である。また、モータジェネレータ100を車両に搭載する際に、スペースや重量の制約から伝達系、共振系のノイズ対策を採ることが制限される場合がある。これらの制約条件を満たしながらモータジェネレータ100の駆動時の騒音を抑制することは重要である。
図2,図3は、それぞれ、本発明の1つの実施の形態に係るステータの固定構造を含むモータジェネレータ100の側面断面図および上面断面図である。なお、図2,図3においては、説明の便宜上、ハウジング200におけるステータ収容部およびその近傍のみを図示しているが、ハウジング200は、ステータ収容部以外の部分を有してもよい。
図2,図3を参照して、ステータコア141はリング状に形成される。また、ステータコア141は、鉄または鉄合金などの板状の磁性体(電磁鋼板)を積層することにより構成される。そして、ステータコア141は、ボルトなどの締結部材143を用いてハウジング200に固定される。締結部材143は、ステータコア141の軸方向に延びるように形成された穴部に挿通される。
ステータコア141とハウジング200の内周面との間には、隙間が形成されている。このようにすることで、ステータコア141のハウジング200への組付性を向上させることができる。
ステータコア141の内周面上には複数のティース部および該ティース部間に形成される凹部としてのスロット部が形成されている。スロット部は、ステータコア141の内周側に開口するように設けられる。コイル142は、スロット部に嵌り合うようにティース部に巻き付けられる。コイル142に含まれるU相、V相およびW相は、互いに円周上でずれるように巻き付けられる。
ロータ130は、回転軸120に取り付けられたロータコアを有する。ロータコアには、永久磁石(図示せず)が埋め込まれている。ロータコアは、鉄または鉄合金などの磁性材料により構成される。永久磁石は、たとえば、ロータコアの外周近傍にほぼ等間隔を隔てて配置される。
締結部材143の先端部は、ハウジング200にねじ込まれて固定される。これにより、締結部材143の軸力がステータコア141に伝えられ、ステータコア141はハウジング200に固定される。ここで、締結部材143の他端側(ボルトの頭側)は、ハウジング200に支持されていない。すなわち、図2,図3の例では、締結部材143は、ハウジング200に片持ち支持されている。
上述したように、本実施の形態では、ステータコア141とハウジング200の内周面との間に隙間が形成されている。ここで、上記のような片持ち支持構造によりステータコア141を固定すると、締結部材143の軸力が十分でない場合に、図10に示すように、締結部材143がハウジング200に固定される側と反対の側(すなわち、図2,図3における上側)において、締結部材143の振れ幅(変形量)が大きくなり、ステータコア141の変形量が大きくなる。また、ステータコア141とハウジング200の内周面との間に隙間が形成されていることで、ステータコア141が所望の位置からずれてハウジング200に固定されたり、固定後に所望の位置からずれる場合がある。上記のように、ステータコア141の変形および位置ずれ(本願明細書では、これを「移動」と称する場合がある。)が生じた結果、ロータ130とステータコア141との間のエアギャップを一定に保つことができなくなり、モータジェネレータ100の駆動時の振動および騒音が大きくなりやすい。
本実施の形態では、ステータコア141の上面にハウジング200の内面と当接する位置決めプレート144が設けられている。位置決めプレート144は、コイル142に対して外周側に位置し、ステータコア141の周方向の全体にわたってハウジング200の内面と当接する。そして、位置決めプレート144は、締結部材143により、ステータコア141とともにハウジング200に固定される。換言すると、本実施の形態に係るステータの固定構造は、ステータコア141の軸方向端部に固定され、ハウジング200の内周面に当接する当接部Aを有する。このようにすることで、上述したステータコア141の変形および移動を抑制することができる。
図4〜図6は、それぞれ、上述したステータの固定構造の変形例を示す図である。図4に示すように、位置決めプレート144は、ステータコア141の周方向に分断されていてもよい。図4の例では、ステータコア141の周方向に3箇所設けられる締結部材143の周囲に位置決めプレート144が設けられている。また、図5に示すように、ステータコア141の周方向全体にわたって1枚の位置決めプレート144が設けられる場合でも、位置決めプレート144は、必ずしもステータコア141の周方向全体にわたってハウジング200の内面と当接している必要はない。図5の例では、締結部材143の周辺において、位置決めプレート144とハウジング200の内面との間に隙間Gが形成されている。また、図6に示すように、当接部Aは、必ずしも位置決めプレート144により形成されるものではない。図6の例では、ステータコア141を構成する電磁鋼板のうち上端部に位置するものを径方向外方に突出させることで、当接部Aが形成されている。なお、図6の例のように、ステータコア141に含まれる電磁鋼板により当接部Aを形成する場合にも、当接部Aは、必ずしもステータコア141の周方向全体にわたって形成される必要はない。また、当接部Aは、必ずしもハウジング200の内面と位置決めプレート144(またはステータコア141)との面接触により形成される必要はなく、ハウジング200の内面と位置決めプレート144(またはステータコア141)との点接触により当接部が形成されてもよい。
