JP4807184B2 - インク吐出装置 - Google Patents

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本発明は、液晶ディスプレイ等の、例えば、カラーフィルタの色画素パターンを形成するために用いるインク吐出装置に関する。
カラーフィルタを例にとって説明する。従来の液晶ディスプレイなどに用いられるカラーフィルタ(以下CF)の製造方法は、フォトリソグラフィによる方法(以下フォトリソ方式)が一般的であった。この方式では、感光性レジストを角型のガラス基板に塗工し、露光、現像、乾燥の一連の処理工程を各々色毎に複数回繰り返すことで、BMパターンの開口部に格子状カラーパターンを得ることができる。
しかしながら、近年、CF用の基板の大型化が進むと共に、パネル価格の下落に伴ってCFのコストダウン要求も更に厳しくなっている。従って、次世代の2mを超える基板サイズのCF製造ラインをフォトリソ方式で構築する場合、装置自体のコストが現ライン以上に高くなると共に、製造ラインのサイズアップによるフットプリントの拡大によって、建屋等にかかるコストも嵩んでしまい、イニシャルコストの大幅なアップとなることが予想される。また、基板の大型化と共に、レジストの塗工及び現像される余分なレジスト量の増加や、現像液等の材料使用量の増加により、ランニングコストも更に上がることが予想でき、前述したコストダウン要求を満たすことは困難である。
そこで、フォトリソ方式に替わる新しいCF製造方法の一つとして、インク吐出方式が注目されている。
このインク吐出方式を用いたCF製造方法では、インク吐出ヘッドを用いてBMパターン開口部に直接カラーパターンを複数色同時に塗工していくため、フォトリソ方式で必要であった露光、現像等の処理工程を削減できると同時に、その装置のフットプリントを大幅に削減することが可能となる。また、塗工するインキ材料も必要量しか使用せず、更にフォトリソ方式で必要であった現像液等が不要となるため、ランニングコストも削減することが可能である。
上記インク吐出方式において、インクをガラス基板に吐出するためのインク吐出系統を整備する事は非常に重要である。通常インク吐出ヘッドは、1つのインク吐出装置に複数個搭載されており、それぞれのインク吐出ヘッドにインクを分配供給するために、供給経路の途中にインク分配器と呼ばれる冶具を備えている。
図4は、従来のインク分配器を表した説明図であり、(a)は上面図で、(b)は、その水平断面図であり、(c)は、正面図である。インク吐出装置は、図4に示すインク分配器を搭載した装置であって、そのインク分配器1は複数のインク吐出ヘッドと、その吐出ヘッドへインクを分配供給するヘッド分配供給口5と、インクを貯留しておくためのインクマニホールド11と、インクを供給系統よりインクマニホールドへ供給するためのインク供給口6と、インクマニホールドへ溜まったエアーを排出するためのエアーベント口14を備え、インク分配部を加温するための加温部3と、インクマニホールドを密閉するための蓋4とからなる装置である。
図4(a)は、図4に示す通り、従来のインク分配器1は、主にインク分配部2、加温部3、蓋4により構成されている。図下面にヘッド分配供給口5が配置され、インク分配器1の上面で、中央にインク供給口6、その左右に温水返還口8、温水供給口7が直線状
に配置されている。
図4(b)は、インク分配部2の内部にはインクを貯留しておくためのインクマニホールド11が形成されている。インクマニホールド11の開口部は図右側向きで、ヘッド分配供給口5の開口部に対して垂直方向、すなわち、図上側に向けられており、その合流部13の曲面精密仕上げ加工が困難である。
尚且つ、インクマニホールド11に蓋4をした上で、加温部3を両側から挟み込むように配置する事で、インクマニホールド11の温調を行っていた。
図4(c)は、且つヘッド分配供給口5は1列直線上に配置されている。インク分配器1の上面に温水返還口8、インク供給口6、温水供給口7と、装置下面にエアーベント口14が配置されている。
しかしながら、ガラス基板のサイズアップやタクトアップに伴って、必要なインク吐出ヘッドの個数も増えて、ヘッド分配供給口5及び分岐経路も増えるため、その分インク分配器1の上面、下面方向に長くなり、大型化となり、より大きいスペースが必要となった。また、それに伴ってインクマニホールド11の容積も大きくなるため、それがインクの滞留を引き起こし、更に、前述したように、インクマニホールド11とヘッド分配供給口5の合流部13の曲面精密仕上げ加工が困難であり、それがインク凝集異物の発生に繋がって、インク異物の吐出による欠陥やインク吐出ヘッドの目詰まりによる不吐出を引き起こしていた。
以下に公知文献を記す。
特開2003−127343号公報
本発明は、かかる従来技術の問題点を解決するものであり、その課題とするところは、複数のインク吐出ヘッドへインクを分配供給するためのヘッド分配供給口と、インクを貯留しておくためのインクマニホールドと、インクを供給系統よりインクマニホールドへ供給するためのインク供給口と、インクマニホールドへ溜まったエアーを排出するためのエアーベント口を備えたインク分配部と、インク分配部を加温するための加温部と、インクマニホールドを密閉するための蓋とからなるインク分配器を搭載したインク吐出装置において、インクマニホールドの容積を極力小さくする事でインクの滞留を軽減し、且つインクマニホールド内部の曲面精密仕上げ加工によってインク凝集異物の発生を抑制させ、尚且つインク分配器自体を小型化、省スペース化することが可能なインク分配器を搭載したインク吐出装置を提供することにある。
本発明の請求項1に係る発明は、精密駆動機構73上に装備したステージ71と、ステージ71の上方に向き合う位置に配置したインク分配器21を搭載し、
インク分配器21が、複数のインク吐出ヘッド61、インクを分配供給するヘッド分配供給口25、インクを貯留するためのインクマニホールド31、インクマニホールドへ供給するインク供給口26、インクマニホールドへ溜まったエアーを排出するエアーベント口34を備えたインク分配部22と、
インクを加温するための加温部23と、
インクマニホールドを密閉するための蓋とからなるインク吐出装置において、
前記インクマニホールドの開口部が、インクマニホールド内のヘッド分配供給口25の開
口部と同一方向で相対しており、
且つ、前記加温部23がインクマニホールドの開口部上面に配置し、加温部23が蓋として兼用され、
尚且つ、前記ヘッド分配供給口25が2列千鳥に配置されており、
前記インクマニホールド31が、2列千鳥の配置に合わせて2列に分岐して形成されたインク分配器を搭載したことを特徴とするインク吐出装置である。
本発明に係わるインク吐出装置、すなわち、複数のインク吐出ヘッドへインクを分配供給するヘッド分配供給口とインクを貯留するインクマニホールドとインクをインクマニホールドへ供給するインク供給口とインクマニホールドへ溜まったエアーを排出するエアーベント口を備えたインク分配部と、インク分配部を加温する加温部からなるインク分配器によれば、加温部をインク分配器上方のみに配置して蓋と兼用し、且つヘッド分配供給口を千鳥に配置することにより、省スペース化を計ることができた。
また、本発明に係わるインク吐出装置によれば、インクマニホールドを分岐することにより、インク貯留容積を小さくし、インクの滞留を低減させることができた。
更にまた、本発明に係わるインク吐出装置によれば、インクマニホールドの開口部とヘッド分配供給口の開口部を同じ向きにして、相対させることにより、合流部の曲面精密仕上げ加工状態が良好になり、インク凝集異物の発生を抑制することができた。
本発明のインク吐出装置を一実施形態に基づいて以下説明する。
図1は、本発明に係わるインク分配器を表した説明図であり、(a)は、全体の斜視図であり、(b)は、上面図で、(c)は、その水平断面図であり、(d)は正面図で、(e)は、その正面断面図である。
図1の(a)、(b)、(c)及び(d)、(e)で示す通り、図1(a)は、本発明のインク分配器21の全体図であり、インク分配部22と加温部23からなっている。本発明のインク吐出装置は、精密駆動機構73上に装備したステージ71と、ステージ71の上方に向き合うよう位置に配置したインク分配器21を搭載し装置である。前記インク分配器21は、図1(a)に示すように、複数のインク吐出ヘッドと、インクを分配供給するヘッド分配供給口25、インクを貯留するためのインクマニホールド31、インクマニホールドへ供給するインク供給口26、インクマニホールドへ溜まったエアーを排出するエアーベント口34を備えたインク分配部22と、インクを加温するための加温部23から構成されている。
図1(b)は、加温部23には温水供給口27、温水返還口28があり、インク分配部22にはインク供給口26がある。加温部23は、インク分配部22を覆い、蓋の役割を荷っている。図下面には2列に並んだヘッド分配供給口25が配置されている。
図1(c)は、インクマニホールド31の開口方向は図上側向であり、ヘッド分配供給口25の開口方向、すなわち、図上側と相対する方向に設置されているため、その合流部33の曲面精密仕上げ加工がし易く、仕上げ精度を従来品よりも向上する事ができる。
その加温部23の内部には温水マニホールド32が設けられており、形状を円筒形状にする事で蓋の代用となる構造とした。また、加温部23をインク分配部22上方に設置する事で、加温部23の個数を削減し、且つインクマニホールド31の蓋を兼用する事で、
より省スペースになるようにした。
図1(d)では、インク分配部22よりインク吐出ヘッドへインクを分配供給するためのヘッド分配供給口25は、インク吐出ヘッドの個数だけ2列千鳥状に配列されている。各々のヘッド分配供給口25の間隔Xは、従来のインク分配器1のヘッド分配供給口5の間隔Xと同じ長さに設定しているため、本発明のインク分配器21の方が、上面、下面の長さをより短くすることができる。加温部23の上面、下面方向の両端には温水供給口27と温水返還口28が設けられており、常に一定温度の温水を循環させる事で、インク分配部22内部のインクを温調する。また、インク分配部22の上面、下面方向の両端にはインク供給口26とエアーベント口34が設けられている。
更に、図1(e)は、インク分配部22の内部にインクマニホールド31があり、その上面と下面両端にはインクマニホールド31にインクを供給するためのインク供給口26と、インクマニホールド31に溜まったエアー及び不要インクを排出するためのエアーベント口34が設けられている。また、インクマニホールドの容積をより少なくするために、インク分配部22の内部にはインクマニホールド31が平行して2列設けられており、それらはインク分配部22の上面、下面の両端で合流している。この合流部の形状は流体シミュレーションにより、予め滞留を起こさないような形状とする必要がある。
図2は、本発明に係わるインク吐出装置を説明する斜視図である。
図2で示す通り、インク分配器21にはヘッド分配配管62を介してインク吐出ヘッド61が接続されている。また、インク分配器21の加温部には温水循環装置63が接続されており、その間には温水を加温部へ供給するための温水供給バルブ64と温水供給配管65、温水を温水循環装置63へ返還するための温水返還バルブ66と温水返還配管67が設けられている。
インク分配器21へインクを供給するための供給系統は、主に供給タンク41、ポンプ48、圧力制御装置51から構成される。供給タンク41とポンプ48の間にはポンプ供給バルブ44とフィルター47が設けられている。また、ポンプ48と圧力制御装置51の間にはポンプ吐出バルブ49が設けられている。圧力制御装置51からインク供給配管52を経由しインク供給バブル53からインク分配器21に接続されている。更に、ポンプ48の内部に溜まったエアーの排出はポンプエアーベントバルブ50により行う。
供給タンク41にはエアー加圧を行うための加圧バルブ46とレギュレーター45、圧力表示器43が接続されている。
分配器エアーベントバルブ54とポンプエアーベントバルブ50を含む排液系統はエアーベント配管55を介して廃液タンク42に接続されている。
ステージ71には塗工されるガラス基板72が載置される。インク吐出ヘッド61とガラス基板72との間には一定の狭隙間が設けられている。
図3(a)〜(c)は、本発明に係わるインク吐出装置の動作を説明する側断面図である。
図3(a)で示す通り、ステージ71は、精密駆動機構73によって水平移動することができる。また、インク吐出ヘッド61よりガラス基板72への塗布開始前にインクを予備吐出するためのメンテナンスポッド74が備えられている。なお、このステージ状態をA位置と記す。
図3(b)は、真空吸着及び予備吐出動作が終わると、ステージ71は塗工開始位置であるB位置まで移動する。
図3(c)は、ステージ71は塗工開始位置からインク吐出ヘッド61よりガラス基板72へ順次インクを吐出しながら塗工終了位置であるC位置までの方向に一定の速度で水平移動する。
本発明のカラーフィルタ用インク吐出装置を用いて、BMパターニング基板上にインクを塗工した。その実施例1を以下説明する(図2、図3参照)。
実施例1では、塗工するインクは市販のレッドインク(以下Rインクと記す)を用い、塗工するガラス基板は無アルカリガラスで、サイズは680mm×880mm×0.7mm厚の基板を使用した。前記基板は、樹脂BMパターニング品を用いた。インク吐出装置のフィルター及びインク吐出ヘッドは市販品を用い、インク吐出ヘッドの配列数は6個とした。
以下に、実施例1のインク吐出装置の動作を詳細に示す。塗工の事前準備として、Rインクを配管系統、インク分配器及びインク吐出ヘッドへ供給した。まず、供給タンク41にRインクを充填し、加圧バルブ46を開いてエアーを供給タンク41内に供給し、レギュレーター45と圧力表示器43にてタンク内圧力を調節した。実施例1では圧力を20kPaに設定した。
次に、ポンプ供給バルブ44を開きながらポンプ48を作動させ、エアーによる加圧サポートを受けながらポンプ48の内部にRインクを供給した。この時、Rインクはフィルター47を通過することで、Rインクの初期混入異物の除去を行った。ポンプ48の内部にRインクが充填されたあと、ポンプ供給バルブ44を閉じてポンプエアーベントバルブ50を開き、再びポンプ44を作動させて、ポンプ内部に溜まったエアーを廃液タンク42に排出した。この動作によりポンプ内部のエアーが完全に抜けた。
次に、再度ポンプ44にRインクを充填し、ポンプ吐出バルブ49を開きながらポンプ44を作動させることで、圧力制御装置51にRインクを供給した。この動作により圧力制御装置51内部にインクが充填した。
圧力制御装置51内部にインクが充填された後、インク供給バルブ53及び分配器エアーベントバルブ54を開きながらポンプ44を作動させてインク分配器21にRインクを供給しつつ、廃液タンク42へエアーを排出した。
インクマニホールド内部のエアーが完全に抜けた後、分配器エアーベントバルブ54を閉じて、インク吐出ヘッド61へRインクを供給した。この時、ステージ71は、図3(a)で示す通り待機位置Aに位置しており、インク吐出ヘッドの直下にはメンテナンスポッド74が配置され、このメンテナンスポッド74上でRインクを吐出させた。
全てのインク吐出ヘッド61にRインクが完全に充填された後、ポンプ48の動作を止めてポンプ吐出バルブ49を閉じ、供給バルブ53は開いたままで圧力制御装置51により配管内部の圧力を調節した。
また、Rインクが配管内に充填された時点で、温水循環装置63を作動させて温水供給バルブ64及び温水返還バルブ66を開き、温水を加温部に循環させてインク分配器21
内部のRインクは所望のインク温度に到達した。実施例1では、Rインクの温度を45℃に設定した。なお、Rインク温度が設定値に達したら、塗工待機状態となる。塗工準備が完了した。
次いで、塗工待機状態になると、この時、ステージ71は、待機位置Aに位置しており、インク吐出ヘッドの直下にはメンテナンスポッド74が配置されおり、ステージ71上に図示されない基板搬送ロボットによりガラス基板72が載置して、真空吸着した。前記作業と並行して、インク吐出ヘッド61よりメンテナンスポッド74にインクを予備吐出し(図3(a)参照)、真空吸着及び予備吐出動作が終わると、ステージ71は塗工開始位置B(図3(b)参照)と、塗工終了位置C(図3(c)参照)の方向に一定の速度で水平移動した。本実施例では移動速度を50mm/秒に設定した。
