JP4806440B2 - 流体の流動状態測定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、流れ場に投入した微小トレーサ粒子の動きを解析し、その移動量及び移動方向から流れの速さ及び方向の分布を測定する流体の流動状態測定方法に関し、さらに詳細には1枚の画像から流体の速さ及び方向の分布を、簡便かつ高精度に算出可能とした流体の流動状態測定方法に関する。
従来より、一般的な粒子画像流速測定法(PIV)として、1枚の画像に1時刻の粒子像を撮影し、前後する時刻における画像間で粒子像の移動距離及び移動方向から粒子の速さ及び方向、すなわち流れの速さ及び方向を算出する測定法が知られていた。しかしながら、この測定法では、1枚の画像のみから流れの速さ及び方向を算出することはできず、複数枚の画像を用いて解析する必要があるため、解析作業に手間がかかっていた。
一方、別の粒子画像流速測定法として、1枚の画像を撮影中にパルスレーザー等の瞬間的に発光する光源によってシート状の光を複数回照射し、1枚の画像中に複数時刻の粒子像を撮影する多重露光粒子画像流速測定法が用いられていた。
例えば、下記特許文献1では、粒子径が2mm以下1μm以上のトレーサ粒子を流体中に混入し、上記トレーサ粒子の静止画像が得られるようにするため、テレビカメラ信号における第2フィールドに1度のタイミングでシート状に広げたレーザー光を上記流体中に向けて間欠的に照射し、上記流体中に混入されている微小トレーサ粒子をフレーム蓄積方式のテレビカメラで撮像するトレーサ粒子の流れの可視化方法が開示されている。
特開平6−66675号公報
しかしながら、上記特許文献1に示されるような多重露光粒子画像流速測定法では、1枚の画像の露光中に発光させる光源の時間間隔は、等間隔であるのが一般的である。このため、粒子像の間隔から流れの速さは容易に算出できるものの、流れの方向を特定するのは必ずしも容易ではない。つまり、例えば、1枚の画像に各発光時刻の粒子像が横方向に点々と複数撮影されていても、その粒子が時系列的に左から右へ移動したのか、あるいは右から左に移動したのかを判別するのは容易ではなく、方向の不確定性という問題が生じる。
このような方向の不確定性を排除するための一つの手段として、画像シフト法という測定法が提案されている。画像シフト法は、2時刻目の画像に強制的にある一定の画像シフト量を与えて撮影し、得られた画像の粒子の移動量から画像シフト量を減算することによって、方向の不確定性を排除しようとするものである。しかしながら、この測定法では、光源を反射させるための回転ミラーを厳密に設定しなければならない点や、回転ミラー、光源レーザー及びカメラの動作の同期を取らなければならない点などにおいて、システムが煩雑となる欠点がある。
一方、上記特許文献1にも開示されるように、従来の粒子画像流速測定法を実施するためのレーザー光照射装置では、流れ場にレーザーシートを作製するために、光ファイバーの先端に光学レンズが取り付けられている。かかるレーザー光照射装置では、レーザー光を光学レンズによりシート状に拡散させているため、レーザー光のパワー密度が低下し又不均一となり、トレーサ粒子からの散乱光が弱くなって、カメラで検出しづらくなるという欠点があった。
また、従来の粒子画像流速測定法では、高速の流れを測定しようとする場合、高速に移動する粒子画像を測定するために、フレームレートが高い高性能の撮影カメラを使用する必要があり、コスト高の要因となっていた。
そこで本発明の主たる課題は、1枚の画像から流体の速度及び流動方向の分布の測定を可能にするとともに、トレーサ粒子を精度良く検出し、システムを簡素化することにより測定の容易化及びコスト低減を図ることにある。
前記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、トレーサ粒子が投入された流体に、1台のレーザー光発振器から照射されたレーザー光を、往復揺動する可動反射ミラーに連続的に入射角を変化させつつ入射させることによってレーザーシートを形成し、このレーザーシートの形成時におけるトレーサ粒子をカメラで撮影する流体の流動測定方法であって、
