JP4810649B2 - 半導体基板を製造するための方法 - Google Patents

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Description

本発明は、シリコンオンインシュレータ(SOI)型基板から半導体基板を製造するための方法に関する。
オプトエレクトロニクスにおいては、例えば、ビデオまたは写真用カメラに用途を有する画像センサに使用される特別な基板が必要とされる。SOI型基板に基づいたこれらの基板においては、埋め込み酸化膜(BOX)が、フォトンをウェーハの背面から収集することができるベース上に設けられる。あるいは、SOI基板の素子層に形成された画像センサが最終的な基板に転写され、この画像センサの背面を露光してもよい。高濃度にドーピングされた薄い第1のp++(または、n++)半導体層が、埋め込み酸化膜上に直接に設けられ、そして、低いドーパント濃度(p−層/n−層)を備えた第2の半導体層が、第1の半導体層上に設けられる。
従来技術では、この種の特別な基板は、一般的なSmartcut(商標)技術において、高濃度にドーピングされた基板をドナーウェーハとして使用して製造された。この方法は、典型的には、ドナー基板、例えば、シリコンウェーハを準備するステップと、このドナー基板上に絶縁層を設けるステップと、ヘリウムまたは水素イオンなどの原子種またはイオンをドナー基板の中へ打ち込むことによって実現される、予め定められた分割領域をドナー基板内部に生成するステップとを備える。次のステップにおいて、ドナー基板は、ベース基板、例えば、さらなるシリコンウェーハに貼り合わせられ、それにより、絶縁層は、ハンドル基板とドナー基板との間にサンドイッチ状に挟まれる。それに続いて、ドナー基板の残りの部分が、予め定められた分割領域に対する熱処理および/または機械的処理の後に、貼り合わせられたドナー−ベース基板から予め定められた分割領域において剥離される。その結果として、半導体オンインシュレータ(SOI)基板が得られる。
しかしながら、高濃度にドーピングされた基板を使用することは、以下の問題をもたらすことがある。すなわち、例えば、高いドーパント濃度を備えた一方のドナーウェーハから、例えば、標準的なSOI基板など、低いドーパント濃度の他方のウェーハへのクロス汚染が生産ラインで発生することが観察されることがある。これは、p++型SOIウェーハおよび標準的なp−SOIウェーハの両方において、十分でないドーパント分布をもたらす。さらに、SmartCut(商標)プロセスにおけるその後のアニーリングステップ中に、高濃度にドーピングされた層の外部へドーパントが拡散し、これにより、さらに基板を劣化させる。
別の方法によれば、薄いp−(または、n−)半導体層を備えた標準的なSOI基板が、開始材料として使用され、その開始材料上に、p++ドーパント濃度のさらなる半導体層が設けられた。最後に、所望の層構造を得るために、p−濃度のさらなる半導体層が設けられた。しかしながら、この方法によれば、p++層において十分に高いドーパント濃度に到達することはできず、さらにまた、ドーパント濃度は、十分に均一なものではなく、このことは、その層全体におけるドーパント濃度は、単調なものではなく、しかも、最初に増加し、その後にp++層内において減少することを意味する。
このことから、本発明の目的は、上述したような種類の改善された半導体基板を実現することのできる、すなわち、これは、特に高濃度にドーピングされたp++層における改善されたドーパント分布を意味するが、半導体基板製造プロセスを提供することである。
この目的は、請求項1に記載の方法によって達成される。この方法は、a)ベース、絶縁層、および第1の半導体層を備えたシリコンオンインシュレータ(SOI)型基板を準備するステップと、b)第1の半導体層をドーピングし、それによって改質された第1の半導体層を得るステップと、c)改質された第1の半導体層とは異なるドーパント濃度を備えた第2の半導体層を、改質された第1の半導体層を覆うように、特に改質された第1の半導体層上に、設けるステップとを備える。
この方法によれば、SOI型基板自身がいったん製造されてしまえば、改質された第1の半導体層のドーパント濃度が確定されるので、改善されたドーパント濃度分布を実現することができる。したがって、SOI基板自身の製造プロセスにおいては、標準的な手順の場合と同じ種類のドナー基板が準備されてもよい。そのために、異なるドーパント濃度を備えたドナーウェーハからのクロス汚染は観察されず、ドーパント分布は、SOI製造手順におけるアニーリングステップによって劣化することがない。
好ましくは、改質された第1の半導体層におけるドーパント濃度は、第2の半導体層のドーパント濃度よりも高い。上述したように、この種の基板は、特にオプトエレクトロニクス分野の用途において重要な役割をなし、そして、本発明による方法によって達成される改善されたドーパント濃度分布によって、改善された最終製品が得られる。