その水平移動の際に、塗工開始位置B(図3(b)参照)に達した時点からインク吐出ヘッド61よりRインクを吐出しながら、ガラス基板72にRインク塗工を実行した。ステージ71が塗工終了位置C(図3(c)参照)まで移動するとインクの吐出を停止し、その後ステージ71を停止させて、塗工終了した。次いで、塗工が終了すると、ステージ71は再び待機位置Aまで水平移動し、次のガラス基板がステージに移載されるまで待機する。
ステージ71が待機位置Aまで移動すると、塗工されたガラス基板72の吸着を解除し、再び図示されない基板搬送ロボットによりガラス基板は回収した。
以上でガラス基板への塗工の一サイクルが終了する。
なお、本発明のインク吐出装置では、一定量のインクが吐出されると、ポンプ吐出バルブ49を開きつつポンプ48を作動させる事で再び圧力制御装置にインクを供給する。インクの供給が終わるとポンプ48の動作を停止させてポンプ吐出バルブ49を閉じる。続いてポンプ供給バルブ44を開きつつポンプ48を作動させる事で、再びポンプ48内部にインクを供給する。
上記塗工サイクルをガラス基板100枚に対して連続処理した結果、インク凝集異物起因によるインク吐出ヘッドの不吐出等は発生せず、また塗工後のガラス基板を検査した結果、インク凝集異物による異物欠陥は見られなかった。
ELディスプレイの発光材料のパターン形成や回路基板の回路パターン形成に用いることができる。
本発明に係わるインク分配器を表した説明図であり、(a)は、斜視図で、(b)は上面図で、(c)は、その水平断面図であり、(d)は、正面図で、(e)は、その正面断面図である。 本発明に係わるインク吐出装置を斜視で表した説明図である。 本発明に係わるインク吐出装置の動作を側面で模式的に表した説明図である。 従来のインク分配器を表した説明図であり、(a)は、上面図で、(b)は、その水平断面図であり、(c)は、正面図である。
符号の説明
1…インク分配器
2…インク分配部
3…加温部
4…蓋
5…ヘッド分配供給口
6…インク供給口
7…温水供給口
8…温水返還口
11…インクマニホールド
12…温水マニホールド
13…合流部
14…エアーベント口
21…インク分配器
22…インク分配部
23…加温部
25…ヘッド分配供給口
26…インク供給口
27…温水供給口
28…返還口
31…インクマニホールド
32…温水マニホールド
33…合流部
34…エアーベント口
41…供給タンク
42…廃液タンク
43…圧力表示器
44…ポンプ供給バルブ
45…レギュレーター
46…加圧バルブ
47…フィルター
48…ポンプ
49…ポンプ吐出バルブ
50…ポンプエアーベントバルブ
51…圧力制御装置
52…インク供給配管
53…インク供給バルブ
54…分配器エアーベントバルブ
55…エアーベント配管
61…インク吐出ヘッド
62…ヘッド分配配管
63…温水循環装置
64…温水供給バルブ
65…温水供給配管
66…温水返還バルブ
67…温水返還配管
71…ステージ
72…ガラス基板
73…精密駆動機構
74…メンテナンスポッド

Claims (1)

  1. 精密駆動機構上に装備したステージと、ステージの上方に向き合う位置に配置したインク分配器を搭載し、
    インク分配器が、複数のインク吐出ヘッド、インクを分配供給するヘッド分配供給口、インクを貯留するためのインクマニホールド、インクマニホールドへ供給するインク供給口、インクマニホールドへ溜まったエアーを排出するエアーベント口を備えたインク分配部と、
    インクを加温するための加温部と、
    インクマニホールドを密閉するための蓋とからなるインク吐出装置において、
    前記インクマニホールドの開口部が、インクマニホールド内のヘッド分配供給口の開口部と同一方向で相対しており、
    且つ、前記加温部がインクマニホールドの開口部上面に配置し、加温部が蓋として兼用され、
    尚且つ、前記ヘッド分配供給口が2列千鳥に配置されており、
    前記インクマニホールドが、2列千鳥の配置に合わせて2列に分岐して形成されたインク分配器を搭載したことを特徴とするインク吐出装置。
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