前記レーザー光を、往復揺動する前記可動反射ミラーに間欠的に入射させることによって、前記可動反射ミラーにより異なる時間間隔で間欠的に少なくとも3回、同一波長からなるレーザー光によって該レーザー光が一定の方向に走査する前記レーザーシートを形成するとともに、前記レーザーシートの形成時を含む測定中に、前記カメラを露光状態としておくことによって、1枚の画像中に前記レーザーシート形成時のトレーサ粒子の軌跡画像を異なる時間間隔で撮影するようにし
前記可動反射ミラーは振動ミラーとされ、該振動ミラーは、反射面が所定の振れ角で往復揺動するように制御されるとともに、この振動ミラーに、前記振動ミラーが往方向又は復方向に回動するときにのみタイミングをとって同期化させながら異なる時間間隔で間欠的に少なくとも3回前記レーザー光発振器からレーザー光を入射させることによって、前記レーザーシートが異なる時間間隔で間欠的に少なくとも3回形成されるようにしたことを特徴とする流体の流動状態測定方法が提供される。
上記請求項1記載の発明では、可動反射ミラーにより異なる時間間隔で間欠的に少なくとも3回レーザーシートを形成するとともに、前記レーザーシートの形成時を含む測定中に、前記カメラを露光状態としているため、1つのトレーサ粒子につき、1枚の画像中にレーザーシート形成時の軌跡画像が異なる時間間隔で少なくとも3点撮影されるようになる。このため、レーザーシートの形成パターンから、トレーサ粒子の移動方向を明確に判別することができるようになるとともに、レーザーシートの時間間隔とその間のトレーサ粒子の移動距離とから、トレーサ粒子の移動速度を簡単に算出することができる。よって、1枚の画像から流体の速度及び流動方向の分布を容易に測定することができるようになる。
また、前記レーザーシートは、レーザー光発振器から照射されたレーザー光を可動反射ミラーに連続的に入射角を変化させつつ入射させることによって形成したものである。従来の光学レンズなどによって拡散させて形成したレーザーシートの場合、全体的にパワー密度が低下し又不均一となるのに対し、本発明のようにレーザー光を可動反射ミラーで走査することによって形成したレーザーシートの場合、パワー密度を低下させずにレーザー光をトレーサ粒子に照射できるためトレーサ粒子からの散乱光が強くなり、また比較的均一なレーザーシートを形成することが可能となる。これらによりトレーサ粒子を精度良く検出できるようになる。さらに、前記光学レンズなどが不要となるため、システムを簡素化できるようになり、測定の容易化及びコスト低減を図ることができる。
上記請求項記載の発明は、本発明の第2形態例であり、前記可動反射ミラーとして振動ミラーを使用したものである。具体的には、前記振動ミラーは、反射面が所定の振れ角で往復揺動するように制御されている。そして、この振動ミラーに、前記振動ミラーが往方向又は復方向に回動するときにのみタイミングをとって同期化させながら異なる時間間隔で間欠的に少なくとも3回前記レーザー光発振器からレーザー光を入射させる。これによって、前記振動ミラーにより異なる時間間隔で間欠的に少なくとも3回レーザーシートが形成されるようになっている。
請求項2に係る本発明として、トレーサ粒子が投入された流体に、1台のレーザー光発振器から照射されたレーザー光を可動反射ミラーに連続的に入射角を変化させつつ入射させることによってレーザーシートを形成し、このレーザーシートの形成時におけるトレーサ粒子をカメラで撮影する流体の流動測定方法であって、
前記可動反射ミラーにより異なる時間間隔で間欠的に少なくとも3回、同一波長からなるレーザー光によって前記レーザーシートを形成するとともに、前記レーザーシートの形成時を含む測定中に、前記カメラを露光状態としておくことによって、1枚の画像中に前記レーザーシート形成時のトレーサ粒子の軌跡画像を異なる時間間隔で撮影するようにし、
前記可動反射ミラーはポリゴンミラーとされ、該ポリゴンミラーは、レーザー光を反射する反射面が異なる間隔で少なくとも3面形成され、それ以外の面がレーザー光を反射しない無反射面とされるとともに、このポリゴンミラーに、測定中連続的に前記レーザー光発振器からレーザー光を入射させることによって、前記レーザーシートが異なる時間間隔で間欠的に少なくとも3回形成されるようにしたことを特徴とする流体の流動状態測定方法が提供される。