有利には、第2の半導体層は、改質された第1の半導体層を覆うように、特に、改質された第1の半導体層上に、エピタキシャル成長させられてもよい。そうすることによって、基板の品質をさらに改善することができる。
好ましくは、改質された第1の半導体層は、高濃度にドーピングされたn++半導体層またはp++半導体層であってもよく、したがって、1017atoms/cmから1020atoms/cmまでの範囲のドーパント濃度である。したがって、この方法によれば、様々な層のすべてにおける改善されたドーパント濃度分布によって、高品質画像センサに必要な高いドーパント濃度を実現することができる。
好ましくは、ステップc)において、第2の半導体層は、n−半導体層またはp−半導体層として提供される。高濃度にドーピングされた第1の半導体層と第2の半導体層との間の明確な界面とともに、1×1014atoms/cmから1×1016atoms/cmまでの範囲のドーパント濃度を実現することができる。したがって、この場合にも、改善された基板を実現することができる。
好ましい変形によれば、第2の半導体層のドーピング、特に、拡散ドーピングによるドーピングと成長とは、同時に起こってもよい。したがって、1つのプロセスラン(process run)において望ましいドーパントレベルによるエピタキシャル堆積を実現することができ、このことは、層を成長させた後の打ち込みによってドーピングが発生する従来技術によるプロセスと比較して、ドーパント分布に対する好ましい影響を有する。
有利な実施形態によれば、ステップb)およびステップc)、すなわち、第1の半導体層および第2の半導体層のドーピングステップは、同じ加工装置内において、特にエピ反応器内において実行されてもよい。そうすることによって、半導体層をドーピングするのに通常使用される特別な設備である拡散室が使用されなくなる。したがって、エピ反応器を両方のステップに使用することは、拡散室のような1つのツールがもはや生産ラインの一部ではないという事実によって、生産ラインを円滑なものにする。さらに、エピ反応器内においては、ウェーハは、1枚ずつ処理されるが、拡散室内においては、約100枚のウェーハが、同時に処理される。
好ましい実施形態によれば、ベースは透明な材料から構成されてもよい。例えば、石英型基板が可視波長範囲におけるベース基板の透過性を提供するのに使用されてもよく、これは、オプトエレクトロニクス分野の用途に必要なことである。
有利には、(改質された)第1の半導体層は、50nmから800nmまでの範囲、好ましくは、55nmから200nmまでの範囲の厚さを有してもよく、および/または、第2の半導体層は、8μmまでの範囲の厚さを有してもよく、および/または、絶縁層は、50nmから1500nmまでの範囲、特に100nmから400nmまでの範囲の厚さを有してもよい。この有利な方法によれば、厚さが広い範囲に存在する高濃度にドーピングされた半導体層および低濃度にドーピングされた半導体層を提供することができる。より詳細には、望ましいドーパント分布を維持しながら、低濃度にドーピングされたより厚い層の存在下において高濃度にドーピングされた薄い層を提供することができる。
有利には、使用されるドーパントは、SbまたはAsであってもよい。これらのドーパントを使用することは、拡散の影響を制限する。さらに好ましくは、「オートドーピング(autodoping)」と呼ばれる現象の影響をも制限するために、Sbが使用されてもよい。改質された第1の半導体層を得るために第1の半導体層をドーピングした後に、かつ、意図的な低いドーピング濃度を備えた第2の半導体層の成長中に、第2の半導体層の意図的でないドーピングが第1の半導体層から発生することがあり、また、オートドーピングは、SOI基板1の背面から、すなわち、ベース3から発生することもあり、あるいは、堆積室の壁または堆積室のその他の部分からドーパントが放出されることによって発生することもある。実際に、オートドーピングは、半導体層における望ましいドーピングレベルをある程度だけ劣化させ、また、分布の遷移領域におけるドーピングレベル、すなわち高濃度にドーピングされた層と低濃度にドーピングされた層との間におけるドーピングレベルの分布もある程度だけ劣化させる。その結果として、電気デバイス特性は、悪影響を受けることになる。
好ましくは、第1の半導体層および/または第2の半導体層は、塩素(Cl)含有前駆体ガスを用いたCVDプロセスによって得られる。塩素Clが前駆体ガス中に多く存在すればするほど、オートドーピングの悪影響が少ないことが観察されている。
