JP5076299B2 - 液体噴射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液体を噴射する液体噴射装置に関する。
インクを噴射するインクジェットプリンタなど、液体に圧力を付与することによりノズルから液体を噴射する液体噴射装置では、ノズルに連通する液体流路内に気泡が混入すると、液体に付与されるべき圧力が気泡に吸収されてしまい、ノズルから液体を正常に噴射することができなくなる虞がある。そのため、液体流路内に混入した気泡を完全に排出する必要があるが、例えば、インクジェットプリンタの分野では、ノズルの噴射口を覆うパージキャップやこのパージキャップに接続されたパージポンプ等を備え、パージポンプによりノズルから強制的に液体を吸い出しながら気泡を排出する動作(パージ動作)を行うような構造が広く用いられている。例えば、特許文献1の図2にそのような構造が示されている。特許文献2の図1、図2Cには、チャンバー(圧力室)と液体供給源との間で液体をポンプ等により常に強制的に循環させながら、チャンバーの容積を変化させることによりノズルから液体を噴射するように構成された液体噴射装置が開示されている。
特開2004−142450号公報(図2参照) 特表2003−505281号公報(図1、図2C参照)
しかし、液体流路は入り組んだ複雑な形状に形成されている場合が多く、このような液体流路の隅部には混入した気泡が残留しやすいため、特許文献1のようにノズルから強制的に液体を吸い出す場合には、何回もパージ動作を行う必要があり、その分、液体を無駄に消費してしまうことになる。また、特許文献2の液体噴射装置では、液体流路内で常に液体を循環させているが、液体を循環させるときの圧力を高くすると、ノズルのメニスカスが壊れて噴射が予定されていないノズルから液体が漏れてしまう場合があり、逆に、圧力を低くすると、液体流路内の気泡を確実に排出することができなくなる。
本発明の目的は、気泡排出動作時のノズルからの液体噴射量を極力少なくしつつ、気泡を確実に排出可能な液体噴射装置を提供することである。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の第1の態様に従えば、液体を噴射する複数のノズルと、複数のノズルに夫々連通する複数の圧力室と、前記複数の圧力室の各々と連通する第1共通液室及び第2共通液室と、複数の圧力室内の液体に選択的に圧力を付与して液体を前記ノズルから噴射させるアクチュエータとを有する液体噴射ヘッドと、前記第1共通液室及び前記第2共通液室を液体供給源とそれぞれ連通させる、いに独立した第1液体流路及び第2液体流路と、前記第1液体流路内の液体に圧力を加える加圧ユニットと、前記第2液体流路を閉止可能な弁と、を備え、前記液体噴射ヘッドにおいて、前記第1共通液室と前記第2共通液室は互いに積層して配置されるとともに、その積層方向において前記第1共通液室を挟んで前記第2共通液室と反対側に、前記複数の圧力室が配置され、1つの前記圧力室と前記第1共通液室との間の流路長さは、前記第2共通液室との間の流路長さよりも短くなっており、前記圧力室内に、前記加圧ユニットにより加圧されて前記第1液体流路から圧力室内に流入した液体を、圧力室から前記第2液体流路へ流出させるための案内部が設けられており、前記弁により前記第2液体流路を開放した状態で、前記加圧ユニットにより前記第1液体流路内の液体に圧力を加えて、液体を前記液体供給源から前記第1共通液室、前記圧力室、前記第2共通液室を順次介して前記液体供給源に循環させる液体循環モードと、前記弁により前記第2液体流路を閉止してから、前記加圧ユニットにより前記第1液体流路内の液体に圧力を加えて前記ノズルから強制的に液体を噴射させる、ノズル洗浄モードの、2つのモードを切り換えるモード切換ユニットを有し、前記案内部は、前記圧力室内を、前記第1液体流路に連通する空間と前記第2液体流路に連通する空間とに仕切る仕切壁であり、この仕切壁で仕切られた前記圧力室内の2つの空間が、前記圧力室と前記ノズルとを連通させる連通路付近においてのみ繋がっている液体噴射装置が提供される。
この液体噴射装置は、加圧ユニットにより第1液体流路内の液体を加圧して、2つの液体流路を介して液体を液体供給源と圧力室との間で強制的に循環させることが可能に構成されている(液体循環モード)。さらに、弁により第2液体流路を閉止してから、加圧ユニットにより第1液体流路内の液体を加圧して前記ノズルから強制的に液体を噴射させる、ノズル洗浄モードに切換可能である。そして、モード切換ユニットにより、これら液体循環モードとノズル洗浄モードの2つのモードを切り換えることができる。
つまり、液体流路内に気泡が混入してこの気泡を排出する必要が生じたときに、液体循環モードに切り換えて、液体を液体供給源と圧力室との間で強制的に循環させることができる。従って、必要なときにのみ液体循環モードに切り換えることにより、圧力室等から気泡を確実に排出するとともに、気泡排出動作中にノズルから噴射される液体の量を少なくすることができる。また、モード切換ユニットによりノズル洗浄モードに切り換えて、ノズルから液体を強制的に噴射させることができるため、圧力室とノズルとの間に残留する気泡の除去や、ノズル詰まりの解消が可能になる。こうすることで液体循環モードだけを使用する場合に比べて、一層有効に気泡の排出及びノズル詰まりを解消することができる。