上記請求項2記載の発明は、本発明の第1形態例であり、前記可動反射ミラーとしてポリゴンミラーを使用したものである。具体的には、前記ポリゴンミラーとして、レーザー光を反射する反射面を異なる間隔で少なくとも3面形成するとともに、それ以外の面をレーザー光を反射しない無反射面としたものを使用する。そして、このポリゴンミラーに、測定中連続的に前記レーザー光発振器からレーザー光を入射させる。これによって、このポリゴンミラーが1回転する間に、前記反射面においてレーザーシートが異なる時間間隔で間欠的に少なくとも3回形成されるようになっている。
請求項3に係る本発明として、前記ポリゴンミラーの面数は、6面以上とされている請求項2記載の流体の流動状態測定方法が提供される。
上記請求項3記載の発明では、前記ポリゴンミラーが1回転する間に、反射面を異なる間隔で少なくとも3面形成する関係上、ポリゴンミラーの面数を6面以上としたものである。
請求項に係る本発明として、前記可動反射ミラーの先に光学レンズを設けることによって、前記レーザーシートを平行光にしている請求項1〜いずれかに記載の流体の流動状態測定方法が提供される。
上記請求項記載の発明は、前記可動反射ミラーの先に光学レンズを設けることによって、平行なレーザーシートを形成するようにしたものである。
以上詳説のとおり本発明によれば、1枚の画像から流体の速度及び流動方向の分布の測定が可能となるとともに、トレーサ粒子を精度良く検出でき、システムを簡素化することにより測定の容易化及びコスト低減が図れる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
〔第1形態例〕
図1は、本発明の第1形態例に係るシステム構成図である。
本測定システムは、微小な多数のトレーサ粒子1、1…が投入された流体に、レーザー光発振器2から照射されたレーザー光3を可動反射ミラーの回転により連続的に入射角を変化させつつ入射させることによってレーザーシート5を形成し、このレーザーシート5の形成時におけるトレーサ粒子1、1…の軌跡画像を撮影するカメラ6を備えるものである。本第1形態例における測定システムでは、前記可動反射ミラーとしてポリゴンミラー4が用いられている。
前記レーザーシート5は、ポリゴンミラー4から異なる時間間隔で間欠的に少なくとも3回形成されるようになっている。そして、このレーザーシート5の形成時を含む測定中に、前記カメラ6を露光状態としておくことによって、1枚の画像中に前記レーザーシート5形成時のトレーサ粒子1、1…の軌跡画像が異なる時間間隔で撮影されるようになっている。
さらに詳細には、前記ポリゴンミラー4は、レーザー光3を反射する反射面4A、4A…が異なる間隔で少なくとも3面形成されるとともに、それ以外の面がレーザー光3を反射しない無反射面4B、4B…とされている。このポリゴンミラー4に、測定中連続的にレーザー光発振器2からレーザー光3を入射させることによって、前述の通り、レーザーシート5が異なる時間間隔で間欠的に少なくとも3回形成されるようになっている。
前記トレーサ粒子1としては、共沈法などにより製造されるセラミック粒子、逆ミセル法などにより製造される有機高分子(例えばポリスチレンラテックスなど)の球状粒子、炭酸カルシウム、炭酸バリウムなどのアルカリ土類金属炭酸塩;珪酸カルシウム、珪酸マグネシウムなどのアルカリ土類金属珪酸塩;SiO、酸化鉄、アルミナなどの金属酸化物など、従来より用いられている多孔質粒子を使用し得る。粒径としては、特に限定はないが、0.5μm〜150μm、好ましくは5〜150μmであることが望ましい。またカサ比重としては、計測しようとする流体の比重とできるだけ近い方が好ましい。
前記レーザー光発振器2は、可視化レーザーとして使用される各種のレーザー光、例えば、アルゴンレーザー光(488nm、514nmなど)や、Nd:YAGレーザーの2倍波である532nmのレーザー光、半導体レーザー光(405nmなど)、Nd:YVO4レーザーの2倍波である532nmのレーザー光などを使用することができる。