好ましい実施形態によれば、プロセスパラメータ、特に成長圧力および/または成長速度および/または堆積温度は、オートドーピング作用を制限するように選択されてもよい。好ましくは、成長圧力は、400torrよりも低く、あるいは、さらに好ましくは、100torrよりさえも低くてもよい。好ましい変形によれば、成長速度は、2ミクロン/分よりも遅く、あるいは、さらに好ましくは、1ミクロン/分よりも遅くてもよい。さらなる好ましい変形によれば、堆積温度は1000℃よりも高く、あるいは、1075℃よりさえも高くてもよい。
好ましくは、ステップa)は、a1)ドナー基板を準備するステップと、a2)ドナー基板上に絶縁層を設けるステップと、a3)予め定められた分割領域をドナー基板内部に生成するステップと、a4)ドナー基板をハンドル基板に貼り合わせるステップと、a5)予め定められた分割領域において、貼り合わせられたドナーハンドル基板からドナー基板の残りの部分を剥離し、それによって、SOI基板を形成するステップとを備えてもよい。このいわゆるSmartcut(商標)技術によって、高品質SOIウェーハを実現することができ、そして、このSOIウェーハは、生産ラインを出たSOI基板の一部分だけを本発明による基板を生成するのに使用する場合でさえも、本発明の有利な方法において役に立つ。
本発明は、また、請求項1〜請求項13のいずれか一項に基づいて製造された半導体基板を備えたオプトエレクトロニクスセンサ、特に、画像センサに関する。既に説明したように、本発明による方法は、優れた基板の生成を可能にし、そして、その優れた基板は、同様に、その基板を使用した画像センサなどの最終製品の品質を改善する。
半導体基板を製造するための本発明の方法による一実施形態のステップを示す図である。 半導体基板を製造するための本発明の方法による一実施形態のステップを示す図である。 半導体基板を製造するための本発明の方法による一実施形態のステップを示す図である。 従来技術によるプロセスに基づいて製造された半導体基板と比較した、本発明に基づいて製造された半導体基板における典型的なドーパント濃度分布を示す図である。 従来技術によるプロセスに基づいて製造された半導体基板と比較した、本発明に基づいて製造された半導体基板における典型的なドーパント濃度分布を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の有利な実施形態を説明する。
本発明による方法のステップa)によって、図1aに示されるように、SOI型基板1が提供される。そのような基板1を製造するための1つの方法は、いわゆるSmartCut(商標)技術である。この方法は、典型的には、ドナー基板、例えば、シリコンウェーハまたは石英などの透明な基板を準備するステップと、絶縁層をドナー基板上および/またはベース基板上に設けるステップと、ヘリウムまたは水素イオンなどの原子種またはイオンをドナー基板の中に打ち込むことによって実現される、予め定められた分割領域をドナー基板内部に生成するステップとを備える。次のステップにおいて、ドナー基板は、ベース基板、例えば、さらなるシリコンウェーハに貼り合わせられ、それによって、絶縁層は、ハンドル基板とドナー基板との間にサンドイッチ状に挟まれる。それに続いて、ドナー基板の残りの部分が、予め定められた分割領域に対する熱処理および/または機械的処理の後に、貼り合わせられたドナー−ベース基板から予め定められた分割領域において剥離される。その結果として、半導体オンインシュレータ(SOI)基板が得られる。この方法によれば、絶縁層は、ドナー基板から転写された半導体層とベース基板との間に存在する。その後、この層は、上述した埋め込み酸化膜層(BOX)を形成する。
したがって、本発明による方法のステップa)において準備されたSOI型基板1は、典型的にはシリコンであるベース3を備える。しかしながら、用途によっては、例えば、オプトエレクトロニクス分野に用途を有する透明な材料、例えば石英など、その他の材料が適切であることもある。
ベース3上、またはドナー上には、絶縁層5が設けられ、この絶縁層5は、典型的には、二酸化ケイ素である。しかしながら、この場合にも同様に、窒化ケイ素のようなその他の絶縁材料またはいくつかの層からなるスタックが、絶縁層5を形成してもよい。
絶縁層5上には、第1の半導体層7が設けられ、この第1の半導体層7は、典型的には、シリコン層である。しかしながら、この層の場合にも同様に、ゲルマニウムなど、その他の半導体材料が使用されてもよい。
絶縁層の厚さは、約50nmから1500nmまでの範囲に存在し、好ましくは、100nmから400nmまでの範囲に存在する。半導体層7は、典型的には、50nmから800nmまでの範囲に存在する厚さを有し、好ましくは、55nmから200nmまでの範囲に存在する厚さを有する。
図1bに示される請求項1のステップb)によって、本発明による方法の次のステップは、第1の半導体層7をドーピングし、それによって、改質された第1の半導体層9を得ることである。このステップb)は、例えば、拡散室11内において実行されてもよく、したがって、その場でのドーピングをもたらす。典型的には、ドーピングはホウ素原子またはリン原子によって実行され、水素の流れの中において、約900〜1200℃の温度で、好ましくは、1100〜1160℃の温度で、30秒〜4分の時間にわたって、種類がn−型またはp−型であるドーピングが実現される。この処理は、p−半導体層を、1017Atoms/cmまたはそれよりも高いドーパント濃度のp++半導体層に変化させ、また、第1の半導体層としてn−半導体層である場合、1017Atoms/cmまたはそれよりも高いドーパント濃度を備えたn++層に変化させる。
本発明による次のステップ(請求項1のステップc)は、改質された第1の半導体層9のドーパント濃度とは異なるドーパント濃度を備えた第2の半導体層13を設けることである。このステップは、典型的には、エピ反応器15内において実行され、改質された第1の半導体層9上におけるエピタキシャル成長によって実現された第2の半導体層13をもたらす。シリコン層の場合、使用される前駆体ガスは、TCS、DCS、または、シランであってもよく、また、この層をドーピングするために、この場合にも、ホウ素またはリンのn−型またはp−型のドーパントが使用される。成長は、典型的には、1000〜1200℃の温度で実施され、最大で8μmの厚さの層が実現されてもよい。ドーパント濃度は、約1×1014から1×1016atoms/cm程度である。好ましくは、ドーピングは、その場でのドーピングによって、第2の半導体層の成長中に実行され、したがって、拡散ドーピングに基づくものである。
図2aおよび図2bは、第1の実施形態によって製造された半導体基板のドーパント濃度分布(図2a)と、上で説明された従来技術による方法によって製造された半導体基板のドーパント濃度分布(図2b)とを示す。
図2aは、x軸上の基板断面に対するy軸上のドーパント濃度を示す。ドーパント濃度の領域Iは、約4×1014atoms/cmというきわめて一定のドーパント濃度の第2の半導体層13に対応する。第2の領域IIは、8×1018atoms/cmまで上昇するドーパント濃度の、改質された第1の半導体層9に対応する。高濃度にドーピングされた層13は、実際に、連続的かつ単調に増加し、そして、それに続く埋め込み酸化膜層(BOX)に近づくにつれてむしろ平坦となるドーパント分布を有する。この層は、200nmの厚さを有する。そして、埋め込み酸化膜絶縁層5が、領域IIIにおいて表される。本発明によって製造された図示される例においては、ベース基板3は、シリコンウェーハであった。
それとは対照的に、図2bは、従来技術の方法によって実現されたドーパント濃度を示し、この図2bにおいて、薄いp−(または、n−)半導体層を備えた標準的なSOI基板が開始材料として使用され、この開始材料上に、p++(n++)ドーパント濃度を備えたさらなる半導体層が設けられる。図1の場合と同様に、領域Iは、半導体層のドーパント濃度が7×1014atoms/cm程度である低濃度にドーピングされた半導体層を示す。それに続いて、領域IIにおいて、高濃度にドーピングされた層は、7×1018atoms/cmに至るドーパント濃度を有する。それに続いて、領域IVにおいて、開始SOI基板上にすでに存在している低濃度にドーピングされた薄い半導体層が存在する。したがって、この層は、領域IIと埋め込み酸化膜層領域IIIとの間に配置される。拡散のために、領域IVにおける低濃度にドーピングされた薄い半導体層は、その半導体層のドーパント濃度が増加していることがわかり、それにより、結局、領域IIにおける高濃度にドーピングされた層のドーパント分布は、最初に増大し(領域Iからわかる)、そして、その後、埋め込み酸化膜層に近づくにつれて、再び減少する。2つの分布を比較すると、要求されるオプトエレクトロニクス分野の用途のためには、図2aに示される分布が好ましいことが明らかである。
本発明の第2の実施形態によれば、図1bおよび図1cに示される複数のステップは、同じ装置内、すなわちエピ反応器15内において実行され、そのために、図1bにおける付加的な拡散室11内で第1の半導体層7をドーピングする代わりに、ドーピングは、エピ反応器15内において実行される。これは、2つのツールを提供するのではなく、ただ1つのツールを提供すればよいという利点を有する。さらにまた、エピ反応器においては、ウェーハは1枚ずつ順々に処理されるが、拡散室11においては、約100枚のウェーハが同時に処理されるので、製造プロセス全体は、実行するのがより簡単なものとなる。特に、第2の半導体層13を成長させるのと同時に、第2の半導体層13の所望のドーパントレベルを付与することによって、高濃度ドーピング領域から低濃度ドーピング領域への望ましい急激な変化が達成される。図1に示されるようなこの急激な変化は、打ち込みを用いたドーピングによっては達成することができない。