また、前記液体噴射ヘッドにおいて、前記第1共通液室と前記第2共通液室は互いに積層して配置されるとともに、その積層方向において前記第1共通液室を挟んで前記第2共通液室と反対側に、前記複数の圧力室が配置される。このように、2つの共通液室が積層した状態で配置されているため、共通液室が占める面積を小さくして液体噴射装置を小型化することが可能になる。また、液体循環モードにおいて、第1液体流路において加圧ユニットにより加圧された液体が、案内部により圧力室から第2液体流路へ流れるように案内されるため、圧力室内の液体の流れの乱れが少なくなり、圧力室内の気泡を第2液体流路に向けて安定して排出することができる。また、圧力室内の空間が、連通路付近を除いて、仕切壁により2本の液体流路に夫々連通する空間に仕切られるため、第1液体流路において加圧ユニットにより加圧されて圧力室内に流入した液体を、より確実に第2液体流路へ流出させることができる。また、圧力室の縁部付近の液体の流速を増加させて、その縁部付近に存在する気泡を第2液体流路へ安定して流出させることができる。
この液体噴射装置において、前記モード切換ユニットは、前記液体供給源から前記第1液体流路と前記第2液体流路の両方を介して液体を前記圧力室に供給し、この液体を前記アクチュエータによって前記ノズルから噴射させる液体噴射モードに切換可能であり、前記液体噴射モードから前記液体循環モードに切り換えた後に、さらに、前記ノズル洗浄モードに切り換え得る。このように、圧力室より上流の液体流路内の気泡を液体循環モードにより排出してからノズル洗浄モードに切り換えて、圧力室とノズルとの間の気泡を除去するため、ノズル洗浄モードにおける液体の噴射量が少なくて済む。
この液体噴射装置において、前記アクチュエータは、前記圧力室を覆うように配設された振動板と、この振動板の前記圧力室と反対側の面に配置された圧電層とを有する圧電式のアクチュエータであり、前記仕切壁と前記振動板との間に、隙間が、前記圧電層と振動板の変形が前記仕切壁によって妨げられないように形成され得る。圧電式のアクチュエータは、圧電層(及び振動板)を変形させることにより圧力室内の液体に圧力を付与するが、振動板と仕切壁との間に隙間が存在するために、この圧電層と振動板の変形が仕切壁により妨げられず、圧力室内の液体に対して効率よく圧力を付与することができる。
この液体噴射装置において、前記圧力室の前記第1共通液室への連通部が前記2つの空間のうちの一方に形成され、前記圧力室の前記第2共通液室への連通部が前記2つの空間のうちの他方に形成されていてもよい。
本発明の第2の態様に従えば、液体を噴射する複数のノズルと、複数のノズルに夫々連通する複数の圧力室と、前記複数の圧力室の各々と連通する第1共通液室及び第2共通液室と、複数の圧力室内の液体に選択的に圧力を付与して液体を前記ノズルから噴射させるアクチュエータとを有する液体噴射ヘッドと、前記第1共通液室及び前記第2共通液室を液体供給源とそれぞれ連通させる、互いに独立した第1液体流路及び第2液体流路と、前記第1液体流路内の液体に圧力を加える加圧ユニットと、前記第2液体流路を閉止可能な弁と、を備え、前記液体噴射ヘッドにおいて、前記第1共通液室と前記第2共通液室は互いに積層して配置されるとともに、その積層方向において前記第1共通液室を挟んで前記第2共通液室と反対側に、前記複数の圧力室が配置され、1つの前記圧力室と前記第1共通液室との間の流路長さは、前記第2共通液室との間の流路長さよりも短くなっており、前記圧力室内に、前記加圧ユニットにより加圧されて前記第1液体流路から圧力室内に流入した液体を、圧力室から前記第2液体流路へ流出させるための案内部が設けられており、前記弁により前記第2液体流路を開放した状態で、前記加圧ユニットにより前記第1液体流路内の液体に圧力を加えて、液体を前記液体供給源から前記第1共通液室、前記圧力室、前記第2共通液室を順次介して前記液体供給源に循環させる液体循環モードと、前記弁により前記第2液体流路を閉止してから、前記加圧ユニットにより前記第1液体流路内の液体に圧力を加えて前記ノズルから強制的に液体を噴射させる、ノズル洗浄モードの、2つのモードを切り換えるモード切換ユニットを有し、前記液体循環モードにおいて前記案内部が液体を案内する方向が、前記圧力室の前記ノズルへの連通部において前記圧力室から前記ノズルへと向かう方向とは異なっている液体噴射装置が提供される。
この液体噴射装置において、前記圧力室の前記ノズルへの連通部において、前記圧力室から前記ノズルへと向かう方向が、前記積層方向に沿っており、前記圧力室の前記第1共通液室への連通部及び前記圧力室の前記第2共通液室への連通部が、前記積層方向に関して直交する方向に互いに異なる位置に配置されており、前記案内部が、前記液体循環モードにおいて、前記第1共通液室への連通部から前記第2共通液室への連通部へと液体を案内してもよい。