前記ポリゴンミラー4は、図2に示されるように、好ましくは6面以上とされる正多角形、図示例では正八角形のミラーであり、モーター等の駆動力により回転できるようになっている。従って、前記レーザー光発振器2より投射されたレーザー光3は、ポリゴンミラー4の回転により連続的に入射角を変化させつつ流体に入射され、放射状のレーザーシート5を形成する。このように、レーザー光を光学レンズなどで拡散して形成するものではないため、流体にはほぼ均一な光強度のレーザーシート5を形成することができ、流体の流れに伴って流動するトレーサ粒子1、1…を顕著に可視化できるようになる。
また、前記ポリゴンミラー4の表面には、レーザー光を反射する反射面4A、4A…が異なる間隔で少なくとも3面、図示例では3面形成されるとともに、それ以外の面はレーザー光を反射しない無反射面4B、4B…とされている。前記無反射面4Bを形成するには、表面を黒色にしてレーザー光を反射させないようにしたり、反射するレーザー光が前記反射面4Aによって形成されるレーザーシート5以外の空間に反射するように、レーザー光を偏向させるために面倒れさせたりすることができる。
図示例のように、前記ポリゴンミラー4の各面にそれぞれ面番号1〜8を付すると、図示例では、面番号1、3、4が前記反射面4Aとされ、面番号2、5〜8が前記無反射面4Bとされている。すなわち、面番号1、3の各反射面の間には面番号2の無反射面4Bが一つ形成され、面番号3、4の各反射面の間には無反射面が形成されず、面番号4、1の各反射面の間には無反射面が四つ形成されることによって、各反射面はそれぞれ異なる間隔で形成されるようになっている。
前記ポリゴンミラー4を6面以上とする理由は、次のとおりである。ポリゴンミラーの1回転中に異なる間隔で反射面を3面形成しようとすると最低5面でも可能であり、例えば反射面を○、無反射面を●で表すと[○●○○●]の形成パターンとすることもできる。しかし、このポリゴンミラーを複数回転させると、パターンが[○●○○●][○●○○●][○●○○●]…となり、後続する回転の最初の○から逆方向に偽の[○●○○●](正回転と同一のパターン)が形成される。このため、ポリゴンミラーが5面の場合では、反射面の形成パターンからトレーサ粒子の移動方向を決定する際、誤って逆方向にとってしまう場合があり、したがって6面以上が必要となる。6面の場合には[○●○○●●][○●○○●●][○●○○●●]…とすることができ、逆方向に正回転と同一のパターン[○●○○●●]が形成されることがない。このように、本発明では、ポリゴンミラー4に反射面4Aを形成する際、連続回転させた場合に正方向と同様のパターンが逆方向に形成されないような配置とすることが重要となる。
前記カメラ6は、レーザー光の露光により流体中に浮遊する前記トレーサ粒子1をCCDやCMOSなどの撮像素子に撮影可能なもの、フィルムなどの感光材料に投影可能なものなどとすることができる。
次に、図3に基づいて、具体的な測定方法について説明する。図3は、図2に示されるポリゴンミラー4が1回転した場合のカメラ6の露光状態とレーザー光の流体への走査状態を示したものである。図3中、横軸の番号は、レーザー光発振器2からのレーザー光3が入射している図2に示されるポリゴンミラー4の面番号である。
ポリゴンミラー4は、所定の回転数で一定方向に等速回転するように制御され、レーザー光発振器2からの連続発振レーザーが測定中連続的に入射している。このポリゴンミラー4の回転により、図3の下段に示されるように、レーザー光発振器2からのレーザー光3が反射面4Aに入射したときには流体にレーザー光を走査してレーザーシート5を形成し(ON状態)、レーザー光発振器2からのレーザー光3が無反射面4Bに入射したときには流体にレーザーシート5が形成されない(OFF状態)。これによって、レーザーシート5が異なる時間間隔で間欠的に形成されている(非等時間間隔となっている)。
このとき、カメラ6の露光状態は、図3の上段に示されるように、測定中露光状態とされている。したがって、1枚の画像中にレーザーシート5の形成時のトレーサ粒子1、1…の軌跡画像を撮影することができるようになる。
この測定は、ポリゴンミラー4を複数回転させた場合でも連続的に行うことができ、この場合においても、カメラ6は、測定中常に露光状態としておく。
次に、上記測定によって得られたトレーサ粒子の軌跡画像から流体の流動を解析する方法について説明する。図4は、上記測定によって撮影された軌跡画像の例である。この軌跡画像は、図2に示されるポリゴンミラー4を1回転させることにより、流体にレーザーシート5が3回形成された場合の例である。なお、本画像の撮影領域(幅w×高さh)は、予め定規等の計測によって既知とする。