次に、図7,図8を用いて当接部Aの配置について説明する。ステータコア141の変形および移動を抑制するためには、少なくとも3点において当接部Aが形成されることが好ましい。ここで、図7に示すように、ステータコア141のリングの中心Cが3点の当接部A1,A2,A3を結ぶ三角形の外側に位置する場合よりも、図8に示すように、ステータコア141のリングの中心Cが3点の当接部A1,A2,A3を結ぶ三角形の内側に位置する場合の方が、ステータコア141の径方向(たとえば図7における矢印DR1方向)の変形および移動を抑制しやすい。すなわち、当接部Aは、少なくともステータコア141のリングの中心Cを内包する3点(図8の例ではA1,A2,A3)でハウジング200の内周面に当接することが望ましい。
図9は、ステータの固定構造の他の変形例を示す図である。図9の例では、ハウジング200はケース220とカバー230とを含む。ステータコア141はケース220内に収納され、カバー230は、ステータコア141の上面を覆うように設けられる。ケース220とカバー230とは、ボルト240により締結される。
図9の例では、上述した位置決めプレート144が設けられるとともに、ステータコア141の上面に位置する締結部材143とカバー230との間に、たとえばゴム材などの緩衝材145が設けられる。緩衝材145は、カバー230と締結部材143との間に挟持されることで変形する。そして、緩衝材145は、カバー230により締結部材143に向けて押付けられる。
なお、図9における位置決めプレート144を省略して緩衝材145のみが設けられてもよい。
上述した構成について要約すると、以下のようになる。すなわち、本実施の形態に係るステータの固定構造は、ハウジング200の内周面との間に隙間が形成されるようにハウジング200に収納されるステータ140の固定構造であって、リング状のステータコア141と、ステータコア141の軸方向にステータコア141に挿入され、その一端がハウジング200に固定されることによりステータコア141をハウジング200に締結する「締結部」としての締結部材143と、締結部材143がハウジングに固定される側に対して軸方向反対側に位置するステータコア141の軸方向端部に固定され、ハウジング200の内周面に当接する当接部Aとを備える。
図2〜図5および図9の例では、当接部Aは、ステータコア141の軸方向端面上に設けられ、ステータコア141とともに締結部材143により締結される「板状部材」としての位置決めプレート144により構成されている。他方、図8の例では、当接部Aは、ステータコア141を構成する一部の鋼板を径方向外方に突出させることにより構成されている。
また、図9の例では、ハウジング200はステータコア141の軸方向端面に対向する位置に設けられた「カバー部分」としてのカバー230を含む。そして、図9に示される固定構造は、ステータコア141の軸方向端面上に位置する締結部材143とカバー230との間に設けられ、カバー230の設置に伴なって弾性力を生じさせる「弾性部材」としての緩衝材145をさらに有する。
本実施の形態に係るステータの固定構造によれば、位置決めプレート144(またはステータコア141を構成する鋼板)とハウジング200の内面とが当接することで、ステータコア141の変形および移動が抑制される。結果として、モータジェネレータ100の駆動時の騒音および振動が抑制される。
また、締結部材143がコイル142に対して径方向外方に設けられることで、簡易な構成により、ステータコア141の外周側に位置するハウジング200の内周面と当接する当接部Aを形成することができる。
また、図3の例のように、位置決めプレート144とハウジング200の内面との当接部がステータコア141の周方向の全体にわたって形成されることで、ステータコア141をより強固に固定することができる。
また、図9の例のように、ステータコア141の軸方向端面上に位置する締結部材143とカバー230との間に緩衝材145を設けることで、締結部材143の軸力を増大させてステータコア141を強固に固定することができるので、ステータコア141の変形および移動を抑制してモータジェネレータ100の駆動時のステータコア141の振動を抑制することができる。また、緩衝材145により振動を吸収することが可能であるため、モータジェネレータ100の駆動時の振動がハウジング200に伝達されることを抑制することができる。結果として、モータジェネレータ100の駆動時の騒音、振動が抑制される。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の1つの実施の形態に係るステータの固定構造が適用される駆動ユニットの構成を概略的に示す図である。 本発明の1つの実施の形態に係るステータの固定構造を含む回転電機の側面断面図である。 図2に示される回転電機の上面断面図である。 本発明の1つの実施の形態に係るステータの固定構造の変形例を含む回転電機の上面断面図である。 本発明の1つの実施の形態に係るステータの固定構造の他の変形例を含む回転電機の上面断面図である。 本発明の1つの実施の形態に係るステータの固定構造のさらに他の変形例を含む回転電機の側面断面図である。 ハウジングへの当接部の配置について説明する図(その1)である。 ハウジングへの当接部の配置について説明する図(その2)である。 本発明の1つの実施の形態に係るステータの固定構造のさらに他の変形例を含む回転電機の側面断面図である。 回転電機駆動時のステータの変形を説明する図である。
符号の説明
1 駆動ユニット、100 モータジェネレータ、110 軸受、120 回転軸、130 ロータ、140 ステータ、141 ステータコア、142 コイル、143 締結部材、144 位置決めプレート、145 緩衝材、200 ハウジング、210 端子台、220 ケース、230 カバー、240 ボルト、300 減速機構、400 ディファレンシャル機構、500 ドライブシャフト受け部、600 PCU、600A,700A 給電ケーブル、700 バッテリ。