本発明の第1実施形態について説明する。本実施形態では、本発明の一例として、ノズルから記録用紙に対してインクを噴射するインクジェットプリンタを示す。図1に示すように、インクジェットプリンタ1(液体噴射装置)は、図1の左右方向に移動可能なキャリッジ2と、このキャリッジ2に設けられて記録用紙Pに対してインクを噴射するシリアル式のインクジェットヘッド3(液体噴射ヘッド)と、記録用紙Pを図1の前方へ搬送する搬送ローラ4と、インクジェットプリンタ1の全体の制御を司る制御装置5(図10参照)等を備えている。インクジェットヘッド3は、キャリッジ2と一体的に左右方向(走査方向)へ移動して、その下面のインク噴射面に形成されたノズル20(図3〜図9参照)の出射口から記録用紙Pに対してインクを噴射する。そして、インクジェットヘッド3により記録された記録用紙Pは、搬送ローラ4により前方(紙送り方向)へ排出される。
また、図2に示すように、インクジェットヘッド3は、インクタンク6(インク供給源)と2本のチューブ7a,7bを介して接続されている。一方のチューブ7aにはポンプ40(加圧ユニット)が設けられている。そして、インクジェットプリンタ1は、インクジェットヘッド3内の気泡を排出する為のメンテナンス動作時に、インクジェットヘッド3を、走査方向一端側のメンテナンス位置(インク噴射面が記録用紙Pに対向しない位置)まで移動させた後に、ポンプ40によりインクタンク6とインクジェットヘッド3の間でインクを循環させるように構成されている。尚、メンテナンス動作については、後ほど詳細に説明する。
次に、インクジェットヘッド3について説明する。図3〜図9に示すように、インクジェットヘッド3は、内部にノズル20及び圧力室16を含むインク流路が形成された流路ユニット8と、この流路ユニット8の上面に積層された圧電アクチュエータ9とを備えている。
まず、流路ユニット8について説明する。図4〜図9に示すように、流路ユニット8はキャビティプレート10、ベースプレート11、マニホールドプレート12,13,14、及びノズルプレート15を備えており、これら6枚のプレート10〜15が積層状態で接着されている。このうち、キャビティプレート10、ベースプレート11及びマニホールドプレート12〜14はステンレス鋼製の板であり、これら5枚のプレート10〜14に、後述するマニホールド17a,17bや圧力室16等のインク流路をエッチングにより容易に形成することができるようになっている。また、ノズルプレート15は、例えば、ポリイミド等の高分子合成樹脂材料により形成され、マニホールドプレート14の下面に接着される。あるいは、このノズルプレート15も、5枚のプレート10〜14と同様にステンレス鋼等の金属材料で形成されていてもよい。
図3に示すように、キャビティプレート10には、平面に沿って配列された複数の圧力室16が形成されている。これら複数の圧力室16は、流路ユニット8の表面(後述の振動板30が接合されるキャビティプレート10の上面)において開口している。また、複数の圧力室16は、紙送り方向(図2の上下方向)に2列に配列されている。各圧力室16は、平面視で走査方向(図2の左右方向)に細長い形状に形成されている。さらに、圧力室16の内部空間は、その長手方向に延びる仕切壁21により2つの空間16a,16bに仕切られている。また、キャビティプレート10には、インクタンク6に夫々連なる2つのインク供給口18a,18bが形成されている。
ベースプレート11の、平面視で圧力室16の一端部(図3〜図6の右端部)と重なる部分には、2つの連通孔22,23が仕切壁21を挟む位置に形成されている。また、ベースプレート11の、平面視で圧力室16の他端部(図3〜図6の左端部)と重なる部分には連通孔24が形成されている。
積層された3枚のマニホールドプレート12〜14のうち、最上層のマニホールドプレート12には、ベースプレート10の一方の連通孔22に連なり且つ紙送り方向に2列に延びるマニホールド17aと、連通孔23に連なる連通孔25が形成されている。また、最下層のマニホールドプレート14には、ベースプレート10の他方の連通孔23に連なり且つ紙送り方向に2列に延びるマニホールド17bが形成されている。さらに、中間のマニホールドプレート13にはマニホールドプレート12の連通孔25と下側のマニホールド17bに連通する連通孔26が形成されている。そして、2つのマニホールド17a,17bは、マニホールドプレート13により仕切られており、平面視でマニホールド17a,17bが占める面積を小さくしてインクジェットヘッド3を小型化するために、2つのマニホールド17a,17bは上下に積層された状態で配置されている。これら2つのマニホールド17a,17bは、夫々2つのインク供給口18a,18bを介してインクタンク6からインクが供給されるように構成されている。また、3枚のマニホールドプレート12〜14の、平面視で圧力室16のマニホールド17a,17bと反対側の端部と重なる位置には、夫々、ベースプレート11の連通孔24と連通する、3つの連通孔2
7,28,29が形成されている。