図4に示される軌跡画像から流れの方向を解析すると、前記ポリゴンミラー4の反射面4Aの形成パターンから、粒子像A1、A2、A3が1つのトレーサ粒子による粒子像群Aと判断でき、同様にして粒子像群B、Cが認められる。ここで、前記ポリゴンミラー4の反射面4Aの形成パターンから、粒子像A1、B1、C1は面番号1の反射面4Aによる1回目のレーザー光走査時の像であり、粒子像A2、B2、C2は面番号3の反射面4Aによる2回目のレーザー光走査時の像、粒子像A3、B3、C3は面番号4の反射面4Aによる3回目のレーザー光走査時の像と容易に判別できる。したがって、粒子像群Aにおいてトレーサ粒子は、粒子像A1からA2、A3の方向へ流動していると容易に判別できる。このように、1枚の画像に撮影された複数の粒子像から、流れの方向の分布を容易に解析することができる。
次に、図4に示される軌跡画像から流れの速さを解析する方法について説明する。例えば、粒子像群Aにおいて、2番目の粒子像A2が撮影された時間と3番目の粒子像A3が撮影された時間との時間差Δt’は、概ねポリゴンミラー4の回転数とポリゴンミラー4の面数から算出できる。また、A2とA3の距離dは、撮影領域の寸法との比から算出可能である。これらの結果から、流体の速度V’は、V’=d/Δt’より簡便に算出できる。
具体的な数値例を用いて計算すると、ポリゴンミラー4を正八面体、回転数を750rpm(12.5rps)とすると、A2とA3の時間差は、12.5[r/s]×8[scan/r]=100[scan/s]であるから0.01[s/scan]となる。測定の結果、距離dが5cmであったとすると、流体の速さは0.05/0.01=5[m/s]と算出できる。すなわち、粒子像群A近傍の流体は、画像の下向きに5[m/s]の速さで流れていることが容易に算出できる。粒子像群B、Cにおいても同様に算出でき、流れの速さの分布を容易に解析することができる。
一方、上記計算例では、2番目の粒子像と3番目の粒子像との時間差を、ポリゴンミラー4の回転数から簡易に算出したが、粒子の移動方向にレーザー光の走査方向と平行な成分が含まれている場合、粒子の移動に伴う誤差が生じるようになる。
具体的に図5に基づいて説明する。図5は、(A)〜(D)の順に面番号3、4でのレーザー光の走査状態と粒子の挙動を示したものである。ここで粒子はレーザー光走査方向に平行して画面下方向に移動しているものとする。
図5(A)は、面番号3でのレーザー光走査により、粒子にレーザー光が当たった瞬間の状態を示したものである。同図(B)は、面番号3によるレーザー光走査のその後の状態を示したものである。この間にも粒子は(A)で照射された位置(図中の点線位置)から下方へ移動している。同図(C)は、面番号3での走査が終了して面番号4での走査を開始し、(A)と同じ角度で走査している状態を示したものである。(A)の状態から粒子が動いていなければ、このときに粒子にレーザー光が当たるが、粒子が下方に移動しているため、まだレーザー光は粒子に当たっていない。同図(D)は、(C)の状態からさらに時間ΔTが経過してレーザー光が粒子に追いついた状態である。つまり、上記計算例で示した粒子像A2とA3の時間差0.01[s/scan]は、ポリゴンミラー4の面数と回転数から算出したものであるから、図5(A)の状態から(C)の状態までの時間差のことであり、図5(C)の状態から(D)の状態までの時間差ΔTが含まれていない。よって、この時間差ΔTを踏まえた補正を以下のように行う必要がある。
図6に示されるように、トレーサ粒子がレーザー光走査方向と平行して、画面下向きに速度Vで移動しているものとする。Vは下向きを正とする。
図6に示されるように、
X:ポリゴンミラー4の回転数[r/s]
L:ポリゴンミラー4から撮影点までの距離[m]
W:ポリゴンミラー4からLだけ離れた位置での走査幅[m]
:レーザー光走査速度[m/s]
K:図5(A)の状態から(D)の状態までの間に粒子が移動した距離[m]
V:粒子速度[m/s]
θ:レーザー光の走査角度(半角)[deg]