Claims (6)

  1. ハウジングの内周面との間に隙間が形成されるように該ハウジングに収納されるステータの固定構造であって、
    リング状のステータコアと、
    前記ステータコアの軸方向に該ステータコアに挿入され、その一端が前記ハウジングに固定されることにより前記ステータコアを前記ハウジングに締結する締結部と、
    前記締結部が前記ハウジングに固定される側に対して軸方向反対側に位置する前記ステータコアの軸方向端部に固定され、前記ハウジングの内周面に当接する当接部とを備え、
    前記ステータコアは鋼板を積層して構成された部分を含み、
    前記当接部は、一部の前記鋼板を径方向外方に突出させることにより構成され、少なくとも前記ステータコアの周方向における前記締結部が位置する部分に形成された部分を含む、ステータの固定構造。
  2. 前記当接部は、少なくとも前記ステータコアのリングの中心を内包する3点で前記ハウジングの内周面に当接する、請求項1に記載のステータの固定構造。
  3. 前記締結部は、前記ステータコアに巻回されるステータコイルに対して径方向外方に設けられる、請求項1または請求項2に記載のステータの固定構造。
  4. 前記当接部は、前記ステータコアの周方向の全体にわたって前記ハウジングの内周面に当接する、請求項1から請求項3のいずれかに記載のステータの固定構造。
  5. 前記ハウジングは前記ステータコアの軸方向端面に対向する位置に設けられたカバー部分を含み、
    前記ステータの固定構造は、前記ステータコアの軸方向端面上に位置する前記締結部と前記カバー部分との間に設けられ、前記カバー部分の設置に伴なって弾性力を生じさせる弾性部材をさらに備えた、請求項1から請求項4のいずれかに記載のステータの固定構造。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載のステータの固定構造を含む、車両。
JP2006134881A 2006-05-15 2006-05-15 ステータの固定構造および車両 Expired - Fee Related JP4811114B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006134881A JP4811114B2 (ja) 2006-05-15 2006-05-15 ステータの固定構造および車両

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006134881A JP4811114B2 (ja) 2006-05-15 2006-05-15 ステータの固定構造および車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007306751A JP2007306751A (ja) 2007-11-22
JP4811114B2 true JP4811114B2 (ja) 2011-11-09

Family

ID=38840212

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006134881A Expired - Fee Related JP4811114B2 (ja) 2006-05-15 2006-05-15 ステータの固定構造および車両