ノズルプレート15の、平面視で連通孔24及び連通孔27〜29に重なる位置には、複数のノズル20が形成されている。これら複数のノズル20は、例えば、ポリイミド等の高分子合成樹脂の基板にエキシマレーザー加工を施すことにより形成される。尚、メンテナンス動作時には、ノズルプレート15の下面(インク噴射面)に複数のノズル20を覆うキャップ41(図2参照)が装着される。
ところで、圧力室16内に形成された仕切壁21は、図5における圧力室16の右端から、ノズル20に連通する連通孔24(連通路)付近の位置まで延びており、この仕切壁21により圧力室16内の空間が、連通孔22(個別流路)を介して上側のマニホールド17aに連通する第1空間16aと、連通孔23,25,26(個別流路)を介して下側のマニホールド17bに連通する第2空間16bとに仕切られている。つまり、この仕切壁21で仕切られた圧力室16内の第1空間16aと第2空間16bは、平面視で圧力室16とノズル20とを連通させる連通孔24付近においてのみ繋がっている。また、図7〜図9に示すように、圧力室16を覆うように配設された後述の圧電アクチュエータ9と仕切壁21との間には隙間が存在しており、圧電アクチュエータ9の振動板30の変形が仕切壁21により阻害されない。尚、この隙間は、例えば、圧力室16の高さの1/5以下で、且つ、圧電アクチュエータ9の変形量以上の隙間となっている。
そして、図7、図8に示すように、流路ユニット8内には、上側のマニホールド17aから連通孔22を経て圧力室16の第1空間16aに至る第1個別インク流路42aと、下側のマニホールド17bから連通孔26,25,23を経て圧力室16内の第2空間16bに至る第2個別インク流路42bが形成されている。さらに、圧力室16の第1空間16a及び第2空間16bから連通孔24,27,28,29を経てノズル20に至るインク流路43も形成されている。そして、図2に示すように、チューブ7a、インク供給口18a(図3参照)及び第1個別インク流路42aにより、第1インク流路45a(液体流路)が構成され、チューブ7b、インク供給口18b(図3参照)及び第2個別インク流路42bにより、第2インク流路45b(液体流路)が構成されており、これらインクタンク6と圧力室16とを連通させるこれら2つのインク流路45a,45bは、互いに独立している。
次に、圧電アクチュエータ9について説明する。図4、図7〜図9に示すように、圧電アクチュエータ9は、流路ユニット8の表面に配置された導電性を有する振動板30と、この振動板30の表面に形成された圧電層31と、この圧電層31の表面に複数の圧力室16に夫々対応して形成された複数の個別電極32とを備えている。この圧電アクチュエータ9は、複数の圧力室16内のインクに対して選択的に圧力を付与して、その圧力室16に連通するノズル20からインクを噴射させるものである。
振動板30は、平面視で略矩形状のステンレス鋼製の板であり、複数の圧力室16の開口を塞いだ状態でキャビティプレート10の上面に積層されて接合されている。また、この振動板30は、複数の個別電極32と対向して個別電極32と振動板30との間の圧電層31に電界を作用させる共通電極を兼ねている。
振動板30の表面には、チタン酸鉛とジルコン酸鉛との固溶体であり強誘電体であるチタン酸ジルコン酸鉛(PZT)を主成分する圧電層31が、複数の圧力室16に亙って連続的に形成されている。この圧電層31は、例えば、PZTのグリーンシートを焼成することにより生成された圧電シートを振動板30上に貼り付けることにより形成することができる。あるいは、エアロゾルデポジション法(AD法)、スパッタ法等によりPZTの粒子を振動板30上に堆積させることにより圧電層31を形成してもよい。
圧電層31の表面には、平面視で複数の圧力室16の中央部と夫々重なる位置に、圧力室16よりも一回り小さい平面形状を有する複数の個別電極32が形成されている。これら個別電極32は金などの導電性材料からなり、スクリーン印刷等により形成される。さらに、圧電層31の表面において、複数の個別電極32の一端部(図3における左端部又は右端部)には、夫々、複数の端子部35が形成されている。これら複数の端子部35は、フレキシブルプリント配線板等の可撓性を有する配線部材を介してドライバIC37(図10参照)と電気的に接続されており、ドライバIC37からは端子部35を介して複数の個別電極32に対して選択的に駆動電圧が供給される。
次に、圧電アクチュエータ9によるインクの吐出動作について説明する。
複数の個別電極32に対してドライバIC37から選択的に駆動電圧が供給されると、駆動電圧が供給された圧電層31上側の個別電極32とグランド電位に保持されている圧電層31下側の共通電極としての振動板30の電位が異なる状態となり、個別電極32と振動板30の間に挟まれた圧電層31の部分に上下方向の電界が生じる。すると、駆動電圧が印加された個別電極32の直下の圧電層31の部分が分極方向である上下方向と直交する水平方向に収縮する。このとき、この圧電層31の収縮に伴って振動板30が圧力室16側に凸となるように変形するため、圧力室16内の容積が減少して圧力室16内のインクに圧力が付与され、圧力室16に連通するノズル20からインクが吐出される。
尚、図7〜図9に示すように、圧力室16を覆うように配設された振動板30と仕切壁21との間には隙間が存在しており、圧電アクチュエータ9の圧電層31及び振動板30の変形が仕切壁21により阻害されないため、圧電アクチュエータ9は、圧力室16内のインクに対して効率よく圧力を付与することができる。
次に、インクジェットプリンタ1の電気的構成について、制御装置5を中心に図10のブロック図を参照して説明する。制御装置5は、中央処理装置であるCPU(Central Processing Unit)と、インクジェットプリンタ1の全体動作を制御する為の各種プログラ
ムやデータ等が格納されたROM(Read Only Memory)と、CPUで処理されるデータ等を一時的に記憶するRAM(Random Access Memory)等を備えている。
図10に示すように、制御装置5には、パーソナルコンピュータ(PC)50から印字データ等が入力される。また、制御装置5からは、搬送ローラ4(図1参照)を回転駆動する搬送モータ51の駆動回路55、キャリッジ2を駆動するキャリッジ駆動モータ52の駆動回路56、ポンプ40の駆動回路57、インクジェットヘッド3にキャップ41(図2参照)を装着するキャップ駆動モータ53の駆動回路58、及び、インクジェットヘッド3のドライバIC37等に対して、種々の制御信号が出力される。
ところで、この制御装置5は、インクタンク6から第1インク流路45aと第2インク流路45b(図2参照)の両方を介してインクを圧力室16に供給し、インクをノズル20から噴射させるインク噴射モードと、ポンプ40により第1インク流路45a内のインクを加圧して、インクをインクタンク6と圧力室16との間で強制的に循環させるインク循環モードの2つのモードを切り換えるモード切換部60(モード切換ユニット)を有する。そして、このモード切換部60は、記録用紙Pに記録する通常状態ではインク噴射モードを維持する一方で、PC50から、インクジェットヘッド3内に混入した気泡を排出する、メンテナンス動作の指令が入力された場合には、インク噴射モードからインク循環モードに切り換える。
このモード切換部60により実行されるモード切換処理について、図11のフローチャートを参照して説明する。尚、以下の説明において、Si(i=10,11,12・・・)は各ステップを示す。このモード切換処理は、インクジェットプリンタ1への電源投入と同時に実行される。図2及び図12の実線の矢印で示すように、通常状態であるインク噴射モードでは、ポンプ40が停止して開放状態となっており、2つのインク流路45a,45bから夫々インクが圧力室16に供給され、圧電アクチュエータ9により圧力室16内のインクに圧力が付与されて、ノズル20からインクが噴射される。
この状態で、PC50からメンテナンス動作を指令する信号が入力されたときには(S10:Yes)、キャリッジ駆動モータ52により、インクジェットヘッド3を記録用紙に記録しないメンテナンス位置(インク噴射面が記録用紙Pに対向しない位置)に移動させ(S11)、さらに、キャップ駆動モータ53によりインクジェットヘッド3のインク噴射面にキャップ41を装着する(S12)。
そして、ポンプ40を起動して(S13)、図2の破線の矢印で示すように、第1インク流路45aと第2インク流路45bを介してインクタンク6と圧力室16の間でインクを強制的に循環させる、インク循環モードに切り換える。ここで、前述したように、圧力室16内の空間は、ノズル20に連通する連通孔24付近を除いて、仕切壁21により第1インク流路45aと第2インク流路45bに夫々連通する第1空間16aと第2空間16bに仕切られているため、図13の破線の矢印で示すように、第1インク流路45aにおいてポンプ40により加圧されて連通孔22から圧力室16内に流入したインクが、圧力室16内で反転して、連通孔23から第2インク流路45bへ流出しやすくなり、ノズル20側へ流れるインクの量が少なくなる。また、このインク循環モードにおいては、ポンプ40によりインクを強制的に循環させることから、インクジェットヘッド3内の第1、第2個別インク流路42a,42bにおけるインクの流速はインク噴射モードにおける流速に比べて十分高くなり、これら個別インク流路42a,42b内に残留する気泡は循環するインクの流れにより確実にインクタンク6へ送られ、インクタンク6から気泡が排出される。
また、図13に示すように、圧力室16内の空間が左右に延びる仕切壁21により連通孔24の付近を除いて2つの空間16a,16bに仕切られているため、インクは、圧力室16の縁に沿って図13の右端部の連通孔22から左端部の連通孔24付近で反転して右端部の連通孔23へ流れることになり、圧力室16の縁部に残留した気泡を確実に排出することができる。尚、このインク循環モードにおいて、ポンプ40により加圧されたインクの一部が圧力室16から連通孔24を介してノズル20へ流れ、ノズル20から少量のインクが噴射される場合があるが、そのインクはキャップ41により受け止められる。
そして、所定時間Tの間インクを循環させて気泡を排出した後に(S14:Yes)、ポンプ40を停止してから(S15)、インクジェットヘッド3からキャップ41を取り外して(S16)、再び、ノズル20からインクを噴射可能なインク噴射モードに切り換える。
以上説明したインクジェットプリンタ1によれば、次のような効果が得られる。
インクジェットヘッド3内に混入した気泡を排出する必要があるときに、インク噴射モードからインク循環モードに切り換えて、インクをインクタンク6と圧力室16との間で強制的に循環させるため、気泡を確実に排出することができ、また、メンテナンス動作(気泡排出動作)中にノズル20から噴射されるインクの量を少なくすることができる。
圧力室16内の空間は、ノズル20に連通する連通孔24付近を除いて、仕切壁21により第1インク流路45aと第2インク流路45bに夫々連通する第1空間16aと第2空間16bに仕切られているため、インク循環モードにおいて、第1インク流路45aにおいてポンプ40により加圧されて連通孔22から圧力室16内に流入したインクが、連通孔23から第2インク流路45bへ流出しやすくなり、メンテナンス動作中にノズル20から噴射されるインクの量がより少なくなる。
次に、本発明の第2実施形態について図14〜図18を参照して説明する。但し、前記第1実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を付して適宜その説明を省略する。この第2実施形態のインクジェットプリンタ71においては、前記第1実施形態と同様にインクジェットヘッド3とインクタンク6とが2つのインク流路45a,45bで接続されているが、図16〜図18に示すように、第2インク流路45bの一部を構成するチューブ7bに電磁弁72が設けられており、図14に示すように、制御装置75から駆動回路73に制御信号が出力されて電磁弁72が開閉する。
そして、制御装置75のモード切換部80は、前述のインク噴射モードとインク循環モードの2つのモードに加えて、第2インク流路45bの電磁弁72を閉止した状態で、ポンプ40により第1インク流路45a内のインクを加圧することによりノズル20から強制的にインクを噴射させる、ノズル洗浄モードにも切り換えることができる。
この第2実施形態のモード切換部80によるモード切換処理について、主に図15のフローチャートを参照して説明する。インク噴射モードにおいては、ポンプ40が停止し、且つ、電磁弁72が開放されており、図16に示すように、2つのインク流路45a,45bから夫々インクが圧力室16に供給され、圧電アクチュエータ9により圧力室16内のインクに圧力が付与されて、インクがノズル20から噴射される。
この状態で、PC50からメンテナンス信号が入力されると(S20:Yes)、前述の第1実施形態と同様に、インクジェットヘッド3をメンテナンス位置に移動させ(S21)、インクジェットヘッド3のインク噴射面にキャップ41を装着する(S22)。次に、ポンプ40を起動して(S23)、図17に示すように、第1インク流路45aと第2インク流路45bを介してインクタンク6と圧力室16の間でインクを強制的に循環させる、インク循環モードに切り換える。そして、所定時間T1の間、インクを循環させてインクジェットヘッド3内の気泡を排出した後に(S24:Yes)、電磁弁72を閉止する(S25)。すると、図18に示すように、第1インク流路45aにおいてポンプ40により加圧されたインクは、圧力室16に流れ込むが、第2インク流路45bの電磁弁72が閉止されているため、圧力室16に流入したインクはノズル20から勢いよく噴射される(ノズル洗浄モード)。そのため、圧力室16からノズル20までの連通孔24,27〜29内に残留する気泡をノズル20から排出するとともに、ノズル20の目詰まりを解消することができる。
また、圧力室16より上流のインク流路内に残留する気泡をインク循環モードにより排出してからノズル洗浄モードに切り換えて、圧力室16とノズル20との間の気泡を除去するため、圧力室16とノズル20との間に残留する気泡を排出するために噴射されるインクの量を少なくすることができる。
そして、所定時間T2の間、ノズル20からインクを噴射した後(S26:Yes)、ポンプ40を停止し(S27)、電磁弁72を開放してから(S28)、インクジェットヘッド3からキャップ41を取り外し(S29)、再び、ノズル20からインクを噴射可能なインク噴射モードに切り換える。
尚、この第2実施形態のモード切換部80は、インク噴射モードからインク循環モードに切り換えた後に、さらに、ノズル洗浄モードに切り換えるように構成されているが、例えば、ノズル20の目詰まりを主な目的としてメンテナンス動作を行う場合には、インク噴射モードからインク循環モードに切り換えることなく、直接ノズル洗浄モードに切り換えることが可能に構成されていてもよい。
次に、前記第1実施形態及び第2実施形態に種々の変更を加えた変更形態について説明する。
変形例1
第1個別インク流路42aの連通孔22から圧力室内に流入したインクを、第2個別インク流路42bの連通孔23から第2インク流路45bへ流出させるための案内部は、必ずしも、前述の仕切壁21(図5等参照)のような、圧力室内の空間を2つに仕切るようなものである必要はない。例えば、図19に示すように、圧力室16A内の、平面視で2つの連通孔22,23の間の領域にノズル20側へ少し突出するように形成された案内部21Aでも、連通孔22から流入したインクを連通孔23へ案内することが可能である。
変形例2
上記実施形態ではポンプ40でチューブ7a中の液体に正圧を与えたが、それに代えて、またはそれに加えてチューブ7bに負圧をもたらすポンプを設けることができる。また、ポンプ40は、液体に正圧または負圧をもたらすことができれば、チューブポンプなど任意のポンプを適用できる。
変形例3
前記第1実施形態及び第2実施形態のインクジェットプリンタは、PC50からメンテナンス信号が入力されたときに、インク噴射モードからインク循環モードに切り換えられるように構成されているが、インクジェットプリンタへの電源投入時や、インクジェットプリンタの操作部から使用者によりメンテナンス信号が入力された時など、別のタイミングでモード切換が行われるように構成されていてもよい。
変形例4
前記第1実施形態及び第2実施形態は、シリアル式のインクジェットプリンタに本発明を適用した例であるが、記録用紙Pの幅方向に長いライン式のインクジェットプリンタに本発明を適用することもできる。
変形例5
インク以外の液体を噴射する他の液体噴射装置に本発明を適用することもできる。例えば、導電ペーストを噴射して基板上に配線パターンを形成したり、あるいは、有機発光体を基板に噴射して有機エレクトロルミッセンスディスプレイを形成したり、さらには、光学樹脂を基板に噴射して光導波路等の光学デバイスを形成したりする場合などに用いられる、種々の液体噴射装置にも本発明を適用できる。上記のような種々の用途では、本発明の液体噴射装置は液体供給源を備えていなくてもよく、液体噴射装置を使用する現場に付属の設備、例えば、液体収容タンクを使用することができる。また、液体収容タンクとして、液体噴射装置とは別に市場で入手可能な交換用のカートリッジを用いることもできる。
また、上記実施形態は、複数のノズル及びそれらに対応する圧力室を備えるインクジェットプリンタについて説明したが、本発明は上記のような種々の液体噴射装置においてノズル及び圧力室が単一のものにも適用可能であり、そのような液体噴射装置も本発明の範囲内である。
本発明の第1実施形態に係るインクジェットプリンタの概略斜視図である。 インクジェットプリンタのインク供給系統の概略構成図である。 インクジェットヘッドの平面図である。 インクジェットヘッドの一部拡大平面図である。 流路ユニットの一部拡大平面図である。 流路ユニットを構成するプレートの一部拡大平面図であり、(a)はキャビティプレート、(b)はベースプレート、(c)〜(e)はマニホールドプレート、(f)はノズルプレートを夫々示す。 図4のVII-VII線断面図である。 図4のVIII-VIII線断面図である。 図4のIX-IX線断面図である。 インクジェットプリンタの電気的構成を示すブロック図である。 モード切換処理のフローチャートである。 インク噴射モードにおける圧力室内のインクの流れを示す図である。 インク循環モードにおける圧力室内のインクの流れを示す図である。 第2実施形態のインクジェットプリンタの電気的構成を示すブロック図である。 モード切換処理のフローチャートである。 インク噴射モードにおけるインクの流れを示す図である。 インク循環モードにおけるインクの流れを示す図である。 ノズル洗浄モードにおけるインクの流れを示す図である。 変更形態の流路ユニットの一部拡大平面図である。
1 インクジェットプリンタ
3 インクジェットヘッド
6 インクタンク
9 圧電アクチュエータ
16 圧力室
16A 圧力室
16a 第1空間
16b 第2空間
17a,17b マニホールド
20 ノズル
21 仕切壁
21A 案内部
22 連通孔
23,25,26 連通孔
24 連通孔
30 振動板
31 圧電層
40 ポンプ
45a 第1インク流路
45b 第2インク流路
60 モード切換部
71 インクジェットプリンタ
72 電磁弁
80 モード切換部

Claims (8)

  1. 液体を噴射する複数のノズルと、複数のノズルに夫々連通する複数の圧力室と、前記複数の圧力室の各々と連通する第1共通液室及び第2共通液室と、複数の圧力室内の液体に選択的に圧力を付与して液体を前記ノズルから噴射させるアクチュエータとを有する液体噴射ヘッドと、
    前記第1共通液室及び前記第2共通液室を液体供給源とそれぞれ連通させる、
    互いに独立した第1液体流路及び第2液体流路と、
    前記第1液体流路内の液体に圧力を加える加圧ユニットと、
    前記第2液体流路を閉止可能な弁と、を備え、
    前記液体噴射ヘッドにおいて、前記第1共通液室と前記第2共通液室は互いに積層して配置されるとともに、その積層方向において前記第1共通液室を挟んで前記第2共通液室と反対側に、前記複数の圧力室が配置され、
    1つの前記圧力室と前記第1共通液室との間の流路長さは、前記第2共通液室との間の流路長さよりも短くなっており、
    前記圧力室内に、前記加圧ユニットにより加圧されて前記第1液体流路から圧力室内に流入した液体を、圧力室から前記第2液体流路へ流出させるための案内部が設けられており、
    前記弁により前記第2液体流路を開放した状態で、前記加圧ユニットにより前記第1液体流路内の液体に圧力を加えて、液体を前記液体供給源から前記第1共通液室、前記圧力室、前記第2共通液室を順次介して前記液体供給源に循環させる液体循環モードと、
    前記弁により前記第2液体流路を閉止してから、前記加圧ユニットにより前記第1液体流路内の液体に圧力を加えて前記ノズルから強制的に液体を噴射させる、ノズル洗浄モードの、2つのモードを切り換えるモード切換ユニットを有し、
    前記案内部は、前記圧力室内を、前記第1液体流路に連通する空間と前記第2液体流路に連通する空間とに仕切る仕切壁であり、この仕切壁で仕切られた前記圧力室内の2つの空間が、前記圧力室と前記ノズルとを連通させる連通路付近においてのみ繋がっている液体噴射装置。
  2. 前記モード切換ユニットは、前記液体供給源から前記第1液体流路と前記第2液体流路の両方を介して液体を前記圧力室に供給し、この液体を前記アクチュエータによって前記ノズルから噴射させる液体噴射モードに切換可能であり、
    前記モード切換ユニットは、前記液体噴射モードから前記液体循環モードに切り換えた後に、さらに、前記ノズル洗浄モードに切り換える請求項1に記載の液体噴射装置。
  3. 前記アクチュエータは、前記圧力室を覆うように配設された振動板と、この振動板の前記圧力室と反対側の面に配置された圧電層とを有する圧電式のアクチュエータであり、前記仕切壁と前記振動板との間に、隙間が、前記圧電層と振動板の変形が前記仕切壁によって妨げられないように形成されている請求項1又は2に記載の液体噴射装置。
  4. さらに、前記液体供給源を備える請求項1〜の何れかに記載の液体噴射装置。
  5. 液体噴射装置がインクジェットプリンタであり、モード切換ユニットが液体噴射装置の制御装置である請求項1〜の何れかに記載の液体噴射装置。
  6. 前記圧力室の前記第1共通液室への連通部が前記2つの空間のうちの一方に形成され、前記圧力室の前記第2共通液室への連通部が前記2つの空間のうちの他方に形成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載の液体噴射装置。
  7. 液体を噴射する複数のノズルと、複数のノズルに夫々連通する複数の圧力室と、前記複数の圧力室の各々と連通する第1共通液室及び第2共通液室と、複数の圧力室内の液体に選択的に圧力を付与して液体を前記ノズルから噴射させるアクチュエータとを有する液体噴射ヘッドと、
    前記第1共通液室及び前記第2共通液室を液体供給源とそれぞれ連通させる、互いに独立した第1液体流路及び第2液体流路と、
    前記第1液体流路内の液体に圧力を加える加圧ユニットと、
    前記第2液体流路を閉止可能な弁と、を備え、
    前記液体噴射ヘッドにおいて、前記第1共通液室と前記第2共通液室は互いに積層して配置されるとともに、その積層方向において前記第1共通液室を挟んで前記第2共通液室と反対側に、前記複数の圧力室が配置され、
    1つの前記圧力室と前記第1共通液室との間の流路長さは、前記第2共通液室との間の流路長さよりも短くなっており、
    前記圧力室内に、前記加圧ユニットにより加圧されて前記第1液体流路から圧力室内に流入した液体を、圧力室から前記第2液体流路へ流出させるための案内部が設けられており、
    前記弁により前記第2液体流路を開放した状態で、前記加圧ユニットにより前記第1液体流路内の液体に圧力を加えて、液体を前記液体供給源から前記第1共通液室、前記圧力室、前記第2共通液室を順次介して前記液体供給源に循環させる液体循環モードと、
    前記弁により前記第2液体流路を閉止してから、前記加圧ユニットにより前記第1液体流路内の液体に圧力を加えて前記ノズルから強制的に液体を噴射させる、ノズル洗浄モードの、2つのモードを切り換えるモード切換ユニットを有し、
    前記液体循環モードにおいて前記案内部が液体を案内する方向が、前記圧力室の前記ノズルへの連通部において前記圧力室から前記ノズルへと向かう方向とは異なっている液体噴射装置。
  8. 前記圧力室の前記ノズルへの連通部において、前記圧力室から前記ノズルへと向かう方向が、前記積層方向に沿っており、
    前記圧力室の前記第1共通液室への連通部及び前記圧力室の前記第2共通液室への連通部が、前記積層方向に関して直交する方向に互いに異なる位置に配置されており、
    前記案内部が、前記液体循環モードにおいて、前記第1共通液室への連通部から前記第2共通液室への連通部へと液体を案内する請求項1〜7のいずれか1項に記載の液体噴射装置。
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