Δt:図5(A)の状態から(D)の状態までの時間[s]
Δt’:図5(A)の状態から(C)の状態までの時間[s]
ΔT:時間の誤差(図5(C)の状態から(D)の状態までの時間)[s]
:レーザー光走査周期[s]
とする。
ポリゴンミラー4を正八面体とした場合、レーザー光の走査角度は次式(1)のようになる。
Figure 0004806440
正八面体ポリゴンミラーを用いた場合、ポリゴンミラー4からLだけ離れた位置でのレーザー光走査幅Wは次式(2)のようになる。
Figure 0004806440
ここで、レーザー光がレーザーシート5を端から端まで走査するのに要する時間、すなわちレーザー光走査周期Tsは次式(3)のようになる。
Figure 0004806440
ポリゴンミラー4から距離Lだけ離れた場所での走査速度Vsは、Vs=W/Tsより、次式(4)のようになる。ここで、Vsはレーザー走査幅に亘って一定の速度で走査するものと仮定する。また、Vsは下向きを正とする。
Figure 0004806440
次にΔt(図5(A)の状態から(D)の状態までの時間)は次式(5)のようになる。ここで、粒子は面番号3によるレーザー光走査で撮像されてから面番号4によるレーザー光走査で撮像されるまでに、距離Kだけレーザー光走査方向に移動している。
Figure 0004806440
従って、粒子速度Vは、次式(6)のように表される。
Figure 0004806440
一方、面番号3でのレーザー光走査による撮像と、面番号4でのレーザー光走査による撮像との間に、粒子が移動することの影響を考慮しない場合、つまり図5(C)の状態から(D)の状態の時間差を無視する場合の粒子速度V’を考える。
面番号3でのレーザー光走査による撮像と面番号4でのレーザー光走査による撮像との時間差Δt’は、レーザー光走査周期となり、次式(7)のようになる。
Figure 0004806440
従って、この場合の粒子速度V’は、次式(8)のようになる。
Figure 0004806440
上式(6)と式(8)より、粒子が撮像される間に粒子が移動することを考慮しないことによる誤差は、次式(9)のようになる。
Figure 0004806440
なお、粒子の移動距離Kは、次式(10)のように表すことができる。
Figure 0004806440
具体的な上記計算例の数値を代入して、粒子速度の解析結果について比較してみると、上記計算例でも使用したように、K=5[cm]、X=12.5[rps]、L=0.5[m]、ポリゴンミラーの面数は8面とすると、式(4)よりVs=100[m/s]が得られ、これらを式(6)に代入すると、V=4.76[m/s]となる。一方、前述の通りV’=5[m/s]である。したがって、面番号3、4でのレーザー光走査により粒子が撮像される間に粒子が移動することを考慮しない場合の速度V’は、考慮した場合の速度Vに対して、V’/V×100[%]=5[%]大きくなっている。このように、可動反射ミラーとしてポリゴンミラーを用いた場合には、軌跡画像から算出された速度に対して、補正が必要となる場合がある。なお、上記補正式は、粒子の移動方向が下向きの場合であるが、上方向に移動する成分をもつ粒子に対しては、Vを負とすることで同様に補正を行うことができる。
上記補正式は、レーザー走査方向に対して平行する方向に移動する成分の速度を補正するものであって、レーザー走査方向に対して垂直な方向、すなわち図6に示される例では左右方向に移動する成分の速度については補正する必要がない。ただし、この補正が不要なのは、撮影領域の中心がレーザーシート5を走査方向に略2等分する中心線CLの近傍に位置するとともに、ポリゴンミラー4から撮影領域までの距離L(図6参照)に比べて撮影領域の幅w(図4参照)が十分に小さい(L>>w)ことを前提とする。このような前提条件においては、撮影領域を走査するレーザー光が、レーザー走査方向に対してほぼ垂直な方向の平行光とみなせることから、この方向に移動する成分の速度については一定のレーザー光走査周期で撮像されるためである。
ところで、図7に示されるように、ポリゴンミラー4の先に光学レンズ7を設けることによって、レーザーシート5を平行光に形成するようにしてもよい。前記光学レンズ7としては、レーザーシート5の全幅に亘ってレーザー光の走査速度が等速となるfθレンズを用いることが好ましい。