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4811114B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5448537B2 (ja) * 2008-09-03 2014-03-19 Ntn株式会社 車両駆動用モータ
EP2521245B1 (en) 2009-12-28 2016-12-07 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Fixing structure for stator core and rotating electric machine including the same
JP2012055106A (ja) * 2010-09-02 2012-03-15 Toyota Motor Corp 回転電機
JP2019030041A (ja) * 2017-07-25 2019-02-21 トヨタ自動車株式会社 回転電機
FR3080503B1 (fr) * 2018-04-20 2020-03-20 Renault S.A.S Ensemble statorique pour machine electrique
JP7021602B2 (ja) * 2018-05-10 2022-02-17 株式会社デンソー 回転電機
US10804766B1 (en) * 2019-04-11 2020-10-13 Ford Global Technologies, Llc Hybrid/electric vehicle transmission
JP7231470B2 (ja) * 2019-04-19 2023-03-01 トヨタ自動車株式会社 車両用電動機
JP7310287B2 (ja) * 2019-05-14 2023-07-19 ニデック株式会社 モータユニット
CN114172300A (zh) * 2020-09-15 2022-03-11 佛山市威灵洗涤电机制造有限公司 电动机及洗衣机
WO2023074188A1 (ja) * 2021-10-29 2023-05-04 住友重機械工業株式会社 モータ、多関節ロボット及び無人航空機

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58134050U (ja) * 1982-03-01 1983-09-09 三菱電機株式会社 回転電機の固定子固定装置
JPS63240355A (ja) * 1987-03-25 1988-10-06 Shinko Electric Co Ltd 電動機の固定子の取付け固定方法
JPS649435A (en) * 1987-06-30 1989-01-12 Canon Kk Photographing information display device
JPH0578156U (ja) * 1992-03-24 1993-10-22 株式会社三協精機製作所 回転電機
JPH05316672A (ja) * 1992-05-08 1993-11-26 Aichi Emerson Electric Co Ltd 圧縮機用電動機の回転子
JPH0595152U (ja) * 1992-05-29 1993-12-24 オリエンタルモーター株式会社 モータ用ステータ鉄心
JPH0799747A (ja) * 1993-09-27 1995-04-11 Shibaura Eng Works Co Ltd モ−ルド電動機
JPH07107725A (ja) * 1993-09-29 1995-04-21 Canon Precision Inc ブラシレスモータ
JP3285479B2 (ja) * 1995-12-25 2002-05-27 三菱電機株式会社 回転機
JPH09209935A (ja) * 1996-01-31 1997-08-12 Sanyo Electric Co Ltd 圧縮機におけるステータの固定方法
JP2004166483A (ja) * 2002-09-27 2004-06-10 Nippon Densan Corp 記録ディスク駆動用モータ及びそれを備えた記録ディスク駆動装置
JP4241321B2 (ja) * 2003-10-28 2009-03-18 トヨタ自動車株式会社 回転電機の固定子
JP2005245096A (ja) * 2004-02-25 2005-09-08 Toyota Motor Corp ステータコアの位置決め構造
JP2005304213A (ja) * 2004-04-14 2005-10-27 Toyota Motor Corp ステータ固定構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007306751A (ja) 2007-11-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4811114B2 (ja) ステータの固定構造および車両
JP4747880B2 (ja) ステータの固定構造および電動車両
US11577598B2 (en) Bearing device for vehicle wheel, and vehicle provided with bearing device for vehicle wheel
JP4842670B2 (ja) ロータおよび電動車両
JP4661614B2 (ja) 冷却パイプの固定構造および電動車両
US9948159B2 (en) Stator supporting structure for rotating electrical machine and rotating electrical machine including the same
US9379589B2 (en) Stator
JP2008199845A (ja) ステータの取り付け構造
CN111225812B (zh) 车辆用动力装置
JP2007336714A (ja) レゾルバセンサの固定構造
JP2010162930A (ja) モータ動力出力装置、及び、これを含むハイブリッド駆動装置
JP2014147159A (ja) 回転電機
JP2008048466A (ja) 回転電機
WO2008143000A1 (ja) 回転電機の冷却構造
JP4775020B2 (ja) ステータの固定構造および電動車両
US20150364966A1 (en) Rotating electrical machine
KR101331696B1 (ko) 인휠시스템용 차륜구동장치
JP2007221854A (ja) ステータの固定構造および電動車両
JP5141233B2 (ja) 駆動装置
JP2019205241A (ja) 三相永久磁石同期モータおよびこの三相永久磁石同期モータを備えた車両用動力装置、発電機およびこの発電機を備えた発電機付車輪用軸受
JP2008187864A (ja) ステータの支持構造
JP4962280B2 (ja) 回転電機
JP2006341725A (ja) ハイブリッド車両の駆動装置
JP2006345601A (ja) 回転電機
JP2013027229A (ja) 冷却パイプの固定構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080716

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110325

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110412

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110607

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110726

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110808

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4811114

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140902

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees