JP4808003B2 - 吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、パンティーライナー、生理用ナプキン、おむつ等の吸収性物品、及び、吸収性物品の製造方法に関する。
従来より、パンティーライナー、生理用ナプキン、おむつ等の吸収性物品として、着用時におけるよれを防止する試みがなされており、例えば、以下のような構成が知られている(特許文献1参照)。
図5は、従来例に係る吸収性物品100の一部破断斜視図である。
吸収性物品100は、着用者の肌側に配置される液透過性のトップシート110と、着衣側に配置される液不透過性のバックシート120と、これらトップシート110とバックシート120との間に介在する吸収体130と、を備える。
トップシート110には、吸収性物品100の一定方向に延びる複数の襞状部111が、互いに平行に設けられており、これら襞状部111は吸収性物品100の前記一定方向の直交方向に襞寄せされている。これにより、襞状部111は、吸収性物品100の前記直交方向について遥動自在に形成されている。
この吸収性物品100によれば、トップシート110に一定方向に延びる複数の襞状部111を設け、これら襞状部111を前記一定方向の直交方向に襞寄せした。このため、着用者の動き等により、身体形状が吸収性物品100の前記直交方向に変化すると、この身体形状の変化に応じて、襞状部111は自在に遥動する。よって、吸収性物品100は、前記直交方向について、着用者身体の形状変化に対する追従能が高い。
特許第3617637号公報
しかしながら、上述した吸収性物品100では、襞状部111が延びる方向に対して、襞状部111が自在に遥動しない。これにより、襞状部111が延びる方向についての身体の形状変化に対して追従できない結果、吸収性物品100は着用者に大きな違和感を与え、よれを防止できなかった。
そこで、本発明は、充分な柔軟性を備え、着用者に与える違和感及びよれ発生の抑制能が向上された吸収性物品を提供することを目的とする。
本発明は、具体的には、以下のようなものを提供する。
(1) 着用者の肌側に配置される液透過性のトップシートと、着衣側に配置される液不透過性のバックシートと、これらトップシートとバックシートとの間に介在する吸収体と、を備える吸収性物品において、
前記トップシート及び/又は前記吸収体は、繊維が一方向に配向された不織布で形成され、且つ、前記不織布の繊維配向方向に直交して延びる複数のエンボス線を備え、
前記エンボス線の各々は、間欠的に設けられた複数の凹部で形成され、
前記凹部の各々は、短手方向及び長手方向を有する形状であり、且つ、前記長手方向が前記繊維配向方向に交差するように配置されていることを特徴とする吸収性物品。
(1)の発明によれば、トップシート及び/又は吸収体を、繊維が一方向に配向された不織布で形成したので、このトップシート及び/又は吸収体は、不織布の繊維配向方向に屈曲しにくく、繊維配向方向の直交方向に屈曲しやすい。
そこで、トップシート及び/又は吸収体に、複数のエンボス線を設けたので、エンボス線の形成部位における硬度が非形成部位よりも高くなるから、これらエンボス線の形成部位を基点として、エンボス線延在方向に直交する方向に屈曲しやすくなる。そして、エンボス線が繊維配向方向に直交して延びる構成としたので、繊維配向方向に屈曲しやすくなる。
しかし、上述した通り、エンボス線形成部位における硬度が高いので、エンボス線延在方向についての曲げ剛性が増加されるから、繊維配向方向の直交方向に屈曲しにくくなる。そこで、間欠的に設けられた複数の凹部でエンボス線の各々を構成したので、各凹部間に硬度が低い部位が形成されるから、エンボス線の延在方向についての曲げ剛性が低減され、繊維配向方向の直交方向に屈曲しやすくなる。
また、凹部の各々をこの長手方向が前記繊維配向方向に交差するように配置したので、この凹部の長手方向に直交する方向、換言すれば、繊維配向方向の直交方向以外の方向にも屈曲しやすくなる。
従って、(1)の発明によれば、繊維配向方向及びこの直交方向のいずれにも屈曲しやすいので、身体の形状変化に対して追従でき、着用者に与える違和感及びよれ発生を抑制できる。
また、トップシート及び/又は吸収体に凹部を備えるエンボス線を設けたので、排出された体液が凹部に迅速に取り込まれるから、肌当接面が着用者に与える不快感(例えば、べたつき感、ムレ)を迅速に軽減できる。