〔第2形態例〕
図8は、本発明の第2形態例に係るシステム構成図である。第2形態例では、上記第1形態例と比較して、レーザーシート5の形成手段が異なっている。すなわち、第2形態例では、可動反射ミラーが振動ミラー8とされ、該振動ミラー8の反射面が所定の振れ角で往復揺動するように制御されるとともに、前記振動ミラー8が往方向又は復方向に回動するときにのみタイミングをとって同期化させながら異なる時間間隔で間欠的に少なくとも3回レーザー光発振器2からレーザー光を入射させることによって、レーザーシート5が異なる時間間隔で間欠的に少なくとも3回形成されるようになっている。
前記レーザー光発振器2として、ファンクションジェネレータ9からの外部電圧信号によりレーザー光照射のON/OFFが切替可能とされる連続レーザー光発振器が用いられている。
前記振動ミラー8は、揺動軸のまわりに反射面が所定の振れ角で往復揺動することにより、レーザー光を反射して走査するミラー装置であり、具体的にはガルバノミラーとすることが望ましい。この振動ミラー(ガルバノミラー)8は、図8及び図9に示される例では、垂直軸に対して前後方向にそれぞれ±α°の振れ角で揺動することにより、反射面が上下方向に往復揺動するようになっている。この揺動制御には、図8に示されるように、ファンクションジェネレータ9からの外部電圧信号が、揺動軸の回転角を制御するガルバノミラーコントローラ10に伝送されることにより行われている。
また、カメラ6は、前記ファンクションジェネレータ9と接続されたディレイジェネレータ11によって、前記レーザー光発振器2及びガルバノミラー8と連動して、露光タイミング及び露光時間が制御されている。
次に、図10に基づいて、具体的な測定方法について説明する。図10は、測定中のカメラ露光、レーザー光走査及びミラー角度の関係を示したものである。前記ガルバノミラー8は、1回の上下方向の往復揺動、すなわち振れ角が−αから+αを経て再び−αの状態に戻るまでを1周期とすると、測定中に少なくとも4周期、図示例では4周期揺動させるようにする。その間に、ガルバノミラー8が上方向に回動するときにのみ、前記ファンクションジェネレータ9によってタイミングをとって同期化させながら、異なる時間間隔で間欠的に3回、前記レーザー光発振器2からレーザー光を入射させる。すなわち、ガルバノミラー8が所定の上方向への回動、つまり−αの状態から+αの状態に向けて回動するときにのみ、レーザー光発振器2からのレーザー光の照射をONにしている。これによって、レーザーシート5が異なる時間間隔で間欠的に形成されている(非等時間間隔となっている)。
このように、ガルバノミラー8によりレーザーシート5を形成する場合には、ガルバノミラー8を一定方向に揺動したときにタイミングを合わせて、レーザー光発振器2からレーザー光を入射させることが重要となる。このタイミングが同期化されていない場合には、次のような不都合が生じる。ガルバノミラー8の往方向及び復方向への揺動を混在させた場合、すなわちレーザー光を上方向から走査させた場合と下方向から走査させた場合とを混在させた場合を考える。例えば画像の上端部に存在する粒子に対しては、下から上方向にレーザー光を走査させた場合、レーザー光の走査が終了する直前で粒子にレーザー光が当たって撮像されるのに対して、上から下方向にレーザー光を走査させた場合、レーザー光の走査が開始した直後で粒子にレーザー光が当たって撮像される。したがって、レーザー光走査を上方向とした場合と下方向とした場合とで、粒子が撮像される時間差が走査周期と同期化してないため、厳密な流速を算出することができない。画像の下端部に存在する粒子に対しても同様である。一方、画像の中央部に存在する粒子に対しては、上方向から走査した場合も下方向から走査した場合も、ほぼ半周期の位置で粒子が撮像されるので、大きな誤差は生じない。このように、レーザー光の走査方向を混在させると、粒子が存在する位置によって流速の算出結果に誤差が生じる場合があるので好ましくない。
粒子の軌跡画像から流体の速度を算出するには、2回目と3回目のレーザー光照射によって撮影された粒子像の距離Kから、次式(11)、(12)に示されるように、トレーサ粒子の速度Vを求める。なお、Δtは照射間の時間差、Tsは走査周期、Vsはレーザー光走査速度である。