説明された本発明の方法によれば、従来技術における公知の方法に対して、以下の利点を得ることができる。第1のp++またはn++半導体層を備えたSOI基板から開始する、半導体基板を製造するためのプロセスに対して、本発明は、1つの生産ライン内における低濃度ドーピングSOIウェーハと高濃度ドーピングSOIウェーハとの間のクロス汚染リスクを除去することができるという利点をもたらし、さらにまた、それ自身のドーピングステップにおいて第1の半導体層7をドーピングすることによって、目的に応じたドーパント分布を達成することができるという利点をもたらし、この利点は、開始SOI材料とは無関係である。
開始材料がp−半導体層を備えた標準的なSOI基板であり、そのp−半導体層上に、第1のp++/n++半導体層がエピタキシャル成長させられ、そして、その第1のp++/n++半導体層上に、第2のp−/n−層が、成長させられる方法に対して、本発明の方法によれば、改質された第1のp++/n++半導体層9の内部により高いドーピング濃度を実現することができ、さらに、本質的に、p++/n++層9における濃度分布を均一に維持することができ、あるいは、p++/n++層9における濃度分布をその厚さ全体において少なくとも単調に変化させることができるが(図2a参照)、従来技術によれば、濃度分布は、p++/n++層内において減少し、そして、増大する(図2b参照)。
したがって、本発明による方法によれば、オプトエレクトロニクス、特に、画像センサに用途を有する、優れた半導体基板を実現することができる。本発明による方法によれば、さらにまた、ドーピング種の観点から、大きな加工領域(process window)を有することが可能であり、加えて、このことは、開始SOI基板に依存することがなく、また、目的に応じたドーピングレベルを有することが可能であり、このことは、利用できるバルク材料に依存しない。
本発明の第3の実施形態は、“オートドーピング”と呼ばれる現象の影響を減少させることによって、ドーパント濃度分布をさらに改善する。
改質された第1の半導体層9を得るために第1の半導体層7をドーピングした後に、かつ、意図的な低いドーピング濃度を備えた第2の半導体層13の成長中に、第2の半導体層13の意図的でないドーピングが、第1の半導体層から発生することがある。また、オートドーピングは、SOI基板1の背面から、すなわち、ベース3から発生することもあり、また、堆積室の壁または堆積室のその他の部分からドーパントが放出されることによって発生することもある。実際に、オートドーピングは、層9および13における望ましいドーピングレベルをある程度だけ劣化させ、また、分布の遷移領域におけるドーピングレベルすなわち高濃度にドーピングされた層9と低濃度にドーピングされた層11との間におけるドーピングレベルもある程度だけ劣化させ、そして、このことは、電気デバイス特性に影響を与える。
オートドーピングは、2つの段階からなるメカニズム、すなわち、材料から堆積室内へのドーパントの外方拡散(out−diffusion)と、その後に第2の半導体層13を成長させるときのドーパントの再取り込み(re−incorporation)とによって進行する。
本発明の第3の実施形態によれば、外方拡散は、第1の半導体層および/または第2の半導体層の堆積パラメータ、例えば、ベーキング圧力、ベーキング温度、ベーキング時間、その場でのエッチング、堆積圧力、堆積温度、または、表面ガス速度を最適化することによって、減少させることができる。
例えば、400torrよりも低い成長圧力、又は、100torrよりも低い成長圧力、2ミクロン/分よりも遅い成長速度、又は、より好ましくは1ミクロン/分よりも遅い成長速度、および1000℃よりも高い堆積温度、又は、1075℃よりも高い堆積温度によって、オートドーピング作用を減少させることができる。
代替的に、またはこれに加えて、第3の実施形態による方法は、最適化された堆積前駆体および/またはドーパントを使用する。ドーパントとしてホウ素原子またはリン原子を使用する代わりに、第3の実施形態による方法は、ヒ素As、又は、より好ましくはアンチモンSbを使用し、この場合には、わずかなオートドーピング現象しか観察されず、これは、わずかな外方拡散によるものである。前駆体においては、シランを使用する代わりに、塩素Clを含むシリコン前駆体分子を使用することが望ましい。Cl原子が、分子中に多ければ多いほど、オートドーピングの影響は少ない。したがって、SiHは、SiHClよりも劣り、そして、そのSiHClは、SiHClよりも劣り、そして、そのSiHClは、SiHClよりも劣り、さらに、そのSiHClは、SiClよりも劣る。
最後に、第1の半導体層9および第2の半導体層13における望ましいドーピングレベルおよびドーピング分布が実現されると、その後の熱処理を最適化することによって、その後の劣化を防止することができ、あるいは、その後の劣化を少なくともより小さいものに維持することができる。一方において、これは、時間的または温度的な総サーマルバジェット(total thermal budget)を制限することによって、あるいは、BまたはPではなく、より小さい拡散係数を備えた上述のドーパントSbまたはAsを使用することによって、実現することができる。

Claims (11)

  1. 半導体基板を製造するための方法であって、
    a)ベース(3)と、絶縁層(5)と、第1の半導体層(7)とを備えたシリコンオンインシュレータ型(SOI)基板(1)を準備するステップと、
    b)前記第1の半導体層(7)をドーピングし、それによって、改質された第1の半導体層(9)を得るステップと、
    c)前記改質された第1の半導体層(9)とは異なるドーパント濃度を備えた第2の半導体層(13)を、前記改質された第1の半導体層(9)を覆うように、設けるステップと、
    を備え、
    前記ステップb)および前記ステップc)が、同じエピ反応器(15)内において実行され、
    前記第2の半導体層(13)のドーピングは、その場ドーピングによって前記第2の半導体層(13)の成長中に実行され、
    前記改質された第1の半導体層(9)におけるドーパント濃度が、前記第2の半導体層(13)におけるそれよりも高い、方法。
  2. 前記第2の半導体層(13)が、前記改質された第1の半導体層(9)を覆うように、エピタキシャル成長させられている、請求項1に記載の方法。
  3. ドーピングした後、前記改質された第1の半導体層(9)が、高濃度にドーピングされたn++半導体層またはp++半導体層である、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記ステップc)において、前記第2の半導体層(13)が、n−半導体層またはp−半導体層として設けられている請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記ベース(3)が透明な材料からなる、請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記改質された第1の半導体層(7、9)が、50nmから800nmまでの範囲の厚さを有し、および/または、前記第2の半導体層(13)が、8μmまでの範囲の厚さを有し、および/または、前記絶縁層(5)が、50nmから1500nmまでの範囲の厚さを有する、請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記第1の半導体層(7)及び前記第2の半導体層(13)のドーピングのために使用される前記ドーパントがSbまたはAsである、請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記第1の半導体層および/または前記第2の半導体層が、塩素含有前駆体ガスを用いたCVDプロセスによって得られる、請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記第1の半導体層(7)及び前記第2の半導体層(13)の成長中の成長圧力が、400torrよりも低く、および/または、前記第1の半導体層(7)及び前記第2の半導体層(13)の成長中の成長速度が、2ミクロン/分よりも遅く、および/または、前記第1の半導体層(7)及び前記第2の半導体層(13)の成長中の堆積温度が、1000℃よりも高い、請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記ステップa)が、
    a1)ドナー基板を準備するステップと、
    a2)前記ドナー基板上またはベース基板上に絶縁層を設けるステップと、
    a3)予め定められた分割領域を前記ドナー基板内部に生成するステップと、
    a4)前記ドナー基板を前記ベース基板に貼り合わせるステップと、
    a5)前記予め定められた分割領域において前記ドナー基板の残りの部分を前記貼り合わせられたドナー−ベース基板から剥離し、それによって、前記絶縁層を含む前記ドナー基板からなる層を前記ベース基板上に転写し、SOI基板を形成するステップと、
    を備えた、請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載の方法に基づいて製造された前記半導体基板を備えたオプトエレクトロニクスセンサ。
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