なお、エンボス線は、トップシート又は吸収体の少なくとも一方に設ければよいが、着用者の肌への接触面積を減少させて刺激性を軽減する点、及び、トップシートの毛羽立ちを抑制して着用者に与える不快感(例えば、ちくちく感)を軽減する点で、少なくともトップシートにはエンボス線を設けることが好ましい。
また、凹部は、全体として、吸収体の長手方向中心線を軸として互いに対向するように配置されることが好ましい。これにより、吸収性物品は、バランスよく屈曲するので、身体の形状変化に対してより追従でき、着用者に与える違和感及びよれ発生をより抑制できる。
(2) 前記凹部の各々は、前記長手方向が前記繊維配向方向に直交するように配置されている(1)記載の吸収性物品。
間欠的に設けられた複数の凹部でエンボス線の各々を構成したことにより、繊維配向方向に屈曲する基点の面積が各凹部間の分だけ減少されるので、繊維配向方向に屈曲しにくくなる。
そこで、(2)の発明によれば、長手方向が繊維配向方向に直交するように凹部の各々を配置したので、繊維配向方向に屈曲する基点の面積の減少を抑制できるから、繊維配向方向に屈曲しにくくなるのを抑制できる。従って、身体の形状変化に対してより追従でき、着用者に与える違和感及びよれ発生をより抑制できる。
更に、凹部の各々は、この短手方向が繊維配向方向となるように配置されることが好ましい。これにより、各エンボス線間に硬度が低い部位がより多く形成され、繊維配向方向についての曲げ剛性がより低減され、繊維配向方向により屈曲しやすくなる。
(3) 前記複数のエンボス線は、隣り合う前記エンボス線同士の位相がずれて設けられている(1)又は(2)記載の吸収性物品。
(3)の発明によれば、隣り合うエンボス線同士の位相がずれるように複数のエンボス線を設けた。これにより、複数の凹部は、繊維配向方向及びこの繊維配向方向に直交する方向の間の所定方向においても、配列される。よって、この所定方向に直交する方向についての曲げ剛性も低減され、この所定方向に直交する方向に屈曲しやすくなる。
従って、(3)の発明によれば、繊維配向方向及びこの直交方向に加えて、繊維配向方向及びこの繊維配向方向に直交する方向の間の所定方向にも屈曲しやすいので、身体の形状変化に対してより追従でき、着用者に与える違和感及びよれ発生をより抑制できる。
(4) 前記複数のエンボス線は、前記凹部が千鳥状に配置されるように設けられている(3)記載の吸収性物品。
(4)の発明によれば、凹部が千鳥状(換言すれば、エンボス線の位相が90°ずれている状態)に配置されるようにエンボス線を設けた。これにより、複数の凹部は、繊維配向方向においても、1本のエンボス線を跨いで配列される。よって、繊維配向方向に直交する方向についての曲げ剛性がより低減され、この繊維配向方向に直交する方向により屈曲しやすくなる。
従って、(4)の発明によれば、繊維配向方向に直交する方向により屈曲しやすいので、身体の形状変化に対して更に追従でき、着用者に与える違和感及びよれ発生を更に抑制できる。
(5) 前記繊維配向方向の曲げ剛性値は、前記繊維配向方向に直交する方向の曲げ剛性値に対して、100%以上500%以下である(1)から(4)いずれか記載の吸収性物品。
繊維配向方向に直交する方向の曲げ剛性値に対して、繊維配向方向の曲げ剛性値が大きすぎる、あるいは小さすぎると、曲げ剛性値の小さい方向に偏って屈曲しやすくなる。このため、着用時におけるよれが発生しやすい。
そこで、(5)の発明によれば、繊維配向方向の曲げ剛性値を、繊維配向方向に直交する方向の曲げ剛性値に対して、100%以上500%以下としたので、繊維配向方向及びこの繊維配向方向に直交する方向の曲げ剛性値が略均一である。
従って、繊維配向方向及びこの繊維配向方向に直交する方向のいずれにも、バランスよく屈曲するので、身体の形状変化に対してより効果的に追従でき、着用者に与える違和感及びよれ発生をより効果的に抑制できる。
(6) 着用者の肌側に配置される液透過性のトップシートと、着衣側に配置される液不透過性のバックシートと、これらトップシートとバックシートとの間に介在する吸収体と、を備え、前記トップシート及び/又は前記吸収体が、一方向に配向された繊維からなる不織布で形成された吸収性物品の製造方法において、
以下の数式1を満たすように前記吸収性物品の曲げ剛性値を低減化する曲げ剛性値低減化工程を含むことを特徴とする吸収性物品の製造方法。
Figure 0004808003
(数式1中、Aは前記曲げ剛性値低減化工程前における前記不織布の繊維配向方向に直交する方向の曲げ剛性値、Bは前記曲げ剛性値低減化工程前における前記不織布の繊維配向方向の曲げ剛性値、Cは前記曲げ剛性値低減化工程後における前記不織布の繊維配向方向に直交する方向の曲げ剛性値、Dは前記曲げ剛性値低減化工程後における前記不織布の繊維配向方向の曲げ剛性値)
従来の製造方法によれば、曲げ剛性低減化工程を含まない構成なので、上述した数式1におけるC/A+D/Bは2に略同一となる。このように、C/A+D/Bが大きすぎると、曲げ剛性値低減化工程後の曲げ剛性値が充分に低減化されていないから、吸収性物品は屈曲しにくく、身体の形状変化に対して充分に追従できず、よれを充分に抑制できない。
そこで、(6)の発明によれば、曲げ剛性値低減化工程を含む構成とし、更に、C/A+D/Bが2.0未満とする構成とした。これにより、曲げ剛性値低減化工程後の曲げ剛性値が低減化されるから、吸収性物品は屈曲しやすく、身体の形状変化に対して充分に追従でき、着用者に与える違和感及びよれ発生を抑制可能な吸収性物品を製造できる。
なお、上述した数式1におけるC/A+D/Bは、よれを充分に抑制可能な吸収性物品を製造できる点で、1.2未満であることがより好ましい。また、この下限は、通常0.7程度と考えられるが、特に限定はされない。
(7) 前記曲げ剛性値低減化工程は、以下の数式2を満たすように、前記トップシート及び/又は前記吸収体にエンボス線を設けて前記吸収性物品の曲げ剛性値を低減化する工程である(6)記載の吸収性物品の製造方法。
Figure 0004808003
(数式2中、Eは前記曲げ剛性値低減化工程前における吸収性物品の厚み、Fは前記曲げ剛性値低減化工程後におけるエンボス線が形成されていない部分の吸収性物品の厚み)
(7)の発明によれば、曲げ剛性値低減化工程を、トップシート及び/又は吸収体にエンボス線を設ける工程としたので、前述した通り、エンボス線延在方向に直交する方向にも屈曲しやすい吸収性物品を製造できる。
しかし、エンボス線を設けたことにより、トップシート及び/又は吸収体の厚みが減少し(つまり、上述した数式2におけるF/Eが1未満となる)、この厚み減少に伴って柔軟性が低下するから、着用者に与える風合いが良好でない場合がある。そこで、(7)の発明によれば、曲げ剛性値低減化工程を、上述した数式2におけるF/Eが0.70以上となるようにエンボス線を設ける工程としたので、この工程後も厚みが極度に減少しないから、厚み減少に伴った柔軟性の低下を抑制でき、着用者に良好な風合いを与えることが可能な吸収性物品を製造できる。
上述した数式2におけるF/Eは、着用者により良好な風合いを与えることができる点で、0.80以上であることがより好ましい。
本発明の吸収性物品及び吸収性物品の製造方法によれば、次の効果が得られる。
トップシート及び/又は吸収体に、複数のエンボス線を設けたので、エンボス線の形成部位における硬度が非形成部位よりも高くなるから、これらエンボス線の形成部位を基点として、エンボス線延在方向に直交する方向に屈曲しやすくなる。そして、エンボス線が繊維配向方向に直交して延びる構成としたので、繊維配向方向に屈曲しやすくなる。
間欠的に設けられた複数の凹部でエンボス線の各々を構成したので、各凹部間に硬度が低い部位が形成されるから、エンボス線の延在方向についての曲げ剛性が低減され、繊維配向方向の直交方向に屈曲しやすくなる。
この凹部の長手方向に直交する方向、換言すれば、繊維配向方向の直交方向以外の方向にも屈曲しやすくなる。例えば、凹部の各々をこの長手方向が繊維配向方向に直交するように凹部の各々を配置すれば、繊維配向方向に屈曲する基点の面積の減少を抑制できるから、繊維配向方向に屈曲しにくくなるのを抑制できる。
従って、繊維配向方向及びこの直交方向のいずれにも屈曲しやすいので、身体の形状変化に対して追従でき、着用者に与える違和感及びよれ発生を抑制できる。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
<構成>
[吸収性物品の全体構成]
図1は、本発明の一実施形態に係るパンティーライナー1の肌側表面を示す平面図である。図2は、図1のIII−III線断面図である。図3は図2の部分拡大図である。図4は、図1における四角で囲まれた部位の部分拡大図である。
以下においては、パンティーライナー1を構成する各要素の2つの表面のうち、着用者の身体に向く表面を「肌側表面」と呼び、反対側の表面を「着衣側表面」と呼ぶ。各要素の寸法は、特に明記しない限り、長手方向に測定した寸法を「長さ寸法」と呼び、短手方向に測定した寸法を「幅寸法」と呼ぶ。
パンティーライナー1(吸収性物品の一例)は、液透過性のトップシート10と液不透過性のバックシート20との間に、液保持性の吸収体30を備えている。
トップシート10及び吸収体30は、後述するように、繊維が一方向に配向された不織布で形成されている。そして、トップシート10及び吸収体30は、この不織布の繊維配向方向が、パンティーライナー1の長手方向と一致するように、バックシート20とともに積層配置されている。
トップシート10及び吸収体30には、パンティーライナー1の長手方向に直交して延びる複数のエンボス線40が設けられている。これらエンボス線40の各々は、間欠的に設けられた複数の凹部41で形成されている。これら凹部41の各々は、短辺(短手方向の一例)及び長辺(長手方向の一例)を有する矩形状であり、且つ、この長辺がパンティーライナー1の長手方向(図4中、矢印αで示す方向)に直交(交差の一例)するように(換言すれば、図4中の矢印βで示す方向)配置されている。また、凹部41の各々は、この短辺がパンティーライナー1の長手方向に配置されている。
エンボス線40は、隣り合うエンボス線40同士の位相がずれて設けられており、凹部41が千鳥状に配置されている。
また、トップシート10及び吸収体30は、複数の凹部41を介して接合されている。
更に、使用中におけるパンティーライナー1の分解を防ぐため、パンティーライナー1の周縁から延出する部分において、トップシート10及び吸収体30は、パンティーライナー1の周縁に設けられた接合部42を介して、接合されている。この接合部42は、熱シール、超音波シール等の公知の手段により形成できる。なお、接合部42は、パンティーライナー1の最縁部に限らず、最縁部より内側に配置してもよく、最縁部からの距離が一定でなくてもよい。
トップシート10、バックシート20、吸収体30は、ホットメルト接着剤、熱融着、圧着により、互いに接合されている。ホットメルト接着剤としては、スチレン−イソプレン−スチレン共重合体、スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体、スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体等を適宜組み合せて使用できる。
例えば、スチレン−エチレン−ブタジエン−スチレン共重合体からなるホットメルト接着剤を塗布量7g/mとなるようにスパイラル塗工することにより、トップシート10、バックシート20、吸収体30は、互いに接合されている。
また、バックシート20には、この着衣側表面に、パンティーライナー1を下着に固着させるための感圧接着剤層21が設けられている(塗布量は、例えば30g/m)。
〔形状、寸法等〕
パンティーライナー1は、曲線形状の前縁部2と、同様に曲線形状の後縁部3と、を有す略矩形状である。例えば、長手方向中心線Oyでの長さ寸法は80mm以上200mm以下(例えば、140mm)であり、幅寸法は35mm以上80mm以下(例えば、60mm)である。
吸収体30も略矩形状であり、前縁部2よりもやや後方に位置する曲線形状の前端部及び、後縁部3よりもやや前方に位置する曲線形状の後端部を有している。吸収体30の左右両側端部は、長手方向中心線Oyと平行な略直線形状である。
吸収体30は、例えば、長さ寸法が50mm以上200mm以下(例えば、140mm)で、幅寸法が20mm以上80mm以下(例えば、60mm)であり、パンティーライナー1の略中央部に設けられている。
なお、吸収体30の形状は、本実施形態では略矩形状としたが、これに限らず、シート状、繊維状等でもよい。
エンボス線40は、パンティーライナー1をしなやかに屈曲可能とする点で、一定間隔をもって設けられていることが好ましい。この間隔(図4中、eで示す)としては、3mm以上15mm以下の範囲(例えば、7mm)が好ましく、更に好ましくは5mm以上10mm以下である。
凹部41は、矩形状であり、この長辺(図4中、fで示す)が1mm以上15mm以下(例えば、5mm)、短辺(図4中、gで示す)が0.5mm以上5.0mm以下(例えば、0.7mm)である。
また、凹部41は、パンティーライナー1をしなやかに屈曲可能とする点で、一定間隔をもって配列されていることが好ましい。更に、凹部41の間隔(図3及び図4中、hで示す)は、トップシート10及び吸収体30の厚み減少に伴う柔軟性の低下を抑制する点で、凹部41の非形成部位におけるパンティーライナー1の厚み(図3中、dで示す)の2倍以上であることが好ましい。この間隔としては、5mm以上15mm以下の範囲(例えば、5mm)が好ましく、更に好ましくは5mm以上10mm以下である。
また、凹部41の総面積は、トップシート10及び吸収体30の厚み減少に伴う柔軟性の低下を抑制する点で、トップシート10及び吸収体30各々の上面面積に対して、1.5%以上5.0%以下であることが好ましい。
感圧接着剤層21は、長手方向中心線Oyの左右両側において長手方向中心線Oyと略平行に形成されている。例えば、長さ寸法が120mm、幅寸法が3mmの感圧接着剤層の8本が、長手方向中心線Oyを対称軸として、バックシート20の短手方向に2mmの間隔をもって設けられている。
[トップシート]
トップシート10は、液透過性であり、一般的に液親水性である。また、着用者の肌に当接するので、柔軟性に富み、風合いのよい素材が好ましく用いられる。具体的には、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維が挙げられる。このうち、凹部41の形成を容易化する点で、比較的低融点であるポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系繊維が好ましい。
トップシート10としては、これらの素材がスルーエア法、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブロン法、ニードルパンチ法の適宜の方法によって加工された不織布を使用できる。
トップシート10は、例えば、芯部がポリエステル(PE)樹脂で鞘部がポリプロピレン(PP)樹脂の芯鞘型複合合成繊維(繊維径2.2dtex、繊維長45mm)からなる第1層と、芯部がポリエステル(PE)樹脂で鞘部がポリエチレン(PE)樹脂の芯鞘型複合合成繊維(繊維径2.6dtex、繊維長45mm)からなる第2層と、が肌側からこの順に積層されてなる。この積層された構造は、第1層及び第2層をサーマルボンド法により加工することにより形成できる。
そして、トップシート10の厚みは、0.1mm以上5.0mm以下〔例えば、2.0mm(3g/cmの圧力下)〕であり、坪量は、第1層が7g/m以上100g/m以下(例えば、20g/m)であり、第2層が7g/m以上100g/m以下(例えば、15g/m)であり、全体として14g/m以上200g/m以下(例えば、35g/m)である。
ただし、トップシート10は、上述したような2層構造に限らず、単層構造、3層以上の構造であってもよい。また、トップシート10を複数枚重ねて使用してもよい。
[バックシート]
バックシート20は、一般的に、非通気性又は通気液不透過性である。バックシート20の素材としては、例えば、不織布、プラスチックシート、これらを積層したラミネート不織布が挙げられる。
不織布の具体例としては、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維が挙げられ、これらの素材がスパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブロン法等の適宜の方法により加工された不織布をバックシート20として使用できる。
また、プラスチックシートの具体例としては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のオレフィン系樹脂、ポリエステル、ナイロン等のポリアミド系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)が挙げられる。
バックシート20は、例えば、ポリエチレンからなるプラスチックフィルムであり、その厚みが0.03mm以上0.20mm以下〔例えば、0.05mm(3g/cmの圧力下)〕、その坪量が15g/m以上50g/m以下(例えば、23g/m)である。
[吸収体]
吸収体30は、一般的に、液吸収性、液保持性に優れていることが好ましい。吸収体30は、親水性の不織布が積層されて構成されている。親水性の不織布の素材としては、例えば、綿、レーヨンなどのセルロース繊維、アクリロニトリル、ポリビニルアルコールなどの親水基を有する合成繊維や、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステルなどの疎水性繊維を親水化剤で表面処理して親水性を付与した繊維が挙げられる。
吸収体30としては、これらの素材がスルーエア法、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブロン法、ニードルパンチ法の適宜の方法によって加工された不織布を使用できる。
吸収体30は、例えば、レーヨン繊維及びポリエチレンテレフタレート繊維を、レーヨン:ポリエチレンテレフタレート=9:1の比率で混合し、スパンレース法により加工した不織布であり、その厚みが0.10mm以上1.00mm以下〔例えば、0.15mm(3g/cmの圧力下)〕であり、その坪量が15g/m以上60g/m以下(例えば、25g/m)である。
[エンボス線]
エンボス線40の各々を構成する凹部41は、熱エンボス、超音波エンボス等のいずれかまたは複数の手段によって形成されている。凹部41を熱エンボスで形成する場合、トップシート10及び吸収体30を形成する繊維(複数種の繊維で形成されている場合は、融点が最も低い繊維)の融点より少なくとも5℃低い温度で行うことが好ましい。
[感圧接着剤層]
感圧接着剤層21は、例えば、ゴム系ホットメルト型接着剤、オレフィン系ホットメルト型接着剤、メカニカルファスナー、スチレンゴム系の滑り止め材で、構成できる。そして、感圧接着剤層21は、図示しない離形剤処理された剥離紙で被覆されている。
[曲げ剛性値]
パンティーライナー1の曲げ剛性値は、KESシステムによる測定方法に準拠して、曲げ剛性値測定機器「KES FB2−AUTO−A」(カトーテック社製)により、100mm×100mmの寸法でパンティーライナー1から切り出した試験片を用いて測定できる。
パンティーライナー1の曲げ剛性値は、短手方向の曲げ剛性値が、長手方向の曲げ剛性値に対して、100%以上500%以下である。
[厚み]
パンティーライナー1等の厚みは、定圧式厚み測定器「J−B」(ピーコック社製)を用い、例えば3g/cmの定圧下で、測定できる。
<製造方法>
本実施形態のパンティーライナー1は、以下のような方法で製造できる。
[積層工程]
前述した各部材を、着衣側から、バックシート20、吸収体30、トップシート10の順に積層する。この際、トップシート10及び吸収体30は、不織布の繊維配向方向が長手方向となるように配置する。そして、この積層されたバックシート20、吸収体30、トップシート10を、周知の方法により部分的又は全体的に接合する。
[曲げ剛性値低減化工程]
この接合された全部材を、ピンを備えるエンボス板で押圧することにより、トップシート10及び吸収体30にエンボス線40を設ける。これにより、パンティーライナー1の曲げ剛性値を低減化することができる。
曲げ剛性値低減化工程は、以下の数式1を満たすようにパンティーライナー1の曲げ剛性値を低減化する工程である。なお、曲げ剛性値は、前述した測定方法により測定する。
Figure 0004808003
(数式1中、Aは曲げ剛性値低減化工程前における短手方向の曲げ剛性値、Bは曲げ剛性値低減化工程前における長手方向の曲げ剛性値、Cは曲げ剛性値低減化工程後における短手方向の曲げ剛性値、Dは曲げ剛性値低減化工程後における長手方向の曲げ剛性値)
なお、上述した数式1におけるC/A+D/Bは、1.2未満とすることがより好ましい。
また、曲げ剛性値低減化工程は、以下の数式2を満たすように、トップシート10及び吸収体30にエンボス線40を設ける工程である。なお、曲げ剛性値は、前述した測定方法により測定する。
Figure 0004808003
(数式2中、Eは曲げ剛性値低減化工程前におけるパンティーライナー1の厚み、Fは曲げ剛性値低減化工程後におけるエンボス線が形成されていない部分のパンティーライナー1の厚み)
なお、上述した数式2におけるF/Eは0.80以上とすることがより好ましい。
エンボス線40を形成するために使用するエンボス板のピンの形状や寸法等は、上述した数式1及び数式2を満たす限りにおいて、特に限定されない。
なお、本実施形態の曲げ剛性値低減化工程においては、トップシート10及び吸収体30にエンボス線40を設けたが、トップシート10又は吸収体30のいずれか一方のみにエンボス線40を設けてもよい。この場合、トップシート10又は吸収体30へのエンボス線40の形成は、積層工程の前に行ってもよい。
本実施形態によれば、以下のような作用効果が得られる。
(A)トップシート10及び吸収体30に、複数のエンボス線40を設けたので、エンボス線40の形成部位における硬度が非形成部位よりも高くなるから、これらエンボス線40の形成部位を基点として、エンボス線40延在方向に直交する方向に屈曲しやすくなる。そして、エンボス線40が繊維配向方向に直交して延びる構成としたので、繊維配向方向に屈曲しやすくなる。
間欠的に設けられた複数の凹部41でエンボス線40の各々を構成したので、各凹部41間に硬度が低い部位が形成されるから、エンボス線40の延在方向についての曲げ剛性が低減され、繊維配向方向の直交方向に屈曲しやすくなる。
長辺が繊維配向方向に直交するように凹部41の各々を配置したので、繊維配向方向に屈曲する基点の面積の減少を抑制できるから、繊維配向方向に屈曲しにくくなるのを抑制できる。
従って、繊維配向方向(パンティーライナー1の長手方向)及びこの直交方向(パンティーライナー1の短手方向)のいずれにも屈曲しやすいので、身体の形状変化に対して追従でき、着用者に与える違和感及びよれ発生を抑制できる。
(B)凹部41を、全体として、トップシート10及び吸収体30の長手方向中心線を軸として互いに対向するように配置したので、パンティーライナー1は、バランスよく屈曲するから、身体の形状変化に対してより追従でき、着用者に与える違和感及びよれ発生をより抑制できる。
(C)凹部41の各々を、この短手方向が繊維配向方向となるように配置したので、各エンボス線40間に硬度が低い部位がより多く形成されるから、繊維配向方向についての曲げ剛性がより低減される。このため、繊維配向方向により屈曲しやすくなるので、身体の形状変化に対してより追従でき、着用者に与える違和感及びよれ発生をより抑制できる。
(D)隣り合うエンボス線40同士の位相がずれるように複数のエンボス線40を設けた。これにより、複数の凹部41は、繊維配向方向及びこの繊維配向方向に直交する方向の間の所定方向(図1中、X、Yで示される)においても、配列される。よって、この所定方向X、Yに直交する方向についての曲げ剛性も低減され、この所定方向X、Yに直交する方向に屈曲しやすくなる。
従って、繊維配向方向(パンティーライナー1の長手方向)及びこの直交方向(パンティーライナー1の短手方向)に加えて、繊維配向方向に直交する方向の間の所定方向X、Yにも屈曲しやすいので、身体の形状変化に対してより追従でき、着用者に与える違和感及びよれ発生をより抑制できる。
(E)凹部41が千鳥状(換言すれば、エンボス線40の位相が90°ずれている状態)に配置されるようにエンボス線40を設けた。これにより、複数の凹部41は、繊維配向方向においても、1本のエンボス線40を跨いで配列される。よって、繊維配向方向に直交する方向についての曲げ剛性がより低減され、この繊維配向方向に直交する方向により屈曲しやすくなる。
従って、繊維配向方向に直交する方向(パンティーライナー1の短手方向)により屈曲しやすいので、身体の形状変化に対して更に追従でき、着用者に与える違和感及びよれ発生を更に抑制できる。
(F)繊維配向方向の曲げ剛性値を、繊維配向方向に直交する方向の曲げ剛性値に対して、100%以上500%以下としたので、繊維配向方向及びこの繊維配向方向に直交する方向の曲げ剛性値が略均一である。
従って、繊維配向方向(パンティーライナー1の長手方向)及びこの繊維配向方向に直交する方向(パンティーライナー1の短手方向)のいずれにも、バランスよく屈曲するので、身体の形状変化に対してより効果的に追従でき、着用者に与える違和感及びよれ発生をより効果的に抑制できる。
(G)パンティーライナー1を曲げ剛性値低減化工程を含む製造方法により製造し、前述した数式1におけるC/A+D/Bが2.0未満(より好ましくは、1.2未満)となるように曲げ剛性低減化工程を行った。これにより、パンティーライナー1の曲げ剛性値が充分に低減化されるから、パンティーライナー1は屈曲しやすく、身体の形状変化に対して充分に追従でき、着用者に与える違和感及びよれ発生を抑制可能なパンティーライナー1を製造できる。
(H)パンティーライナー1を、曲げ剛性値低減化工程を含む製造方法により製造し、上述した数式2におけるF/Eが0.70以上(より好ましくは、0.80以上)となるように、トップシート10及び吸収体30にエンボス線40を設けることにより曲げ剛性低減化工程を行った。これにより、曲げ剛性低減化工程後のパンティーライナー1は厚みが極度に減少していないから、厚み減少に伴った柔軟性の低下を抑制でき、着用者に良好な風合いを与えることが可能なパンティーライナー1を製造できる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、トップシート10及び吸収体30は、前述した実施形態においては、この不織布の繊維配向方向が、パンティーライナー1の長手方向と一致するように配置したが、これに限定されず、目的に応じて適宜の方向に配置すればよい。例えば、繊維配向方向がパンティーライナー1の短手方向と一致する構成でもよいし、その他の方向と一致する構成でもよい。また、トップシート10と吸収体30との繊維配向方向が互いに異なるように配置する構成でもよい。
また、エンボス線40は、前述した実施形態においては、トップシート10及び吸収体30に設けたが、トップシート10又は吸収体30のいずれか一方のみに設ける構成でもよい。吸収体30にのみエンボス線40を設けた場合、トップシート10は、開孔を有するプラスチックシート〔例えば、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのオレフィン系樹脂、ポリエステル、ナイロンなどのポリアミド系樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)〕等の不織布以外の素材で形成してもよい。
また、凹部41の形状は、前述した実施形態においては、矩形状としたが、多角形(例えば、正六角形)、菱形、まゆ形、円形、楕円形等でもよい。
また、パンティーライナー1の外形は、前述した実施形態においては、略矩形状としたが、円形、長方形、ボーン型、オーバル型等としてもよい。
本発明の一実施形態に係る吸収性物品の肌側表面を示す平面図である。 図1のIII−III線断面図である。 図2の部分拡大図である。 図1の部分拡大図である。 従来例に係る吸収性物品の一部破断斜視図である。
符号の説明
1 パンティーライナー(吸収性物品)
10 トップシート
20 バックシート
30 吸収体
40 エンボス線
41 凹部
X、Y 所定方向

Claims (4)

  1. 着用者の肌側に配置される液透過性のトップシートと、着衣側に配置される液不透過性のバックシートと、これらトップシートとバックシートとの間に介在する吸収体と、を備える吸収性物品において、
    前記トップシート及び/又は前記吸収体は、繊維が一方向に配向された不織布で形成され、且つ、前記不織布の繊維配向方向に直交して延びる複数のエンボス線を備え、
    前記複数のエンボス線は、隣り合う前記エンボス線同士の位相がずれて設けられており、
    前記エンボス線の各々は、間欠的に設けられた複数の凹部で形成され、
    前記凹部の各々は、短手方向及び該短手方向よりも長さの長い長手方向を有する形状であり、且つ、前記長手方向が前記繊維配向方向に交差するように配置されており、
    前記複数の凹部は、千鳥状に配置されており、千鳥状に配置される前記複数の凹部は、前記繊維配向方向に視たときに斜めに隣接する前記凹部が重ならないように、配列しており、前記複数の凹部の間隔は、該凹部が形成されていない部位における吸収性物品の厚みの2倍以上であり且つ5mm以上15mm以下であることを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記繊維配向方向の曲げ剛性値は、前記繊維配向方向に直交する方向の曲げ剛性値に対して、100%以上500%以下である請求項1記載の吸収性物品。
  3. 請求項1又は2記載の吸収性物品の製造方法であって、
    以下の数式1を満たすように前記トップシート及び/又は前記吸収体に前記エンボス線を設けて前記吸収性物品の曲げ剛性値を低減化する曲げ剛性値低減化工程を含むことを特徴とする吸収性物品の製造方法。
    Figure 0004808003
    (数式1中、Aは前記曲げ剛性値低減化工程前における前記不織布の繊維配向方向に直交する方向の曲げ剛性値、Bは前記曲げ剛性値低減化工程前における前記不織布の繊維配向方向の曲げ剛性値、Cは前記曲げ剛性値低減化工程後における前記不織布の繊維配向方向に直交する方向の曲げ剛性値、Dは前記曲げ剛性値低減化工程後における前記不織布の繊維配向方向の曲げ剛性値)
  4. 前記曲げ剛性値低減化工程は、以下の数式2を満たすように、前記吸収性物品の曲げ剛性値を低減化する工程である請求項記載の吸収性物品の製造方法。
    Figure 0004808003
    (数式2中、Eは前記曲げ剛性値低減化工程前における吸収性物品の厚み、Fは前記曲げ剛性値低減化工程後におけるエンボス線が形成されていない部分の吸収性物品の厚み)
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