Figure 0004806440
Figure 0004806440
ところで、図11に示されるように、ガルバノミラー8の先に光学レンズ7を設けることによって、レーザーシート5を平行光に形成するようにしてもよい。前記光学レンズ7としては、第1形態例と同様にfθレンズを用いることが好ましい。
本発明の第1形態例に係る測定システムの構成図である。 ポリゴンミラー4の側面図である。 測定中のカメラ露光とレーザー光走査の状態を示す図である。 軌跡画像の例である。 ポリゴンミラー4によるレーザー光の走査状態を説明する図である。 速度計算のための説明図である。 光学レンズ7を配設した場合の構成図である。 本発明の第2形態例に係る測定システムの構成図である。 振動ミラー8の揺動状態を示す説明図である。 測定中のカメラ露光、レーザー光走査、ミラー角度の状態を示す図である。 光学レンズ7を配設した場合の構成図である。
符号の説明
1…トレーサ粒子、2…レーザー光発振器、3…レーザー光、4…ポリゴンミラー、5…レーザーシート、6…カメラ、7…光学レンズ、8…振動ミラー(ガルバノミラー)、9…ファンクションジェネレータ、10…ガルバノミラーコントローラ、11…ディレイジェネレータ

Claims (4)

  1. トレーサ粒子が投入された流体に、1台のレーザー光発振器から照射されたレーザー光を、往復揺動する可動反射ミラーに連続的に入射角を変化させつつ入射させることによってレーザーシートを形成し、このレーザーシートの形成時におけるトレーサ粒子をカメラで撮影する流体の流動測定方法であって、
    前記レーザー光を、往復揺動する前記可動反射ミラーに間欠的に入射させることによって、前記可動反射ミラーにより異なる時間間隔で間欠的に少なくとも3回、同一波長からなるレーザー光によって該レーザー光が一定の方向に走査する前記レーザーシートを形成するとともに、前記レーザーシートの形成時を含む測定中に、前記カメラを露光状態としておくことによって、1枚の画像中に前記レーザーシート形成時のトレーサ粒子の軌跡画像を異なる時間間隔で撮影するようにし
    前記可動反射ミラーは振動ミラーとされ、該振動ミラーは、反射面が所定の振れ角で往復揺動するように制御されるとともに、この振動ミラーに、前記振動ミラーが往方向又は復方向に回動するときにのみタイミングをとって同期化させながら異なる時間間隔で間欠的に少なくとも3回前記レーザー光発振器からレーザー光を入射させることによって、前記レーザーシートが異なる時間間隔で間欠的に少なくとも3回形成されるようにしたことを特徴とする流体の流動状態測定方法。
  2. トレーサ粒子が投入された流体に、1台のレーザー光発振器から照射されたレーザー光を可動反射ミラーに連続的に入射角を変化させつつ入射させることによってレーザーシートを形成し、このレーザーシートの形成時におけるトレーサ粒子をカメラで撮影する流体の流動測定方法であって、
    前記可動反射ミラーにより異なる時間間隔で間欠的に少なくとも3回、同一波長からなるレーザー光によって前記レーザーシートを形成するとともに、前記レーザーシートの形成時を含む測定中に、前記カメラを露光状態としておくことによって、1枚の画像中に前記レーザーシート形成時のトレーサ粒子の軌跡画像を異なる時間間隔で撮影するようにし、
    前記可動反射ミラーはポリゴンミラーとされ、該ポリゴンミラーは、レーザー光を反射する反射面が異なる間隔で少なくとも3面形成され、それ以外の面がレーザー光を反射しない無反射面とされるとともに、このポリゴンミラーに、測定中連続的に前記レーザー光発振器からレーザー光を入射させることによって、前記レーザーシートが異なる時間間隔で間欠的に少なくとも3回形成されるようにしたことを特徴とする流体の流動状態測定方法。
  3. 前記ポリゴンミラーの面数は、6面以上とされている請求項2記載の流体の流動状態測定方法。
  4. 前記可動反射ミラーの先に光学レンズを設けることによって、前記レーザーシートを平行光にしている請求項1〜いずれかに記載の流体の流動状態測定方法。
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